2023年09月11日

備忘録〜ヤマトシリアゲムシ

三股町

今日の写真は、2010年5月6日に撮影したものだが、忘れないうちに記録として留めておくことにした。

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     E-620 ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro Teleconverter EC-20    (撮影:2010年5月6日 )

ヤマトシリアゲムシの交尾カップルがぶら下がっているのはクリの枝で(場所はお隣の果樹園)、
メスは枝に開いた小さな穴から樹液を吸っていた。

虫の死骸などを吸汁しながらの交尾は、シリアゲムシの配偶行動としてよく知られているが↓
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      EOS-80D EF-S60mm F2.8 マクロ USM (撮影:2017年4月20日、自宅庭にて)

そもそも、シリアゲムシが樹液を吸う、という観察事例すら今まで見たことも聞いたこともない。
13年前、クリの枝で撮影したときの記憶はほぼ飛んでいた。写真の蔵出し作業中に偶然でも見つけなかったら、
HDDの中で永久に埋没してしまうところだった。


posted by やまかます at 21:37| シリアゲムシ

2021年09月21日

秋のはじまり、夏の終わり

三股町

朝一番、仕事部屋を出たすぐの庭に、ヤマトシリアゲのオスがいた。
春と秋の2回出て、今いるのは秋型。サソリのような尻尾が自慢。
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近くにメスもいた。いづれも新鮮な姿。
庭のどこかで繁殖しているに違いないのだろうけど、まだ幼虫の姿も卵も見たことがない。
探してみようという意欲がまだ湧いてこないだけなのだろうけど。
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ランタナの花にまとわりつくように吸蜜していた、ヒメクロホウジャク。
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次々と場所替えするので、その俊敏な動きを追いかけていたのではタイミングが合わない。
だから次はきっとこの花に来るに違いない、と先読みして待ち構える。
野球のバッターが球種を読むように。しかし、読みが外れることも多い。打率にすると1割がいい所。
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こちらは数日前、ポンポンダリアに来ていた、ホシホウジャク
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〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

posted by やまかます at 20:09| シリアゲムシ

2019年10月09日

ヤマトシリアゲ

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お尻も翅も上げていた、ヤマトシリアゲのオス。

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生きているように見えて思わず足を止めたけど、すでに固まっていた、オオスズメバチ

今の時期、こうした死に様のスズメバチ類を時折見かけるけれど、

「なんか、体の調子がおかしいなあ〜?」と

体を休めた瞬間、スゥーっと魂が抜けていくのだろうか。

それは苦しみとかは、あるのか無いのだろうか? 

posted by やまかます at 20:41| シリアゲムシ