2024年12月07日

ビロードの輝き

三股町

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    EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

ホシササキリの褐色型メス。
トノサマバッタがたくさん見られる草地に、ホシササキリも多い。若齢〜終齢まで幼虫も次々に飛び跳ねては草間に消えていく。少々、寒いくらいは平気な様子。真っ直ぐで短めの産卵管が特徴。

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ホシササキリの緑色型メス    EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

体上下の分断色となっているため、周囲の草に紛れやすい。ちょっと目を逸らすだけで、視界からフッと消えてしまいそうだ。

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ホシササキリの褐色型オス     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

オスの特徴(前翅の発音器)が分かりやすいように背面から撮影してみた。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

隣のスギ林で毎年営巣しているハシブトガラス。
雌雄のいづれかは判らないが、渋くも羽毛の輝きが目をひく。余所者が近づいたため、しきりと喚いていた。
posted by やまかます at 19:21| バッタ・とり

2024年12月06日

吾亦紅とヤマトシジミ

三股町

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      EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

ここしばらく東北、仙台に出かけている間に、
蕾の時からずっと観察していたワレモコウが、開花していた。

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      EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

そこへ、ヤマトシジミがやって来た。
朝、日差しがようやく届き始めたころで、食事はまだまだ先のこと。

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      EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

ゆっくり翅を広げて、まずは日光浴。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

秋の気配が濃くなってから、下の池にはカワセミのメスが頻繁に訪れるようになった。
posted by やまかます at 20:09| チョウ・花

2024年12月03日

硬い繭

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

ヒサカキの梢にぶら下がっていた、シンジュサンの繭。
繭の土台となっている葉が完全に枯れて、繭そのものも枯葉色のため、どこからどう見ても枯葉以外には見えない。本物かどうかを確認するにはギュッと摘んでみるといい。
硬くしっかりした手応えがある。さらに繭を振ってみて中に蛹の重みを感じ取ることができれば、来年の5月に羽化を期待できる。

この繭を紡いだ幼虫が育った木は、すぐ隣にあるモチノキだろうと思う。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

シロハラの姿を見る機会が次第に増えてきた。
posted by やまかます at 20:33|

2024年12月02日

焼きたて

三股町

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     EOS-R6 MarkU SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE 430EX III-RT

アカメガシワのウロから生えたキノコ。ほぼほぼ傘を広げた。
艶のある傘表面は焼きたてのパンにも見える。これが美味しいなら、人気のキノコになるだろう。

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    EOS-R6 MarkU SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE 430EX III-RT

ここまで成長した姿をじっくり眺め、図鑑と首っきりで調べても、まだ種名が判然としない。

 
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     EOS-R6 MarkU SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE 430EX III-RT

posted by やまかます at 20:58| キノコ

2024年12月01日

アキノノゲシとカメムシ

三股町

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コマダラナガカメムシ成虫     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

コマダラナガカメムシの新成虫はまだ少なく、幼虫が多い。

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コマダラナガカメムシ5齢幼虫     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

コマダラナガカメムシの幼虫は、アキノノゲシの蕾や種子を吸汁して成長している。
写真下の幼虫は、腹部がパンパンに膨んでいる。そろそろ羽化が近いようだ。

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アカヒメヘリカメムシ     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

同じアキノノゲシで成虫がポツポツ見つかるが数は少ない、アカヒメヘリカメムシ。
体色は赤というか明るい薄い茶色に見える。

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スカシヒメヘリカメムシ     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

こちらはスカシヒメヘリカメムシの雌雄。画面左がオスで、右がメス。
スカシヒメヘリカメムシも、アキノノゲシの蕾に産卵し、ここで幼虫が育っている。アカヒメヘリカメムシの幼虫は見当たらず、成虫のみ。
posted by やまかます at 19:12| カメムシ

2024年11月30日

カップル

三股町


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     EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM DMW-FL200L

気温は低いが陽射しがあるため、農道を歩けばトノサマバッタが次々と飛び出してくる。
交尾カップルはおとなしくしていたけど。草地に寝転んでみると、じんわり温かい。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

足元を転がるように飛び出てきたヤマトシジミ。大柄なオスが翅を全開してメスに猛アタックし始めた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

お互いにダンスを舞うがごとくクルクル回転していたが、あっという間に交尾が成立した。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

写真画面の右がオス。メスは翅が擦れており羽化してそこそこ日数を経ているように見える。
ヤマトシジミの場合、多回交尾をするのだろうか。
posted by やまかます at 19:04| バッタ・チョウ

2024年11月29日

黄檗色〜鬱金色

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

昨日より冷え込んで、霧島山に初冠雪。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

ツワブキの花には、キタキチョウが似合う。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

キク花で吸蜜していた、ワタヘリクロノメイガ。
お尻のフサフサがチアガールみたく可愛いけれど、これがあるのはオスだけのようだ。

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     EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM Flash Q20U

アカメガシワの幹に生えてきたキノコ。種名はまだ調査中。
コウモリガ幼虫の巣トンネル出口部分が朽ちて、そこから首を突き出したような格好。
傘の表面にはぬめりがなく、鱗片が付着している。見た目には美味しそう。

〜自家用車の今日〜

8月から乗り始めた新車カローラ・ツーリングの走行距離が7,000キロを超えた。
これまで自家用車の年間走行距離は平均でおよそ1万キロだったから、3ヶ月ほどで7,000キロはかなり多いと言える。まあ、私の場合、遠出は少なくむしろ控えるようにしているので、年間1万キロという数字は同業者?のなかでは少ないほうだろうと思っている。

つい先日、トヨタから改善対策の通知が届いたので、今日の午前中、最寄りのディーラーに持ち込んで整備作業を済ませた。問題の箇所とは、ブレーキアクチュエーター用制御コンピューターのプログラム改善とかで、作業は40分ほどで終わった(無料修理)。7,000キロ以上走行していて特段の異常は感じなかったが、「旋回制動時に一時的に意図通りの制動力を得られず、予測より制動距離が伸びるおそれがある」とのことだった。
posted by やまかます at 19:24| チョウ・キノコ

2024年11月28日

白いネムノキ

三股町

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    EOS-R6 MarkU RF24-105mm F4-7.1 IS STM

町内、沖水川のめがね橋近くにあるネムノキが枯れた。枯死したことに気づいたのは今年に入ってのこと。
河岸の草地にポツンと一本立ちのネムノキは伸び伸びと枝を広げて、ドーム型の樹形が際立っていた。
残念ながら花盛りの姿は、もう二度と目にすることができない。
しかし、白骨化するほど枯れた原因は何だったのだろう?

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本格的な冬到来に向けて、ナワバリ争いが激しい、カワセミ。
写真のメスも他のカワセミを猛追し、しばらくして元の場所に戻ってきたところ。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
強風のため雲の切れ間から届く陽射しはほんの一瞬だけのことが多い。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

庭のクヌギにコイチャコガネがいた。
秋に羽化した新成虫だろう。もうとっくに活動休止したかと思いきや、まだ腹拵えしている。
コイチャコガネは成虫越冬。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

近所の農道に多いトノサマバッタは、さすがに草陰でじっと佇んでいるだけでジャンプするだけの元気はない。
11月に入って新成虫が一気に増えたけれど、陽射しがないと動きようが無い。
posted by やまかます at 20:04| 樹木

2024年11月27日

チョウ、それぞれ

都城市

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

擦り傷一つ無い綺麗なヤマトシジミ♂がキクの花で吸蜜していた。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

昨年に引き続き、同じカシワの梢にムラサキツバメの越冬集団ができていた。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

冷たい北西の風が吹き荒れていたがときおり陽射しもあって、集団から飛び立つ個体もいた。
飛んだのはいいけど、気温は低いのですぐに日光浴の姿勢となった。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

シダレヤナギのコムラサキ幼虫は枝又に落ち着いて、すっかり越冬モードに入っていた。
posted by やまかます at 17:58| チョウ

2024年11月22日

ねぐら

三股町

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

カラスザンショウの果実を啄みに来ていた、シロハラ。
姿が見えないうちから賑やかに囀っていたので、そっとしゃがんで待ち構えることができた。
食事中も絶え間なく囀っていて、なんとも落ち着きがないのが愛嬌たっぷり。ナワバリ宣言なんだろうか。

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

夕方になってからフタモンアシナガバチの巣を覗いてみた。
先日は2、3頭になっていたが、今日はオスもいて数頭が身を寄せ合っていた。新女王とワーカーの見分けがつかないのだが、この巣はいつ頃までこうして寄り添っていられるだろうか。それとも新女王はとっくに去っているのだろうか。

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

南向きの斜面の草むらに潜り込んでいた、タテハモドキ。付近には他に2頭いた。
まだ4時過ぎだが、すでにねぐら入りしていた。潜り込む場所を探して草に触れんばかりに飛んでいるのもいた。同種のなかまが近くにいるかどうか、それもしっかり見ているようだ。

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6U

タテハモドキのねぐらとなっていた、南向きの斜面。
ちょうど目線の高さあたりに潜り込んでいるので、観察しやすい。
posted by やまかます at 19:17| チョウ

2024年11月21日

赤橙色

三股町

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ハゼノキ紅葉      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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マムシグサ果実     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6U

台風の影響でマムシグサのほとんどは茎が折れて、果実は下向きに垂れているか、上写真のように地面に転がっている。
ジョウビタキと違って体が重いシロハラなどにとっては、転がっていたり地面に近く垂れている方が好都合かもしれない。

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ミヤマアカネ     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ミヤマアカネのオスが占有している場所に出会した。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

農道沿いに行ったり来たり。途中で着地しては上空を仰ぎ、たびたび空中ハンティングを行っていた。
posted by やまかます at 20:29| トンボ

2024年11月20日

シロチョウ2種

三股町

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

大きくて綺麗なモンシロチョウのメスがいて、吸蜜する姿をしばらく眺めていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

うちの周辺では少ないツマグロキチョウ。今朝は珍しく同じ花に2頭が来ていた。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

コセンダングサでの吸蜜時間はとても長く、飛び立つのを待つうちにカメラのファインダーに「ヒート」の警告表示が出た。11月とはとても思えない強烈な陽射しのためだが、昨年の同じ頃にも一度あった。
これからの日本の気候はどうなっていくのだろう。若い世代の人にとってはこれが当たり前になるのだろうけど。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

午後4時48分 南の空に鱗雲。

ずっと放置していた(サボっていた)池の縁とそこにつながる農道沿いの草刈り作業を行なった。午後2時〜4時頃まで。
雨で路面に溜まった土に草が茂り、歩くにも支障があるほどまでになっていた。サラサヤンマやオニヤンマの飛翔コースがすっかり塞がり、カラスアゲハやモンキアゲハの吸水スペースも埋没していた。
数年前から道路沿いの農地が放棄されて以来、草刈り作業をする農家の方も全く来なくなったので、私がやるしかなくなったのである。
総延長50mほどあり、林縁部ではイヌビワやエノキ、ハゼノキ、ホウライチク、メダケなど小灌木も多数混じっているので、刈ると言っても作業は容易ではない。背負式草刈り機のシャフトを両手で支え、上へ下へとまるで剣術のように振りかざしたりした。サルトリイバラ、フジ、ヤマノイモ、ノブドウなど蔓も複雑に絡んでいてさらに厄介だ。

池のへりでエンジンを止め路面に座り込んで休憩に入った直後。ピッチーという囀りとともに、カワセミのメスが飛来した。枝先で羽繕いして落ち着いている。エンジンを始動することもできずしばらく草陰から眺めていると、池の反対側に移動して、高い枝先から水面にダイビングしたが魚は獲り損なったようだ。何度も水面を覗き込んでいたが、そのうちプイッと池から飛び去って行った。
カワセミが去ってから作業を再開して、今日予定していた範囲の草刈りを終えることができた。
posted by やまかます at 22:12| チョウ

2024年11月19日

カメムシ、緑と赤

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

庭のキクの花に、ツマグロアオカスミカメが来ていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

アキノノゲシで繁殖している、スカシヒメヘリカメムシ。
羽化直後で真っ赤な新成虫がいた。右下に抜け殻がある。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

こちらはしっかり色付いた、スカシヒメヘリカメムシ成虫。

昨夜、フタモンアシナガバチに刺された左手薬指は、わずかに腫れが残っているものの、痛みも痒みもすっかり解消した。
刺された直後の吸い出し、水洗、ステロイド軟膏の塗布が効いたようだ。
posted by やまかます at 20:51| カメムシ

2024年11月18日

久しぶりに刺されて

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

庭のツワブキにたくさんの虫が来ていて、ヤクシマルリシジミのオスや、

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

キタテハ、ウラナミシジミなどの姿もあった。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

X字型のかくれ帯に潜む、コガネグモの幼体。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

近所の畑の脇にあったフタモンアシナガバチの巣にはオスも数頭いたが(撮影:11月13日)、

今日覗いてみると数が減っていて、オスの姿は無かった↓

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

ところで、フタモンアシナガバチと言えば、、、、、

今日の夜、風呂上がりに長袖Tシャツに腕を通した途端、左手薬指の付け根あたりをブスリと刺された。
袖口にフタモンアシナガバチが潜んでいたのだ。
長袖Tシャツは先日洗濯して箪笥に入れてあったものだが、外に干している間に袖口に潜り込んだのだろう。畳んだりしていてもじっと動かなかったようだ。

刺された部位をすぐに吸い出したが激痛に耐え難く、ステロイド外用薬アンテベートを塗り込んだら、しばらくして痛みは治った。と、その直後から患部周辺に痒みが出てきた。
posted by やまかます at 22:03| ハチ・アリ

2024年11月15日

「しわざ」にご注意!

三股町

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ノイバラにやってきたエナガ。
キョロキョロ、葉っぱに残された「しわざ」(食痕)をしっかりチェックしたかな?

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ホレ、この通り!「しわざ」のヌシはチュウレンジバチ類の幼虫だった。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

バチン、バチン! お食事前に枝へ打ちつけて、幼虫をヘロヘロにする。これを称して「イモムシのたたき」

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

いっただきまあ〜す!

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

エナガの群れに混じっていたリュウキュウサンショウクイのオス。じっと羨ましそうにエナガを見てた?
posted by やまかます at 18:14| とり

2024年11月14日

ヨガするゾウムシ

三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

アラカシの葉裏に張り付いていたのは、ムナコブクモゾウムシ。
10年前の記事はこちら

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

後ろ脚片方を突き上げた独特のポーズはいつも変わらず。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

葉っぱをでんぐり返して日向にしたら、少し間を置いてからポーズを解いて歩き出した。
posted by やまかます at 19:40| コウチュウ

2024年11月13日

葉陰のワナ

三股町

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         OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

この頃、モンシロチョウの姿が多い。今朝も草間で休んでいるモンシロチョウを眺めながら歩いていたところ、妙な格好でぶら下がっているのが目に入った。クモにでも捕まったのだろうか。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

近づいてみると、モンシロチョウの背後にはキュウシュウクチブトカメムシがいた。
カメムシの太い口吻が背面に突き立てられており、モンシロチョウはすでに死んでいるようだった。
クチブトカメムシの仲間は、主にレピの幼虫を吸血することが多いが、他にも種々雑多の昆虫を襲うことも珍しくない。

モンシロチョウは羽化して間もない新鮮個体で、この場所で日光浴をしていたのか、あるいはねぐらとして翅を休めていたのか、とにかくも運が悪かったのだろう。

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     OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.

上空から目の前に舞い降りてきたムラサキシジミのメス。翅を広げて日光浴はほんのわずか。3秒ほどでまた忙しく舞い上がっていった。
posted by やまかます at 20:00| カメムシ

2024年11月12日

プチプチ、ごはん

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

獲物を探してキョロ、キョロ。

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      EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

ケヤキの小枝でケヤキヒトスジワタムシを啄む、エナガ。
ピンセットで摘むようにアブラムシを一つ一つ丁寧に。

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       EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

クヌギでクリオオアブラムシを啄む、エナガ。
連日やって来るエナガのせいだろう、大きなコロニーはいくつかのグループに分かれ数も減っている。

アレ!?  オオミノガの蓑が写っていた(画面右端)。
posted by やまかます at 19:14| カメムシ・とり

2024年11月11日

褐色vs緑色

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

ハラビロカマキリの褐色型を見るのは久しぶりのこと。昨日は網戸で対峙したオオカマキリのメスに威嚇されていたけれど、何事もなく逃れることができたようだ。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

先月から飼育していたトノサマバッタ数頭を庭の草はらに放した。飛び去る姿を見届けて、ふと足下をみれば、コカマキリがいた。それも、滅多に出会えない緑色型だった。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

威嚇行動は単発的で、長くは続かなかった。
過去17年間、自宅の庭で緑色型の登場はわずかに1回で、今日のを入れて2回目。さらに遡って東京に住んでいた頃にも確か1回きりの出会いだったと思う。今後、緑色型コカマキリをどれだけの回数見つけることが出来るだろうか?
それに比べて、ハラビロカマキリの褐色型も少ないとはいえ、毎年、少なくとも1頭は見ていると思う。
posted by やまかます at 22:00| カマキリ

2024年11月10日

花と蝶と蛾

宮崎市 

今日は雨の中、宮崎昆虫調査研究会の研究大会に赴いた。場所は、宮崎県立博物館。

特別講演は、小岩屋 敏さんの『チョウを追う旅』

小岩屋敏さん著『チョウを追う旅』(宮日文化情報センター)もいただいた。

一般講演として、『宮崎県北部地方の低標高地に生息するゼフィルスについて』安本潤一さん、
        『鹿児島県のアカシジミ(過去〜現在)』熊谷信晴さん、
        『南九州のキリシマミドリシジミ』岩崎郁雄さん、

今日の演目はすべて、チョウの話し。久しぶりに虫屋さんのお話しを直接、拝聴する機会となった。虫に対する情熱は年齢に関係なく、皆さんとても熱い。

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

ランタナやニラの花に、ヤマトシジミが来ていた。写真はメスで、オス同士の追飛翔もよく見られた。

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    E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

ルリマツリ(プルンバゴ)の青い花にはホシホウジャクが来ていた。
ファインダーがないE-P7のため、カメラを突き出して、ここぞという位置で待ち構えてみた。ホシホウジャクがモニター画面に飛び込んできたところでシャッターを切る。シャッター速度は1,000分の1秒にして、胴体だけはブレないようにした。

大会会場から親戚宅に戻り、嫁さんの従姉妹さんたちから「チョウもガも、気持ちが悪〜〜い」といういつもの話を聞いた。まあ、一般的な反応として珍しくはないが、カマキリ、カブトムシは平気らしい。
なぜ嫌いなのかは、好き嫌いは何でもそうだが漠然としていて、はっきりした理由はない。「相手を知らないから、好きになるチャンスがないだけだよ。そのうちきっと、何かのキッカケで好きになるかもよ」という私の弁に、「ない!ない!ない!」と強く否定していた。

暗くなっての帰途、都城市、青井岳温泉の湯船に浸かった。日曜日、夕方遅めなので混んでおり、若い世代の入浴客が多かった。普段は平日の早めの時刻に行くことが多いので、いつもは自分を含めて高齢者ばかり。
posted by やまかます at 21:10| レピ

2024年11月09日

イヌビワとヒヨドリ

三股町

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       EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

メジロの囀りに気づいて窓の外を見ると、イヌビワの梢がユラユラ揺れていた。敏捷なメジロの姿は一瞬しか見えない。そうこうするうちにヒヨドリがやって来た。

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      EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

メジロが慌ただしく林の奥へと消えると、体の大きなヒヨドリがイヌビワの梢をユサユサ揺らし始めた。
お目当ては黒く熟した果実だ。
posted by やまかます at 21:03| とり

2024年11月07日

めくって、叩いて

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO Flash Q20U

自宅林のアラカシで見つけた、ウスイロカモドキサシガメ。
細い体、糸のように長い脚でベッタリ張り付いているため、よほど目を凝らさない限り見過ごしてしまいそうだ。しかも葉裏にいるので、葉っぱを丁寧にめくるという地道な作業の繰り返しが必要。葉っぱをめくっても大概はじっと動かないので、撮影は容易だ。残念ながら、まだ捕食シーンは観察したことがない。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

お友だちのHさんが、先月はじめに見つけてくれた、シロタエハネビロウンカ(撮影:10月12日)。
薄暗い林内のイワガネ上で見つかり、その付近を叩いてみると次々と2頭目、3頭目と飛び出してきた。軽やかに飛んでも長くは続かず近くに着地して落ち着いていた。
本種については情報が少なく、九州での分布や発生消長など未詳。
成虫で越冬するのだろうか?冷え込んできたこの時期に、もう一度確かめてみよう。

※付記:シロタエハネビロウンカはハネビロウンカ科。「日本昆虫目録」によると、国内での分布は本州とある。
その後11月に入ってから同所近辺を探してみたが(ビーティングも行い)、見つからなかった。
posted by やまかます at 20:15| カメムシ

2024年11月05日

ヤッコソウの季節

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

先日、蛹化したアオスジアゲハ。
帯糸を張り前蛹になるまでは撮影できたけれど、観察会の仕事で出掛けていたので蛹化シーンは撮影できなかった。

都城市

ヤッコソウの自生地に行ってみた。尾根の反対側にあった杉植林が大規模に伐採されていて、自生地の側の谷間も幾分か明るくなっていた。明るさや吹き抜けによる乾燥など、何らかの影響が及ぶのではないだろうか。ヤッコソウはちょうど開花時期だったが、去年よりか株数が半減していた。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

左株はおしべの帽子を被っているが今にも取れそうになっていた。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

白いめしべは受粉したように見える。
去年のようにスズメバチ類やチョウなどの姿はなく、訪花していたのはアリ類のみだった(午後3時頃)。
posted by やまかます at 19:29| チョウ

2024年11月04日

延岡、朝一の撮影

延岡市植物園

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メジロ     OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.

観察会が始まる前に植物園に立ち寄ってみた。昨日、見つけておいたカキの実の下でしばし待っていると、メジロの賑やかな囀りが近づいてきた。カメラ構えたこちらは、バナナの大きな葉陰で動かぬ銅像に徹する。
メジロは番でやってきて、代わり番こにお食事。

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    OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.

ツワブキではキンケハラナガツチバチのメスが吸蜜中。
その大きな体のすぐ向こうには、ほっそりとしたオスが、、、と思いきや。

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     OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.

オスの方は別種のアカアシハラナガツチバチ、だった。アカアシハラナガツチバチは、和名のごとく脚が赤いので違いがわかる。道理ですぐ近くにメスがいても知らん顔。
posted by やまかます at 21:25| 鳥・ハチ

2024年11月03日

県北、延岡にて

延岡市 行縢山

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行縢山    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

行縢山(むかばきやま)は、延岡市北方町にあって岩峰の絶壁が聳える。行縢山登山口の近くにある青少年自然の家の催しで、昆虫観察会を行うことになった。今日はその下見。

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   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

イチイガシの大木が並ぶ森の中は晴れていても薄暗い。自然観察路はうっかりするとコースから外れてしまいそうで、実際、途中で道に迷い、しばし樹海の中を彷徨っていた。林床には苔むした倒木が多く、多種類のキノコが見つかる。

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エゾビタキ       OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.

延岡植物園では、エゾビタキとジョウビタキが交錯するようにして、盛んに囀っていた。
両種ともフライングキャッチはお手のもの。特にエゾビタキは頭上で何度もパチッと音を立てて狩に励んでいた。

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ジョウビタキ     OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.
posted by やまかます at 19:52| とり・カメムシ・キノコ

2024年11月02日

蛍光色

三股町

庭のタブノキ幼木についていたアオスジアゲハ幼虫は、回収して飼育することにした。
葉っぱが足りないのは目に見えていたのと、タブノキを養生させるためで、餌はシロダモにした。
タブノキはすぐ近所にはなく、シロダモならすぐ家の前に大木があり実生も育っている。

食いつくかどうか気になっていたが、シロダモに移してしばらくするとパリパリ音を立てて食べていた。

そして、今朝のこと下痢便をして体が透き通ると、葉裏の蛹化場所に落ち着いた。
蛹化場所を求めて何時間も徘徊するかと思いきや、水さしから離れることもなくあっさりと決まった。

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      EOS-R6 MarkU SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACRO 430EX III-RT

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      EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

夜になってから帯糸を念入りに吐き始めた。前脚で糸を受け止め、左右に頭を振って糸を繰り出していく。
10数回以上これを繰り返し、帯糸の束ができると徐に頭をくぐらせた。

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      EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U


posted by やまかます at 22:37| チョウ

2024年11月01日

すっかりお馴染み

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

先日見つけたキタテハの蛹が、羽化していた。
今日ははっきりしない天気だったが、気温、湿度ともにこの時期としては高めだった。
羽化したあと、キタテハは長いことこのままの姿勢でじっとしていた。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

アキノノゲシについたアブラムシのコロニーに、テントウムシ類が集まっていた。
写真は外来種でもうすっかり定着している、モンクチビルテントウ。
在来のヨツボシテントウに比べて食性の範囲が広いようで、様々な植物上で出会う。アブラムシなら何でもOK、のようだ。
posted by やまかます at 21:22| チョウ・コウチュウ

2024年10月30日

ゴミグモの一種

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

平地では午後からよく晴れたが、今日の霧島山は雲に隠れていることが多かった。

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     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

庭のミズナラ梢に、ゴミグモの一種の網が掛かっていた。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

不規則なかくれ帯や、ゴミの並べ方、止まり方が横向きなこと、などからヤマトゴミグモだろうか?
腹部の紋様が図鑑写真とは異なるので、よくわからない。網糸が夕日に輝いていた。

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     E-M5 MarkU EF-S 55-250mm f/4-5.6 IS (撮影:2019年2月1日・清瀬市)

ほぼ毎朝のことだが、自宅林の奥からコジュケイのけたたましい囀りが聴こえてきた。
家の前の路上を歩く群れに出会ったときは、高い金網を超えたり、あるいは田んぼの上を越えて数十メートル先の山林まで一気に飛んだり、普段、地面を歩くことが多いコジュケイだけに、飛翔する姿には圧倒されるものがある。

今日載せたコジュケイの写真は、5年前に東京都清瀬市で撮影したもの。昔によく通っていた公園である。
自宅林で昨年から撮影の準備はしているけれど、今年はまだ実行できないでいる。撮影課題を抱え過ぎて、時間配分が難しい状況になっているが、何とか整理してじっくり取り組みたい。
posted by やまかます at 21:33| クモ・とり

2024年10月29日

撮影三昧日

三股町

朝から仕事部屋のスタジオとにわかづくりの出窓スタジオで同時に撮影を始めた。
いづれも虫の動くタイミング待ちが必要で、適度に張り付いている必要があった。

出窓スタジオとは出窓のスペースを使うだけのことだが、条件として日差しが欲しいので助かる。窓辺と仕事部屋はそれぞれ家屋の南北両端にあるので、状況を確認しては慌ただしく長い廊下を往復することになった。

そうこうしているうち、窓の外にジョウビタキのオスの姿が目に入った。
家庭菜園を中心に地面に舞い降りてはしきりと採餌している。窓辺に寄ってかなり近くまで距離を詰めても警戒することがない。さっそく、窓辺にもカメラを据えて撮影を開始。出窓棚、窓辺、仕事部屋、と3箇所にカメラがそれぞれ三脚に乗せてあり、虫や鳥の動きを見ながら、あっちにこっちにと忙しく立ち回った。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

嘴を大きくあけて種子の吐き出しを行った。吐き出す前は少し難儀そうにするから、この動作は見逃すことがない。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

地面で何度も捕らえていた獲物は何だろう?小さい昆虫のようだったが正体がわからず。確かめたいのは山々だが、室内の撮影待機から目を離せない。
出窓スタジオでは、撮影意図に沿って照明をストロボ光とLED定常光とに切り替えた。そのためただでさえ狭いスペースが足の踏み場もないくらい煩雑になったが、途中でストロボのシステムを組み直して、少しスッキリと整理できた。
虫の撮影待ちは午後5時で打ち切ったが、お目当ての撮影の3分の2は完了できた。
posted by やまかます at 21:09| とり

2024年10月28日

おひとり様

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

レモン色の筋模様が目を惹く。注意勧告といったところだろうか。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

筋模様の両端には、これ見よがしに目玉のような小さな突起がある。
ちゃんと見えているよ、嘘だけど、とでも言いたげだ。

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    EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

庭のタブノキ幼木に、アオスジアゲハの幼虫がいた。
8月には台風10号の強風・大雨のため、行方不明になってしまったが、今回は無事に成長できたようだ。
しかし、葉っぱの数が少ないので、一頭しかここでは生き残れないだろう。8月から1ヶ月以上を経て、タブノキも背丈を伸ばしている。
庭の通路脇なので、あまり大きくなっても困るけど、胸の高さくらいになるまでは育ってほしい。
posted by やまかます at 21:41| チョウ