2020年07月31日

アブラギリとオオキンカメムシ

都城市の気温は35度越え。
梅雨が明けた途端、猛暑日がこの先もしばらく続くようだ。

お隣、日南市の山中へ出向き、アブラギリの様子を見ておいた。
今年は花の時期を見逃してしまった。
何ヶ所かのポイントを回ると、どのアブラギリも実がたくさん熟れていた。例年より豊作のようだ。
花の時期にはきっと艶やかな眺めだったに違いない。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

これならきっと見つかるだろう、時期もちょうど良いのではと思えた。
さっそく梢を見上げてみると、すぐにオオキンカメムシの卵塊が見つかった。
主脈のところで産卵のリズムがちと乱れたかな?通常、一回に100個前後は産むので、途中で中断したことも考えられる。
色味からして、産卵後3〜4日は経ているだろうか?


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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 深度合成

他にも5メートルほどの高さで1卵塊あったが、葉が重なっていているため見落としがあることだろう。おそらくもっと産卵しているはずだ。

林道のあちこちで、アオスジアゲハの吸水集団が見られた。知らず車が通ると花吹雪が舞い上がるような騒ぎになる。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

アシスタントがいてくれたら、一斉に飛び立つ瞬間も狙えたのだが、、、、、。
「ワア!!」と大声で怒鳴ったくらいでは全く動じない。

家を出るとき、戸締りをしていたら、庭の花壇にオナガアゲハ
オナガアゲハは滅多に来ないので、ここぞとばかり、ダッシュ!


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

メスで、しばらく花から花へと吸蜜を続けていた。
食樹のコクサギはうちの林にも3株、植えてあるけれど、さて、産卵してくれるだろうか?

posted by やまかます at 21:17| Comment(0) | カメムシ

2020年07月30日

カルピス色のアブラムシ

ずっと昔のこと、いろんな色のアブラムシを集めて並べてみようか、と遊び心で思いついたことがある。

赤、黄、青(インクブルー)、緑、桃色、黒、、、それぞれの混色など、アブラムシは種によって体色がバラエティに富んでいる。並べてみれば、嫌われ者のアブラムシも、きっと見直されるのでは、などと余計なことまで考えていた。

けれど、、、白、白色については思い至らなかった。いたっけ、白いアブラムシ、って?

キスゲフクレアブラムシなど、白い粉を体に纏ったアブラムシは数種いて、外見上、白と言えば白だが、白い実体は分泌したワックスであり、体色の地色そのものではない。

といった事情もあって、今日、出会った、正真正銘の「白いアブラムシ」、
私はこれをあえて「カルピス色」と表現したい。
カルピス色のアブラムシは、ヤブミョウガの白い花茎にずらっと並んでいた。


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コロニーの中にわずかだが、有翅虫もいた。
有翅虫の体色は褐色で、白い体ではない。

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白アブラムシZ7305181.jpg


このアブラムシを撮影した場所は、都城市、青井岳。
薄暗い林内で湧き水が年中流れており、ヤクシマトゲオトンボも見られる。
花をつけたヤブミョウガは写真の一株だけだった。イノモトソウや他のシダ類も多く、イノモトソウノメイガ幼虫巣も多数見られるポイント。

E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350+XPro O

白色つながりで、、、、、

庭のキンカンに白い花芽が膨らみ始めているのに、今日気付いた。
例年なら6月〜7月の梅雨の最中に開花して、たくさんのチョウ達が訪花するのだけど、今年は花が咲かないので心配していた。それが、梅雨明けした途端に花芽が育ち始めた。これは日照不足や低温続きなどが影響したのだろうか?と感じてはいる。


posted by やまかます at 20:47| Comment(0) | カメムシ

2020年07月29日

エダナナフシ

正午過ぎ。

エダナナフシのオスがいた。場所は延岡植物園。
残念ながらうちの近辺には生息していない、と思う。少なくとも13年間、出会っていない。

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メスも探してみたが、見当たらず。
posted by やまかます at 20:37| Comment(0) | ナナフシ

2020年07月28日

やっと梅雨明け

午前10時26分。

先日、見つけたアカギカメムシ4齢幼虫の群れは、すでに脱皮して5齢となっていた。
青空の下、アカメガシワの果実で吸汁していた。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R

昼過ぎから西風が吹き始め、黒い雲が拡がってきた。
ほんの束の間、小雨がパラついたがすぐに日差しが戻ってきた。
朝から夕方までずっとデスクワークを続けていたので、体をほぐすため家の前を少し歩いた。
抜け殻の数や、鳴き声からして、今年はアブラゼミが多い。うちの周辺では例年、発生数は少ないのだが、ヒグラシも多いように感じる。

このところ毎朝、ヒグラシの鳴き声で目が覚める。

午後8時半。
懐中電灯下げて、敷地内での観察。

イヌビワにいたのは、大きなシュレーゲルアオガエル

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タラタラと樹液が流れて落ちているアカメガシワの幹に、ウスバカミキリがいた。

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夕方、庭をゆっくり迷い飛びしていたアゲハ♂が、ねぐらに落ち着いていた。

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夜の写真全て:E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350+XPro O

posted by やまかます at 21:27| Comment(0) | チョウ

2020年07月27日

駆ける、イノシシ

午前6時。

居間のカーテンを開けると、窓の向こうに、イノシシが駆ける姿があった。
畑の真ん中を斜めに横断し、やがて農道に出た。窓からの距離は50メートルほど。

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EOS -5D MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

思いっきりトリミングしてみた。メスのようだ。
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イノシシが歩いたコースに赤線を入れてみた。画面右奥から左へと移動。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ ハイレゾショット

土がむき出しの畑には一筋の足跡があって、そこを辿るように歩いていたので、もっと早い時刻にどこかへ出掛けた後、帰りの途中だったのかもしれない。

今年の2月、ほぼ同じ場所でオスを目撃しているが、その時もほぼ同じようなルートを辿っていたのを思い出した。


カラムシの葉裏でハラビロカマキリ幼虫が獲物にかぶりついていた。

「うん?何だろう」

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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

回りこんで覗いてみれば、複眼をかじられているラミーカミキリ、だった。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3

南九州地方は今週中にも梅雨明けになるようだ。
コガネグモの姿は次第に減ってきて、ラミーカミキリの活動もそろそろ終盤に入っている。
梅雨明けを待ち焦がれている一方で、もう少し観察しておけばよかったと悔むのも毎年のことではある。
そして、このところ、カマキリ達の終齢幼虫の姿が目立ち始めた。
posted by やまかます at 19:57| Comment(0) | けもの

2020年07月26日

狸のため糞とチョウセンベッコウヒラタシデムシ

午前9時04分。

朝から降っていた雨が止んで、雲の間からわずかな青空と、霧島山の山容が浮き上がった。
午前中は曇っていたが、午後からは時折、日射しも出るようになり蒸し暑くなった。

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E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ ハイレゾショット

ヤブガラシで吸蜜する、クロアゲハの♀。
うちの周辺では少ないこともあり、アゲハ類の中ではオナガアゲハについで、撮っている写真の数も少ない。
ヤブガラシで撮影したのも初めてかと思う。クロアゲハは好きなチョウだが、これぞという良い写真もない。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

数日前から観察している、コガネグモの巣を見に行ったら、近くの路上にタヌキのため糞があった。
よく見ると、スクミリンゴガイの貝殻の残骸がたくさん混じっており、そこにチョウセンベッコウヒラタシデムシが来ていた。

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E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3

チョウセンベッコウヒラタシデムシの体はピカピカで、かなり新鮮な個体だ。

昨日、探して見つからなかったアカギカメムシだが、今日、4齢幼虫の群れを見つけた。
このアカメガシワは、『わたしはカメムシ』(ポプラ社:2014)の裏表紙にある写真と同じ木。

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どうやら、産卵したのはだいぶ前のようで、先月の末〜今月初め頃かと思う。

posted by やまかます at 20:45| Comment(0) |

2020年07月25日

「お洒落な、バッタ」とは?

台所の勝手口外から、嫁さんの声。

「お洒落なバッタがいるよ! ナニコレ!? 」

「お洒落だし、綺麗!早く来て」

嫁さんが言う「お洒落」とは?  私にはなんとも想像がつかなくて、呼ばれるまま、勝手口のドアを開いてみれば、
嫁さんが指差す先にいたのは、ヒメギスの長翅型♀、だった。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-M300R


「ヒメ、、、、それって、キリギリスのこと?」

「まあそんなとこだね。とっても神経質な虫だよ」

生涯で初めて出会う生きものに、どんな第一印象を抱くのだろうか?
というのは、いつも気に掛かる。
もっとも、一目のち、その出会いにどこまでこだわるかが、さらに肝心なことになるのだろうけど。

昨日は強風、雷、雨、また雨で、嵐のような一日だったが、今日は朝からカラッと晴れて、
気温は高いものの蒸し暑さは無い、さっぱりとした夏日だった。
日陰にいると涼しい風があって、とても過ごし易く、これはもう梅雨明けだろう!と言いたくもなる。

午前中にはヤブガラシの花を訪れるアゲハ類の姿が多かった。

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カラスアゲハ。
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アオスジアゲハ。

谷津田の農道では、モンキアゲハとミヤマカラスアゲハが、のんびりと吸水していた。

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吸水中に翅を広げることはあまりないが、なぜかペタンと水平にしていた。


アカメガシワの雌木を見上げてみるけれど、アカギカメムシの姿は見当たらない。うちの林でもそろそろ産卵が始まっている頃合いだと思う。
オオホシカメムシが多数、実の汁を吸いに集まっており、交尾カップルもいくつか見られた。

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カラスアゲハ以下、全て、E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R

ここのところ、宮崎市周辺でもコロナ感染者が急に増え始めて、大雨洪水警報と同様に、テレビの速報でも報じられるようになった。
九州ではもっとも感染者数が少ない宮崎県ではあるけれど、これから増えて行くのは間違いないだろう。
スナックや理髪店などでのクラスターが発生しているようだが、市中感染もあるようだ。
スナックも理髪店も、全く縁の無い私だが、感染対策、自己防衛には一層、気をつけなければならないと感じている。
お隣の鹿児島県では連日、感染者が出ており、200人を突破して、九州圏内では福岡についで二番目に多くなった。

今はもう、都会から地方まで、まんべんなく感染地帯になりつつあるように感じる。これはとっくに以前から予想されていたことではある。




posted by やまかます at 20:51| Comment(0) | バッタ

2020年07月24日

夜の脱皮

午後9時半。

仕事部屋のすぐ外、西側の草むらで脱皮直後を見つけた。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350+XPro O

若齢幼虫だが、種名まではわからない。
キリギリス科、ツユムシ科、クツワムシ科、のいづれか?


同時刻、
ライトトラップに来ていたのは、シラフクチバ(ヤガ科)、だろうか?


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350+XPro O


本種によく似たクロシラフクチバがいて、外見での区別は難しいようだ。
しかも、兩種とも同種内での個体差が大きく、さらにややこしい。

こちらは先日(9日)、クヌギ樹液に来ていた個体で、シラフクチバかクロシラフクチバのどちらかだろうが、個体変異の一例。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
posted by やまかます at 22:44| Comment(0) | バッタ

2020年07月23日

アブラゼミ、始動


午前6時9分。

いつもの「ねぐら通り」に、モンキアゲハのメス。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

カラスアゲハのメス。
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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 深度合成

午前8時15分。

耕運機に掛けてあったブルーシートに、オオチャバネセセリが飛来し、目の前で「吸い戻し」を始めた。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

場所は飼育室。夜な夜な、何匹かのネコが敷地内に出入りしているが、飼育室にも時々入ってくる。鳥のフンも全く見当たらないので、ブルーシートにネコのおしっこでも掛かっていたのだろうか。

午前8時35分。

地面に近いカラムシの葉裏で羽化していた、アブラゼミのオス。
もうすっかり色付いてはいるが、まだ体は柔らかい。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-300R

うちの庭でも、ようやくアブラゼミが鳴き始めた。仕事部屋のすぐ外だから、かなりの音量だ。

アブラゼミの鳴き声を聴いていると、「夏本番」「梅雨明け」、というフレーズが頭を過ぎる。


午前9時11分。

脱皮殻のそばに佇む、オオカマキリ幼虫。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前9時22分。

ちょい休憩中、カラスアゲハのオス。


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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 深度合成
posted by やまかます at 19:49| Comment(0) | カメムシ

2020年07月22日

腐肉のご馳走、枝豆のコミスジ

午前5時20分。

西空の雲が朝焼けに染まる。まるで霧島山が噴火したようにも見える。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前8時。
道端の草むらを屈み込んで見ると、小さなササキリの幼虫がそこかしこにいる。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350+XPro O

イヌビワの葉上で、イシガケチョウ3齢幼虫の死骸に、トリバガの一種が、とりついていた。あまりにも小さいのと、形が判然としないのとで、最初は見過ごしてしまいそうになった。けれど、こういう時、みょうに勘が働く。

「ウン!? なんだこれ?」

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

トリバガの一種は口吻を伸ばして、幼虫の腐肉から吸汁していた。
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E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  FL-300R

庭の畑に植えてある枝豆葉先に、コミスジ幼虫のしわざ。
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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

萎れた葉先にちょこんと潜んでいるのは、3齢幼虫かな?

posted by やまかます at 19:41| Comment(0) | レピ

2020年07月21日

ツチアケビ詣

ほぼ2か月ぶりに、鹿児島県曽於市のフィールドへ行った。

例年より少し早いだろうか、ツチアケビの果実はすっかり熟していた。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350+XPro O

ベニツチカメムシは終齢幼虫ばかりとなって、あとは羽化を待つだけだ。
ここでは5カ所でボロボロノキを見つけているが、毎年、繁殖しているのは2カ所のみ。おそらく私が見落としているボロボロノキが他にもきっとあるはずだ。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350+XPro O

午前6時20分。
いつもの散歩観察。

「アゲハねぐら通り」で、カラスアゲハのメス。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

ススキでは先々週あたりから、アカハネナガウンカが目につくようになった。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

オオカマキリやチョウセンカマキリの終齢幼虫が目立つこの頃だけど、その脇でひっそりと身繕いしていた、ササキリの幼虫。
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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 19:40| Comment(0) | 草花

2020年07月20日

梅雨明けはまだ?

鹿児島県、奄美大島が今日、梅雨明けした。

こちら南九州、都城盆地は朝から青空が広がり、蒸し暑い一日。
昨日は雷もずいぶん鳴ったし、これなら都城盆地も梅雨明けしたんじゃ無いの?と思いたくなる。

学生時代、恩師で昆虫学の故・石原保先生が、白衣の姿でおっしゃったことを思い出す。

「雷が鳴ったらね、君〜!、もう梅雨明けだよ〜!明けたんだよ〜!」

石原先生が学生室から颯爽と立ち去った後、

OBのY先輩が笑いながら、「そんなことないで!これで梅雨明けやったら、日本の稲作農業は成り立たへんで!」
と私ら2回生を前に演説して、そのあとも何かいろいろ語っていたけど、とにかく、研究室の先輩を尊敬し目の前が明るく広がったように感じたのだけはよく覚えている。日本の農業とか、そういうことを意識したのはその時が初めてだった。


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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350+XPro O 

庭の花壇のヒマワリは、10個の花を咲かせた。最初に開いた頂芽の花はもう萎れている。

ヒマワリは一株に一輪しか咲かないものとずっと思い込んでいたから、かなり意外に感じた。
しかもこのヒマワリは鳥の餌台からこぼれ落ちた種子から発芽したもの。つまり、ハムスターの餌のおこぼれ。
発芽率は低いし、発芽しても成長するものはごくごくわずかだ。

先月は猛烈な強風に煽られたりしたけれど、よく踏ん張って花を咲かせてくれた。
宮崎に移転した当初はヒマワリをたくさん植えたけれど、半分以上が強風で倒れてしまったという苦い経験もある。それだけに、長雨と強風にもまれるヒマワリを気遣いながら、毎日のように眺めてきた。

「これはさあ、チョロの魂が宿ったんだよ。きっとそうなんだよ!」

立ち上がることもお座りもできず、ずっと横たわったままのチョロが、突然、最後の最後の力を振り絞って2メートルほどを、バタバタと駆けて、コテんとでんぐり返った、あの時の姿が目に焼き付いて離れない。
逝く数日前のことだった。もうダメかと思っていた矢先の出来事で、チョロの生命力を強烈に見せつけられた気がした。
あの姿は、チョロの声、遺言だったのかもしれない。

先週の夜、チョロの夢を見た。四ヶ月前に逝ってから初めてのこと。

台所の勝手口にチョロが来て、思わず抱きかかえて顔を摺り寄せ匂いまで嗅いだ。
夢の中で匂いを感じたのは初めてだったけど、チョロの体臭だった。体重も感じた。

「なんだ、全然、元気じゃないか!」

あまりにもリアルな夢で、思わず「ほら!チョロが戻ってきたよ!」と声がけしたら、

隣で嫁さんが大きな鼾をかいていて、目が覚めた。


早朝、6時20分、飼育室の天井に、オオトモエがべったり張り付いていた。

「オヤ!こんなとこにね」と、思わず笑みがこぼれる。

オオトモエは樹液レストラン夜の常連客だけど、朝方までしこたま飲んだくれていることもある。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20


数は少なく、例年シーズン中一回見る程度の、ベニイカリモンガ(7月17日撮影)。

写真は、近所の「アゲハねぐら通り」で撮影したものだけど、うちの林にもいる。
薄暗い環境を好み、いつも足下近くの低いところを移動している。残念ながら花に来ているところをまだ見たことがない。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

お腹が大きいから、メスではないだろうか?

近似種のイカリモンガは山間部に上がらないと会えない。

posted by やまかます at 20:11| Comment(0) | 草花

2020年07月19日

田んぼのコガタノゲンゴロウ幼虫

午前中は久しぶりの強い日射しに誘われて、近所の水田に出向いた。

青空の下、シオカラトンボを撮影しているうち、ふと足下を見下ろすと、
オタマジャクシがコガタノゲンゴロウ幼虫に吸血されていた。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

最初、幼虫は泥を纏っており、姿が判然としなかったが、枯草を使ってその泥をそっと除去した。

それと言うのも、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)が幼虫の上にしばらく被さっても、全く動じないのを見て、
これなら少々くすぐっても平気だろうと思えたからだ。それほどまで、食事に夢中ということだったのだろう。

1時間ほど炎天下で撮影しているうち汗だくとなり、疲れもしたので、自宅に戻って居間で休憩をとっているうち、

これまたふと窓の外を見やれば、全く目線の高さちょうどに、
アゲハの交尾カップルがぶら下がっていた。上がメス。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

庭のキンカンに、アゲハの羽化したばかりのメスの蛹殻があり、どうやらそこで今朝にも羽化した個体ではないか、と思えた。オスの方は翅がくたびれているが、メスは新鮮そのもの。
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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

普通種でありながら、アゲハの交尾を見るのは稀で、これまでに記憶があるのは今回を含めてわずか4回。

他の普通種でも、これまで全く交尾を観察できていない種は多い。個体数が多くても観察機会が無い、という事は警戒心が強いせいだろうか?

アゲハ交尾の観察例の、
1回目は、30年も前で、埼玉県所沢市の畑の中。それもアスパラガスの大きく成長した茎だったため、違和感がなくも無い。しかもフィルム(PKR)の現像発色もすこぶる調子悪くお蔵入り。

2回目は、14年前の2006年9月、群馬県「ぐんま昆虫の森」の園内にて。この時の写真は下記、拙著に載せている。

3回目は、2016年11月、東京都「足立区生物園」の大温室にて。
この時はぜんぶわかる!アゲハ』(ポプラ社 )の撮り下ろしのために園を訪れた。
残念ながらメスの翅の鱗粉がかなり擦れ落ちていた。どうせ使えないからと、証拠写真として1カットしか撮影していない。
posted by やまかます at 18:26| Comment(0) | コウチュウ

2020年07月18日

虫こぶとチョウ

先月の大雨と強風で、うちの林では落枝が多かった。

中でも立ち枯れたセンダン大木の太い枝が、私の立てた看板を直撃していたのには、びっくり。
木ネジでしっかり打ち付けてあった看板が吹っ飛んで、枝の下敷きになっていた。

落ちた枝は太くて長さは2メートルほど。簡単には持ち上がらないほど重い。もちろん人の頭にでも落ちたら即死だろう。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

文字が擦れていたので、そろそろ墨入れをやろうかと思っていた矢先。幸い看板そのものは無傷だった。

谷津田の農道でカラスアゲハ♂が盛んに吸水しており、盛んに排出もしていた。
ここは、うちの林の湧き水が路面にまで流れ出ており、そのまま田んぼ沿いの用水路に流れ落ちる。
路面の水たまりでは黒いアゲハ類が吸水に訪れ、低い上空をオニヤンマが駆け抜ける。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

カメラを路面に置き、光軸をできるだけチョウの目線の高さに近づけて撮影した。
レンズには三脚座が付いているので、こういう時、安定して固定できるのがいい。
頻繁に排出するけれど、シャッターのタイミングを合わせるのは難しい。
ので、高速連写を使えば簡単。簡単なぶん、写真を撮る楽しみが減った気がする。

今日は何と言っても、ムラサキシジミが虫コブで食事しているところを確認できたのが嬉しかった。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350


エゴノキにできた虫こぶ、エゴノネコアシでずっと静止しており、触角をゆっくり動かし続けていたので、
これはきっと甘露を吸うに違いない!と見守り続けた。
しかし、一向に口吻を伸ばす様子もなく、一旦は観察を打ち切った。
昼食を挟んで、1時間後に覗いてみれば、まだムラサキシジミは同じ虫こぶに止まっていて、
今度は口吻を伸ばして甘露を吸っていた。

つまり、どうやら、ムラサキシジミは甘露が出てくるのを、辛抱強く待っていたと思われる。

エゴノネコアシでは開口部から甘露を外に捨てるのだが、その一部が虫こぶの外壁に付着する。
それがムラサキシジミにとっては、貴重なエサになるのだ。

虫こぶとチョウの関係を確認できたのは、これが初めて。
ムラサキシジミの食事シーンは、葉っぱに落ちた甘露を吸うところや、吸水を見るくらいだった。

ウバユリの蕾が目立ち始めた。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

昨日も林内の観察路一部の草刈り作業をしておいた。

うちの林については思うことがあるのだが、大事なことだけど、長くなるので改めて書こうかと思う。

posted by やまかます at 20:28| Comment(0) | チョウ

2020年07月17日

畦道の出来事

午前8時過ぎ。

畦道の草むらで羽化していた、イナゴの一種

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20


翅を伸ばすのは上向きに位置変えしてから。こちらは上写真の隣にいた別個体。
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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

羽化まで漕ぎ着けたものがいる一方で、こちらは早々と命絶えた幼虫。
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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20


「キュー!」 甲高い鳴き声が足下の草むらから聴こえてきた。


ヤマカガシに飲み込まれようとする、ヌマガエルの悲鳴だった。
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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

posted by やまかます at 20:30| Comment(0) | バッタ

2020年07月16日

ギボシヒメグモの卵のう

ヤマアジサイの葉をめくってみれば、ギボシヒメグモ♀と卵のう、が見つかった。

ギボシヒメグモ-7163141.jpg
E-M1 MarkV  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  マクロフラッシュ STF-8

ギボシヒメグモの腹部の色彩は変異が多く、真っ黒から昨日のような橙色など。
本種は体長3ミリ前後と小さいので、とにかく様々な木の葉をめくって探すしかない。
それでも遭遇率はさほど低いものでもなく、それほど頑張らなくても出会えるかと思う。

玄関前に植えてあるノウゼンカズラの葉裏に、ホオズキカメムシの卵塊があった。
ホオズキカメムシはホスト以外の植物に産卵する傾向が強く、時には庭に置いた熊手など人工物でも卵塊が見つかる。

ホオズキカメムシ卵-7163187.jpg
E-M1 MarkV  ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2.8  マクロフラッシュ STF-8

眼点やエッグバスターが透けて見えており、ふ化間近だとわかる。

ヤマアジサイの卵塊では一部の卵がふ化していた。

ホオズキカメムシ1st.-7163119.jpg
E-M1 MarkV  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 20:22| Comment(0) | クモ

2020年07月15日

梅雨の長雨は続く

うちの林でも開花が始まった、メダラ(タラノキの変種で刺がない)。
メダラ-7150999.jpg
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

今日は気温が低いせいか、花を訪れる虫の姿はない。


クヌギの葉には、クヌギハマルタマフシ
この虫こぶが目立ち始めると、そろそろ梅雨も終わりに近いかなと思えるのだが。

クヌギハマルタマフシ-7151008.jpg
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


クヌギの葉裏でよく見かける、ヒメグンバイ
体長は約3ミリ、と小さい。カメムシの仲間、グンバイムシ科は皆どれも小さいけれど、その姿は複雑、面妖。

ヒメグンバイ-7153053.jpg
E-M1 MarkV  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8

同じくクヌギの葉裏に、ギボシヒメグモのメスもいた。
産卵はこれからだろうか。

エボシヒメグモ-7153009.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

庭のサクラに、スズメガ科の若齢幼虫がいた。食樹や姿からして、モモスズメだろうか?脱皮休眠のようだ。

モモスズメ-7151010.jpg
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

posted by やまかます at 20:45| Comment(0) | カメムシ

2020年07月13日

アリバチの一種

アリバチの一種-7130907.jpg

庭のイヌビワ葉上で、アリバチの一種のオスがメスを抱えていた。
メスはオスに比べてとても小柄で、まるで親子のよう。

この後すぐに飛び去ってしまったので、しっかりと撮影できなかった。
9年前に撮影した、フタホシアリバチと同種ではないかと思えるがどうだろう。

2011年9月7日に、日南市で撮影した交尾写真がこちら↓


フタホシアリバチ-8607.jpg

メスの体格には随分と個体差があるようだ。
posted by やまかます at 21:10| Comment(0) | ハチ・アリ

2020年07月12日

ニイニイゼミ

ウメの木で賑やかに鳴いていた、ニイニイゼミ。

ニイニイゼミ-7120823.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-600R

鳴きながらメス(画面左)に近づくも、逃げられてしまった。

ツマグロヒョウモン蛹殻-7122906.jpg
E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.


先日、蛹化したツマグロヒョウモンの蛹が、今朝になってすでに羽化した後だった。
あの輝くばかりの金ボタンは、すっかり色落ちしてしまう。

このところ夕方になると、ヒメハルゼミとヒグラシの合唱が部屋の中まで聞こえてくる。
しかも、今までなかったことだが、うちの林で鳴いている。

昨日は都城市の神柱公園で、アブラゼミの鳴き声を聞き、抜け殻を一つだけだが見つけた。
posted by やまかます at 20:45| Comment(0) | カメムシ

2020年07月10日

庭のレピたち


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                                     アゲハ
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                                  カラスアゲハ
ヒメジャノメ-7102866.jpg
                                  ヒメジャノメ

OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 20:13| Comment(0) | レピ