串間市
来年刊行予定の2冊の本のために、ハマダンゴムシとフナムシの撮影に出掛けた。
まだ時期的には早いかもしれないが、あまり暑くなってからでは辛いし、人出が多い時期も避けたい。
と、いうことでまずは下見も兼ねて片道1時間半の遠出。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
うちの子供が小学生の頃、大勢のお友達(東京からの)と海水浴に来たことがある海辺でここを訪れるのは14年ぶり。
岩場では大きなフナムシが素早く歩いていたが、人影には敏感ですぐに岩陰に隠れてしまう。大きな個体ほど敏捷で全く近寄ることができなかった。中型から小型の個体も敏感ではあるけど、岩についた海藻などを食べている時などはなんとか撮影ができた。しかし、やはり時期が早いのだろうか、ゾロゾロと歩き回る姿はほとんど無い。なんとか1冊の本に載せる写真は撮れたけど、フナムシの撮影はまた出直しすることにした。
波打ち際で、嫁さんが、アメフラシを見つけた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
岩場に群生していた、黄花が鮮やかな、イワタイゲキ(岩体戟)は、トウダイグサ科。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
ハマヒルガオ
海辺は滅多に訪れないので、何もかもが新鮮に映る。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
場所を移動して、長大な弧を描く砂浜でハマダンゴムシを探してみた。
半分砂に埋まった漂流物を起こしてみると、浅く潜っていた、ハマダンゴムシが見つかった。
初めて見る姿はオカダンゴムシより少し大きく、明るい体色ですぐにわかった。
一旦丸まると歩き出すことなくずっとそのまま。それが実に長い。オカダンゴムシとはかなり性格が違うようだ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
三股町
夕方、下の谷津田ではシオヤトンボのオスが3頭、飛び交っていた。
池の棒杭はトンボたちの日光浴スポットだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
2021年10月15日
網戸の虫
三股町
昨日に引き続き、今日も夏日。朝夕は涼しくなったものの、日中の陽射しはかなりキツい。
今シーズン、キマダラカメムシが例年より多く、9月に入ってから我が家の外壁や網戸などにへばりついている姿をほぼ毎日、見ている。
天気も良いので、フライトを披露してもらった。
台所の網戸には、オオカマキリのオスがいて、しきりと部屋の中を窺っていた。
オスはそろそろへばってくる頃合いだが、まだ元気そうだったので、こちらもフライトショーへ。
オオカマキリを見送った後、人工池に近寄ると目の前でバシッと音がして、ヒメアカネの交尾カップルが成立した。
交尾時間は1分にも満たないごく短い時間だった。
交尾が解けると、メスは飛び去って行ったが、オスは近くに留まっていた。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
昨日に引き続き、今日も夏日。朝夕は涼しくなったものの、日中の陽射しはかなりキツい。
今シーズン、キマダラカメムシが例年より多く、9月に入ってから我が家の外壁や網戸などにへばりついている姿をほぼ毎日、見ている。
天気も良いので、フライトを披露してもらった。
台所の網戸には、オオカマキリのオスがいて、しきりと部屋の中を窺っていた。
オスはそろそろへばってくる頃合いだが、まだ元気そうだったので、こちらもフライトショーへ。
オオカマキリを見送った後、人工池に近寄ると目の前でバシッと音がして、ヒメアカネの交尾カップルが成立した。
交尾時間は1分にも満たないごく短い時間だった。
交尾が解けると、メスは飛び去って行ったが、オスは近くに留まっていた。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
posted by やまかます at 20:13| てんこ盛り
2021年10月12日
亜熱帯の島、奄美大島
鹿児島県 奄美大島
3日〜8日の6日間、奄美大島に滞在。
絵本作家の伊藤知紗さん、都立公園レンジャーの河野宏和さんと、昆虫観察、自然観察で巡ってみた。
観察の詳細は、河野さんのブログ「Hirokou's Field Note2」にて順次公開中なのでそちらをご覧下さい。
私とは違って、日付ごとに説明も細かくあり分類群もしっかり記載されています。
さて、、、、、
普段、仕事上のメインフィールドは自宅林やその周辺にほぼ限られており、そこから出ても行動範囲は三股町やお隣の都城市といかにも狭い。
足下をしっかり見つめ続けることは大事だし、それが自分にとっての主要テーマだ。
けれど、時折は離れた場所、全く違う環境から自分のフィールドを見つめ直す時間も必要。
それで、年に数回、県北の延岡市のフィールドには通うことにしているが、今回は年に一回程度の遠征を行った。それが、奄美大島だった。
版元での打ち合わせを兼ねての上京中にもフィールド巡りを組み込んでいたが、コロナ感染下ではこの2年間、上京を避けてきた。
奄美市 住用町
街並みから外れるとそこは亜熱帯の森。林道沿いを移動するのがせいぜいで、いづれは森の中を巡ってみたいとは思う。
一晩中、テントで過ごして森の自然をじっくりと体感したいものだ。
マテリアの滝にて、リュウキュウハグロトンボ
蒲生崎公園にて、チブサトゲグモ。
このクモは昔(2003年7月)石垣島で初めて見たけれど。随分と久しぶりなので、新鮮な出会いに感じた。
住用町 林道に入ってすぐの、砂防ダム
島には大きな河川はないので、飲料水など生活用水はどうやって確保しているのだろうか、と気になった。
この砂防ダムの上に水道施設があったので、水資源の供給事情が少しは垣間見えた気がした。
3日〜8日の6日間、奄美大島に滞在。
絵本作家の伊藤知紗さん、都立公園レンジャーの河野宏和さんと、昆虫観察、自然観察で巡ってみた。
観察の詳細は、河野さんのブログ「Hirokou's Field Note2」にて順次公開中なのでそちらをご覧下さい。
私とは違って、日付ごとに説明も細かくあり分類群もしっかり記載されています。
さて、、、、、
普段、仕事上のメインフィールドは自宅林やその周辺にほぼ限られており、そこから出ても行動範囲は三股町やお隣の都城市といかにも狭い。
足下をしっかり見つめ続けることは大事だし、それが自分にとっての主要テーマだ。
けれど、時折は離れた場所、全く違う環境から自分のフィールドを見つめ直す時間も必要。
それで、年に数回、県北の延岡市のフィールドには通うことにしているが、今回は年に一回程度の遠征を行った。それが、奄美大島だった。
版元での打ち合わせを兼ねての上京中にもフィールド巡りを組み込んでいたが、コロナ感染下ではこの2年間、上京を避けてきた。
奄美市 住用町
街並みから外れるとそこは亜熱帯の森。林道沿いを移動するのがせいぜいで、いづれは森の中を巡ってみたいとは思う。
一晩中、テントで過ごして森の自然をじっくりと体感したいものだ。
マテリアの滝にて、リュウキュウハグロトンボ
蒲生崎公園にて、チブサトゲグモ。
このクモは昔(2003年7月)石垣島で初めて見たけれど。随分と久しぶりなので、新鮮な出会いに感じた。
住用町 林道に入ってすぐの、砂防ダム
島には大きな河川はないので、飲料水など生活用水はどうやって確保しているのだろうか、と気になった。
この砂防ダムの上に水道施設があったので、水資源の供給事情が少しは垣間見えた気がした。
posted by やまかます at 19:10| てんこ盛り
2021年01月10日
落ち葉布団
三股町 自宅林
ミミズク幼虫を狙って、落ち葉布団をあちこち、めくってみた。
ヒメユズリハの根際では、ニジュウヤホシテントウ。
続いて、ワカバグモ。
場所をエノキの根際に替えて、今度はカブトムシの死骸。
傍にあった朽ち木をめくってみれば、ウロコアリの巣があった。
肝心のミミズク幼虫は見つからなかったが、時間の問題だろう。
ジョウビタキも、落ち葉布団や朽ち木で虫探し。
寒い中、次々と獲物を啄んでいた。
地面に落ちているカラスザンショウの果実も盛んに啄んでいたが、生き虫やムカデなどの獲物には夢中になるようだ。
午後3時57分。
玄関前の睡蓮鉢で水浴びする、シロハラ。
昨日から、水浴びの時間帯が少し前倒しになったようだ。
水浴びする鉢は、画面左の小さい方に限られている。
実はこの鉢の中央には大きな石が沈めてあり、シロハラはその浅瀬を足場として利用している。
ミミズク幼虫を狙って、落ち葉布団をあちこち、めくってみた。
ヒメユズリハの根際では、ニジュウヤホシテントウ。
続いて、ワカバグモ。
場所をエノキの根際に替えて、今度はカブトムシの死骸。
傍にあった朽ち木をめくってみれば、ウロコアリの巣があった。
肝心のミミズク幼虫は見つからなかったが、時間の問題だろう。
ジョウビタキも、落ち葉布団や朽ち木で虫探し。
寒い中、次々と獲物を啄んでいた。
地面に落ちているカラスザンショウの果実も盛んに啄んでいたが、生き虫やムカデなどの獲物には夢中になるようだ。
午後3時57分。
玄関前の睡蓮鉢で水浴びする、シロハラ。
昨日から、水浴びの時間帯が少し前倒しになったようだ。
水浴びする鉢は、画面左の小さい方に限られている。
実はこの鉢の中央には大きな石が沈めてあり、シロハラはその浅瀬を足場として利用している。
posted by やまかます at 20:32| てんこ盛り