E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
ヌルデの実生が庭のあちこちに生えている。成長も速いので場所によっては伐採せざるを得ない。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ギンメッキゴミグモの、LPレコード盤よりちと小ぶりの円網。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
チュウガタシロカネグモの円網。風を受けてそよいでいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FlashQ G20U
梢から聞こえるクマバチの羽音を目で探してみれば、ビワの花でキオビエダシャクが吸蜜していた。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
K子お婆ちゃんの畑を久しぶりに覗いてみれば、今年もまたニンジンが植えてあった。
でっかいキアゲハの終齢幼虫もすぐに見つかった。
今日は外気温27℃以上にも上がり、10月とは思えない夏日。
昨夜からずっと室内撮影の待機がけさの昼前まで続いたので(6時間の睡眠はとったけど)、昼食後は外を歩いて体をほぐしておいた。
2022年09月06日
台風の爪痕は?
アカギカメムシ
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
昨夜は台風11号の影響で風雨が激しく、雨戸がガタガタ震えたり何かがぶつかったりとあまりにも賑やかで、しばらくはなかなか寝つけなかった。
今朝になって庭に出てみれば、千切れて吹き飛ばされたクヌギの枝葉が辺り一面に夥しく転がっていた。
そんなでは、例えばアカギカメムシなどはどうやって嵐の中を過ごしたのだろうと、アカメガシワを見上げてみれば、葉陰に身を寄せている小集団がいくつもあった。果実に移動し始めたのは夕方になってからだった。
ゴイシシジミ
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FL-LM3
先日、サクラからボケに移住させたカレハガ幼虫はその後、葉っぱを食べてないようなので、今度はプラムの枝に移してみた。
その作業をしていると、目の前でゴイシシジミがテリトリーを張っていて、近くに同種が舞い込むとすぐさま追いかけるように飛び立っていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
シンジュサン
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ニガキに放したシンジュサン幼虫たちのことも気になったが、彼らも風に吹き飛ばされることもなく、のんびりと葉を食むもの、頭を下にしてじっと休むものと元気そうな様子を確認できた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
昨夜は台風11号の影響で風雨が激しく、雨戸がガタガタ震えたり何かがぶつかったりとあまりにも賑やかで、しばらくはなかなか寝つけなかった。
今朝になって庭に出てみれば、千切れて吹き飛ばされたクヌギの枝葉が辺り一面に夥しく転がっていた。
そんなでは、例えばアカギカメムシなどはどうやって嵐の中を過ごしたのだろうと、アカメガシワを見上げてみれば、葉陰に身を寄せている小集団がいくつもあった。果実に移動し始めたのは夕方になってからだった。
ゴイシシジミ
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FL-LM3
先日、サクラからボケに移住させたカレハガ幼虫はその後、葉っぱを食べてないようなので、今度はプラムの枝に移してみた。
その作業をしていると、目の前でゴイシシジミがテリトリーを張っていて、近くに同種が舞い込むとすぐさま追いかけるように飛び立っていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
シンジュサン
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ニガキに放したシンジュサン幼虫たちのことも気になったが、彼らも風に吹き飛ばされることもなく、のんびりと葉を食むもの、頭を下にしてじっと休むものと元気そうな様子を確認できた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 19:42| レピ
2022年06月12日
イシガケ幼虫
三股町
午前6時27分 九州地方は梅雨入りしたが、今日は貴重な晴れ間が広がった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO PLフィルター
正午と、午後4時15分の2回、うちの林でニイニイゼミが鳴いていた。今日が初鳴きかと思う。
若齢幼虫が多い中、イシガケチョウ終齢幼虫がいた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
同じ木に別の終齢2頭がいてしかも仲良く食事中。その動きは見事にシンクロしていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
クヌギの台座に今日も落ち着いていた、リンゴドクガ幼虫。少し肥えたかな?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
飼育していたミスジビロードスズメ幼虫の体色が変わった。
このあとアジサイの葉には目もくれず歩き回るようになったので、土を入れたケースに移し替えた。
OM-D E-M1X EF-S60mm F2.8 マクロ USM Flash Q20U + FL-36R
午前6時27分 九州地方は梅雨入りしたが、今日は貴重な晴れ間が広がった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO PLフィルター
正午と、午後4時15分の2回、うちの林でニイニイゼミが鳴いていた。今日が初鳴きかと思う。
若齢幼虫が多い中、イシガケチョウ終齢幼虫がいた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
同じ木に別の終齢2頭がいてしかも仲良く食事中。その動きは見事にシンクロしていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
クヌギの台座に今日も落ち着いていた、リンゴドクガ幼虫。少し肥えたかな?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
飼育していたミスジビロードスズメ幼虫の体色が変わった。
このあとアジサイの葉には目もくれず歩き回るようになったので、土を入れたケースに移し替えた。
OM-D E-M1X EF-S60mm F2.8 マクロ USM Flash Q20U + FL-36R
posted by やまかます at 20:53| レピ
2022年05月04日
モンキチョウの黄色いメス
三股町
蝶々の雌雄は、種類にもよるけれど飛び方を見ていると、どちらなのかわかる。
家庭菜園のシュンギクの花を訪れ、熱心に吸蜜しているモンキチョウがいた。
花から花へと俊敏に飛び移り、サッと離れた後の飛び方でまさにメスとすぐわかった。
モンキチョウのメスはほとんどが白色型だけど、稀に黄色型もいて、この場合は翅の紋様で雌雄の判別は難しいとされている。
けれど今朝のモンキチョウは地面近くに吸い寄せられるようにゆったり目に飛び、さらにシロツメクサにこだわり、そして、1回、2回、3回、と立て続けに産卵してから去って行った。
モンキチョウのオスは、白色型と黄色型のいづれのメスでも、どういうメカニズムかはわからないけれど、ちゃんと異性だとわかるのだろうと思うが、どうなんだろう?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
ケヤキの根本近くでコブのようにしか見えないナカキシャチホコを見つけられたのは、来客中のKさんだった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ナカキシャチホコの幼虫はクヌギやコナラでときたま見かけるけれど、成虫をそれもかなり新鮮な姿で見るのは初めてかも知れない。翅が擦れていると特徴を掴みにくいシャチホコで、ライトに来ていても本種と気づかずにスルーしていたのでは、と改めて感じた。
昨夜、午後11時20分頃、廊下を歩いていると玄関の扉にオオミズアオのシルエットを見つけ、さっそく外に出てみた。気温は低く肌寒い中、オオミズアオは羽ばたいて落ち着きがなく、柱に止まったところを撮影しただけで、すぐに夜空へと舞い上がってしまった。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU
まあ、灯りに惑わされてここで一夜を無駄に過ごすよりかいいかと思いながら、暗闇に吸い込まれていくオオミズアオのオスを見上げていたら、クルクルと旋回したのち庭のサクラの梢に縋りつくように着地した。
今朝早く(午前5時)にはすでに姿は無く、深夜のうちに飛び去ったようだ。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU Nikon SB-30
蝶々の雌雄は、種類にもよるけれど飛び方を見ていると、どちらなのかわかる。
家庭菜園のシュンギクの花を訪れ、熱心に吸蜜しているモンキチョウがいた。
花から花へと俊敏に飛び移り、サッと離れた後の飛び方でまさにメスとすぐわかった。
モンキチョウのメスはほとんどが白色型だけど、稀に黄色型もいて、この場合は翅の紋様で雌雄の判別は難しいとされている。
けれど今朝のモンキチョウは地面近くに吸い寄せられるようにゆったり目に飛び、さらにシロツメクサにこだわり、そして、1回、2回、3回、と立て続けに産卵してから去って行った。
モンキチョウのオスは、白色型と黄色型のいづれのメスでも、どういうメカニズムかはわからないけれど、ちゃんと異性だとわかるのだろうと思うが、どうなんだろう?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
ケヤキの根本近くでコブのようにしか見えないナカキシャチホコを見つけられたのは、来客中のKさんだった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ナカキシャチホコの幼虫はクヌギやコナラでときたま見かけるけれど、成虫をそれもかなり新鮮な姿で見るのは初めてかも知れない。翅が擦れていると特徴を掴みにくいシャチホコで、ライトに来ていても本種と気づかずにスルーしていたのでは、と改めて感じた。
昨夜、午後11時20分頃、廊下を歩いていると玄関の扉にオオミズアオのシルエットを見つけ、さっそく外に出てみた。気温は低く肌寒い中、オオミズアオは羽ばたいて落ち着きがなく、柱に止まったところを撮影しただけで、すぐに夜空へと舞い上がってしまった。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU
まあ、灯りに惑わされてここで一夜を無駄に過ごすよりかいいかと思いながら、暗闇に吸い込まれていくオオミズアオのオスを見上げていたら、クルクルと旋回したのち庭のサクラの梢に縋りつくように着地した。
今朝早く(午前5時)にはすでに姿は無く、深夜のうちに飛び去ったようだ。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU Nikon SB-30
posted by やまかます at 22:13| レピ
2022年03月26日
エノキとアオツヅラフジの芋虫
三股町
強めの風雨は午後2時を過ぎた頃にはおさまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
近所の農道沿いのエノキ小木を覗いてみれば、ゴマダラチョウ幼虫はすでに眠起してのち脱皮も終えていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350
まだ芽吹いていないアオツヅラフジの蔓上を歩いていた、ヒメエグリバ幼虫。
本種は幼虫で越冬できるのだろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
強めの風雨は午後2時を過ぎた頃にはおさまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
近所の農道沿いのエノキ小木を覗いてみれば、ゴマダラチョウ幼虫はすでに眠起してのち脱皮も終えていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350
まだ芽吹いていないアオツヅラフジの蔓上を歩いていた、ヒメエグリバ幼虫。
本種は幼虫で越冬できるのだろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:38| レピ
2022年02月14日
越年蝶とフチグロトゲエダシャク、舞う
都城市 早水公園
先日、コムラサキ越冬幼虫を見つけたシダレヤナギで再び、別の幼虫が見つかった。
地面からの高さも先日の幼虫とほぼ同じで、幹が別なだけ。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro (自然光で深度合成)
探していた訳でもなく、ふと樹皮に目が行ったその先にやたらと目立っていたのである。
というのも、写真でわかるように胴体が太っていて通常よりか明らかに大きく見える。頭幅と比較すると分かり易いだろう。それにしても、最初から(越冬前から)こんな体型だったのだろうか?
三股町
午前中は曇っていてハッキリしない天候だったが、正午過ぎ頃から雲が流れ青空が出た。
そよ風は少し冷たいけど、それをあまり感じさせないほど陽射しがたっぷりあった。
今日は流石にモンキチョウが元気よく飛んでおり、白っぽい、フチグロトゲエダシャク♂の忙しく舞う姿も2匹だが見られた。あっという間に視界から消えてしまうけど。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
ここならメスがいるだろう、という畦道を歩いてみるとしばらくして足下からオスが飛び立った。
これもひとっ飛びで笹藪の方に去ってしまった。もしや、交尾していたのではと足下周辺の草はらを探ったけど、メスは見つからなかった。オスは神経質で迂闊に近寄ると交尾を解いて飛び去ることが多い。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
あれ!? サツマヒメカマキリ幼虫の頭の向きが元に戻っていた。
頭の向きにはこだわりがあるのかな?
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
先日、コムラサキ越冬幼虫を見つけたシダレヤナギで再び、別の幼虫が見つかった。
地面からの高さも先日の幼虫とほぼ同じで、幹が別なだけ。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro (自然光で深度合成)
探していた訳でもなく、ふと樹皮に目が行ったその先にやたらと目立っていたのである。
というのも、写真でわかるように胴体が太っていて通常よりか明らかに大きく見える。頭幅と比較すると分かり易いだろう。それにしても、最初から(越冬前から)こんな体型だったのだろうか?
三股町
午前中は曇っていてハッキリしない天候だったが、正午過ぎ頃から雲が流れ青空が出た。
そよ風は少し冷たいけど、それをあまり感じさせないほど陽射しがたっぷりあった。
今日は流石にモンキチョウが元気よく飛んでおり、白っぽい、フチグロトゲエダシャク♂の忙しく舞う姿も2匹だが見られた。あっという間に視界から消えてしまうけど。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
ここならメスがいるだろう、という畦道を歩いてみるとしばらくして足下からオスが飛び立った。
これもひとっ飛びで笹藪の方に去ってしまった。もしや、交尾していたのではと足下周辺の草はらを探ったけど、メスは見つからなかった。オスは神経質で迂闊に近寄ると交尾を解いて飛び去ることが多い。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
あれ!? サツマヒメカマキリ幼虫の頭の向きが元に戻っていた。
頭の向きにはこだわりがあるのかな?
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:34| レピ
2021年12月06日
神社の虫詣
三股町
コナラ樹液の風下に立つと、プ〜んと発酵臭が漂ってくる。
昨日見つけた樹液酒場では今日も、オオスズメバチで賑わっていた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS FL-900R
過去のブログ記事を調べてみると、2011年12月13日に、アラカシ樹液に来ているオオスズメバチの写真が載せてあった。場所は町内の上米公園。
庭のツワブキには、キタテハが多い時で11頭も来ていて、その騒がしい光景の中に、ポツンと小さなシジミチョウが混じっていた。
サツマシジミのオスだ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
夕方、町内の早馬神社にソテツの様子を見に行った。
クロマダラソテツシジミの繁殖している形跡は見当たらず。
アオスジアゲハ越冬蛹を探して社殿や物置の壁面を見ていると、
アカギカメムシがいた。このまま越冬できるのだろうか?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
夕日を浴びていた、ツマジロエダシャク。
本種の食樹はクスノキ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
肝心のアオスジアゲハ蛹は、死骸だけだった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
今期、どこに行っても多い、ヒメクダマキモドキ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
コナラ樹液の風下に立つと、プ〜んと発酵臭が漂ってくる。
昨日見つけた樹液酒場では今日も、オオスズメバチで賑わっていた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS FL-900R
過去のブログ記事を調べてみると、2011年12月13日に、アラカシ樹液に来ているオオスズメバチの写真が載せてあった。場所は町内の上米公園。
庭のツワブキには、キタテハが多い時で11頭も来ていて、その騒がしい光景の中に、ポツンと小さなシジミチョウが混じっていた。
サツマシジミのオスだ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
夕方、町内の早馬神社にソテツの様子を見に行った。
クロマダラソテツシジミの繁殖している形跡は見当たらず。
アオスジアゲハ越冬蛹を探して社殿や物置の壁面を見ていると、
アカギカメムシがいた。このまま越冬できるのだろうか?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
夕日を浴びていた、ツマジロエダシャク。
本種の食樹はクスノキ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
肝心のアオスジアゲハ蛹は、死骸だけだった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
今期、どこに行っても多い、ヒメクダマキモドキ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
posted by やまかます at 19:19| レピ
2021年11月29日
準備完了!!アカイラガ幼虫
三股町
先日、仕事部屋のすぐ外のクヌギにいた、アカイラガ幼虫。
どう見ても熟齢だろう、ということで枝ごとケースに入れておいたら、やはり、、、。
大きくて痛そうな肉質突起が脱落していた。
一箇所にまとまっているから、ここでポロリ、ポロリンと外したのだろう。一度はその様子を見てみたいものだ。
体色もラムネアイスの水色から、緑色になる。
身軽になってから24時間以上も徘徊するのは、営繭場所を探し歩くためだ。
今回も黒土と一緒にケースに入れておくと、翌々日には土中に姿を消していた。
狭いケースでごめんなさい。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350+FL-36R 深度合成撮影
新しいレンズ、ED8-25mm f4 PRO でさっそく試し撮り。
このレンズはかなり寄れると聞いて購入を決めた。プロレンズは高価だけど、ずっと待っていたレンズだ。
さすがに写りも文句無い。
特に気になっていたのは太陽を画面に入れた逆光時の描写だが、これも問題ない。
これまで代替レンズとして、CanonのEF-s 10-18mm F4.5-5.6 IS STMを使っていたが、やはり純正レンズに越したことはない。
庭のツワブキには、たくさんの蝶やハナアブ類が集まっている。
キタテハが吸蜜しているところに、タイミング良く、モンシロチョウがやってきた。グングン寄れるので気を付けないとレンズ前玉が花弁に当たってしまうほど。
広角端8ミリで撮影。
伐採地に続く道路沿いには、ベニバナボロギクが並んで咲いている。
去年までここでは見ることがなく、今年になってから急に姿を現した。
広角9ミリで撮影。アクセサリーシューに付けたストロボはノーマル発光。
望遠よりの17ミリで撮影。発光部にディフューザーを被せたストロボを使用。
昨日見つけた4頭のゴマダラチョウ幼虫は同じ葉上にそのまま留まっていた。
望遠端25ミリで撮影。
葉上で待ち伏せ中?のワカバグモ。
広角端8ミリで撮影。発光部にディフューザーを被せたストロボ1灯を使用。
画面手前の影が気になるところだが、こうした日陰の条件下では1灯だけで影を完全に抑えることはできない。
あと1灯を加えるなどライティングの工夫が要る。
久しぶりに、都城市、早水公園に立ち寄ってみた。
先日、仕事部屋のすぐ外のクヌギにいた、アカイラガ幼虫。
どう見ても熟齢だろう、ということで枝ごとケースに入れておいたら、やはり、、、。
大きくて痛そうな肉質突起が脱落していた。
一箇所にまとまっているから、ここでポロリ、ポロリンと外したのだろう。一度はその様子を見てみたいものだ。
体色もラムネアイスの水色から、緑色になる。
身軽になってから24時間以上も徘徊するのは、営繭場所を探し歩くためだ。
今回も黒土と一緒にケースに入れておくと、翌々日には土中に姿を消していた。
狭いケースでごめんなさい。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350+FL-36R 深度合成撮影
新しいレンズ、ED8-25mm f4 PRO でさっそく試し撮り。
このレンズはかなり寄れると聞いて購入を決めた。プロレンズは高価だけど、ずっと待っていたレンズだ。
さすがに写りも文句無い。
特に気になっていたのは太陽を画面に入れた逆光時の描写だが、これも問題ない。
これまで代替レンズとして、CanonのEF-s 10-18mm F4.5-5.6 IS STMを使っていたが、やはり純正レンズに越したことはない。
庭のツワブキには、たくさんの蝶やハナアブ類が集まっている。
キタテハが吸蜜しているところに、タイミング良く、モンシロチョウがやってきた。グングン寄れるので気を付けないとレンズ前玉が花弁に当たってしまうほど。
広角端8ミリで撮影。
伐採地に続く道路沿いには、ベニバナボロギクが並んで咲いている。
去年までここでは見ることがなく、今年になってから急に姿を現した。
広角9ミリで撮影。アクセサリーシューに付けたストロボはノーマル発光。
望遠よりの17ミリで撮影。発光部にディフューザーを被せたストロボを使用。
昨日見つけた4頭のゴマダラチョウ幼虫は同じ葉上にそのまま留まっていた。
望遠端25ミリで撮影。
葉上で待ち伏せ中?のワカバグモ。
広角端8ミリで撮影。発光部にディフューザーを被せたストロボ1灯を使用。
画面手前の影が気になるところだが、こうした日陰の条件下では1灯だけで影を完全に抑えることはできない。
あと1灯を加えるなどライティングの工夫が要る。
久しぶりに、都城市、早水公園に立ち寄ってみた。
posted by やまかます at 19:08| レピ
2021年11月28日
衣替えのタイミングは?
三股町
杉植林地の伐採作業は予定より1ヶ月延長となってようやく終わった。
最後まで残っていたイチョウの大木も切り倒されていた。
伐採地の縁にあったコナラの切り株から萌芽が一本育っていた。
ハゼノキでは、とっくに蛹になっているだろうと思っていたクロモンカギバ幼虫(2頭)が、まだ葉を食べていた。
しかし、いよいよ葉は色付き始めている。気温が低いために成長が遅いのだろう。
無事に蛹になれたとして、その先はどうなるのだろう?
ハゼノキの隣にあるエノキは、私の胸の高さほどの小木だが、
ゴマダラチョウの幼虫が4頭もまだ、葉上に残っていた。
体色は緑色のものと、すっかり茶褐色になったものとがいた。
葉柄はしっかりと吐糸で固められており落下防止策が施されている。
午前10時10分
今日も秋晴れ。風もほとんどなく日向は暖かい。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
EF-s 10-18mm F4.5-5.6 IS STM
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
杉植林地の伐採作業は予定より1ヶ月延長となってようやく終わった。
最後まで残っていたイチョウの大木も切り倒されていた。
伐採地の縁にあったコナラの切り株から萌芽が一本育っていた。
ハゼノキでは、とっくに蛹になっているだろうと思っていたクロモンカギバ幼虫(2頭)が、まだ葉を食べていた。
しかし、いよいよ葉は色付き始めている。気温が低いために成長が遅いのだろう。
無事に蛹になれたとして、その先はどうなるのだろう?
ハゼノキの隣にあるエノキは、私の胸の高さほどの小木だが、
ゴマダラチョウの幼虫が4頭もまだ、葉上に残っていた。
体色は緑色のものと、すっかり茶褐色になったものとがいた。
葉柄はしっかりと吐糸で固められており落下防止策が施されている。
午前10時10分
今日も秋晴れ。風もほとんどなく日向は暖かい。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
EF-s 10-18mm F4.5-5.6 IS STM
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 17:58| レピ
2021年11月23日
食べる芋虫、眠る芋虫
三股町
午前7時
朝焼けに赤く染まった、霧島山。
午前8時
庭のナツフジに留まっている、コミスジ幼虫。
葉は日に日に萎れている。
午後4時
ナツフジの葉はさらにもっと萎れてきた。
風に揺れる振幅も大きく、これはいづれ引っ越すのではないか?
ハゼノキの葉を元気に食べていた、クロモンカギバ幼虫。
こちらは振動に驚き、素早く糞擬態のポーズ。
杉伐採地の作業はもう完了間近のようで、敷設していた「施工計画表」や「伐採作業中注意」という看板も撤去されていた。
地主の方の要望なのか、イチョウ大木は残されている。
伐採されず周縁に残された杉の一部は、前にも書いたように風倒木となる危険性が高まった。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
フラッシュFL-900R
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
マクロフラッシュ STF-8
E-PL2
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
午前7時
朝焼けに赤く染まった、霧島山。
午前8時
庭のナツフジに留まっている、コミスジ幼虫。
葉は日に日に萎れている。
午後4時
ナツフジの葉はさらにもっと萎れてきた。
風に揺れる振幅も大きく、これはいづれ引っ越すのではないか?
ハゼノキの葉を元気に食べていた、クロモンカギバ幼虫。
こちらは振動に驚き、素早く糞擬態のポーズ。
杉伐採地の作業はもう完了間近のようで、敷設していた「施工計画表」や「伐採作業中注意」という看板も撤去されていた。
地主の方の要望なのか、イチョウ大木は残されている。
伐採されず周縁に残された杉の一部は、前にも書いたように風倒木となる危険性が高まった。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
フラッシュFL-900R
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
マクロフラッシュ STF-8
E-PL2
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
posted by やまかます at 19:18| レピ
2021年11月10日
ビバーク
三股町
気温は15度程度で寒く、断続的に雨。
雨の時は風も強めに吹いて縁側に干してあった洗濯物は早々と室内に取り込んだ。
庭のカラムシでは、キタキチョウが葉裏でビバークしていた。
昨夕からここに潜り込んだのだろう。
ビュンビュン、風に煽られている事もあったが、キチョウはそれでもしっかり踏ん張っていた。
前翅がわずかにズレているのは、何か不具合があるのだろうか?
ヤマトシジミが飛んでいることもあったが、ほとんどチョウの活動は見られない。
雲の流れは速く、時折、青空が広がる事もあったが、ほんの数分間でどんより冷たい曇り空に戻る。
雨風を凌ぐには、あまりふさわしいビバーク場所とは思えないが、キタキチョウは今夜もここで過ごすようだ。
秋の蛾、ウスキトガリキリガが灯りに来ていた。
特徴のある紋様、翅形が印象的だ。ツバキやサクラで幼虫が育つようだが、まだ幼虫は見たことがない。
ぎっしりと並んだ赤い蕾が目立つイヌタデは、よ〜く見ると小さな薄桃色の花が咲いていた。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
FL-LM3+自作ディフューザー
近藤ようこ『高浜親王航海記』第四巻、が届いた。
渋澤龍彦の原作を漫画化した作品で、全四巻。
気温は15度程度で寒く、断続的に雨。
雨の時は風も強めに吹いて縁側に干してあった洗濯物は早々と室内に取り込んだ。
庭のカラムシでは、キタキチョウが葉裏でビバークしていた。
昨夕からここに潜り込んだのだろう。
ビュンビュン、風に煽られている事もあったが、キチョウはそれでもしっかり踏ん張っていた。
前翅がわずかにズレているのは、何か不具合があるのだろうか?
ヤマトシジミが飛んでいることもあったが、ほとんどチョウの活動は見られない。
雲の流れは速く、時折、青空が広がる事もあったが、ほんの数分間でどんより冷たい曇り空に戻る。
雨風を凌ぐには、あまりふさわしいビバーク場所とは思えないが、キタキチョウは今夜もここで過ごすようだ。
秋の蛾、ウスキトガリキリガが灯りに来ていた。
特徴のある紋様、翅形が印象的だ。ツバキやサクラで幼虫が育つようだが、まだ幼虫は見たことがない。
ぎっしりと並んだ赤い蕾が目立つイヌタデは、よ〜く見ると小さな薄桃色の花が咲いていた。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
FL-LM3+自作ディフューザー
近藤ようこ『高浜親王航海記』第四巻、が届いた。
渋澤龍彦の原作を漫画化した作品で、全四巻。
posted by やまかます at 17:53| レピ
2021年10月24日
ニガキにグミ幼虫
三股町
シンジュサンの幼虫がついていないか、と見上げたニガキの梢に、
アカイラガの幼虫がいた。
もう成熟しているようだが、落ち着き無く歩き続けていた。
まだ食べ足りないのか、それとも営繭場所を探していたか?
11時27分
道沿いの草むらで、ジリ・ジリ・ジリ〜、と鳴いていた、オナガササキリのオス。
通常は人影に気づくと反対側に隠れてしまうので、意外と撮影しづらい。
11時30分
セイタカアワダチソウの花に来ていた、と思いきやすぐに飛び立って日光浴を始めた、ムラサキシジミ。
この後も一度、セイタカアワダチソウの花に着地したけれど、遠くて吸蜜していたかどうか確認できなかった。
ムラサキシジミは花には滅多には来ないチョウだ。
13時05分
アブラムシの居場所を教えてくれるよね、と期待をこめて目でずっと追いかけていたら、
葉上に落ちていた鳥のフンに口吻を伸ばして、しきりと吸汁し始めた。
ゴイシシジミも鳥のフンに来るのか!?と驚いた。
この場所の上部は鳥の止まり木になっているようで、フンが一箇所に多く落ちていた。
ヤマノイモの蔓に、キイロスズメの幼虫がいた。
体長からすると終齢になってまだ日が浅いのだろうか。これからグンと肥えるかと思う。
ヤマノイモを食べる幼虫は、スズメガ科では本種のみのようだ。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
(アカイラガ幼虫の写真のみ)
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
シンジュサンの幼虫がついていないか、と見上げたニガキの梢に、
アカイラガの幼虫がいた。
もう成熟しているようだが、落ち着き無く歩き続けていた。
まだ食べ足りないのか、それとも営繭場所を探していたか?
11時27分
道沿いの草むらで、ジリ・ジリ・ジリ〜、と鳴いていた、オナガササキリのオス。
通常は人影に気づくと反対側に隠れてしまうので、意外と撮影しづらい。
11時30分
セイタカアワダチソウの花に来ていた、と思いきやすぐに飛び立って日光浴を始めた、ムラサキシジミ。
この後も一度、セイタカアワダチソウの花に着地したけれど、遠くて吸蜜していたかどうか確認できなかった。
ムラサキシジミは花には滅多には来ないチョウだ。
13時05分
アブラムシの居場所を教えてくれるよね、と期待をこめて目でずっと追いかけていたら、
葉上に落ちていた鳥のフンに口吻を伸ばして、しきりと吸汁し始めた。
ゴイシシジミも鳥のフンに来るのか!?と驚いた。
この場所の上部は鳥の止まり木になっているようで、フンが一箇所に多く落ちていた。
ヤマノイモの蔓に、キイロスズメの幼虫がいた。
体長からすると終齢になってまだ日が浅いのだろうか。これからグンと肥えるかと思う。
ヤマノイモを食べる幼虫は、スズメガ科では本種のみのようだ。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
(アカイラガ幼虫の写真のみ)
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
posted by やまかます at 18:31| レピ
2021年10月19日
枯れ葉虫、それぞれ
三股町
庭の茂みに潜り込んだまま、タテハモドキは今日も動かない。
私が葉を避けたせいでバラけてしまったけれど、4頭はそれぞれのねぐらに落ち着いている。
午前8時半、朝陽が照りつけるも動じることはない。
午後になって気温が上がっても、4頭ともねぐらから出て来なかった。この先、よほど気温が上がらない限りは動きそうにない。
タテハモドキのねぐら近くのナツフジでは、コミスジ幼虫が育っている。ステージは様々。
蛹殻のそばで休む終齢幼虫。
同じく、ナツフジにちょこんと佇んでいたのは、チャハマキのオス。
本種は、翅の紋様で雌雄が判別できるようだ。
前翅はカウボーイハットのつばのごとくカールしている。
仕事部屋を出てすぐの法面草地に、ヤマラッキョウの蕾があった。
開花はいつ頃になるだろう。毎朝、蕾を眺める楽しみができた。
なぜか台所の壁にいた、キベリクビボソハムシ。
体長は6ミリ前後と小さい。
ご自慢の長い触角が折れて短くなっている。色々、苦労もあったようだ。
撮影後に外へ出しておいた。本種のホストはヤマノイモのようだ。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
庭の茂みに潜り込んだまま、タテハモドキは今日も動かない。
私が葉を避けたせいでバラけてしまったけれど、4頭はそれぞれのねぐらに落ち着いている。
午前8時半、朝陽が照りつけるも動じることはない。
午後になって気温が上がっても、4頭ともねぐらから出て来なかった。この先、よほど気温が上がらない限りは動きそうにない。
タテハモドキのねぐら近くのナツフジでは、コミスジ幼虫が育っている。ステージは様々。
蛹殻のそばで休む終齢幼虫。
同じく、ナツフジにちょこんと佇んでいたのは、チャハマキのオス。
本種は、翅の紋様で雌雄が判別できるようだ。
前翅はカウボーイハットのつばのごとくカールしている。
仕事部屋を出てすぐの法面草地に、ヤマラッキョウの蕾があった。
開花はいつ頃になるだろう。毎朝、蕾を眺める楽しみができた。
なぜか台所の壁にいた、キベリクビボソハムシ。
体長は6ミリ前後と小さい。
ご自慢の長い触角が折れて短くなっている。色々、苦労もあったようだ。
撮影後に外へ出しておいた。本種のホストはヤマノイモのようだ。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:55| レピ
2021年09月19日
枝そっくりさん
三股町
強い陽射しは昼過ぎ頃まで。
気温は30℃まで上がったが、概ね曇り空になった。
午前8時半。
ヒガンバナで盛んに吸蜜するナガサキアゲハのめす。


コスモスに何度も来ていたのは、オスの方。コスモスにはキアゲハがよく来るけど、他のアゲハ類はそうでもない。
ナガサキアゲハの訪花は意外な気がして思わずカメラを向けてしまった。

クヌギの若枝に虫食いの「しわざ」が目立っていた。
これは多分、アレだろうと枝を引き寄せて間近で眺めてみると、いました。

キマエアオシャクの幼虫。越冬時は枯れ枝色をしているお馴染みのイモムシだ。
背面から見た姿は枝に溶け込んでしまう。

〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
EF-s 10-18mm F4.5-5.6 IS STM
GODOX TT350
強い陽射しは昼過ぎ頃まで。
気温は30℃まで上がったが、概ね曇り空になった。
午前8時半。
ヒガンバナで盛んに吸蜜するナガサキアゲハのめす。


コスモスに何度も来ていたのは、オスの方。コスモスにはキアゲハがよく来るけど、他のアゲハ類はそうでもない。
ナガサキアゲハの訪花は意外な気がして思わずカメラを向けてしまった。

クヌギの若枝に虫食いの「しわざ」が目立っていた。
これは多分、アレだろうと枝を引き寄せて間近で眺めてみると、いました。

キマエアオシャクの幼虫。越冬時は枯れ枝色をしているお馴染みのイモムシだ。
背面から見た姿は枝に溶け込んでしまう。

〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
EF-s 10-18mm F4.5-5.6 IS STM
GODOX TT350
posted by やまかます at 17:03| レピ
2021年05月14日
2021年04月25日
草地のコンビとは?
三股町
朝一番、肩慣らしの撮影を。
どうやらナワバリ争いなのか、コゲラ3羽が入り乱れて大騒ぎしていた。
スズメ夫婦は、ただいま子育て奮闘中。
重いのは重いけど、100-400mm望遠ズームレンズとの組み合わせでは、ホールディングが安定していることと、何と言ってもファインダー像が大きく、視認性に優れているのが、OLYMPUSのカメラ、E-M1Xだ。
野鳥撮影は、昆虫撮影とはカメラの使い方もかなり違うので、機会を見つけては練習をしておく。
テントウムシの撮影の仕事をしているので、庭でエサとなるアブラムシを探していたら、ギンイチモンジセセリがいて、
そのすぐ近くのカラスノエンドウでは、花を食べているフチグロトゲエダシャクの幼虫がいた。随分大きく育っている、もう終齢だろう。
このレピ2種は、同じ草原環境で必ずセットで見つかる。うちの土地はそうした草原環境の片隅に位置しているのだろう。
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
朝一番、肩慣らしの撮影を。
どうやらナワバリ争いなのか、コゲラ3羽が入り乱れて大騒ぎしていた。
スズメ夫婦は、ただいま子育て奮闘中。
重いのは重いけど、100-400mm望遠ズームレンズとの組み合わせでは、ホールディングが安定していることと、何と言ってもファインダー像が大きく、視認性に優れているのが、OLYMPUSのカメラ、E-M1Xだ。
野鳥撮影は、昆虫撮影とはカメラの使い方もかなり違うので、機会を見つけては練習をしておく。
テントウムシの撮影の仕事をしているので、庭でエサとなるアブラムシを探していたら、ギンイチモンジセセリがいて、
そのすぐ近くのカラスノエンドウでは、花を食べているフチグロトゲエダシャクの幼虫がいた。随分大きく育っている、もう終齢だろう。
このレピ2種は、同じ草原環境で必ずセットで見つかる。うちの土地はそうした草原環境の片隅に位置しているのだろう。
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 18:13| レピ
2020年11月02日
お化けイモムシ〜クロメンガタスズメ
三股町 田上
昨日のこと、家庭菜園から仕事部屋まで、大きな声が聞こえてきた。
「オバケ〜!、オバケ〜!」
「ははあ〜ん、これはイモムシだな」と思いつつ庭に出てみれば、
驚愕の顔で嫁さんが、菜園の中のナスを指差している。
ナスの収穫も終わり片付けていたところ、ふと握ったナスの茎にいたわけだ。
正体不明の、でっかいオバケが。
今日は小雨の中、二頭のクロメンガタスズメ幼虫はそれぞれ葉に取り付いて食事をしていた。
しかしこれまで目立った食痕も見当たらず、私の目を逃れてきたのも不思議な気がしないでもない。
「このあと、このお化けイモムシはどうなるの?」
「蛹になるために地面に降りて土に潜り込むんだけど、その前にもちろん回収するよ」
昨日見つけたイシガケチョウ幼虫は、今日になって下垂し前蛹となっていた。
谷津田を歩くと草むらには、瓢箪型の卵のうが目立つようになった、ナガコガネグモ。
ナガコガネグモも、そろそろ終わり。
昨日、卵のうにずっと寄り添っていたスズミグモは、今朝になってみれば、巣網から離れて屋根の庇に移動していた。
卵のうは雨に打てれてい、置き去りにされてしまったが、何とも危なっかしく風に揺れている。
それこそ強風が吹き荒れたりすればそのうち地面に落下するのでは?と少し心配になる。
E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
昨日のこと、家庭菜園から仕事部屋まで、大きな声が聞こえてきた。
「オバケ〜!、オバケ〜!」
「ははあ〜ん、これはイモムシだな」と思いつつ庭に出てみれば、
驚愕の顔で嫁さんが、菜園の中のナスを指差している。
ナスの収穫も終わり片付けていたところ、ふと握ったナスの茎にいたわけだ。
正体不明の、でっかいオバケが。
今日は小雨の中、二頭のクロメンガタスズメ幼虫はそれぞれ葉に取り付いて食事をしていた。
しかしこれまで目立った食痕も見当たらず、私の目を逃れてきたのも不思議な気がしないでもない。
「このあと、このお化けイモムシはどうなるの?」
「蛹になるために地面に降りて土に潜り込むんだけど、その前にもちろん回収するよ」
昨日見つけたイシガケチョウ幼虫は、今日になって下垂し前蛹となっていた。
谷津田を歩くと草むらには、瓢箪型の卵のうが目立つようになった、ナガコガネグモ。
ナガコガネグモも、そろそろ終わり。
昨日、卵のうにずっと寄り添っていたスズミグモは、今朝になってみれば、巣網から離れて屋根の庇に移動していた。
卵のうは雨に打てれてい、置き去りにされてしまったが、何とも危なっかしく風に揺れている。
それこそ強風が吹き荒れたりすればそのうち地面に落下するのでは?と少し心配になる。
E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 17:59| レピ
2020年10月25日
秋晴れ
三股町 田上
午前6時半。
朝一番、ホオジロの囀りを仕事部屋で聴く。
背景に見える山影は、霧島連山の韓国岳。
今日は雲一つとない、秋晴れとなった。
午前中は日南市に赴き、アカギカメムシ集団の撮影を済ませておいた。
車の走行距離はここ1ヶ月で3000キロを超えた。
10月は例年よく動いてはいるが、今秋は県北に何度も足を運んでいるのでその分、走行距離が伸びる。
セイタカアワダチソウの花には、多くの昆虫が来ていたが、特にタテハモドキ秋型が多く目立ち、
そして、キオビエダシャクもチラホラ。キオビエダシャクはここ数年、この近辺での発生は極めて少なかったが、
今年の秋は久しぶりに増えているようだ。庭のマリーゴールドでも吸蜜していた。
ツマグロヒョウモンのオスが、キオビエダシャクにしつこく求愛していた。
シラネセンキュウの白い花上には、イシガケチョウ。遠目には花に紛れて見落としてしまいそうだ。
午後5時過ぎ。
夕刻になって雲が出てきた。
夕食は延岡で買い求めた穴子で、穴子丼。
身は柔らかく美味しかった。大きな一尾が、380円だったアナゴ。
たっぷり二人前で、このお値段!
E-M1 MarkU 、E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
GODOX TT350
午前6時半。
朝一番、ホオジロの囀りを仕事部屋で聴く。
背景に見える山影は、霧島連山の韓国岳。
今日は雲一つとない、秋晴れとなった。
午前中は日南市に赴き、アカギカメムシ集団の撮影を済ませておいた。
車の走行距離はここ1ヶ月で3000キロを超えた。
10月は例年よく動いてはいるが、今秋は県北に何度も足を運んでいるのでその分、走行距離が伸びる。
セイタカアワダチソウの花には、多くの昆虫が来ていたが、特にタテハモドキ秋型が多く目立ち、
そして、キオビエダシャクもチラホラ。キオビエダシャクはここ数年、この近辺での発生は極めて少なかったが、
今年の秋は久しぶりに増えているようだ。庭のマリーゴールドでも吸蜜していた。
ツマグロヒョウモンのオスが、キオビエダシャクにしつこく求愛していた。
シラネセンキュウの白い花上には、イシガケチョウ。遠目には花に紛れて見落としてしまいそうだ。
午後5時過ぎ。
夕刻になって雲が出てきた。
夕食は延岡で買い求めた穴子で、穴子丼。
身は柔らかく美味しかった。大きな一尾が、380円だったアナゴ。
たっぷり二人前で、このお値段!
E-M1 MarkU 、E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:25| レピ
2020年10月20日
2020年10月11日
ミゾソバの花と虫
水辺での撮影ポジションを決めるために、藪漕ぎをした。
足元からモワッと、カナムグラの花粉煙が舞い上がる。
絡みつく蔓をナタで払いながら進む。ウェダーを纏ってもいるので汗だくになる。
草薮に隠れている水路もあり、石橋を叩いて渡るが如く爪先にも神経を遣う。
この辺には大きなマムシがいたと、以前に聞いたことがある。けれど、むしろマダニの方が気に掛かる。
ブラインド設置場所を定め、そこまでの通路を確保。あとは天候次第だ。
水位が少し下がってきているのが気掛かりだ。
すぐ足元で、コガタノゲンゴロウが泳いでいた。
水辺にはミゾソバのピンク色の大群落が広がる。
チョウやハチ類が、中には狂ったように舞い飛ぶ姿もある。
アオスジアゲハの訪花は特に気忙しい。
数で一番多かったのは、イチモンジセセリか。
一頭だけ、タテハモドキ秋型。コミスジもいた。
飴色のイシガケチョウはメス。
このあと、オスが2頭やってきて、激しくメスを追飛していたが、メスはすぐに振り切って、吸蜜に専念していた。
E-M1 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM
アケビの果実がこのところ、次々と空っぽになっている。
鳥たち、特にメジロが来ているのだろう。まだ残っている果実もいくつかある。
こちらの撮影ポジションも検討していると、膝元をブンブンと舞う、ヒメクロホウジャクがいた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午後から観察路草刈りの続き。2回目の今日で、観察路全部を完了できた。
台風の影響であちこちに散らばっている落ち枝の片付けは、まだ全く手をつけていない。
足元からモワッと、カナムグラの花粉煙が舞い上がる。
絡みつく蔓をナタで払いながら進む。ウェダーを纏ってもいるので汗だくになる。
草薮に隠れている水路もあり、石橋を叩いて渡るが如く爪先にも神経を遣う。
この辺には大きなマムシがいたと、以前に聞いたことがある。けれど、むしろマダニの方が気に掛かる。
ブラインド設置場所を定め、そこまでの通路を確保。あとは天候次第だ。
水位が少し下がってきているのが気掛かりだ。
すぐ足元で、コガタノゲンゴロウが泳いでいた。
水辺にはミゾソバのピンク色の大群落が広がる。
チョウやハチ類が、中には狂ったように舞い飛ぶ姿もある。
アオスジアゲハの訪花は特に気忙しい。
数で一番多かったのは、イチモンジセセリか。
一頭だけ、タテハモドキ秋型。コミスジもいた。
飴色のイシガケチョウはメス。
このあと、オスが2頭やってきて、激しくメスを追飛していたが、メスはすぐに振り切って、吸蜜に専念していた。
E-M1 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM
アケビの果実がこのところ、次々と空っぽになっている。
鳥たち、特にメジロが来ているのだろう。まだ残っている果実もいくつかある。
こちらの撮影ポジションも検討していると、膝元をブンブンと舞う、ヒメクロホウジャクがいた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午後から観察路草刈りの続き。2回目の今日で、観察路全部を完了できた。
台風の影響であちこちに散らばっている落ち枝の片付けは、まだ全く手をつけていない。
posted by やまかます at 17:48| レピ
2020年07月22日
腐肉のご馳走、枝豆のコミスジ
午前5時20分。
西空の雲が朝焼けに染まる。まるで霧島山が噴火したようにも見える。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午前8時。
道端の草むらを屈み込んで見ると、小さなササキリの幼虫がそこかしこにいる。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350+XPro O
イヌビワの葉上で、イシガケチョウ3齢幼虫の死骸に、トリバガの一種が、とりついていた。あまりにも小さいのと、形が判然としないのとで、最初は見過ごしてしまいそうになった。けれど、こういう時、みょうに勘が働く。
「ウン!? なんだこれ?」
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
トリバガの一種は口吻を伸ばして、幼虫の腐肉から吸汁していた。
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 FL-300R
庭の畑に植えてある枝豆葉先に、コミスジ幼虫のしわざ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
萎れた葉先にちょこんと潜んでいるのは、3齢幼虫かな?
西空の雲が朝焼けに染まる。まるで霧島山が噴火したようにも見える。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午前8時。
道端の草むらを屈み込んで見ると、小さなササキリの幼虫がそこかしこにいる。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350+XPro O
イヌビワの葉上で、イシガケチョウ3齢幼虫の死骸に、トリバガの一種が、とりついていた。あまりにも小さいのと、形が判然としないのとで、最初は見過ごしてしまいそうになった。けれど、こういう時、みょうに勘が働く。
「ウン!? なんだこれ?」
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
トリバガの一種は口吻を伸ばして、幼虫の腐肉から吸汁していた。
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 FL-300R
庭の畑に植えてある枝豆葉先に、コミスジ幼虫のしわざ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
萎れた葉先にちょこんと潜んでいるのは、3齢幼虫かな?
posted by やまかます at 19:41| レピ
2020年07月10日
2020年03月17日
芽吹きと春の虫
エノキの芽吹き具合は、早いのと遅いのと、木によってだいぶ違う。
その早い方のエノキで、今日になって「お上りさん」が見つかった。
ゴマダラチョウ越冬幼虫が落ち葉布団を出てエノキに登るタイミングは、
例年通りだと、ほぼサクラの開花時期になるから、この幼虫は一番手には違いない。
こんな春の訪れを知っているのは、世間ではごくわずかの人達だろう。
越冬幼虫の居場所は必ず、枝又と決まっている。
私の身長ほどしかないこの小さなエノキ。もう食べごろの若葉が日射しをいっぱい浴びている。
芽吹き盛んなヤブムラサキには、アカスジアオリンガの春型メスがいた。
おそらく今朝、羽化したのだろう。
顔は隠すようにしているので、こうして正面に回り込み、なおかつちょっと息を吹きかけてみる。
その早い方のエノキで、今日になって「お上りさん」が見つかった。
ゴマダラチョウ越冬幼虫が落ち葉布団を出てエノキに登るタイミングは、
例年通りだと、ほぼサクラの開花時期になるから、この幼虫は一番手には違いない。
こんな春の訪れを知っているのは、世間ではごくわずかの人達だろう。
越冬幼虫の居場所は必ず、枝又と決まっている。
私の身長ほどしかないこの小さなエノキ。もう食べごろの若葉が日射しをいっぱい浴びている。
芽吹き盛んなヤブムラサキには、アカスジアオリンガの春型メスがいた。
おそらく今朝、羽化したのだろう。
顔は隠すようにしているので、こうして正面に回り込み、なおかつちょっと息を吹きかけてみる。
posted by やまかます at 20:52| レピ
2020年03月09日
フチグロトゲエダシャクと春の蝶
午前中は、昨日の新聞取材撮影のリベンジとなった。私はそのお手伝い。
場所は同じ、上米公園。パークゴルフ場を見下ろす斜面の草原。ハマダイコンの花畑が賑やか。
天候は曇りで日差しはほとんど無い。けれど気温はそこそこ上がっているので、飛んでいるチョウの数は昨日並みに多い。アゲハも一頭だが飛んでいた。
遊歩道を歩き始めてすぐ、ほぼ目線の高さにフチグロトゲエダシャクのオスが止まっていた。
翅はもうかなりくたびれている。
撮影した直後に飛び立ったが、その場所からわずか数メートル歩いた先に、また別のオスが止まっていた。
このオスもすぐに飛び立ったが、ちょうどこの頃から、あの独特な飛び方をするオスの姿が目につくようになった。けれど見つからないのが、メス。時期的にはもう終盤であろう。
午後からは雲がさらに厚くなり、チョウの活動も鈍くなった。
ベニシジミ。
ツバメシジミ。
風に揺れるそれに、最初はちょっと迷って通り過ぎようとした。揺れ方が軽過ぎるような、けれど形が怪しい、何かしら気をそそるものがある。
で、後戻りして手にとってみれば、やはり。
シンジュサンの繭だった。
繭を振ってみるとカタコト、中で蛹が踊る音がした。生きているといいけど。
夕方から天気情報通り、雨になった。
(撮影機材:EOS-6D EF100mm F2.8Lマクロ IS USM スピードライト430EX III-RT )
場所は同じ、上米公園。パークゴルフ場を見下ろす斜面の草原。ハマダイコンの花畑が賑やか。
天候は曇りで日差しはほとんど無い。けれど気温はそこそこ上がっているので、飛んでいるチョウの数は昨日並みに多い。アゲハも一頭だが飛んでいた。
遊歩道を歩き始めてすぐ、ほぼ目線の高さにフチグロトゲエダシャクのオスが止まっていた。
翅はもうかなりくたびれている。
撮影した直後に飛び立ったが、その場所からわずか数メートル歩いた先に、また別のオスが止まっていた。
このオスもすぐに飛び立ったが、ちょうどこの頃から、あの独特な飛び方をするオスの姿が目につくようになった。けれど見つからないのが、メス。時期的にはもう終盤であろう。
午後からは雲がさらに厚くなり、チョウの活動も鈍くなった。
ベニシジミ。
ツバメシジミ。
風に揺れるそれに、最初はちょっと迷って通り過ぎようとした。揺れ方が軽過ぎるような、けれど形が怪しい、何かしら気をそそるものがある。
で、後戻りして手にとってみれば、やはり。
シンジュサンの繭だった。
繭を振ってみるとカタコト、中で蛹が踊る音がした。生きているといいけど。
夕方から天気情報通り、雨になった。
(撮影機材:EOS-6D EF100mm F2.8Lマクロ IS USM スピードライト430EX III-RT )
posted by やまかます at 20:36| レピ
2020年02月27日
卵と卵と
庭のフキノトウ。
年々、増えているけれど喜んで味わったのは最初だけ。今はもう食膳に加えることはなくなって久しい。
庭のスイバにイタドリハムシが全部で4頭。それぞれ散らばってはいたけど、敷地内でまとまってこれだけの数を見るのはこれまでの13年間で初めてのこと。
葉裏に潜んでいたら、これはきっと見落としていたのだろうけれど、
それでも結構、気に掛けていたつもりだ。
昨日、しきりと産卵していたフチグロトゲエダシャクのメスは、今日も同じ場所に留まっていた。
「あんまし、動かないのかな?それとも精魂尽きた?」
すっかり体は萎んでいる。
枯れ草の隙間を拡げて、卵を見てみた。
隙間にぎっしりと産み込まれた卵は、平たくわずかに潰れている。
大きな黒い方はヒメクダマキモドキの卵。こちらが先客だったようだね。
年々、増えているけれど喜んで味わったのは最初だけ。今はもう食膳に加えることはなくなって久しい。
庭のスイバにイタドリハムシが全部で4頭。それぞれ散らばってはいたけど、敷地内でまとまってこれだけの数を見るのはこれまでの13年間で初めてのこと。
葉裏に潜んでいたら、これはきっと見落としていたのだろうけれど、
それでも結構、気に掛けていたつもりだ。
昨日、しきりと産卵していたフチグロトゲエダシャクのメスは、今日も同じ場所に留まっていた。
「あんまし、動かないのかな?それとも精魂尽きた?」
すっかり体は萎んでいる。
枯れ草の隙間を拡げて、卵を見てみた。
隙間にぎっしりと産み込まれた卵は、平たくわずかに潰れている。
大きな黒い方はヒメクダマキモドキの卵。こちらが先客だったようだね。
posted by やまかます at 21:18| レピ
2020年02月26日
フチグロトゲエダシャク、産卵
曇りがちだけど、肌がジリジリなるほどの日射しもときおりあって、気温は20度を超えていた。
ワイシャツ姿でも全然、平気。
昨日のフチグロトゲエダシャク♀を探してみれば、産卵を始めたところだった。
時々、オスが近くまで飛んでくるけどみんな素通りだった。
それもそのはず、メスはコーリングしていないから。
(撮影機材:EOS-5D Mark3 EF100mmMacro )
「もうそろそろかな」の期待通り、庭のアブラナに、ヒメナガメと、
イタドリハムシが、まるで示し合わせたかのように、ちょこんといてくれた。
(下3カット撮影機材:OM-D E-M5 Mark2 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 )
ヒメナガメは1頭のみで、まだ出始めだろう。
ナガメもいづれ現れるが、数では圧倒的にヒメナガメの方が多い。
イタドリハムシはもともと、少ない。毎年、春先に見かけるもせいぜい2頭まで。
なんでだろう?
ワイシャツ姿でも全然、平気。
昨日のフチグロトゲエダシャク♀を探してみれば、産卵を始めたところだった。
時々、オスが近くまで飛んでくるけどみんな素通りだった。
それもそのはず、メスはコーリングしていないから。
(撮影機材:EOS-5D Mark3 EF100mmMacro )
「もうそろそろかな」の期待通り、庭のアブラナに、ヒメナガメと、
イタドリハムシが、まるで示し合わせたかのように、ちょこんといてくれた。
(下3カット撮影機材:OM-D E-M5 Mark2 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 )
ヒメナガメは1頭のみで、まだ出始めだろう。
ナガメもいづれ現れるが、数では圧倒的にヒメナガメの方が多い。
イタドリハムシはもともと、少ない。毎年、春先に見かけるもせいぜい2頭まで。
なんでだろう?
posted by やまかます at 21:03| レピ
2020年02月25日
タイミングとは
確定申告の提出を終えてから、書店で地図と文庫本を購入。
まあ自然系の書籍はほとんどないような書店ばかりなので、滅多に書店には行かないのだけど。
文学小説にしても私が読みたい作家の著作はほぼ見当たらない。残念だけどネット通販に頼るしかない。
で、街に出たついでに都城市内の公園に立ち寄ってみた。
撮り下ろしておきたい植物があったからで、気になっていたコムラサキ越冬幼虫も覗いてみた。
以前見つけておいた幼虫のうち、一番大きかった幼虫がちょうどヤナギの幹を登っているところだった。
ツノをふりふり、体をウネウネ、元気に直登していく。早い早い。
越冬場所の窪みからは30センチほど上部へと離れていたので、歩く速度から逆算すると、
私が到着する少し前に動き出したのではないだろうか。
他の幼虫はどれも見つからなかったので、すでに移動したのだろう。
午後5時過ぎ、遅めの犬の散歩に出て、その帰り道。
すっかり花が終わったウメの近くで、地面スレスレを舞うフチグロトゲエダシャクのオスが目に入った。
枯れ草の茂みの中を縫うようにゆっくりとした飛翔。
「うん?まだ活動していたの。これからねぐらに潜り込むのかな」
と見ているうちに、どうやらそうではないらしいと思えた。
「え!?メスがいるのかな!」
と、草にまとわりつくようにして静止。そこにいたメスと、あっと言う間に交尾が成立した。
地面から20センチほどの高さ。
午後5時20分!
今日は、気温は高めながら日差しはなくどんより曇り空の一日で、午後3〜4時ごろには少し雨もぱらついた。
そんな天候の影響もあってのことだろうか。
オスは翅を屋根型に閉じて、メスを抱きかかえるようにしているので、メスは頭部と触角しか見えない状態となった。
交尾後の雌雄を撮影。背景には我が家を入れて。
カップルがいた場所はうちから20メートルほどの荒れ地(耕作放棄地)。
フチグロトゲエダシャクはうちの敷地を含めて周辺のあらゆる草地で繁殖しており、
視野を広げれば、三股町内あちこち広くに生息している。
まあ自然系の書籍はほとんどないような書店ばかりなので、滅多に書店には行かないのだけど。
文学小説にしても私が読みたい作家の著作はほぼ見当たらない。残念だけどネット通販に頼るしかない。
で、街に出たついでに都城市内の公園に立ち寄ってみた。
撮り下ろしておきたい植物があったからで、気になっていたコムラサキ越冬幼虫も覗いてみた。
以前見つけておいた幼虫のうち、一番大きかった幼虫がちょうどヤナギの幹を登っているところだった。
ツノをふりふり、体をウネウネ、元気に直登していく。早い早い。
越冬場所の窪みからは30センチほど上部へと離れていたので、歩く速度から逆算すると、
私が到着する少し前に動き出したのではないだろうか。
他の幼虫はどれも見つからなかったので、すでに移動したのだろう。
午後5時過ぎ、遅めの犬の散歩に出て、その帰り道。
すっかり花が終わったウメの近くで、地面スレスレを舞うフチグロトゲエダシャクのオスが目に入った。
枯れ草の茂みの中を縫うようにゆっくりとした飛翔。
「うん?まだ活動していたの。これからねぐらに潜り込むのかな」
と見ているうちに、どうやらそうではないらしいと思えた。
「え!?メスがいるのかな!」
と、草にまとわりつくようにして静止。そこにいたメスと、あっと言う間に交尾が成立した。
地面から20センチほどの高さ。
午後5時20分!
今日は、気温は高めながら日差しはなくどんより曇り空の一日で、午後3〜4時ごろには少し雨もぱらついた。
そんな天候の影響もあってのことだろうか。
オスは翅を屋根型に閉じて、メスを抱きかかえるようにしているので、メスは頭部と触角しか見えない状態となった。
交尾後の雌雄を撮影。背景には我が家を入れて。
カップルがいた場所はうちから20メートルほどの荒れ地(耕作放棄地)。
フチグロトゲエダシャクはうちの敷地を含めて周辺のあらゆる草地で繁殖しており、
視野を広げれば、三股町内あちこち広くに生息している。
posted by やまかます at 21:16| レピ