2024年02月20日

ミミズ狩り

三股町

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シロハラ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

土の盛り上がりで、モグラが地面近くを掘り進むのがよくわかる。
このときモグラから逃れようと、地下にいたミミズが慌てふためいて地面に飛び出してくる。それを私が学んだのは、シロハラの行動からだった。
シロハラはどこでどうやって覚えたのか、モグラの動きを察知するとすかさずその盛り上がりへと駆け寄って行く。よほど夢中になるのか、近くにカメラを構えた私がいても目に入らないかのようだ。

今朝、庭の窓辺近くにシロハラが採餌に来ていた。センダンやハゼノキの果実は、樹上にあるものはほぼ食べ尽くされ、地面の落果を漁るようになった。そうなると、庭の地面にも頻繁にやって来るようになる。
一方で、例年、庭に降りてくるミヤマホオジロの群れが、今冬は一度も姿を見せないのが気掛かりだが。

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撮影風景      E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ DMW-FL200L

〜タレコミとは〜

確定申告の書類提出を済ませてきた。提出のみだと事前予約も受付会場で長蛇の列に並ぶ必要もなく、待ち時間は数分。
提出を終えて帰宅した頃、それまで薄曇りだったのに一転陽射しが眩しいほどになった。気温もグンと上がって、閉め切っていた窓を開けるとムンとくる外気が流れ込んだ。
書類を片づけていると聞き慣れた機械音が聞こえて来た。チェンソーのエンジン音だ。なるほど、天候が回復した今日、作業再開というわけだ。
さっそく地主の方に電話連絡した。すると地主の方が通報して、15分もするとパトカーがやって来た。先日、地主の方は被害届を出しており警察官を伴って現場を確認しておいたそうだ。だから警察の初動は早かった。チェンソーの作業が続いている際中に警官が現場に入った。
ずっと見守っていたわけではないが、1時間ほど現場で事情聴取が行われていた。昼休みとなった時点で地主の方がうちに見えて、一緒に現場を見に行ってみた。運び出されたクヌギ材はかなりの量になり、まだ切り出し途中の材も相当残っている。こういうケースでは損害賠償とかはどう算出するのだろうか、などと下世話なことを考えてしまう。
クヌギ伐採をしたのは個人ではなく、業者のように見受けたけれど(事情聴取の間に同業と思われる3台の軽トラが駆け付けていた)、土地の区画を事前に調べていれば誤伐はあり得ない。というのも、その場所は離小島のように耕作放棄の荒地に囲まれており、区画を誤ることなど考えられない。では、なぜ堂々と地主の許可を得ることなく、他所のクヌギ林を伐採していたのか?ことの仔細はいづれわかる時が来るだろけれど、土地を巡る様々なトラブルは他人事と呑気に構えている場合ではない。
事情は少し違うが、うちの林では去年の秋、工事資材の不法投棄があった。アスファルト舗装に使う型枠材(3mほどの角材)が10数本も道路沿いの林の中に隠すように捨てられてあったので、すぐに役場に通報して撤去してもらった。年度末になってあちこちで道路舗装工事が駆け込みのように行われているので、また同じような投棄がいつあるかもしれない。持ち去るもの、置き去りにしていくもの、いづれもごく普通に行われているのが現状だ。


〜機材のお話し〜

拡大率の高い接写撮影では、被写体を精密微動台で、あるいは微動台に乗せたカメラを前後に動かしてフォーカス合わせを行うことが多い。最近使い始めた小さくても正確に微動できるマクロレールは、アルカスイス仕様の雲台にそのまま固定できるので気に入っているが、一つ難がある。微動ツマミの径が小さくて、指で回すにはトルクがかかりにくい。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO Godox DE300

ツマミ径が小さいのは、マクロレールを机の上などに平置きした場合、ツマミが干渉してしまうのを防ぐためだろう。
しかし、撮影で使う時には雲台に乗せることがほとんどで、平面に直置きすることはほぼ無いと思う。少なくとも自分の場合。ツマミが現状よりもっと大きい方が楽に回せて良いに決まっている。そこで、ツマミを拡張する工作をした。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO Godox DE300

六角ボルトの頭に被せるプラ製のツマミがちょうど手元にあったので、そのツマミの穴をリーマーで拡張した。
穴が大き過ぎてもダメで、木槌で叩き込んでギッチリ嵌まる具合に慎重に穴を広げた。まさに、宮大工の匠の技と自賛したくなるほどデリケートな作業だ。削っては小さなアルミツマミに当てがいを繰り返し、少しづつ調整してようやくのことはめ込むことができた。ガッツリ食い込んだのでそのままでも大丈夫のようだったが、念の為、エポキシ粘土を埋め込んで頑丈に固定した。これで、微動台の回転操作はずいぶんと楽になった。大きなツマミが必要に応じて取り付けできるオプションを、メーカーには希望したい。
posted by やまかます at 20:12| とり

2024年02月01日

窓辺スタジオ

三股町

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      E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

体長1ミリに満たないアブラムシの体から外に出てくる寄生バチの撮影を、今日は出窓の棚で行った。
南向きの出窓は今日のように雨の日はちょうど具合がいい。程よく明るいので極小の被写体をしっかり観察しながら撮影待機ができる。気温も高めで暖房も必要ない。すぐ傍でノートPCでのメールチェックなども並行して行うが、待機中はできるだけ他の仕事や飲食などに気を散らさないようにしている。が、ほどほどに肩の力を抜くことも大事でそのあたりの匙加減は体で覚えるしかないだろう。今朝は、午前中に所用で街中に出かける予定があったが、その直前までに狙い通りの撮影ができた。超接写の撮影もカメラやレンズの性能が良くなって、かつてほどの苦労から解放されつつある。
昨日の天気情報通り、朝から断続的に雨がしっかりと降った。

今日のお題とは少し隔たりがあるけれど、、、、、

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ルリビタキ
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シロハラ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

数日前に撮影したルリビタキとシロハラの写真は、かなりトリミングしてある。
思い切ったトリミングをしても画質上の問題はほぼない、と言える。
ミラーレスカメラの進化は目覚ましく、さらにAI画像処理の向上に伴い、これまで困難だったり諦めていた撮影が手軽にできるようになった。

元画像と撮影データはこちら↓

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 焦点距離:813mm相当 f6.3 シャッター速度:1/1000 ISO:10000
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 焦点距離:801mm相当 f5.6 シャッター速度:1/4000 ISO:4000
posted by やまかます at 21:08| とり

2024年01月30日

白バック写真

三股町

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クヌギ林の日の出     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

明日からしばらく天候が崩れるようで、今日は貴重な晴れ日になるかと思っていたら、、、、、。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

晴れていたのは早朝のわずかな時間だけで、ほぼ終日どんより曇り空となった(最高気温は16℃と高め)。
それならばと、白く飛んでしまう空を背景にモズ飛翔の白バック写真を撮ってみた。
逆光気味なのでモズの体の露出と彩度を上げて調整している。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

白バック写真の逆位置から撮った写真↑は、順光気味なので、未調整のままでもほぼほぼ色ノリはいい。
posted by やまかます at 20:21| とり

2024年01月29日

羽毛

三股町

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セイタカアワダチソウ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
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アカメガシワ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

凍てついた朝。谷津田は氷結して白一色。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

シロハラは驚くほど近くまで寄ってくることがあるけれど、かと言って撮りたい時にタイミング良く出会えるとも限らない。今日は自宅林のトンボ池(人工池)傍で待ってみた。水場によく来ていることは、トレイルカメラで確認済み。

ちなみに、今朝早くこの場所にはイノシシ3兄弟が通りかかり、水を飲んでいる姿も写っていた。そのあと、隣のクリ林の中を歩いており、ちょうど庭に立っていた私が遠くから声を掛けると、見事にぴたりと3頭ともがフリージングしていた。なるほど流石に用心深い彼らだ。しばらく様子を窺ってから再び行進して藪の中に消えていった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

トンボ池の場所は、落葉している今の時期でも日差しがしっかり入るのは、正午から午後3時手前まで。
上写真は3時を過ぎ木の影が被ってしまった。連続写真から瞬膜が降りているカットを選んでみたが、鳥の撮影ではちょっとした仕草も逃したくないので、ほとんどは高速連写やプロキャプチャーモードの設定にしている。

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     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Godox DE300

先日、隣のスギ林で越冬昆虫を探している時、目の前にツミが舞い降りて来た。
互いに見つめ合った距離はわずかに3m。もちろんこんな至近距離でツミを見るのは初めての経験で驚いた。

こういう時に限ってカメラは少し離れた場所で三脚に付けっぱなし、しかも広角レンズ。望遠レンズは迂闊にもカメラザックの中。さらにあまりの出来事にツミが掴んでいた獲物の正体を見落とした。今からレンズを取り出しても間に合わないな、どうする!どうする、と焦るだけの数秒間あったが、ツミも驚いただろう、弾むようにして獲物を抱えたまま舞い上がって林の外へと去ってしまった。
ツミが舞い降りた地点に落ちていた羽毛を全て回収して見た。あとで知人に調べてもらったところ、シロハラの脇腹羽毛と下尾筒と判明した。
そんな経験もあったばかりなので、シロハラの羽毛がよくわかる写真を改めて撮っておこうなどと思った次第。
posted by やまかます at 21:03| とり

2024年01月28日

モズの婿は、大丈夫?

三股町

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

先週から延期になっていた野焼きが、午後から町内一斉に行われた。
西風が強めに吹いていたので中止した方もいた。モズのつがいを観察しているエリアでも畑3枚が焼かれ、お気に入りの枯木山も灰になっていた。
午後3時過ぎには鎮火して野焼き作業が終わったので、午後4時頃から畑を見に行ってみた。
野焼きの跡は、モズの獲物探しには好条件となるはずだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

狙い通り、焼かれて真っ黒になった畑で、モズのつがいは仲良く獲物を次々と捕らえていた。メスの嫁入りはもう定まっており、この先浮気でもしない限り、順調にいけばこのつがいで営巣するのだろう。

午後5時の時報が鳴り響く少し前ころ、数メートル離れたメスに対して、いきなりオスが翼を小刻みに震わせて囀り始めた(写真下、水門の上)。
それはまるで、メスのねだり鳴きそのもので、「え!え!なんで!?」と一瞬、雌雄を見間違えたかと自分を疑ってみた。しかし、前後の写真を確認しても明らかにオス。オスがメスに対して求愛ダンスを行うことはよく知られているが、ねだり鳴きを行うというのは少なくとも自分は聞いたこともない。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

オスのねだり鳴きは数秒間で短かかった。
このあと、雌雄とも同じネムノキの梢に落ち着き、しばらく地上の獲物を物色しているようだった。5時の時報が鳴ったところで今日の短い観察を終了した。
posted by やまかます at 21:05| とり

2024年01月27日

つがい

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

日中の気温は高めで、モンキチョウが活発に飛んでいた。
ホトケノザやオオイヌノフグリで吸蜜。日光浴もぜず地面近くを転がるように素早く飛んでいく。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ツチイナゴを捕らえて、しばらくは遠くを探すような仕草をしていたが徐に食べ始めた、モズのオス。
右脚でガッチリ掴んでツチイナゴの体を少しづつ齧っていたが、頭部を飲み込んだあとは一気に丸呑みした。

写真のオスはメスの姿に気付くと優しい囀りを奏で、つがい形成は着実に進行しているようだ。
メスが近くにいたら給餌したかもしれない。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

メス(画面下)は、オス(画面上)の姿を見つけると、そこへ駆け寄って(飛んで)いくようになっていた。
ねだり鳴きも聞こえていたが、今日のところはオスからの求愛給餌を見ることはできなかった。
畦道を駆け土手を乗り越えして、オスを追いかけているつもりが、いつの間にかメスに入れ替わっていたりその逆もあり、雌雄は同じエリアで寄り添うようにして動いていた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(トリミング)

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

モズのペアを観察しているその目の前を、ニホンザルの子供が横切って行った。
幼い顔をしているが親から逸れたのだろうか?用水路に降りてしきりと水を飲んで行った。距離は離れていたが、こちらの姿に気づいて警戒していた。ニホンザルは滅多に見かけない地域だが、年に一回程度だろうか、移動中の単独個体が出没することがある。
posted by やまかます at 20:37| とり

2024年01月26日

わが家の鳥たち

三股町

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

午前7時23分、山の稜線へと沈んでいく満月。
この後、10数分後には空が明るくなって月の姿は薄れて溶け込んでいった。今日も大気はスッキリ澄んでいて、どこまでも見通すことができたのではないだろうか。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

空中で小さな昆虫を捕らえていた、ジョウビタキ。
活動範囲が重なるルリビタキのメス(もしくは若)と、いつも競り合っているようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (トリミング)
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

モズの雌(上)と雄(下)の活動範囲はうちの敷地が含まれており、よく庭にもやって来る。
メスは頭上でにぎやかにしていたメジロが気になる様子。しきりと仰ぐ姿が可愛い。
オスは我が家の庭で獲物を見つけて地上に舞い降りていた。何を見つけたのだろう。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ジョウビタキが時折、梢に潜り込むナナミノキ。今年は果実の数が少なめ。
シンジュサンの食樹ともなるようだ。先日、ヒサカキの枝で見つけた繭をモチノキで育ったとしたけれど、それは誤りで、すぐ隣に生えているナナミノキだと思う。

自宅林の中に設置してあるブラインドの一つに篭って、今日は午後の1時間半ほど下見観察を行った。
視界が限られるブラインドの中でじっと座っていると、周囲の音に敏感になって、想像力が普段より働く。
羽音がすぐ間近で聴こえ、その度に身を硬くしていると、鳥たちの体温まで感じるような気がする。
1時間も経つと隙間風がとても冷たく耐え難くなった。まだ携帯トイレは使ったことがない。
posted by やまかます at 20:57| とり

2024年01月15日

お味はいかが?

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (撮影:2023年1月21日)

クロガネモチの実を啄む、ヒヨドリ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (撮影:2023年1月21日)

午前中は雨混じりの曇天。気温は高めで午後から陽射しが出るとさらに温かくなった。上写真2枚は、去年の写真から。
フィールドを歩いたのは午後の1時間ほどで、あとはずっと室内作業だった。
下の池のへりで、ルリビタキのメス(おそらく)を確認できた。まだオス(成鳥)は見ていない。

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     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

posted by やまかます at 21:06| とり

2024年01月11日

セイタカアワダチソウの楊枝

三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ヒメウズの葉が絨毯のように林床に広がっている。ここは池のへりにあって若干湿り気があるのかもしれない。陽射しもあまり入らない。ヒメウズの控え目の小さな花は自分好みかと思う。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

いつものモズを探しあぐねていたら、意外と近くから囀りが。声に振り向いてみれば、すぐ正面、セイタカアワダチソウの茎に止まっていた。向こうでもじっとこちらを見ているようだったが、そのうちブチん!と花柄を咥え千切った。止まり直す時に邪魔になったのか。それともまさか楊枝にする、、、わけないだろう。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(トリミング)

谷津田の農道を一周したところで、また同じモズの声。今度は遠かった。
ナワバリの中の一番高い場所でひとしきり高鳴きしたあと、勢いよく飛んで行った。このオスのナワバリに出入りしているメスが、苛立つようにジョウビタキを追いかけていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ヒキガエルの鳴き声は昨日からで、今日も下の池から聞こえていた。池のへりに近寄りすぎるとすぐに警戒して泥底へと潜ってしまう。
posted by やまかます at 20:37| とり

2024年01月06日

バッタ狩り

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (撮影:1月2日)

農道を歩きながら獲物を物色していた、アオサギ。
草薮の中に首を突っ込むようにして次々と獲物を啄んでいた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (撮影:1月2日)

アオサギにならって農道を歩いてみれば、日光浴しているトノサマバッタがすぐに見つかった。

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      E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ (撮影:1月2日)

近寄るとジャンプして逃げるけれど、この時期だと逃げ足も鈍い。簡単に手掴みできた。
アオサギが啄んでいたのは、トノサマバッタとツチイナゴ、だった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (撮影:1月2日)

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       E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

アラカシの梢に2組あったムラサキツバメ越冬集団のうち、1組がそっくり引っ越しをしていた。
以前より日陰でしかも低い位置になった。引越しをした理由はよくわからないが、日当たりの加減が影響したのかも知れない。自宅林のシロダモの越冬集団は2ヶ所に分かれていた。
posted by やまかます at 19:37| とり

2024年01月02日

ペリット

三股町

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

晴天下の霧島山。今朝は、4基の熱気球が上がっていた。

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     OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

モズのオスがペリットを吐き出していた。
大きなツチイナゴでも丸呑みできるモズだが、逆に胃の中から吐き出すのは結構、しんどいようだ。大きく嘴を開けてしばらくは頭を振り続けて、ようやくのこと吐き出せた。

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     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

クヌギ倒木の片付け作業を午後から2時間ほど行った。
チェンソーの目立ては丸ヤスリを使う。小まめに目立てを行うとチェンソーの切れ味が蘇って、作業効率も上がる。トナカイのツノが何本も乱立したように、枝が複雑に伸びているので、足場を整理しながら慎重に切断を行った。今日のところはまだ全体の半ばくらいまでしか進まなかった。

※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp  (アットマークは@に)
posted by やまかます at 20:34| とり

2023年12月30日

美味しい胸肉

三股町

今日の写真は昨日の午前中に撮影。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

ケラの早贄を立てた、モズのオスをしばらく追ってみた。
伐採枝が積んである場所に飛び移ってすぐ、獲物に狙いを定めて急降下した。獲物を見つけたことはモズの目線や動きからすぐにわかる。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

地面近くで捕らえた獲物はツチイナゴだった。
トノサマバッタも足元から飛び跳ね、ましてや成虫越冬のツチイナゴは個体数も多く日光浴している姿はよく見かける。これをモズが見逃すはずがない。
左脚でツチイナゴを枝に押さえつけ、まずは飛翔筋が詰まった胸部のあたりを食べ始めた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

脚や翅などを齧ったあと、何度か丸呑みしようとして叶わず、三度目にしてようやく飲み込めた。
てっきり、早贄に立てるかと期待したのだが、食欲のほうが優っていたようだ。早贄を立てるシーンにはなかなか出会えない。見かけても距離がありすぎて撮影できないことがほとんどだ。
posted by やまかます at 21:25| とり

2023年12月27日

暖冬の陽射し

三股町

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     LUMIX G9 M2  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

西の空に沈む満月と、霧島山。

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     LUMIX G9 M2  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FlashQ G20U

林のへりにイチモンジカメムシのメスがいた。越冬場所から出てきたようだ。
朝は霜が降りてかなり冷え込むが、日が高くなると一気に気温が上がる。陽射しさえ背中に浴びていれば、防寒ジャケットを脱いで歩けるくらいだ。

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     LUMIX G9 M2  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

エノキとウロコ雲。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

キジバトの群れが慌ただしく飛び立ち上空を見上げると、トビが目の前に迫って来た。

都城市


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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ジョウビタキが、ナンキンハゼの果実を啄んでいた。何個も立て続けに。
posted by やまかます at 20:53| とり

2023年12月15日

WING

三股町

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     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

警戒鳴きがひとしきり聞こえたあと、笹藪から飛び出てきてこちらの様子をじっと見つめていた、モズのメス。
場所は地区の公民館広場。グランドもあるけど、コロナ以降ゲートボールが止んで、草ぼうぼうになっている。
ゲートボールは毎週行われ我が家まで歓声が聞こえてくる日もあったけど、ゲームを楽しんでいた方々はいづこへ?

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      LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

毎日、見ているクリオオアブラムシコロニーの中で、クヌギカメムシが交尾していた。
クヌギは小木だけど、数日前にメスが枝から吸汁していた。どうやらそこへ、オスがやって来たようだ。
お腹が大きい頭が下向きの方がメス。林のでかいクヌギではまだ卵塊を見ていないが、高い場所に産んであるかもしれない。
posted by やまかます at 20:57| とり

2023年11月09日

満腹、ジョウビタキ

三股町

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     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

先月から我が家の庭に居ついているジョウビタキのオス。
お気に入りの止まり場の一つが、写真の7尺脚立。

ちなみに写真の鉄パイプ製の脚立は重いこともあって、最近のホームセンターではあまり見かけなくなくなった。
軽いアルミ製が主流になっているが、鉄パイプ製は安価なことが長所と言える。アルミ製は大中小と3台使っているが、一番大きな1台だけは鉄パイプ製7尺を選んだ。片側2本の脚には安全ストッパーを履かせてあり、ストッパーを伸縮することで設置面が安定する。できれば、4脚とも履かせたい。ただし、このストッパーも鉄製なのでメンテナンスを怠ると錆びて使いづらくなる。

話が逸れてしまったけれど、、、、、居間で書類をめくっていてふと食堂の窓の外をみると、脚立にジョウビタキがいた。
カメラだけそっと引き寄せてしばらく見ていると(ここで窓に近寄ったりすると逃げられる)、ジョウビタキの顔面目掛けて、フタモンアシナガバチのオスが飛んできた。
フライングキャッチする瞬間を期待して、プリ連写モードでカメラを構えてみた。
このところ、庭や近所でフタモンアシナガバチのオスの姿をよく見るけれど、目につきやすい木の幹、枝、などに執着して集まってくる。ブロック塀に立てかけてある脚立も飛来スポットの一つになっているようだ。

さて、ところが、、、、ジョウビタキは飛び上がったものの、ハチは速度を緩めてから旋回して反対方向へと放物線を描きながら落下していった。
ジョウビタキの動きを連続画像で確認すると、積極的に飲み込もうとしているようには見えず、むしろ驚いてハチに対して威嚇しているようにも見える。あるいは、フライングキャッチに失敗したともとれるが、さて真相はどうだろう?

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      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

じつは脚立に来る少し前、家の西側の窓近くで盛んにフライングキャッチを繰り返していた。
寝室の窓のすぐ外だけど、スダレを止めている紐が止まり場になっていて毎日そこにも来ている。
で、今日は何の虫か確認できていないが、窓目掛けて次々と飛来してくるえものに夢中になっていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 21:34| とり

2023年10月25日

ジョウビタキのオス

『木城えほんの郷』で写真展「この星とともに生きる小さな命を見つめて」を開催中です。

開催期間は10月21日(土)〜11月26日(日)(月曜日は休館)。
10月29日(日)、午後1時半〜、ギャラリートークを行います。


※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
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三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

先日のメスにつづき、今朝はオスのジョウビタキが庭にやって来た。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

居間の窓からよく見える家庭菜園の隅に棒杭を立てたらすぐにやって来た(上写真)。
はじめてなのか、家の周りをあちこち忙しく移動して偵察している様子。
ときおり、メスを追い立てていた。例年、うちの敷地の目の届く範囲に落ち着くのはメスで、オスは出たり入ったりしているように、つまり行動圏が広いように感じる。さて、今朝のオスはいつまで姿を見せてくれるだろうか。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

車で移動中、用水路にかかった橋でアオサギにばったり出会った。
うしろの電線が中途半端に被ってしまって失敗。

カメラを取り付けた望遠レンズを助手席に置いて運転することは多い。
だいぶ前に、車の窓ガラスに固定する小型雲台を買ってあったのだけど、これまでのところ一度も使っていない。かなり安かったこともあって(こんなんでいいのだろうか?という形状)、ころがしたままでは勿体ないという感覚が薄い。
長時間の撮影待機でない限り、レンズやカメラの内蔵スタビライザーの防振性能が高いので、ガッチリ固定して撮影するという必要もない。もっとも、これが動画撮影となるとそうもはいかないが。
posted by やまかます at 20:04| とり

2023年10月04日

小さな猛禽の囀り

三股町

佐賀市から数日ぶりに帰宅してみれば、イヌタデ花穂にたくさんいたハリカメムシの3〜4齢幼虫のうち、5齢になっている幼虫もいた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

午後4時頃、モズのオスがチュル、チュル、チュルリリリリ〜〜〜〜、チュルリ〜〜〜と優しい音色で鳴いていた。
この囀りを聴いていると、「小さな猛禽」というイメージとはだいぶ違って見える。
『百舌鳥』とも表記されるように、けたたましいケ、ケ、ケ、ケ、キ、キ、キ、キ、キ〜〜〜という高鳴き、など、多彩なさえずりを使い分ける。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:59| とり

2023年10月01日

歩いて、ジャンプして

佐賀市、東よか干潟

今朝の満潮時刻は、午前10時20分頃。
堤防には野鳥撮影やカウントする人の群れがいて、私もその列に加わった。
東よか干潟では、満潮時に水鳥たちが岸辺の堤防近くに足場を求めて集まってくる。すぐ目の前に群れがいて、望遠レンズを構えた老若男女が、鳥の種名をあれこれ確認したり、教え合ったり、と意外と賑やかだ。
昨日、今日、そして明日ともっとも潮位が高く、バードウォッチングにうってつけの日和。県外からも多くのバードウォッチャーが集まっていた。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ハヤブサが一度だけ飛来し、ハマシギが一斉に飛び立った。ハマシギは時折、前触れなく群れ飛ぶことも多い。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

少し沖合で、ミサゴが大きな魚を捕らえていた。何度も急降下を繰り返しては上空から狙いを定め直し、ようやくのことダイビング漁が成功。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

潮が引き始めると海側へと移動し始めた、トビハゼたち。ヒレを足のように使って歩き、時折、ジャンプも混じる。
歩くのが焦ったくなるのだろうか、何となくそんな気持ちが伝わってくる。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

エイやあ〜!!とばかり、飛び降りる。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

潮が引いて鳥たちが沖合へ姿を消すと、数十人はいたバードウォッチャーもまた、次々と堤防から去って行った。
しゃがみ込んで、トビハゼやシオマネキを撮影しているのは、私一人きりだった。
posted by やまかます at 20:54| とり

2023年08月30日

飛んだ、理由とは?

鹿児島県 出水市 8月28〜29日

2月3月に野鳥の撮影で訪れた出水市のツル越冬地に再び足を運んだのは、夏の様子を見ておきたかったからだ。
さすがにこの時期、この場所を訪れるバードウオッチャーも観光客も一人もおらず、農作業の長閑な光景が見られる。
もちろんツル観察センターも休館している。期間限定の施設というわけだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO (撮影:8月28日)

3月に何度も訪れた展望台で昼食をとりながら、広大な農地とその奥にある海を眺めていると、すぐ目の前の植え込み上空を白くて大きいシロチョウが力強く飛び過ぎて行った。翅端のオレンジ色が際立つ、ツマベニチョウのオスだ。
酷暑の下、ツマベニチョウの飛影は風景に馴染んでいるように見えた。出水市でもツマベニチョウが定着しているのだろうか?

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (撮影:8月29日)

「アブラギリの谷」あるいは「オオキンカメムシの里」と私が勝手に名付けた谷筋で、アブラギリを眺めながら歩いていると、川の真ん中にアオサギが佇んでいた。
落ち着いている様子だったので、ガードレール越しに撮影を始めたところ、しばらくして急にソワソワし始めた。

「うん!?なんだろう?」

ともかくもこれは飛び立つな、とわかったところで撮影モードを変更して待機していたところ、やはりアオサギは飛び立った。しかもその方角はしゃがみ込んでいる私に向かっていた。
アオサギがフレームから外れたので、立ち上がってその姿を見上げていると、道路の奥からサラリーマン風の男性がゆっくりと歩いてくるのが見えた。なるほど、アオサギはこの男性を警戒したようだ。

目が合ったので軽く会釈をしたけれど、男性はニコリともせず無視してスタスタこちらへと歩き続ける。
山間を歩くには場違いな、事務所のデスクが似合う風体と血走ったような目つきに違和感を覚え、声がけすることもせず車に戻ろうとすると、

「この先の道は狭いのかな?大型バスでも通れる?」と、唐突に鹿児島弁で尋ねる。

なるほど、無愛想な慇懃無礼とも言える態度の理由がわかった。ハンカチで汗を拭き拭き前方の道を覗くようにして歩くこのネクタイをした男性は、大型バスを先導しながら、行く道の様子を探っていたのだ。つまりとんでもない苦難に陥っていたのである。

「この谷の反対側の入り口までクネクネ道もあり、ところどころ普通車がやっと通れる箇所もありますよ。とくに入り口はまるで瓶の口で、トレーラーは通行禁止と表示がありました。しかし、よくここまで来れましたね」と、私。

「県道に入るつもりが道を間違えてしまったんだけど、入り口には大型通行禁止の表示も何もなかったんだわ〜」

かといって、もうここまで来たからにはバックで戻ることもできない。たしかにそうだ。
私が車を停めていた場所はちょうど離合できるほど道幅が広がっていたのが幸いした。まあとにかく進んでみますわ、と言い残して一旦引き返した男性に誘導されて、カーブの奥から、のっそりと切り返しを繰り返しながら大型バスが現れた。その速度は人が歩くよりか遅い。バックと前進を小刻みに繰り返している様子は、巨大なゾウが密林に迷い込んだような光景だった。
私はガードレールに座って大型バスが通り過ぎるのを眺めていた。大型バスが進むその先は、広い道幅に出るまで10数キロはクネクネ道がまだ続く。こんな状況下で乗客はどういう気持ちなんだろう?と高い窓を見上げてみれば、乗客は一人も乗っていない様子で、フロントガラスに「乗務員研修」と貼り紙があった。運転手はかなり若い丸顔の兄ちゃんで、なぜか和かだった。歩いて先導する上司への日頃の恨みでも晴らしているのだろうか、と勝手な想像をしてみる。

大型バスの後ろ姿を見送ってから先に進むうちに、3台の乗用車と時間をおいてすれ違った。ここの道は通行する車は少ないもののスイスイ走れるから抜け道になっているのかもしれない。がしかし、進んだ先で対向車たちは大型バスに塞がれた地点で次々と足止めをくらうはず。
うしろからやってきた車の運転手に対して、さきほどの男性がしきりと謝る姿が目に浮かぶ。自分は逆向き進行で幸いだったと安堵した。

しかし、なんでもっと早めに引き返す判断ができなかったのだろうか?
つい先日も同じ鹿児島県で、バスが道を間違えて細道に入り込み横転する重大事故の報道があったばかりだが。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

路上に落ちていたシナアブラギリの果実から、種子をいくつか拾い集めて持ち帰った。さて、うまく発芽してくれるだろうか。アブラギリも植えてみようかと思う。
posted by やまかます at 21:00| とり

2023年08月11日

クモが好き

明浜町 俵津

早朝、ヒグラシの大合唱で目覚めた。海辺の小さな集落の背後にはミカン山がすぐそこまで迫っている。
イソヒヨドリの囀りも賑やかだった。屋根から屋根へと飛び移る気配がすぐ近くから伝わってくる。

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   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

屋根から地面に舞い降りてきた。私に警戒しつつも、地面を歩いていたアシダカグモを狙っていた。
このあと、クモを咥えとるとすかさず屋根へと飛び去った。


久万高原町 

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     OM-1   M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

明浜町から車で2時間20分。クネクネ山道を抜けて国道33号線に出た頃から雨が降り出した。
面河渓の入り口、面河山岳博物館の下を流れる面河川は、濁流で溢れんばかり(上写真の左)。
午後4時過ぎ頃には雨脚が弱まり、濁流がようやく澄んで水量も幾分か落ち着いたようだ(上写真右)。
気温は21℃と低い。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

博物館の灯りに居残っていた、オオミズアオのオス。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U 

昨日はオスだったが、こちらではメスがいた、ウコンエダシャク。

「行列のできる昆虫相談室」の相談員を12時半〜、博物館2Fロビーで。
親子連れの方たちから昆虫の質問を受けて解説。その後、2時半〜30分間、ミニ講演『昆虫写真をたのしむ』。

午後6時半、松山市街地のホテルにチェックイン。
ホテルがある場所、三番町5丁目は、小学生の頃、よく遊んだ家庭裁判所のすぐ裏。当時は裁判所のテニスコートがあって、そこに入り込んで野球したり、サクラに登って陣地ごっこしたり、凧上げたり、ブーメラン、投げたりした。街中にあって貴重な遊び場になっていたのだ。もちろん職員の人に見つかると叱れては逃げていた。
今日、ホテルの窓から見下ろしてみると、裁判所の空き地は建造物でびっしりと埋まって、昔の面影は全く残っていなかった。
夜は市駅近くの居酒屋で、昆虫学OBの方達と会食。昔の先輩たちや先生方の話題で楽しいひと時を過ごせた。
昆虫学研究室からいろんな人物を輩出したのだが、その裏話や逸話で久しぶりによく笑ったような気がする。

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 ホテルの窓から見えていた、松山城 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
posted by やまかます at 22:56| とり

2023年05月22日

超!目が効く?カラス

都城市 早水公園

ある昆虫のしわざを撮影するため、街中の公園に出向いた。
しわざが残っている植物の名前もすぐにわかる写真が必要なので、その条件を満たすしわざを探し歩いていると、
目の前でハシボソガラスが地面を何度も嘴で突いていた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

これは何かある!カラスが見つけた、狙っている、獲物は何だろう?

獲物はカラスにとって魅力あるらしく、私がゆっくり近づいても逃げようとはしない。
カメラのレンズは12-100mmと、鳥の撮影には短い焦点距離だったが距離をつめることができた。

すると! なんと!、カラスが啄んだ獲物の正体は、予想外のクマゼミ幼虫だった。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

地面には嘴で穿った穴が残っていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

カラスとの距離が近すぎたため、獲物を咥えたまま逃走してしまったのは残念。
しかし、夏本番セミの季節にはまだ早いこの時期において、クマゼミ幼虫を引っ張り出していたことは驚きだ。

カラスが地中に潜んでいるセミの幼虫を掘り出しては食べる、ということを初めて知ったのは、
2016年の夏のことで、場所は東京都の代々木公園だった。

詳しくは『はじめて見たよ!セミのなぞ』(少年写真新聞社:2017)に写真が掲載してあるが、
(『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社:2022)にも掲載している)

セミが次々と羽化する夏の頃ならともかく、まだニイニイゼミも登場していないこの時期に(そろそろか)、
それもクマゼミ幼虫を掘り出したカラスの眼力たるや、それは改めて、凄い!としか言いようがない。

羽化日当日なら幼虫が穿ったごくわずかな穴が地面に開くので、おそらくカラスはそれを探しだして掘り広げるのだろうが、今の時期だと、何かしらの理由によって、弾みでもって、地面に灯り窓を穿ってしまったのか、それとも薄くなった地下トンネルの天井が盛り上がり運動をして、カラスの目を惹いたのか、そのどちらかだろうと推測している。




posted by やまかます at 21:48| とり

2023年05月11日

虫コブ缶詰とは

三股町

ガマズミの花上を舞う、ジュウシチホシハナムグリ♂
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

今日も数頭のジュウシチホシハナムグリが来ていた。

黒色型オスメスの交尾カップルを見ていたちょうどその時、ブオオオオオオ〜ン!と羽音が舞い降りてきたかと思えば、
オオスズメバチ女王が一瞬にしてこのカップルを大顎で咥えとり、そのままクリの高い梢まで持ち去って行った。
葉蔭で姿は見えなかったが、ハナムグリを噛み砕くパチパチという音が聞こえた。
巣に持ち帰る前に肉団子に加工していたのだろう。
待っていれば再びオオスズメバチが戻って来るとは思えたが、意識して待つとなるとそれなりの覚悟が要る。
偶然とはいえまさに絶妙なタイミングであったわけだ。

ふと足元を見れば、ホソミオツネントンボのメスが舞い上がってはまた同じ場所に戻る、を繰り返していた。
よほどお気に入りの止まり場なのか、まるで糸で繋がっているかのように何度も何度もきっかり戻ってくるので、
思い切り近寄って撮影できた。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

昨年、庭のエノキは裏年でほとんど結実しなかったが、今年はたくさんの果実をつけている。

そこへ毎日のように飛来しては賑やかに枝から枝へと飛び跳ねているのが、カワラヒワの親子だ。
巣立ちビナはもう親と同じくらいまで成長しており自分でも餌をとれるのだが、親にせがんでは時々餌をもらっていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

カワラヒワが次々と啄んでいるのは、エノキの果実ではなく(まだ青い)、葉っぱについている虫コブである。
虫コブはとんがり帽子のような形をした、エノキハトガリタマフシ。

これを葉っぱからもぎ取り、嘴の中で器用に転がしながら割り開いて、中にいるタマバエの幼虫を啄んでいる。
もっとも虫コブを人が指の爪を立てて割ろうにも、これが硬くてそうそう簡単にはいかない。
カワラヒワの嘴はまるで缶切りのように強力だし、繊細さもあって(舌も使っているのだろう)中にいる幼虫を取りこぼしもしない。見事に幼虫を丸呑みする瞬間が写真でもよく判る。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:26| とり

2023年04月18日

燕返し!! 小さなクモと虫と。

三股町

ゴミ出しついでのフィールド巡りは公民館の広場から始まる。
往きはサンタクロースのごとく大きなゴミ袋を担いでいるので、撮影はほどほどに。
公民館横でゴミ袋から解放されて、ようやくカメラマンの姿に戻る。

今朝は公民館広場の地面スレスレを、ツバメがビュンビュン、飛び交っていた。
これを流し撮り。
ドットサイト(EE-1)は持っているけどまだ使ったことがない。今朝などこれを使えばよかったか。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

当たり前だけど、とにかく速い! もっと引き寄せたいが、ファインダーのフレームに捉えるのがやっと。
フレームに入れさえすれば、被写体認識追尾モードがフォーカスを合わせてくれるが、これも百発百中とまではいかない。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(トリミング)

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (トリミング)

フレームギリギリになってしまったが、空中で脱糞している様子がかろうじて写っていた。
空中で次々と昆虫を捕らえているが、残念ながら虫の姿は一度も写らなかった。

ツバメと言えば、九州新幹線の博多〜鹿児島間の800系車両のネームが「つばめ」で、最高速度260キロ。
鳥のツバメが本気を出したら、200キロ!!

さて、マクロレンズに持ち替えて、、、、、、、

イヌビワの葉裏に、ギボシヒメグモ。
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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

サクラに、ムネアカアワフキのオス。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

コナラの根本のマルバウツギ葉上に、ダンダラチビタマムシ。
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

コナラに、カタビロトゲハムシがしわざと一緒に。
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

posted by やまかます at 21:38| とり

2023年03月30日

菜種喰い

三股町

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春萌える  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

まだまだ青い果実に、毎日やって来るのは、カワラヒワのつがいだ。

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カワラヒワ♀    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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カワラヒワ♂        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

嘴でチョンと突いたり、咥えてみたりして、食べごろかどうか吟味している様子も見ていて面白い。



posted by やまかます at 20:04| とり

2023年03月29日

都会のスズメ、田舎のスズメ

三股町  

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エノキの若葉        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

庭から見える地区公民館(田上地区集会場)のサクラも今が満開。

過去10年間以上、ここのサクラで見ている蜜吸い鳥は、ヒヨドリとメジロ、
そしてニュウナイスズメの3種である。
なぜかスズメはサクラの花にはまったく関心を示さない。うちの敷地内にいるスズメも目の前にあるサクラに来ない。
チュンチュン、サクラが賑やかだなと庭に出てみれば、ニュウナイスズメ数羽の群れが来ている。

東京で20年間住んでいた清瀬市でも、都内の日比谷公園や代々木公園でも、サクラにはスズメが来てしきりと蜜を吸っていた。それがスズメの当たり前の習性だと思いこんでいた。

今年もどうだろうか?とサクラを見上げてみれば、やはりそこにいたのは、ニュウナイスズメだった。
もしかしたら日本全国のスズメに共通の習性ではなく、地域性があるのだろうか?

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   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

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   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
花柄部からもぎ取ってから、嘴でしごいて蜜を吸うと、、、、、
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

そのまま、ポイっと捨てる。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO  

こちらは、メス。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

頭上からはパラシュートのごとく花がクルクル回りながら落下してくる。
地面には風で落ちた花びらに混じって、柄ごとちぎられた花そのものが夥しい数転がっている。

落ちている花を拾い上げてみると、萼筒の部分が裂けている。写真ではアリが来ていた。吸い残しがあったのだろう。

「桜花を食べるスズメたち」という詳しい話が、唐沢孝一 著『スズメのお宿は街のなか』(中公新書:1989)に出ている。
スズメが花をちぎって蜜を吸う、という行動は、北は岩手県花巻から南は宮崎県都城市までと、広いエリアで多数観察されている。しかも、どちらかと言えば大きな都市や街での観察事例が多い。

私の住んでいるこの三股町の一部のエリアは、例外なのだろうか?それとも見落としているだけなのだろうか。

さて、花を物色している間に、ときおり枝先近くに巻き付いているムネアカアワフキの幼虫巣をブチンと啄んでいるところも何度か見た↓   ニュウナイスズメもこのタンパク源を見逃してはいなかった。では、スズメはどうなんだろうか?
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO  
   
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トラフシジミ  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20  

うちの庭では、アブラナの花の最盛期はとっくに過ぎ、残っている花数もかなり減ってしまった。
盛大に咲き誇っていたアブラナが幕引きとなるのも少し寂しい気もするが、先週あたりから、カワラヒワが種子を啄みに来るようになった。
朝一番、ウグイスと競うかのようなカワラヒワの囀りも心地よい響だ。



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2023年03月12日

海上の探鳥会

東臼杵郡 門川町

南北を日向市と延岡市に挟まれた、門川町。

昨日はその門川町の沖合い海上で「カンムリウミスズメ観察会」が開催された。
定員35名と聞き、慌てて夫婦二人で応募したのが先月半ば。受付で参加者名簿を見ると、30番目よりあとに名前があったので、ギリギリセーフだったようだ。

早めに門川町に着いたので、集合場所の船乗り場を確認してから遠見半島の遠見山展望台に上がってみた。
白く霞んだ海を眺めていると、目の前をアゲハの春型が通過していった。

「あの飛び方はオスだね。花が何か咲いていないかな?」

しばらく裏手の方まで散策していた嫁さんが、「白い花に、アゲハが来ていたよ」と言うので、その場所に行ってみれば、
花はクサイチゴで、そこへ歩み寄るとちょうどタイミング良く先程のアゲハが花に吸い寄せられるように着地した。

アゲハ春型-1000009.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

カンムリウミスズメ-1065399.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

遠見山展望台から見える、枇榔島。
この島は無人島で、カンムリウミスズメの営巣地となっている。繁殖期になるとこの枇榔島の周辺海域にカンムリウミスズメが多く集まってくるようだ。

カンムリウミスズメ-1000178.jpg
  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO      

参加者は3隻の船に分乗して、枇榔島を目指して出港。港の中では穏やかだった海面は、沖に出るとうねりが高くなってきた。体長わずか24センチ程度の小さなカンムリウミスズメだから、目を皿のようにしてひたすら海面を見つめる。

カンムリウミスズメ-1065409.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

10分程度進んだところで、船縁から右手方向に3羽の姿を発見できた。最初、見つけたのは私だけだったのか、船はズンズン前へと進んで行く。しばらくして、他の方も気付いたようで、船はゆっくり旋回してカンムリウミスズメのところへ引き返した。初めて見るカンムリウミスズメは波間に見え隠れしながら漂っていた。が、すぐに潜ってしまいあっという間に姿を見失った。

このあと、カンムリウミスズメには3回ほど接近できたが、船に警戒して後ろ向きの姿しか見れなかった。
海面のうねりが大きく、船と鳥と双方が上下に大きく動くので、船上からの撮影はなかなか思うようにはいかない。
下写真よりかもう少し寄れた写真も撮れはしたが、カンムリウミスズメの姿をきっちりと捉えた写真とまではいかなった。

「来年、また観察会に参加しなくてはね」と、私。

すると「自分で船をチャーターすればいいじゃないの」とは、嫁さん。

「無茶だよ!貧乏写真家がチャーター代なんか捻出できないよ」

カンムリウミスズメ-1000070.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 19:52| とり

2023年03月06日

肥前の鳥と虫

佐賀市 

カササギ-1000917.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

住宅と田畑が混じる一帯を走行していて、カササギの巣を見つけた。巣は全部で4箇所。使っていない巣は1箇所、2箇所ではつがいを確認できた。

カササギ-1001171.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

住宅地で暮らしているカササギは人への警戒心は他の鳥に比べると薄い。
つがいが農道の脇の草地で採餌している様子を見ていると、顔立ちや羽毛の艶などからオスとメスの区別ができる。
下写真のカササギはメスだろう。

カササギ-1000834.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

神埼市

ベニツチカメムシ-3060383.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今回の撮影旅行では、『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社)の共著者、森下英美子さんと同行。
せっかく九州まで来たのだから、ベニツチカメムシ生息地にも案内をした。
越冬明けの小集団がいくつか、樹上で見つかった。

ベニツチカメムシ-3060396.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 22:13| とり

2023年03月05日

河口の鳥とカイガラムシ

鹿児島県 出水市

ミサゴ-1000430.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ミサゴが水面ではなく、田んぼに舞い降りた。降りたところで手前の藪陰になって、何が目的だったのかわからなかったが、上空へ舞い上がった姿を見て納得。
巣材を拾い上げたのだった。藁クズだろうか? 今はちょうど営巣中なのだろう。

ツリスガラ-1000583.jpg
        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

小さな冬鳥のツリスガラを初めて見たのは20数年前、松山市の河川敷だった。
実家のすぐ近くの河原にあるヨシ原だが、その時は撮影する間もなくすぐに見失った。
昨日と今日、出水市のヨシ原で10羽弱の群れに出会えて、食事の様子など間近でたっぷり観察と撮影ができた。
特異な地鳴きを時々発するので、ヨシ原に潜り込んでいても群れの動きがわかる。

ヨシの茎には多数のカイガラムシ類が寄生付着してい、これがツリスガラをはじめ小さな野鳥たち(スズメ、シジュウカラ、エナガ、メジロなど)の貴重な餌資源となっている。ツリスガラはもっぱら、このカイガラムシを探り当て、器用に啄んでいく。

「ツリスガラ」の名前は巣が吊り下げたような形であること、カラ類に似ていること、からきているようだ。

出水市での撮影を午後2時に終えたあと、佐賀市に移動。
ところが、広川ICの先で追突事故のため渋滞が発生し、ノロノロ運転になった。そこで、広川で降りて一般道の抜け道で佐賀市に向かったものの、IC降り口も渋滞していて、一般道に出るまでにもかなりの時間が掛かり、佐賀市には予定時刻より2時間以上も遅く着いた。

ツリスガラ-1001151.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 22:42| とり

2023年03月04日

出水市、野鳥撮影の旅

鹿児島県 出水市

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先月も下見で訪れた、出水市のツル越冬池。
すでに北帰行したツルは半数にものぼり、残っているツルはナベヅルばかりで、マナヅルはわずかに1羽を見たのみ。
その1羽が何故に残っているのか、気にはなるところ。

出水平野を一望に見渡せる高台に座っていると、目の前を魚掴んだミサゴが悠々と飛び行き、その次には、カラスに追われて逃げるハヤブサ現れ、さらにまた、チゴハヤブサも通り過ぎる、、、ゴロンと一日中寝転がっていたいような観察ポイントだった。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

半数になったとはいえ、日の出後の一斉飛び立ちは圧巻。
今朝は台湾からの観光客が10数名もいて、歓声しきり。ツル観察センターの屋上にいる我々の頭上を掠めるようにツルの大群が飛び去っていく。



posted by やまかます at 22:01| とり

2023年02月14日

モズの営巣はじまる

三股町

午前11時24分
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霧島山     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

モズ♂-1000014.jpg
   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO  

モズのオスが巣材を運び込んでいた。
例年、営巣している笹藪の中にオスが潜り込んでいったあと、しばらくしてメスが入れ替わって巣材を持ち込んでいた。
数回、この作業をしたあと、近くの公民館フェンスにペアで並んでいた。
モズの巣作りがすでに進行しているようだ。
50メートルほど先に進むと、そこにも別のペアがいた。こちらのペアはうちの敷地内にもたまにやって来るが、さらにもうひと組、うちの近辺散歩コースでは3組のペアが見られる。


〜高倍率マクロレンズ〜

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ホソヘリカメムシ     OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2  FlashQ G20U

ワカバグモ-2139043.jpg
ワカバグモ♀     OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2  FlashQ G20U

上写真2枚は、昨日、小雨のなかうちの林で撮影したものだが、レンズは高倍率撮影専用レンズのマクロ20mmを使用している。撮影範囲は5ミリ×3.75ミリだから実質倍率は3.5倍(35ミリ判換算では7倍)になる。25mm長の接写リングをかませば、実質倍率は4倍。
フィルムカメラ時代の古いMFレンズだが、高倍率をそこそこの画質で撮影できる。
この20ミリマクロレンズは変換アダプターを付けてもレンズ全長が65ミリほどだから、カメラボディに取り付けたストロボでライティングが組めるのと、重量も軽いので、お手軽なところが良い。ただし絞り込み撮影となるので、日陰など薄暗い条件下ではモデリングランプが必要となる。

今月24日に発売されるOMシステムの新製品、M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
2倍テレコンMC20を装着すると最高実質倍率で4倍(35ミリ判換算で8倍)まで撮影できるようだ。
しかも、全倍率域でAFが効くので、フォーカスブラケット撮影による深度合成、あるいはカメラ内深度合成撮影ができるという画期的なレンズだ。
2倍テレコンを付けた時のレンズ全長が161ミリ。これだけの長さになると手持ちでのストロボ撮影ではライティングの工夫が必要になる。純正のマクロフラッシュ STF-8が装着できるようだが、できれば煩わしいケーブルの無いスタイルにしたいとは思う。またレンズ単体の重さは453gだからかなり軽量化されており、片手での撮影もできそうだ。

この90mmマクロレンズがあれば、これまでは60mmマクロと20mmマクロの2本を携行していたのが、1本で済むということになり、とても便利になるのは間違いない。
posted by やまかます at 19:58| とり

2023年02月07日

待ちぼうけ

三股町

雨上がり-1062558.jpg
アブラナ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

昨夜から降り始めた雨は久しぶりにまとまった雨量で、今朝には弱まったもののグズグズと夕方まで続いた。
おかげで庭の昆虫池(トンボ池)の水嵩も少し回復した。

今日は一日、部屋にこもって原稿の手直しなどをし、夕飯の準備など台所にもしばらく立っていた。

エナガの群れが梢から梢へと移動しながら、わがやの周囲をグルグル巡っていた。
夕飯の仕込みが終わっての寸暇、窓から様子を窺い、
こんどはあちらに行くな!と先読みして外に出て待っていたら、今日はまったく逆コースへと転進してしまい待ちぼうけをくらった。写真下は数日前に撮影。

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イヌビワにて、エナガ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

待ちぼうけ、と言えば、、、、、西向きの窓に設置してあるカメラ(写真下)。

これは今日のように部屋で作業をする際、万が一に備えてのこと。ときおり外の様子を窺うのも気分転換になるが、
このカメラポジションで狙っているのは、猛禽類のハヤブサ
まさか!庭にハヤブサが来るはずがあるわけない、、、、、いやじつは、そのハヤブサが数年前のこと庭のクヌギに降り立っていたのである。
あの輝くような大きな瞳を間近で見たとき、まさに体全身に電撃が走ったようなそんなびっくり仰天をして、
次の瞬間、これはもう逃げられてしまう!あまりにも近過ぎたと悔しい思いがいっぱいこみ上げてきて、そしてその通り
目の前のハヤブサは、私がカメラを構えるよりもはるか前に飛び去って行った。走って追い縋ったけれど、その時点ではもう天空に粒となっていた。
一度あったことは二度ある、、、、、かな? 限りなく可能性薄くとも、想像しながら期待して待つというだけでも楽しいものだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 21:34| とり

2023年02月05日

落ち葉はきと野鳥

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

一昨日から姿を見せるようになった、ルリビタキのオス。
先月なかばころから隣の杉林などでたまに見かけたりしたものの、ずっとご無沙汰だった。

ルリビタキ飛翔-1001045.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ルリビタキ飛翔-.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO   

観察路のくずはき(落ち葉はき)をしていたら、音を聞きつけたかすぐ近くまでやって来た。剥き出しになった地面が鳥たちにとっては猟場になる。次々と獲物を啄んでいたが、獲物の正体がわかるようなサイズのものは稀。一番大きかったのはミミズ。
あっと言う間に飲み込むので、撮影した写真で確かめるしかないが、種名まではわからないけど、カメムシの一種、クモ類、蛾類幼虫、ヤスデ類などの姿が写っていた。

止まり木から飛び降り地面で獲物を咥え込んだら、また同じ止まり木に戻る。これが何度も何度も続く。

シロハラ-1001986.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

やがてシロハラもやって来た。
ルリビタキと少し距離をおいて、さっそくミミズやクモを捕らえていた。

シロハラ-1000251.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 19:40| とり

2023年02月02日

ツル越冬池〜鹿児島県 出水市

鹿児島県 出水市

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ツルの越冬池を初めて訪れてみた。
市内には大学時代の同級生のお宅があって、数年前の冬、嫁さんは訪れたことがありそのときの様子など聞いていた。
百聞は一見に如かず。天候も申し分ない。まずはどんな場所か見ておきたい。

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マナヅル     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

出水市内の南九州道を走り目的地手前のインターを降りようというとき、車内から目の前を大きなツルが4羽、ゆっくりと横切っていく姿が見えた。

「おお〜、さすがに大きい!マナヅルだ」

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ツクシガモ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日は下見ということで、東干潟までは行かず、ツル観察センターの屋上などで3時間ほど観察に費やした。
田んぼに集まっているツルの集団上を明るい白に胸の帯模様が目立つカモの群れがやってきた。
初めて見る、ツクシガモだ。
図鑑によると、「有明海沿岸以外ではまれ」とあった。
posted by やまかます at 21:23| とり

2023年01月12日

つばさ

三股町

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ルリビタキ♂     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

朝一番に自宅フィールドから隣の果樹園を抜けて、ぐるっと一周歩いて回るのが日課になっている。
今朝も果樹園から庭へと戻ったところで、林内のササが風もないのにそよそよと揺らいでいた。

「ハハア〜ン!何かいたよな」

足を止めてそっと林の中を覗き込むと、数メートル先のイヌビワの枝がユラユラと上下に揺れていた。
さらに先に目をやると、ルリビタキのシルエットが木々の間にわずかに見えた。ゆっくり目線だけは固定して斜面を下っていくと、ルリビタキはすばやく地面に降り立ったあとケヤキの枝に落ち着いた。
じわじわと近寄っても逃げない。昨年はこちらの姿を見るとすぐに飛び去っていたけど、少しは人馴れしただろうか。
そのうち羽繕いを始めた。丹念に羽毛の間に嘴を入れ、足爪でかき分け、柔軟体操をしているようにも見える。

自宅フィールドのハゼノキの実は残りわずか、ノイバラの赤い実はほぼ食べ尽くされ、残っている赤い実は、ナンテンとマンリョウ、クロガネモチ。ヤブコウジも一個だけになっていた。冬の野鳥たちの食料事情もだんだん厳しくなってきたようだ。

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タテハモドキ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ルリビタキが飛び去ったあと、観察路に飛び出てきたのは、今日もタテハモドキ。さらにこのあとクロコノマチョウもユッサユッサ、キタキチョウはヒラヒラとそれぞれ地面すれすれを舞っていた。

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ダイサギ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

畑で大型トラクターのうしろに集まったダイサギが3羽。アオサギも1羽いて、このアオサギが他のサギに突っかかっていた。
posted by やまかます at 19:58| とり

2022年12月27日

ピリリリ〜、ピリリリ〜

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

すっかり葉を落としたヤナギの一種、今朝もふたたび訪れてみた。


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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

リュウキュウサンショウクイは、エナガやシジュウカラ、コゲラ、メジロの混群と共に動いている。今日は3羽が一緒にいた。
探す餌の主なメニューは、昆虫やクモ類だ。頭をあちこちに向けては探索している様子が手に取るように見える。
こちらがじっと立っていると、すぐ間近までやって来るのはエナガも同じ。
サンショウクイ-.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:21| とり

2022年12月26日

はばたき

三股町

午前9時25分
熱気球-1000002.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

霧島連山の夷守岳(ひなもりだけ:1344m)の右肩に、熱気球が浮かんでいるのが庭から見えた。
風がほとんどないためか、ゆっくり上昇したり下降したり、しばらく同じ位置に留まっていた。

午後2時半
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

弱々しく鳴いていた、タイワンクツワムシのオス。
地表面は温かいとはいえ、か細い鳴き声とヨタヨタ歩き。 

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日も庭にやってきた、エナガ。でっかいイモムシを見つけて平らげていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

クビキリギスをハヤニエに立てたであろう、モズのオスが庭にやってきた。
地面に何か獲物を発見して方向転換、このあと羽をぴったし体につけたまま急降下していった。
posted by やまかます at 19:20| とり

2022年12月25日

柄長

三股町

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      E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

すっかり葉を落とした、ヤナギの一種。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ケヤキやエノキなどで餌探しをしていたエナガ

エナガ-1000822.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

自慢の尾羽です。

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       E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

クビキリギスのハヤニエはまだ健在だけど、6日前に見つけたイナゴのハヤニエが今朝になって消失していた。
霜が降りて一面真っ白になるような寒い朝には、まずはハヤニエへと一目散に駆けつける、そんなモズの姿を昔に観察したことがある。もしかしたら今朝にも同じような光景があったのかもしれない、と想像してみた。
posted by やまかます at 19:35| とり

2022年12月23日

小鳥の通り道

三股町

エナガ-1000362.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

数羽の群れで移動するエナガ
賑やかな囀りには特徴があって、食堂の窓越しにふと目をやると林の樹冠からワラワラと降ってくる姿が目に入った。
そこから次はあそこかな?と彼らの辿る経路を予想してから、先回りしてみた。こんなこと毎冬やっているのだが。

群れはやがて竹藪のヘリで待ち構えた私の目の前にやって来た。
「え!?そんなとこにどんな獲物がいるんだい?」
体の小さい鳥ほど動きは俊敏で、じっとしている時間などほんのわずか。
カメラの高速連写で運良く獲物が写り込んでくれればしめたものだが、今回はうまくいかなかった。

今朝一番の見回りで、昨日見つけたばかりのイナゴのハヤニエが消えていた。モズ自身が食べたのだろうか?現場を見届けるのは意外と難しい。
posted by やまかます at 19:54| とり

2022年12月20日

スカイブルー

三股町

午前7時15分

冠雪して赤く染まっていた、韓国岳(画面右奥)。
霧島山系では標高が一番高く、ここの頂上付近ではよく雪化粧が見られる。
霧島山-1000006.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午前8時35分

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   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

頭上の空高くをビュンビュン飛びすぎていく、ツバメ。 
寒くても元気だ。
ツバメ-1000501.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

足元の水路では、シマアメンボがスイーッツ、スイーッツ。
こちらも寒さなど関係ないと言いたげ。
シマアメンボ-1000549.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ハゼノキにはチョクチョク、通っています。
ルリビタキのオス。 
ルリビタキ_N1000350 (2).jpg
 
posted by やまかます at 22:54| とり

2022年12月16日

とりのしわざ

三股町

今朝一番に見つけたハヤニエは、3種。

イナゴの一種  ススキの茎にズブリ。
はやにえ1216-1000021.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

タイワンエンマコオロギ幼虫 セイタカアワダチソウの茎にチクン。
はやにえ1216-1000023.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ハラビロカマキリ♀  クリの枝にグサリ
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はやにえ1216-3164015.jpg
      E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350

ジョウビタキは頻繁に種吐きを行う。

今朝の種子はハゼノキ。吐き出し前の兆候は見ているとわかるので、撮影は簡単にできる。
1日のうちに実を食べる量は多いので、あちこちで吐き出される種子の数もかなりになるだろう。
ジョウビタキ吐き出し-1000006.jpg

ジョウビタキ吐き出し-1000007.jpg

ジョウビタキ吐き出し-1000009.jpg

     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:51| とり