三股町
EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM
午前8時56分
今朝は霜が降りて今季一番の冷え込みとなった。赤く染まった霧島山の手前に、熱気球がゆっくりと上昇していた。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH. Flash Q20U
モズのはやにえは、イナゴの一種。昨日はここになく、立てられたのは今朝あたりのようだ。
OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.
農道の斜面でトノサマバッタの褐色型(左)の近くに緑色型(右)が着地した。緑色型は私に驚いて地面から跳ね飛んできたのである。
両者はすぐに後ろ脚を翅に擦り合わせて発音を始めた。違いに求愛合戦というわけだ。
OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.
ひとしきり発音した直後、右の緑色型が褐色型の体にガッツリ馬乗りになった。
「やっと出会えた!」という声が聞こえそうな、そんな興奮が伝わってくる。
が、ほんの数秒後には、「ナンダカ、ヘン!」とばかり、抱きついた脚を緩めた。
OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.
緑色型が左脇へと飛び移ると、互いともなんだか気まずそうに、シュ、シュ、シュ、、と発音していた。
OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.
ずっとずっと彷徨うようにヒラヒラ舞いしていた、ツマグロキチョウが、やっと花の蜜にありつけた。
腹ごしらえが済むと、またひたすらヒラヒラ。
OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.
で、次の次に落ち着いた場所には、キタテハの先客がいた。
OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.
「いらっしゃい!」なのか、「あっち行って!」なのか、キタテハのパタパタご挨拶は何度も繰り返されて、
ツマグロキチョウはまた、放浪を始めた。
気になって仕方がないので、しばらく目で追いかけてみると、土手斜面の草間にヒョいと潜り込んだ。
どうやら、そこに落ち着いたようで、そのまま夜を迎えそうな気配だった。
posted by やまかます at 20:03|
バッタ・チョウ