2019年09月06日

たまごの中のかお、

今朝になって、サトキマダラヒカゲの卵の顔模様がくっきり。

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そして、深夜11時。
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外出している間に、ふ化が終わっていた。
卵の殻はほとんど食べ尽くされている。

16匹兄弟、みな無事に出揃った。

鹿児島中央駅から出るはずの電車が、雨の影響なのか停電で運休に。
運転再開の見通しが立たない、と次男から連絡が入り、仕方無く車で鹿児島まで迎えに行った。
東九州道を使って1時間半。
にぎやかな鹿児島市内は数年ぶりだったが、次男とお友達を拾ってトンボ帰り。
トンネル抜けて、南九州道に入ったらこれが全く反対方向の、薩摩川内につながっていた。
やむなく終点で降りて引き返し、鹿児島で高速を乗り換えた。
東九州道と九州道、南九州道が交錯していて、ちょいとややこしい。
戻りでは一旦、九州道に入ってから東九州道に入ることになるが、
うっかり「南」を「東」と勘違いもした。
戻りは片道1時間半のところ、2時間半、掛かってしまった。

家に着いた頃、雨脚が激しくなって来た。
台風の影響だろう。


posted by やまかます at 23:46| Comment(0) | チョウ

2019年09月05日

たまごの中のかお

先日、見つけたサトキマダラヒカゲの卵に顔模様が浮かんできた。

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顔の向きはバラバラだが、多くは天空を仰いでいる(草裏面を地面に例えるなら。実際は下向き)
横向きもいるが、卵の底へ俯く者はいない。

しかし、やはり、16兄弟!さすがに、にぎやか。にぎやかすぎるかも。

拙著『むしのかお』(ポプラ社;2010)の裏表紙には6コ並びの顔が載せてあるが、
上写真よりも、産卵してからもう少し日にちが経っている。

洗濯物と一緒に部屋に運ばれて来たのだろう。
マツムシモドキがカーテンから窓へ、窓から壁へと、忙しく落ち着きがない。

そっと手を差し出すと、私の手に這い登って来た。
よほど気に入ったのか、カーテンにも窓にも戻ろうとしない。
そこで庭に出て草の上に誘導してみた。
朝露をたっぷり纏っていたのが良かったのだろう。
さっそく、吸水に余念がない。

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マツムシモドキは時々、林で見かけるけれど、いつもじっとしている。
表情が見たいな、と思っていたら、美味しそうに滴を飲んでくれた。

午後からまるで計ったように、にわか雨。ちゃんと天気情報でも言ってた通り。
かと思えばあっと言う間に雲が切れて、青空、蒸し暑くなる。

久しぶりにが出た。


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サトキマダラヒカゲの学名の綴りを確認しようと、たまたま開いた図鑑が
保育社の標準原色図鑑全集1『蝶・蛾』(1966) 白水隆、黒子浩、共著
1970年当時、私は中学1年生で、誕生日祝いにこの図鑑を母親から買ってもらった。
値段は1200円。
本書ではサトとヤマの2種に分かれる前で、和名はキマダラヒカゲで載っている。

さて、サトキマダラヒカゲの学名は、
Neope goschkevitschii

種名のゴシュケビッチはロシア人名で、いかにも、と言う名前だが、

1855年の春、そのゴシュケビッチさんが、伊豆半島の下田近辺で本種を採集した標本がタイプ標本だそうだ。
その前年の12月23、24日に安政の大地震が発生し、乗って来た船のDiana号が大破。そのためしばらくはロシアに帰国できず、1855年7月まで下田に滞在していたと言う。
(高橋昭;「日本産キマダラヒカゲ属Neope 2種の学名と原産地」 蝶と蛾 28(4), 133-142, 1977日本鱗翅学会)港に接岸していたのか沖に停泊していたのかはわからないが、それが大破するほど、地震の規模が大きかったのだろう。
江戸では大変多くの犠牲者が出たそうだ。


posted by やまかます at 19:50| Comment(0) | チョウ

2019年09月04日

カヤキリ、ふたたび

朝、玄関から「おおきな、バッタがいるよ!」と、嫁さんの声。

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一昨日にも登場したが、今朝のメスはそれとは別個体だと一目でわかる。

カヤキリ、である。

昨夜、家の灯りに来たのだろう。
どうしたって、ともかく、顔は見られたくないようだ。

けれどやっぱり、見ておきたいよね。

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この夏、手乗り撮影も何回目かな?
一度は思い切り噛まれたけど。
posted by やまかます at 20:31| Comment(0) | バッタ

2019年09月03日

早朝の逆さま脱皮

午前5時半。
このくらいで早起きとは言えないけど、イシガケチョウ前蛹の様子が気になった。

歩いて2分も掛からない林縁で、低いイヌビワの葉裏を覗き込めば、
まだ蛹化していなかった。間に合った。

しかし、体表面の色合いからいつ脱皮が始まってもおかしくなかった。
間欠的なウンウン運動も始まっていた。
それが判っていた上で、一旦、三脚を取りに家に引き返した。
数分のちに戻ってみれば、やはり、、、、

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すでに脱皮を終えた直後だった。
下を見れば、脱皮殻もすぐに見つかった。脱皮は数分間で終了したようだ。
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まあ最初から蛹化(脱皮)の様子を撮影する気は無く(あれば呑気に三脚忘れたよ、なんて取りに戻りません。そもそも忘れる事自体、気合が入っていない)
蛹化時刻を確認できれば良かったわけで、そうこうしている間は小雨も降ったりした。

朝早くは小雨もぱらついたけど、すぐに青空が広がりキツい陽射しが出てきて、
ジョロウグモの網糸が輝いていた。まだジョロウグモは成熟手前。
これからどんどん肥えていく。
ジョロウグモIMG_0396.jpg


夕方、すっかり体型が整った蛹は、見事に枯葉に化けていた。
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天候は特に午後から不安定となり、昼過ぎに出掛ける時は一旦洗濯物を庇の下へと退避させておいて、
正解だった。雷雨あり。
夕方近くになって再び陽射しが戻ると、庭ではツマグロヒョウモンのオスが、
メスに求愛していた。
ツマグロヒョウモン-0435.jpg


オス(画面右)は、メスの行く手を塞ぐように回り込む。これが実にしつこい、というか熱心、なんだろう。
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posted by やまかます at 20:37| Comment(0) | チョウ

2019年09月02日

イシガケチョウ幼虫、三日目

先月31日に見つけた、イシガケチョウ幼虫
重量感あるその姿から、今日はもう前蛹になっているだろうと思えた。
夕方の犬の散歩は、午後5時20分〜。

で、やはり。
同じイヌビワの葉裏で、逆さまになっていた。

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イシガケチョウ前蛹-1022.jpg


イシガケチョウの前蛹期間は短くて、明日の早朝には蛹になっているはずだ。
早起きして見に行こうか。

庭でオニグモの網張りを少し眺めてから仕事部屋に戻ると、
飼育室の床に、カヤキリのメスが佇んでいた。
なぜに、そこ?

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逃げるかと思えば、手を差し出しても全く動じず。
むしろ手に登ってきた。警戒心ゼロ。なぜに?
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今夏はやけにカヤキリと遭遇する機会が多い。

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ツルボの花が目立ち始めた。

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午前中は、三股町内の「エコフィールドみまた」で今月28日に予定している観察会の下見を行なった。
予報では晴れだったのに、朝から雨。しかし、現地を歩き始めるとすぐ雨は止み、陽射しが出てきてかなり蒸し暑くなった。
虫の姿は少なかったが、ムラサキツバメの産卵シーンを目の前で見ることができた。
おまけに葉上で翅を開いてくれてサービス満点。
役場の担当の方は、初めてであろうそのシーンに、しきりと携帯をかざされていた。
うまく撮れたかな?


posted by やまかます at 21:22| Comment(0) | チョウ

2019年09月01日

サトキマダラヒカゲの卵

キササゲのカメムシを今日も見ていたら、チャバネアオカメムシの幼虫が脱皮を始めた。
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4齢から、5齢になった。

昨日の夕方、笹やぶに飛び込んだサトキマダラヒカゲ
手前に葉が重なりよくは見えなかったが、葉の縁での止まり方が斜めで不自然だったので、
これは産卵しているのだろう、と思えた。
にしても、ちょい長め。

で、今日のこと。そのササの葉をめくってみれば、、、、、、

サトキマダラヒカゲ-0991.jpg


16個、ちょい多め。

ブレないよう慎重に、雰囲気重視の自然光で撮影。

昨日のイシガケチョウ終齢幼虫、今日はちょうどお食事中だった。
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posted by やまかます at 22:03| Comment(0) | チョウ

2019年08月31日

カメムシの集まる木、キササゲ

道路を挟んだ向かい側で大きく成長した、キササゲ
今の時期は、ひょろ長い果実がホウキのごとくぶら下がっている。

そろそろ賑わっている頃かな。午後になって雨も止んだので覗いてみた。
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写真はクサギカメムシの3齢幼虫。
クサギカメムシとチャバネアオカメムシの幼虫が多数、散らばっていた。
新成虫もそこそこいる。
キササゲの梢は、まるで、カメムシの楽園になったようだ。
キササゲの果実は、カメムシ幼虫たちにとって大事な栄養源。
こんな美味しいご馳走を見落とすわけがない。

チャバネアオカメムシの4齢と5齢(画面左)。
チャバネアオカメムシ4齢5齢-7309.jpg


こちらはチャバネアオカメムシの卵塊。
チャバネアオカメムシ卵-7302.jpg


卵上部を取り巻く、まるでミルククラウンのようなそれは、受精孔突起(micropylar projection)。

昨日、見つけたオオトリノフンダマシの卵のう。今日になって、もう一個増えていた。
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産卵から卵のうが完成するまでを一度は見てみたいものだ。夜だね。

イシガケチョウの終齢幼虫。
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アカメガシワの葉裏には、ツマグロオオヨコバイクサヒバリ♂が仲良く並んでいた。
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posted by やまかます at 20:24| Comment(0) | カメムシ

2019年08月30日

ヒサゴクサキリ

居間の網戸にヒサゴクサキリのメスが貼り付いていた。

どうしてそこにいたのか見当も付かないが、来てくれたのだから少し嬉しい。
少し、というのは場所が網戸だからで、ガラス窓であったなら素直に喜べたはずだ。

そこでガラス板に移動してもらった。そっと誘導すれば大丈夫。

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お腹の撮影が終わったらすぐ、庭に戻した。
そもそも夜行性であろうから、明るい日中はあんまり動きたく無いようだ。
ササの葉にしがみついて落ち着いた。
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「ヒサゴ」=「瓢:ひょうたん」の模様が背面にある。
ヒサゴクサキリ-7252.jpg


先日のシマササグモ
記事の中では初めて見たと書いたけれど、2008年に何度か撮影していたことが、後になってわかった。
しかも、体の模様はくっきりと鮮やか。
撮影した当時は、おそらくササグモと思い込んで、ろくに調べなかったのだろう。
宮崎に来てから12年と半年。その間に撮影した写真の整理を「どがいかせんと、いかん!」





posted by やまかます at 23:00| Comment(0) | バッタ

2019年08月29日

ロードキル、モンキアゲハ

上米公園のアカメガシワ樹液に、大きめのコクワガタが来ていた。
いや結構、大きい。久しぶりに見た。
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樹液はコウモリガの幼虫巣から滲み出ていた。

夕方の犬の散歩コースの一つ。ここは農耕車も滅多に通らない静かな小道。
以前、「チョウのねぐら通り」とか書いた場所だ。
ねぐらについたチョウは見かけなかったが、モンキアゲハの死骸が路面に貼りついていた。
モンキアゲハ-0760.jpg

車の通行量が極端に少ないせいか、ここでのロードキルは、ずっと前にハンミョウを一回だけ見た。
それだけ。

こちらは随分と体に傷を負ってはいるが、元気に歩いていた、オオゴキブリ
オオゴキブリ-0755.jpg

後脚がうまく動かないようで、引きずるようにして歩く姿は痛々しかった。

で、帰り際に目に入ったのは、オオトリノフンダマシの卵のう。
まだ新しいようで、すぐ上にメスが留まっていた。

オオトリノフンダマシ-0768.jpg


〜ツインマクロストロボは使うけれど〜

さて、私が20歳代の頃、昆虫写真撮影に使う機材と言えば、
金科玉条のごとく、ツインストロボと100ミリマクロの組み合わせだった。
(まあレンズの種類もそんなに無かったし。3本とかで。)
これが昆虫写真のスタイルだ!と思い込んで、迷うことがなかった。
なにせ光のまわりが良く、ソツのない写真が撮れたからだ。

ところがある日、撮影した写真を眺めていて、絵柄にもよるけれど、天地がわからない、
どっちが天空でどっちが地面だ、という仕上がりが物凄く気に掛かり始めた。
気持ちが悪くすらなった。写真は見た目通りとはいかないまでも、これは自分が欲しい、
描きたかった写真ではないじゃないか。テカリ具合が不気味なカットもドンドン増えた。アイキャッチが2個、3個というのも気分が悪いし。
それで、ダメ写真を次々とゴミ箱に放り捨てたのも懐かしい。かなり大量に捨てた。早く気付けよ!だが。

ストロボの使い方を改めて見直し、まず特別な場面を除いては、ツインストロボを使わないことにした。
もっとも、超接写や広角接写など、レンズ先端から被写体までの距離がごく短い場合には
ツインストロボを使っている。その場合も自作のディフューザーは必ず使う。
メーカー付属のものはほぼ使いものにならない。

またマクロレンズも、100ミリや90ミリ系よりか、標準マクロを使う頻度の方が高くなって、(虫のしわざ、というテーマに嵌っていったのも一因ではある)
被写体の条件で、この二系統のマクロレンズを頻繁に取り替えるようになった。
つまり二台体制が常に必要となる。ちょっと面倒くさいが。

標準マクロでは被写体までの最短距離が短くなるため、ストロボの発光部はできるだけ
低い機種を選んでいる。100ミリ系ではノッポのストロボでも構わない。
低いと言えば、カメラ内蔵のストロボの発光部がもっとも低い位置にあるけれど、
原則、内蔵ストロボは使わない主義だ。(フルサイズカメラではそもそも、内蔵ストロボは装備されていない。キャノンの場合。)
これには大きな理由が二つあって、
一つはチャージが遅いことで、大事なシャッターチャンスを逃したという、痛い苦い経験があるからだ。
それも二回。そのとき撮り逃した瞬間は、今もって撮りきれてない。あの時、外付けのストロボを使っておれば!
という後悔の念が強く影響している。最初のカットの次の瞬間こそが欲しかった絵柄で、シャッタータイミングはバッチリ合ってたのに、2カット目は発光してなかった。ブレブレで真っ暗。
内蔵ストロボの手軽さに気が緩んだのだと思う。お散歩撮影、なんて呑気なことを言ってた。

もう一つは、内蔵ストロボには日中シンクロのシャッター速度に上限制限があって、明るい場所では使えないことがままあること。高速シンクロで早いシャッター速度を維持したい場面は多い。

ストロボをカメラから離して発光させるときには、電波通信を使うようにしている。
光通信では受光部のちょっとした向きで発光しないことが夜間でも結構あり、大事なシヤッターチャンスを逃したり、撮影時にストレスを抱える原因にもなる。電波通信なら、木の陰などカメラから見えない位置にもストロボを構えることが可能。

ともかくも、カメラ機材という道具は、場面によって、撮影目的しだいで、あれこれ道具選びをする必要があり、
当たり前だが、万能な機材などは無い。

だからフィールドに出掛ける時は、今でも毎回、機材の絞り込みには時間が掛かる。迷う。
かと言って、何もかも担いで行くわけにもいかない。年相応の体力的な問題も大きい。
残念ながらこれは仕方がない。気力だけでは克服できない。


posted by やまかます at 22:51| Comment(0) | チョウ

2019年08月28日

ヒ、ナ、ヨ、セ

竹筒アパートに、ヒメバチの一種が来ていた。
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竹筒の多くは、オオフタオビドロバチが営巣した泥蓋で閉じられている。
ヒメバチはその泥蓋をしきりと触角で探っていた。
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このシーンを見て、ふと思い出した写真がある。

キゴシジガバチの泥巣に産卵するキアシオナガトガリヒメバチの写真で、
撮影者は今は亡き、昆虫写真家、小川宏さん。

小川さんは昆虫全般を広く撮影されていたが、中でも蜂類の撮影には特段、精力を注がれていた。
その写真は、『日本動物大百科/第10巻/昆虫3』(平凡社、1998)に掲載されている。

今日見たヒメバチはそのキアシオナガトガリヒメバチによく似ている。
というか、そっくりだ。区別がつかない。
それはともかく、しかし、オオフタオビドロバチの巣は二重の泥蓋で厳重に警護されており、
ヒメバチの産卵管がずっと奥にある幼虫室まで、果たして届くのであろうか?疑問。

という話題でまずは「ヒ」。

次に「ナ」とは、ナガサキアゲハ

ピンク色のボタンクサギにはよく飛来するが、今朝も犬の散歩中に出会した。
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けれど、こんな色合いもあるんだ、というちょっと意外な翅色。
ボタンクサギの左奥にはオオカマキリ♂の視線もあった。
狙っていたんだね。

「ヨ」とは、ヨツボシホソバ幼虫

クヌギの枯れ枝や幹で、しきりと地衣類をモグモグと美味しそうに食べていた。
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だけど、長い毛が邪魔して、その美味しそうに食べる顔の表情がぜんぜん写真にならない。
これは悔しい。

最後に「セ」。
昨夜、玄関前で撮影したセスジツユムシの♂。

セスジツユムシ-7137.jpg


背景に写っているのは門灯。

夜のシーンの撮影では特にだが、ストロボを使う場合はできるだけカメラから離して照射する。
一瞬の生態シーンをガッツリ写し止める、という撮影目的に絞るならそうでも無いが、
(実際、私も8割程度はそうしたお気軽な撮影、してます)
ライティング効果を細やかに演出するには、ストロボの使い方にも工夫が必要。
ましてや、昆虫写真=ツインマクロストロボ、という図式に囚われているようでは
昆虫写真の面白味に欠けて単調になる。

昆虫がとにかく綺麗に写っておればそれで良い、というのであれば別だが、
そういう写真ばかり観ていると、私なんかは飽きてしまう。






posted by やまかます at 21:30| Comment(0) |