2020年08月21日

窓辺生きもの博物館

今日は曇りがちで、熱射が照りつける時間帯は少なめだった。
室内でも33度止まり。幾分か過ごしやすい1日だった。

パソコン作業や工作などしていて、ふと窓を振り返ると、いました、今日も。

大きなヤモリ

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アシダカグモのオス。タコみたい。

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屋外は言うに及ばず、室内に紛れ込む生き物は数多いけれど、まさに結界とも言えよう窓辺に、
それぞれの事情に応じて、貼りつく生きものも枚挙にいとまが無い。

これまで、ブログに登場した種数はどれだけになるだろうか?
もっとも、その結界に激突死するのは鳥であり、あんましこれは種数を誇るわけにもいかない。

クヌギの葉裏をめくれば見つかります、シャチホコガ科の卵塊。
うちの林の場合、ツマキシャチホコか、クロツマキシャチホコかな?

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卵の中央の精孔と呼ばれる窪みが、紫色になっている卵は、ふ化が近付いているのかもしれない。

posted by やまかます at 19:45| ごった煮

2018年10月15日

だれのしわざ?

門川町の遠見山は標高300mほどだが、頂上からは日向灘、門川町、延岡市、を展望できる。

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そこの林道を少し歩いてみれば、ムベの実がいくつか落ちていた。
(10月13日、土曜日、正午〜)

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おや? だれかが、食べたようだ。
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14日は、NPO法人「子どもの森」主催の昆虫写真教室に講師として参加。
参加者は小学生と保護者の方々。普段、小さな生きものにカメラを向ける経験のない方がほとんどだったので、皆さんかなり苦労されていたようだ。

恐がられながらも、キイロスズメ幼虫は人気を得ていた。

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クワコも同じく。
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posted by やまかます at 10:31| ごった煮

2018年09月24日

夜も昼も

昨夜の柿の実レストランは賑わってはいたが、オオカマキリモドキは一頭も現れなかった。

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昼間いたノコギリクワガタは、さらに数が増えて2オス、1メスがいた。ノコギリクワガタはお泊まり、長期滞在型のようだ。
長期滞在と言えば、ハラビロカマキリも同じ顔ぶれが終日見られ、こちらも数が増えていた。


諦めるのは早すぎるとは思うが、今季のオオカマキリモドキ観察は難しいような気がする。
もしかしたら発生時期が去年よりか前倒しになっていたのではないだろうか?


庭のクヌギでは、ヤマトシリアゲムシのメスがいた。羽化したばかりのような新鮮な姿。
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朝方、肉団子を食事中のトリノフンダマシ

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おそらく明け方に獲物を捕獲したのであろう。すっかり肉団子になって獲物の正体はわからない。
トリノフンダマシの観察は、午前3〜4時頃に絞ったほうがいいのかもしれない。
ちょっと辛い時間帯だが。


カキの葉裏にイラガ科の若齢幼虫の集団がいた。ヒメクロイラガだろうか?
よく見ると、寄生バチが馬乗りになって産卵管をしきりに突き立てていた。


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先月からクリで飼育しているオオミズアオ
体長は8センチ前後の熟齢になり食べる量も一気に増えた。


脱皮直後の終齢。
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歩き始めて蛇腹のように伸びた体長は、9センチを超える。

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EOS-6D、EOS-5D Mark3 
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG
+スピードライト430EX III-RT+Nikon SB-30

posted by やまかます at 08:24| ごった煮