今日は雨の中、宮崎昆虫調査研究会の研究大会に赴いた。場所は、宮崎県立博物館。
特別講演は、小岩屋 敏さんの『チョウを追う旅』
小岩屋敏さん著『チョウを追う旅』(宮日文化情報センター)もいただいた。
一般講演として、『宮崎県北部地方の低標高地に生息するゼフィルスについて』安本潤一さん、
『鹿児島県のアカシジミ(過去〜現在)』熊谷信晴さん、
『南九州のキリシマミドリシジミ』岩崎郁雄さん、
今日の演目はすべて、チョウの話し。久しぶりに虫屋さんのお話しを直接、拝聴する機会となった。虫に対する情熱は年齢に関係なく、皆さんとても熱い。

ランタナやニラの花に、ヤマトシジミが来ていた。写真はメスで、オス同士の追飛翔もよく見られた。

ルリマツリ(プルンバゴ)の青い花にはホシホウジャクが来ていた。
ファインダーがないE-P7のため、カメラを突き出して、ここぞという位置で待ち構えてみた。ホシホウジャクがモニター画面に飛び込んできたところでシャッターを切る。シャッター速度は1,000分の1秒にして、胴体だけはブレないようにした。
大会会場から親戚宅に戻り、嫁さんの従姉妹さんたちから「チョウもガも、気持ちが悪〜〜い」といういつもの話を聞いた。まあ、一般的な反応として珍しくはないが、カマキリ、カブトムシは平気らしい。
なぜ嫌いなのかは、好き嫌いは何でもそうだが漠然としていて、はっきりした理由はない。「相手を知らないから、好きになるチャンスがないだけだよ。そのうちきっと、何かのキッカケで好きになるかもよ」という私の弁に、「ない!ない!ない!」と強く否定していた。
暗くなっての帰途、都城市、青井岳温泉の湯船に浸かった。日曜日、夕方遅めなので混んでおり、若い世代の入浴客が多かった。普段は平日の早めの時刻に行くことが多いので、いつもは自分を含めて高齢者ばかり。