2023年11月27日

ヤマカマス、ふたたび

三股町

1127-276208.jpg
エノキ黄葉     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

生温かい朝、小雨が降っていた。

1127-1091851.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO ( 午前7時47分 )

野菜クズをコンポストに投げ入れ、庭の中央にあるコナラに立ち寄ってみれば、ウスタビガのメスが羽化していた。雨滴を浴びながらも翅を広げていた。

1127-1028666.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

午前7時58分。いつの間にかオスが飛来して交尾していた。雨はすっかり止み青空が広がった。
飛来したのは台所に戻って洗い物をしているわずか10分ほどの間だった。つまり、オスの飛来時刻は午前7時47分〜58分の間ということになる。
オスは24時間、メスを探し求めて飛び続け、その間にときおり休憩をとるようだ。以前、森のなかのミズナラの梢にぶら下がって休んでいるオスを見たのは、昼間だった(新潟県胎内市)。交尾成立の瞬間を観察したのは、正午前の時間帯で2回(三股町、自宅庭)、午後2時頃に1回(埼玉県所沢市)。昨日の木城町での交尾は、おそらく深夜から早朝にかけて。オスがメスを見つける時間帯は特に決まっていないのだろう。

1127-1091925.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

庭のツワブキもほぼ満開となった。多数のキタテハが吸蜜に訪れていた。
posted by やまかます at 21:29| レピ

2023年11月26日

ヤマカマスの羽化

児湯郡木城町 木城えほんの郷   

〜11月25日〜

1126-250016.jpg
      TG-6

昨日、25日(土)の午後から『むしむし探検隊』を開催。
今年は5月に引き続き2回目。秋晴れの下、家族連れの方々が多数参加された。ちょうどウスタビガ(ヤマカマス)の羽化シーズンでもあり、うちの林で継続観察していた繭2コを持参してみた。運が良ければ羽化するかもしれない。

1126-.jpg
             TG-6

野外舞台の集合場所にぶら下げておいた繭の一つで、行事開始の寸前に羽化が始まった(午後1時半)。
あまりのタイミングの良さに思わず顔がほころんだ。こんなこともあるのだ。
集まってくれた参加者の皆さんに、繭から半身をせり出した状態を見てもらいながら、ウスタビガの生態についてお話をした。

1126-255934.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

コースを巡っての観察歩きを終えて野外舞台に戻ってみれば、繭から体を出したウスタビガが翅を広げていた。
繭の大きさ形状からオスと推測していたが、メスだった。オスだと日が暮れたら飛び去ってそれで終わりだが、メスだとオスが飛来する可能性も期待できる。

そしてその通りになった。

〜11月26日〜

1126-1028646.jpg
LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

早朝にはすでに交尾していたので、深夜のうちにオスが飛来したのだろう。
交尾時間は長く、観察会が終了してもまだ続いていた(午後1時半)。

先月、26日から開催していた私の写真展も今日で終了。

1126-260087.jpg
posted by やまかます at 17:47|

2023年11月25日

おもてとうら

三股町   (撮影日:11月24日)

1125-1000930.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO (深度合成)

シロダモの葉表では、ムラサキツバメが離散集合を繰り返している。
日中、一斉に飛び立っていく瞬間に立ち会ったかと思えば、夕方頃には元通りのおしくらまんじゅうを目にする。
しかし、この穴が空いた幾分か痩せた葉のどこがいいのだろう。
地面からの高さは1m70cmほど。

1125-1000934.jpg
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

ビワ葉裏のハイイロリンガ、微妙に場所替えをしていた。

posted by やまかます at 20:00| レピ

2023年11月24日

リンゴドクガ幼虫の最期

三股町

1123-1028592.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

昼過ぎに威嚇行動を眺めたりしてたが、それが見納めになった。

1123--5.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

午後5時少し前、リンゴドクガ幼虫はハラビロカマキリのお腹の中に消えていくところだった。

1124-1000932.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

クロヒカゲ幼虫が脱皮を終えていた。脱皮して3齢になった。以前、3齢と書いたのは間違えで正しくは2齢だった。
posted by やまかます at 19:00| レピ

2023年11月23日

ヤッコソウの蜜と昆虫

都城市 高城町

今日は綾町の『綾工芸まつり』の初日。片道1時間、朝一番に出かけたがすでに駐車場は来場者の車で溢れていた。
カイコの撮影で以前お世話になった『綾手紬染織工房』の秋山さんにもお会いできた。藍染の絹のタオルは気に入ったのがあったので購入。訳ありで値引きされていた。
〆切の迫っている仕事もあるので会場を二巡した後、早々と帰途につき、都城市のヤッコソウ発生地に寄り道してみた。
先月末に下見したときはまだ早過ぎたようで、今日、再び現場を訪れてみれば、かなりの数のヤッコウソウが出ていた。
1123-.jpg
      E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
1123--2.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

1123--4.jpg
       E-M1 MarkV LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U GODOX TT350

鱗片葉に溜まった蜜が遠目にもすぐわかるほどテラッと光っていて、そこにオオスズメバチがやってきた。
翅音が賑やかなのですぐにわかるが、嫁さんは恐がっていた。「じっとしてれば大丈夫だよ」と私。
他にもキイロスズメバチが来ていたが落ち着きがなく、すぐに去ってしまった。

クロスズメバチの一種も来た。ちょこっと吸い上げてからこちらもすぐ飛び去った。

1123-1028568.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

驚いたのは、クロコノマチョウだ。
薄暗い森のなかには足元から次々と舞い上がるほど数が多い。「チョウが来ているよ」という嫁さんの声に振り向いてみれば、クロコノマチョウが地面を歩いてヤッコソウに歩み寄っていた。
ヤッコソウの鱗片葉に溜まった蜜に迷うことなく口吻を延ばし吸蜜を始めた。

1123--3.jpg
     E-M1 MarkV LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3U GODOXTT350         
  
ヤッコソウの蜜にはハチやアリ類など様々な昆虫が訪れるようだが、チョウ類も来るのなら、蛾類もやって来るのではないだろうか(特に夜間)。    
posted by やまかます at 20:38| 草花

2023年11月22日

まだ食べてます

三股町

1122-1028541.jpg
イシガケチョウ  LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

林内を低く飛んで何度か葉上に着地するも落ち着かず。
どこ行く、どこ行くと目で追いかけていると、いきなり急上昇したあと、高所のヤマイモ葉裏にペタリ。

1122-1028506.jpg
     LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

南向きの林縁ではゴマダラチョウ幼虫が、見上げている目の前で食事を始めた。
今日までずっと動かなかったのに、暖かいせいか急にソワソワしていた。黄ばみ始めたエノキの葉っぱは、それでも美味しいのだろうか。

1122-1028512.jpg
     LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

その幼虫の気配に感づいたか、寄生バエが飛来してジィ〜っと品定めを始めた。
次の瞬間、ハエが幼虫に体当たりし、幼虫は俊速でツノをふりかざしてこれに対抗。ハエはそのまま去って行った。寄生バエがそんなに簡単に諦めるはずはないと思うのだが、しばらく待っていても戻ってはこなかった。
明日にはどうなっているだろう。

1122-.jpg
           LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

シロダモの葉表にいたムラサキツバメ越冬組は、先日見た時は4頭から2頭に減っていた。
ところが今日になって覗いてみると、なんと10頭に増えていた。せまい葉っぱだけど、このあとまだ増えるだろうか。
posted by やまかます at 19:42| チョウ

2023年11月21日

あたたかくても動きません

三股町

1121-1000661.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

庭のヒメユズリハ葉裏で、3週間ほど経てもなお動かない、ツマグロオオヨコバイ。
今日は飛んで移動する別個体もいたけど。

1121-1000667.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

毎朝、見上げているビワのハイイロリンガもずっとこのまま。
額に入れて飾りたいほどいい模様をしている。

1121-1000669.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

もう落葉しそうになっているお疲れのサクラの葉裏にアブラムシのコロニーがたくさんついていた。
種名はいづれ調べるつもりだが、有翅虫も多く混じっている。

1121-1000712.jpg
1121-1000717.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

こちらも毎日、覗いているクロヒカゲ幼虫。
先日予測したように、胸部が膨らんできた。新しい頭の準備が進んでいるようだ。
今のお顔ももうしばらくすると脱いで捨てられてしまう。

1121-1091774.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

日没は午後5時頃。このところ毎日、庭で日没の撮影をしている。いろいろレンズを替えながら。
posted by やまかます at 21:24|

2023年11月20日

舞台の上

三股町

1120-1091661.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 

朝の陽射しが庭に届き始めるのは遅く、午前10時過ぎになる。暗闇となっている背景は隣のスギ林。

1120-1091696.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 

口を開け小顎が見えてはいるけれど、逆光でもあり体色に溶け込んで目立たない。
一旦威嚇を始めるとえらく長い、久々に元気なコカマキリのメスに出会えた。

1120-1091756-2.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U 

こちら、黒色タイプのメスはずっと逃腰だったが、たいていのコカマキリはこうだ。

1120-1091747.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U 

洗濯物を取り入れようと物干し竿に歩み寄ったそのとき、オオトビサシガメが目の前に着地。
この後、元気よく飛び立って行った。
昨日までの寒さから一転して、今日は朝から気温が上がった。活動する虫の姿も多く、コミスジやクロヒカゲもまだ飛んでいた。
posted by やまかます at 20:12| カマキリ

2023年11月19日

まだ蕾 / カメラザック2023年のチョイス

三股町

1119-1091566.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

庭のツワブキはまだ数えるほどしか開花していない。
年によっては今の時期でもう咲き終わることもあった。

1119-1091573.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

クロヒカゲ幼虫は脱皮休眠に入っているようだ。ずっと動かない。

1119-1000006.jpg
       OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

今日も陽だまりにはヒメアカネが多かった。

1119-1000049.jpg
    OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

午後5時、日没。
しばらく厚い雲に覆われていたが、北西の風が強くじわじわと流れていくのを待って撮影した。


〜機材のお話し〜

昨年買ったばかりのカメラザックは背面フルオープンタイプで、その開閉ジッパーが壊れて使い物にならなくなった。容量は10Lという小型サイズで廉価だったけど壊れるのが早過ぎる。できるだけ機材を絞り込んで動き易くと選んだカメラザックだった。しかし、10Lでは流石に不便なこともあって、この機会に中型サイズのカメラザックを探してみた。

カメラザック選びは難しい。理想的には実物を触って実際に機材を詰めて背負ってみるなどしたいところだ。
各メーカーから次々と新製品が登場して選択肢が増えた分、絞り込むのも一苦労。
ネット上でメーカーが提供している仕様と説明動画などを広く眺めて、自分の必要とするザックを選んでみた。随分と時間がかかったが、ようやくこれ、という中型サイズのカメラザックを絞り込んだ。

1119-1091499.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

写真上の左がバンガード(VANAGUARD)のALTA RISE45 で、
                   右がスーリー(THULE)のCovert Camera Backpack 24L

外寸データ上、両者ほぼ同じサイズだが、見た目ではスーリーの方が横幅があって大きく見える。
同じ機材を詰めてみたところ、スーリーの方が容量にゆとりがある。詰め物のパッドは、バンガードの方が厚めでガッチリと機材を保護してくれそうだ。重量ではスーリーの方が400g重いが、ジッパー類が多いことや内部構造が複雑になっているためだろうか。

この二つのザックを選んだ基準は、

1、上下2気室であること。
2、セクションを取り外して、1気室にもできること。
3、機材を側面からも取り出せること。
4、背負った時、安定していること(背中のパッドや背負ベルトがしっかりしていること)。
5、自立すること。

バンガードもスーリーも5つの条件を満たしているが、
スーリーは、背中に当たる面がフルオープン式になっていて、バンガードは背面(外側)オープンという大きな違いがある。屋外でフルオープンにする場合、スーリーの方式だと背当てが地面に触れず汚れないという利点がある。まあ、屋外ではできるだけ縦置きで上部と側面から出し入れして、フルオープンにしなければいいのだろうけど。

で、二つのザックにそれぞれカメラボディを2台ずつ、交換レンズを3本前後、ほかストロボ、小道具類、を詰めている。機材以外に軽食など詰める余裕もある。どちらのザックでも同じ仕事がこなせるように組んでいるので、出掛ける時はいづれかをさっと担ぎ出せばいい。
ザックも使っているうちいつ何時、不具合が生じるかもしれない(先月、メインカメラの一台に不具合が生じて修理出しには3週間ほど掛かった)。かと言って、同じザックにするのも面白くないのと、メーカーや作りの違いを比べてもみたいと思った。ちなみにスーリーのザックはバンガードの2倍ほどの値段と高い。下段の気室部分がそっくり取り出してショルダーバックにもできたり、側面の取り出し口が両サイドにあること、収納箇所の多いことなど、かなり凝った作りであることも価格を押し上げているのだろう。
実際に機材を詰め交互に両者を使ってみているが、いづれも安定していて、肩への重量負担が軽減されているのがわかる。
一か八かのチョイスは間違ってなかったと思える。この先あと10年、、、、カメラザックはもうこれっきりで済むはずだ。
posted by やまかます at 21:16| 機材

2023年11月18日

揺れる筏

三股町

1118-186080.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

北西の冷たい風が吹き荒れ、霧島山の高千穂岳と韓国岳に今期初の冠雪があった。
強風は夕方まで続いた。

1118-1028190.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

自宅林に降りてみるとすぐ、足下の薮陰にオオアオイトトンボがいた。
昨日はオスだったが、今日はメスだった。

1118-1028390.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

1118-1028397.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

林内の日だまりにはヒメアカネが多数見られた。地面近くで日光浴するものばかりだった。

1118-1028348.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

目線より少し高い梢で、ムラサキツバメの越冬組がいた。シロダモの葉筏は風で大きく揺れていた。よくそれで振り落とされないものだと感心する。
このシロダモでは過去にも越冬集団が見つかっているが、例年3メートルほどの高所だった。
手で届くような低い位置でこのまま集団が維持されるかどうかは、今後も見守ってみたい。
posted by やまかます at 19:23| チョウ

2023年11月17日

ビバーク

三股町

1117-1091487.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

朝、台所の勝手口を出たすぐの家壁にムラサキツバメのメスが貼り付いていた。
強風を凌げるここを、一晩だけビバークの場所として選んだようだ。

1117-1028148.jpg
    LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

日が高くなって明るくなるとやがて飛び去って行った。
これまでにも、窓ガラスに貼り付いていたりして、家屋がビバーク場所になることはあった。

1117-1028156.jpg
1117-1028158.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

自宅林に降りてみると、目の前を流れるように舞っていたオオアオイトトンボ。
何ヶ所か迷った末にササ茎に落ち着いた。

1117-176067.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

玄関前のリンゴドクガ幼虫。今日はほとんどテント巣に篭っていたようだ。

1117-1028169.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

我が家の西側にある段々畑は、今やササ藪に覆われていてそこに畑があったことなど、まったくわからないまでになっている。この写真を撮った立ち位置から、以前はうちの家屋が見えていたのだけどそれも遮られている。
ササ藪の背丈は4メートルを超えるほどになり、密生したジャングルの外周のところどころには、けもの道の出入り口がぽっかりと空いている。
posted by やまかます at 20:43| レピ

2023年11月16日

神社のサナギ詣で

三股町

1116-1028012.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

町内に用事で出掛けたついでに、毎年恒例、「サナギ詣で」と称して早馬神社に立ち寄ってみた。
お目当てのサナギはすぐに見つかったが、サナギ探しの途中、ヒメクダマキドモキ♂にザトウムシの一種がくらいついているのが目に入った。
まだ生きているようにも見えるがヒメクダマキモドキはすでに死んでいた。森の掃除屋さんの呼び名通り、ザトウムシはミミズなど小動物の死骸にたかる。
近づいてよく見ると、ザトウムシの口器がリズミカルに動いているのがわかった。この建築物の日陰側の壁にはザトウムシが何頭か屯していたが、彼らの嗅覚はかなり優れているようだ。

1116-1028093.jpg
燈籠の傘の下(褐色型) LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350  

1116-1028049.jpg
物置小屋裏手(褐色型)  LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0PRO GODOX TT350

今日見つかったアオスジアゲハの越冬蛹は、プレハブの物置小屋に4体(緑色型3、褐色型1)。
燈籠に1体(褐色型)。全部で5体のうち3体が緑色型、2体が褐色型、だった。

1116-1028120.jpg
      褐色型     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

これまでの観察経験では、褐色型はきわめて少ない。一時は褐色型の蛹を躍起になって探した時期もあり、また本の仕事で写真が必要になったときは、飼育して淡い色だがなんとか褐色型の蛹を撮影したこともあった。
今日はしかしあっさりと、褐色型を2体も同時に見つけられて、素直に嬉しかった。

1116-1028124.jpg
緑色型     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

アオスジアゲハ蛹の体色は、蛹化場所に落ち着いて帯糸を形成する前のタイミングに、体に受ける光の量(照度比)などに影響を受けるようだ(平賀壮太『蝶・サナギの謎』(トンボ出版・2007年)。
蛹化場所に落ち着く時間帯が明るい日中であることから、太陽光の影響を大きく受けるわけで、アゲハのように蛹化場所の材質にも影響を受けるのとはメカニズムが違うようだ。
今日見つけた褐色型の蛹2体は、物置小屋の北側と燈籠の傘の下側で、どちらも終日薄暗い条件だった。

1116-1028073.jpg
       LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

こちら宙ぶらりんになった蛹殻は一昨年蛹化した蛹で、しばらく観察していたが今年の春に羽化はできなかったものと思う。腹部には寄生者が脱出したであろう穴が空いていた。
posted by やまかます at 21:02| チョウ

甘い誘惑

三股町  ( 撮影:11月15日 )

1115-1027961.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

シラネセンキュウの花に来ていたタテハモドキ。
セイタカアワダチソウの花はほとんど咲き終わったこともあり、シラネセンキュウの白花には多数のチョウたちが訪れている。

1115-1027964.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

一番多く飛び交っているキタテハ。花上ではハラビロカマキリが待ち伏せしていたようだ。

1115-1027953.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

玄関前のイロハカエデで毎日、見ているリンゴドクガ幼虫。
休憩テントから出かけては食事をしている。繭を紡ぐのはもう少し先になるようだ。

1115-1091460.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U     

物置小屋の南側で食痕のついたネザサをめくると、クロヒカゲ幼虫がいた。
体長は1センチ足らず。3齢かな。 2齢。

1115-1027970.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

posted by やまかます at 00:00| レピ

2023年11月15日

寒い朝

三股町 (撮影日:11月14日)

1114-1091405.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
シラネセンキュウ

1114-1027852.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

畦道の地上高40センチほどのところに、ハチのシルエットがあった。
普通に歩いているとそこは死角になって目に入らない。
立ち止まってたまたま目に入ったというのが、いつものことだが。

1114-1091333.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

「へえ〜!?トラマルハナバチの寝姿は初めてだな」とカラムシの葉裏を反対側から覗き込んでみた。
毛深い体一面が黄色い花粉まみれとなっている。
しだいに朝の陽射しが届き始めたけど、気温はかなり低い。
しかし、しばらくすると何だか様子がおかしい。触角ひとつピクリとも動かない。
そっと指先で触れてみると何の抵抗もなくそのまま地面に落ちてしまった。葉っぱの上に拾い上げても動かない。
すっかり硬直している。いつの時点で死に至ったのだろうか。夜闇の冷え込みに耐えかねたのか?

1114杉-1027847.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U  

先月末に導入した望遠ズームレンズは、風景、鳥、昆虫、花、とあらゆる被写体を対象にして慣れるまで毎日使うようにしている。
posted by やまかます at 06:45| ハチ・アリ

2023年11月13日

白根川キュウ

三股町

1113--3.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

セリ科、シラネセンキュウの花。

1113--2.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

花が終わってなお、美しい。
ちなみにキアゲハ幼虫は、果実を好んで食べる。葉っぱが足りなくなってのことかもしれないが。

1113-.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

冷たい北風が強かったせいだろうか、場所は変わらずも頭を下向きにしていたハイイロリンガ。
同じビワの木にはもう一頭いたが、姿を見失ってしまった。
posted by やまかます at 21:07|

2023年11月12日

ポーズ

三股町

1112-1091057.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

今月に入ってツワブキの花茎が立ち上がり、ようやく開花の兆しも目につくようになった。

1112-.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

熟柿に来ているクロコノマチョウを見ていると何か視線を感じた。
柿の実から目だけ覗かせていたのは、オオスズメバチだった。立ち位置を下げてみれば顔や脚が見えた。濃い眉毛にも見える長い触角、オスに違いない。
さっそく捕虫網で捕獲してみた。今朝は気温が低く、網のなかでもおとなしかった。翅をブンブン唸らせてはいたけど。

1112オオスズメ-128351.jpg
1112オオスズメ-128376.jpg
      E-M1X  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro Godox DE300

ケースに入れて嫁さんの目の前に持って行ったら、ドン引きされて、オスだから安心・安全と何度言っても信用してくれなかった。
posted by やまかます at 18:00| ハチ・アリ

2023年11月11日

イシガケチョウ

三股町

1111-1027079.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

花盛りのシラネセンキュウでベニイカリモンガを探しているけど、まだ見つかっていない。
たくさん訪れてくるのは、キタテハ。

1111-.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

熟柿にはキタテハに混じって、ウラギンシジミもいた。小競り合いもなく皆淡々と食事を摂っていた。

1111-1090996.jpg
         OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

仕事部屋すぐ外にあるビワの花を見上げていたら、ハイイロリンガが葉裏に潜んでいた。成虫越冬なのでまた別の場所で出会えるだろう。ハイイロリンガが育ったヌルデはすぐ近くにあり、幼虫や繭はよく見かけていた。

1111-1027519.jpg

1111--2.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U


キヅダの花は花数も多い上に蜜の量が多いのだろうか。イシガケチョウの吸蜜は1ヶ所でかなりの時間を過ごしていた。
イシガケチョウ成虫は、さまざまな花蜜、熟柿など果実類、獣糞、地面での吸水と、食性は広いけれど、樹液に来ているのを見たことがないし、そういう観察報告もないようだ。
posted by やまかます at 19:52| レピ

2023年11月10日

もどき

三股町

1110-1090839.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

畦道を歩いていると足下から飛び出してきた、ショウリョウバッタモドキ。
よほど自信があるのか、草に静止するとそのままフリージング。
薄ら赤みを帯びた褐色タイプはこれまであまり見た記憶がない。真っ赤なストライプが入った緑色タイプはあるけど。

1110-1090819.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

今日もジョウビタキが寝室の窓に来ていた。
曇っていて天候条件は良くないが廊下にカメラをセットしておき、仕事部屋と台所を往復するその寸暇にファインダーを覗いてみた。
寝室の入り口には床まである暖簾を垂らしているので、ジョウビタキからはレンズの前球しか見えていない。簡易ブラインドというわけだ。
1109ジョウビタキ-1090249.jpg
               (昨日撮影)

今朝は窓ガラスに映る自分の姿に食ってかかる時間が長かった。
「え!?まだやっているの」コーヒー片手に思わず足を止めてしまう。
ピカピカに磨いておいた窓ガラスが鏡面になって、ジョウビタキを興奮させていた。

1110ジョウビタキ-.jpg
1110ジョウビタキ--2.jpg
1110ジョウビタキ--3.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

針金のようなか細い脚の爪で蹴りを入れる瞬間は、真剣そのもの。
何度も何度も繰り返す姿は気の毒なようだが、もうしばらく空中ダンスを見学させてもらいたい。

posted by やまかます at 21:28| バッタ

2023年11月09日

満腹、ジョウビタキ

三股町

1109ジョウビタキ-1026689.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

先月から我が家の庭に居ついているジョウビタキのオス。
お気に入りの止まり場の一つが、写真の7尺脚立。

ちなみに写真の鉄パイプ製の脚立は重いこともあって、最近のホームセンターではあまり見かけなくなくなった。
軽いアルミ製が主流になっているが、鉄パイプ製は安価なことが長所と言える。アルミ製は大中小と3台使っているが、一番大きな1台だけは鉄パイプ製7尺を選んだ。片側2本の脚には安全ストッパーを履かせてあり、ストッパーを伸縮することで設置面が安定する。できれば、4脚とも履かせたい。ただし、このストッパーも鉄製なのでメンテナンスを怠ると錆びて使いづらくなる。

話が逸れてしまったけれど、、、、、居間で書類をめくっていてふと食堂の窓の外をみると、脚立にジョウビタキがいた。
カメラだけそっと引き寄せてしばらく見ていると(ここで窓に近寄ったりすると逃げられる)、ジョウビタキの顔面目掛けて、フタモンアシナガバチのオスが飛んできた。
フライングキャッチする瞬間を期待して、プリ連写モードでカメラを構えてみた。
このところ、庭や近所でフタモンアシナガバチのオスの姿をよく見るけれど、目につきやすい木の幹、枝、などに執着して集まってくる。ブロック塀に立てかけてある脚立も飛来スポットの一つになっているようだ。

さて、ところが、、、、ジョウビタキは飛び上がったものの、ハチは速度を緩めてから旋回して反対方向へと放物線を描きながら落下していった。
ジョウビタキの動きを連続画像で確認すると、積極的に飲み込もうとしているようには見えず、むしろ驚いてハチに対して威嚇しているようにも見える。あるいは、フライングキャッチに失敗したともとれるが、さて真相はどうだろう?

1109ジョウビタキ-1026696.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

じつは脚立に来る少し前、家の西側の窓近くで盛んにフライングキャッチを繰り返していた。
寝室の窓のすぐ外だけど、スダレを止めている紐が止まり場になっていて毎日そこにも来ている。
で、今日は何の虫か確認できていないが、窓目掛けて次々と飛来してくるえものに夢中になっていた。

1109ジョウビタキ-.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 21:34| とり

2023年11月08日

ハロー!オオカマキリ

三股町

1108-1026510.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

午前8時47分、リンゴドクガ幼虫が脱皮を終えていた。
おそらく今朝のこと脱皮したのだろう。

1108-1026506.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

イロハカエデのテント台座に篭って丸三日間、脱皮前休眠をしていたわけだ。
脱皮殻は午後になって、下に落ちていた。

1108-1090247.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO 


1108-1090221.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

青空がないのは惜しいけれど、halo(日暈:にちうん)が出ていた。
目の前を飛んでいったオオカマキリ♂を見つけ、次のフライトを狙ってみたら、haloの真ん中を横切って行った。
posted by やまかます at 20:38| カマキリ

2023年11月07日

はらぺこ、バッタ

三股町

1107-1026454.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

庭に出てみると足下にショウリョウバッタがいて、ふと気づけばそこにもあそこにも、と大きなメスが3頭いっぺんに見つかった。そっとしゃがんで、ジーッと見つめていると、一旦は緊張していた彼女たちは、何事もなかったように前あしで葉っぱを引き寄せてはムシャムシャ食事を始めた。どのメスもまだ産卵するのだろうけど、腹部は痩せている。まだしっかり栄養を摂る必要があるのだろう。

1107-1026318.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

たまに、キチキキチと羽音を立ててオスが低く飛んでいて、メスの近くに着地することもあった。
オスの目にはメスの姿が見えているはず、と思いきや、オスも食事に夢中。
それでも、オスとメスの距離が近いこともあって、きっと配偶行動が観察できるものと期待して地面にどっかり腰を落ち着けてみた。しばらく辛抱強く見つめていると、ようやくオスがメスに気づいた素ぶりを見せ、メスに近寄ってマウントした。拍子抜けするほどあっさりとしたもので、求愛の仕草も無く、いきなり飛び乗った。
オスはしきりと交尾しようとするものの、メスは食事を続けてまるで無視。オスは20秒ほどマウントしてのち、あきらめて飛び去ってしまった。

1107-1026483.jpg
1107-.jpg
   LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U GODOX TT350

夕日を浴びてオナガササキリのオスが、シリシリシリと鳴いていた。鳴き声はか細く元気がない。

1107-1026473.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U 

畦道を歩いていると顔面にポツポツぶつかってくるほど、無数のアブラムシ有翅虫が空中に漂っている。
風が強く吹くとなおさらで、うっかりすると目にも飛び込んでくる。
ジョロウグモの網はどれも、このアブラムシでびっしり覆われて白く見える。
秋になってケヤキの幹に集まり産卵する、ケヤキフシアブラムシだろうか。

1107-1026475.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U 
posted by やまかます at 20:48| バッタ

2023年11月06日

日溜まりに集う、さすらう

三股町

1105--3.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U 

イヌマキのてっぺんに着地するのが見えた、ツマグロオオヨコバイ。
きっとまた飛び立つはずと狙いをつけてみれば、案の定。ソワソワしてのち、飛び立った。

1105--4.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

キササゲの白い枝がお気に入りのようで、何度も何度も飛来しては枝を撫でるようにまとわりついていたのは、フタモンアシナガバチのオス。ときには枝に着地するけれどすぐに飛び立っていく。複数個体が入れ替わりで来ていた。
ここにはメスも来るようで、逢い引きスポットになっているようだ。

1106-.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

もういないだろうか?
確認しておきたくて、すぐ近所のハンミョウ広場に出かけてみれば一頭だけだが、いた。
少し前まではいつも3、4頭が跳ね歩いていたがさすがに数は減っただろうか。

1106-1090007.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

自宅林で拾った、リンゴドクガ幼虫のぬけがら。小さくてもよく目立つ。

1106-1090011.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

こちらは、庭のイロハカエデの葉っぱを綴ってお籠りしたリンゴドクガ幼虫。
二日前、ソワソワと枝を歩き回った末、ここと決めて葉っぱテントを仕立てたのだが、脱皮のための台座だろう。
posted by やまかます at 20:45| ハチ・アリ

2023年11月05日

赤い果実

三股町

道路を跨いだその先に柿の木があり、今朝もハシブトガラスが果実をもぎとっていた。
もぎ取るところをちゃんと見たいので近寄ってみれば、熟柿にクロコノマチョウが来ていた。

1105-.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

カンカン照りの下、明るい場所での吸汁行動は珍しいとも思えた。最初のうちオオスズメバチも来ていたが、写真の柿にはなぜか来なくなり、ずっと高い茂みに隠れた場所の柿に鞍替えしたようだ。

1105--2.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U (トリミング)

少女漫画に描かれる大きな瞳のような眼状模様を写したくて、飛翔する瞬間を狙ってみたが、そのチャンスは一回だけあった。あったけど、タイミングとしては間に合わなかった、とそう思い込んでいたが、画像確認するとなんとか写っていた(透かしで)。 G9 M2のプリ連写は1秒前まで遡って撮影できる。しかし背景がゴチャついてしまい、写真は失敗。

1105--7.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

マムシグサ果実の頂上で、ヒメホシカメムシが佇んでいた。
果実を吸汁していたのか、そうでないのか、確認はできなかった。
人が齧るとムチャクチャ苦いらしいが(自分は試していない)、昆虫や鳥やナメクジは平気のようだ。
posted by やまかます at 21:17| チョウ

2023年11月04日

ウォーミングアップ

三股町

1104-042759.jpg
     OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

朝陽を浴びるタイミングでまずは頭部の水滴を前あしで拭い、口で吸い取る。これを繰り返したあと、4枚の翅の振動を使って水弾きを行う。夜露をまとったトンボの多くが行っているのだろうと思う。これまで、ヒメアカネで水弾きを何度も見てきたけれど、今朝はミヤマアカネで観察してみた。

1104-042768.jpg
     OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

写真のミヤマアカネは水弾きを3回行い、その3回目で飛び立った。
posted by やまかます at 20:37| トンボ

2023年11月03日

叶わぬ想い

三股町


1103-032070.jpg
     OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

ジョロウグモの網糸に掛かっていた、ヒメジャノメ。

1103--3.jpg
      OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

マダラバッタのジャンプ。
トノサマバッタのジャンプを狙ってみたけれど、いつ跳ねるか辛抱強く待つことになり、ひたすら我慢比べ。
他の個体が寄ってくるとそれに反応して跳ねることもあるが、手っ取り早く跳ねるきっかけを作るには何らかの手段で驚かすしかない。やり方はいろいろあるが、今日は準備してなく散歩ついでの撮影だった。
トノサマバッタにカメラを向けていたら、そこへマダラバッタがフレームインして、そのままジャンプしてくれた。

1103--4.jpg
      OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

1103--2.jpg
      OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

トノサマバッタのミニジャンプ。ダイナミックに跳ねるかと思いきや肩透かしだ。
じっと石になって地面に這いつくばっているうち、カメラ内部のオーバーヒートで撮影が一時中断。
モニターを開くとカメラ背面が熱したフライパンのようになっている。
手のひらを押し当てたりしながら、カメラが冷めるのを待って撮影再開。真夏にはよくあることだが、今日の陽射しはそれに匹敵するほど強かった。プロキャプチャーモードで待機中、画像の書き込み作業は続くので電源の消耗も早い。

1103-032661.jpg
      OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

大柄なメスはこの状況でも、オスを乗せたまま軽くジャンプして逃げていく。
オスの想いは届かず、このままでどうしようというのだろう。以前にも逆さまマウントのカップルを見たことがあるが、この状態がかなり長く続くので、雌雄共に危険な状態を晒していることになる。

posted by やまかます at 20:46| バッタ

2023年11月02日

赤トンボとシジミチョウ

三股町

1102--10.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

耕したばかりの田んぼで連結打空産卵を行っていた、ナツアカネのカップル。
産み落とされた白い卵が一粒見える。
産卵カップルは写真の一組だけで、広い田んぼが寂しいかぎり。
昨年、カトリヤンマの産卵やオスのなわばり飛翔が見られた水路は完全に干上がってしまい、様相が一変してまったくヤンマの姿はない。

1102--12.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U
     
1102ツバメ--8.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

サツマシジミ(上写真)、そしてツバメシジミ(下写真)も、まだ新鮮なオスが活動している。
キタテハはウジャウジャという表現がふさわしいほど多い。アゲハの姿は今日は見なかった。

〜機材のお話し〜

LUMIX G9 M2の扱い方に慣れるためにも、そしてプリ連写と被写体認識の性能を探るためにも、昆虫や野鳥の動きあるシーンに絞って撮影を繰り返している。
G9 M2のプリ連写はフォーカス・露出固定で秒間75コマ。フォーカス・露出追随で秒間60コマの連写性能だ。
OM-1のプロキャプチャーモードの連写に比べると数値としてはほぼほぼ同程度と言える。
問題は被写体認識の性能で、G9 M2の被写体選別は動物、人、車、バイクとなっており、鳥や昆虫の撮影では動物の一択しかない。鳥の撮影では、ゴチャゴチャした背景が間近でも被写体を的確に捉えており、これはOM-1と同レベル程度か場合によっては優れているのかもしれないと感じたが撮影回数がまだわずかなので今後に期待したい。

しかし、昆虫となるとやはり厳しい。「動物瞳認識」を使ってみているが、例えばトノサマバッタの大きな複眼を一旦は捉えるものの、しばらくすると奥ピンになったり、足の踵の黒い模様を瞳と認識したりとフォーカスが落ち着かず不安定になった。ジャンプの瞬間をプリ連写(フォーカス露出追従AFC)で撮影したけれど、フォーカスは複眼から外れてしまい、追いきれなかった。
シジミチョウなど小さなチョウでは翅の紋様に惑わされたりして、これも認識が不安定。
トンボでは、ナツアカネとリスアカネで試してみたが、これもしっかりとは捉えきれず(静止時は捉えていても飛ぶと)、いろいろやってみるうちに「動物体認識」に切り替えたほうがいいのかもしれない、と思えたりする。大型のヤンマ等ならおそらくしっかり認識できるのではないだろうか、いづれ試してみたい。
LUMIX G9 M2の筐体は、OM-1と比べて大きく重いが、堅牢性には優れているのだろう。このことがフィールドでハードな扱いをしても故障知らずという信頼性に繋がるのであればそれはそれで評価したいところだ。仕様によるとバッテリーの撮影可能枚数はOM-1より低い数値で、実際使ってみると、バッテリー持続時間はハッキリ短い。

まだ数日撮影しただけで正確な評価などはできないけど、これまで使っているOM-1との比較で見る限り、特段に進化した性能かと問われれば、そこまででもない、というのが今のところの印象。
ボタン操作など、使い勝手の面では、G9 M2のほうが扱い易いことが多いことは付け加えておきたい。


posted by やまかます at 21:36| トンボ

2023年11月01日

水しぶきを撮る

三股町

1101-1089379.jpg

1101-1001925.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

夜露を羽ばたき飛ばしする、ヒメアカネ♀。
写真は2回目で、1回目の写りより水滴の散り方が賑やかだった。
1回目より水滴の量が減り、翅が軽くなったぶん振動速度が速くなったからだろうか。
以前にも書いたが羽ばたき飛ばしは、少し間を開けて2〜3回は行うが、それですべての水滴を弾けるわけではない。
まだ濡れたままでも平気で飛び立っていく。

1101-.jpg
1101--2.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

窓の雨戸袋でヤマトアシナガバチの交尾が成立するところに出会した。急いで玄関に置いてあったカメラを引っさげなんとか間に合った。交尾時間は短く、2カット撮影したところで離れてしまった。下写真はオスの顔。

〜機材のお話し〜

望遠ズームレンズ、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U は、マイクロフォーサーズ規格なので、カメラはOMシステムのOM-1のままでも問題はなかった。
しかし、レンズと同時発売になったLUMIX G9 M2の性能が気になったこと、3台使っているOM-1の予備カメラも必要になってきたので、この際、パナソニックのマイクロフォーサーズカメラを導入してみた。OM-1の性能や使い勝手を外側から眺め直してみる機会にもなる。G9 M2とOM-1の操作性についてはそれぞれ一長一短があり、優劣は付け難い。
まだ数日間しか触っていないけど、操作系はOM-1とはかなり違う。

カメラとレンズの 操作に慣れるまで、G9 M2にはもっぱら望遠ズーム100-400mmF4-6.3 U を付けっぱなしで使っているが、このレンズは最短距離に近いエリアに限ってはAFが迷うケースが多い。AFゾーンやほかの設定も色々と変えてみるけれど、どうも近い被写体の場合には、いったんMFでフォーカスを大雑把に引き寄せないと奥にいってしまう。被写体の種類、大きさなどの条件を様々に変えて検証する必要があるだろうけど、ここ数日間使ってみて、「アレ?こんなに迷う?」という印象が強い。このレンズのフォーカスリミットは「FULL」と「5m〜♾️」の二択となっており、最短距離域でのリミッターが効かないのは、そもそも「遠い被写体を撮る」というコンセプトで作られたレンズなのだろう。したがって、AFモードでもMF操作ができるようメニューで「AF+M」を「ON」にしておく必要がある。
一方、OMシステムの望遠ズームレンズでは最短距離側のリミットスイッチがあり、近接距離撮影への配慮が為されていることの有り難みを改めて感じた。
レンズとカメラのハイブリッド手ブレ補正はかなり効いており、レンズも小型軽量とあって長時間構えていても安定感がある。
細かいところだが、三脚座は45度右側にしか回転しないので、レンズ上側に逆さ状態にできないこと、三脚座底部がアルカスイス仕様になっていない、などちょいと不便を感じる点もあるが、目を瞑ることができる範疇だ。
もう少し使い込んでから、OM−1でもLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U を使いこなしてみようと思う。また、その逆にLUMIX G9 M2とOMシステムのレンズとの組み合わせでも仕事がこなせるように備えておきたい。
posted by やまかます at 21:38| トンボ

2023年10月31日

すり足、さし足、しのび足

三股町

1031-1000946.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

午前10時10分、コミスジ幼虫が食事を終えての帰り道。
ツツッ、ツツッ、ツツッ、と小刻みに慎重な歩みは、鳥などに見つからないよう細心の注意を払っているのだろうと思える。

1031-1000959.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

帰宅先は、枯れ葉布団の上。
庭のナツフジには、コミスジ幼虫がそこにもあそこにもと、見つかる。

1031-1001283.jpg
   LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

毎朝、玄関前のタイルにやってくる、イチモンジチョウ。
すっかり乾いたタイルだけど、口吻の先がしっとり濡れて吸い戻しを行っている。
どれだけ美味しいのだろう。

1031-1001743.jpg
   LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

ねぐらについた、ヒメアカネ。
posted by やまかます at 19:26| チョウ

2023年10月30日

ヤマカマス〜山叺

三股町

1030-1089035.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

ここなら見つかるはず、と覗いてみたイロハカエデ一本に、ウスタビガの繭が3個ついていた。
羽化を観察するにもちょうどいい高さで、経過観察が可能な、うちからほどほどの距離にある。

1030-1089039.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

3個のうち一個は、鳥のしわざだろうか?繭壁が食い破られて中はすっかり空洞になっていた。
こんな具合に引き裂かれたような繭は、過去にも何度か見ている。

日南市

1030-1000831.jpg
 
1030-1089053.jpg
         LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U 

ホウライチクで、オオテントウを探してみた。
アブラムシのコロニー近くで休んでいるのや、アブラムシを捕食中のものもいた。
蛹殻がいくつか見られ、9〜10月に羽化したまだ日が浅い新成虫だろう。

1030-.jpg
    LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

ミカンの梢には、オオキンカメムシが潜んでいた。このまま越冬に入るのだろう。

posted by やまかます at 21:21|

2023年10月29日

ギャラリートーク

木城えほんの郷

10月21日より開催中の写真展「この星とともに生きる小さな命を見つめて」会場の様子。

1029-1000762.jpg
1階ギャラリー     G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH

1029-1000757.jpg
2階ギャラリー     G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH

午後1時半〜、ギャラリートークを行った。
今回は岩崎書店の編集者、石川雄一さんにも参加いただき、本作りの裏舞台、私との出会いなど、を語っていただいた。

1029--2.jpg
     G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH

午前中、えほんの郷の田んぼに降りていると、オニヤンマがやって来て目の前のチガヤに縋りつくようにして止まった。
あまりに落ち着いている様子なので、這いつくばって記念撮影。
画面奥でカメラを構えている方が、石川さん、そのお隣はいつもお世話になっている、八木さん。
昨夜は八木さんの美味しい手料理で、野外コンサートの打ち上げ会が盛り上がった。
私は先月末に発症した三叉神経痛の発作が立て続けに出てしまい、11時にはギブアップ。他の皆さんは0時まで賑やかに食べて飲んで歌っていたようだ。

1029-.jpg
G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U MC-20 (10月28日、宮崎市内、大淀川学習館にて)

メドハギで羽化した直後のメスと交尾していたキタキチョウ。右がメスで羽化殻がすぐ隣に見える。

この写真は、ライカ 100-400mmF4-6.3 Uに、OMシステムの2倍テレコンMC-20を装着して撮影。
テレコンを付けた場合は撮影可能焦点距離が210ー400mmに制限され、ZOOM LIMIT スイッチをONにしておく必要があり、ちょっと気忙しいが撮影上の問題はない。






posted by やまかます at 22:07| トンボ