2020年10月04日

ヤマタニシ、歩く

カナムグラの花盛りで、少し屈んでみると、花粉の香りがする。
その蕾を食べていたのは、アオドウガネ
じっくり味わっているようだ。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

玄関前の床を歩いていた、ヤマタニシ
蓋があり、眼は触角の付け根にあるのが特徴。近所でよく見かけるけれど、玄関先までやってきたのを見るのは、初めてかもしれない。


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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

昼食は、久しぶりの焼きビーフン。
食べ終わってふと外をみると、アオスジアゲハが花壇のコスモスに来ていた。
よほど空腹だったのか、コスモスの花を何度も何度も巡っては吸蜜していた。


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EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM

日差しがキツいので、日陰の玄関先で作業をしていたら、倉庫前のランタナイシガケチョウとイチモンジチョウ、ツマグロヒョウモン雌雄が来ていた。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ペタリと翅を水平にした姿だから、遠目にもすぐイシガケチョウとわかる。

posted by やまかます at 18:00| Comment(0) |

2020年09月15日

カヤキリのメスは、大きい!

谷津田をグルっと取り巻く農道は、一番奥近くでアラカシの倒木が道を塞いでしまって、はや1ヶ月経った。
そのため、人は何とか通れるが車は通過できず、普段でも通行量が乏しい道がゆえ、
倒木の位置から前後の道までも台風の影響が重なって、道幅がどんどん狭くなっている。

道は人が通わなくなるとたちまち荒れて、道は消えて行く。

谷津田の周回道路はチョロ の散歩ではメインコースだったが、チョロ が亡くなってから歩く頻度がめっきり減ってしまった。まるでそれと呼応するかのように、荒れて消えていく道。

そんな道幅の狭くなった場所で、カヤキリ のメスがいきなり目に飛び込んできた。
草間に潜んではいるが、とにかく大きい。カヤキリの褐色型は初めて見たと思う。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

強引に摘んでみる。噛まれたくないが故、力が入り過ぎ。

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EOS-5D MarkV  EF24mm F2.8 IS USM 270EXU

アラカシ倒木を何とか迂回して抜けると、そこのササに、ゴイシシジミが集まっており、
ササコナフキツノアブラムシの甘露を吸っていた。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


谷津田の手前、公民館の外れの草はらには、タテハモドキが3頭、狭い範囲に屯っていた。
新鮮な姿の秋型と、擦れて貫禄ありの夏型とが混じっていた。
まだしばらくは、夏型と秋型の両者が見られる。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ツノトンボ幼虫群は午前中まで昨日と変わらずだったが、昼前にザア〜っと降った雨のせいか、さらに半数以上が姿を消した。

付近の地面を探してみれば、辛うじて一頭、朽ち木裏側に潜んでいる幼虫が見つかった。
すでに隠蔽偽装を施しており、これではいよいよ見つけるのは難しくなる。

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EOS-5D MarkV シグマ50ミリマクロ 270EXU トリミング
posted by やまかます at 20:07| Comment(0) |

2020年08月29日

ハラビロカマキリ褐色型

日本最大のオオアメンボ。
そのオオアメンボ の、ずばりデッカイとわかるような写真を、というリクエストが入った。
自然状態で、虫の大きさを写真で表現するのは難しい。

オオアメンボを撮影したことはあるが、10年以上前だし、手応えはそこそこだったと記憶している。
まして大きさがわかる写真でないことは間違いない。
ならば撮り下ろすしかない。

猛暑の中、午後2時過ぎ頃から、以前撮影した隣町の公園に行ってみた。
この公園には人工のせせらぎがあり、シオカラトンボも多いので、シオカラトンボ狙いで出向いたことも何度かある。それ以外では、あまりにも植生が単調で貧困な環境ゆえ、まず訪れることはない。
久しぶりに訪れてみると、水量がきわめて少なく、数頭のナミアメンボがいるだけで、オオアメンボ はいなかった。相変わらず、シオカラトンボだけは多い。

目の前のサクラの幹上で、アブラゼミが暴れていた。ハラビロカマキリに捕らえられ、食事が始まったばかり。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

キアゲハの蛹殻がアジサイの茎にあって、羽化して日が浅いことがわかった。
近くに食草があるはず、と探してみれば、4メートル離れた先に、食痕だらけのシラネセンキュウが生えていて、
キアゲハの若齢幼虫が次々と見つかった。全部で6頭。

今日中に何とか撮影しておきたいので、公園を出てから自分ちの林の下にある池に寄ってみた。

車を池に横付け。
すると、ナミアメンボが日陰にウジャウジャいて、オオアメンボも数頭、水面を漂っていた。

「何だ、それなら最初から池に降りてみれば良かった」とは思うが、
機会あるごとに近場のフィールドもこまめに覗いておくことも大事だ。

気を取り直して、オオアメンボをカメラで追っていると、ナミアメンボがフレームの中に入ってき、オオアメンボ に体当たりしたりすることもあった。
ナミアメンボと並んだ、オオアメンボ。今日の成果はそこまで。

明日、もう一度、トライしてみよう。





posted by やまかます at 21:59| Comment(0) |

2020年08月10日

ツユクサアブラムシ

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E-M1 MarkV  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  GODOX TT350 XPro O

ツユクサの総苞を開けてみると、ツユクサアブラムシ幼虫のコロニーが見つかる。


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EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM

午後7時過ぎ、西の空が赤く染まった。

台風5号の影響で風が強く、雨もあったが長くは続かなかった。湿度はやや高め。夕方は曇って涼しくなったので、予定していた草刈り作業を1時間半ほど行った。
チョロのお墓がすっかり草に埋れていたので、周囲をしっかり刈り込んでおいた。
posted by やまかます at 21:17| Comment(0) |

2020年07月26日

狸のため糞とチョウセンベッコウヒラタシデムシ

午前9時04分。

朝から降っていた雨が止んで、雲の間からわずかな青空と、霧島山の山容が浮き上がった。
午前中は曇っていたが、午後からは時折、日射しも出るようになり蒸し暑くなった。

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E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ ハイレゾショット

ヤブガラシで吸蜜する、クロアゲハの♀。
うちの周辺では少ないこともあり、アゲハ類の中ではオナガアゲハについで、撮っている写真の数も少ない。
ヤブガラシで撮影したのも初めてかと思う。クロアゲハは好きなチョウだが、これぞという良い写真もない。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

数日前から観察している、コガネグモの巣を見に行ったら、近くの路上にタヌキのため糞があった。
よく見ると、スクミリンゴガイの貝殻の残骸がたくさん混じっており、そこにチョウセンベッコウヒラタシデムシが来ていた。

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E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3

チョウセンベッコウヒラタシデムシの体はピカピカで、かなり新鮮な個体だ。

昨日、探して見つからなかったアカギカメムシだが、今日、4齢幼虫の群れを見つけた。
このアカメガシワは、『わたしはカメムシ』(ポプラ社:2014)の裏表紙にある写真と同じ木。

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どうやら、産卵したのはだいぶ前のようで、先月の末〜今月初め頃かと思う。

posted by やまかます at 20:45| Comment(0) |

2020年06月23日

アカショウビン

午前6時過ぎ、「アゲハねぐら通り」を少し歩いた。

アカメガシワで食事中だったのは、褐色型のナナフシ
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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6

ストロボの発光には敏感に反応して、すぐさま食事を止めフリーズする。
ので、自然光でそっと撮影をした。

朝食を済ませ、仕事部屋でパソコンに向かっていると、外からアカショウビンの囀りが聴こえた。
それもごく近い場所から。

「えっ!!すぐそこじゃない」

あの透き通った囀りを、こんな至近距離で聴くのは初めてのこと。
毎年、初夏の頃にはアカショウビンの囀りが家の中まで届くけれど、決まって遠くの森から。

「ああ〜、夏と一緒に来たんだな」
溜息まじりに、ふとあの赤い姿を思い描いてみる。

もしやうちの林に来たのでは!?と一瞬期待したが、囀りは一回こっきり。
すぐ部屋から飛び出してみたけど、やはり姿は無かった。

林に踏み込んだその足下、イヌビワの葉にいっぱい「しわざ」を作っていたのは、
キボシカミキリ
数日前からずっと、ここに居座っている。

キボシカミキリ-6230074.jpg
キボシカミキリ-6230077.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6

ツツジから飛び立ち、近くのササに着地したルリチュウレンジハバチを目で追いかけていたら、
そのササの葉上に、何やらいるような気配。

「うん?ナニ」

よくよく顔を近づけてみれば、小さなバッタ類の幼虫が張り付いていた。

ヒメクダマキモドキ-6230109.jpg
E-M1 MarkU  LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

ヒメクダマキモドキの初齢幼虫だろうか?

午後6時38分、杉林の奥の方から、ヒグラシの鳴き声を聴いた。

posted by やまかます at 21:04| Comment(0) |

2020年05月07日

六ヶ村城址

『六ヶ村城址』は、地元では「ろっかんじょう」と呼ばれている。

『六ヶ村城址』は、都城市安久町にあって、標高309mの尾根の展望台からは、
都城市の街並みと霧島山がくっきりと見える。
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麓の安久児童館から展望台までゆっくり歩いて、ほぼ1時間。

児童館の子供達と昆虫や植物の観察を行った。久しぶりの観察会。
よく晴れて最高気温は27度まで上がったが、風があったことと、展望台までのコースは日陰の林道だったので、さほど汗もかかずに済んだ。

ジャコウアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、コミスジ、イシガケチョウ、クロセセリ、オニヤンマ、カワトンボ、ベニカミキリ、ヒメコブオトシブミ、トビサルハムシ、ヨツモンカメノコハムシ、ベニボタル、ハネナシコロギス、、、、、、、

シダの葉を巻いた、イノモトソウノメイガ幼虫巣、
イノモトソウノメイガ幼虫巣-5070041.jpg


1センチほどの、ニンフホソハナカミキリ
ニンフホソハナカミキリ-5070043.jpg



児童館の子供達は日頃からの散歩コースでもあり、ノイチゴを集めたり、見つけた虫の名前を聞きに来たり、と元気に駆け回っていた。
ここには訪れる人は殆どいないので、のびのびと野遊びに浸れる子供達は、とても恵まれている。
昼食は展望台の木陰で弁当を食べた。

たっぷり野歩きをしたあと、児童館に戻ってから、採集したチョウの展翅を私が実演した。
展翅したのは、ナガサキアゲハとクロアゲハ。
展翅標本を知らない1年生、2年生の子たちは特に熱心に見ていた。



posted by やまかます at 20:52| Comment(0) |

2020年04月21日

ウグイスのオス

ウグイスのオスは、朝から晩まで囀っている。

それもササ藪のなか、樹上の繁みなどを縫うように移動しながら。

鳴き声はすれど姿は見えずで、じっと目を凝らしてウグイスのシルエットをなんとか見つけるのがやっと。
チラッと動いた影が、一瞬にして消えてしまう。

それでもしつこく追いかけてみると、ウグイスのオスは頻繁に餌を啄んでいることがわかった。
囀りの合間に虫などの獲物を常に探している。いや食事の合間に囀っているのかもしれない。
藪を縫うようにチョコマカ移動するのは、餌探しのためでもあるのだろう。

毎日、追いかけているオスは、自宅林にある巣内で抱卵中のメスと番いなのであろう。
ウグイスは一夫多妻というから、番い相手のメスは他にもいるかもしれない。
囀りを辿っていくと、彼の縄張りの範囲も見えてきた。

今日の昼過ぎ、ヤマガラのつがいが庭に来ていた。
つい先日も、亡くなったチョロの体毛をしこたま咥え運び去っていた、ヤマガラ。どこかで営巣中なのだろう。
チョロの犬小屋は分解して片付けたが、縁側の下にはまだ体毛が残っていたようだ。

ヤマガラが賑やかに囀っていたせいか、ウグイスのオスが警戒鳴きしてこれもやって来た。

急いで庭に飛び出してみれば、目線の高さの梢(ケヤキ)にいた。
ウグイス-4210174.jpg
OM-D E-M1 MarkV  EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM

ウグイスをお立ち台に引っ張り出してくれたヤマガラに、感謝!

で、一日置きに覗いている巣内では、メスの抱卵が続いている。昨日もまだ卵は3個のままだった。
これ以上は増えないかな?

今朝、午前9時。
少しくたびれた、ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ-4765.jpg
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM

気温が低いため、全く動かない。

ギンイチモンジセセリの幼虫期を撮影してみようと、先日、捕獲したメスから採卵してみた。
詳しくは明日。



posted by やまかます at 21:03| Comment(0) |

2020年01月20日

越冬テント

気になっていたアラカシの葉を見ておいた。
すぐに見つかったのは、Tridrepana属の若齢幼虫。
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この幼虫は、ウコンカギバかヒメウコンカギバのいづれかに違いないはずだが、両種を幼虫で区別するのは不可能のようだ。そこで、属名に留めておこう。
体長は8ミリ程度。終齢は特徴ある突起が並ぶが、すでに瘤状の隆起が目立つ。
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同じアラカシで、葉裏に糸で紡いだテント巣もあった。
脱落しないよう、糸束でしっかりと係留されている。
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これは、サラサリンガ幼虫の越冬巣だ。

以前は自宅林でもよく発生していたが、ここ数年間、見かけなかった。
アラカシはすぐ近所なので、いづれまた戻ってくるのではないか、と思えた。

テント巣を開けると大騒ぎになった。

サラサリンガ-1200017.jpg


午後5時05分。
サラサリンガ-8540.jpg

今日は一日中、雲が多くすっきりとしない天候だった。気温も低め。冬だから当たり前だが、
昨年から冬が冬らしくない、天候が続く。
posted by やまかます at 20:58| Comment(0) |

2020年01月03日

トビイロリンガ幼虫

気温は少し高めだが、一日中日射しがなかった。
午前7時、霧島山は霞んで見えた。

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アラカシの葉裏で行儀よくたたずんでいたのは、トビイロリンガの幼虫。
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本種の繭殻は10月に見つけた。
本種の若齢幼虫は11月中頃から見ており、幼虫越冬のようだ。

アオキの葉裏に、ハバチの一種の繭殻も見つかった。
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この繭と同じものを、6月に落ち葉から見つけている。

繭のついた場所の違いが気になるが、ハバチの正体は不明。
posted by やまかます at 22:14| Comment(0) |

2019年11月28日

新宿、古本市

新宿西口の地下広場で開催されていた古本市にたまたま立ち寄ってみた。

気になる本が何冊もあったが、手にとって買ったのは、一冊の版画集。
2000円也。

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拙著「里山の昆虫ガイドブック」が500円で棚に並んでいた。

新宿地下街にある「カレーのイマサ」は店舗改装中でシャッターが降りていて残念。
ここのハンバーグカレーがお目当てだった。
そこでヨドバシカメラ横の地下にある、「新・高揚ラーメン」で
高揚ラーメンにした。あっさり醤油味。
つけ麺を食べている客のほうが圧倒的に多かった。

打ち合わせを2件、そのあとは池袋西口の居酒屋でささやかな忘年会。



posted by やまかます at 23:29| Comment(0) |

2019年11月26日

静岡市立中央図書館

今日は静岡市立中央図書館で、「子どもの本を学ぶ講座」の講師の仕事。
主催は、静岡市立中央図書館 と 静岡子どもの本を読む会。

演目は『虫と私と写真絵本』

図書館の方や、読む会の方々には大変、お世話になりました。

昨日、鹿児島空港からフジエアラインの直行便(一日一便)で富士山静岡空港に到着。
途中、広大な茶畑では点々と白い花。
ちなみに、宮崎の空港は、宮崎ブーゲンビリア空港とな。

到着出口を出たところでバスの出発時刻2分前だった。乗降口に駆けつけた途端、バスのドアが閉まったけれど
私に気付いた運転手が開けてくれた。ほんとギリギリセーフ。これに乗り損ねると次の便は45分待ち。
空港から静岡市内までは、シャトルバスで約1時間。

駅前のホテルから出て歩くと、気になる居酒屋や飲食店がたくさんあった。しばらくブラブラ見学してから
結局、吉野家の牛丼で夕食。
曰く「静岡まで行っておきながら、吉牛とは寂しい!!」と嫁さん。

講演終了後、新幹線で東京に移動。

posted by やまかます at 21:23| Comment(0) |

2019年11月14日

消えた蛹、小さな幼虫のガチンコ勝負

先日、10日に蛹化したイシガケチョウの蛹だが、、、、

今日になって忽然と消えていた。どこをどう探してもいない。葉っぱごと落ちたか!?と
地面まで探したが見当たらない。どうしたんだろう?

一方、若齢幼虫たちはそれぞれスクスクと成長している。
が、餌となる葉は残り少ない。
そのような食料困窮状況下、2齢が陣取っていた縄張りに3齢が押し入り、
すぐさまツノを使ってのバトルが始まった。

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体の大きさでは3齢の兄貴分の方が断然、有利なはずだが、先に陣取っていた2齢は意地でも譲れない。
根性で粘り勝ちしたように見える。
しばらくして、3齢幼虫は反転して別の場所へと遁走。

流石にここに来て見放すこともできず、この3齢を枯れ枝に載せて、まだ元気に葉を繁らせているイヌビワへと引っ越しさせた。
残っている他の幼虫たちも、いづれは私がノアの方舟を繰り出すことになるのだろうか。
明日は一段と冷え込むようだ。

昨日、庭のツワブキが次々と開花し始めた。
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動きが鈍くなったハラビロカマキリのメスだが、手を出せば、しっかりと威嚇行動をとる。

今日も桜島の降灰が続いて、しかも北風がずっと吹き荒れていた。
そんな中、自宅周辺で活動していたチョウは、

コミスジ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、タテハモドキ、クロヒカゲ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、ヤクシマルリシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、ルリタテハ、アカタテハ、ヒメアカタテハ。

そしてトンボでは、カトリヤンマのオスが休むことなく縄張り飛翔を続けていた。

posted by やまかます at 19:48| Comment(0) |

2019年09月21日

彼岸花、台風17号

今日から予定していた観察会は、台風17号の接近で延期となった。
昨年のこの時期にも台風での延期があったことを思えば、例年のこととも言えるだろう。
三股町では夜になってから風雨が強くなってきた。

日中は時折小雨が降る程度で、庭のヒガンバナには多数のアゲハ類が来ていた。

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大学時代の恩師の訃報が届いた。
昆虫学研究室在学中、もっともよく指導を受けた先生。
質問をすると「ああ、それはたしか、あの方の研究論文があったような、、、」と
すぐに文献を探してくださったこともしばしば。
3年前、米寿のお祝いでお会いできたのが最後となった。

ご冥福をお祈り致します。
posted by やまかます at 19:58| Comment(0) |

2019年08月11日

お盆の準備

午前5時08分、近くからヒグラシの鳴き声が聞こえる。
最初、一頭だけだったが、しばらくして家の反対側からもう一頭が呼応するかのように鳴き始めた。

さらに庭でクサヒバリが鳴き始めた。

午前5時26分、アブラゼミの合唱が始まると、いつの間にかヒグラシの声は消えていた。

連日の猛暑だが朝晩はそこそこ冷え込むようになった。特に夜中は窓を開けて寝ると風邪をひきそうだ。

庭にいたニシキリギリスの♀。草刈りのタイミングが肝心だが、刈り残しの場所も確保してある。キリギリスが好む草地を意識しているせいか、敷地内で姿を見る機会は多い。
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お盆、ということもあって仕事を始める前に掃除やら部屋の片付けに精を出した。
午前8時45分。遅めの犬の散歩に出る。
早速ススキの葉裏で目に留まったのが、シロオビトリノフンダマシ
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トリノフンダマシの仲間の中では小柄なクモ。
腹部の紋様が人面に見えないことも無い。

ミヤマカラスアゲハのメスが、落ち着ける場所を探して迷い飛びしていた。
で、着地したのは杉の梢。地上高3mの位置。
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撮影画像を拡大して見る限り、鱗粉の乱れも擦り傷一つも無く、クモの糸の絡みもない。
もしかしたら今朝にでも羽化しばかりかな?



posted by やまかます at 21:46| Comment(0) |

2019年07月07日

ゲホウグモの新しい卵のう

先月、6月24日に見つけたゲホウグモの卵のうは、まだ出のうしていない。

大雨以降、形が崩れたことも気になるが、卵のうの中の黒い塊が意外に小さいことも引っかかっている。
今朝も卵のうをチェックしていると、すぐ上部に新しい卵のうが産み付けられていた。

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おそらく昨夜辺りに産卵したのだろう。形はしっかりしている。
少し小さめ。

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夜、仕事部屋の灯りに飛来した、アゲハモドキ
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posted by やまかます at 21:34| Comment(0) |

2019年05月02日

ホソオビヒゲナガとワカバグモ

庭のツツジを見上げたらワカバグモのメスと目が合った。


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卵のうに寄り添ったまま動こうとはしない。

そう言えば、ワカバグモの小グモって、見た記憶がない。出のうの時期が楽しみだが、タイミングよく観察できるかな?


すぐ下の草むらには、ホソオビヒゲナガのメスが佇んでいた。

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posted by やまかます at 21:12| Comment(0) |

2019年04月14日

福津市(福岡県)、竹尾緑地で自然観察会

エノキに登ったゴマダラチョウ幼虫がなかなか見つからず、「ここもいないか!?」
と手に取った小枝に、オジロアシナガゾウムシが抱きついていた。

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「アレ?まだ越冬スタイルなの」


花盛りのイロハカエデにはたくさんのアブ、ハエ類が集まっていたが「どこにしようか?」
と迷い飛びするカップルがいた。
ここでもない、あそこでもない、と決めあぐねること数分。ようやく落ち着いたのは、
オドリバエの一種。オスがプレゼントした獲物にメスがむしゃぶりついた隙に交尾する。
メスが吸血している獲物の正体は判然としないほど崩れていた。

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フキの葉に次々と集まって来た、シロスジヒゲナガハナバチ
ねぐらに集合、というわけだろう。
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気があった仲間かな? 「おやすみなさい」
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ギシギシの葉裏で見つかった小さな繭。
これはアルファルファタコゾウムシの、繭のようだ。

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最初、ハバチ類の繭と勘違いしたが、営繭場所からしても、透けて見える中の蛹の様子からしても、
アルファルファタコゾウムシの繭で間違いない、と思う。

今日の写真は、昨日、福津市の竹尾緑地で下見をした時と、本日の観察会時に撮影したもの。
アルファルファタコゾウムシの幼虫は、参加者の皆さんが次々と見つけてくれて、
ゾウムシの幼虫という私の説明に皆さんえらく驚いていた。
けれど、本種の繭を見るのは私も初めて。
そう言えば、三股町のうちの敷地内で、アルファルファタコゾウムシをまだ見ていない。


竹尾緑地の片隅に、ミヤコグサの群落があった。

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2019年04月10日

葉っぱの裏

サクラの葉裏に、ナシグンバイの姿がポツポツと見られるようになった。ナシグンバイはカメムシの仲間。
成虫越冬なので流石に翅は掠れたりしている。

「やあ!お帰りなさい」

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大学の昆虫学実習では昆虫標本の線画を描くこともあったが、ナシグンバイもその一つで、
B6のケント紙いっぱいに背面図を描いたのも懐かしい。

体長3.5ミリだから、実体顕微鏡を覗きながらの描画だった。
大きい方ではドウガネブイブイなど。
実習で描いた線画は全部処分して手元には一枚も残っていない。

昆虫学の講座には、昆虫学専攻でない学科同級生も多数いて、彼らにとって線画実習はかなり苦痛であったようだ。もちろん私にとっては実に楽しいひと時でした。


ヤブムラサキの葉裏には、ムナコブクモゾウムシがいた。
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いつも独特なポーズをしているが、これも体長3ミリ程度。肉眼ではゴミにしか見えない。
アカメガシワで何度か見つけているが、どうやらアカメガシワの葉脈をかじって汁を吸っているようだ。
けれど今回は、ヤブムラサキにいた。単に移動途中だったのだろうか?


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本種も、成虫越冬のようだ。

サクラと言えば、ムネアカアワフキ。数日前から交尾カップルも見るようになった。
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左がメス。体の大きさ、そして背面の赤い紋様の違いで雌雄の区別がこれほどハッキリと分かる虫は、なんだか嬉しい。
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2019年04月08日

羽化ラッシュ

運転している間、車の窓は全開。袖も捲り上げるほどの暑さ。
これはなんかあるな、という直観もまんざらハズレでは無かった。

お隣、都城市の公園を駆け足で巡ってみた。

ピーヒョロリ♩ピーヒョロリ♫。
しきりと囀っている、ヒヨドリ。こんな時は次の行動が気になる瞬間。

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「あ〜、やはりねえ。すぐそばのヤツデで食事をしたかったんだな」
黒く熟したヤツデの実をパクリ、4個、平らげました。


ヘラノキでは、タケウチトゲアワフキの羽化が始まっていたのには、びっくり。
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3頭の新成虫は皆、幼虫巣のところに留まっていたので、今朝方羽化したのは間違いない。

煙突のように下向きに伸びた幼虫巣の出口に、羽化殻がへばりついているのがわかるだろうか。


昨日と今日、うちの庭では、ムネアカアワフキが立て続けに羽化した。いづれも午前中。
羽化シーンは先月すでに2回撮影しているが、幼虫巣から出てくる最初のところから撮影できたのは今月に入ってから。
しかも今朝の4回目の撮影は、これまでで一番条件が揃っていた。まさに三拍子揃ったと言える完璧な写真になった。

神柱公園ではコムラサキの幼虫が脱皮休眠に入っていたし、エノキの新梢では、
ホシアシブトハバチが盛んに産卵していた。次々と3頭のメスに出会えたのも初めてのこと。

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都城市、神柱公園。
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とは言え、先月の末から一週間、家を空けたツケはそれ相応にあった。
マムシグサの定点撮影は肝心なところがズッポリと抜けてしまい、また来年に再トライとなった。
今年で3年目になる定点撮影だが毎年、何かしら不具合が生じて完璧な連続写真には至っていない。

posted by やまかます at 20:53| Comment(0) |