2023年04月29日

PLECOPTERA のお客さん

三股町

今日の写真はすべて、昨日の4月28日に撮影。
0428カワゲラ-4280624.jpg
      E-M1X  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350  

庭の真ん中に植えてあるコナラにいたカワゲラは、おそらくフタツメカワゲラ属(Neoperla)の一種かと思う。
体長は15ミリ前後。

しきりと首を振り振り、葉の表面を舐めているようだった。
葉の表面にはアブラムシやツマグロオオヨコバイの排泄物が点々と付着している、、はず。

横向きになったときお尻に卵塊をつけていたので、このカワゲラはメスであることがわかった。
産卵は河川の水に卵塊ごとお尻をつけて行うようで、種によっては上空から落とすものもいるそうだ(参照:『原色 川虫図鑑 成虫編』全国農村教育協会(2016))

0428カワゲラ-4280656.jpg
      E-M1X  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

キタテハの蛹を見ての帰り道、ユウゲショウの花にハナアブの一種が来ていた。
ユウゲショウは道端にポツポツ咲いているが、この花に来ている虫をこれまであまり見ていないような気もした。
ホウジャク類とか他にどんな虫が来ているだろう。

0428-1071564.jpg
     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
posted by やまかます at 21:24| カゲロウ

2020年04月12日

モンカゲロウ

久しぶりに朝からずっと雨。

午後になって雨が止み、ほんの少しだけ日差しが出たがすぐに曇ってしまった。
その寸暇、庭に出てみると、
コナラの若葉にバラルリツツハムシ?。
バラルリツツハムシP4120027.jpg


こちらは、隣のクヌギで。
バラルリツツハムシP4120019.jpg

バラルリツツハムシには近似種が数種いて、外見だけでの同定は困難のようだ。

こちらは、モンカゲロウのメス成虫。
モンカゲロウP4120035-1.jpg



一昨日の夜、ライトに飛来した、ヘリスジナミシャク
ヘリスジナミシャク-0385.jpg


ツワブキの葉に移動して落ち着いた。
ヘリスジナミシャク-0396.jpg

昼間はどうも調子が出ないようだ。

ツワブキはちょうど、若葉が展開して明るい艶やかな傘が賑やか。
ヘリスジナミシャク-0404.jpg


posted by やまかます at 21:02| カゲロウ

2019年05月30日

チラカゲロウ亜成虫

昨夜チラカゲロウ幼虫の羽化を撮影した場所に午前中、訪れてみた。
カゲロウの羽化は2回あって、最初の羽化で姿を現したものは亜成虫と呼ばれる。
闇夜の中、力強く飛び立って行ったチラカゲロウの亜成虫はどこにいるのだろう。

しばらく川沿いを歩いていると、ハゼノキの葉裏で佇んでいる亜成虫を見つけることができた。


5月30日2019-2.jpg

見つかる羽化殻の数からしては、亜成虫を見つけるのはそれほど容易ではない。

ハゼノキのすぐ傍の膝元にあった、ネムノキひこばえ。
そこにはキチョウの蛹が5個ぶら下がっていた。
5月30日2019-3.jpg

高さ70cmほどのひこばえで、これだけの数がよく育ったものだと思うが、さらにどの蛹も寄生を受けていないことが、翅色が透けて見えることからわかる。


鹿児島県、財部町の渓流沿いの森では、オオトラフコガネがいた。


5月30日2019.jpg


posted by やまかます at 20:30| カゲロウ

2019年03月18日

カゲロウ

仕事部屋のすぐ外、東側に植えてあるビワの若葉が目立ち始めた。
3月18日-3.jpg

小さな青い果実にも、今朝になって気付いた。

このビワは宮崎市内の叔父宅から30センチほどの苗を分けてもらったもので、
今では屋根の高さを越すほどの立派な大きさまで成長している。
果実もよく付くが、毎年、カラスが平らげてしまう。


コナラの枝に、カゲロウの一種が静止していた。近づいても全く動かない。
3月18日-2.jpg


玄関の巣箱ではスズメの夫婦が毎朝、巣作りに忙しい。
3月18日.jpg

巣箱の中に目一杯巣材を詰め込むので、巣箱の容積はギリギリ小さくしてやれば良かったとは思うが、
シジュウカラの営巣も期待している。

けれど、5個の巣箱は全部、スズメ達に占有されてしまい、
シジュウカラは全く寄り付けない。

アンテナ塔のケース内も以前はヤマガラが営巣していたが、そこもここ3年間、スズメに陣取られている。
posted by やまかます at 22:15| カゲロウ