2019年08月15日

台風のあとの樹液レストラン

午後5時半。
仕事部屋の東に並ぶクヌギの樹液にはノコギリクワガタのペアや、
ヒメスズメバチ、カナブン、そして、ハラビロカマキリ褐色型♀が来ていた。

樹液IMG_0003.jpg


こちらは、アミメアリの大群が占拠。
樹液IMG_6879.jpg


シラカシの樹液には、サトキマダラヒカゲ
サトキマダラ-6868.jpg


超大型、あるいはその後、大型で強い勢力と言われていた台風10号は宮崎県の東側沖合を北上して行った。

昨夜からかなりの雨がふりはしたものの、風はそれほどでもなく、台風一過の被害も何もなかった。
多少湿度が高めながら、気温は日中で26度前後と過ごし易い。
最初から予感はしていたが、8号に引き続き肩透かしとなった。

え!?台風、本当に来たの?というのが正直な感想。
明日からまた猛暑に戻るのだろうか?それも不思議に感じるほど涼しい日々を過ごしている。
posted by やまかます at 20:29| Comment(0) | コウチュウ

2019年08月14日

寄生バエとキマダラセセリ幼虫

台風10号の影響で風雨が激しくなり始めたのは、日暮れ頃から。

日中は雨が降ったり止んだりで、はっきりしない天気だったが、気温は低めでまずまず快適。
庭のススキで営巣していたキマダラセセリ幼虫を覗いてみれば、寄生バエの蛹が並んでいた。

キマダラ-6876.jpg

キマダラセセリの蛹を撮影したかったのだが。

午後4時、ちょっと一味工夫したカレーを仕込んでみた。
なかなかいけるので、ご飯は少なめで、ルーだけをお代わりした。
posted by やまかます at 21:35| Comment(0) | チョウ

2019年08月12日

カヤキリの王冠

台風10号の影響なのか、風が強く吹いたり、断続的に雨が降った。
そのせいか、カヤキリが鳴き始めたのは午後6時を過ぎてから。
先日と全く同じ場所で、仕事部屋のすぐ外。

同じ場所なのに今日はどうしても姿を見ることができなかった。
そのうち雨脚も強まり早々と撤退。

画面からはみ出した、大きな顔のカヤキリ。
カヤキリの王冠-1004.jpg


この写真は、2010年8月15日に撮影。

同じく同年、8月18日に撮影した、オオカマキリ終齢幼虫。
オオカマキリ幼虫-1311.jpg


幼虫とはいえ、威嚇する姿はすでに成虫に劣らず迫力満点。

まだこの時期、オオカマキリの成虫はいない。みな幼虫ばかり。
けれど、羽化時期はもう間近。
posted by やまかます at 21:28| Comment(0) | バッタ

2019年08月11日

お盆の準備

午前5時08分、近くからヒグラシの鳴き声が聞こえる。
最初、一頭だけだったが、しばらくして家の反対側からもう一頭が呼応するかのように鳴き始めた。

さらに庭でクサヒバリが鳴き始めた。

午前5時26分、アブラゼミの合唱が始まると、いつの間にかヒグラシの声は消えていた。

連日の猛暑だが朝晩はそこそこ冷え込むようになった。特に夜中は窓を開けて寝ると風邪をひきそうだ。

庭にいたニシキリギリスの♀。草刈りのタイミングが肝心だが、刈り残しの場所も確保してある。キリギリスが好む草地を意識しているせいか、敷地内で姿を見る機会は多い。
IMG_9976.jpg


お盆、ということもあって仕事を始める前に掃除やら部屋の片付けに精を出した。
午前8時45分。遅めの犬の散歩に出る。
早速ススキの葉裏で目に留まったのが、シロオビトリノフンダマシ
シロオビトリノフンダマシ-6826.jpg


トリノフンダマシの仲間の中では小柄なクモ。
腹部の紋様が人面に見えないことも無い。

ミヤマカラスアゲハのメスが、落ち着ける場所を探して迷い飛びしていた。
で、着地したのは杉の梢。地上高3mの位置。
ミヤマカラスアゲハ♀-9953.jpg


撮影画像を拡大して見る限り、鱗粉の乱れも擦り傷一つも無く、クモの糸の絡みもない。
もしかしたら今朝にでも羽化しばかりかな?



posted by やまかます at 21:46| Comment(0) |

2019年08月10日

カヤキリとゴマダラチョウ

午後4時20分。

今日も仕事部屋のすぐ外で、カヤキリの大きな鳴き声。
鳴き声は昨日とほぼ同じ位置なので、慎重に近づいてみた。
すぐ目の前のはずだがなかなか姿が拝めない。

自分の体軸を左右に振りながら音源の位置を探る。潜水艦のソナーみたい。
左右に耳があるって大事なんだ。

ピタッと鳴き止んだ次の瞬間、ススキが揺れたおかげで居場所がわかった。
カヤキリ-6986.jpg


カヤキリはバッタの中でも特大のサイズと体重の持ち主。声もそれなりにデッカい。
私が初めてカヤキリの姿を見たのは確か1995〜1997年の頃だから24年も前になる。
場所は屋久島。

初めて聞く鳴き声に驚いて、なんだろう?なんだろう?と牧草地を駆け巡ったのも懐かしい。
やっとの事で姿を見届けたのだけれど、残念ながら撮影ができるような条件ではなかった。
カヤキリ-6941.jpg


カヤキリは図体の割には複眼が小さい。
それでなのかどうかわからないが、案外、視力はあんまし効かないのか、側に近寄って撮影しても落ち着いている。
けれど鳴いている時は、振動や人影の動きには敏感なようだ。
カヤキリ-6976.jpg


日が暮れると、カヤキリと入れ替わるようにして、シブイロカヤキリが鳴き始める。
体の大きさでは一回り小さいシブイロカヤキリだが、鳴き声では負けてはいない。

駐車場の隅のエノキで、昨夜脱皮して5齢になったゴマダラチョウ幼虫。
ゴマダラチョウ脱皮IMG_1832.jpg


同じエノキには3齢もいて、おそらく他にもまだ兄弟が潜んでいるような気がする。


〜お知らせ〜

来月、三股町で開催する写真展と講演・観察会の日程が決まりました。

写真展開催日程は、9月17日〜27日。会場は、 JR三股駅のみまたんえき多目的ホール「Mウィング」
講演・観察会は、28日(土)午前10時〜正午。会場は三股町情報交流センター「あつまい」。
観察会は「エコフィールドみまた環境学習公園」で行う予定です。


posted by やまかます at 21:16| Comment(0) | バッタ

2019年08月09日

みんな幼虫

午後4時過ぎ、仕事部屋のすぐ外で、カヤキリの大きな声が。
気になって外に出てみた。デスクワークの中休み。

いたいた、ススキの茂みに。けれど手前の葉っぱが被って撮影できない。
そっと位置変えしたらサッと逃げられてしまった。
また鳴き出すまでじっと待っていたら、目の前にエビイロカメムシの終齢幼虫がいた。
エビイロカメムシ幼虫-1836.jpg


午後6時半、犬の散歩。駐車場を出るところで足元からショウリョウバッタ終齢幼虫が飛び出した。褐色型。
ショウリョウバッタ幼虫-9918.jpg

褐色型の幼虫が羽化したら、やはり褐色型の成虫になるんだろうね。
え!?ほんと?

昨日見つけたキンモウアナバチの掘りかけ巣穴は、無残にもトラクターが踏み潰した後だった。
畑への出入口だったから。むき出しの地面ってなかなか無いから、キンモウアナバチも巣作りには苦労しているのだろう。
その場所には小さな崖もあって、スジボソコシブトハナバチがねぐら場所を探していたけど、
結局他へと去ってしまった。近場の崖も見たけど、ねぐらとしては条件が悪く、やっぱりハナバチの姿は見かけなかった。

帰り掛け、小さなヒサカキにホタルガの終齢幼虫が一頭、ポツンと。
ほんとに一頭だけ。
ホタルガ幼虫-1849.jpg

東京の清瀬市では空堀川の遊歩道に沿ってヒサカキの生垣が続き、それはもう大繁殖して所々、丸坊主になるくらいだった。
それに比べて今住んでいるこの三股町近辺ではとても数が少ないように感じる。ヒサカキ、そのものはあちこちに多いけれど、何か違うんだろう。成虫もあんまし見ない。

先週あたりからツクツクボウシが鳴き始め、クロコノマチョウも秋型が増えてきて、一昨日はクサヒバリが鳴いていた。ジワジワと夏の終わりが近づいている。暑いけど。

posted by やまかます at 20:30| Comment(0) | カメムシ

2019年08月08日

水玉レンズ

球体レンズ-6746.jpg


それぞれ歪みながらも同じ光景が並んでいる。
小さいのも、大きいのも。

家の西側、屋根から地面まで長く伸びた支え糸。
オニグモの網糸かな。
球体レンズ-6749.jpg


午前8時半、クヌギの目立つ場所に、セダカシャチホコ
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sedakasyatihoko-6764.jpg


昨夜辺り羽化したばかりなのだろう。

クヌギ樹液の一つは白く泡だってきた。
ヒラタクワガタ-0371.jpg

ヨツボシケシキスイ2頭のところに、いつの間にかヒラタクワガタが来ていた。

こちらは独り占め、カブトムシ。
カブトムシ♂-0355.jpg

posted by やまかます at 08:21| Comment(0) | しわざ

2019年08月06日

台風一過

台風8号は宮崎県を直撃したが、三股町ではさほどの強風もなく、雨もそれほどでは無かった。
台風に備えてあれこれ準備したけれど、肩透かしに終わったのは幸いだった。
昼前から陽射しも出た。

午後6時過ぎ。
アブラゼミ-9906.jpg

谷津田の耕作放棄地にはセイタカアワダチソウ群落に混じって、アカメガシワまで大きく育っている。
その一本では細い幹に樹液が出ていて、先月から様々な昆虫が訪れている。
今日はノコギリクワガタのペアと、シロテンハナムグリ

アブラゼミ-9901.jpg


うちの林ではアブラゼミが例年よりか多い。
アブラゼミ-9884.jpg

今がとりわけピークだろう。

昨日のクヌギ樹液では、ヒラタクワガタと一緒に、小さなネブトクワガタも見つかっていた。
ネブトクワガタIMG_0068.jpg


あまり多くはないが、可愛いクワガタムシだ。



posted by やまかます at 21:21| Comment(0) | カメムシ

2019年08月05日

樹液レストラン

地元新聞社の取材で記者の方を伴い、カブトムシ、クワガタムシを探してみた。
場所は三股町内の公園。

カブトムシはすでに残骸が転がっているだけで、一足先にカラスに食べられてしまったようだ。
しかし、大きなヒラタクワガタ
クヌギの樹液に来ていた。彼らは隙間に身を潜める巧みな術を心得ている。
ヒラタクワガタIMG_6763.jpg


アラカシでは、シロスジカミキリのメスがいた。
樹液レストラン開業の裏方だ。
シロスジカミキリIMG_6755.jpg


アルコール発酵が進んでプンプン臭う、クヌギ樹液の根本にオオスズメバチがいた。
元気が無かったが、一目で、スズメバチネジレバネ♀の頭部が覗いているのがわかった。
あんまりおとなしいので、これをケースに入れて持ち帰ったところ、スズメバチは衰弱して死にかけていた。
と!目の前でスズメバチネジレバネの頭部からワラワラと小さな幼虫が出てきた。
とにかく小さい。動いているから幼虫だとかろうじてわかる。
スズメバチネジレバネIMG_0092.jpg

数百、いやそれ以上のかなりの数。
黒っぽい方が、頭部。
スズメバチネジレバネ幼虫IMG_0102.jpg


微小なふ化幼虫をもっと鮮明に表現するのは難しいが、少なくとも6脚あって素早く歩行すること、
お尻に長い二本の細いヒゲがあること、などの特徴が見てとれる。

ネジレバネの頭部をピンセットで引っ張り出してみたら、
体本体が破れ、そこからもふ化幼虫が溢れるように出てきた。
スズメバチネジレバネは、『体腔内卵胎生』という特殊な産卵形態である。

寄生されていたオオスズメバチは弱って結局死んでしまった。
本来なら樹液レストランの場で親の体から分散したふ化幼虫たちは、そこでオオスズメバチの飛来を待ち、
自ら選んだ運搬者に便乗する。
で、便乗したオオスズメバチが帰巣するや、巣内で多数養われているオオスズメバチ幼虫に寄生するようだ。
スズメバチネジレバネふ化幼虫(1齢)の寿命は、わずかに5日間。



参照文献:
前田泰生・木船悌嗣『ネジレバネの生態(1)〜(5)』
インセクタリュウム 1990.Vol.27:4月~8月号)

posted by やまかます at 21:17| Comment(2) | ハチ・アリ

2019年08月04日

オニヤンマ♀

午前5時。オニヤンマのメスがいた。
昨夜ライトに飛来した居残り組だ。

オニヤンマIMG_6741.jpg


午前6時から地区の公民館で草刈り作業に参加。
早朝でもあり、幸い曇り空だったので暑くはなかった。

作業後、陽射しも出てきて猛暑となったが、午前中はみっちり体を動かす仕事を片付けておいた。
posted by やまかます at 21:27| Comment(0) | トンボ