2019年08月27日

右、左、右、左、右、、、、、

クワの葉にいたツマグロオオヨコバイの幼虫が、脚を踏ん張ったまま、
体を右に左に、と揺すぶる。
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ヨコバイIMG_7616.jpg


ツマグロオオヨコバイはちょうど今頃が羽化の時期だ。年1化。
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羽化の撮影をしたのは15年も昔のこと。
羽化時刻は早朝4時〜6時が多かったが、そう思って油断していると夕方頃に羽化した個体もあった。
打ち合わせの仕事で都内に出掛け、まさか羽化してはないだろうと。
ところが帰宅して見ればすでに羽化済み。
連日早朝待機の疲れが溜まっている体が、さらにいきなりズンと重く感じたのも懐かしい。

夕方の犬の散歩から戻る途中、ススキで卵のうを抱えた♀クモがいた。
はて?初めて見るクモだ。
普段よく見かけるササグモに似ているが、
このクモはシマササグモ
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南方系のクモで、九州でも南部に多いそうだ。

道の反対側には、ナガコガネグモの小柄なオスがいた。
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網は粗末で足場程度。そう言えば、オスが獲物を捕らえている場面を見たことがない。

posted by やまかます at 21:14| Comment(0) | カメムシ

2019年08月26日

四国カメムシ

一週間ぶりに帰宅してみれば、ヤママユのメスが羽化していた。
昨夜辺り羽化したようだ。山吹色。

さて、四国昆虫巡りで出会ったカメムシ目はと言えば。

石鎚山、瓶ヶ森林道のアカフハネナガウンカ。22日。
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本種は山地性で、シラキの葉裏で見つかるそうだが、写真はササの葉の裏にいた。
よく見れば、赤い口吻が葉脈に突き立てられており、おそらく吸汁していたのだろう。
ヒメキマダラヒカゲの卵塊でもないかとササの葉をめくっていたのが幸いした。
この後、I子さんが産卵行動を目撃、撮影したらしい。
けれど改めてその場所を案内してもらったが、本人にすらわからなくなった。
一旦移動してしまうと、さっきまで見ていたはずのポイントを見失う、ということはよくある。

高知県南国市のニシキキンカメムシ幼虫。24日。
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この時期は4、5齢がホストのツゲから分散し始めたところで、集団形成は弱い。
10月以降だと樹上での集団密度が高くなり、やがて厳冬期に入ると地面の落葉下に潜り込む。

愛媛県、皿ヶ嶺、風穴のトホシカメムシ幼虫。25日。

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ナナカマドに幼虫が多く、みな5齢だった。
成虫も一頭だけいた。
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2年前、埼玉県飯能市では9月下旬に5齢と羽化直後の新成虫が多かった。

ナナカマドでは、ツノアカツノカメムシ、もいた。
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コブシの実にはアカスジキンカメムシが数頭来ており、全てメスだった。
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サクラでは、ナシカメムシの交尾カップルが2組。
クヌギカメムシ科のナシカメムシが産卵するのは9月以降だ。
そして越冬は2齢幼虫というステージ。
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25日、同日。午後5時20分。
松山市南高井町、実家のドアノブで、チャバネアオカメムシが産卵していた。

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こんな不安定な、しかもホストから遠く離れた場所で、何故ゆえに?

思うに、ドアノブ周辺にはクロガケジグモのボロ網が張り巡らされていることから、
チャバネアオカメムシの♀の脚はこのボロ網に絡まれていたのではないだろうか。
もがいて、もがき暴れているうちに観念して産卵するに至ったのではないだろうか。
クモの網糸に掛かって、そこで産卵してしまうということはこれまでにも数回観察している。

ふ化幼虫達にとっては迷惑な話だが、苦し紛れに最後の力を振り絞った母虫の執念とも言えるだろうか。

撮影後、家に入るためドアノブをそっと握って回したら、
チャバネアオカメムシはサッと飛び立って行った。
うん? 

今朝は早めに明浜町の嫁さんの実家を発ち、
八幡浜港の市場に寄ってみた。
水揚げの多かったタコと(ちょい高め)、タチウオ、朝獲れエビを買った。
エビもタコもサッと塩茹で、実に美味い!

小雨の中、臼杵港から宮崎まで一気に戻った。




posted by やまかます at 22:19| Comment(0) | カメムシ

2019年08月25日

皿ヶ嶺 上林「風穴」

四国昆虫巡り、最終日のフィールドは愛媛県、皿ヶ嶺の風穴。

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池にはミズカマキリの姿があり、水面近くを低くパトロール飛翔するタカネトンボの姿もあった。

フシグロセンノウ
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そして、エゾゼミ
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メスで、ヤマモミジの幹で吸汁していたが、いくら近づいても平気で落ち着いていた。

期待通り、カメムシ類の姿も多かった。こちらはのちほど、紹介します。

午後7時半、松山市内で夕食を済ませてから、西予市明浜町に移動。
卯之町のコンビニ外壁にカヤキリ♀が来ていた。
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このあと放つときに、大きなアゴで噛み付かれてしまった。
仕方が無い。強く摘んだからね。
posted by やまかます at 23:59| Comment(0) | カメムシ

松山城

昨日は四万十市から南国市に移動、ニシキキンカメムシを探してみた。
ツゲの実はとっくに萎れており、ツゲには残っていない。
しかし、付近の樹木で幼虫が次々と見つかった。
ほとんどは終齢だったが、4齢もチラホラ見かけた。

撮影が終わるころ小雨となったが、しばらくするうちに止んだ。

午後4時過ぎ、松山市に移動。
今回は車中でのおしゃべりが絶えることなく、運転していても眠くなるようなこともなく、
いつもより疲れが少なく済んだ。

昨夜は小雨が降り続いていたが、今朝はまさかの快晴。
ホテルから松山城の森がくっきりと見えていた。
松山DSC_0002.jpg


どうやら、「晴れ男」Kさんのおかげらしい。

本日は皿ヶ峰の上林、風穴で昆虫観察。

四国昆虫巡りの最終日である。

posted by やまかます at 08:35| Comment(0) | 風景

2019年08月23日

四万十市とんぼ自然公園

昨夜から雷雨となり今朝も雨が残った。

久万高原町の宿を出て、高知県四万十市へ向かった。
愛媛県松野町の道の駅では、メダカ、サワガニ、そしてタイコウチが販売されていた。
タイコウチは一匹700円。

高知県に入ってすぐ、路肩に車を停めて、イヌビワの果実を採集。
飼育中の蛾幼虫の餌補充用。イシガケチョウのメスが目の前で産卵。
卵、若齢幼虫など、I子さんにとっては初めての観察体験。

クリの葉裏にオオミズアオの卵を見つけた。
よく見ると寄生バチが産卵している最中だった。
オオミズアオMG_0143.jpg


ほぼ30年ぶりに「とんぼ自然公園」を訪れた。
雨はとっくに降り止んでいて日射しさえときおり出て来た。
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産卵をしていた、ハグロトンボ
ハグロトンボIMG_0154.jpg


小さな小さな、コフキヒメイトトンボ

コフキヒメイトトンボIMG_0166.jpg


3名ともビニール傘を買ったけれど、出番がなかった。

posted by やまかます at 23:54| Comment(0) | トンボ

2019年08月22日

愛媛の昆虫観察

昨日、21日は久万高原町で、クロツバメシジミを探してみた。
急斜面にはりつくような集落の石垣にはツメレンゲの群落があちこちにある。
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花が咲くのは秋になってから。ツメレンゲを眺めていると、やがてクロツバメシジミの姿もチラホラ。
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今回の四国昆虫巡りでは、Kさん(画面奥)とI子さん、も参加。

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夜は予定通り、面河山岳博物館主催の講演。愛大昆虫学研究室の先生方や後輩OB、そしてちょっと驚いたのは高校時代の同級生の方にも来ていただいた。

22日、本日は石鎚山の「よさこい峠」に上がり、ブナ帯でツノクロツヤムシを探し歩いた。
目を付けた朽ち木からさっそくツノクロツヤが出た。
ツノクロIMG_7133.jpg


カメムシはほとんどいなかったが、アオクチブトカメムシをKさんが見つけた。
アオクチブトIMG_7165.jpg


面河山岳博物館で特別展を見学したあと、夕食をはさんで、夜の観察に出た。
お目当てのコケオニグモは見つからず。
クサキリIMG_7260.jpg


クサキリが羽化していた。
posted by やまかます at 23:19| Comment(0) | コウチュウ

2019年08月21日

ノウゼンカズラ

人からいただいたノウゼンカズラの切り枝を挿木した。9年くらい前だったろうか。
玄関横でグングン成長して蔓を伸ばしていたが、いっこうに花をつけなかった。
ところが今夏、初めて開花した。
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蕾には多数のアリが集まっているがアブラムシはいない。
蕾には何らかのアリ誘因物質が滲出しているのだろうか。
それとも見落としているか。
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昨夕から松山市に滞在。
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路面電車の運賃は160円。勝山町から松山市駅まで久しぶりに乗車してみた。
花園町の従兄弟の居酒屋で軽く一杯やる。
帰りは三番町5丁目など幼少期を過ごした町をずっと歩いてみた。
昔の面影はほとんど残っていないが、わずかに2軒だけ昭和40年頃当時のそのままの家屋があった。

広く感じていた町もあっという間に歩き過ぎてしまった。
「中華そば」の看板に惹かれて入った店。初めてだったが、不味くはないがスープの味は私好みではなかった。
それでも新しい店にチャレンジしてよかったとも思う。

今日は午後から久万高原町に移動。
天気はまずまずだが、明後日から崩れそうだ。
posted by やまかます at 06:50| Comment(0) | 草花

2019年08月18日

宇宙人、ダダ

日射しがほとんどないものの、蒸し暑い一日。
雨が降りそうで降らずじまい。
仕事の合間に休憩がてら高校野球のテレビ観戦。

アカメガシワの幹にいた、ルリモンホソバ幼虫。
ルリモンホソバ幼虫IMG_0660.jpg

うちの林で幼虫を見たのはこれが初めて。
去年、撮影したのは延岡市だったと思う。
成虫にしても数回しか見ていない。ライトへの飛来も稀。

背面から見ると、長い毛に覆われている幼虫の地肌がよくわかる。
幼虫の餌は、地衣類。
ルリモンホソバ幼虫IMG_0671.jpg

これから成長してもっと肥えるだろう。

幼虫の紋様から、ウルトラマンに登場した宇宙人「ダダ」を連想する。
posted by やまかます at 19:56| Comment(0) |

2019年08月17日

オニグモとコガネグモ

午前6時半、居間の窓からオニグモのシルエットが見えた。
「アレ?とっくに店仕舞いのはずだが、、、」
昨夜は獲物の掛かりが芳しくなかったのだろうか?

午前7時40分。
朝食を終えてふと窓を見れば、オニグモが獲物に糸を掛けている最中だった。

オニグモ701A7091.jpg


定かではないが、獲物はおそらくシロテンハナムグリかと思えた。
これでもかこれでもか、と執拗に糸を浴びせる。
ときおり、毒牙でキッス。

午前8時。いつの間にかオニグモは獲物を抱えて屋根の隙間に引っ込んだようだ。

午前11時半。上米公園にてセモンジンガサハムシの様子を観察。
新成虫がぞくぞく集まっている。今月末か来月初めには幼虫が見られるだろう。
その足でホームセンターへ。
草刈り機の丸刃を購入。


午後3時半。
暑い中、デスクワークもそろそろ限界。睡魔が襲ってくる。
ならば!と予定していた草刈り作業をすることに。ともかく体を動かしたい。

20分おきに休憩、水分補給をする。休憩はたっぷり5分以上とる。
途中、クヌギの根元を刈っていたら、コガネグモアブラゼミを抱えていた。
ピアノの練習をしていた嫁さんに声を掛けて、カメラを取ってもらう。

コガネグモ701A7106.jpg


「うん?このコガネグモ、産卵したのでは?」

予想は適中。
すぐ近くの梢に卵のうがあった。一瞬、ヤママユの繭と勘違いした。色は似ている。
コガネグモ701A7109.jpg



今夜の夕食は、教習所に通うため帰省している次男の手料理。
なかなかイケる。


posted by やまかます at 20:33| Comment(0) | クモ

2019年08月16日

アリも平気

昨日、アミメアリ大群が占拠していたクヌギ樹液。
今朝はヒメスズメバチとカナブン、シロテンハナムグリ、サトキマダラヒカゲ、などが来ていた。

ヒメスズメバチはアミメアリが体に這い上ってくるたびに翅を震わせて、とても神経質な様子。
それでも樹液の魅力には勝てず、イヤイヤをしながらもしぶとく樹液ジュースを吸い続けていた。

ところが、シロテンハナムグリカナブンは違っていた。
アリがいようがいまいが何らの気遣いもなく、平然と樹液シロップに顔を突っ込んでいた。
甲冑をまとっているからだろうけど、神経もなお太いかも。
カナブンIMG_6997.jpg

ノブドウの実を食べていた、アオドウガネ
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結構、なんでも食べるね。

クヌギ樹液の横の紫陽花では、シュレーゲルアオガエルがお休み中。
シュレーゲルIMG_7027.jpg


林の入り口に立てている看板、そろそろ手入れしないとなあ〜。
看板IMG_6971.jpg



夜、家の周りはクツワムシの大合唱に包まれるようになった。
そこにハヤシノウマオイのスイーッチョン♪も。

シュレーゲルIMG_7067.jpg


posted by やまかます at 20:57| Comment(0) | コウチュウ