2019年07月07日

ゲホウグモの新しい卵のう

先月、6月24日に見つけたゲホウグモの卵のうは、まだ出のうしていない。

大雨以降、形が崩れたことも気になるが、卵のうの中の黒い塊が意外に小さいことも引っかかっている。
今朝も卵のうをチェックしていると、すぐ上部に新しい卵のうが産み付けられていた。

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おそらく昨夜辺りに産卵したのだろう。形はしっかりしている。
少し小さめ。

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夜、仕事部屋の灯りに飛来した、アゲハモドキ
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2019年05月02日

ホソオビヒゲナガとワカバグモ

庭のツツジを見上げたらワカバグモのメスと目が合った。


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卵のうに寄り添ったまま動こうとはしない。

そう言えば、ワカバグモの小グモって、見た記憶がない。出のうの時期が楽しみだが、タイミングよく観察できるかな?


すぐ下の草むらには、ホソオビヒゲナガのメスが佇んでいた。

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2019年04月14日

福津市(福岡県)、竹尾緑地で自然観察会

エノキに登ったゴマダラチョウ幼虫がなかなか見つからず、「ここもいないか!?」
と手に取った小枝に、オジロアシナガゾウムシが抱きついていた。

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「アレ?まだ越冬スタイルなの」


花盛りのイロハカエデにはたくさんのアブ、ハエ類が集まっていたが「どこにしようか?」
と迷い飛びするカップルがいた。
ここでもない、あそこでもない、と決めあぐねること数分。ようやく落ち着いたのは、
オドリバエの一種。オスがプレゼントした獲物にメスがむしゃぶりついた隙に交尾する。
メスが吸血している獲物の正体は判然としないほど崩れていた。

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フキの葉に次々と集まって来た、シロスジヒゲナガハナバチ
ねぐらに集合、というわけだろう。
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気があった仲間かな? 「おやすみなさい」
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ギシギシの葉裏で見つかった小さな繭。
これはアルファルファタコゾウムシの、繭のようだ。

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最初、ハバチ類の繭と勘違いしたが、営繭場所からしても、透けて見える中の蛹の様子からしても、
アルファルファタコゾウムシの繭で間違いない、と思う。

今日の写真は、昨日、福津市の竹尾緑地で下見をした時と、本日の観察会時に撮影したもの。
アルファルファタコゾウムシの幼虫は、参加者の皆さんが次々と見つけてくれて、
ゾウムシの幼虫という私の説明に皆さんえらく驚いていた。
けれど、本種の繭を見るのは私も初めて。
そう言えば、三股町のうちの敷地内で、アルファルファタコゾウムシをまだ見ていない。


竹尾緑地の片隅に、ミヤコグサの群落があった。

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2019年04月10日

葉っぱの裏

サクラの葉裏に、ナシグンバイの姿がポツポツと見られるようになった。ナシグンバイはカメムシの仲間。
成虫越冬なので流石に翅は掠れたりしている。

「やあ!お帰りなさい」

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大学の昆虫学実習では昆虫標本の線画を描くこともあったが、ナシグンバイもその一つで、
B6のケント紙いっぱいに背面図を描いたのも懐かしい。

体長3.5ミリだから、実体顕微鏡を覗きながらの描画だった。
大きい方ではドウガネブイブイなど。
実習で描いた線画は全部処分して手元には一枚も残っていない。

昆虫学の講座には、昆虫学専攻でない学科同級生も多数いて、彼らにとって線画実習はかなり苦痛であったようだ。もちろん私にとっては実に楽しいひと時でした。


ヤブムラサキの葉裏には、ムナコブクモゾウムシがいた。
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いつも独特なポーズをしているが、これも体長3ミリ程度。肉眼ではゴミにしか見えない。
アカメガシワで何度か見つけているが、どうやらアカメガシワの葉脈をかじって汁を吸っているようだ。
けれど今回は、ヤブムラサキにいた。単に移動途中だったのだろうか?


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本種も、成虫越冬のようだ。

サクラと言えば、ムネアカアワフキ。数日前から交尾カップルも見るようになった。
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左がメス。体の大きさ、そして背面の赤い紋様の違いで雌雄の区別がこれほどハッキリと分かる虫は、なんだか嬉しい。
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2019年04月08日

羽化ラッシュ

運転している間、車の窓は全開。袖も捲り上げるほどの暑さ。
これはなんかあるな、という直観もまんざらハズレでは無かった。

お隣、都城市の公園を駆け足で巡ってみた。

ピーヒョロリ♩ピーヒョロリ♫。
しきりと囀っている、ヒヨドリ。こんな時は次の行動が気になる瞬間。

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「あ〜、やはりねえ。すぐそばのヤツデで食事をしたかったんだな」
黒く熟したヤツデの実をパクリ、4個、平らげました。


ヘラノキでは、タケウチトゲアワフキの羽化が始まっていたのには、びっくり。
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3頭の新成虫は皆、幼虫巣のところに留まっていたので、今朝方羽化したのは間違いない。

煙突のように下向きに伸びた幼虫巣の出口に、羽化殻がへばりついているのがわかるだろうか。


昨日と今日、うちの庭では、ムネアカアワフキが立て続けに羽化した。いづれも午前中。
羽化シーンは先月すでに2回撮影しているが、幼虫巣から出てくる最初のところから撮影できたのは今月に入ってから。
しかも今朝の4回目の撮影は、これまでで一番条件が揃っていた。まさに三拍子揃ったと言える完璧な写真になった。

神柱公園ではコムラサキの幼虫が脱皮休眠に入っていたし、エノキの新梢では、
ホシアシブトハバチが盛んに産卵していた。次々と3頭のメスに出会えたのも初めてのこと。

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都城市、神柱公園。
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とは言え、先月の末から一週間、家を空けたツケはそれ相応にあった。
マムシグサの定点撮影は肝心なところがズッポリと抜けてしまい、また来年に再トライとなった。
今年で3年目になる定点撮影だが毎年、何かしら不具合が生じて完璧な連続写真には至っていない。

posted by やまかます at 20:53| Comment(0) |

2019年04月05日

早春の見落とし

一週間ぶりに我が家に帰宅してみれば、庭のサクラもコナラも、若葉で賑わっていた。

家を発つ前日に羽化を観察したムネアカアワフキ

同じ個体かどうかはわからないけれど、メス成虫がチョコンとお辞儀したような、、、。

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「やあ!ただいま」
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で、コナラのフワフワの若葉を覗いてみると、
「あれ!? いたね!」

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「わかるかな?」
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ヤママユの1齢幼虫が、そこにもここにも、3頭。いやまだどこかにもいるはず。

冬の間、結構しっかり見ていたはずなんだけど、見落としていたようだ。
ヤママユの越冬卵。


先月30日から、愛媛県 西予市、松山市、広島県 東広島市、大分県 別府市、と巡って来た。
東広島市には4日間滞在したがほとんどフィールド歩きは出来ていない。
まあそれどころではなかったが、ちょこっとだけ近場の公園を訪れてはみた。
松山から尾道まで「しまなみ海道」を通ってみた。瀬戸内海を眺めながらのドライブは初めてだったが、
天候にも恵まれ気分爽快。「よくこんな橋を作ったものだなあ、凄いねえ」などと月並みな感想を何度も口にしながら運転しました。


posted by やまかます at 20:30| Comment(0) |

2019年03月26日

アセビと越冬蝶、そして山葵

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イシガケチョウのアセビ訪花は、今春、二度目の目撃。

花に同化して遠目では全く目立たない。私には一目でそれとわかるけれど。

タテハモドキの姿も久しぶり。落ち葉の上で日光浴しているところはよく見かけていたけど、花に来始めたとういことは、いよいよ活動全開、ってとこだろう。
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うちの敷地に隣り合わせの池は、背後の谷筋からの湧き水が流れ込んでいる。
この湧き水は流量は細いが、ほぼ通年、涸れることがない。

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しかし、今日覗いてみたところ綺麗に砂利が敷かれていた。
元々、肌色の小砂利であったところに誰かが大粒の砂利を撒いたのだ。

ははあ〜ん!Hさんの、しわざだな、とすぐに判った。
そう言えば先々週だったか、砂利を洗う音が聴こえていたのだが「またHさんが何か始めたな」
と察しがついてはいた。
砂利を敷き詰めたすぐ下流には低い堰が拵えてあって、そこには多数のわさびが植えられていた。
一昨年はここでモヤシ栽培を試みて、失敗しているHさん。
なるほど、今年は山葵の栽培に挑戦しているわけだ。

posted by やまかます at 20:55| Comment(0) |

2019年03月23日

瓦礫の下からオオキベリアオゴミムシ

立ち枯れたケヤキの幹を歩いていた、シロヒゲナガゾウムシの♂。
一瞬、メスの姿もあったが「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺通り、
オスにカメラを向けているうちにメスを見失ってしまった。が、オスにマトを絞って正解。
メスの動きは速かった。


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庭のコンクリートブロック囲いを片付けた。
一言で言えば簡単そうだが、これがかなりの重労働。

まずはブロック囲いの中に山積みとなっていた土砂をスコップで掻き出し、
これを一輪車で移動。土砂の量は半端ではなく、10数回以上、運搬を繰り返した。

囲いの中が空っぽになったところで、今度は約3キロの大型ハンマーを使ってブロックを破砕した。
出来るだけ細かく破砕したが、時折破片が顔面に向かってはじけて来ることも。ゴーグルを付けるべきだったが
強引に作業を続け、怪我はせずに済んだ。経年劣化でブロックは脆くなっていた。

破砕して細かくなったブロック片を一つ一つ一輪車に放り込んでは、物置の裏までまたもや運搬の繰り返し。
かなりくたびれて、途中で何度も休憩を入れた。

瓦礫を拾い上げているうちに、オオキベリアオゴミムシが走り出た!
「あ!こんなことろにいたんだ」
なるほど、ブロック囲いのわずかな隙間が越冬場所になっていたようだ。
他にはでっかいトビズムカデが、数頭とぐろを巻いていた。

瓦礫回収が完了するまでに、合計3頭のオオキベリアオゴミムシを発見できたのは幸いだった。
シンドかったけれど、報われた気分。ハンマーで潰された個体は見当たらなかった。

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さて、オオキベリアオゴミムシの飼育をやってみようかと思う。
先月、朽木の下から見つけた1頭を加えて、計4頭になった。
4頭のうち、お腹が大きく膨らんだメスと思われる個体もいる。産卵してくれるだろうか?
産卵時期はいつ頃だろうか?
posted by やまかます at 21:44| Comment(0) |

2019年03月17日

花粉喰い

しばらく家を空けている間に、アブラナに来ていたケシキスイ科の一種が姿を消し、
それと入れ替わるかのように、キスイモドキ科の一種で賑わっていた。

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体長は5ミリあって、盛んに花粉を食べている。
被毛の色(黄灰色)からすると、キスイモドキだろうか?


都城市から東広島市まで、片道6時間。
九州を出て、下関から続く自然環境の眺めに行きも帰りも見惚れてしまった。
私にとって中国地方は未踏の地であるからだ。
高速バスと新幹線を乗り継いでの長旅だったが、次回は車で往復する予定。

今回は仕事ではなく、今春、大学に進学する次男の下宿探しだった。
東広島市には大学が四つあり、中でも広島大学はマンモス校でもあるため、下宿選びは過当競争となる。
そういう事情をよく知らずに出遅れたようだ。希望する良い条件の物件はほとんどが契約済み。
受験日より以前にすでに下宿を決めてしまう入学生が多いと聞き、ビックリした。
合格発表の後で腰を上げたのでは遅いのだそうだ。

「今頃来ても遅いですよ〜」って、マジ!かね!?
posted by やまかます at 21:41| Comment(0) |

2019年03月07日

バターフライ、と クロスタビガの写真

冷たい北風が強くて、体感温度はかなり低めだった。
北西の空はずっと白く霞んでいて、どうやらPM2.5の数値も高かったようだ。

そんな中、風に煽られながらも花から花へと舞うチョウの姿もあった。


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オオイヌノフグリで吸蜜していたのは、スジグロシロチョウ



さて先日、知り合いの方がクロウスタビガ幼虫を飼育していると聞き及んだ。
そこで、ふと昔に撮影した本種の写真を久しぶりに引き出してみる気になった。

27年前のことだから、もちろんポジ写真。「クロウスタビガ」と上書きされボッテり膨らんだビニール袋から
スリーブ入りの写真を全部取り出して、一枚一枚ライトテーブルに置いてみた。こうして眺めるのも20年ぶり。

1992年、10月2日。群馬県、宝川温泉で撮影したオス。
時期が少し遅かったせいか翅はすでに擦れて傷んでいたが、初めて出会ったクロウスタビガに感激したのも懐かしい。

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翌年。1993年5月、新潟県胎内市(当時、北蒲原郡黒川村)で幼虫期を撮影する機会に恵まれた。
孵化幼虫〜終齢幼虫、そして繭、蛹など全ステージを観察できた。

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キハダが食樹であることに驚き、期待していた繭の形状はいかにも地味でウスタビガに比べると雑な作りであることに拍子抜けした。
幼虫の姿は、ウスタビガとそっくりなのに、繭はこんなにも違うの!?。


落ち葉に紛れた繭から羽化するシーンも、最初から撮影していた。
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ウスタビガの羽化と比較すれば、これも写真映えとしては弱い。けれど私はその瞬間をどうしても見ておきたかった。

メスの産卵。

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posted by やまかます at 21:29| Comment(0) |