2019年09月21日

彼岸花、台風17号

今日から予定していた観察会は、台風17号の接近で延期となった。
昨年のこの時期にも台風での延期があったことを思えば、例年のこととも言えるだろう。
三股町では夜になってから風雨が強くなってきた。

日中は時折小雨が降る程度で、庭のヒガンバナには多数のアゲハ類が来ていた。

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大学時代の恩師の訃報が届いた。
昆虫学研究室在学中、もっともよく指導を受けた先生。
質問をすると「ああ、それはたしか、あの方の研究論文があったような、、、」と
すぐに文献を探してくださったこともしばしば。
3年前、米寿のお祝いでお会いできたのが最後となった。

ご冥福をお祈り致します。
posted by やまかます at 19:58|

2019年08月11日

お盆の準備

午前5時08分、近くからヒグラシの鳴き声が聞こえる。
最初、一頭だけだったが、しばらくして家の反対側からもう一頭が呼応するかのように鳴き始めた。

さらに庭でクサヒバリが鳴き始めた。

午前5時26分、アブラゼミの合唱が始まると、いつの間にかヒグラシの声は消えていた。

連日の猛暑だが朝晩はそこそこ冷え込むようになった。特に夜中は窓を開けて寝ると風邪をひきそうだ。

庭にいたニシキリギリスの♀。草刈りのタイミングが肝心だが、刈り残しの場所も確保してある。キリギリスが好む草地を意識しているせいか、敷地内で姿を見る機会は多い。
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お盆、ということもあって仕事を始める前に掃除やら部屋の片付けに精を出した。
午前8時45分。遅めの犬の散歩に出る。
早速ススキの葉裏で目に留まったのが、シロオビトリノフンダマシ
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トリノフンダマシの仲間の中では小柄なクモ。
腹部の紋様が人面に見えないことも無い。

ミヤマカラスアゲハのメスが、落ち着ける場所を探して迷い飛びしていた。
で、着地したのは杉の梢。地上高3mの位置。
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撮影画像を拡大して見る限り、鱗粉の乱れも擦り傷一つも無く、クモの糸の絡みもない。
もしかしたら今朝にでも羽化しばかりかな?



posted by やまかます at 21:46|

2019年07月07日

ゲホウグモの新しい卵のう

先月、6月24日に見つけたゲホウグモの卵のうは、まだ出のうしていない。

大雨以降、形が崩れたことも気になるが、卵のうの中の黒い塊が意外に小さいことも引っかかっている。
今朝も卵のうをチェックしていると、すぐ上部に新しい卵のうが産み付けられていた。

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おそらく昨夜辺りに産卵したのだろう。形はしっかりしている。
少し小さめ。

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夜、仕事部屋の灯りに飛来した、アゲハモドキ
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posted by やまかます at 21:34|

2019年05月02日

ホソオビヒゲナガとワカバグモ

庭のツツジを見上げたらワカバグモのメスと目が合った。


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卵のうに寄り添ったまま動こうとはしない。

そう言えば、ワカバグモの小グモって、見た記憶がない。出のうの時期が楽しみだが、タイミングよく観察できるかな?


すぐ下の草むらには、ホソオビヒゲナガのメスが佇んでいた。

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posted by やまかます at 21:12|

2019年04月14日

福津市(福岡県)、竹尾緑地で自然観察会

エノキに登ったゴマダラチョウ幼虫がなかなか見つからず、「ここもいないか!?」
と手に取った小枝に、オジロアシナガゾウムシが抱きついていた。

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「アレ?まだ越冬スタイルなの」


花盛りのイロハカエデにはたくさんのアブ、ハエ類が集まっていたが「どこにしようか?」
と迷い飛びするカップルがいた。
ここでもない、あそこでもない、と決めあぐねること数分。ようやく落ち着いたのは、
オドリバエの一種。オスがプレゼントした獲物にメスがむしゃぶりついた隙に交尾する。
メスが吸血している獲物の正体は判然としないほど崩れていた。

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フキの葉に次々と集まって来た、シロスジヒゲナガハナバチ
ねぐらに集合、というわけだろう。
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気があった仲間かな? 「おやすみなさい」
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ギシギシの葉裏で見つかった小さな繭。
これはアルファルファタコゾウムシの、繭のようだ。

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最初、ハバチ類の繭と勘違いしたが、営繭場所からしても、透けて見える中の蛹の様子からしても、
アルファルファタコゾウムシの繭で間違いない、と思う。

今日の写真は、昨日、福津市の竹尾緑地で下見をした時と、本日の観察会時に撮影したもの。
アルファルファタコゾウムシの幼虫は、参加者の皆さんが次々と見つけてくれて、
ゾウムシの幼虫という私の説明に皆さんえらく驚いていた。
けれど、本種の繭を見るのは私も初めて。
そう言えば、三股町のうちの敷地内で、アルファルファタコゾウムシをまだ見ていない。


竹尾緑地の片隅に、ミヤコグサの群落があった。

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posted by やまかます at 19:52|

2019年04月10日

葉っぱの裏

サクラの葉裏に、ナシグンバイの姿がポツポツと見られるようになった。ナシグンバイはカメムシの仲間。
成虫越冬なので流石に翅は掠れたりしている。

「やあ!お帰りなさい」

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大学の昆虫学実習では昆虫標本の線画を描くこともあったが、ナシグンバイもその一つで、
B6のケント紙いっぱいに背面図を描いたのも懐かしい。

体長3.5ミリだから、実体顕微鏡を覗きながらの描画だった。
大きい方ではドウガネブイブイなど。
実習で描いた線画は全部処分して手元には一枚も残っていない。

昆虫学の講座には、昆虫学専攻でない学科同級生も多数いて、彼らにとって線画実習はかなり苦痛であったようだ。もちろん私にとっては実に楽しいひと時でした。


ヤブムラサキの葉裏には、ムナコブクモゾウムシがいた。
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いつも独特なポーズをしているが、これも体長3ミリ程度。肉眼ではゴミにしか見えない。
アカメガシワで何度か見つけているが、どうやらアカメガシワの葉脈をかじって汁を吸っているようだ。
けれど今回は、ヤブムラサキにいた。単に移動途中だったのだろうか?


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本種も、成虫越冬のようだ。

サクラと言えば、ムネアカアワフキ。数日前から交尾カップルも見るようになった。
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左がメス。体の大きさ、そして背面の赤い紋様の違いで雌雄の区別がこれほどハッキリと分かる虫は、なんだか嬉しい。
posted by やまかます at 20:28|

2019年04月08日

羽化ラッシュ

運転している間、車の窓は全開。袖も捲り上げるほどの暑さ。
これはなんかあるな、という直観もまんざらハズレでは無かった。

お隣、都城市の公園を駆け足で巡ってみた。

ピーヒョロリ♩ピーヒョロリ♫。
しきりと囀っている、ヒヨドリ。こんな時は次の行動が気になる瞬間。

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「あ〜、やはりねえ。すぐそばのヤツデで食事をしたかったんだな」
黒く熟したヤツデの実をパクリ、4個、平らげました。


ヘラノキでは、タケウチトゲアワフキの羽化が始まっていたのには、びっくり。
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3頭の新成虫は皆、幼虫巣のところに留まっていたので、今朝方羽化したのは間違いない。

煙突のように下向きに伸びた幼虫巣の出口に、羽化殻がへばりついているのがわかるだろうか。


昨日と今日、うちの庭では、ムネアカアワフキが立て続けに羽化した。いづれも午前中。
羽化シーンは先月すでに2回撮影しているが、幼虫巣から出てくる最初のところから撮影できたのは今月に入ってから。
しかも今朝の4回目の撮影は、これまでで一番条件が揃っていた。まさに三拍子揃ったと言える完璧な写真になった。

神柱公園ではコムラサキの幼虫が脱皮休眠に入っていたし、エノキの新梢では、
ホシアシブトハバチが盛んに産卵していた。次々と3頭のメスに出会えたのも初めてのこと。

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都城市、神柱公園。
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とは言え、先月の末から一週間、家を空けたツケはそれ相応にあった。
マムシグサの定点撮影は肝心なところがズッポリと抜けてしまい、また来年に再トライとなった。
今年で3年目になる定点撮影だが毎年、何かしら不具合が生じて完璧な連続写真には至っていない。

posted by やまかます at 20:53|

2019年04月05日

早春の見落とし

一週間ぶりに我が家に帰宅してみれば、庭のサクラもコナラも、若葉で賑わっていた。

家を発つ前日に羽化を観察したムネアカアワフキ

同じ個体かどうかはわからないけれど、メス成虫がチョコンとお辞儀したような、、、。

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「やあ!ただいま」
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で、コナラのフワフワの若葉を覗いてみると、
「あれ!? いたね!」

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「わかるかな?」
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ヤママユの1齢幼虫が、そこにもここにも、3頭。いやまだどこかにもいるはず。

冬の間、結構しっかり見ていたはずなんだけど、見落としていたようだ。
ヤママユの越冬卵。


先月30日から、愛媛県 西予市、松山市、広島県 東広島市、大分県 別府市、と巡って来た。
東広島市には4日間滞在したがほとんどフィールド歩きは出来ていない。
まあそれどころではなかったが、ちょこっとだけ近場の公園を訪れてはみた。
松山から尾道まで「しまなみ海道」を通ってみた。瀬戸内海を眺めながらのドライブは初めてだったが、
天候にも恵まれ気分爽快。「よくこんな橋を作ったものだなあ、凄いねえ」などと月並みな感想を何度も口にしながら運転しました。


posted by やまかます at 20:30|

2019年03月26日

アセビと越冬蝶、そして山葵

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イシガケチョウのアセビ訪花は、今春、二度目の目撃。

花に同化して遠目では全く目立たない。私には一目でそれとわかるけれど。

タテハモドキの姿も久しぶり。落ち葉の上で日光浴しているところはよく見かけていたけど、花に来始めたとういことは、いよいよ活動全開、ってとこだろう。
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うちの敷地に隣り合わせの池は、背後の谷筋からの湧き水が流れ込んでいる。
この湧き水は流量は細いが、ほぼ通年、涸れることがない。

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しかし、今日覗いてみたところ綺麗に砂利が敷かれていた。
元々、肌色の小砂利であったところに誰かが大粒の砂利を撒いたのだ。

ははあ〜ん!Hさんの、しわざだな、とすぐに判った。
そう言えば先々週だったか、砂利を洗う音が聴こえていたのだが「またHさんが何か始めたな」
と察しがついてはいた。
砂利を敷き詰めたすぐ下流には低い堰が拵えてあって、そこには多数のわさびが植えられていた。
一昨年はここでモヤシ栽培を試みて、失敗しているHさん。
なるほど、今年は山葵の栽培に挑戦しているわけだ。

posted by やまかます at 20:55|

2019年03月23日

瓦礫の下からオオキベリアオゴミムシ

立ち枯れたケヤキの幹を歩いていた、シロヒゲナガゾウムシの♂。
一瞬、メスの姿もあったが「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺通り、
オスにカメラを向けているうちにメスを見失ってしまった。が、オスにマトを絞って正解。
メスの動きは速かった。


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庭のコンクリートブロック囲いを片付けた。
一言で言えば簡単そうだが、これがかなりの重労働。

まずはブロック囲いの中に山積みとなっていた土砂をスコップで掻き出し、
これを一輪車で移動。土砂の量は半端ではなく、10数回以上、運搬を繰り返した。

囲いの中が空っぽになったところで、今度は約3キロの大型ハンマーを使ってブロックを破砕した。
出来るだけ細かく破砕したが、時折破片が顔面に向かってはじけて来ることも。ゴーグルを付けるべきだったが
強引に作業を続け、怪我はせずに済んだ。経年劣化でブロックは脆くなっていた。

破砕して細かくなったブロック片を一つ一つ一輪車に放り込んでは、物置の裏までまたもや運搬の繰り返し。
かなりくたびれて、途中で何度も休憩を入れた。

瓦礫を拾い上げているうちに、オオキベリアオゴミムシが走り出た!
「あ!こんなことろにいたんだ」
なるほど、ブロック囲いのわずかな隙間が越冬場所になっていたようだ。
他にはでっかいトビズムカデが、数頭とぐろを巻いていた。

瓦礫回収が完了するまでに、合計3頭のオオキベリアオゴミムシを発見できたのは幸いだった。
シンドかったけれど、報われた気分。ハンマーで潰された個体は見当たらなかった。

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さて、オオキベリアオゴミムシの飼育をやってみようかと思う。
先月、朽木の下から見つけた1頭を加えて、計4頭になった。
4頭のうち、お腹が大きく膨らんだメスと思われる個体もいる。産卵してくれるだろうか?
産卵時期はいつ頃だろうか?
posted by やまかます at 21:44|

2019年03月17日

花粉喰い

しばらく家を空けている間に、アブラナに来ていたケシキスイ科の一種が姿を消し、
それと入れ替わるかのように、キスイモドキ科の一種で賑わっていた。

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体長は5ミリあって、盛んに花粉を食べている。
被毛の色(黄灰色)からすると、キスイモドキだろうか?


都城市から東広島市まで、片道6時間。
九州を出て、下関から続く自然環境の眺めに行きも帰りも見惚れてしまった。
私にとって中国地方は未踏の地であるからだ。
高速バスと新幹線を乗り継いでの長旅だったが、次回は車で往復する予定。

今回は仕事ではなく、今春、大学に進学する次男の下宿探しだった。
東広島市には大学が四つあり、中でも広島大学はマンモス校でもあるため、下宿選びは過当競争となる。
そういう事情をよく知らずに出遅れたようだ。希望する良い条件の物件はほとんどが契約済み。
受験日より以前にすでに下宿を決めてしまう入学生が多いと聞き、ビックリした。
合格発表の後で腰を上げたのでは遅いのだそうだ。

「今頃来ても遅いですよ〜」って、マジ!かね!?
posted by やまかます at 21:41|

2019年03月07日

バターフライ、と クロウスタビガの写真

冷たい北風が強くて、体感温度はかなり低めだった。
北西の空はずっと白く霞んでいて、どうやらPM2.5の数値も高かったようだ。

そんな中、風に煽られながらも花から花へと舞うチョウの姿もあった。


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オオイヌノフグリで吸蜜していたのは、スジグロシロチョウ



さて先日、知り合いの方がクロウスタビガ幼虫を飼育していると聞き及んだ。
そこで、ふと昔に撮影した本種の写真を久しぶりに引き出してみる気になった。

27年前のことだから、もちろんポジ写真。「クロウスタビガ」と上書きされボッテり膨らんだビニール袋から
スリーブ入りの写真を全部取り出して、一枚一枚ライトテーブルに置いてみた。こうして眺めるのも20年ぶり。

1992年、10月2日。群馬県、宝川温泉で撮影したオス。
時期が少し遅かったせいか翅はすでに擦れて傷んでいたが、初めて出会ったクロウスタビガに感激したのも懐かしい。

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翌年。1993年5月、新潟県胎内市(当時、北蒲原郡黒川村)で幼虫期を撮影する機会に恵まれた。
孵化幼虫〜終齢幼虫、そして繭、蛹など全ステージを観察できた。

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キハダが食樹であることに驚き、期待していた繭の形状はいかにも地味でウスタビガに比べると雑な作りであることに拍子抜けした。
幼虫の姿は、ウスタビガとそっくりなのに、繭はこんなにも違うの!?。


落ち葉に紛れた繭から羽化するシーンも、最初から撮影していた。
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ウスタビガの羽化と比較すれば、これも写真映えとしては弱い。けれど私はその瞬間をどうしても見ておきたかった。

メスの産卵。

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posted by やまかます at 21:29|

2019年03月06日

とんがり蛹、ふたたび

蛹が見つかったクロセセリの幼虫を探してみた。
場所は自宅から道路一本隔てた杉植林内。
林の入り口からハナミョウガが出迎えてくれる。


薄暗い林内には、腰の高さくらいの、イヌガシ(クスノキ科)が花をつけていた。
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イヌガシは雌雄異株で雄花は雌花より大きいそうだが、写真はどっちかな?
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この林内ではもうマムシグサが開花していた。一株だけだが。

食痕の多く残っているハナミョウガを見ていったが、蛹の古い台座はいくつか見つかるものの、
幼虫は全くいない。
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やっと見つかったのは、蛹だった。

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2019年03月04日

ハナミョウガに、とんがり蛹

数日ぶりに晴れ間が出た。
霧島山の山容を久しぶりに拝む事ができた。

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写真の高千穂岳、今冬は冠雪が一度も見れなかった。

野焼きの跡を特に鮮やかな緑の絨毯で染めるのは、ツルボ
今の時期はまさに独り勝ち、といったところか。
画面左下にはワレモコウの群落も。

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自宅林に降りて、シロアリの撮影をしていたところ、すぐ目の前にあったハナミョウガの葉が気になった。

「あれ、これはクロセセリの幼虫巣じゃないか?」

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葉が重なったところは明らかに糸で綴り合わせてあるのがわかる。
そっと開いてみたが、中は空っぽですでに空き家になっていた。
「どこに引っ越したかな?」
奥にあった葉を裏返してみれば、

「あ! もう、蛹になってたか」

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蛹の体長は約35ミリ。
写真画面左が頭。
束ねた糸で2箇所を引寄せ、出来た谷の底に蛹は納まっている。

とんがり頭は、サンダーバード1号。


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posted by やまかます at 20:47|

2019年03月01日

足下にご用心

数日前から「そろそろかな、あれは」と気にかけていた。

林をゆっくり歩いてみれば、あ!あった。
昨日は無かったから一晩のうちに伸びたのだろう。マムシグサ

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写真は高さ15センチ程度。
他にも数株あって、地雷を避けるように歩かないといけない。

もっとも毎年同じ場所から顔を出すので、おおよその位置は把握している。


ボケもアセビもまだ開花数が少ないせいか、アブラナで吸蜜する姿が多い、ビロードツリアブ
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posted by やまかます at 20:14|

2019年02月17日

オオキベリアオゴミムシ

庭の朽木の下に潜んでいた。

65ミリマクロレンズ+APS-cカメラだったので、ここまでしか引けなかった。
大きい!
カメラを取っ替えに部屋まで走ろうかと思ったが、見失ってはいけないので一先ず捕獲した。

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体長20ミリを超える、
オオキベリアオゴミムシ Chlaenius nigricans


以前、撮影したのは新潟県胎内市の『胎内昆虫の家』敷地内だったと思う。
もう随分と昔のことなので、久しぶりに出会えて嬉しかった。


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成虫の姿は美しいが、幼虫はカエルの生き血を吸って成長するという変わった生態の持ち主。
どうやら飼育下では、トノサマガエルやヒキガエルでも成長するそうだ。
(ブログ『まるはなのみのみ』参照)
posted by やまかます at 22:29|

2019年01月10日

朽ち木の下

敷地内に転がっているクヌギ、コナラの朽ち木を一つ一つ起こしてみれば、、、。

カブトムシ幼虫、
ちょい小振りだけど、とにかく多い。

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ユミアシゴミムシダマシ
大柄で存在感たっぷり。

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ヒゲジロハサミムシ幼虫
見事なほど艶々ぴかぴかボディ

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そして、押し競饅頭は、、、
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スナゴミムシダマシの一種
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posted by やまかます at 22:54|

2018年12月04日

コウノトリ

午前10時ころ、
地区の方から「うちの前の電線に白くて大きな鳥が2羽おる」と電話があった。
「とにかく大きい〜よ。羽の先が黒色じゃわ。なんちゅう鳥やろうか?」

「ツルかな? すぐ行きますよ!」

車で駆けつけてみれば、遠く離れた車窓からもすぐにわかった。
なるほど、デカイ。

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「あ、コウノトリですね。野生のコウノトリを見るのは初めてですよ」
電話をくれたIさんの傍に車を停めた。
「車がすぐ傍を通っても平気なのに、わしが近寄ると電線に逃げよった」


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カラフルな足輪が付いていた。
「右:金色、左:緑/青」、「右:黄/赤、左:緑/青」(上/下)


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うちから1キロほど離れた田畑でしばらく採餌していたが、このあと午後3時頃に2羽揃って南方向へ飛び去った。
低く飛んでいたからそう遠くまで行ってないだろう。


撮影機材:OLYMPUS OM-D EM-5 Mark2+Canon EF-s 55-250mm
posted by やまかます at 16:05|

2018年11月05日

トゲナナフシ

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自宅林の朝。
ササキリのメスが目線の高さにいた。
昔、産卵する姿を撮影したが、また見てみたくなった。


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トゲナナフシ
目を離すと見失いそうだ。


posted by やまかます at 05:46|

2018年10月31日

ヒナカマキリに出会えた

福岡県、福津市の『竹尾緑地』には午後1時に到着。

ここは常緑樹林の森が広がる保全地。
明日、開催される観察会の下見を行った。天候は曇り。
お目当てのヒナカマキリ、ここならいるはずと思うが、まずはシダレヤナギでコムラサキ幼虫を確認しておく。

さて、ヒナカマキリを探すには目視だけでは時間が掛かると思い、
枯れ葉付き落ち枝の叩き採集をしてみた。
日陰になっている林縁で拾い上げた落ち枝を白いバットの上で叩いてみれば、
なんと一発目で、メスのヒナカマキリがあっさりと落ちた。

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柿の葉裏に潜むウラギンシジミを横目に、奥の森に入ってから叩き出しを続けた。
結果、ヒナカマキリのオスが1頭。

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他にはオオホシカメムシ(多)、チャバネアオカメムシ、アカサシガメ、カモドキサシガメの一種など。

このあと、主催団体のスタッフの方と合流してから、落ち葉の上を歩くヒナカマキリ♀を2頭、目視で発見できた。オスはやや見つけにくいようだ。
明日、観察会の参加者の方々の目で、どのようなシーンを見ることができるだろうか、楽しみだ。

エノキにはゴマダラチョウ幼虫

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posted by やまかます at 21:45|

2018年10月11日

ホウライチクとオオテントウ

日本一大きい天道虫、オオテントウを見たい!
東京に住んでいた頃から憧れていた虫の一つだった。

しかし、九州に移住した当初、どこをどう探せばいいのかまったく検討がつかなかった。
生態についての情報を私は一切知らなかったからだ。

2007年の秋、日南市の海岸林にキイレツチトリモチを探しに出掛けた。
奇異な姿の寄生植物には惹かれるし、とりわけキイレツチトリモチは昆虫が花粉媒介をするというので、どうしてもその様子を撮影しておきたかった。九州に来て日南市を訪れたのもこれが初めて。

地面に這いつくばり落ち葉を舐めるようにして探っているうちに、なんとオオテントウの前翅を偶然にも拾った。
残骸の一部とは言え、初めて見るオオテントウには違いない。シャーロックホームズばりの探偵技とも言えようか。

翌年2008年の1月31日、キイレツチトリモチを撮影した海岸林近くにある鎮守の森を探し歩いて、今度こそは生きたオオテントウに出会えた。
そしてこの年タイミング良くも、高知昆虫研究会の会誌『げんせい』No.84にオオテントウがホウライチクにつくアブラムシを補食するという記事が表紙写真とともに掲載された。この偶然にも驚いた。
ホウライチク、なるほどこの植物の分布は西日本の太平洋岸に限られる。オオテントウになかなか出会えない理由はそれか!と納得できた。
ホウライチクにつくタケツノアブラムシが唯一、オオテントウの糧となるのだ。
初めて成虫を発見できた鎮守の森を改めて歩いてみれば、やはりあったホウライチクが。

というくだりは、過去のブログ『昆虫ある記』でも少し触れてあるが、
10年も前の記憶を辿りつつ、今日は宮崎市のオオテントウ生息地に赴いた。
2年前の6月に観察してから久々のことである。
時期としては少し遅かったようだ。タケツノアブラムシのコロニーはわずかしか見つからなかった。
台風の影響もあっただろうか。

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それでも、一か所でオオテントウの成虫が6頭いた。互いに等間隔をおいていた。
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蛹も一つ。
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すっかり宮崎県内に定着したヒゲナガヘリカメムシも成虫、若齢〜終齢幼虫集団までいた。
写真は終齢。

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私の自宅近くにもわずかながらホウライチクが生えている場所があり、稀ではあるがオオテントウを見ることもあった。あった、というのも2年前にホウライチクのすぐ背後のスギ林が伐採されてしまい、環境が激変したせいか、オオテントウもアブラムシも姿を消してしまったのである。

今日は、Yさんに宮崎市の生息ポイントを教えていただきました。ありがとうございました。
posted by やまかます at 23:38|

2018年10月10日

はねの模様

朝食後、腰に手をあて歯磨きしていたら、窓の外に、、、、、、、。

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クヌギの枯れ葉がねぐらだったようで、朝一番、翅を開いたタテハモドキ、秋型
ほぼ5m先だけど、タテハモドキの眼状模様はよく目立つ。

歯ブラシ口にいれたまま、勝手口から飛び出して撮影。


「はねを拡げておくれ!」との願いも届かず、一気に飛び立って行った、クロコムラサキ♂

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ウォーミングアップ無しでいきなりとは、、、。

EOS-6D:
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
posted by やまかます at 21:15|

2018年09月20日

舞台は揃ったけれど

上米公園の柿の木。熟れた柿の実は様々な昆虫たちで賑わっている。

ルリタテハ、シロテンハナムグリ、ヒメススメバチ、、、。

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柿の実に集まる昆虫を狙って、ハラビロカマキリ
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あの虫が現れる条件も揃ったと言えるだろう。

オオカマキリモドキ、だ。

今年はしかし、どうだろう?
昨日までに数回、午前中に覗いているがまだ姿を見ていない。


ツクツクボウシの頭部はすでに無く、お腹の大きなハラビロカマキリはゆっくりと食事を続けていた。

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オオカマキリモドキは、夜行性。
今夜から夜の観察も始める予定だったが、生憎、朝から雨。
秋雨前線の停滞で、しばらく天候は不安定のようだ。
posted by やまかます at 08:09|

2018年09月07日

ギンイチ詣で

「ギンイチ詣で」のポイントでは、シロヒトリの羽化が盛んのようだ。


シロヒトリ_Z5A8566.jpg


おとなしいので、ちょいと小突いてみる。

シロヒトリ_Z5A8578.jpg


翅を立てて赤い紋様を見せびらかす、という威嚇行動らしいが、果たしてこんなで効果あるのだろうか?

草間の陰に群れている、シロヘリクチブトカメムシの幼虫たち。
このあと脱皮して終齢になっていたから、この時点では4齢の兄弟だろう。
ちなみに脱皮直後は真っ赤。
手前の草を動かすと、一斉にパラパラと地面に散ってしまうので、群れの撮影は難しい。
しばらくするとまた、草上に戻って同じように群れているのだけど。

シロヘリクチブトカメムシ_Z5A8597.jpg


寸暇を利用しつつ、しつこく「ギンイチ詣で」を続けているのは、交尾カップルを見つけたいからだが、
なかなかチャンスに恵まれない。

午前中の夜露がまだ残る時間帯であれば、翅を拡げて日光浴する姿も見られる。
だいぶ翅に擦り傷ができているが、ともかくもじつに地味。


ギンイチモンジセセリ_Z5A8590.jpg


ポイントの畦道+畑に隣接して植わっているクヌギ並木では、大きなオニグモの一種がいた。

オニグモ_Z5A8234.jpg


EOS-5D Mark3 TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD 、EF24mm F2.8 IS USM
+スピードライト430EX III-RT
posted by やまかます at 19:51|

2018年09月05日

野蚕、そして新刊本

シンジュサンは3齢になったところで、庭のクロガネモチに戻した。

幼虫たちは、ライトに飛来した母蛾から採卵しそこから飼育してきた。
当初は袋掛けするつもりだったが、枝の状況などから断念して放飼となった。


シンジュサン_Z5A8376.jpg

3齢から体全体に白い粉をふいた姿になる。
今後いろんな天敵に狙われることもあるだろうが、静観するしかない。


神樹蚕に続いて飼育を始めていたオオミズアオは、クリをよく食べて3齢になっている。
神樹蚕より成長がすこぶる早いようだ。


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ちなみに、ヤシャブシも与えてみたが食べることは食べるのだが、成長が鈍くてやがて食べなくなった。
クリに替えてみるとたちまち元気になるので、やはりヤシャブシはオオミズアオの食樹にはならないのかもしれない。


今月発売予定の新刊『きのこレストラン』(ポプラ社)

きのこレストラン.jpg


ポプラ社の「ふしぎいっぱい 写真絵本シリーズ」での私の著書は、これで10冊目となった。
第一冊目は、2006年の『うんちレストラン』(文・伊地知英信)。
『うんちレストラン』『じゅえきレストラン』『きのこレストラン』と、揃ったところで
次なる『○○○レストラン』が実現するかどうかは、まだ未知数。


 EOS-5D Mark3 TAMRON SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD 
+スピードライト430EX III-RT


Canonからフルサイズ、ミラーレスカメラ EOS-Rの発売発表があった。
時代の流れということだろう。
素通しファインダーの一眼レフカメラを今後購入するつもりはとっくになかったが、とうとう来たか!
という感慨はある。



posted by やまかます at 22:42|

2018年08月14日

惑星「ヤリグモ」

どうやら台風15号は、宮崎県と大分県に向かって西よりに北上しているようだ。
今回も異例のコースを描いているが、その影響か宮崎県三股町では朝からときおり雨が降ったり止んだり。
昨日までの蒸し暑さは幾分和らぎ、夕方から風も吹き始めている。

ツバキの梢で、ヤリグモの卵のうを見つけた。長さは1〜2pほど。

ヤリグモ_0407.jpg
垂直に突き立てた槍のような卵のうの形から「槍蜘蛛」と名付けられたようだ。

その卵のうを取り巻くように、まるで宇宙空間に漂う衛星のごとく浮遊している白いツブツブは、子グモたち。
つまり、卵のうの中はすでに空き家になっているはずだ。

ヤリグモ_0495.jpg

見つけたのは昨日のことで、子グモたちは少なくとも二日間こうして生まれ故郷に留まっている。
いつまでこうしているのだろう?


ヤリグモは他のクモの巣網に侵入してそこの主であるクモを食べる。クモ喰いのクモ。

EOS-6D シグマ50mmマクロ+スピードライト270EX II
posted by やまかます at 21:00|

2018年07月14日

プードルいもむし(毛虫)、繭にこもる

昨日、プードルいもむし「ハガタキコケガ」が繭にこもっていた。
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繭といっても、自分の体毛を抜いて体の回りに並べただけ。もちろん糸で接着しているけれど、糸で紡いだ繭とはほど遠い。外から透け透けで体は丸見え。
蛹のシェルターとしてはいかにも軟弱過ぎる。
この体毛には、例えばアリが嫌うような成分でも含んでいるのだろうか?


そして今朝のこと、もう蛹化していた。前蛹期間は24時間。
上写真の裏側から撮影。

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まだもう一頭いるが、こちらはクワの葉裏で脱皮して、その脱皮殻を食べていた。おそらく終齢になった直後だろう。
ようちゅう_5608.jpg

飼育ケースはこちら↓ ヤシャブシの落ち枝。表面の地衣類だかカビだかをよく食べており、ケースの底には黒いフンがころがっている。

飼育ケース_5614.jpg

セミの発生の具合を見に、都城市中心部にある神柱公園に行ってみた。
アブラゼミの鳴き声はまだ少ない。

アブラゼミ_8917.jpg
羽化当日、地面直下で待機しているセミの幼虫が、カラスに穿り返され食べられた痕跡が結構あった。
都城市で見るのは初めてだ。


三股町の旭が丘運動公園では、若いカラスがアブラゼミの成虫をくわえていた。
今夏初めて見るアブラゼミの姿だ。。
翅をばたつかせているが飛ぶ力は無いようで、地面に放り出されても暴れるだけ。
若いせいか、暴れる獲物を持て余しているようだったが、辺りをキョロキョロと警戒怠りない。
双眼鏡を使ってようやくアブラゼミと判る距離だったのが残念。

posted by やまかます at 08:57|

2018年07月12日

写真絵本『虫・むし・オンステージ!』

森上信夫さんの新刊 『虫・むし・オンステージ!』(フレーベル館)が本日発売となった。

むしむしオンステージ.jpg

森上さんは、白バック写真で構成した著作がこれまでにも多いけれど、今回は虫たちが演技をするページに溢れている。これはまさに「森上昆虫劇場」と言えるだろう。
虫に対する気持ちの入れ込み方が、ちょっと尋常じゃない(笑)。推薦文を書かれた養老孟司さんも「ここまでやるか、、、」と書かれているが、その強烈な虫愛が子供たちの心にどう響くのだろう。ページをめくった子供達の感想を聞いてみたいものである。
posted by やまかます at 19:21|

2018年07月08日

生まれ故郷

雨もすっかり止んだ夕方。
ゆるくカーブを描くススキの葉に、オレンジ色の虫が点々と見つかる。
アカハネナガウンカ、だ。

アカハネナガウンカ_1725.jpg

どの点々も新鮮な姿だなと思いきや、すでに交尾カップルもいた。

アカハネナガウンカはススキに集まり、そこで吸汁しつつ雌雄の出会いがある。そこまでは普通に見ることができる光景だが、その先、どこに産卵しどこで何を糧にして育つのか?
おそらくススキとは縁もゆかりもない場所で幼生期を送っているだろうことは間違いないと思う。


蒸しパンが、あのテカテカの薄皮を剥ぎ取られたような姿になった、ノウタケ
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ちょっと哀れな姿だが、しっかり胞子をまき散らしていることだろう。

足下を転がるように舞っていたのは、ベニイカリモンガ
ベニイカリモンガ_1718.jpg

6月12日に卵からふ化したセダカシャチホコ幼虫が、本日、土中の蛹部屋内で蛹化した。
最終齢数は4齢であった。


posted by やまかます at 19:35|

2018年07月07日

雨宿り

ピアノを置いてある居間から、
「あ!ナナフシ」と、嫁さんの声。

ナナフシ_5566.jpg

わが家の外壁や窓には、雨宿りで駆け込んで来た虫たちの姿が目立つ。
ナナフシもよく見れば、クモの糸やゴミ屑まみれになっている。あちこち、苦難の道を辿ってきたのかもしれない。


一方、仕事部屋の天井には昨夜から、ピカピカのヨツモンマエジロアオシャクがペタリと張り付いている。ここなら安全安心の場所だろうか。

ヨツモンアトジロエダシャク_5560.jpg
けれど、屋内には屋内の天敵が住み着いている。アシダカグモ、ミスジハエトリ、オオゲジ、、、、、、、。
雨は降っているけれど、外に逃がしてやったほうがいいに決まっている。
posted by やまかます at 20:53|

2018年05月25日

植物図鑑

ハンドブックシリーズ(文一総合出版)で先月刊行された
ツツジ・シャクナゲ ハンドブック』


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著者は植物研究者の渡辺洋一さんと、植物写真家の高橋修さん。

ツツジ、シャクナゲと言えば、山岳地の植物。ほとんど人里にかじりついてばかり仕事している私としては、年に数回、山に上がってツツジ類に出会えると感激もひとしおである。
ツツジ類は種類も多く見分けるのは容易でないこともあって、どこか諦めているところもあった。

しかし、本種では見分け方を丁寧にガイドしてくれており、ツツジを見る楽しみを体得できそうな気がして来る。いや、すでに惹き込まれるようにページをめくっている自分がいる。


植物の世界に興味を抱くきっかけを与えてくれた昆虫の筆頭は、私の場合、ジャコウアゲハであった。
昆虫の食草・食樹、というつながり以上に、植物の、ウマノスズクサそのものの魅力に取り憑かれたと言える。
植物図鑑を飽かず眺めていた高校生の頃、昆虫も植物も同じように憧れの世界であった。


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まだ蕾のアジサイに来ていた、キイロトラカミキリ

葉っぱの表面をしきりと舐めていた。
posted by やまかます at 15:19|