2019年07月08日

キイロスズメバチの引越し

縁側の庇にキイロスズメバチが来るようになったのは数日前から。
3、4頭のワーカーが天井や家壁にしきりとタッチを繰り返していた。

「新しい巣場所を探しているんだな!」


でもそのすぐ傍にはヤマトアシナガバチがすでに営巣している。
しかしキイロスズメバチはヤマトアシナガバチには全く無関心の様子。

で、今日になってにわかに巣作りが始まった。

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時折、ヤマトアシナガバチのワーカーがキイロスズメバチにアタックするけれど、
それでもキイロスズメバチは相手にすることなく、粛々と巣作りに励んでいた。
まるでヤマトアシナガバチの姿が見えてないかのような振る舞いは、不思議に思える。
人がちょっかいを出したら、そうもいかないだろうに。

一気に巣作りが進展しそうな勢いが最初はあったが、やがてワーカーの数が減り、
一頭だけが寄り添っている時間が多くなった。

キイロスズメバチはワーカーが百頭くらいになり巣が手狭になると引っ越しをする。
その引越しに際しては、数カ所の候補地の中からベストの1カ所に絞られるようだ。(中村雅雄『スズメバチ』2007;八坂書房)
ということは、縁側のこの場所が本命ではない可能性もある。
過去にも偵察ワーカーがよく我が家に飛来することはあったけど、一度も営巣には至っていない。

ヤマトアシナガバチの巣はすぐ横。

キイロスズメバチIMG_3361.jpg


日没時になるとキイロスズメバチのワーカーは姿を消してしまった。
さて明日はどうなるだろう。

近所の草はらにいた、カヤキリ♀の幼虫。
頭胸部の大きさはすでにクビキリギスやクサキリの成虫と同じくらいの大きさがある。

カヤキリ幼虫IMG_8907.jpg

羽化までまだあと一回は脱皮するかな。
カヤキリ幼虫IMG_8929.jpg

羽化の様子を観たくて、この幼虫はお持ち帰りとした。
posted by やまかます at 21:36| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年07月07日

ゲホウグモの新しい卵のう

先月、6月24日に見つけたゲホウグモの卵のうは、まだ出のうしていない。

大雨以降、形が崩れたことも気になるが、卵のうの中の黒い塊が意外に小さいことも引っかかっている。
今朝も卵のうをチェックしていると、すぐ上部に新しい卵のうが産み付けられていた。

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おそらく昨夜辺りに産卵したのだろう。形はしっかりしている。
少し小さめ。

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夜、仕事部屋の灯りに飛来した、アゲハモドキ
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posted by やまかます at 21:34| Comment(0) |

2019年07月06日

ベニツチカメムシ育つ

ネムノキの花もそろそろ終盤に。

この時期になるとベニツチカメムシの幼虫たちが地面で採餌する姿が目立ってくる。

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メス親は子育てを終え、自らの命も終焉となる。

ベニツチIMG_8792.jpg


鹿児島県曽於市にて。
posted by やまかます at 23:50| Comment(0) | カメムシ

2019年07月05日

逆さま

昨夜、ライトに飛来していたウコンエダシャクの♂。

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頭を下向きにした方が落ち着くようだ。

路上で死んでいたコヤマトンボ
アミメアリの群にびっしり覆われていた。


コヤマトンボIMG_8757.jpg


屋根の庇に設置してある巣箱(5箇所)は、スズメたちの争奪戦で賑やかだ。
梅雨休みの間に、雨どいの集水器(じょうご)に網の蓋を被せておいた。
集水器は7箇所。網は園芸用のトリカルネットを裁断して加工し、網板を被せるだけでは無く、横の隙間も塞げるように工夫した。
巣箱からあぶれたカップルが集水器に営巣してしまうのでこれを未然に防ぐ網蓋だ。
posted by やまかます at 20:52| Comment(0) |

2019年07月04日

クチバスズメの運命

昨夜の大雨から一転、穏やかな朝を迎え昼頃には晴れ間も出てきた。

近所の草むらを覗いてみれば、羽化不全のクチバスズメ♀がいた。

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どのようなトラブルに見舞われたのだろうか?
大雨が関係しているのだろうか?まるで溶けてしまったような、、、ともかく翅がほとんど伸びていない。
これではもちろん飛ぶことができない。
メスの周辺には卵が多数散らばっていた。

クチバスズメ卵IMG_9726.jpg

このメスの所にオスが飛来して交尾が成立した可能性も無くはない。
けれどもし、卵がふ化したとしても、食樹のクヌギまでは4メートル以上離れている。
翅を失ったメスは、本来ならクヌギの梢に移動して産卵するところだが、すでに歩くだけ歩いたのかもしれない。
苦し紛れに産めるだけ産んだ、そういう事ではないだろうか。

このあと1時間ほどして再び、訪れてみれば、何と。

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ヤブキリ♂の餌食となっていた。すでに頭部はすっかり消失している。
卵をたっぷり抱えたクチバスズメが、もがいてもがいて、できる限り広い範囲に卵を産んだわけとは、
こういった事態も体が知っていた、ということか。


明後日の観察会の下見で、日南市の山中に出掛けた。

林道沿いで羽化途中のヒメハルゼミを発見。午後3時39分。
羽化殻はよく見ていたが、羽化シーンの観察は初めて。

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ヒメハルゼミIMG_8704.jpg



posted by やまかます at 20:33| Comment(0) |

2019年07月03日

雨宿り

家の外壁にクロモンサシガメが佇んでいた。主に地面で暮らすカメムシで、一時避難だろうか。
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玄関前の鉢植えのスミレには、脱皮直後のツマグロヒョウモン幼虫がいた。
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鉢植えは庇の一番奥深い家壁際にあるので、ここなら雨に当たることも無いだろう。
最初植えていた植物が何だったか忘れたが、いつの間にかスミレが大きく育っていた。

ツマグロヒョウモンIMG_8620.jpg




お隣の都城市に続いて、三股町でも「避難指示」が発令された。
長時間の雨で川という川はどこも溢れんばかりに濁流となっている。

「避難しろ」と言われても近くの公民館はうちよりか標高が低い位置にあり、自宅にいた方がまだ安心かと思う。
むしろ気掛かりなのは周囲のスギ林で、強風はないものの地盤が緩んでの倒木が心配。

まったく手入れされてない放置林では倒木が発生しやすく、被害としては電線を引き倒しての停電。
停電になると今進めている仕事はほぼまったく手がつけられない。もちろん日常生活へのダメージも大きい。
以前、隣の杉林からうちの林の観察路に倒木があって、これを片付けるのは自分でやるしかなかった。
かなりの時間と労力を要するので勘弁してほしい。

まあそれにしてもよく降る雨だ。昨日までとは違って、今日はほとんど休みなく降り続けている。
夕方から次第に雨脚が強まり始め、風まで吹き荒れ始めた。こりゃあ、まるで台風並みだなあ!

posted by やまかます at 19:40| Comment(0) | カメムシ

2019年07月02日

今朝のコシロスジアオシャク、3年前のアトキスジクルマコヤガ

昨夜は昆虫の飛来数が多かったようだ。仕事部屋の外灯だけど。

大きさで言えば、カブトムシ♀が一番、次いでミヤマカミキリ♂。三番手がサツマコフキコガネ。
四番手がノコギリクワガタ♀。

蛾類は小型の種類がそこそこ。中でも目を引いたのはアオシャク亜科。同種が数頭来ていた。
アオシャク類は似ているものが多いが、
おそらくコシロスジアオシャク、かと思う。


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本種の食草はセンニンソウ、ボタンヅル。
小学館NEO図鑑『イモムシとケムシ』(2018)に幼虫写真が載っている。


さて、唐突だが3年前の3月中頃、うちの林で撮影した、
アトキスジクルマコヤガ


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羽化して間もない綺麗な姿だったが、「まるで霜降り肉」というのが第一印象だった。
けれど名前調べはずっと後回しになって、やっと今日になって特定できた。
幼虫は枯れ葉を食べるようだが、講談社の『日本産蛾類生態図鑑』(1987)に解説と一枚だけ幼虫写真が載っている。
枯れ葉喰いでは、どこをどう探せばいいのか?幼虫を見つけるのは偶然でしかないかもしれない。


(使用機材:EOS-5D MarkV EF100mm f2.8Macro
posted by やまかます at 20:34| Comment(0) |

2019年07月01日

シオカラトンボの食事

遅い梅雨入りから一転して、南九州は大雨。
今朝は、賑やかすぎる雨だれの音に目が覚めた。

雨どいから雨水が滝のごとく溢れ落ちているのは、スズメが運び込んだ巣材が詰まっているせいだ。

雨が小降りになった寸暇に、梯子をかけて雨どいの掃除作業。これやらないと、朝の目覚めが悪い。
玄関横、寝室、仕事部屋の3カ所で、
詰まっていた巣材の量は半端ではなく、綺麗に抜き取る作業は結構手間が掛かった。
道具は梯子以外に、長いピンセット(フン虫採集用)と木槌だけ。
雨どいの管が外せない箇所は木槌でねちっこく振動波を加え、詰まった巣材を下へと誘導する。

その作業の合間、足下からシオカラトンボが大きな羽音を立てて飛び立った。
でっかい荷物を抱えて、飛び方は遅い。
あちこちを低く飛び回ってやっと落ち着いたのは菜園の中だった。

シオカラトンボIMG_1631.jpg

抱えていた獲物はウスバキトンボ

激しい雨の中では食事もろくにとれなかっただろう。

(使用機材:EOS kiss X6iEF24-70mm 内蔵ストロボ )

夕方、雨上がりの寸暇に犬の散歩。
ゲホウグモの卵のうを覗いてみれば、中の方がうっすら黒く見える。どうやらふ化したようだ。
出のうする日はまだ先になるだろうけど、その時には是非立ち会いたいものだ。
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雨続きで日干しでもしたい気分だろうか?ヤブキリのオス。

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(使用機材:EOS80D+EF-s35mmMacro+OLYMPUS MACRO FLASH STF-8 )
散歩からの帰り道、路上に落ちていたウスバキトンボの死骸をチョロが拾って食べていた。
トンボを食べるのは初めて見た。パリパリ音を立てて食べた後、ポロッと頭部だけを吐き出した。

posted by やまかます at 21:09| Comment(0) | トンボ

2019年06月30日

オナガグモの出のう

6月6日から毎日観察していたオナガグモの卵のうが、出のうしていた。
線香花火の如し。

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昨夕、まだメス親が寄り添っていて卵のうに変わりはなかったから、
出のうが始まったのは昨日の深夜から今日の午前中の間だったのだろう。
雨が断続的に降っていたけれど。

子グモの姿は、すでに親の姿とそっくりだ。
卵のうを取り巻くようにして、まどいのひと時を過ごしている。

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周辺をくまなく探してみたが、メス親の姿は見つからなかった。

オナガグモの子グモを撮影していたら、
「駐車場に綺麗なアゲハが死んでいるよ」と嫁さんの声。


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ミヤマカラスアゲハのオスだったが、路面で吸水していて車に轢かれたのか?そう言えば郵便局の車が配達に来ていたけど、時間帯から推測するとあの時かな?
posted by やまかます at 20:44| Comment(0) | クモ

2019年06月29日

モンウスギヌカギバとフキトリバ

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モンウスギヌカギバはこのところ連夜灯りに飛来する。
そうなると「撮っておくれ」と言われているような気がして、ついついスタジオの特等席に入ってもらう。


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それにしても傷一つ無い、綺麗なはね。

先日載せた、フキトリバの蛹が羽化した。

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開張は20ミリ程度。

自宅庭にはフキがたくさん生えているけど、これまでフキトリバ幼虫が見つかったことはない。
写真の個体は都城市青井岳の近くの沢に生えていたフキで見つけた。
その場所はトゲオトンボが生息しているような環境で、終日、日陰で涼しい。


〜機材のお話し〜
絞り動作不良で修理もできず、使用を断念したシグマ50ミリマクロレンズ。

ちょっと不安だったが、同機種の中古レンズを購入した。
「非常に良い」という説明書きだったが、まさに文字通りいや新品同様と言っても差し支えない。
マウントの擦り傷も全くなく、もちろんレンズ内のゴミなど皆無。鏡筒外面に刻印された数値や文字もくっきり。
で、肝心の写りも申し分無し!

中古レンズには当たり外れもあるから、安いからといって迂闊には手が出せない。
以前、新品同様の望遠ズームレンズを買ったものの、フォーカスがわずかに外れるという曲者だったことがある。
すぐに手放したのは言うまでもない。もしかしたらそのレンズは、そうやって人から人へと次々と売り渡っていたのではあるまいか?人気の高いレンズだけに、、、。
けれどシグマ50ミリマクロレンズについては主力レンズでもあるので、
敢えて冒険をした。
メーカーの修理サポートがないから、不安解消のためにできれば予備をもう一本、、、、、、、いやいや、次は無いと思うべし。
posted by やまかます at 11:54| Comment(0) |