2022年08月10日

草はらの朝

ジョロウグモはまだ若い幼体ばかりだが、次第に糸網のサイズが大きくなってきている。

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

夜露を纏ったアキノエノコログサ
花穂は時に虫たちの寝床にもなるが、今朝のところ虫の姿はどこにも無かった。

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          OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

まだねぐらに留まっていたウスバキトンボの翅が朝陽を浴びて輝いていた。

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 21:46| トンボ

2022年07月23日

キラキラ、とんぼ

都城市 山之口町

昨日の午後4時過ぎ、シオカラトンボのヤゴを掬った川の淀みでオニヤンマのダイナミックな水浴びを見た。
目の前だったけど、手に持っていたのは小さな熱帯魚用水網だけだった。
オニヤンマの水浴びも気になるけど、アブラゼミの様子なども見ておこうと、昨日と同じ場所に午後2時過ぎから出直してみた。

淀みの岸辺で待っていると、ほっそりとしたヤンマが対岸のカエデの梢に止まった。

コシボソヤンマだ。
ほっそりどころか腰が切れてしまいそう。
自然光で撮影した後ストロボを装着している間に飛び去ってしまった。止まっていたのは10秒そこそこと短かった。

0723コシボソヤンマ-7230421.jpg
  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

オニヤンマはなかなか現れず、オオシオカラトンボが産卵している場所へ移動したところ、
薄暗い淀みではタカネトンボが巡回飛翔していた。
ちょうどその頃、雲が出て日差しが途切れてしまい、薄暗い淀みはさらに暗くなってタカネトンボの姿はなんとかわかる程度になってしまった。
ファインダーをナイトビジョンに切り替えてみたけど、トンボをフレームに入れるだけでも一苦労。
何度かホバリングもするけどタイミングが合わず、後ろ姿が1カット撮れただけ。
暗いとこんなに苦労するかな?一眼レフカメラの素通しファインダーならこんなこと無いはずだがとか思ったり、ファインダーの設定の仕方がマズイのか?とかモヤモヤが残る。
下写真は、明るく画像調整してある。
0723タカネトンボ-1040172.jpg
  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R

タカネトンボは時々暗がりから明るい上空高くへと舞い上がっては小さな虫を捕らえているようだったが、しばらくすると岸辺の梢に止まってくれた。コシボソヤンマと違って、すぐ近くまで寄っても落ち着いていてレンズを替えて撮影する余裕もあった。

0723タカネトンボ-7230440.jpg
  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R

0723タカネトンボ-7230455.jpg
  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R

posted by やまかます at 21:25| トンボ

2022年07月20日

いらっしゃいませ!ヤブヤンマ

0720ヤブヤンマ-1040039.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

昼食後、コーヒーを飲んでいたら、西向きの窓ガラスの外に頭から何度もぶつかるヤブヤンマと目が合った。
部屋の中が薄暗い林に見えるのだろう、ちょっとの間遊んでもらいたいので、窓を少し開けてみるとすぐに入ってきた。

部屋のあちこちを飛び回った後、天井近くに張り付くようにして落ち着いた。どうもここは様子が変だと思ったか。
近寄って捕まえようとすると、素早く別の壁へと飛び去る。

0720ヤブヤンマ-1040003.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

このメスは産卵場所を探していたのだろうか。
しばし追いかけっこを繰り返してのち、外に退出願った。
0720ヤブヤンマ-1040071.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

一番上の写真は、カメラを天井板に押し付けるような格好で撮影しているので、アクセサリーシューにストロボを取り付けることができない。こういう時は、ストロボをカメラから手軽に離して使え、なおかつトランスミッターが小さくて邪魔にならない FlashQ G20U が重宝する。


posted by やまかます at 22:42| トンボ

2022年07月01日

オーニソプター

三股町

霧島山 
今日も猛暑だが、台風の接近が予想され晴れ間は今日までかもしれない。

0701霧島山-7018155.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U

ウバユリの蕾が大きく膨らんできた。
地味だけど好きな花の一つ。春先のテカテカの大きな葉っぱも良い。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

個体数は少ないけれどどれも新鮮な姿ということは、第二化の羽化が始まっているのだろうか。
クロヒカゲの眼玉模様に惹かれて出会うとほぼ毎回のように撮影している。
和名が示すように日の当たらない場所でしか観たことがないような気がするけど、さて、ほんとうにそうだったろうか。
過去に遡ってクロヒカゲの写真を全部見直してみようか。たいへんだろうけど。

0701ハグロ-7018200.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ハグロトンボもこのところ一気に増えてきた。
林に入るとすぐ目の前に次々と現れる。で、梢に静止したあと翅を打ち下ろす動作を繰り返す。
一体なんのためにこの運動をやるのだろう?

ISO感度が200だったので、シャッター速度は1/40秒。連写したほとんどのカットで被写体ブレしていたけど、焦点距離が35mm換算で約500mm望遠だから、これで手ブレが生じないとは驚き。

この動作を見ていると、昨年の秋に観たSF映画『砂の惑星 デューン』に出てくるオー二ソプター(はばたき飛行機)を思い出す。
4枚ある羽の畳み方や動きからトンボ類ではなくハチ類をモデルにしているようだが、大きな羽を高速で羽ばたくのだからその羽ばたき音たるや凄まじかった。あれだけのパワーを生み出す動力がなんなのかわからないが、近い将来実現するのではないかと期待したくなるような乗り物だった。まあ、かなりの騒音でそれだけは勘弁してほしいが、、、。


0701ハグロトンボ-7018211.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

0701ハグロ-7018212.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 21:00| トンボ

2022年06月16日

トンボ日和

都城市 神柱公園

ベニトンボ
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

大きなスッポンがいつも甲羅干しをしている池のほとりは、ベニトンボのナワバリにもなっている。スッポンは人の気配に敏感でまだ一度も撮影できていないが、チラッと見えた姿はえらくデッカい。(うちの台所にある一番の大皿の直径が33pだけど、それより大きいんじゃないだろうか?)
ベニトンボは私の姿に驚いて飛び去っても故意に追い払っても、すぐにまた戻って来る。

コシアキトンボ
0615コシアキ-6155206.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ベニトンボから2mほどの場所ではコシアキトンボが陣取っていた。こちらは飛んでいる姿をファインダーに捉えることが全くできなかった。
時々、オオヤマトンボが巡回してくるたびにベニトンボ、コシアキトンボ、の二者を巻き込んでクルクル上空で追いかけあいになっていた。

三股町

午後3時、居間でコーヒーを飲んでいた時、窓の外を横切っていくオニヤンマの姿が目に入った。ようやく待ちに待ったオニヤンマがやって来た。

オニヤンマ
0616オニヤンマ-6165494.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

カメラを担いで外に出た時には高い上空へと移動していて、青空を背景に大きく旋回していた。
どうやら虫を追いかけているようで虫に迫っていく姿も写っていた。
一度だけツバメが急接近してきたが、オニヤンマはすかさず逃げ切った。この瞬間を撮り逃がしたのは残念。

翅の付け根が褐色なので、まだ未成熟なメスだとわかる(参照:『日本のトンボ』(文一総合出版))。

0616オニヤンマ-6165416.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日は雨こそ降らなかったけど朝からずっと曇っていて、陽射しが出て青空が広がったのは午後3時以降だった。
それを待ってましたとばかりオニヤンマがビュンビュンと青空を駆けるように舞う姿は見ていて気持ちが良い。

午後6時過ぎ、ヤママユ終齢幼虫が食事中。
これまでなかなかチャンスが無かったけどようやくドンピシャのタイミング。
地上高3mの位置からでも葉っぱを食む音が聴こえてきた。なんとか繭作りまで見届けたいものだ。

0616ヤママユ-6165655.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

同じ時刻にリンゴドクガ幼虫は台座葉から30pほど離れた葉で食事をして、そのまま休憩に入った。
もう台座には戻らないのだろうか?

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

〜機材のお話し〜

先日から使い始めたビューティデイッシュの取っ手部分を、簡単に脱着できるように改良した。
三脚ネジ穴を取り付けただけのことだが、さらに緩衝材の詰め物が必要だったFlash Q20Uの固定も、フラッシュ側にマジックテープを貼るだけでほぼガッチリ固定できることがわかり、詰め物も不要になった。
Flash Q20Uのトランスミッターの内蔵電池は意外と長持ちしており、フラッシュ本体の電池が先に空っぽになってもまだ作動している。電池切れが心配な時は予備でもう一台持つか、いやFlash Q20Uがそこまでの稼働率になるかどうか、もうしばらく使い続けてみよう。

0616ビュティ-2165041.jpg


posted by やまかます at 20:22| トンボ

2022年05月19日

クロギン、舞う

延岡市 延岡植物園

延岡植物園の駐車場に車を停めてフィールド歩きの準備をしていたら、作業員の方から別の場所へ移動して欲しいと言われた。
停めた場所の背後にトチノキ大木があり、枯れた太枝の伐採作業をするので危険ということだった。
作業員の方々の到着がもう少し遅れていたらいづれ園内アナウンスで呼び戻されることになったのだろうから、ちょうど良いタイミングだった。
伐採作業に興味があったので最初の数本を切り落とすところまで見学。
うちの林でもエノキの樹高を切り詰めたいのだが、長ハシゴと小型チェンソーなど必要になるし、作業の段取りも見習う機会になると思った。今朝の数人での作業を見ていて、道具類が揃ったとしてもやはり独りで行うのは危険を伴うと感じた。

園内を歩き始めてすぐ、タブノキの真っ赤なひこばえで、シャクガ類の若い幼虫を見つけた。種名はまだ調査中。

今日はアサザの咲く池に観察ポイントを絞って、まっすぐ池に向かった。

0519アサザ-3194377.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

池にさっそく現れたのはクロスジギンヤンマのオス。

目の前で見るのは初めての嫁さんは「キレイ!」と声を上げている。

グルグル、池の上を飛翔するオスは諦め、まずは水面に降りて産卵を始めたメスを撮影。

0519クロスジギン-5198842.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

やがてオスが来てガサガサと激しい羽音を残しメスをさらって林奥へと消えてしまった。もう一頭あとから来て産卵をしていたメスもこれまたオスに持って行かれた。

オスは次々とやって来て新顔が池の上をグルグルと偵察飛翔を繰り返し、時々、オス同士の激しい追飛と取っ組み合いが起きる。

目まぐるしい飛び方が続く中でほんのたまにホバリングも行う。静止している瞬間は2秒そこそこだろうか。
ホバリングの場所もおおよそ決まっているけれど、カメラのファインダーに捉えるのはそうそう簡単ではない。

横で見ている嫁さんが、

「ほら来たよ!今の撮ったんでしょ!?え!撮ってないの!」

「今度はまるで撮って下さい、と言わんばかりに目の前にピタッと止まっていたでしょ。ええ〜!撮ってないの嘘でしょ!」

「そう言うけど、フレームに納めるだけでも難しいし入ってもほんの一瞬だよ、フォーカスがピタリとは決まらんのよ」と弁解する私。

「タダなんだからさ〜、バンバン撮ればいいのよ!」

そう言い放って「こんなの適当に撮ってれば撮れるでしょ。私の携帯で撮れるわよ」と携帯でバシャバシャ撮ってから、

「ホラ、今撮ったこの画面の中のどこかに写っているはず」と言って画面を覗き込んでいる。

「そんな簡単なら苦労しないよ。繊細な作業なんだよ、、、、、アレ〜?
なんだよAFゾーンを広く設定していなかったなあ」と私。

「1時間近くもやってて今頃そんなことに気付くわけ〜」と、呆れる嫁さん。

まあそれもそうだなと、AFゾーン設定を「広め」に切り替えて、撮影制限時間を15分間延長して仕切り直し。
撮影ポジションを移動して心機一転したのも功を奏したか、ようやくなんとか2回だけフレームに捉えることができた。

0519クロスジギン-5199056.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

「まあうちの林の下の池にもクロスジギンヤンマはいるけどね、こんなに数はいないし、池が大きくて撮影は難しいのよ。けどここ(延岡植物園)の池はこんなに小さくて目の前にクロギンが来てくれてなおかつ数も多い。だからこそ撮影もできるわけでね。お疲れ様でした」


posted by やまかます at 21:09| トンボ

2022年05月18日

湿原のグンバイトンボとクロコムラサキ

延岡市 北川町

先月19日に訪れた時とは川の水量も増し、季節も進行して様子がかなり変わっていた。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

コウホネの中には水中花となっているところもあった。雨の日が続いて水量が増えたせいだろう。
0518コウホネ-5188327.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

宮崎では初めて見る、グンバイトンボ
0518グンバイ-5188403.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

まだテネナルな個体が多い中、連結産卵しているカップルもいた。写真は産卵を中断して移動したところ。
0518グンバイ-5187949.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

ヨツボシトンボは元気に占有飛翔をしていた。お気に入りの場所にススーッと戻ってくる。
0518ヨツボシ-5187958.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

湿原についてすぐ、路上真ん中の獣糞に来ているクロコムラサキ(コムラサキ黒化型)がいた。
0518クロコムラサキ-5187257.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

翅の表を撮影したくて、嫁さんに追い立ててもらった。こういう時は誰かいてくれると助かる。
嫁さんが手を地面に打ちつける、すぐそばでジャンプする、勢いよく走り寄る、などあらゆる脅しをやっているうちに、クロコムラサキは順応したのか全く動じなくなってしまった。いやその大胆不敵な態度にこちらが根負けしてしまった。

「もういいよ、お疲れ様でした。食事の邪魔をするのはここまでだね」

0518クロコムラサキ-5187432.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

0518クロコムラサキ-5187431.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:30| トンボ

2022年05月01日

花蕾膨らみ、サラサヤンマ舞う

三股町

センダン
0501センダン-5011107.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

朝食中、窓の外にセンダンの花色がかすかに見えた。林に近づいてよく見ると、開花はわずかでほとんどがまだ蕾だった。樹高は10m近くあり花はその頂部についているし、周りは高さを競うようにカラスザンショウやアカメガシワに取り囲まれていて、樹間の隙間からようやく花を拝むことができる。

ハゼノキ
0501ハゼノキ-3012015.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
0501ハゼノキ-3012064.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

ハゼノキもまだ蕾が多いけど、開花もチラホラ見つかる。
花は小さいけれど、蜜はたっぷり出るのか花数が多いせいか、虫たち特にハチやアブ類がたくさん集まって、羽音がワンワンと梢から降り注いでくるのももう間近のことだろう。

ハゼノキの枝を引き寄せ、花の接写撮影をしていると、足下近くを素早く飛んでいくトンボがいた。
「ウン!? なんだ?」
休耕田の低い位置でホバリングしながらツイ、ツイ、ツイ、と小刻みに移動する。

「あ、サラサヤンマ!!!」

自宅林のすぐ脇にサラサヤンマがいて(初めてのこと)、さらにもう一頭がいて時折両者が激しく空中でもつれ合う。両者ともオスのようだ。
カメラの撮影モードを飛翔シーンに合わせて設定し、畦道に座り込んでしばらくサラサヤンマの撮影に集中してみた。
手が届きそうな近くまで寄ってくることもあり、広角レンズでの撮影も試みたけれど、構えた途端に寄って来ない。
今日は望遠レンズでの撮影のみとなった。

サラサヤンマ
0501サラサA-5011832.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

0501サラサヤンマ-5011935.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

0501サラサヤンマ-5011505.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

自宅林に隣接する田畑は休耕田かあるいは耕作放棄地だが、休耕田の方は適度な湿地になって、サラサヤンマの生息に適した環境になっているのだろう。ここの休耕田は2年前までは隔年で稲作りが行われていた。

玄関前のシランには、ハラビロトンボ
シランの白花が今年は増えてきたし、赤花の方は庭のあちこちに拡散して花を咲かせている。
0501ハゼノキ-5011158.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 
posted by やまかます at 20:43| トンボ

2022年04月19日

湿地巡り

延岡市 

県北の湿地を初めて訪れてみた。
今ではすっかり幻となった虫を探し求めて、、、、、、。

チョウジソウは、キョウチクトウ科。
何年ぶりだろう?前に見たのは、埼玉県の秋ヶ瀬公園だったと思う。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

山際に垂れていた、ムベの花

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ツルニチソウの群落が道端にあった。ツルニチソウもキョウチクトウ科で、キョウチクトウスズメの食草ともなり、以前、いただいて庭に植えたことがある。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

「お〜!イシガメ!!」

甲羅干ししていた。あちこちで見かけるので、個体数は多いようだ。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

足元から弱々しく飛び出して来たのは、羽化直後のサラサヤンマ、だった。
この後、数分後には舞い上がって樹上へと姿を消した。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

幻の虫はいた!!昔にはあんなにどこでも普通に見られたミズスマシだ。
ここに生息しているのは、コミズスマシ、だろうか。
うちの近所にもいないのだろうか?真剣に探してみようか、、、。

直近では2017年4月5日に与那国島でタイワンオオミズスマシを見ている↓

スクリーンショット 2022-04-19 20.01.08.png


posted by やまかます at 20:31| トンボ

2022年04月17日

春トンボとレンゲ畑のチョウ

三股町

午前9時
今日もシオカラトンボは見つからず、
休耕田にいたハラビロトンボ♀。

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0417ハラビロ-4172085.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO MC-14

午後3時40分
池の日光浴スポットにてシオヤトンボ未熟♂
この場所はよほどお気に入りなのか、この後、成熟オスが止まっていた。昨日と同じ個体のようだ。

0417シオヤ-4177800.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

都城市 山之口町

午後2時半
レンゲで吸蜜するジャコウアゲハ(♂)は初めて見た。遠かったけど。
翅は破れて傷みが目立つが、レンゲの花で何度も吸蜜を繰り返していた。
0417ジャコウ-4177640.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アオスジアゲハ
以前、レンゲで撮影したことがあるような無いような記憶が曖昧だけど、ミカドアゲハはうちの庭のレンゲに来たことがある。
0417アオスジ-4177727.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:28| トンボ

2021年11月17日

Xウィング

三股町

午前6時49分

ねぐらで朝を迎えた、ヒメアカネのオス。
ヒメアカネX-171888.jpg

夜露をびっしり纏った4枚の翅は、前翅を上に後ろ翅を下にと曲げてX型にしている。
前から気になっていたのだが、翅を水平でなくこうして交叉する理由とはなんだろう?
日が昇って気温が上がると翅についた雫は弾き飛ばし、その時に4枚の翅は水平に揃う。

自宅林を歩いていて思わず足を止めた。

すぐ目の前の地面を、アカイラガの幼虫が歩いていたからだ。
アカイラガ幼虫-3163950.jpg

先端が赤い肉質突起のほとんどを捨てて身軽な姿になっているので、営繭場所を探し歩いていたのだろうか。

カメラをガッチリ構えて、深度合成撮影をしてみた。

〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 20:26| トンボ

2021年11月16日

朝一番、弾きます!

三股町

午前6時47分

昨夕、撮影したヒメアカネは、夜露を全身に纏っていた。
背景の抜けがいいので、雫弾きを去年に引き続き狙ってみることにした。
ヒメアカネ朝-161404.jpg


午前8時49分
明るくなって気温が少しづつ上がってくると、体の向きを変えた。
時折、前脚で頭部についた夜露の雫を拭ったりし始めた。そろそろだな!と緊張する。
ヒメアカネ朝-161423.jpg


午前8時58分
もそっ、と身じろぎした瞬間、4枚の翅を激しく羽ばたいて1回目の弾き!
ヒメアカネ朝-161429.jpg

このあと、少し間を置いて2回、羽ばたきを行った。通常、3回というのが決まりのようだ。
さらに数分後には飛び立って行った。

ユズの葉にいたナガサキアゲハ幼虫の様子を覗いてみたら、2頭のうち一頭は終齢になっていた。まだ小振りだけど。
ナガサキ-161757.jpg

ユズの果実は大きくなりすっかり色付いて、そこに寄生バチの一種がやって来た。
何かを見つけた!という素振りで、しきりと触角を震わせて果実表面を触診していた。
何を察知したのだろう?
ヒメバチ-161760.jpg

それにしても、今年の果実は皆、デッカい!!
数は少ないけど。

〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:49| トンボ

2021年11月14日

夕焼けとヒメアカネ

三股町

古賀市から自宅に戻ってみると、
霧島山が澄んだ青空にくっきりと見えていた。
霧島山-3143528.jpg


ふと足下の草むらを見れば、ヒメアカネのオスが2頭、メス1頭がねぐらについていた。
ヒメアカネ-3143542.jpg

やがて5時の時報が鳴り響く中、日没が近づいてきた。
キンエノコログサ
ヒメアカネ-3143533.jpg

ヒメアカネ-3143572.jpg



〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
posted by やまかます at 20:20| トンボ

2021年10月26日

夕暮れのミヤマアカネ

三股町

2週間ほど前から、家の周辺でジョウビタキの囀りを聴くようになった。
ジョウビタキ♀-3261605.jpg

うちの林には、メスが2羽いて、朝早い時間には縄張り争いが賑やかだ。
今朝などは上空から2羽がもつれるように落下してきて、お互いに離れた瞬間、羽毛が飛び散っていた。
激しい体当たりを何度も繰り返していた。いづれどちらかが、別の場所へと退散するのだろうか。

目の前を掠めるようにして草から草へと飛び移った、ショウリョウバッタモドキ
ショウリョウバッタモドキ-260596.jpg

こうしてぴたりと葉裏に身を寄せていると落ち着くらしい。カメラのレンズが間近に迫ってもピクリともしない。

直径20センチ程度の円網を張っていた、ドヨウオニグモ
明るい草地に多いクモだ。
ドヨウオニグモ-3261686.jpg


午後5時18分

ミヤマアカネのメスが、ねぐらについていた。
ミヤマアカネ-3261707.jpg


〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

(ショウリョウバッタモドキ写真のみ)
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
posted by やまかます at 19:43| トンボ

2021年10月01日

夏日

三股町

朝から快晴。気温も30℃を超えて、夏日となった。

玄関出たところで足下に、ミヤマアカネがいた。
ミヤマアカネ-3019900.jpg

一旦、舞い上がって向きを変えたあとは、お尻を高く突き上げていた。
暑い時、お定まりのポーズだ。
ミヤマアカネ-3019910.jpg


一昨日のナガコガネグモの網の写真は、光の条件が今一つで網糸が分かりづらかった。
画像処理でもってもう少し糸をくっきり表現できるのかもしれないが、できればあまりいじりたくはない。

そこで今朝のこと、もう一度撮影してみたが、光の条件は良くなったものの、網糸が崩れて帯糸もはっきりしない。
なかなか、100点満点の写真にはならない。網の見本の写真一つで、何日も掛かる。
ジョロウ100mm-3019797.jpg

レンズも変えて、400ミリの望遠端で撮りたかったのだが、距離をとると網の手前の起伏が邪魔をして下がりきれず、結局、100ミリでしか撮りきれなかった。立ち位置がピンポイントに限定されるのである。明るい道端なんだけど。
モタモタしていると、レンズ前に風で草がなびいてくるし。
つまりできるだけ長い焦点距離のレンズを使って背景をもっとボカしたいわけだが、これが思うようにいかない。
網が綺麗に修復されることを願って、明日はまた別の手段(カメラとレンズ)を使ってみよう。

タテハモドキは、秋型の姿が多くなった。
朝陽を浴びてウォーミングアップ中。
タテハモドキ-3019783.jpg


林縁の日陰で網を張る、コガタコガネグモ
個体差もあるが、非常に警戒心の強いクモで、近くを歩いただけで網から離れて姿を隠してしまう。
写真のコガタコガネグモも私の姿を見た瞬間、飛び降りて消えてしまった。
そっとしゃがんで辛抱強く待っていると、やがてソロリ、ソロリと慎重に戻って来る。
コガタコガネグモ-3019826.jpg

本種もX字型の帯糸をかけるが、これも個体差があって全くかけないものも少なくない。

庭で撮影の待機をしていたら、下の池からカワセミの囀りが何度も聴こえてきた。
池-3019761.jpg

この池には不定期にやって来る。来ない日もあるし、時間帯もバラバラで定まっていない。
以前、ヤマセミもダイビングして魚を仕留めていたが、その後、ヤマセミの姿は見ていない。

夕方。
セイタカアワダチソウの開花も間近になってきた。
セイタカアワダチソウ-3010001.jpg




〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
posted by やまかます at 20:28| トンボ

2021年08月23日

湧水池

都城市 高木町

アメンボの撮影で、久しぶりに外のフィールドへ出掛けてみた。
自宅下の池にもアメンボはいるけれど、撮影条件が良くない。水面が綺麗で日当たりのいい池には、少し遠出が必要だ。
遠出といっても片道、車で15分。とはいえ私にとって、この距離はすでに遠出になる。

ヒメコウホネの群生が見られる湧水池は、毎夏、訪れているけれど今年は今日が始めて。
ヒメコウホネの花はわずかしか咲いて無かった。
アメンボの撮影を終えて池のヘリを歩いていると、足元からギンヤンマのペアが飛び立ち、
4mほどの高さの梢に止まった。池ではパトロール飛翔するオスや、産卵するペアもいた。
0823-3235059.jpg


ショウジョウトンボ
0823-3235097.jpg

アオモンイトトンボ
0823-3235142.jpg

0823-3235132.jpg


午後4時半から、草刈り作業を1時間半ほど行った。
刈り始めてしばらくすると、北側の草地ではツルボがポツポツ咲き始めていることに気付いた。
自宅林の縁には、ヒメアカネのメスがいた。
0823-3234939.jpg

朝から響き渡るクサヒバリの鳴き声など、夏の終わりの気配がそこかしこで感じられる。



〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 20:18| トンボ

2021年08月22日

窓の外

三股町

午前8時
「大きなトンボが飛んでいる!おっきい〜よ!」
と、台所から嫁さんの声。
「それなら、オニヤンマでしょ」
「そう、オニヤンマ!」

居間の窓の外を、低く一直線に過ぎゆくオニヤンマが見えた。
そしてカメラを構えた私の目の前でわざわざ(?)、休止してくれた。
0822-8227077.jpg

うちの庭はオニヤンマの縄張りにもなっているようだ。毎日のように決まったコースを行き来している。
狩りをしている姿も見てみたいものだが、獲物を捕らえても一瞬にして林の高い場所へと舞い上がって姿を見失う。

今日は久々に晴れ間が出て、陽射しは強烈だった。強烈だったし、かなり蒸し暑かったが不快ではなく、最後の夏を惜しむ気持ちにさえなった。
そして、青空を背景にした撮影課題をこなすべく、庭に立ち尽くしたり、脚立の上で岩になり切ったりした。ずっとできなかった仕事をここぞとばかり、粘って粘って撮影。撮影とはいえ、シャッターを押す機会はわずか。ともかく、じっとその瞬間を待つ時間がただただ過ぎていった。ジリジリと肌は焼け、腰や腕や足の筋肉痛に苛まれる。
午前10時頃から始めて昼食を挟んで、撮影を終了したのは午後5時頃。
オーケーカットもあるが、キープカットもありで、課題の半分の成果はあったが、明日以降に続きが残った。

午後6時19分
アカギカメムシの抱卵している様子をチェックしておく。
卵はすっかり色付いて、赤い眼点も浮き上がっていた。
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継続観察のために脚立を立ててあり、ちょうど観察路を跨ぐ位置なのでよじ登るのも楽チン。
脚立に上がれば目線で観察できる。アカギカメムシのメス親はその度に緊張して、グイッと体を盾にしている。

脚立を降りて戻る途中、樹液の出ているクヌギの根本近くに、
ヒラタクワガタのオスがいた。
私が近寄っても、すぐ傍の葉っぱを手で払っても、全く動じない、その貫禄!。
0822-3224918.jpg

え! 逃げないの?落っこちないの?それでも平気なの?
ずっと以前からここのクヌギに陣取っているオスで、まさに主のような存在に見える。
昨日はここの樹液に、カブトムシのオスが1頭、メスが2頭、来ていた。

〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 21:22| トンボ

2021年06月27日

小雨の中の羽化

三股町

コナラに放したギンシャチホコ幼虫は、ほとんど移動することもなく雨雫を浴びながら食事をしていた。
まだ一回り小さいような気がするけれど、まだ齢を重ねるのか、それとも5齢で終齢だろうか?
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午後1時頃、人工池では羽化殻の近くに、オオシオカラトンボ
0627-3270663.jpg

さらにヒメジョオンに黒いヤンマのヤゴがぶら下がっていて、しばらくすると目の前で羽化が始まった。
このところ、ヤブヤンマの羽化が続いているけれど、これまで一度も現場を見ていなかった。
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風で煽られていたせいか、翅を水平にすることは一度もなく、午後5時のサイレンが鳴る少し前に写真の姿勢のまま飛び去った。

雨が止んだ寸暇に草むらの天井近くで日干し?をしていた、キリギリスのオス。
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posted by やまかます at 20:40| トンボ

2020年11月08日

ヒメアカネ

三股町 田上

お腹が大きかったナガコガネグモ♀の様子を見に行ったけど、網糸もクモの姿もすでに無かった。
産卵のため移動したのだろうか。
その帰り際、ウメの梢に張られたジョロウグモの網巣に、ヒメアカネ♂が掛かっていた。

ジョロウグモ-080023.jpg


庭に戻ってみれば、気温が低い中、草むらで休んでいるヒメアカネがいた。
狭い範囲に2♂、1♀。手で簡単に摘めてしまうほど、動きが鈍い。

1108ヒメアカネ-080050.jpg


その草むらでは、ヨツボシテントウダマシが次々と4頭見つかった。
地面に近い朽ち木や石の裏側などで見つかることが多いので、草の上に登っている姿は少し意外な感じがした。

1108ヨツボシテントウダマシ-080088.jpg

仕事部屋のすぐ外の草むらにも、お腹の大きなナガコガネグモ♀がいる。
今夜はどうだろう?と覗いてみれば、新しい巣網に引越ししていた。
産卵はもう少し先のようだが、油断は禁物。

E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:55| トンボ

2020年10月26日

夜露を弾く

三股町 田上

午前6時半。

近所の草むらでまだ就眠中の、ヒメアカネ


1026アカネ水弾き-260033.jpg


撮影アングルの違いで、絵柄の印象は違ってくる。

1026アカネ水弾き-260042.jpg


庭の草むらで、こちらも就眠中のヒメアカネ♀。


1026アカネ水弾き-260010.jpg


午前8時半、日差しが届き始める。

1026アカネ水弾き-260143.jpg


1026アカネ水弾き-260144.jpg


プルプルッ!と、翅を震わせて、夜露の水滴を弾いた。
この水滴弾きを三回行ない、写真のは二回目。三回目では水滴は全く飛ばなかった。
一回目はよそ見をしてしまい、翅音はしっかり聞えたが撮影し損ねた。

家庭菜園ではナスが豊作。
今夏は焼きナス、煮物、漬物と、ナス料理を毎日のように楽しめた。

1026アカネ水弾き-260020.jpg

コセンダクグサ、セイタカアワダチソウの花では今日もたくさんの昆虫で賑わっていた。キタテハ
1026キタテハ-260093.jpg

アカタテハ
1026アカタテハ-260049.jpg

タテハモドキ
1026タテハモドキ-260067.jpg

1026タテハモドキ-260089.jpg


E-M1 MarkU、E-M1 MarkV
EF70-300mm F4-5.6L IS USM
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 19:20| トンボ

2020年07月08日

黒、で賑わう

昨夜は雷雨烈しく、夜中に何度も目が醒めた。
一転して、今朝は曇り。久しぶりに雨のない一日ではあった。

それもあってか、うちの庭では黒いアゲハの姿が多かった。

モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、そして、ランタナに来ていたカラスアゲハオス。

Z7082251.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

カラスアゲハのメスも来ていたが、吸蜜時間はえらく長かった(ポンポンダリアで)。
よほどお腹が減っていたのだろう。

ハグロトンボのオス。

ハグロトンボZ7082522.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

翅の輝きを表現するには日射しが欲しいところだが、今日の天候では仕方が無い。

飼育していたヒラタアトキリゴミムシの新成虫と、左は羽化間近の蛹。

ヒラタアトキリゴミムシ-6114.jpg
EOS-6D MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト  430EX III-RT +ST-E3-RT

成虫は活発に動き始めたので、林に逃した。
posted by やまかます at 20:39| トンボ

2020年06月22日

ねぐらのコオニヤンマ

午前6時20分。

オニヤンマ♂-5831.jpg
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM

隣の梅林に、コオニヤンマがぶら下がっていた。
まだ就寝中かな?

時々、見に行ってみたが、午前8時過ぎには飛び去った。

庭には、サラサリンガ

成虫は久しぶり。冬には近所のアラカシで越冬幼虫群を見ている。
サラサリンガ-4001.jpg
EOS-5D MarkV  シグマ50mmMACRO

久しぶりの晴れ間。
今日は気温もグンと上がって、夏日。

夏日-6221522.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 PLフィルター

梅雨の中休みで明日も晴れるようだ。

午後6時過ぎ、「アゲハねぐら通り」を歩くと、ねぐらについた、オニヤンマとハラビロトンボがいて、
アゲハ類はいなかったが、

路面で吸水している、モンキアゲハがいた。

モンキアゲハ-6220430.jpg
モンキアゲハ-6220345.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 FL-LM3
posted by やまかます at 21:58| トンボ

2020年06月02日

ねぐら

午前6時半。
いつもの梢で囀るウグイス。かなり警戒心が強く、私の姿をすぐに察知して藪へと逃げ込む。

チョロの散歩ではよく通っていた道(アゲハねぐら通り)に久しぶりに出向いてみれば、ハラビロトンボの姿がチラホラ。

ハラビロトンボ朝-3069.jpg
EOS-5D MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

少し撮影アングルを変えてみると、
ハラビロトンボ朝-3058.jpg
EOS-5D MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

チュウガタシロカネグモが網糸を張っていた。
チュウガタシロカネグモ-3116.jpg
EOS-5D MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM
反時計回りにリズミカルに糸を繰り出す姿からは、鼻歌でも聴こえて来るような気がする。

こちらは昨日からの持ち越しか?
チュウガタシロカネグモ-3171.jpg
EOS-5D MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

以前、見つけておいたコアシナガバチの巣を見に行くと、そこだけが草刈りされていた。
もちろん巣は跡形も無く消えていた。

その近くにいたのは、アマガエル

アマガエル-6020456.jpg
E-M1 MarkV  EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

アシナガバチ類の巣を継続観察しようとしても、様々な災難が降りかかってなかなかうまくはいかないものだ。
越冬後の女王蜂が単独で巣を作り子育てをすることがいかに大変なことかを、何度も見てきた。
アシナガバチ親子の写真絵本を作った時も、かなり苦労したことが印象に強く残っている。
posted by やまかます at 20:26| トンボ

2020年05月18日

イトトンボの狩り

斜面林を上り切ったところで、ちょうど目線の高さにホソミイトトンボがいた。
ホソミイトトンボ-5130177.jpg


フワッと舞い上がっては、ササの葉先に吸い寄せられ、けれどそこに止まるでもなく、
次の葉先へと場所替え。それを繰り返す。

「落ち着ける足場を探しているのかな?」

目で追いかけているうちに、そうでは無いことがわかった。

ホソミイトトンボは、ササの葉裏を一つ一つチェックしながら、アブラムシなど、小さな虫を探していたのである。
獲物を見つけると、空中にとどまったまま器用に獲物を摘んでいく。
食事も空中で済ませて、次の獲物を探す。

と、今度は巣網に陣取っていたクモを捕らえた。
ホソミイトトンボ-5130170.jpg

下手すると巣網糸に掛かってしまう危険もあるだろうが、上手にクモだけをさらっていった。

一見、か弱そうに見えるイトトンボだが、彼らとてハンターに変わりはない。
物静かな狩りの様子にしばし見惚れてしまった。

スズメのお宿ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スズメの営巣で雨樋が目詰まりするので、以前、その防止策として網を設置した。
使用した網はトリカルネット(園芸用)で、網の目合いは21ミリ。
あまり目の細かいネットだと、落ち葉なども詰まりやすいのでそこそこの目合いを選んだ。
(このトリカルネットは蚕のまぶし用に大量購入したもの)
21ミリ角の網目ならスズメは通過できないだろうと考えたのだが、甘かった。
あちこちにあるスズメの営巣場所を見てみればすぐわかることだが、かなり狭い隙間を出入りしている。
計ってはいないが、どう見ても明らかに20ミリ以下の隙間も平気のようだ。

なので、苦労して設置した網はスズメの営巣を阻止できず、結果、スズメの子育ても失敗を繰り返す。
先日、ホームセンターの雨樋用品のコーナーで穴を塞ぐ専用の網を見つけた。
なるほど網目はかなり細かい。それを買うのは癪なので、手元にある網素材を使って自分で工作することにした。

今夜はまた、かなりの土砂降りになった。



posted by やまかます at 20:37| トンボ

2020年04月20日

午後から晴れ

エノキの実がたくさん。(早水公園)

エノキ-1.jpg

カラカネオガタマの蕾もたくさん。開花はもう間近。
カラカネオガタマP4200011.jpg

カラカネオガタマは庭に植えたことがあるが、2回とも枯れてしまい、根付かなかった。
植木市で買った苗木だったが、結構、お値段は高め。以来、3回目をトライする気になれない。
隣のクリ園には大きなオガタマノキが一本あり、近所の公民館にはカラカネオガタマが植っている。
けれどやっぱり、うちの庭にも一本は欲しいところだ。

その公民館裏のカラカネオガタマを恨めしそうに眺めていたら、ヤマトシリアゲ♀が、夕日を浴びて佇んでいた。イボタの梢。
ヤマトシリアゲ♀-4200048.jpg


畦道では、シオヤトンボが獲物を捕らえて食事中。
獲物はトビケラの一種のようだ。
シオヤトンボ食事-4200033.jpg


すぐ隣では、シオカラトンボ♂が忙しく飛び立っては同じ場所に戻っていた。
シオカラトンボ-4200071.jpg


仕事部屋の裏口外に、チョウセンベッコウヒラタシデムシ
以前、2014年5月にも載せていた。
キノコ、とりわけ、ウスキキヌガサタケにはよくやって来るそうだ。
チョウセンベッコウヒラタシデムシ-4190059.jpg

ウスキキヌガサタケは、梅雨の頃と秋に出る。一度は見ておきたいキノコ。



posted by やまかます at 20:38| トンボ

2020年03月24日

サナエ、舞う

午前9時半、川中の石上にサナエ類のヤゴが上がっていた。
(都城市)
まだ体が濡れていたので、水中から這い上がった直後だったのだろう。
周辺をくまなく見て回ったが、他に見つかったヤゴの羽化殻は一つだけだった。

 (※本種はヒメクロサナエ。ご教示いただいた尾園さん、ありがとうございます。
 ちなみにこの翌日、同じ場所の岸辺では羽化ラッシュ。狭い範囲で20頭近くが次々と上陸していました。)

昨年の4月中旬、別の川でダビドサナエの羽化を撮影したが、羽化が始まるのはヤゴが上陸してからすぐだった。
しかし、今朝のヤゴは定位するまでけっこう時間が掛かった。
サナエ羽化-9453.jpg

サナエ羽化-9462.jpg

ようやく、お尻を抜く。
サナエ羽化-9484.jpg


サナエ羽化-9509.jpg


昨年は、羽化後の飛び立つ瞬間は、鼻から諦めていた。
せいぜい、お尻から水滴を垂れる瞬間だけは食らいついてなんとか撮った。

今朝はプロキャプチャーモードを使ってみた。イタドリハムシの飛び立ちに次いで、まだこれで2回目だ。
カメラは、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkV

飛翔コースは背面へと流れたので、4カット目からあとはピンボケNG.
絵柄としては、5カット目が欲しかったが残念。
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飛び立ち-3240202.jpg


川岸から突き出たイヌビワの若芽には、イシガケチョウの卵が見つかった。
イシガケチョウ卵-3240225.jpg


イシガケチョウ卵-3240228.jpg


(撮影機材:EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、スピードライト430EX III-RT
OM-D E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S. ZUIKO AUTO-MACRO 38mm F2.8 フラッシュFL-300R)
posted by やまかます at 21:11| トンボ

2019年09月14日

雨、雨、晴れ、雨、晴れ、雨、雨、、、

目線の高さにいてくれたおかげで、久しぶりに、ショウリョウバッタモドキ

ショウリョウバッタモドキ-1576.jpg


小雨の中、カメラをかばいながら撮影。
ショウリョウバッタモドキ-1574.jpg

そう言えば、ショウリョウバッタモドキの産卵行動など、見たことがない。
「モドキ」とて、ショウリョウバッタとはまるで性格の違う本種。
なんか手掛かりが欲しい。知りたい。

そのすぐ近くには、大きなお腹をした、オオカマキリのメス。
何を食べたの?
オオカマキリ-0643.jpg


(上米公園にて)

今日は夕方から通夜に参列して、暗くなっての午後7時半頃、帰宅。

玄関の灯りにはカトリヤンマのオスが来ていた。

カトリヤンマ-1612.jpg


カトリヤンマ-1605.jpg



発注していたプリントが午後一番、ゆうパックで届いたので、さっそく額装作業を行なった。
来週17日から開催する写真展の準備である。
プリントの仕上がりは申し分無し。写真展会場は昨年と同じ、JR三股駅内のギャラリー。

posted by やまかます at 20:45| トンボ

2019年08月23日

四万十市とんぼ自然公園

昨夜から雷雨となり今朝も雨が残った。

久万高原町の宿を出て、高知県四万十市へ向かった。
愛媛県松野町の道の駅では、メダカ、サワガニ、そしてタイコウチが販売されていた。
タイコウチは一匹700円。

高知県に入ってすぐ、路肩に車を停めて、イヌビワの果実を採集。
飼育中の蛾幼虫の餌補充用。イシガケチョウのメスが目の前で産卵。
卵、若齢幼虫など、I子さんにとっては初めての観察体験。

クリの葉裏にオオミズアオの卵を見つけた。
よく見ると寄生バチが産卵している最中だった。
オオミズアオMG_0143.jpg


ほぼ30年ぶりに「とんぼ自然公園」を訪れた。
雨はとっくに降り止んでいて日射しさえときおり出て来た。
とんぼ公園IMG_7291.jpg


産卵をしていた、ハグロトンボ
ハグロトンボIMG_0154.jpg


小さな小さな、コフキヒメイトトンボ

コフキヒメイトトンボIMG_0166.jpg


3名ともビニール傘を買ったけれど、出番がなかった。

posted by やまかます at 23:54| トンボ

2019年08月04日

オニヤンマ♀

午前5時。オニヤンマのメスがいた。
昨夜ライトに飛来した居残り組だ。

オニヤンマIMG_6741.jpg


午前6時から地区の公民館で草刈り作業に参加。
早朝でもあり、幸い曇り空だったので暑くはなかった。

作業後、陽射しも出てきて猛暑となったが、午前中はみっちり体を動かす仕事を片付けておいた。
posted by やまかます at 21:27| トンボ

2019年07月27日

はね

午後5時半頃の「ねぐら通り」では、
アゲハのメスがちょうど落ち着いたところ。
ナミアゲハ♀-9563.jpg

夜が深まると翅は閉じる。

ミヤマカラスアゲハのオスは、今朝にも羽化したようなピカピカの翅。
ミヤマカラスアゲハ♂-9549.jpg


同じねぐら通りで、まだ活動していたハグロトンボのメス。オスの方が数は多かった。
ハグロトンボ♀-9571.jpg


ウスバキトンボは夕陽を受けて休んでいた。
ウスバキトンボ-9634.jpg

翅をよく見ると、平板ではなく複雑な立体形であることがわかる。
ウスバキトンボ1-9634.jpg


ナガコガネグモに捕まったウスバキトンボもいた。
ウスバキトンボ-9643.jpg



午前中は林の観察路の草刈り作業をした。
日陰での作業だから暑さはさほどでもないが、背負い式の草刈り機を扱うので汗をたっぷりかく。
3時間ほどの作業で2回、休憩をとった。休憩は10数分間と長めにとり水分補強しながら新聞を読んだ。
仕上げにワイアカッターできわ刈りをしていたら、雨が降り出したので切り上げた。
アブラゼミの羽化殻がまた見つかった。


posted by やまかます at 21:02| トンボ

2019年07月25日

渓流

先日の大雨の影響で川床の落ち葉がすっかり流されていた。
普段ならたっぷり落ち葉が溜まっている淀みを見て回ったけど、どこもサッパリ。
わずかに落ち葉があった淀みで何とかコバントビケラ幼虫巣を掬ったけど、2巣だけ。
みんな、どこ行った。いやどこに流されたの?

せせらぎの中、膝まで水に入って歩くのは心地良い。しかも森の天井に覆われている。
ふと足元を見ると鹿の白い尻毛が所々に落ちていた。

コオニヤンマのオスがナワバリ飛翔していた。他個体が飛来して一瞬飛びかかってもつれたけど、すぐに離れた。メスではなくオスだったか?
ウチワヤンマIMG_9343.jpg


ミヤマカワトンボのオスは、同じ石の上でお尻を上げた姿勢のまま落ち着いていた。

IMG_9359.jpg


樹液の匂いをプンプン放っていた庭のクヌギに、
サツマヒメカマキリのメスがいた。
樹液レストランにやって来る獲物を狙ってのことだろうか。
体は小さいが、狩の腕前はカマキリの名前に恥じぬ。

2メートル離れた場所からカメラを向けるも、すばやく枝の裏側に隠れる。
反対側に移動しても同じことの繰り返し。サツマヒメカマキリには私の姿がよく見えているし、怪しいヤツだと警戒しているのだろう。
落ちていた細枝を後ろ側に差し入れるも、「ダマサレマセンよ!」と言わんばかり、今度は上へ上へと移動し始めた。
そうはさせまじと、私もしつこい。枝で行く手を遮る。
ついに堪りかねたか、下草に飛び移った。
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posted by やまかます at 20:25| トンボ

2019年07月01日

シオカラトンボの食事

遅い梅雨入りから一転して、南九州は大雨。
今朝は、賑やかすぎる雨だれの音に目が覚めた。

雨どいから雨水が滝のごとく溢れ落ちているのは、スズメが運び込んだ巣材が詰まっているせいだ。

雨が小降りになった寸暇に、梯子をかけて雨どいの掃除作業。これやらないと、朝の目覚めが悪い。
玄関横、寝室、仕事部屋の3カ所で、
詰まっていた巣材の量は半端ではなく、綺麗に抜き取る作業は結構手間が掛かった。
道具は梯子以外に、長いピンセット(フン虫採集用)と木槌だけ。
雨どいの管が外せない箇所は木槌でねちっこく振動波を加え、詰まった巣材を下へと誘導する。

その作業の合間、足下からシオカラトンボが大きな羽音を立てて飛び立った。
でっかい荷物を抱えて、飛び方は遅い。
あちこちを低く飛び回ってやっと落ち着いたのは菜園の中だった。

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抱えていた獲物はウスバキトンボ

激しい雨の中では食事もろくにとれなかっただろう。

(使用機材:EOS kiss X6iEF24-70mm 内蔵ストロボ )

夕方、雨上がりの寸暇に犬の散歩。
ゲホウグモの卵のうを覗いてみれば、中の方がうっすら黒く見える。どうやらふ化したようだ。
出のうする日はまだ先になるだろうけど、その時には是非立ち会いたいものだ。
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雨続きで日干しでもしたい気分だろうか?ヤブキリのオス。

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(使用機材:EOS80D+EF-s35mmMacro+OLYMPUS MACRO FLASH STF-8 )
散歩からの帰り道、路上に落ちていたウスバキトンボの死骸をチョロが拾って食べていた。
トンボを食べるのは初めて見た。パリパリ音を立てて食べた後、ポロッと頭部だけを吐き出した。

posted by やまかます at 21:09| トンボ

2019年06月13日

トゲオトンボ

物静かで、おっとりとした、トゲオトンボ(ヤクシマトゲオトンボ)の♂が、
いつの間にか足下に止まっていた。

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そおっと近づけば、全く逃げようともしない。
日陰にひっそりと佇む、独特な雰囲気のトンボだ。


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昔、愛媛県の成川渓谷でシコクトゲオトンボを撮影したが、やはり警戒心薄く、こんなで大丈夫だろうか?
と心配になったくらいだ。
ヤゴも独特な姿をしているが、まだ出会ったことがない。今年の夏にはヤゴをぜひ見てみたいものだ。


転がっていた杉の丸太の下に、オオゾウムシがいっぱい集まっていた。
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交尾中のカップルも含め、こんなに。他にまだ3頭もいました。

うちの子兄弟二人がかつて小学校、中学校に通っていた通学路沿いでは、
ツルコウゾがたくさん実をつけているし、
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チシャノキの白花も溢れんばかりに満開。
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子供たちはツルコウゾの果実をほおぼったり、多分していないだろうなあ。

今日は午後4時から山仕事をみっちり、2時間。
posted by やまかます at 21:51| トンボ

2019年05月29日

カゲロウ夜間撮影、終了

午前中、庄内川(都城市、関ノ尾滝上流)にトンボの羽化撮影で出向いた。
さっそく見つけたヤゴは、コオニヤンマ、だった。


まだ体が濡れており、羽化まで時間が掛かりそうだったので、オオヤマトンボの羽化殻が多いポイントに移動。
グルグル川沿いの遊歩道を歩いてしばらくして戻ってみれば、ヤゴの体は乾燥して白っぽくなっていた。

そろそろかな、と眺めていたら背中が割れて羽化が始まった。
「いいタイミングだ!」

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午前の撮影を終えて一旦帰宅してから、三股町の沖水川へ。
ヤマセミが目の前を飛び去って行く。ふと川の対岸を見やると、アブラギリの白い花が咲いていた。

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アブラギリは山間に多いが、この場所はうちから一番近い。
「へえ〜、こんな所にアブラギリがあったんだ」
10年以上住んでいて気付かなかったけど、まだまだ知らない観察ポイントがいっぱいあるのだろう。


玄関でると、すぐ目の前でボケの梢にハンミョウが着地した。

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幼虫巣は滅多に見つからないけど、成虫は敷地内にもよくやって来る。
ハンミョウが当たり前にいることこそ、地方の財産みたいなものだけどね。


さて、連日連夜、河原に通い続けたけれど、ようやくカゲロウの羽化の撮影ができた。
羽化時刻は日没直後の午後7時10分〜40分の間だった。
カゲロウの幼虫が水中から水上へと登り、一旦定位すると数秒から長くとも20秒以内には羽化を開始する。
その幼虫を見つけるのは、まるでモグラ叩きのようなもの。
絞り込んだ観察ポイントのエリアを、檻の中の熊のように休みなく見て回るしかない。
今回撮影したカゲロウは、チラカゲロウ。羽化した亜成虫はとても綺麗だ。

posted by やまかます at 21:56| トンボ

2019年05月16日

アオハダトンボ

庭のサクラででっぷりと肥えた、ヒメヤママユ

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手近な葉がなくなれば、隣の枝に移るくらいで、食糧が潤沢にある限り、ほとんど同じエリアに留まっている。
こんな暮らししていれば、スクスク成長するわけだ。あんまりストレスも無さそう。

水生昆虫の撮影で都城市、関尾ノ滝に出掛けた。

川辺のハルニレに羽化して間もないと思われる、ヘビトンボがいた。


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アオハダトンボのメス。


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アオハダトンボのオス。

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まだ未熟なのか、翅の青藍色の輝きが見られない。


さて、日没時に再び訪れてみたが、カゲロウ類の羽化撮影は失敗。
幼虫が岩に上がったかと思うと、1分とかからずあっさりと羽化完了。
上がった姿を見届けてから近づいたのでは遅すぎた。
そして他の個体もほぼ一斉に羽化しており、いくら粘っても次の上陸組が現れず、今夜は敗退した。


posted by やまかます at 21:49| トンボ

2019年04月18日

Davidius

ダビドサナエの羽化が、午前10時頃から始まり、そして11時にはピークを迎えた。

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そこにもここにも、ヤゴが次々と上陸して、水面から出るやいなや、羽化はすぐに始まる。

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翅が伸びきった後、お尻から水滴が排出される。
長かった水中生活を卒業するわけで、体内をたっぷり満たしていた水ともお別れ。

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一眼レフカメラで水滴の落ちる瞬間を捉えるのは、ちょいと厄介だ。

今ではプリキャプチャモードという、どんな瞬間も逃さない便利な機能を持ったミラーレスカメラがあるけれど、
私は持っていない。
一発押しのガチンコ勝負なのだ、今もって。

翅が伸び体がまだ色付く前に飛び立つ瞬間。これはさすがに撮り逃してしまった。

鹿児島県、曽於市にて。

さて、昨日観察したヒゴトゲハムシの産卵痕(A)だが、
今日再び同じ葉を見上げてみれば、産卵痕が一つ追加(B)されていた。


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ふむ、となると、昨日、葉表に戻っていたのは、2回目の産卵をする気になったからなのか?

で、その産卵痕が2個ある葉のすぐ近くに、ヒゴトゲハムシのシルエットがあった。
つまり葉表にいたのである。

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なんと!よ〜く、よ〜く、見つめてみれば、お尻の辺りが白く透けているではないか!
これはどうやら、産卵の準備、あるいは産卵途中なのではないか!
どうやって葉表面を切り開いたのかは知りようもないが、これから卵を葉肉内に埋め込むところ、
ではないだろうか?

けれど、結局、産卵は行わずプイッとその場から離れてしまった。
なんで?


濃い霧の朝、うちの林のド真ん中にあるイチイガシ
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昨年、コマ打ちしたクヌギのほだ木は、このイチイガシの根元に転がしてある。
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posted by やまかます at 21:34| トンボ

2019年02月25日

ヤゴ

先日、渓流の淀みで掬ったコヤマトンボのヤゴ。
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撮影のため小型水槽に入れても大人しいし、しかも行儀が良い(?)。

じっとしていることが普段の姿なのだろう。落ち葉や泥に紛れて天敵の目から逃れる。
極力ここぞ、という時にしか動かないのだろう。

撮影した後、庭の池に移した。羽化が見られるかな。

posted by やまかます at 22:45| トンボ

2018年09月06日

水色めがね&精霊飛蝗

思い過ごしかもしれないが、今夏、自宅周辺ではシオカラトンボがやたらと多い。
それに関連してか、オオシオカラトンボがこれまた思い過ごしかもしれないが少ない。

夕方、ねぐらに落ち着いたシオカラトンボのメス。


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うんと近づいても、ピクリともしない。
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ギンイチ詣での際、足下で食事をしていたショウリョウバッタのメス。
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※「ギンイチ詣で」のギンイチとは、ギンイチモンジセセリの略。
銀座にあるプロ御用達カメラ店「銀一」とは無関係。

ときおり触角で触診する様子が、いかにも味見と映る。

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EOS-5D Mark3 TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD +スピードライト430EX III-RT
+スピードライトトランスミッター ST-E3-RT
posted by やまかます at 20:49| トンボ

2018年08月16日

ねぐら〜シオカラトンボ

こども部屋(昨年までは)の窓の雨戸袋にアシナガバチが出入りしていた。
狭い空間だけど、おそらく営巣しているのだろう。今年からは母の部屋になっているが、場所が場所だけに、アシナガバチを追い出すことにした。


夜になってから様子を見に行くと、窓の手前、玄関先のイロハカエデにシオカラトンボのメスがいた。

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ねぐらの位置は地上から2m50cmほど。脚立に登って撮影。

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玄関の門灯では、ウスバキトンボが足場を求めて何度も壁に体当たりしていた。


EOS-6D EF24mm F2.8 IS USM、EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
+スピードライト430EX III-RT+トランスミッター ST-E3-RT

posted by やまかます at 22:40| トンボ

2018年07月03日

オニヤンマの食事

台風7号の直撃はなかったものの、一日中吹き荒れた強風のため、木々の落枝が夥しい。
コウモリガ幼虫の穿孔によって脆くなったが故、折れた枝が多く、カミキリムシ幼虫のしわざによるものもそれに次ぐ。
折れてダラリと垂れ下がった枝の様子から、「ああ、このヤシャブシもだいぶ弱ってるな。寿命が尽きるまであと3年、いや2年か?」などと、台風の爪痕を眺めてみる。
「イロハカエデも、ムラサキアオカミキリの食害でボロボロだな」

もちろん花壇の被害もかなりで、ヒマワリは全部倒れてしまった。折れてないだろうね?

午後4時過ぎ。
雨も風も穏やかになったほんの一瞬、ウスバキトンボが庭の上空を群れ飛んでいた。
遅めの珈琲を入れていると、窓ごしにオニヤンマがウスバキトンボの群れのなかをジグザクに突き切っている姿があった。どの昆虫たちも、今のうちにとばかり、食事タイム。こちら人間は珈琲タイム。
しかし、5分も経たないうちに風雨が再び強くなって、潮が引くように昆虫たちも姿を消して行く。

そのなか、オニヤンマがナナミノキの風下側の梢に飛び込むところに目が合った。

「あ!止まった」
「アレ?止まった姿勢が変だな」

双眼鏡(Nikon Look6倍)で見るも、その変な理由がわからない。
雨がまた止んだので、ガスコンロの火を一旦止め駆け寄ってようやく判明した。

オニヤンマのメスは、ウスバキトンボを抱えたままで、枝にぶら下がっていたのである。

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ウスバキトンボの頭部は齧られてすっかり消失して、胸部の筋肉が剥き出しになって生々しい。
しかし、右前脚だけを枝に掛けた姿勢はあまりにも不安定に見えた。
いやそれとも、カメラを構えた私の姿を警戒したか。
3カット撮影した直後に飛び去ってしまった。
諦め切れずに追いすがったが、さらに高いコナラの樹上へと消えて行った。
posted by やまかます at 20:41| トンボ