三股町 田上
モズのハヤニエ探しで、少し歩いてみた。
すぐに見つかったのは、トノサマバッタだった。
セイタカアワダチソウ枯れ茎で見つかったのは新鮮で、昨日あたりに立てられたものだろうか。
EOS-5D MarkV EF24mm F2.8 IS USM 270EXU
クワの枝先では、ハヤニエではなく、クワエダシャク幼虫が次々と見つかった。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
近所のハナミョウガでは、クロセセリの終齢幼虫2と、蛹室が一つ見つかった。
蛹室は葉が山折りになっている「しわざ」ですぐにわかる。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU
2020年12月27日
今日のフィールド歩き
posted by やまかます at 19:07| しわざ
2020年08月24日
残暑?猛暑?
見上げれば、大きなコナラが太い枝を広げており、地面にはドングリと葉っぱ付きのパラシュートがいくつも転がっていた。
2年前も今日と同じ日付に、観察しており、場所は違うが、例年並みと言えるだろうか。
手に持っているのは、撮影中にポトリと落ちてきた「しわざ」。
あ!ハイイロチョッキリ♀の労働の証しである、切り口が後ろ向きで見えてなかった。
クヌギ林の下草に、ウコンエダシャクのオス。灯りではなく、こうして林のすみかで会える方が嬉しい。
メスに求愛しているオスなど、活発に舞っている姿もあったけど、
こちらのアオスジアゲハは、あまりの暑さのためか、薄暗い林内に入って、しばし休憩タイム(午後2時半)。
同じく、ムラサキツバメもツツジの日陰にて、動かず。
おや、もう、ヒガンバナ が、咲いている。
ここは、大きなクヌギの根元。
三股町 上米公園
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350
2年前も今日と同じ日付に、観察しており、場所は違うが、例年並みと言えるだろうか。
手に持っているのは、撮影中にポトリと落ちてきた「しわざ」。
あ!ハイイロチョッキリ♀の労働の証しである、切り口が後ろ向きで見えてなかった。
クヌギ林の下草に、ウコンエダシャクのオス。灯りではなく、こうして林のすみかで会える方が嬉しい。
メスに求愛しているオスなど、活発に舞っている姿もあったけど、
こちらのアオスジアゲハは、あまりの暑さのためか、薄暗い林内に入って、しばし休憩タイム(午後2時半)。
同じく、ムラサキツバメもツツジの日陰にて、動かず。
おや、もう、ヒガンバナ が、咲いている。
ここは、大きなクヌギの根元。
三股町 上米公園
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350
posted by やまかます at 19:24| しわざ
2020年06月29日
ササのマイン
夜露で草ヤブはどこも、細かい水滴を纏っている。
ササのマインは濡れたせいで、中に潜んでいる蛹がくっきりと見える。
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
ササ葉先の方に産卵痕が二箇所あり、このマインでは2頭のタケトゲハムシ幼虫が育ったことがわかる。
そして、どちらも無事に蛹になっての、今朝。
すぐ隣のマインでは、まだ幼虫。
こちらも産卵痕は二箇所だが、育ったのは1頭のみで、もう1頭は早い段階で死んでおり、小さいミイラになって残っている(画面右下)。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
仕事部屋のすぐ外に、実生から成長したサクラの小木がある(品種不詳)。
今年になって、私の背丈を超えた。ここに実生が育ったのは、鳥のフンに混じっていた種子によるものだろうか?
ともかく、このサクラでは、この春にサクラヒラタハバチとシマヒラタハバチの兩種が産卵した。
もうとっくに、ハバチ2種の幼虫たちは成長を遂げ、土中に姿を消している。
来春まで、長い休眠に入ったのだ。
さて、今日はこのサクラに、リンゴカミキリが来ており、メスの一頭はしきりと産卵に励んでいた。
まずは、枝をかじって産卵孔を穿ち、
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM FL-900R
ついで、体の向きを反転してから、産卵管を差し入れて産卵。
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM FL-900R
ササのマインは濡れたせいで、中に潜んでいる蛹がくっきりと見える。
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
ササ葉先の方に産卵痕が二箇所あり、このマインでは2頭のタケトゲハムシ幼虫が育ったことがわかる。
そして、どちらも無事に蛹になっての、今朝。
すぐ隣のマインでは、まだ幼虫。
こちらも産卵痕は二箇所だが、育ったのは1頭のみで、もう1頭は早い段階で死んでおり、小さいミイラになって残っている(画面右下)。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
仕事部屋のすぐ外に、実生から成長したサクラの小木がある(品種不詳)。
今年になって、私の背丈を超えた。ここに実生が育ったのは、鳥のフンに混じっていた種子によるものだろうか?
ともかく、このサクラでは、この春にサクラヒラタハバチとシマヒラタハバチの兩種が産卵した。
もうとっくに、ハバチ2種の幼虫たちは成長を遂げ、土中に姿を消している。
来春まで、長い休眠に入ったのだ。
さて、今日はこのサクラに、リンゴカミキリが来ており、メスの一頭はしきりと産卵に励んでいた。
まずは、枝をかじって産卵孔を穿ち、
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM FL-900R
ついで、体の向きを反転してから、産卵管を差し入れて産卵。
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM FL-900R
posted by やまかます at 20:26| しわざ
2020年02月29日
シロダモハコブフシ
自宅林に数本あるシロダモはどれも小木で、一番大きな木でも樹高はせいぜい4〜5メートル。
シロダモの葉には、毎年イボイボの虫こぶが多数つく。
虫こぶの名前は「シロダモハコブフシ」。
虫こぶを作った「しわざのヌシ」は、シロダモタマバエだ。
葉表に飛び出た虫こぶの高さは3ミリほどで、葉裏側では陥没したところに半球型の底部が見える。
さて、今の時期、虫こぶの中はどうなっているかと言えば、シロダモタマバエの幼虫とサナギが入っている。
幼虫は1年で成長するものと2年かけて成長するものがいるからだ。
成虫が羽化するのは、3月末〜4月にかけて。
それとは別に、寄生蜂も2種知られていて、これらの幼虫も入っている。
だから虫こぶ内の幼虫の同定には注意が必要だ。
寄生蜂は、コガネコバチとシロダモタマバエコマユバチ。
寄生率はかなり高く、虫こぶの四分の三が寄生されていることもあるそうだ。
(参考文献:『虫こぶはひみつのかくれが?』湯川淳一 文、松岡達英 絵;福音館書店 たくさんのふしぎ傑作集(1998))
実際、うちの林のシロダモハコブフシのいくつかを割り開いてみると、寄生蜂の蛹が次々と出てきた。
幼虫も入っているがタマバエか寄生蜂のどちらなのかよくわからない。
シロダモタマバエの蛹と並べてみた。
写真左が寄生蜂の蛹。
この寄生蜂の蛹は、かなり長い触角をしていることから、シロダモタマバエコマユバチ、ではないだろうか?
羽化を待って確認したい。
寄生蜂蛹の大きさには差があるが、これは雌雄の違いだろうか。それとも栄養条件によるものか。
ちなみにタマバエ、寄生蜂とも、蛹は虫こぶの中で、頭を下向きにした逆さの姿勢で収まっている。
虫こぶを触ってみればわかることだが、葉表に飛び出ているこぶの壁は厚く、かなり硬い。
ところが葉裏の底部は薄くて、しかも内側から圧力をかけると、マンホールのように蓋が開く仕組みになっている。
タマバエ蛹の頭頂には鋭い突起があり、体を捻るようにして押し当てれば、強力な圧が掛かって蓋が開く、という仕組みだ。
脱出口が開くとそこから半身を乗り出してから、羽化する。
一方、寄生蜂は羽化した成虫が口で穴を穿って出る。さすがに蓋が開く仕組みまではプログラムされていないのだろう。けれど虫こぶ底部の壁が薄くて、脱出に適しているという情報はしっかり頭に入っている、ということだろう。
寄生蜂が羽化した虫こぶの脱出口は、ふちがギザギザになっていることでタマバエの脱出口とは区別できる。
ところで、コロナウィルス感染拡大が社会に及ぼす影響はどんどん加速する一方。
で、本来なら今頃は南の島に滞在しているはずだったが、出発の前々日に急遽、中止と決まった。
今回は個人的な旅行ではないので仕方が無い。まさかこのような形で自分の身の上にも影響が及ぶとは思いもしなかった。
シロダモの葉には、毎年イボイボの虫こぶが多数つく。
虫こぶの名前は「シロダモハコブフシ」。
虫こぶを作った「しわざのヌシ」は、シロダモタマバエだ。
葉表に飛び出た虫こぶの高さは3ミリほどで、葉裏側では陥没したところに半球型の底部が見える。
さて、今の時期、虫こぶの中はどうなっているかと言えば、シロダモタマバエの幼虫とサナギが入っている。
幼虫は1年で成長するものと2年かけて成長するものがいるからだ。
成虫が羽化するのは、3月末〜4月にかけて。
それとは別に、寄生蜂も2種知られていて、これらの幼虫も入っている。
だから虫こぶ内の幼虫の同定には注意が必要だ。
寄生蜂は、コガネコバチとシロダモタマバエコマユバチ。
寄生率はかなり高く、虫こぶの四分の三が寄生されていることもあるそうだ。
(参考文献:『虫こぶはひみつのかくれが?』湯川淳一 文、松岡達英 絵;福音館書店 たくさんのふしぎ傑作集(1998))
実際、うちの林のシロダモハコブフシのいくつかを割り開いてみると、寄生蜂の蛹が次々と出てきた。
幼虫も入っているがタマバエか寄生蜂のどちらなのかよくわからない。
シロダモタマバエの蛹と並べてみた。
写真左が寄生蜂の蛹。
この寄生蜂の蛹は、かなり長い触角をしていることから、シロダモタマバエコマユバチ、ではないだろうか?
羽化を待って確認したい。
寄生蜂蛹の大きさには差があるが、これは雌雄の違いだろうか。それとも栄養条件によるものか。
ちなみにタマバエ、寄生蜂とも、蛹は虫こぶの中で、頭を下向きにした逆さの姿勢で収まっている。
虫こぶを触ってみればわかることだが、葉表に飛び出ているこぶの壁は厚く、かなり硬い。
ところが葉裏の底部は薄くて、しかも内側から圧力をかけると、マンホールのように蓋が開く仕組みになっている。
タマバエ蛹の頭頂には鋭い突起があり、体を捻るようにして押し当てれば、強力な圧が掛かって蓋が開く、という仕組みだ。
脱出口が開くとそこから半身を乗り出してから、羽化する。
一方、寄生蜂は羽化した成虫が口で穴を穿って出る。さすがに蓋が開く仕組みまではプログラムされていないのだろう。けれど虫こぶ底部の壁が薄くて、脱出に適しているという情報はしっかり頭に入っている、ということだろう。
寄生蜂が羽化した虫こぶの脱出口は、ふちがギザギザになっていることでタマバエの脱出口とは区別できる。
ところで、コロナウィルス感染拡大が社会に及ぼす影響はどんどん加速する一方。
で、本来なら今頃は南の島に滞在しているはずだったが、出発の前々日に急遽、中止と決まった。
今回は個人的な旅行ではないので仕方が無い。まさかこのような形で自分の身の上にも影響が及ぶとは思いもしなかった。
posted by やまかます at 17:46| しわざ
2020年02月04日
今日の拾い物
朝、ゴミ集積場からの帰り途。転がっていた「しわざ」に思わず足を止めた。
なぜに目が止まるのか?って、それはコガネグモの卵のうには、思い入れが特に強いこともあるから。
で、貝閉じになっている中を割り開いてみれば、
コガネグモの仔グモたちが無事に旅立った痕跡が残っていた。
次の拾い物は、オオカマキリの卵しょう。
こちらは、半分に割れて中の卵がすっかり無くなっている。
オオカマキリの卵しょうは、卵が収まっている核の部分は結構硬い。
それを食い破ってしまうのだから、鳥の力も大したものだ。
おそらくはカラスのしわざかと思う。私は以前、その現場を見たことがあるが、他の鳥も食べているのかもしれない。
自宅林の斜面を登っていて、目についた緑。
直感で、これはセンダンの実生だろう、と思えた。
間違っているかもしれないけど。
なぜに目が止まるのか?って、それはコガネグモの卵のうには、思い入れが特に強いこともあるから。
で、貝閉じになっている中を割り開いてみれば、
コガネグモの仔グモたちが無事に旅立った痕跡が残っていた。
次の拾い物は、オオカマキリの卵しょう。
こちらは、半分に割れて中の卵がすっかり無くなっている。
オオカマキリの卵しょうは、卵が収まっている核の部分は結構硬い。
それを食い破ってしまうのだから、鳥の力も大したものだ。
おそらくはカラスのしわざかと思う。私は以前、その現場を見たことがあるが、他の鳥も食べているのかもしれない。
自宅林の斜面を登っていて、目についた緑。
直感で、これはセンダンの実生だろう、と思えた。
間違っているかもしれないけど。
posted by やまかます at 21:23| しわざ
2020年01月26日
ハナミョウガの実
昨日のこともあり、他のクロセセリ蛹を調べておいた。
一番最初に見つけた蛹は無事だった。もう一個は未確認。
ハナミョウガを見て歩くうちに、
赤い実がほとんど無くなっていることに気付いた。
残っているのはかじられた残骸。
杉の落ち枝に埋もれて無事だった実がいくつかあったので、これを掘り起こして持ち帰った。
中を見てみると、、
表面は片栗粉をぎゅっと固めたような白い果肉?に包まれた、黒い種子が12個入っていた。
種子はなんとも形容し難い複雑な形をしている。
大きさはやく4ミリ。
ハナミョウガの実をほとんど食べ尽くしたのは、一体なんだろう?
ここの杉林に出入りするけものは、ノウサギ、タヌキ、アナグマ、テン、イノシシ、ニホンザル。
このけもの達が落としたフンに、種子が入っていれば犯人の特定ができる。
それとも別の生き物だろうか。
アラカシのTridrepana幼虫(ウコンカギバ属)は、葉表面を削りとったような食痕を残している。
一番最初に見つけた蛹は無事だった。もう一個は未確認。
ハナミョウガを見て歩くうちに、
赤い実がほとんど無くなっていることに気付いた。
残っているのはかじられた残骸。
杉の落ち枝に埋もれて無事だった実がいくつかあったので、これを掘り起こして持ち帰った。
中を見てみると、、
表面は片栗粉をぎゅっと固めたような白い果肉?に包まれた、黒い種子が12個入っていた。
種子はなんとも形容し難い複雑な形をしている。
大きさはやく4ミリ。
ハナミョウガの実をほとんど食べ尽くしたのは、一体なんだろう?
ここの杉林に出入りするけものは、ノウサギ、タヌキ、アナグマ、テン、イノシシ、ニホンザル。
このけもの達が落としたフンに、種子が入っていれば犯人の特定ができる。
それとも別の生き物だろうか。
アラカシのTridrepana幼虫(ウコンカギバ属)は、葉表面を削りとったような食痕を残している。
posted by やまかます at 20:40| しわざ
2020年01月11日
天満神社
愛媛県 西予市明浜町、俵津の天満神社に寄ってみた。
午後4時過ぎ。
境内にはオガタマノキが3本ある。
ここではこれまで一度も見つけることができなかった、ミカドアゲハ蛹。
食痕の様子からしてもきっと発生しているはずだ。
オガタマノキからすこし離れた社殿の外壁に、羽化殻がついていた。
ミカドアゲハとアオスジアゲハの蛹の見分け方は簡単だ。
羽化殻とはいえ、その特徴はよくわかる。
近くにクスノキもそれ以外の食樹もないことから、アオスジアゲハではないことは確実。
オガタマノキ(画面左)から3メートルほど離れた位置にあった。
画面右、カメラザックの置いてある場所の少し上になる。
この神社の鎮守の森はネコの額ほどで狭いけれど、朽ち木も多く、もっと早い時間帯であればじっくり観察に費やすことができる環境。
シイの木の根元にハチの巣盤が転がっていた。
うん?これは。
あたりを見渡してみれば、シイの木の幹に大きな巣があった。
落ちた巣盤がなかったなら、この巣に気付くこともなかっただろう。
これはニホンミツバチの巣であり、このような剥き出しの露出巣は珍しい。
しかもかなり大きい。
私は過去に3回見たことがあるきりだ。
多くは樹木のうろや、建造物の内部など閉鎖空間に造巣する。
すでにニホンミツバチの姿はなく、廃棄された巣である。
ミツバチのコロニーが逃去した理由はなんだったのだろう?
午後4時過ぎ。
境内にはオガタマノキが3本ある。
ここではこれまで一度も見つけることができなかった、ミカドアゲハ蛹。
食痕の様子からしてもきっと発生しているはずだ。
オガタマノキからすこし離れた社殿の外壁に、羽化殻がついていた。
ミカドアゲハとアオスジアゲハの蛹の見分け方は簡単だ。
羽化殻とはいえ、その特徴はよくわかる。
近くにクスノキもそれ以外の食樹もないことから、アオスジアゲハではないことは確実。
オガタマノキ(画面左)から3メートルほど離れた位置にあった。
画面右、カメラザックの置いてある場所の少し上になる。
この神社の鎮守の森はネコの額ほどで狭いけれど、朽ち木も多く、もっと早い時間帯であればじっくり観察に費やすことができる環境。
シイの木の根元にハチの巣盤が転がっていた。
うん?これは。
あたりを見渡してみれば、シイの木の幹に大きな巣があった。
落ちた巣盤がなかったなら、この巣に気付くこともなかっただろう。
これはニホンミツバチの巣であり、このような剥き出しの露出巣は珍しい。
しかもかなり大きい。
私は過去に3回見たことがあるきりだ。
多くは樹木のうろや、建造物の内部など閉鎖空間に造巣する。
すでにニホンミツバチの姿はなく、廃棄された巣である。
ミツバチのコロニーが逃去した理由はなんだったのだろう?
posted by やまかます at 21:37| しわざ
2020年01月09日
クロセセリの蛹室
ハナミョウガの葉裏にあるクロセセリの蛹室。
これを見つけるには、いちいち葉をめくらなくても、葉表の盛り上がり方で判る、とは前にも書いた。
葉表がクジラの背中のような盛り上がり方をした、その「しわざ」を察知できればいいのである。
けれども、かと言って蛹が「しわざ」ポイントから100%見つかるというわけでもない。
その見つからない事例をあげてみよう。
(その1)
バッチリ!蛹室、であっても、すでに羽化済である場合。当たり前だが、蛹殻が残っているだけ。古い蛹室では仕方がない。
めくって、ちょっとがっかり。
(その2)
つい最近まで蛹があったであろうに、なんらかのアクシデントで蛹が消失している場合。
蛹を食べる捕食者がいるのだろうか?いるとしたら、何だろう?
(その3)
クモが産室として使った場合。写真ではすでに卵のうが無くなっているが、クモの仲間が産室として葉裏を利用するケースは多い。
クモの卵のうが見つかったら、私ならそれはそれで嬉しい。
(その4)
リンゴドクガ幼虫が営繭した場合。私は二回見ているが、リンゴドクガ以外の蛾類幼虫も利用することは十分考えられる。
クロセセリの越冬蛹は、新たに一個追加できたが、上記のようにお手付きの方が多く、すぐに簡単に見つかるものでもない。
ハナミョウガの多い林の中を巡るうち、かなりの距離を歩いていたりする。夏場ならまず入らないであろう薄暗い杉林まで踏み込むことになる。
自宅駐車場の地面を歩いていたツマグロヒョウモンの幼虫。しかもど真ん中を。
スミレを求めて徘徊していたのだろうが、危険極まりない。
玄関先に置いてあるスミレの鉢植えに移したら、すぐにも食事を始めた。
これを見つけるには、いちいち葉をめくらなくても、葉表の盛り上がり方で判る、とは前にも書いた。
葉表がクジラの背中のような盛り上がり方をした、その「しわざ」を察知できればいいのである。
けれども、かと言って蛹が「しわざ」ポイントから100%見つかるというわけでもない。
その見つからない事例をあげてみよう。
(その1)
バッチリ!蛹室、であっても、すでに羽化済である場合。当たり前だが、蛹殻が残っているだけ。古い蛹室では仕方がない。
めくって、ちょっとがっかり。
(その2)
つい最近まで蛹があったであろうに、なんらかのアクシデントで蛹が消失している場合。
蛹を食べる捕食者がいるのだろうか?いるとしたら、何だろう?
(その3)
クモが産室として使った場合。写真ではすでに卵のうが無くなっているが、クモの仲間が産室として葉裏を利用するケースは多い。
クモの卵のうが見つかったら、私ならそれはそれで嬉しい。
(その4)
リンゴドクガ幼虫が営繭した場合。私は二回見ているが、リンゴドクガ以外の蛾類幼虫も利用することは十分考えられる。
クロセセリの越冬蛹は、新たに一個追加できたが、上記のようにお手付きの方が多く、すぐに簡単に見つかるものでもない。
ハナミョウガの多い林の中を巡るうち、かなりの距離を歩いていたりする。夏場ならまず入らないであろう薄暗い杉林まで踏み込むことになる。
自宅駐車場の地面を歩いていたツマグロヒョウモンの幼虫。しかもど真ん中を。
スミレを求めて徘徊していたのだろうが、危険極まりない。
玄関先に置いてあるスミレの鉢植えに移したら、すぐにも食事を始めた。
posted by やまかます at 21:15| しわざ
2019年08月08日
2019年06月12日
落ち葉の繭
イロハカエデの根元付近の落ち葉で見つけた、「しわざ」。
これは繭だろう。
黒い輪っかの長径は8ミリ、短径6ミリ。
この繭の特徴は網状であること、そして二重構造になっていること。
外側の荒い網は黒い輪っかを土台にして、中の繭を覆っている。
こんな凝った仕組みの繭を作ったのは、一体誰だろう?
繭であるなら、内部に蛹の抜け殻が残っているはずだが、残念ながら中は空っぽだった。
それもそのはず、繭の側面に破れたような穴が空いており、これは何らかの外敵に食い破られた可能性が考えられ、
そうだとすると中の蛹は食べられて消失したのかもしれない。
そう断じる理由は、他に見つかった同種の繭では繭の片側にスッキリとした大きな穴が空いているものがあり、明らかに繭を作った主が羽脱した痕跡に見えるからだ。
けれどその繭でも中身は空っぽだった。
最初に紹介した写真は自宅に持ち帰ってから深度合成撮影をしたもので、
時間経過とともに乾燥している。
現地で見つけた時の状況はこちら。
黒い輪っかは湿った粘土状で厚みがある。
大きさがわかりやすい写真はこちら。
網状の繭が崩れてしまったものがこちら。
この繭は、狭い範囲の落ち葉から3個、見つかっている。
3個の繭に共通している点は、
@ カシ類の葉っぱの表側にあること。
A主脈を中心軸にして、葉柄に近い位置にあること。
落ち葉の種類は圧倒的にカシ類(ほぼアラカシ)が大半を占めているので、3個が偶然に同種の葉っぱに集中したとも考えられる。
また繭が形成されたタイミングだが、樹上の生葉であったのか、それとも落ち葉であったのか、も気になる。
樹上で形成されたのなら樹種が共通していること、その位置が同じ条件に揃っている理由にも繋がるのではないか。しかし、繭の状況から、落葉するまでずっと長い間、葉上にあったようには思われない。そう感じるだけで根拠はないが。
黒い粘土状の輪っかは、繭のヌシが排泄、あるいは排出した物質であろう。
さて、この繭にはすこし心当たりがあって、学研の『日本産幼虫図鑑』(2005)を開いてみた。
ニレクワガタハバチの葉上(食樹ハルニレ)に紡がれる網目状の繭は以前、撮影したことがある。
ハルニレ にあったその繭の写真は、2013年5月2日に撮影したもの。ブログ『ひむか昆虫記』には、
「シータテハ幼虫のすぐ傍には、いっぱい繭が見つかった。 繭の形状はクスサンのものとよく似ていて、網目状である。ただし小さい。 長径8ミリ程度。」
で、学研の幼虫図鑑の記載には、「越冬の際の繭は土中の浅いところに作られ、2層からなり、表層は網状に内層は密に紡がれる。繭内で前蛹になって越冬する」とある。
繭の構造についての記載は簡単だが、形状はぴったし符合する。
ニレクワガタハバチは、年4化。どうやら越冬時だけは繭の構造が念入りになるらしい。
もしかしたら、繭の正体は本種?
けれど確か、繭が見つかった周辺に、ハルニレはなかったはずだが、、、、????
これは繭だろう。
黒い輪っかの長径は8ミリ、短径6ミリ。
この繭の特徴は網状であること、そして二重構造になっていること。
外側の荒い網は黒い輪っかを土台にして、中の繭を覆っている。
こんな凝った仕組みの繭を作ったのは、一体誰だろう?
繭であるなら、内部に蛹の抜け殻が残っているはずだが、残念ながら中は空っぽだった。
それもそのはず、繭の側面に破れたような穴が空いており、これは何らかの外敵に食い破られた可能性が考えられ、
そうだとすると中の蛹は食べられて消失したのかもしれない。
そう断じる理由は、他に見つかった同種の繭では繭の片側にスッキリとした大きな穴が空いているものがあり、明らかに繭を作った主が羽脱した痕跡に見えるからだ。
けれどその繭でも中身は空っぽだった。
最初に紹介した写真は自宅に持ち帰ってから深度合成撮影をしたもので、
時間経過とともに乾燥している。
現地で見つけた時の状況はこちら。
黒い輪っかは湿った粘土状で厚みがある。
大きさがわかりやすい写真はこちら。
網状の繭が崩れてしまったものがこちら。
この繭は、狭い範囲の落ち葉から3個、見つかっている。
3個の繭に共通している点は、
@ カシ類の葉っぱの表側にあること。
A主脈を中心軸にして、葉柄に近い位置にあること。
落ち葉の種類は圧倒的にカシ類(ほぼアラカシ)が大半を占めているので、3個が偶然に同種の葉っぱに集中したとも考えられる。
また繭が形成されたタイミングだが、樹上の生葉であったのか、それとも落ち葉であったのか、も気になる。
樹上で形成されたのなら樹種が共通していること、その位置が同じ条件に揃っている理由にも繋がるのではないか。しかし、繭の状況から、落葉するまでずっと長い間、葉上にあったようには思われない。そう感じるだけで根拠はないが。
黒い粘土状の輪っかは、繭のヌシが排泄、あるいは排出した物質であろう。
さて、この繭にはすこし心当たりがあって、学研の『日本産幼虫図鑑』(2005)を開いてみた。
ニレクワガタハバチの葉上(食樹ハルニレ)に紡がれる網目状の繭は以前、撮影したことがある。
ハルニレ にあったその繭の写真は、2013年5月2日に撮影したもの。ブログ『ひむか昆虫記』には、
「シータテハ幼虫のすぐ傍には、いっぱい繭が見つかった。 繭の形状はクスサンのものとよく似ていて、網目状である。ただし小さい。 長径8ミリ程度。」
で、学研の幼虫図鑑の記載には、「越冬の際の繭は土中の浅いところに作られ、2層からなり、表層は網状に内層は密に紡がれる。繭内で前蛹になって越冬する」とある。
繭の構造についての記載は簡単だが、形状はぴったし符合する。
ニレクワガタハバチは、年4化。どうやら越冬時だけは繭の構造が念入りになるらしい。
もしかしたら、繭の正体は本種?
けれど確か、繭が見つかった周辺に、ハルニレはなかったはずだが、、、、????
posted by やまかます at 22:20| しわざ