2021年04月13日

羽アリ

三股町

昨夜から降り出した雨は昼過ぎまで。気温はさほど上がらなかったが湿度が高め。
雨量はかなりあったようで、庭や林に埋め込んである人工池は、どれも満杯になっていた。
仕事部屋のすぐ外ではツツジが満開。ジャコウアゲハ♀、モンキアゲハ、カラスアゲハ、が来ていた。外に持ち出したカメラレンズの前玉がすぐに結露してしまった。
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隣の果樹園の中に一本のオガタマノキがある。古い葉っぱが黄色く染まっており、これから更新が進むのだろう。
かなりの大木ゆえ、樹下に立っても花を鑑賞することは叶わない。手に届く枝葉もないので、観察には向いていない。
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けれど、どうやらここにオガタマノキがあるためか、ミカドアゲハが時折、我が家の庭にも飛来することがある。
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雨がすっかり止んだ、午後3時半。林のちょうど真ん中に転がっているクヌギ朽木に、無数の羽アリが群れていた。
ヤマトシロアリだろうか。
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高台に上り詰めると、しきりに翅を震わせてから飛び立っていく。けれど、飛び方はあまり上手とは言えない個体も多く、すぐ横向きに姿勢が乱れて落下するものもいた。これぞという個体に狙いをつけても、なかなか飛び立たない。数は多いのに上手く撮影できないまま、10分そこそこで羽アリの姿はほとんど消えてしまった。
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EOS-5D MarkV
EF24mm F2.8 IS USM  270EXU
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 19:44| シロアリ

2020年02月18日

朝の歩きを終えて林を登りつめると、目の前にシロハラが佇んでいた。あまりにも近過ぎる距離だ。
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さっきまで観察路の落ち葉をひっくり返しては餌を探していた、シロハラ。
私が一旦立ち止まって、視界から外れたせいだろう。
登ってくる私に気付いて上へ上へと移動していった先で、安心して落ち着いていたようだ。
目の前の私と対峙していたのは、ほんの2秒ほど。すっ飛んで去ったのは言うまでもない。

冬場、朝歩きで携行するレンズは、70-300mm望遠ズームと、ポケットに入れた24mm広角レンズ、の2本。

午後3時。
コナラの朽ち木の樹皮をめくってみれば、ヤマトシロアリの巣になっていた。
ワーカー。の、顔はまん丸。数珠玉のような触角が可愛い。
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ソルジャー。の、大顎はまるでハサミムシのハサミの如し。
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写真の高倍率接写は、ズイコーマクロ20mmとOLYMPUSのE-M5 Mark2の組み合わせ。
深度が浅いので、カメラアングルには気を遣う。NGカットを量産しても諦めず被写体に喰らいつく。

posted by やまかます at 21:17| シロアリ