2019年05月27日

子守りワカバグモ

ワカバグモ♀(5月2日)の抱卵を、これまで毎日気にかけて眺めてきた。

今日になってようやく子グモの姿を確認できた。
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今朝、パッと見ただけで卵のうが黒ずんで見えた。
孵化は数日前に終えており、卵のうが平べったくなって、白い卵殻が透けて見えていた。

出のうはもう間近じゃないだろうか。
卵のうを抱えたまま3週間以上、餌を取ることもなく、明らかに腹部が萎んで痩せてしまったメス親。
子グモ達の出のうを見届けるまでここに留まるのであろうか?


今日は曇り空。昨日までの夏日に比べて涼しく、過ごし易かった。
うちの林の観察路を巡っていると、エノキにリンゴドクガの若齢幼虫がいた。


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ちいちゃくても、リンゴドクガと判るよ。

まるでマントを広げたかのような格好で佇んでいたのは、ヒメマダラマドガ(マドガ科)。
なんでこうやって体を立てているのか、不思議ではある。

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posted by やまかます at 20:48| Comment(0) | クモ

2019年05月24日

ゲホウグモの円網

2年前の6月4日、近所の草むらでゲホウグモを見つけた

家の周辺にゲホウグモが生息していることがわかって嬉しかったけれど、
目前の仕事に追われていたことや、近所にいるならいつでも探せる、という安心感もあって、
ゲホウグモの観察はずっと後回しにしてきた。

ところが最近のこと、ゲホウグモの卵のうを家のすぐ近くの草むらで発見。

「うん? それなら近くにいるメスが見つかるかも」と、
さっそく夜になって見に行ってみれば、

卵のうのあった場所からわずか1メートル離れたウメの立ち枯れに、円網を張ったメスがいた。


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撮影時刻は午後9時47分。
何箇所も破れているから、獲物がいくつか掛かったのだろう。

昼間は折れた枝先で休んでいる。


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枝の一部に完全に成り切っているが、この見事なまでの擬態こそが、多くの人を魅了するのでは無いだろうか。

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昼間休んでいる枝先は、目線の高さにあるが、
網を張るのはそこから上に登った、2m50cmほどの高さ。


庭のノアザミアゲハのオスが来ているのを窓から見て、少し急いでカメラを準備した。
蜜の吸いっぷりからしてしばらくは撮影チャンスがあるだろうと思えた。
予想通り、1分ほど経て外に出た段階でもまだ吸蜜していた。

数カット撮影したところで飛び去ったけれど、画像を確認してみれば、全カットがブレていた。
それもそのはず、カメラの感度設定がISO100になっていた。

でも大丈夫!
アゲハは別のアザミに移動してまた吸蜜を始めたので、すぐにダッシュ。
感度設定を上げてから再度、撮影できた。

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ふとフィルムカメラを使っていた昔のことを思う。

当時のフィルム感度はISO100かあるいは64や50で、そのような低感度でもしっかりと撮っていた。
ISO400といった高感度のフィルムもあったけど、実用レベルではなくほとんど使ったことはなかった。
どうしてもという撮影の時だけ、ISO100のフィルムを200の設定で撮影しておき、増感現像を行うことがあったくらいだ。


カメラは進化したが、何かしら失ったものがいっぱいあるような気がしてならない。
と、少しだけ考えたりした。




posted by やまかます at 23:37| Comment(0) | クモ

2019年04月24日

窓を開ければ

出掛ける前に戸締りしていると、窓の外にオニグモの一種が獲物を抱えていた。

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糸に絡められていたのは、ツマグロヒョウモンのメス。翅の様子からして、羽化してまだ日が浅いか、もしかしたら今日辺り羽化したばかりなのかもしれない。

過去には同じ場所で、クロスジギンヤンマが掛かっていたこともある。
まさに窓の外は「昆虫の通り道」。蜘蛛はそれをよく知っているらしい。




ヤママユは袋がけで屋外飼育ができるけれど、微小な種類はやはり屋内で飼育するしかない。

できるだけスペースを倹約し、自由に移動できること、と言う条件で拵えて使っているのが、
「飼育タワー」。別名「Tタワー」。

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タワーは、飼育ケースや小道具の収納スペースと一体化している。
30年前、新婚時代に使っていた台所ワゴンに、キャンピング用折りたたみテーブルを合体させただけだが、
意外と重宝している。合体工作は、ドライバー一本と結束バンドだけで事足りる。

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2枚のテーブルはそれぞれ折り畳むことができて、オフシーズンなどには部屋の隅に片付けることができる。

左のプラかごに入っている竹筒には全部、ニホンホホビロコメツキモドキの産卵痕が付いている。

半数には実際、ニホンホホビロコメツキモドキの幼虫や新成虫が入っているが、
あと半数には、実は蛾類の幼虫が入っている。

蛾類の幼虫がどうやって、この竹筒内に入ったのか?何を餌にして成長できたのか?など
謎だらけ。で、羽化した成虫がどうやって外に出るかだが、小さな脱出口が見つかっている。
その脱出口って、どうやって開けたの?  と、ますます謎が深まる。


あんまり飼育は好まないのだけど、小さな昆虫の暮らしを観察するためには
飼育することも必要だ。累代飼育は極力やらない。
posted by やまかます at 20:37| Comment(0) | クモ

2018年11月17日

ワカバグモ

午前7時26分、玄関にオオカマキリ。
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午前11時11分、ツワブキ花上に、ワカバグモ。
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午後4時20分、うちの林にて、タイワンクツワムシ♂。
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午後4時46分、下の休耕田にて、ハラビロトンボ。
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午後5時02分、K子さんちの柿の木。
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posted by やまかます at 20:24| Comment(3) | クモ

2018年11月06日

霧の朝

濃い霧の朝。
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車だとヘッドライトの点灯が必要。カーブミラーもまったく役に立たない。

霧の朝はクモの網巣の展覧会だが、ジョロウグモが一番多くて目立つ。

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しかし図鑑に載せる写真として使えるような、綺麗な網巣はまず見つからない。
どれも穴が開いたり形が崩れていたりする。

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網巣の多さからして、そこに掛かる昆虫がいかに膨大な量になるかを物語っているのだろう。

すぐ近所の畑の脇に植えられている、サザンカ
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近寄るといい香り。
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足下には白い花弁がたくさん。
posted by やまかます at 07:16| Comment(0) | クモ

2018年10月29日

ジョロウグモの季節

サルトリイバラの実。
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自宅林の南側、谷津田に面している林縁がかなり荒れている。
台風の爪痕もあるが、このところ整備が行き届いてないことが理由としては大きい。
ササに絡んだサルトリイバラの蔓も農道にはみ出ているので、なんとかせねばと思う。


クワにいた、キボシカミキリ
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台風で倒れたクヌギの下敷きになっていたクワは、なんとか救出できた。
そのクワの葉に、キボシカミキリがいた。オスだろう。
切断して転がしていたクヌギ材(径60p、長さ120p)を踏み台にして、撮影。

ジョロウグモの網糸に掛かっていたのは、タテハモドキの前翅
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今日も秋型が3頭、このすぐ傍を元気に舞っていたが、別にもう一頭、ボロボロになった夏型もいた。
その夏型は警戒心が強く、なかなか近寄らせてくれなかった。
ボロボロになるまでに幾多の災難を経験したせいだろうか?
それとは対照的に、秋型の3頭はいかにものんびりとしている。
posted by やまかます at 21:07| Comment(0) | クモ

2018年10月18日

コガタコガネグモ

午前中、21日(日)に予定している観察会の下見をしておいた。
三股町の上米公園。

陽当たりの良い道沿いにはタテハモドキ

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ツマグロキチョウは低くゆっくり舞い、休むときは草むらに潜り込むことが多い。
飛び方を見ればキタキチョウと区別できる。
カタバミで吸蜜していたが、それ以外ではほとんど花には来なかった。

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ホウネンタワラチビアメバチの繭。
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コガタコガネグモだろうか?
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少し大きいように感じるが、近似種にムシバミコガネグモがいる。

アラカシの朽ち木には、びっしりとキノコが生えていた。ウスヒラタケだろうか?
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ヒナカマキリも探してみたが、見つからず。
ルッキングだけで見つかるほど数はいない、ということだろう。
posted by やまかます at 21:03| Comment(0) | クモ

2018年10月09日

お食事中

仕事部屋を出てすぐの草原で、ナガコガネグモが食事中だった。


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網に掛かっていたのは、ショウリョウバッタのオス。
オスはこうしてよくクモの巣網に絡まっているが、メスは稀。


ヤブガラシの葉っぱをほぼ食べ尽くす寸前。セスジスズメの幼虫。デカイ!
体長7p。

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目玉模様が強烈。

深夜、11時20分頃、枕元に体長10p超のムカデが登場。
嫁さんがパニック状態で騒ぐ、、、、、のも当たり前か。

「おお!久々にこれはデカイね」と、ハエ叩きで退治したが、
残念ながらムカデの侵入を食い止める策は無い。

いつもは大型ピンセットで摘みアルコール瓶に放り込むのだが、場所によってはハエ叩きも使う。
ただし、場所によってであり、狭い隙間や障害物がある場合は、ピンセットが有効。
posted by やまかます at 23:48| Comment(0) | クモ

2018年08月26日

事故死

「風呂場の換気扇が動かなくなったんだけど」と、嫁さん。

「取り付けたのが11年前だから、そろそろ寿命かな?」

雨漏りの次は換気扇か、ヤレヤレ、と見に行ってみる。
スイッチが入ったままだけど、確かに作動していない。
換気扇のカバーを外してみた。

「なんだ、こういうことか!」

回転翼に挟まっていたアシダカグモが、ポトリと落ちた。

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おそらく即死だったのだろう。腹部が大きく抉れていた。
死骸が外れたはずみで、換気扇は正常に作動し始めた。
電源が入れっぱなしだったにも関わらず、モーターが焼き切れなかったのが不思議だ。


不思議と言えば、アシダカグモがブンブン唸って回転する換気扇の中に入ったこと。
振動もかなりあるはずだし、警戒して近寄らないのでは?と思いたくなる。
もしかして、その振動を獲物の動きと勘違いした?  いやいや、11年間、毎晩回転してきたのだから、
今回に限ってというのは考えにくい。

回転する前に侵入し、うっかり長居しているうちに、家人がスイッチを入れた。
たぶん、そんなところだろうなあ。

わが家ではもっともお馴染みの同居者だから、こんなアクシデントもたまにある。
扉の隙間でせんべいになっていたりと。


クヌギに行儀良く並んだ、イモムシ。
ツマキシャチホコかな。

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数時間後には、身を寄せ合って食事していた。
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色合いといい、暑苦しいことこの上ない。


EOS-5D Mark3、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD+スピードライト430EX III-RT
posted by やまかます at 18:50| Comment(2) | クモ

2018年08月19日

猫顔

庭のクヌギ小木に、トリノフンダマシオオトリノフンダマシがいる。
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いづれもまだ幼体。
大きな腹部には、想像力を掻き立ててくれる模様があって、昼間はただただじっとしているだけ。
夜には網巣を張るから、糸張りや狩りの様子を見ておきたい。


EOS-6D タムロンSP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
+スピードライト270EX II
posted by やまかます at 21:12| Comment(0) | クモ