2018年07月25日

脱皮〜オオカマキリ幼虫

ユズの木にまとわりつくように舞っていたナガサキアゲハの♀。
産卵したいのだけど、いかんせんクモの網巣がバリアのごとく巡らされている。
糸に当たっては弾かれたように後退、ということを繰り返していたが、
そのうち「エエイ!」とばかり、地面に近い葉っぱに産卵していた。

ナガサキアゲハ♀7396.jpg
じつはこの少し前に、クロアゲハの♀も同じように産卵に来ていて、クロアゲハの場合は、地面に近い幹に産卵していった。地面に近い低い場所だと、クモの網巣も少ないからだろう。
網巣を張っているのは、ジョロウグモの幼体がほとんどでとにかく数が多い。ジョロウグモはなぜ、これほどまでに繁栄しているのだろう?

日没直前、午後6時17分、オオカマキリ幼虫が脱皮していた。
オオカマ_2428.jpg

翅芽の大きさからして、この脱皮で終齢になったかと思う。
オオカマ♀_2441.jpg

あと一回脱皮すれば、成虫になるだろう。

昨夜は、自宅の林でクツワムシが鳴いていた。ハヤシノウマオイは、東京から戻った22日の夜にも鳴いていた。


posted by やまかます at 21:38| Comment(0) | カマキリ

2018年07月16日

サツマかヒメか?

草刈りのあと、刈草を履いていたときのこと。
屋外のゴミ箱を持ち上げたところ、床コンクリート表面に、細長いカマキリの卵しょうがあった。

IMG_9223.jpg

方眼目盛りは5ミリ単位。
さて、これがサツマヒメカマキリか、それともヒメカマキリのものか?

サツマヒメカマキリは今の時期は初令幼虫。
ヒメカマキリは卵越冬で、おそらくふ化のタイミングは、8〜9月頃かと推測している。
つまり、ふ化タイミングがこれからどうなるか。
しばらく観察してみよう。
posted by やまかます at 16:27| Comment(0) | カマキリ

2018年07月04日

長い卵期、サツマヒメカマキリ

サツマヒメカマキリが今日、一斉にふ化した。
ありんこ、みたい。何匹いるかな?

サツマヒメカマキリふ化_1535.jpg

産卵日は推測するしかないが、採集してから一ヶ月は長かった。もしかしたら寄生?無精卵?などと疑い始めて、もう少しで中を割り開いてみるところだった。

去年の飼育観察では卵期が27日間だったから、本種の卵期はだいたいこんなところなのかもしれない。

花壇に放ったふ化幼虫たち。3ミリ足らずのその小さな体で、ほんとに狩りができるのかい?と心配になる。
あっさりとクモに食べられてしまいそうだ。

さつま_5489.jpg
posted by やまかます at 22:19| Comment(0) | カマキリ

2018年06月26日

平たいもの

ここの道沿いの草原では比較的、遭遇頻度が高い。

なにかと言えば、サツマヒメカマキリ
林縁に沿った草原というのが、条件として合っているのかもしれない。


今日も犬の散歩がてら、この辺りにいたりして、という期待を込めて眺めていたら、ほんとに目が合ってしまった。
ヒメカマ_0706.jpg

サツマヒメカマキリはすかさず、伏せの警戒姿勢をとった。
そこで背中から覗こうとしたら、翅を全開にして飛び去ってしまった。飛ぶか、ポロッと落っこちるか、
彼女らの反応はいつも機敏である。


飛び去る姿を目で追っていると、ひょろ長いものがチガヤの葉に。
ヒル_0708.jpg
クロイロコウガイビル、だろうか。

登り詰めてからUターンして下り始めた。餌でも探しているのだろう。餌はナメクジやカタツムリで、たしかにこの辺りには多い。
これはしかし「長いもの」が苦手な方には強烈な光景かもしれない。

キノカワガのほぼ完成した、繭。
キノカワガ繭_Z5A7132.jpg
繭の外形は、ボートを伏せたような、あるいはアオスジアゲハの蛹のような、流線型をしている。
茶色のアクセントはただの模様だろうか。
繭作りの工程はおおよそ予想できていたが、実際に見るのは初めてで、興味深かった。


今日の午前中は雨。鹿児島県東部の通い慣れたフィールドには正午に到着。
車のなかで弁当を食べ終わったころ、雨はピタリと止んだ。
ベニツチカメムシは、ボロボロノキの落果を運ぶメス親や、育児室でメス親が2齢幼虫に寄り添っているものや、すでに独り立ちして落果に群れている幼虫もいたりと、繁殖期の賑わい。
2か所で育児室内の様子をしっかり観察でき、撮影もできた。


2時間ほど撮影してから別の森へと移動して、本日のもう一つの目的に取り組むもなかなかうまくは見つからず。
しかし、副産物というべきか、ツチアケビを見つけた。
花はほぼ終わりかけで、実が太り始めていた。

ツチアケビ_0632.jpg
posted by やまかます at 20:55| Comment(0) | カマキリ

2018年06月05日

赤いカメムシ

都城歴史資料館には、観察対象をかなり絞り込んで出掛けることがある。
肝心の資料館を見学したことはなく、
私は資料館敷地内の植え込みや、神社の境内を歩くだけだから、かなり、いや相当のひねくれ者と言えるだろう。

今日の目的はヒイラギナンテンに集まる虫を期待してのことだった。

ヒイラギナンテン_8207.jpg

ブルーベリーのような果実を食いつくように見て回ったが、成果はゼロ。
ときにはこうして、結果が出なかったことも書いておこう。


それでも、観察フィールドでは何がしかの出会いがあるものだ。

神社境内のサクラの若葉に、サツマヒメカマキリが産卵したと思われる、卵しょうがあった。
こんな不安定な場所で。
サツマヒメカマ卵_8259.jpg

かなり新鮮であり、産卵場所からしてもつい最近、産卵されたものであるのは疑い無い。
サツマヒメカマ卵_3512.jpg

サツマヒメカマキリは幼虫越冬で、羽化は5月半ばから。昨年、交尾を観察したのは6月下旬だったが、今年は季節の進行が早いせいか、もうすでに産卵が始まっているようだ。


同じサクラの葉っぱで脱皮中のカメムシ幼虫がいた。

クチブト脱皮_8248.jpg
脱皮して4令かな?
餌にはイモムシを調達しなければならないけど、クチブトカメムムシのなかまのようだから、飼育して確認しておこうか。


posted by やまかます at 05:00| Comment(0) | カマキリ