午前7時21分
朝焼けの霧島山 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
平地での積雪はなかったが、うちの庭に置いた温度計は午前8時の段階で、マイナス6.7℃まで下がった。
昨夜遅くまで吹き荒れていた風は止み、おだやかな朝を迎えたがとにかく、寒い!
林に降りると観察路の地面がこれまでになく霜柱が一面にできていて、歩くと足下からザクザクと冷たい音がしていた。林の下の池はもちろん水面に氷が張っていた。
午前8時半
霧島山 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
近所の高台にある熊野神社まで行ってみた。ここからは都城盆地を広く見渡せて、霧島山と桜島の眺望が楽しめる。
うちより少し北よりからの眺めになるので韓国岳(上写真画面右奥)がよく見える。今朝は大気が澄んでいて、雪を抱いて真っ白になった桜島(写真下)もくっきりと聳えていた。
桜島 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
クスノキ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
熊野神社には遠目でもよく目立つ、クスノキ大木がある。ここの境内ではクスノキ以外の木はないに等しく、サザンカとサクラ、ヒサカキ、などの植栽がパラパラとあるだけで、まとまった林がない。自然観察にはまったく向いていない環境なのが残念だ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ヒヨドリなど野鳥の食事事情も厳しくなっているようだ。
アケビの葉っぱ啄んでいたがすぐに止めた。冬でも青い葉っぱが残っている、スイカズラやノキシノブなどもよく啄んでいる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
午後2時過ぎ、霧島山の雪もすっかり溶けたようだ。それでも、寒さは厳しいことに変わり無い。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
2021年07月04日
ヤマグルマ
宮崎県 霧島山
昨夜は、鹿児島県の出水市から宮崎県のえびの市に移動して、京町温泉に投宿した。
この時期、県内旅行では割引があることもあり、あえて県内まで戻ったのだけど、選んだ温泉ホテルは8年前にも泊まったことがあることに、湯船に浸かった時点でようやく気付いた。なんだ、結局、値段で選ぶと同じ宿に落ち着くわけだ、と嫁さんと笑ったのだけど、夕食はそこそこ良い感じだった。だけど食べ残すほどてんこ盛り、なのはどこも同じ。食べたあと体重が一キロも増えていて、びっくりした。
帰り道は霧島山のルート。雨は降らなかったが霧が立ち込めていた。
ヤマボウシ、は今がちょうど花盛り。
先日、都城市のコアカソで見つけたサカハチチョウの幼虫は、出水市に出掛けている間に蛹化していた。
帰宅後、山仕事を2時間ほど行ったが、その後に測った体重はちょうど1キロ減っていた。
ホテルや旅館の夕食は、食べる量を選べるようにして欲しいものだ。まあ全部を食べずに残しもしたけど、それでも普段の倍以上は食べたと思う。
昨夜は、鹿児島県の出水市から宮崎県のえびの市に移動して、京町温泉に投宿した。
この時期、県内旅行では割引があることもあり、あえて県内まで戻ったのだけど、選んだ温泉ホテルは8年前にも泊まったことがあることに、湯船に浸かった時点でようやく気付いた。なんだ、結局、値段で選ぶと同じ宿に落ち着くわけだ、と嫁さんと笑ったのだけど、夕食はそこそこ良い感じだった。だけど食べ残すほどてんこ盛り、なのはどこも同じ。食べたあと体重が一キロも増えていて、びっくりした。
帰り道は霧島山のルート。雨は降らなかったが霧が立ち込めていた。
ヤマボウシ、は今がちょうど花盛り。
先日、都城市のコアカソで見つけたサカハチチョウの幼虫は、出水市に出掛けている間に蛹化していた。
帰宅後、山仕事を2時間ほど行ったが、その後に測った体重はちょうど1キロ減っていた。
ホテルや旅館の夕食は、食べる量を選べるようにして欲しいものだ。まあ全部を食べずに残しもしたけど、それでも普段の倍以上は食べたと思う。
posted by やまかます at 21:10| 樹木
2021年01月31日
2021年01月23日
コバンノキは、トウダイグサ科
三股町
自宅林のほぼ中央にポツンと、一本だけ生えているコバンノキ(昨年4月15日撮影)。
長いことこの木の種名がわからなかった。どうやって調べようか?
当てずっぽうで樹木図鑑のページを眺めていても、なかなか行き当たらなかった。
けれど、どこかで見たことがあるようなイメージがずっと頭の中でモヤモヤしていた。
ふと、今日になって、
「あ! コミカンソウ、じゃないか。たしかに雰囲気が似ている」
コミカンソウはトウダイグサ科だったはず。
そこで、トウダイグサ科に絞り込んで図鑑を開いてみれば、やはり!!
葉っぱの形が小判に似ていることから、コバンノキ。
写真は雄花。
コミカンソウを初めて憶えた頃の図鑑(1985年)では、トウダイグサ科に属していたが、
コミカンソウは、今ではミカンソウ科になっている。
私の頭の中ではずっとトウダイグサ科のままだったので、今日の閃きにつながった。
本日、雨の中のコバンノキの幹。
テイカカズラの蔓が這い上がっている。
自宅林のほぼ中央にポツンと、一本だけ生えているコバンノキ(昨年4月15日撮影)。
長いことこの木の種名がわからなかった。どうやって調べようか?
当てずっぽうで樹木図鑑のページを眺めていても、なかなか行き当たらなかった。
けれど、どこかで見たことがあるようなイメージがずっと頭の中でモヤモヤしていた。
ふと、今日になって、
「あ! コミカンソウ、じゃないか。たしかに雰囲気が似ている」
コミカンソウはトウダイグサ科だったはず。
そこで、トウダイグサ科に絞り込んで図鑑を開いてみれば、やはり!!
葉っぱの形が小判に似ていることから、コバンノキ。
写真は雄花。
コミカンソウを初めて憶えた頃の図鑑(1985年)では、トウダイグサ科に属していたが、
コミカンソウは、今ではミカンソウ科になっている。
私の頭の中ではずっとトウダイグサ科のままだったので、今日の閃きにつながった。
本日、雨の中のコバンノキの幹。
テイカカズラの蔓が這い上がっている。
posted by やまかます at 16:57| 樹木
2021年01月18日
庭のフィールド
三股町
実生から育てたコナラとクヌギは庭の真ん中にあって、年中、気軽に昆虫や鳥の観察を楽しめる。奥には雑木林。
庭の植木は屋根の高さを超えないよう、低い位置にも枝葉を広げるよう、毎年、剪定を欠かせない。
コナラとクヌギ以外には、クワ、イヌザンショウ、アジサイ類、イヌビワ、ネコノチチ、ユズ、キンカン、アカメガシワ、
ビワ、イチイガシ、ヌルデ、ハゼノキ、サクラ、スモモ、ニワウメ、ヤシャブシ、ヒメユズリハ、シラカシ、クロガネモチ、ツバキ、ボケ、コマユミ、クチナシ、ヒメウツギ、ツツジ、ケヤキ、イロハカエデ、アセビ、トキワマンサク、エノキ、、、、、、などなどが、グルリと家屋を取り囲んでおり、
そのわが家の植生見取り図が、『虫のしわざ探偵団』(少年写真新聞社:2018)の前扉に載せてある。
その中で、三本あったヤシャブシは二本が枯れてしまい、残る一本も枯れ枝が目立ち始めていよいよ危なくなっている。
転居した最初の年(13年前)、ヤシャブシにオトシブミ(ナミオトシブミ)がいてすごく喜んだものだが、オトシブミはそれっきりだった。
このところ水浴びタイムが前倒しになった、シロハラ。
今日は午後3時17分に水浴びを済ませていた。
玄関前床の乾いたタイルを見て、夕方帰宅した嫁さんが「今日は来てないね」と一言。
それもそのはず、陽が落ちた頃には、シロハラのしわざはすっかり蒸発して残っていなかった。
出先のフィールドでは撮影するよりか、歩いている時間が長くなった。
この春から夏に掛けて撮影を予定している虫の、準備作業と観察が主目的だが、思うように見つからないことがほとんどなので、ともかく歩いて稼ぐしかない。
実生から育てたコナラとクヌギは庭の真ん中にあって、年中、気軽に昆虫や鳥の観察を楽しめる。奥には雑木林。
庭の植木は屋根の高さを超えないよう、低い位置にも枝葉を広げるよう、毎年、剪定を欠かせない。
コナラとクヌギ以外には、クワ、イヌザンショウ、アジサイ類、イヌビワ、ネコノチチ、ユズ、キンカン、アカメガシワ、
ビワ、イチイガシ、ヌルデ、ハゼノキ、サクラ、スモモ、ニワウメ、ヤシャブシ、ヒメユズリハ、シラカシ、クロガネモチ、ツバキ、ボケ、コマユミ、クチナシ、ヒメウツギ、ツツジ、ケヤキ、イロハカエデ、アセビ、トキワマンサク、エノキ、、、、、、などなどが、グルリと家屋を取り囲んでおり、
そのわが家の植生見取り図が、『虫のしわざ探偵団』(少年写真新聞社:2018)の前扉に載せてある。
その中で、三本あったヤシャブシは二本が枯れてしまい、残る一本も枯れ枝が目立ち始めていよいよ危なくなっている。
転居した最初の年(13年前)、ヤシャブシにオトシブミ(ナミオトシブミ)がいてすごく喜んだものだが、オトシブミはそれっきりだった。
このところ水浴びタイムが前倒しになった、シロハラ。
今日は午後3時17分に水浴びを済ませていた。
玄関前床の乾いたタイルを見て、夕方帰宅した嫁さんが「今日は来てないね」と一言。
それもそのはず、陽が落ちた頃には、シロハラのしわざはすっかり蒸発して残っていなかった。
出先のフィールドでは撮影するよりか、歩いている時間が長くなった。
この春から夏に掛けて撮影を予定している虫の、準備作業と観察が主目的だが、思うように見つからないことがほとんどなので、ともかく歩いて稼ぐしかない。
posted by やまかます at 21:07| 樹木
2020年12月14日
柿の木
三股町 田上
午前8時半。
先月の末頃にはすっかり食べ尽くされた、近所の柿の木。
山里には収穫されないままの柿が多い。
鳥やサル、タヌキ、テン、などの貴重な食料となっているが、それはそれで地域によっては様々な問題になることだろう。
柿の木のすぐ下の草むらから、キジ♀の鳴き声が聞こえていたが、姿は見えず。
一羽のオスが三、四羽のメスを連れているのを、たまに見かける。
午後3時20分。霧島山。
まだ冠雪はない。
今日は曇りで晴れ間はわずか、冷たい北風が強く吹き続けた。いよいよ、冬本番!
予定していた撮影は午前中のうちに早々と切り上げ鳥の観察に費やし、午後からは明日以降の準備作業に取り掛かった。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
午前8時半。
先月の末頃にはすっかり食べ尽くされた、近所の柿の木。
山里には収穫されないままの柿が多い。
鳥やサル、タヌキ、テン、などの貴重な食料となっているが、それはそれで地域によっては様々な問題になることだろう。
柿の木のすぐ下の草むらから、キジ♀の鳴き声が聞こえていたが、姿は見えず。
一羽のオスが三、四羽のメスを連れているのを、たまに見かける。
午後3時20分。霧島山。
まだ冠雪はない。
今日は曇りで晴れ間はわずか、冷たい北風が強く吹き続けた。いよいよ、冬本番!
予定していた撮影は午前中のうちに早々と切り上げ鳥の観察に費やし、午後からは明日以降の準備作業に取り掛かった。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 20:48| 樹木
2020年12月11日
今日の拾いもの
三股町 田上
林の縁にある大きなエノキ。
数日前から、パチパチ、という音が樹上から聴こえていた。
庭に出て見上げてみるとイカルの群れがいて、エノキの果実を食べる音だった。
警戒心が強い鳥なので、私の姿を見てすぐ一斉に飛び去ってしまった。
エノキの根際には白い糞と、枝ごと落ちた果実が多数、散らばっていた。
しばらく果実拾いをしていたら、いつの間にか頭上からパチパチと音がする。
食べたりなかったのか、一羽のイカルが戻っていた。
OM-D E-M1 MarkU
EF400mm F5.6L USM
ふと横を見れば、ユズの枝にナガサキアゲハの終齢幼虫がいた。
さらに若齢までいた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
林の縁にある大きなエノキ。
数日前から、パチパチ、という音が樹上から聴こえていた。
庭に出て見上げてみるとイカルの群れがいて、エノキの果実を食べる音だった。
警戒心が強い鳥なので、私の姿を見てすぐ一斉に飛び去ってしまった。
エノキの根際には白い糞と、枝ごと落ちた果実が多数、散らばっていた。
しばらく果実拾いをしていたら、いつの間にか頭上からパチパチと音がする。
食べたりなかったのか、一羽のイカルが戻っていた。
OM-D E-M1 MarkU
EF400mm F5.6L USM
ふと横を見れば、ユズの枝にナガサキアゲハの終齢幼虫がいた。
さらに若齢までいた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 00:00| 樹木
2020年11月25日
テイカカズラの果実と種子
三股町 田上
テイカカズラの蔓は、自宅林にも数多く見られるが、花をつける株は限られている。
林のほぼ中央、センダンの太い幹に絡んだテイカカズラは、今年も5月末頃に開花した。
(写真は5月24日に撮影:Canon EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM )
今の時期は、果実が実り、そろそろ種子が弾け始める頃。
(種子落下は、プロキャプチャーモードで撮影)
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
上米公園
先日のスミナガシ3齢幼虫がいるヤマビワは、継続観察しているウスタビガ繭のイロハカデから歩いてすぐの場所。今日もまた覗いてみた。
このあと4齢、5齢と順調に成長できるだろうか?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
テイカカズラの蔓は、自宅林にも数多く見られるが、花をつける株は限られている。
林のほぼ中央、センダンの太い幹に絡んだテイカカズラは、今年も5月末頃に開花した。
(写真は5月24日に撮影:Canon EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM )
今の時期は、果実が実り、そろそろ種子が弾け始める頃。
(種子落下は、プロキャプチャーモードで撮影)
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
上米公園
先日のスミナガシ3齢幼虫がいるヤマビワは、継続観察しているウスタビガ繭のイロハカデから歩いてすぐの場所。今日もまた覗いてみた。
このあと4齢、5齢と順調に成長できるだろうか?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 20:32| 樹木
2020年07月03日
樹液レストラン〜客の顔ぶれ増えたけれど
頭の回転が鈍くなったときは、体を動かすべし。
日差しはキツいが、草刈り作業を行ったのは、昨日、午後2時からのこと。
今日からしばらく雨が続くので、その前に片付けてもおきたかった。
体を動かすうち、何かしら閃くこともあれば、ただ疲れるだけに終わることもある。
後者だったとしても、気分転換になればそれでもいい。
刈っていく先々に、キリギリスやヒメギスが避難していく姿があった。
午後5時には、作業終了。
こってりとバテてしまい、布団に入って読書もそこそこ、すぐ爆睡。
さて、先日、庭のクヌギ樹液レストランは寂しい、とは書いたけど、
昨日はカブトムシを筆頭に役者の顔ぶれが少し増えた。
カブトムシ、ゴマダラチョウ、カナブン、オオスズメバチ、ヨツボシオオキスイ、ハエ類、、、、。
オオスズメバチは落ち着きがなく、カブトムシを追っ払ったはいいけど、すぐに去ってしまった。
オオスズメバチが去ると、カブトムシの天下。
けれど、後から割り込んで来たカブトムシのメスに対して、オスは攻撃的ですぐに追い出してしまう。
よほど腹を空かしているのか。
ゴマダラチョウは長いストローを器用に使うので、まさにソーシャルディスタンスをとっているおかげで、カブトムシの機嫌を損ねることはほぼ無い。
カブトムシとゴマダラチョウが向かい合わせになっているところへ、上空から羽音が聞こえてきた。
「お!新参者、登場か」
と、期待を込めて見上げれば、シロテンハナムグリが樹上を颯爽と舞い降りてくる。
が、途中で羽音がピタリと止んだ。
「あ!コガネグモの網に掛かった」
あっという間に、糸でグルグル巻きにされて,
「お一人様、キャンセル!です」
「こちらは、クモの巣網レストラン、でございます」
隣に並ぶコナラの茂みには、一回り大きいカブトムシのオスがじっと潜んでいた。
「ワイは、夜勤めやから、起こさんといて!」
少し離れたもう一本のクヌギ樹液は、先日紹介したように、もっぱらノコギリクワガタ族で、貸し切り状態。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
今日は、大雨。
ほぼ終日降り止むこともなく、そして夜になってからは雷と風も出てきた。
日差しはキツいが、草刈り作業を行ったのは、昨日、午後2時からのこと。
今日からしばらく雨が続くので、その前に片付けてもおきたかった。
体を動かすうち、何かしら閃くこともあれば、ただ疲れるだけに終わることもある。
後者だったとしても、気分転換になればそれでもいい。
刈っていく先々に、キリギリスやヒメギスが避難していく姿があった。
午後5時には、作業終了。
こってりとバテてしまい、布団に入って読書もそこそこ、すぐ爆睡。
さて、先日、庭のクヌギ樹液レストランは寂しい、とは書いたけど、
昨日はカブトムシを筆頭に役者の顔ぶれが少し増えた。
カブトムシ、ゴマダラチョウ、カナブン、オオスズメバチ、ヨツボシオオキスイ、ハエ類、、、、。
オオスズメバチは落ち着きがなく、カブトムシを追っ払ったはいいけど、すぐに去ってしまった。
オオスズメバチが去ると、カブトムシの天下。
けれど、後から割り込んで来たカブトムシのメスに対して、オスは攻撃的ですぐに追い出してしまう。
よほど腹を空かしているのか。
ゴマダラチョウは長いストローを器用に使うので、まさにソーシャルディスタンスをとっているおかげで、カブトムシの機嫌を損ねることはほぼ無い。
カブトムシとゴマダラチョウが向かい合わせになっているところへ、上空から羽音が聞こえてきた。
「お!新参者、登場か」
と、期待を込めて見上げれば、シロテンハナムグリが樹上を颯爽と舞い降りてくる。
が、途中で羽音がピタリと止んだ。
「あ!コガネグモの網に掛かった」
あっという間に、糸でグルグル巻きにされて,
「お一人様、キャンセル!です」
「こちらは、クモの巣網レストラン、でございます」
隣に並ぶコナラの茂みには、一回り大きいカブトムシのオスがじっと潜んでいた。
「ワイは、夜勤めやから、起こさんといて!」
少し離れたもう一本のクヌギ樹液は、先日紹介したように、もっぱらノコギリクワガタ族で、貸し切り状態。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
今日は、大雨。
ほぼ終日降り止むこともなく、そして夜になってからは雷と風も出てきた。
posted by やまかます at 22:14| 樹木
2020年05月02日
エゴノキ、開花
エゴノキの白い花が目立ち始めた。
OM-D E-M1 Mark3 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
エゴノキが満開になる頃、ゲンジボタルが姿を見せ始める、もう間近だ。
エナガの巣立ちビナと、親鳥が庭にやって来た。
親鳥はクヌギの梢でイモムシを捕らえては、ヒナに給餌していた。
ヒナと言っても、もう親鳥とほぼ同じくらい体格のある幼鳥。
クヌギからネコノチチに飛び移った親鳥。
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USMSPEEDLITE430EXV-RT
コナラにカゲロウの一種。
OM-D E-M1 Mark3 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
今日も仕事部屋の裏口で、ドングリを食べていた、アナグマ。
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM
目の周囲に皮膚病の症状がある。疥癬だろうか。
尻尾はほとんど毛が抜け落ちている。
アナグマの動きを見ていると、どうも視力がかなり低いように思える。
私がすぐ近くに立っていても、じっとしていると気付かないようだ。
OM-D E-M1 Mark3 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
エゴノキが満開になる頃、ゲンジボタルが姿を見せ始める、もう間近だ。
エナガの巣立ちビナと、親鳥が庭にやって来た。
親鳥はクヌギの梢でイモムシを捕らえては、ヒナに給餌していた。
ヒナと言っても、もう親鳥とほぼ同じくらい体格のある幼鳥。
クヌギからネコノチチに飛び移った親鳥。
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USMSPEEDLITE430EXV-RT
コナラにカゲロウの一種。
OM-D E-M1 Mark3 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
今日も仕事部屋の裏口で、ドングリを食べていた、アナグマ。
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM
目の周囲に皮膚病の症状がある。疥癬だろうか。
尻尾はほとんど毛が抜け落ちている。
アナグマの動きを見ていると、どうも視力がかなり低いように思える。
私がすぐ近くに立っていても、じっとしていると気付かないようだ。
posted by やまかます at 22:13| 樹木
2020年04月18日
サンゴジュとサツマシジミ、コデマリとホソコハナムグリ
午前8時20分。
公民館裏のサンゴジュの蕾が賑やかになった。
強風の中、来るかな?と見上げてみれば、サツマシジミのメスがちょうど、日光浴をしていた。
しばらくウォーミングアップを行った後、蕾に取り付いて、産卵を始めた。
高い梢なので、卵は確認できず。きっと手の届く蕾にも産卵しているはずだ。
蕾そっくりの幼虫が育つまで、待つとしよう。
自宅林に一本だけ生えているエゴノキの蕾も日々、僅かづつながら膨らんでいる。
今年の開花は早くなりそうだ。
午後1時半。
庭のコデマリの花に来ている虫は少なく、ヒラタハナムグリ、クロウリハムシ、
そして、ホソコハナムグリ、がいた。
ホソコハナムグリの登場は例年より早め。本種は数が少ないようで、前にも書いたがいつも一頭ぼっち?だ。
今日は自宅林でミヤマセセリの♀をようやく見た。今春は全く姿を見ないので気になっていた。
公民館裏のサンゴジュの蕾が賑やかになった。
強風の中、来るかな?と見上げてみれば、サツマシジミのメスがちょうど、日光浴をしていた。
しばらくウォーミングアップを行った後、蕾に取り付いて、産卵を始めた。
高い梢なので、卵は確認できず。きっと手の届く蕾にも産卵しているはずだ。
蕾そっくりの幼虫が育つまで、待つとしよう。
自宅林に一本だけ生えているエゴノキの蕾も日々、僅かづつながら膨らんでいる。
今年の開花は早くなりそうだ。
午後1時半。
庭のコデマリの花に来ている虫は少なく、ヒラタハナムグリ、クロウリハムシ、
そして、ホソコハナムグリ、がいた。
ホソコハナムグリの登場は例年より早め。本種は数が少ないようで、前にも書いたがいつも一頭ぼっち?だ。
今日は自宅林でミヤマセセリの♀をようやく見た。今春は全く姿を見ないので気になっていた。
posted by やまかます at 21:59| 樹木
2020年04月14日
芽吹き様々
カラスザンショウの芽吹きが始まった。
クヌギやコナラに比べるとかなり遅い。
カラスザンショウと肩を並べる、センダンはさらに遅い。
アカメガシワは、名前のごとく赤芽が目立つ。
足元のあちこちで、ウバユリが大きな葉を広げている。
年々、株の数が増えてきている。
ヨコヅナサシガメ、5齢幼虫、色付いた成虫、羽化直後の成虫の、三点セット。
夕方、電話に出ていると、出窓越しに、林の梢を移動するツツドリが目線の高さに。
電話の応対を中断するわけにもいかず、横目でツツドリの動きを追った。
先日、ウグイスの巣から飛び出してきたのは、やはりツツドリだったようだ。
実は5日前にも、クワゴマダラヒトリをくわえているところをほぼ同じ場所で目撃している。
ツツドリが連日、巣の周辺を行き交うのだから、ウグイスも落ち着かないのではないだろうか。
ツツドリが托卵するとして、さて、何色の卵を産むのだろう?
クヌギやコナラに比べるとかなり遅い。
カラスザンショウと肩を並べる、センダンはさらに遅い。
アカメガシワは、名前のごとく赤芽が目立つ。
足元のあちこちで、ウバユリが大きな葉を広げている。
年々、株の数が増えてきている。
ヨコヅナサシガメ、5齢幼虫、色付いた成虫、羽化直後の成虫の、三点セット。
夕方、電話に出ていると、出窓越しに、林の梢を移動するツツドリが目線の高さに。
電話の応対を中断するわけにもいかず、横目でツツドリの動きを追った。
先日、ウグイスの巣から飛び出してきたのは、やはりツツドリだったようだ。
実は5日前にも、クワゴマダラヒトリをくわえているところをほぼ同じ場所で目撃している。
ツツドリが連日、巣の周辺を行き交うのだから、ウグイスも落ち着かないのではないだろうか。
ツツドリが托卵するとして、さて、何色の卵を産むのだろう?
posted by やまかます at 20:43| 樹木
2020年03月26日
コナラの芽吹き盛ん
朝から雨が降ったり止んだり。
ソメイヨシノの開花はポツポツ始まったが、気温は久々に低め。
サクラの開花よりも、コナラの芽吹きの彩りに気持ちが春めく。
双眼実体顕微鏡の台を作った。
透過観察をしたいときには必須の、台である。
検体に下から光を当てるための台だが、頻度は少ないのでこれまでは本を重ねたりしてあり合わせで誤魔化してきた。
要は実体顕微鏡に、下駄を履かせればいいわけだ。
けれど本などでは不安定だし、そもそも面倒だし、格好悪いし、で、
ようやく腰を上げた。工作時間は1時間少々。ガッチリした常設の台が完成した。
材料は端材など、手元にあるもので間に合った。買い物は一切無し。
形状は、便座に似ていなくも無い。いづれ気が向いたら、表面処理もしっかりやっておこう。
ソメイヨシノの開花はポツポツ始まったが、気温は久々に低め。
サクラの開花よりも、コナラの芽吹きの彩りに気持ちが春めく。
双眼実体顕微鏡の台を作った。
透過観察をしたいときには必須の、台である。
検体に下から光を当てるための台だが、頻度は少ないのでこれまでは本を重ねたりしてあり合わせで誤魔化してきた。
要は実体顕微鏡に、下駄を履かせればいいわけだ。
けれど本などでは不安定だし、そもそも面倒だし、格好悪いし、で、
ようやく腰を上げた。工作時間は1時間少々。ガッチリした常設の台が完成した。
材料は端材など、手元にあるもので間に合った。買い物は一切無し。
形状は、便座に似ていなくも無い。いづれ気が向いたら、表面処理もしっかりやっておこう。
posted by やまかます at 21:00| 樹木
2020年03月07日
クヌギ、一足早い芽生え
例年、芽吹きが早いクヌギ。
一部の枝のみだけど、手に取れるような高さ。
虫こぶのクヌギハナカイメンフシも毎年、同じ梢から現れる。
庭には今日もシロハラが長い時間、餌探しに夢中。よほど餌が見つけ易いと見える。
窓ガラス越しにじっと見ていても、逃げようとはしない。
花の表情が昨日とは違う、レンゲ。
一部の枝のみだけど、手に取れるような高さ。
虫こぶのクヌギハナカイメンフシも毎年、同じ梢から現れる。
庭には今日もシロハラが長い時間、餌探しに夢中。よほど餌が見つけ易いと見える。
窓ガラス越しにじっと見ていても、逃げようとはしない。
花の表情が昨日とは違う、レンゲ。
posted by やまかます at 20:49| 樹木
2019年12月04日
2019年11月05日
キハダの実
蝶が好きなお宅の庭木には、キハダが一本くらいはあるかもしれない。
ミヤマカラスアゲハの飼育には欠かせない食樹であり、
もしや母蝶が飛来するかもしれない、という期待もあるだろう。
生息地から離れた街中であっても、稀にそういうことがあるから、気まぐれな母蝶にラブコールを送りたくなるというものだ。
かなり、いやウンとウンと昔、ある昆虫雑誌に、ミヤマカラスアゲハの飼育法を紹介した記事があって、食い入るように読んだことも懐かしい。飼育ケースは大型のタッパー容器を使う方法だった。
記事の中で、キハダは水揚げが悪く、萎れないようにするため密閉容器を使うことを薦めていた。
飼育する頭数にもよるが食べる量も半端ではないので、新鮮な葉を供給するには庭木に植えておくのが一番とあった。
確かにキハダはどこにでも生えているものではなく、かと言って山地の自生地まで通うのもほとんど不可能。
で、記事の著者はキハダの実を希望者には差し上げます、とまで書かれてあったと思う。
実生から育てて、食樹として使えるまで成長するにはどのくらいの年数が必要かは忘れた。
しかし結局、私はミヤマカラスアゲハの飼育をする機会に恵まれることはなかった。
成虫の採集どころか目撃すら果たせなかったと思う。
ミヤマカラスアゲハはかなり長い年数の間、憧れの蝶であり続けた。それはそれで良かったような気もする。今となってみれば、、、。
さて、都城市内の公園に植えられている、キハダを見てきた。
ここは私の自宅から一番近い場所にあるキハダ、になる。雌株なので果実がたくさんなっていた。
このあと熟すと黒くなる。
かつて憧れだったミヤマカラスアゲハは、今では四季折々、庭の花壇に飛来し自宅林のカラスザンショウで繁殖もしている。
カラスザンショウは大木なので、卵や幼虫を見ることは難しいが、稀に地上近くで蛹が見つかることがある。
飼育したいという、昔には抱いていた欲望は自然と薄れて、あるがままの姿を見れる時に見れればいい、と思うようになった。追い求めなくても、向こうからやって来る環境に住んでいるのだから当然と言えば当然。
キハダでは、ミヤマカラスアゲハ以外に、エサキモンキツノカメムシも繁殖する。
キハダの果実は、エサキモンキツノカメムシの幼虫たちが育つための必須の栄養源になるためだ。
キハダの樹冠を眺めたあと、少し歩いていると、イロハカエデの梢にいたキジバトと目があった。
日陰になっていたので、露出をちょいプラス補正。
クルクルと地面から舞い上がったムラサキシジミが、またすぐに降りてきて、
草の上の朝露を吸い始めた。
ミヤマカラスアゲハの飼育には欠かせない食樹であり、
もしや母蝶が飛来するかもしれない、という期待もあるだろう。
生息地から離れた街中であっても、稀にそういうことがあるから、気まぐれな母蝶にラブコールを送りたくなるというものだ。
かなり、いやウンとウンと昔、ある昆虫雑誌に、ミヤマカラスアゲハの飼育法を紹介した記事があって、食い入るように読んだことも懐かしい。飼育ケースは大型のタッパー容器を使う方法だった。
記事の中で、キハダは水揚げが悪く、萎れないようにするため密閉容器を使うことを薦めていた。
飼育する頭数にもよるが食べる量も半端ではないので、新鮮な葉を供給するには庭木に植えておくのが一番とあった。
確かにキハダはどこにでも生えているものではなく、かと言って山地の自生地まで通うのもほとんど不可能。
で、記事の著者はキハダの実を希望者には差し上げます、とまで書かれてあったと思う。
実生から育てて、食樹として使えるまで成長するにはどのくらいの年数が必要かは忘れた。
しかし結局、私はミヤマカラスアゲハの飼育をする機会に恵まれることはなかった。
成虫の採集どころか目撃すら果たせなかったと思う。
ミヤマカラスアゲハはかなり長い年数の間、憧れの蝶であり続けた。それはそれで良かったような気もする。今となってみれば、、、。
さて、都城市内の公園に植えられている、キハダを見てきた。
ここは私の自宅から一番近い場所にあるキハダ、になる。雌株なので果実がたくさんなっていた。
このあと熟すと黒くなる。
かつて憧れだったミヤマカラスアゲハは、今では四季折々、庭の花壇に飛来し自宅林のカラスザンショウで繁殖もしている。
カラスザンショウは大木なので、卵や幼虫を見ることは難しいが、稀に地上近くで蛹が見つかることがある。
飼育したいという、昔には抱いていた欲望は自然と薄れて、あるがままの姿を見れる時に見れればいい、と思うようになった。追い求めなくても、向こうからやって来る環境に住んでいるのだから当然と言えば当然。
キハダでは、ミヤマカラスアゲハ以外に、エサキモンキツノカメムシも繁殖する。
キハダの果実は、エサキモンキツノカメムシの幼虫たちが育つための必須の栄養源になるためだ。
キハダの樹冠を眺めたあと、少し歩いていると、イロハカエデの梢にいたキジバトと目があった。
日陰になっていたので、露出をちょいプラス補正。
クルクルと地面から舞い上がったムラサキシジミが、またすぐに降りてきて、
草の上の朝露を吸い始めた。
posted by やまかます at 21:56| 樹木
2019年11月03日
ツタウルシ
ツタウルシの紅葉が見たくなって、霧島山の高千穂河原に行ってみた。
画面中央、稜線の窪んだところにちょこんと見えているのが高千穂峰で、標高1,574m。
高千穂河原の登り口から1時間半のコース。
10年前の5月、ミヤマキリシマの撮影で登ったことがあるが、砂礫の崩れやすい直登は結構キツかった
連休とあって県外ナンバーの車もチラホラ。多くの登山客で賑わっており、砂礫の直登コースには人の列ができているのが遠目にも見えた。
今日は写真画面下の駐車場右手奥にある自然研究路の森を歩いた。
ここに入る人は極めて少ないので落ち着いて観察歩きができる。
3年前、ここでハルゼミの羽化の撮影を行った。
研究路の地面には大粒の火山灰がビッシリ。
ハルゼミの撮影をした春には、ツタウルシの新緑が目についたことを思い起こしながら、
樹冠を見上げると、、、、
紅葉したツタウルシ。
こちらは、トウダイグサ科の、シラキ。
森の中に観察舎がポツンと建っている。
中はガランとしていて、鳥の剥製が飾っているだけ。
観察舎の横に人工池があって「ここは鳥の水場だね」などと話している最中に、本当に鳥がやって来た。
アトリだ。
すぐ近くにも関わらず、落ち着いて水を飲んで行った。
地面を這うかのように、低く飛んでいたのは、オオセンチコガネ。
膝元に来たので手ではたき落としたが、残念ながら見失ってしまった。
黄金色に輝いていた姿が気になって、しっかり見ておきたかった。
他にアサギマダラとオオスズメバチが飛んでいたが、虫はさっぱり。
駐車場に戻ってみると、後ろタイヤの所に、ヒメツチハンミョウがいた。
「待ってくれていたんだよ、コレは!」
手にとると死にマネをして、黄色いカンタリジンを出した。
帰宅途中のゴボウ畑で、花茎がポツポツと伸び上がっていのが目に止まった。
気にはなったがまだ開花は少し先の様子だったので、また後日、出直すことにした。
画面中央、稜線の窪んだところにちょこんと見えているのが高千穂峰で、標高1,574m。
高千穂河原の登り口から1時間半のコース。
10年前の5月、ミヤマキリシマの撮影で登ったことがあるが、砂礫の崩れやすい直登は結構キツかった
連休とあって県外ナンバーの車もチラホラ。多くの登山客で賑わっており、砂礫の直登コースには人の列ができているのが遠目にも見えた。
今日は写真画面下の駐車場右手奥にある自然研究路の森を歩いた。
ここに入る人は極めて少ないので落ち着いて観察歩きができる。
3年前、ここでハルゼミの羽化の撮影を行った。
研究路の地面には大粒の火山灰がビッシリ。
ハルゼミの撮影をした春には、ツタウルシの新緑が目についたことを思い起こしながら、
樹冠を見上げると、、、、
紅葉したツタウルシ。
こちらは、トウダイグサ科の、シラキ。
森の中に観察舎がポツンと建っている。
中はガランとしていて、鳥の剥製が飾っているだけ。
観察舎の横に人工池があって「ここは鳥の水場だね」などと話している最中に、本当に鳥がやって来た。
アトリだ。
すぐ近くにも関わらず、落ち着いて水を飲んで行った。
地面を這うかのように、低く飛んでいたのは、オオセンチコガネ。
膝元に来たので手ではたき落としたが、残念ながら見失ってしまった。
黄金色に輝いていた姿が気になって、しっかり見ておきたかった。
他にアサギマダラとオオスズメバチが飛んでいたが、虫はさっぱり。
駐車場に戻ってみると、後ろタイヤの所に、ヒメツチハンミョウがいた。
「待ってくれていたんだよ、コレは!」
手にとると死にマネをして、黄色いカンタリジンを出した。
帰宅途中のゴボウ畑で、花茎がポツポツと伸び上がっていのが目に止まった。
気にはなったがまだ開花は少し先の様子だったので、また後日、出直すことにした。
posted by やまかます at 21:06| 樹木
2019年03月10日
満開、ヒサカキの花
林に降りるとヒサカキの花の香りが漂ってくる。
人によっては不快に感じるかも知れない。
私は嫌いでもないが、好きな香りとは言い難い。微妙な匂いだ。
下向きに開いた雄花を仰いで見れば、中にちいちゃい虫がたまに入っている。大概は頭を奥にしているので見えているのはお尻だ。
けれどよくよく探してみると、頭を外向きにしていることもある。
(写真は全て昨日9日に撮影)
先日載せたアブラナの花に潜り込んでいたケシキスイ類とよく似ている。
口には花粉をいっぱい付けている。
一つの花に2頭入っていることもあった。これはペアだろうか?
いや多分そうだろう。
花にはハチやアブ、ハエ類も数多く訪れているが、ハエカビ菌に感染して死んだものもいた。
ヒサカキは雌雄異株で、
こちらは雌花。
人によっては不快に感じるかも知れない。
私は嫌いでもないが、好きな香りとは言い難い。微妙な匂いだ。
下向きに開いた雄花を仰いで見れば、中にちいちゃい虫がたまに入っている。大概は頭を奥にしているので見えているのはお尻だ。
けれどよくよく探してみると、頭を外向きにしていることもある。
(写真は全て昨日9日に撮影)
先日載せたアブラナの花に潜り込んでいたケシキスイ類とよく似ている。
口には花粉をいっぱい付けている。
一つの花に2頭入っていることもあった。これはペアだろうか?
いや多分そうだろう。
花にはハチやアブ、ハエ類も数多く訪れているが、ハエカビ菌に感染して死んだものもいた。
ヒサカキは雌雄異株で、
こちらは雌花。
posted by やまかます at 09:29| 樹木
2018年09月23日
柿の実レストラン〜昼の部
昨日は久々に快晴。しかも、暑かった。
柿の実レストランのお客たち(三股町、上米公園)。
キイロスズメバチ。
ノコギリクワガタのペア。
キタテハ。
アカスジコケガなど、夜のレストランを訪れた客たちの姿が葉陰にあったが、
オオカマキリモドキは一頭も見つからない。
夕方から草刈り作業の続き。夜の観察は今夜に延期とした。
EOS-5D Mark3、EOS-6D
EF70-300mm F4-5.6L IS USM 、シグマ50mm Macro
+スピードライト430EX III-RT+マクロツインライトMT-26EX-RT
柿の実レストランのお客たち(三股町、上米公園)。
キイロスズメバチ。
ノコギリクワガタのペア。
キタテハ。
アカスジコケガなど、夜のレストランを訪れた客たちの姿が葉陰にあったが、
オオカマキリモドキは一頭も見つからない。
夕方から草刈り作業の続き。夜の観察は今夜に延期とした。
EOS-5D Mark3、EOS-6D
EF70-300mm F4-5.6L IS USM 、シグマ50mm Macro
+スピードライト430EX III-RT+マクロツインライトMT-26EX-RT
posted by やまかます at 06:54| 樹木