飯能市
『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社)共著者の森下英美子さん、編集担当の阿部浩志さん、と飯能市のフィールドを歩いた。
案内役は阿部さん。
まずは、冬虫夏草のヤンマタケ。
しかも、ミルンヤンマの2個体並びという豪華版。近くにもう一頭。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
このあとはけもののフィールドサインを次々と見て歩いた。
タヌキのため糞にはセンチコガネが複数、集まっていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
他にもニホンジカ、ニホンカモシカの角研ぎ痕、アナグマの巣穴、ヌタ場、などなど、けもの達の「しわざ」を堪能した。
日が暮れてからは、ムササビの滑空、食事する姿なども少しだが観ることができた。
2020年04月11日
アミガサタケ
庭の花壇の片隅に4本、アミガサタケが見つかった。
見つけたのは畑仕事をしていた嫁さん。
少しくたびれているが、まだ食べごろかな?
飼育室で営巣していたスズメの巣内を調べてみたら、卵が6個あった。
3月18日に載せたスズメの巣だが、伏せてある白いバット(写真現像用)が天井になっているので、この天井をめくれば巣内の様子は簡単に観察できる。
この先は親鳥を刺激しないよう、そっとしておこう。
今のご時世、異例の事態はもう慣れるしかないし、もしかしたらと覚悟もしていたが、、、、。
編集作業を進めてきた私の著書は5月に刊行予定だったが、それが6月に延期となった。
予想はしていたが、まさかの、印刷所が止まってしまった。もちろんこんなことは初めての経験だ。
まあそれでも延期で済んだのだから、幸いと思うことにしよう。
もっともこの先、また何が起こるか、さらなる覚悟も必要かもしれないが、、、。
見つけたのは畑仕事をしていた嫁さん。
少しくたびれているが、まだ食べごろかな?
飼育室で営巣していたスズメの巣内を調べてみたら、卵が6個あった。
3月18日に載せたスズメの巣だが、伏せてある白いバット(写真現像用)が天井になっているので、この天井をめくれば巣内の様子は簡単に観察できる。
この先は親鳥を刺激しないよう、そっとしておこう。
今のご時世、異例の事態はもう慣れるしかないし、もしかしたらと覚悟もしていたが、、、、。
編集作業を進めてきた私の著書は5月に刊行予定だったが、それが6月に延期となった。
予想はしていたが、まさかの、印刷所が止まってしまった。もちろんこんなことは初めての経験だ。
まあそれでも延期で済んだのだから、幸いと思うことにしよう。
もっともこの先、また何が起こるか、さらなる覚悟も必要かもしれないが、、、。
posted by やまかます at 22:39| 菌類
2019年12月20日
復活
朝一番、ライトトラップを覗いてみれば、
エグリヅマエダシャクが来ていた。
東京都清瀬市に住んでいた頃、冬に本種の幼虫を見つけ、その当時は幼虫の正体を知らなかったので飼育してやっと同定できたことが懐かしい。
今は蛾類幼虫の情報なども格段に増えてきている。それでもそうした情報ばかりに頼るのではなく、判らない幼虫を見つけたなら、自分で飼育するなり努力してみたい。
なんでもすぐにスマホで簡単に情報を得ることができるようになって、五感を使い時間を惜し無ことなく労力を注ぐ人は少なくなったように思う。
ハナミョウガの葉を念入りに観察して、今日は、クロセセリの越冬蛹を見つけた。一つだけど。
探すポイントは、葉表に梁が盛り上がっているかどうかで、ほぼ判る。蛹化場所は糸を張って谷折りにしてあるので、その反対側が山のシルエットになって目立つわけだ。微妙だけど、慣れてくればすぐわかる。
自宅林、コナラの朽ち木に再び、キイロニカワタケが姿を現し始めた。
10月27日に紹介したキノコだが、同じ場所であり、すぐ近くにも小さな菌体がポツンとニキビのように出ていた。
これから成長していく過程が楽しみだ。
エグリヅマエダシャクが来ていた。
東京都清瀬市に住んでいた頃、冬に本種の幼虫を見つけ、その当時は幼虫の正体を知らなかったので飼育してやっと同定できたことが懐かしい。
今は蛾類幼虫の情報なども格段に増えてきている。それでもそうした情報ばかりに頼るのではなく、判らない幼虫を見つけたなら、自分で飼育するなり努力してみたい。
なんでもすぐにスマホで簡単に情報を得ることができるようになって、五感を使い時間を惜し無ことなく労力を注ぐ人は少なくなったように思う。
ハナミョウガの葉を念入りに観察して、今日は、クロセセリの越冬蛹を見つけた。一つだけど。
探すポイントは、葉表に梁が盛り上がっているかどうかで、ほぼ判る。蛹化場所は糸を張って谷折りにしてあるので、その反対側が山のシルエットになって目立つわけだ。微妙だけど、慣れてくればすぐわかる。
自宅林、コナラの朽ち木に再び、キイロニカワタケが姿を現し始めた。
10月27日に紹介したキノコだが、同じ場所であり、すぐ近くにも小さな菌体がポツンとニキビのように出ていた。
これから成長していく過程が楽しみだ。
posted by やまかます at 20:43| 菌類
2019年10月27日
やっぱり、キノコ、です
「これって多分、キノコだと思うんだけど、初めて見たよ」
カメラのモニター画面を嫁さんに見せると、
「ええ〜、なにそれ!?キノコじゃ、ないでしょう」
「じゃあナニよ?」
「ペケペケなんたら粘着物体、、、じゃない!」
まあ適当な会話はともかく、キノコの仲間という推定で少し調べてみれば、
シロキクラゲ科の、キイロニカワタケ、と判明した。おそらく。
うちの林に転がしていた、コナラ朽ち木に生えていたが、
成熟した状態では黄色で、古くなると次第に色が抜けて白くなっていくらしい。
「もう少し早く見つけていたらなあ〜」と悔やまれる。
上米公園のオオワライタケ、今日もしつこく見ておいた。
小さなキノコ虫(オオキノコムシ科)が一頭だけ来ていた。
カメラのモニター画面を嫁さんに見せると、
「ええ〜、なにそれ!?キノコじゃ、ないでしょう」
「じゃあナニよ?」
「ペケペケなんたら粘着物体、、、じゃない!」
まあ適当な会話はともかく、キノコの仲間という推定で少し調べてみれば、
シロキクラゲ科の、キイロニカワタケ、と判明した。おそらく。
うちの林に転がしていた、コナラ朽ち木に生えていたが、
成熟した状態では黄色で、古くなると次第に色が抜けて白くなっていくらしい。
「もう少し早く見つけていたらなあ〜」と悔やまれる。
上米公園のオオワライタケ、今日もしつこく見ておいた。
小さなキノコ虫(オオキノコムシ科)が一頭だけ来ていた。
posted by やまかます at 19:57| 菌類
2019年06月10日
ツチアケビの森
落ち葉に生えていた小さなキノコ。
鹿児島県曽於市の森に着いたのは、午前10時。
森の入り口でしゃがみ込んだまま、1時間を費やしてしまった。
ホソガ科のある種の繭を探すのが目的で落ち葉めくりを始めたのだが、目的とは別の昆虫の観察で動けなくなったのだ。
立ち上がった時には左足の向う脛が引きつってしまい、しっかり歩けなくなった。
足の曲げ伸ばしをゆっくり繰り返して、なんとか復帰。
昨年の7月に撮影したツチアケビは今年も同じ場所で開花していた。
昨年は花の時期は終わりかけだったが、今回は咲き始めに間に合った。
ツチアケビの近くの川辺で昼食。
今朝自分で握ったオニギリ一個。
これまで自作弁当を持参していたけれど、最近は弁当箱が嵩張るのでラップでくるんだオニギリにしている。
まあそれでも、せせらぎの音を聞きながらのランチは贅沢かもしれない。
落ち葉にはいろんな命が見つかる。
イロハカエデの梢には、トビモンオオエダシャク幼虫。
まだまだこの先、食べて、食べて、終齢期間は結構長く、もっとデッカくなる。
あれ?このツル植物は、ダレ?
posted by やまかます at 20:34| 菌類
2019年05月09日
粘菌
庭のシロツメクサの葉をひたすらめくる。
しゃがんだ姿勢が続くので結構くたびれるが、これも仕事。
いい加減飽きてしまうところだが、目的があるので何かに取り憑かれたように手を休めない。
どうしても知りたいことがあって、それを見届けない限り仕事にならないからだ。
先日からこの「シロツメクサめくり」を日課としているが、それでも目的の観察は一応は達成できた。
できたけれど、同じ観察をもう一度と願っても、これがかなり厄介。
追観察は思う様にはいかないが、そのうち別の課題が見つかってしまい、この作業を断つことが出来なくなった。
まあ、昆虫観察、自然観察というのは、そういうことだ。
ある生き物の暮らしの細目をできるだけ把握したい、自分の目で確かめたい、と願っても
それがすぐ目の前の草むらで営まれていながらも、あっさりと願いが叶うことは少ない。
だから、お目当の現場にバッタリ行き当たると、これはかなり嬉しい。
自分にとっては、宝くじに当たるよりか、嬉しい。
もっとも、私は宝くじをこれまで一度も買ったことがないのだけど。
さて、一昨日のこと、めくったそこに、
「うん!?」
これはどうやら、ハイイロフクロホコリ、という粘菌の子実体らしい。
この粘菌は地面からはい上がってくるという。
こちらはシロツメクサの茎に貼り付いていた。
下部ほど茶色だが、上の方では徐々に灰色になっている。
昨日、お隣の果樹園で、クリの樹液に集まっていた、サトキマダラヒカゲたち。
樹液に夢中のはずだが警戒心が強く、近づけば一斉に飛び去ってしまう。
もちろんそれは予測していたので、ひとまずギリギリの安全圏から撮影。
昨夜から降り始めた雨は夕方までひとしきり降り続けた。
あるゾウムシのスタジオ撮影で、深夜、数時間おきに起きては撮影待機。
結局、撮影が叶ったのは本日の正午過ぎだった。
ゾウムシの作業は延々と続いたが(8時間)、それを見ていると、私の待機疲れなどは大したことでは無いのだろうと思えた。
しゃがんだ姿勢が続くので結構くたびれるが、これも仕事。
いい加減飽きてしまうところだが、目的があるので何かに取り憑かれたように手を休めない。
どうしても知りたいことがあって、それを見届けない限り仕事にならないからだ。
先日からこの「シロツメクサめくり」を日課としているが、それでも目的の観察は一応は達成できた。
できたけれど、同じ観察をもう一度と願っても、これがかなり厄介。
追観察は思う様にはいかないが、そのうち別の課題が見つかってしまい、この作業を断つことが出来なくなった。
まあ、昆虫観察、自然観察というのは、そういうことだ。
ある生き物の暮らしの細目をできるだけ把握したい、自分の目で確かめたい、と願っても
それがすぐ目の前の草むらで営まれていながらも、あっさりと願いが叶うことは少ない。
だから、お目当の現場にバッタリ行き当たると、これはかなり嬉しい。
自分にとっては、宝くじに当たるよりか、嬉しい。
もっとも、私は宝くじをこれまで一度も買ったことがないのだけど。
さて、一昨日のこと、めくったそこに、
「うん!?」
これはどうやら、ハイイロフクロホコリ、という粘菌の子実体らしい。
この粘菌は地面からはい上がってくるという。
こちらはシロツメクサの茎に貼り付いていた。
下部ほど茶色だが、上の方では徐々に灰色になっている。
昨日、お隣の果樹園で、クリの樹液に集まっていた、サトキマダラヒカゲたち。
樹液に夢中のはずだが警戒心が強く、近づけば一斉に飛び去ってしまう。
もちろんそれは予測していたので、ひとまずギリギリの安全圏から撮影。
昨夜から降り始めた雨は夕方までひとしきり降り続けた。
あるゾウムシのスタジオ撮影で、深夜、数時間おきに起きては撮影待機。
結局、撮影が叶ったのは本日の正午過ぎだった。
ゾウムシの作業は延々と続いたが(8時間)、それを見ていると、私の待機疲れなどは大したことでは無いのだろうと思えた。
posted by やまかます at 20:17| 菌類
2019年02月14日
2019年01月20日
2018年08月25日
テングタケ科白いキノコの正体
昨日、見つけた白いキノコを再び、訪れてみた。
場所は、延岡市立植物園。
ヒダが破れて三度笠のような傘が開いていた。

茶色のトゲトゲは、カラスザンショウの幹にあるトゲに似ている。
どうやら、ササクレシロオニタケ、のようだ。

園内遊歩道の路面で、セスジスズメ幼虫がコカマキリの餌食になっていた。

4月末には白い花を咲かせていたハンカチノキに、実がなっていた。
トチノキの実に似ている。

EOS-5 DMark3 、EF LENS EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD、
+スピードライト430EX III-RT+スピードライトトランスミッター ST-E3-RT
場所は、延岡市立植物園。
ヒダが破れて三度笠のような傘が開いていた。

茶色のトゲトゲは、カラスザンショウの幹にあるトゲに似ている。
どうやら、ササクレシロオニタケ、のようだ。

園内遊歩道の路面で、セスジスズメ幼虫がコカマキリの餌食になっていた。

4月末には白い花を咲かせていたハンカチノキに、実がなっていた。
トチノキの実に似ている。

EOS-5 DMark3 、EF LENS EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD、
+スピードライト430EX III-RT+スピードライトトランスミッター ST-E3-RT
posted by やまかます at 21:02| 菌類
2018年06月29日
2018年06月09日
菌類、ニセクロホシテントウゴミムシダマシ
鹿児島県曽於市の通い慣れたフィールドへ。
少し出遅れたか、と気になっていたがまだ間に合ったようだ。
ようだ、というのはこの後、継続観察で確認しないことには何とも言えない。
さて、ふと遊歩道の手摺を見れば、点々と小さな虫粒が並んでいた。
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、だ。

手摺表面にこびりついている苔か地衣類?を食べている様子。

交尾も見られたがどんな場所に産卵して、どこで幼虫は育つのだろうか?
※当初、クロホシテントウゴミムシダマシ、としていましたが、前胸背板に暗色部が無い、ことから
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、と訂正しました。
落ち葉や枯れ枝に、黒髪がいっぱい絡んでいた。
「山姥の髪の毛」と言われる、キノコの一種だ。

髪の毛そっくりのものは、菌糸束でその先端に傘が開いている。
カミノケタケの一種、だろう。

柄が枯れ枝を突き破って生えていた、こちらは別種のカミノケタケだろうか?

落ち葉には一見、粘菌に似ている、担子菌類の一種が張り付いていた。

照葉樹林の林床に這いつくばっていると、時間が経つのを忘れてしまいそうだ。
一歩も前に進めない。
少し出遅れたか、と気になっていたがまだ間に合ったようだ。
ようだ、というのはこの後、継続観察で確認しないことには何とも言えない。
さて、ふと遊歩道の手摺を見れば、点々と小さな虫粒が並んでいた。
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、だ。

手摺表面にこびりついている苔か地衣類?を食べている様子。

交尾も見られたがどんな場所に産卵して、どこで幼虫は育つのだろうか?
※当初、クロホシテントウゴミムシダマシ、としていましたが、前胸背板に暗色部が無い、ことから
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、と訂正しました。
落ち葉や枯れ枝に、黒髪がいっぱい絡んでいた。
「山姥の髪の毛」と言われる、キノコの一種だ。

髪の毛そっくりのものは、菌糸束でその先端に傘が開いている。
カミノケタケの一種、だろう。

柄が枯れ枝を突き破って生えていた、こちらは別種のカミノケタケだろうか?

落ち葉には一見、粘菌に似ている、担子菌類の一種が張り付いていた。

照葉樹林の林床に這いつくばっていると、時間が経つのを忘れてしまいそうだ。
一歩も前に進めない。
posted by やまかます at 19:01| 菌類