2024年11月11日

褐色vs緑色

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

ハラビロカマキリの褐色型を見るのは久しぶりのこと。昨日は網戸で対峙したオオカマキリのメスに威嚇されていたけれど、何事もなく逃れることができたようだ。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

先月から飼育していたトノサマバッタ数頭を庭の草はらに放した。飛び去る姿を見届けて、ふと足下をみれば、コカマキリがいた。それも、滅多に出会えない緑色型だった。

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX MF-12

威嚇行動は単発的で、長くは続かなかった。
過去17年間、自宅の庭で緑色型の登場はわずかに1回で、今日のを入れて2回目。さらに遡って東京に住んでいた頃にも確か1回きりの出会いだったと思う。今後、緑色型コカマキリをどれだけの回数見つけることが出来るだろうか?
それに比べて、ハラビロカマキリの褐色型も少ないとはいえ、毎年、少なくとも1頭は見ていると思う。
posted by やまかます at 22:00| カマキリ

2024年08月27日

おお!カマキリ!

三股町

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自宅林から西の空の眺め     EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM

画面右はアカメガシワ、左にあるのはニガキ。

超大型の台風10号が接近しているという。雨は短時間で降ったり止んだり。
暴風域に入るのはまだ少し先になるようだが、嵐の前の静けさが不気味にも感じる。強風に備えてライトトラップの白布を巻いたり、庭の片付けをアレコレ行った。

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オオカマキリ      EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

縁側にいたオオカマキリのメスは手を出すとすぐに威嚇姿勢となり、しかも長い。縁側にいた理由は、ここにバッタの飼育網カゴが置いてあるからだろう。オオカマキリは網越しにバッタたちの蠢く姿をジ〜ッと見つめていた。
posted by やまかます at 21:14| カマキリ

2024年08月10日

お盆休み

三股町

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          ツクツクボウシ  EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

ツクツクボウシのメスが、サツマノミダマシに捕食されていた。

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オオカマキリ      EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

クヌギ樹液に来る虫を待ち伏せしていたのは、オオカマキリ。
今夏、オオカマキリ成虫を見るのは初めて。

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ハラビロカマキリ幼虫     EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

ハラビロカマキリの羽化時期はオオカマキリよりか2週間以上遅れる。

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     EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

仕事部屋のライトトラップには、昨夜飛来したシンジュサン♂が居残っていた。
今年2化目の成虫で、この世代から産まれた幼虫が硬い繭の中で蛹となって越冬し、来年の5月頃に羽化する。

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クワコ幼虫     EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

耕作放棄により近所の農道沿いにはクワがやたらと増えている。以前、仕事でカイコを飼育していた頃は、餌のクワの葉を集めるのにあちこち遠出して苦労したけれど、今では餌の調達に不自由しないだろう。
今朝は、少し歩いただけでクワコの中齢幼虫が3頭目に入った。探せばもっと見つかりそうだ。

昨日から長男と孫が帰省しているので、撮影歩きは早朝、家族がまだ就寝中に行った。
posted by やまかます at 21:15| カマキリ

2024年08月08日

雷雨と地震

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

ハラビロカマキリ幼虫の褐色型が庭にいた。脱皮してまだ日が浅いのか、それとも獲物になかなかありつけないのか、腹部はペッタンコだ。

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     EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

こちらは同じく庭にいた、タテハモドキの夏型で羽化して間もないようだ。近づくたびに警戒してすぐに飛び立ってしまう。神経質な個体だった。

午前中の小一時間、近所の草はらで捕虫網抱えて虫を追いかけていた。午前中とは言えすでに気温は30℃超え。これが堪えて家に戻るとかなりバテてしまった。年齢のせいで暑さに弱くなった。それでもしばらく休んでいると楽になったので、捕虫網をカメラに持ち替えて屋外撮影に取り組んだ。

炎天下、三脚に固定しての撮影だけど、今日はカメラクーラーは取り付けず、日傘替わりの遮蔽板をカメラ頭上に取り付けただけにした。日陰にしてもカメラ筐体はガンガン熱くなった。
カメラクーラーを取り付けるためには、背面モニターを開いた状態にしなければならない。それが問題で、背面モニターを開くと、OM-1カメラの画面確認がファインダーではできなくなる。老眼のためメガネをかけないとモニター画面が見えないのが辛いところで、強烈な日差しの下だとメガネでの視認がやりづらい。正確なピント合わせをするためには、ファインダーを覗いてピント調整をしたい。背面モニターを開くと、ファインダーでの画像確認やピント合わせができない仕様となっている、OM-1。できれば、EOS-R6-M2のように、背面モニターを開いていてもファインダーとモニターいづれでも画像確認やピント合わせが行えるようにして欲しい。ただしいかんせん、高速プリ連写撮影ではどうしてもOMカメラの出番となる。EOS-R6-M2のRAWバースト連写の秒コマ数は少な過ぎるし、シャッター歪みも生じやすいからだ。

午後3時過ぎ、激しい雷雨となりそれまで猛暑だったのが嘘のように涼しくなり暑さから解放された。

雨の中、発注してから3ヶ月待った超望遠ズームレンズが届いた。RF200-800mm F6.3-9 IS USMだ。さっそくカメラを取り付け室内で操作していたら、いきなり大きな揺れがきた。

雷鳴と揺れが同時だったので、最初は家屋に落雷したのかと一瞬錯覚した。
揺れて数秒後に携帯の緊急地震速報アラームが鳴った。これまでに体験したことがない揺れだけに、これは覚悟しないといけないかと不安になった。震源地は日向灘沖でM7、うちの近辺での震度は5弱。
揺れが治ってから仕事部屋の中を見回してみたが、棚から落ちたのは臭角を出したアゲハ幼虫のフィギュアーだけだった。

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     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

地震発生後、しばらくして雨が止んで雷鳴も遠のいて行った。縁側に出てみると、西の方角からトビがこちらに向かって飛んで来るところだった。

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      EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

雨が止んで夕陽が出て来た。ポンポン百日草でアオメアブが休んでいたので、最短距離まで近づいて撮影。
焦点距離は539mm。RF200-800mm F6.3-9 IS USMの最短撮影距離は、200mm端で0.8mと短いが、800mm端だと3.3mと長い。
タグ:とり
posted by やまかます at 21:28| カマキリ

2024年05月01日

寄生バチとカマキリ

三股町

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エゴノキ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO

昨日からの雨もあって、エゴノキの花はもう数えるほどしか残っていない。
モンシロチョウも夏型の羽化が盛んになって、すでに初夏の兆しがすぐそこまで来ているように感じる。

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サツキ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
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ハゼノキ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO

ハゼノキが水面に映り込んでいる池には、このところ頻繁にカワセミが来ている。もともとここの池にはよく来ていたのだが昨年の春からほぼ1年間、パッタリ音沙汰無しだった。ただし、池に飛来しても以前ほど長くは留まらず、短時間で移動しているようだ。

林床の下草や庭の植え込みなどで、孵化して間もないオオカマキリの1齢幼虫をよく見かけるようになった。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

小さなカマキリ幼虫がどんな獲物を捕らえているのか見てみたいものだが、獲物も小さいためだろうか、食事中の姿に出会う機会は稀。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

昨年、見つけたヒメカマキリの卵しょう。
孵化する日を待ち焦がれて毎日見ていたが、今朝になって寄生バチが馬乗りになっていた(オナガヤドリコバチの一種)。産卵管を突き立てているので、これはマズイとブロワーで退去願った。
逆の見方をすれば、寄生バチが産卵のターゲットに選んだということはヒメカマキリの卵が生きている証拠であろう。
一旦は追っ払ったけれど、また戻ってくるかもしれないし、別の個体が嗅ぎつけて飛来するかもしれない。
安全策として卵しょうのついた枝ごと、仕事部屋に取り込んでおいた。もっとも、寄生産卵済みだったとすれば、すでに手遅れということかもしれない。ヒメカマキリの誕生を見届けることができるのか、それとも寄生バチが続々と出てくるのか、いづれ結果が出るまで待つしかない。

posted by やまかます at 21:23| カマキリ

2024年01月16日

越年カマキリ

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午前8時45分、光芒を浴びるクスノキ。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
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    E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

セイタカアワダチソウのドライフラワー。
OM-1のバッテリー切れで、急遽、EP-7とレンズを入れ替えて撮影した。普段使いとしてはあり得ない組み合わせだが、ボディー内5軸手ぶれ補正のおかげでモニター覗きでもしっかり撮影できた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日も日中はかなり暖かく、自宅林のアカメガシワでハラビロカマキリが日光浴をしていた。
さすがにちょっと、びっくり。

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    LUMIX G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH DMW-FL200L
posted by やまかます at 20:33| カマキリ

2023年11月29日

水入り

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

昨日、9時間にも及ぶ交尾の後、メスが産み残していった卵は、繭上に6個と、
繭柄の付け根近くの枝に1個(2枚目写真の矢印先)、合計7個があった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

てっきり飛び去ったと思っていたオスは、交尾場所から1メートルも離れていない、隣のクヌギで休んでいた。
日中はずっとこのまま、長い休息だ。ちなみに、午後8時となってもまだ動いていない。

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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO  (撮影:11月24日)
   
道路を下ったすぐ近くのクヌギ林が伐採された。伐採作業は先週から行われていたが、昨日になって皆伐完了(矢印先の林)。
ここのクヌギ林は、苗木を植えたのが12年前の2011年。植え付け作業をしていた高齢のご夫婦の姿が頭の片隅に残っている。植え付けのあとは下草刈りとか枝打ちとか、手入れが施されたことは一度も無く、クヌギの樹高が伸びてのち林床は藪に覆われ、中に踏み込むことができないほどになっていた。12年を経た今、あのときのご夫婦が健在だろうか気になる。年月がいつの間にか過ぎて、自分が老いていくのを知るのは、鏡の中の自分を見るときよりか、林の木々の成長や農地の荒廃など、自然環境の変化であることも多い。

伐採木はまだ倒されたままだが、椎茸のほだ木用ならそのまま2ヶ月ほど寝かせる。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R

伐採の様子を見た後、隣接する林のクヌギ樹幹上でカマキリの姿が目に入った。
オオカマキリ(画面左)とハラビロカマキリの両メスが、ガッツリ組み合っていたのだ。

お互い、左前あしで相手の頭部を押さえているが、左側オオカマキリの首が捩れている様子から、幾分オオカマキリのほうが劣勢であるようにも見えた。しかし、両者の力はほぼ互角なようで、組み合ったまま硬直している。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO  FL-900R

しばらくすると、オオカマキリがジリジリと後ずさりを始めた。やはり形勢不利と判断したのか、オオカマキリのほうが逃げ腰になったように思われた。けれど、ハラビロカマキリの方は鎌に込める力を緩める様子もない。

いづれは勝敗がつくだろうから放っておこうとも思ったが、いつになく、私はこの事態に介入する気になった。
3mほどの高所ゆえクワの枯れ枝を拾ってきて、枝先で両者をそっと引き離した。そのとき、ハラビロカマキリは樹下に落ちた。こんなことをしても、また両者が顔を合わせるかもしれない。
なにか決着を見ないと気が済まないという、悪しき感情が働いたとも言えるし、こんな無駄なエネルギーと時間を費やすなんておよしなさいよ、という余計なお節介の押し付けに過ぎなかった、とも言える。いづれにしても、自分のやったことに後味の悪さを感じた。
posted by やまかます at 20:13| カマキリ

2023年11月20日

舞台の上

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 

朝の陽射しが庭に届き始めるのは遅く、午前10時過ぎになる。暗闇となっている背景は隣のスギ林。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 

口を開け小顎が見えてはいるけれど、逆光でもあり体色に溶け込んで目立たない。
一旦威嚇を始めるとえらく長い、久々に元気なコカマキリのメスに出会えた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U 

こちら、黒色タイプのメスはずっと逃腰だったが、たいていのコカマキリはこうだ。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U 

洗濯物を取り入れようと物干し竿に歩み寄ったそのとき、オオトビサシガメが目の前に着地。
この後、元気よく飛び立って行った。
昨日までの寒さから一転して、今日は朝から気温が上がった。活動する虫の姿も多く、コミスジやクロヒカゲもまだ飛んでいた。
posted by やまかます at 20:12| カマキリ

2023年11月08日

ハロー!オオカマキリ

三股町

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     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

午前8時47分、リンゴドクガ幼虫が脱皮を終えていた。
おそらく今朝のこと脱皮したのだろう。

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     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

イロハカエデのテント台座に篭って丸三日間、脱皮前休眠をしていたわけだ。
脱皮殻は午後になって、下に落ちていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO 


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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

青空がないのは惜しいけれど、halo(日暈:にちうん)が出ていた。
目の前を飛んでいったオオカマキリ♂を見つけ、次のフライトを狙ってみたら、haloの真ん中を横切って行った。
posted by やまかます at 20:38| カマキリ

2023年10月10日

威嚇と擬死

三股町

午前7時14分 霧島山
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 カナムグラ
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アケビ
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

我が家の真向かいにある梅林ではアケビの果実が鈴なりとなり食べ頃になっている。しかし毎年、放置されたままで勿体ない。地主の方とは顔見知りだけど、数年前から姿を見かけない。そして梅林は草ぼうぼうの荒れ放題となっている。うちの周辺では耕作放棄された農地が増えて、そのため道路まで生い茂った草がはみだし、道幅がどこも狭くなっている。その理由の一つは高齢化で離農する人が増えていることだろう。私の知り合いの方にも亡くなった方が数名いて、すぐ隣の畑なども笹藪になりつつあり、どんどん背丈が伸びて壁のようになり鬱陶しくなってしまった。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

ジョロウグモの糸にぶら下がっていた、コカマキリ。おそらく飛んでいたときにクモの糸にぶつかったのだろう。風に揺られて身動きできないようにも見えた。そこで近づいてみると、一瞬にして飛び立ちすぐ下の地面に着地した。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

着地したコカマキリを指で摘んでみると、最初は逃げたけれど2回目には威嚇を始めた。
威嚇に入った瞬間、翅を擦っているのだろう、シュ、シュ、シュ〜!!と発音も聞こえた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

玄関にもコカマキリがいたので、これも指で摘んでみると、こちらはでんぐり返って脚を縮めて擬死をした。数分間、この状態が続いた。カマキリの中で擬死行動を行うのは、ヒメカマキリ、サツマヒメカマキリとコカマキリの3種だと思う。ただし、個体差もあってこの3種でも擬死を行わない個体も多く、とくにコカマキリでは擬死をおこなうケースは少ない。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

同じく玄関のポストの下にいたオオカマキリにもちょっかいを出してみると、すぐさま威嚇を始めた。
一旦興奮すると、威嚇ポーズの時間が長い個体だった。
このところ庭や家屋の壁にと、カマキリ類の姿が多くなって、毎日のように見かける。
posted by やまかます at 20:47| カマキリ

2023年09月08日

威嚇となりすまし

三股町

今朝はモズの高鳴きが部屋まで聴こえて、そしてしばらく間をおいて何度か続いた。
朝晩はかなり気温も下がるようになった。

庭の窓のすぐ下にいた、オオカマキリのオス。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

摘もうとすると、翅を広げて威嚇して、が威嚇時間はごく短く、すぐに逃げ出してしまう。でまたちょっかいを出すと立ち止まり、振り返りざま威嚇して、と何回も繰り返すうち、ついに飛び立ってツバキの茂みに隠れてしまった。
元気なオスだったが、メスに比べて威嚇の継続時間は短いように感じる。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

いっぽう、こちらも窓のすぐ近くのクワの葉にいた、ヒメクダマキモドキのメス幼虫。
葉脈の模様に見事に溶け込んでいいる。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

背面からも、そして横から見ても、どうだい!と言わんばかりに落ち着いている。
「オオ〜!」と独り小さく叫んでいる私。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
posted by やまかます at 21:18| カマキリ

2023年08月19日

紙一重

三股町

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     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH GODOX TT350

コガネグモの姿がめっきり減って、今はナガコガネグモの成体を見ることが多くなった。
上写真は庭のコナラにて。大きさからすると亜成体か?

近所の交差点では、コガネグモとナガコガネグモが並んで網を張っているのが車の窓から見える。電柱とワイアとガードレールを足場にしており、両者の網の向きはちょうど直角になっている。
産卵をすでに終えたか、コガネグモの腹部はヨレヨレだ。ナガコガネグモの張りのある鮮やかないでたちが、まるで「選手交代!」と言わんばかりに、力強く見える。

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     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

イヌビワの葉は休憩場所としてうってつけなんだろう。シュレーゲルアオガエルを昼間に探すなら、イヌビワの葉蔭が一番手っ取り早いかもしれない。とくにうちの林では。

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     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

ハラビロカマキリの羽化が盛んになっていて、幼虫より成虫の姿のほうが増えてきた。

と、思えば羽化を終えて幾日も経ないうちに、もう屍を晒しているハラビロカマキリもいた。

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    OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
posted by やまかます at 21:15| カマキリ

2023年07月31日

明日は我が身

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

夜の庭や林で、ハラビロカマキリ幼虫がやたらと見つかることを数日前に書いた。
彼らがいかに狩りの名手であろうとも、自然界では安心安全というフレーズが通用しないようだ。
自分よりうんと小柄なアズチグモに捕食された、ハラビロカマキリの幼虫。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO GODOX TT350 ( 7月28日、美郷町 )

カナヘビが昆虫を捕食する場面はよく目にする。先日の獲物はオオカマキリ幼虫、だった。
獲物が大きすぎて、飲み込むまでにはかなりの時間が必要。
ヤスリのような歯では肉を切り裂くことも、切り刻むこともできない。
とにかく貴重な獲物を奪われまいと警戒中。
じっとしていれば、落ち葉に紛れて一安心か。



posted by やまかます at 21:08| カマキリ

2023年06月18日

順調に脱皮してます

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FlashQ G20U (6月17日、撮影)

午前9時55分、オオカマキリ幼虫(褐色型)が脱皮を終え脚がしっかりするまで休んでいるところだった。
体長は3〜4センチ程度。
ぶら下がっているのは、ミズナラ小木。
このミズナラは3年前だったかドングリを庭に植えたもの。

お尻の先っこ部分だけで体重を支えて落ちない仕組みは、どうなっているのだろう?
拡大した写真を眺めていてもよく判らない。

オオカマキリ幼虫の大きいのでは体長5センチ近くのも見かけるようになった。

夜になると幼虫の複眼もサングラスみたく黒くなる。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FlashQ G20U (6月17日、撮影)
posted by やまかます at 21:46| カマキリ

2023年06月13日

アジサイの上とクローバーの上

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

ゴマダラカミキリのメスが飛び立った。すぐ隣にはユズがあり、そこで後食するところを何度か見ている。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

5月に越冬幼虫から羽化した、サツマヒメカマキリだろう。
しきりと鎌足の手入れをしていたが、このあと少し目を離しているうちに姿が消えていた。体つきからメスとわかる。
年によっては庭のどこかで本種の卵しょうが見つかったり、初齢幼虫や越冬幼虫も見つかる。
我が家のフィールドにはサツマヒメカマキリが棲息しており、そして、それに比して少ないながらヒメカマキリも見られる。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

庭を飛び跳ねるショウリョウバッタ幼虫。写真の個体は3センチを超える大きさだが、まだ雌雄の見分けがつかない。
どの段階で見分けることができるようになるのか知りたいとは思う。
posted by やまかます at 21:08| カマキリ

2023年01月26日

カマキリの受難

三股町

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     EPL-1 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8  (2010年4月16日、撮影 自宅庭にて)

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EPL-1 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 (2010年4月16日、撮影 自宅庭にて)

一昨日、カマキリタマゴカツオブシムシに寄生されたハラビロカマキリの卵しょうのことを書いたばかりだが、もし仮にカツオブシムシの寄生産卵から逃れたとしても、まだその先にいくつもの天敵が待ち構えている。

その一つが、今日の写真のオナガヤドリコバチの一種(数種類がいるようだ)で、写真は4月上旬、越冬明けの時期に寄生産卵している場面。
もう少しで孵化を目前に控えながらも、こうして別の命に置き換わってしまう運命だ。

ハラビロカマキリは毎シーズン、カマキリの仲間としては一番多く見かけるけれど、卵から成虫まで無事に成長できるのはほんのごく一部のようだ。もちろん、オオカマキリや他のカマキリたちの事情もほぼ似たようなものだろう。
posted by やまかます at 21:57| カマキリ

2022年12月10日

小さなチェリーとオオカマキリの産卵

三股町

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
先日見つけておいたクロヒカゲ幼虫のチェックをしていると、すぐ目の前に、ヤブコウジの赤い実が並んでいた。
地面スレスレに他の草に隠れてあるのはいかにも控えめで、この実を鳥たちが啄むことがあるのだろうか?と気になった。

ヤブコウジ-1060771.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ムラサキツバメ-1060784.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

昨日のムラサキシジミに続いて、今朝はムラサキツバメが吸蜜にやって来た。
撮影しているうちにホウジャク類が割り込んできたけど、ムラサキツバメは動じることなく蜜を吸っていた。

ムラサキツバメ-1060779.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

飛んだ瞬間、ムラサキツバメの性別はオスとわかった。

ムラサキツバメ-1060844.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今年の10月はじめころ、台風一過で葉っぱが傷んでしまったツワブキを根本から全部刈ってみた。
すると新たに芽生えて見る見るうちに大きく育ち、葉っぱは小ぶりながら数を増やして密になり、花茎も次々と立ち上がって今は花盛り。刈り込みをしていないツワブキより艶もあってしっかりとした株立となった。咲き始めも遅れているのでこの先まだしばらくは花を楽しめそうだ。
そのツワブキを俯瞰気味に撮影してみた。
ツワブキ-1060902.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

昨日オオカマキリのメスがいたツワブキが上の写真で、今朝もツワブキの根本からノソノソと這い上がってきて日光浴をしていたが、しばらく目を離しているうちに、ツワブキの花茎に産卵を始めていた。
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      OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
posted by やまかます at 18:06| カマキリ

2022年11月21日

辛いか甘いか?


自宅林
マムシグサ-3212878.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

霧の濃い朝だった。

マムシグサ-3212910.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

マムシグサの実が啄まれている。シロハラのしわざだろうか。
まだ完熟とまでは言えない実だけど、大丈夫なんだろうか。

マムシグサ-3212911.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

オオカマキリ-3213232.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

昨年、卵のうがたくさん見つかった場所で探してみれば、狙い通りにオオカマキリのメスが見つかった。
最初は通り過ぎてしまったのだけど、なにやら視線を感じて振り向けばそこにいたわけで、ちょっと危うかった。
お腹の膨らみ具合からして、このさき産卵も行えそうだ、


一昨日(19日)、宮崎空港に到着後、JRの切符を買ったのだけど、改札口での検札はなく、自宅の最寄駅「餅原駅」は無人駅で、ここでも下車後の検札はなく、結局、買った切符はポケットに入れたままだった。

それとわかっていたらキセル乗車する乗客もいるだろう。もっとも、空港駅での乗客は3名だった。
いやしかし、切符売り場にはAI顔認識システムがあって、買った切符と下車駅の付合が監視されているかもしれないということも今の時代に無いでもない。(無いと思うけど)
空港から二駅目の南宮崎駅で乗り換えがあり、餅原駅までの所要時間は1時間以上かかる(単線のため、待ち合わせ停車も何度かあるため)。
空港から高速バスを使えば半分の30分。しかし、土日は午後6時台のバス便がなく、JR電車を使うしか移動手段がない。
飛行機の着時刻は午後5時45分で、5時35分発のバスには乗れなかった。今後、土日の帰着便の選択には気をつけたい。

posted by やまかます at 20:39| カマキリ

2022年08月28日

真夏の羽化

午前10時14分
0828オオカマ-8282084.jpg
        OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

庭でオオカマキリのオスが羽化を終えて休んでいた。
体色はまだ薄く体も柔らかい。

午後2時30分
0827ツマグロ-8272028.jpg
        OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

ツマグロオオヨコバイの羽化は午前中の早い時間帯のことが多い。
写真の成虫はまだ完全には色付いておらず、羽化したのはおそらく正午前くらいではないだろうか。

0827ホワイト-8271990.jpg
         OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

大きめの「ホワイトリップ」は、ちょうど腰の高さくらいの幹表面に付いていた。
このしわざのヌシは、拙著『虫のしわざ図鑑』(少年写真新聞社;2020)に載っている。
ヒントとしては、虫ではない、生きもの。
意識して近所の公園や神社などで探してみれば、場所によっては次々と見つかることもある。



posted by やまかます at 20:03| カマキリ

2022年08月20日

カマキリの季節

謎の行動
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         OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

オオフタオビドロバチが獲物(メイガ類幼虫)をしきりと噛んでいた。
麻酔を打ち直す行動はたまに見るけれど、この行動は何だろう?
このあと育児巣に持ち帰ることなく、ポイッと捨ててしまった。

オオカマキリ♀
オオカマキリ-8191524.jpg
        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

オオカマキリハラビロカマキリ成虫の姿を目にする機会が増えてきた。

ハラビロカマキリ♂
0820ハラビロ-8201666.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U


一昨日の午後8時半に撮影した、カヤキリのオス↓
前翅を震わせて鳴いていて、擦り合わせる左右の発音器の様子もわかる。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FlashQ G20U+SB-30

昨日の午後6時半に撮影した、カヤキリのオス↓
自然光を活かした日中シンクロ撮影なので、激しく動かす前翅の動きを表現できた。
上写真の夜間の暗闇では、LEDライトなど定常光をメインライトにするか、それとストロボを合わせて使うと動体表現ができる。
カヤキリ-1041895.jpg
            OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO  GODOX TT350
posted by やまかます at 18:16| カマキリ

2022年08月12日

緑色型

先月から飼育していたオオカマキリ終齢幼虫は今月に入ってすぐ羽化して成虫となった。
そして今日の午後、庭を歩いている新成虫がいた。飼育では餌を絶え間なく与え続けたけれど、そのことで羽化を早めるほどでもなかったようだ。

今日いたオオカマキリ、メスとしては少し小ぶりの緑色型。
羽化してまだ日が浅いのだろう、胸部を摘むとクニャリとひしゃげるほど柔らかい。

0812オオカマキリ-1041482.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

0812オオカマキリ-1041474.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
posted by やまかます at 21:25| カマキリ

2022年07月31日

真夏のカマキリたまご


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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日も降ったり止んだりとはっきりしない空模様。陽射しは出ても10分と保たない。
蒸し暑いなか、ポンポンダリアにアゲハのメスが来ていた。

0731コガタ-7310674.jpg
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FlashQ G20U

庭で継続観察しているコガタスズメバチの巣は日に日に拡張されている。
巣のすぐ手前にシダが伸び上がって来たが、出入り口から少し離れているせいかワーカーは知らんぷりだ。
出入り口のすぐ前に伸びていた茎はすぐさま噛み切られていた。

今回からストロボは小型のFlashQ G20Uにしている。
光量は小さくても照射角度を選べるのが良いところで、巣の近くに設置してカメラに取り付けたトランスミッターで発光させる。カメラにストロボを取り付けたのでは正面からの単調なライティングになってしまい巣の立体感も弱くなる。

ヤマトアシナガバチ
0731アシナガ-1040760.jpg
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

カメラだけを巣の直下まで差し入れて撮影してみたが、さすがに刺されたくないので少し腰が引けている。
もっと寄れるレンズなので、明日は再挑戦してみようと思う。刺されない対策を講じて。

0731サツマ-1040758.jpg
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

家庭菜園のキュウリの葉に、サツマヒメカマキリのものと思われる卵のうがあった。いつの間に産んだのだか、現場に立ち会えなくて残念。

日本産カマキリたちの多くは秋に産卵して卵で冬を越すというのがほとんどだから、夏に産卵するサツマヒメカマキリはかなり変わり者と言える。しかも幼虫(終齢)越冬。
posted by やまかます at 19:43| カマキリ

2022年07月28日

若いカマキリ

数日前にウバユリが開花していた。

二株並んでいたが、画面右にあった株は台風の影響で大きな枝が折れて落下し、その下敷きになってだいぶ前に蕾が枯れてしまった。

家屋などには全く被害がなくても、林の樹々では弱ったりして脆くなった枝が結構な数、落ちる。
中には直撃を受けたら只事では済まないようなでっかい枝が転がっていることもあり、強風の日には林内に立ち入らないようにしている。
風が止んでも油断はできない。台風一過、晴れたので林の様子を見に降りたところ、目の前にドッスン!と丸太のような枝が落ちてきたこともあった。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

オオカマキリの幼虫たちは終齢かその一歩手前くらいのステージになった。ここまで生き延びて、あともう少しで成虫になる日が近い。すでに新成虫がいるかもしれないが、多くは来月に入ってからだろう。
緑色型と褐色型の終齢幼虫を1頭ずつ飼育中で、毎日せっせと餌を差し入れているけど、急かしてもそう思い通りにはならない。腹部はパンパンに肥えている。

0728オオカマキリ-7280551.jpg
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今朝、日陰の草むらで獲物を捕まえたばかりの幼虫がいた。
鎌脚で押さえ込んでいたのはマメコガネだった。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO (トリミング)

お尻から齧ろうとしていたが、甲冑のような体に歯が立たないようだった。じゃあ、脚の先から齧るかなと見ていたら、そこもやはりうまく咀嚼できないでいた。何度もお尻にかぶりついてはいたけど、そのうちにプッツン!と、
マメコガネは弾き飛んでカマキリの手から離れて行った。
カマキリが投げ捨てたのか?それともマメコガネが後ろ脚でキックしたのか、一瞬のことでわからなかった。
形(なり)はオオカマキリだけど、やはりまだそこは幼虫(こども)。大顎の力も成虫ほどは無いようだ。
posted by やまかます at 21:13| カマキリ

2022年07月18日

姫カマキリ?の幼虫

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

アオスジアゲハも吸蜜に来ていたが、ヤブガラシの花にモンキアゲハが来ているのは初めて見たような気がした(記憶違いかも)。写真はメス。

しばらくして、日陰のクマイチゴで休止していた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

オオカマキリの幼虫は終齢になったものが増えてきた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


タラノキに逆光で小さなシルエットがチラッと目に入った。自分でもよく気付いたなあ、と思う。

この時期にステージが終齢ということは、ヒメカマキリの幼虫ということだろうか。それともサツマヒメカマキリなのか?
こんな遅い時期までサツマヒメカマキリの越冬幼虫が残っているというのも考えにくいのだが、、、。

2週間前の今月4日、サツマヒメカマキリ♀が飼育下で産卵していた。
飼育と言っても数日間ケースに取り込んでいただけなので、産卵の時期はほぼ自然下と見ていいだろう。
4日に産み落とされたその卵はまだ孵化していない。

5年前の同月同日、2017年7月4日に産卵されたサツマヒメカマキリの卵のうが、3週間以上を経て、7月31日に一斉孵化したという手元の記録がある。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

posted by やまかます at 20:15| カマキリ

2022年07月04日

台風4号

三股町

台風の影響で雨が断続的に降り続いている。
買い物ついでに参議院選挙の期日前投票に出向いたら、ちょうど雨脚が激しい時間帯に重なってしまった。

気温は25℃前後で過ごし易い。湿度もさほど上がらず。
雨脚が弱まるとナガサキアゲハ、キアゲハ、モンキチョウなどが庭を飛び交っていた。
オオカマキリの幼虫が雨の中、獲物を狙っていた。体長4pほどまで成長している。この褐色型の幼虫が成虫になるとそのまま褐色型になるのかやはり気になる。

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 OM-D E-M1X  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

それで数日前から、緑色型と褐色型の出来るだけ大きな幼虫を選んで飼育を始めている。餌やりが大変なので各型1匹ずつ。網かごに入れて屋外に吊るしてあるが、台風のこともあって室内に避難させている。できるだけ屋外の自然に近い条件下で成虫になってほしい。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

キタキチョウの交尾カップルがいた。
メスは翅がかなり傷んでいて、飛ぶときは色鮮やかなオスがメスを吊り下げた格好で羽ばたいていた。
posted by やまかます at 21:36| カマキリ

2022年06月29日

死にまね上手のカマキリとは

三股町

午前8時
仕事部屋を出てすぐ、目の前にクロヒカゲが着地した。まだ羽化して間が無いのだろうか翅がしっとりとして、それに警戒心が薄い。傍であれこれ撮影アングルを選び姿勢を変える動作をしてもまったく動じない。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

カマキリに必ず会えるヤマアジサイ。今朝もオオカマキリの幼虫がジリジリ照りつける陽射しの下、じっと獲物を待っているようだ。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

飛翔して家壁にぶつかりそうになって、そこをすかさず手のひらで掬い受けたら、そのまま死にまねでデンぐり返った、サツマヒメカマキリのメス。脚を縮めたまましばらくは動かない。お腹の膨らみ加減からして、すでに一回くらいは産卵しているように思えた。
0629 ヒメカマ-3297545.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

お休みタイムのシュレーゲルアオガエル
満腹のご様子。
0629 シュレーゲル-6297783.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

午前中は室内撮影と画像処理の作業。午後から下の池でカワセミ撮影の段取りだったが、思いの外室内作業に手こずってしまった。カワセミの撮影は急遽、中止としたけれど、午後から屋内は熱がこもってとても暑い。外の木陰の方がずっと涼しいので逃げ出したい気持ちにもなる。

0629 夏空-3297587.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

午後4時過ぎ、今日の予定作業を終えて外に出てみれば、エノキの高い樹冠をキラキラ輝きながら、タマムシが飛んでいた。高さ10mはあるので飛翔する姿の撮影はうまくいかなかった。まあできれば目線の高さで撮影できる条件の場所でチャレンジしたいが、今夏は自宅から離れたフィールドに出掛けているゆとりがない。自宅フィールドで仕事をしていることがほとんどだ。

タマムシがビュンビュン、飛び回っているエノキ
目視できたのは2頭だったが、ゴマダラチョウやカナブンも梢を掠めるように飛んでいた。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

posted by やまかます at 21:14| カマキリ

2022年06月21日

紫陽花で、気に掛かることとは

三股町

ヤマアジサイを覗いていると毎日のように、オオカマキリの幼虫に会える。

写真の幼虫は大きさからして、4齢だろうか。だとすると成虫になるの(羽化)はまだまだ先になる。
褐色型の幼虫が成虫になっても褐色型になるのかどうか、確認したことがないのも気に掛かる。

0621オオカマキリ-6206458.jpg
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ドウガネブイブイも必ずいて、葉っぱを暴食している。かじったところからドス黒いあくのようなものが滲出して固化しているのも気になる。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U

キマダラカメムシは様々な植物に卵を産んでいるが、さてアジサイ類はどうだろうか?
あんなにいろんな植物に産んでいて、それでもちゃんと幼虫は全部育っているのだろうか? それも気に掛かる。
写真のメスはこの後飛び去ってしまったが、葉っぱめくりはまだ行っていない。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 22:11| カマキリ

2022年06月19日

曇りのち雨

三股町

ポチ、ポチ、ポチ、、、小さな雨粒が落ち始めたころ、頭を左右にゆっくり振ってから飛び立ったゴマダラカミキリ♂。
好物はユズの枝で、今日もカップルが来ていた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO プロキャプチャーモード

玄関前にいたサツマヒメカマキリ♀。
産卵はもう少し先だろうと思う。 敏捷に飛び移る瞬間を撮り逃したのは残念。

0619サツマ-6196332.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日も近場まで出向いては食事をし、食事を終えたら台座に戻る、ということを繰り返していた、リンゴドクガ幼虫。大きさからして終齢かと思うけどどうだろう。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
posted by やまかます at 20:18| カマキリ

2022年04月15日

待ち伏せ、ふたたび

三股町

昨夜、台所の勝手口のすぐ外で、ジィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪、ジィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
と、派手な鳴き声を放っていたのは、シブイロカヤキリのオス。
草藪に紛れて音はすれど姿はなかなか見つけにくいが、写真のオスは植木鉢のヘリで鳴いていたのですぐにわかった。
このところ毎晩、家を取り囲むように庭のあちこちから、オス達の演奏が賑やかだ。

0415シブイロ-3140062.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 Nikon SB-30

サツマヒメカマキリ幼虫の居場所について、落葉の危険性を危惧していたところだが、
今日の夕方になってイチイガシを見てみれば、若葉の方へ移動していた。
なるほど、ここなら隠蔽効果は抜群のようだ。

0415サツマヒメ-3150088.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

腹部が肥えた上に、よく見ると翅芽が色づいてきた。
羽化に向けて順調に成長しているようだ。

0415サツマヒメ-3150094.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

都城市 早水公園

午前中、気温は上がって車外温度計は27℃となっていた。
アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ、そして、池ではギンヤンマが悠然とパトロール飛翔していた。

カワセミのオスは朝の水浴を何度も行った後、羽繕いの仕上げを念入りに。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:16| カマキリ

2022年04月14日

待ち伏せ

三股町

イチイガシの梢でずっと落ち着いている、サツマヒメカマキリ幼虫
明らかに腹部がポッテリと肥えている。
この場所で、そこそこ獲物にありつけていることは先日にも目撃しているし、虫やクモ類などの出入りは多いように思える。
いたずらに動き回るより、じっと獲物を待ち伏せすることで余計な体力の消耗を抑えているのだろうか。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

で、少し離れた梢では、ワカバグモの死骸に食らいついている、ヤマトシリアゲのオスがいた。

ところで気になるのは、イチイガシの若葉が展開する一方、古い硬い葉は次々と落葉している。
サツマヒメカマキリ幼虫が常駐する場所はいづれ落葉するであろうその古い葉にこだわっているようだ。したがって、足場としてはいかにも危ういようにも感じる。ハラ〜リと葉っぱごと地上に落ちてしまいかねない。もっとも、身を潜める場としては、古い汚れた葉の方が隠蔽効果は高いと思えるが。
そこで、じゃあ明るい若葉に潜んでいる幼虫はいないものかと、あえて探してみたけれど今のところ一頭も見つかっていない。

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カラスノエンドウの花外蜜腺で吸蜜していたのは、キボシアシナガバチの女王のようだ。花には一切関心を示さず、蜜腺を求めて次々と飛び移っていた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO MC-14

クヌギにいるヤママユ1齢幼虫、3頭のうち2頭は脱皮休眠に入っていた。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

posted by やまかます at 21:24| カマキリ

2022年04月09日

サツマヒメカマキリ幼虫の狩

三股町

自宅林
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ケヤキ
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

ナルコユリの花蕾が目立ち始めた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

池横のイチイガシで再び、サツマヒメカマキリ幼虫を見つけることができた。越冬場所から1メートルほど離れている。
昨年からずっと継続観察していた個体ではないだろうか。
グイッとお尻を前に反り曲げた独特なポーズでこちらをじっと睨んでいたが、そのうち小さな甲虫が通りかかると、素早く捕らえ食べ始めた。幼虫が狩をするところは初めて見たような気がする。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

下の谷津田では、チガヤの枯れ原を跳ねるように低く舞う、ギンイチモンジセセリがいた。4頭を確認できた。メスを探し飛ぶオス達で、時々、枯れ草の上で翅を休めていた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO MC-14

まだ飛び方が弱々しい、アサヒナカワトンボのメス。高く舞い上がっても翅をV字型にしてスーッと下降しては草に縋るように止まっていた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350

※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp  (アットマークは@に)








posted by やまかます at 19:46| カマキリ

2022年03月28日

サツマヒメカマキリ幼虫の今日

都城市 志和地

思いがけず朝は雨が降っていて、予定していた観察会は一旦は延期となったのだが、
児童館図書室で子供たちの撮った写真展示の鑑賞会を行っているうちに、空が明るくなってきた。
そこで、時間を繰り下げて午後から観察会を行った。

スジグロシロチョウがポツポツ、飛んでおり、オスを捕らえた女の子が、

「レモンのような良い匂いがする!!」と他の子にも匂いのお裾分けをしていた。

匂いの体験は他にも、ユミアシゴミムシダマシ(ニンニク醤油 or 朝鮮人参)、
クサギカメムシ(パクチー)、アトモンアオゴミムシ(看護婦さん or 病院の香り)、など。
いづれも特有の香りに、子供たちの反応もそれぞれだった。

土中に半分埋もれた根の腐朽部から掘り出された、カブトムシの幼虫。
過密なためか痩せて小柄な幼虫が多い。
これも子供たちが積極的に見つけた穴場だった。カブトムシに混じって、ノコギリクワガタの幼虫もいた(写真画面中央右端)。

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  E-M1 MarkV  ED 8-25mm F4.0 PRO

三股町

イチイガシで去年から継続観察している、サツマヒメカマキリ幼虫は、距離にして20センチほど移動したものの、
その場に留まっている。近づけばこちらに頭を向け、反応はするので、いざ危険を察知すれば跳ね飛んだりするかもしれない。越冬明け後、この幼虫が羽化する5月後半までには、まだ一ヶ月以上もある。
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 E-M1 MarkV ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8



posted by やまかます at 19:32| カマキリ

2022年03月17日

サツマヒメカマキリ幼虫、動く

三股町

日中の最高気温が20℃を超える日が続き、イチイガシで越冬していたサツマヒメカマキリ幼虫に動きが見られたのは昨日のこと。とは言え、お隣の葉っぱに引っ越しをしただけだった。
そして、今朝にはさらにそのお隣の葉っぱに移動。本格的な始動とまではいかないまでも、いつでも動けますよという雰囲気が伝わってくる。いつもより近寄ってカメラを構える私を、幼虫はじっと見つめている。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

写真画面左がクヌギカメムシの3齢幼虫。脱皮直後でまだ色が浅い。
画面右に縦に3頭並んでいるのが、2齢幼虫。頭幅や触角の大きさの違いで2齢と3齢の違いがわかるが、肉眼ではわかりづらい。

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 OM-D E-M1X ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 AUTO25 マクロフラッシュ STF-8

今春、庭でよく見かけるイタドリハムシ。例年よりはるかに多く、ナナホシテントウ並みかそれ以上の数を毎日、目にしており、逆にナナホシテントウがやけに少ない。
2007年から数年前までは、うちの庭や周辺でも全く見つからなかったのが不思議に思える。

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        OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

よほど空腹だったようで、レンゲ、アブラナ、ホトケノザ、カラスノエンドウ、と次々に巡って吸蜜していた、ルリシジミ

庭のレンゲは年々、全体的には増えているように思うが場所によって繁茂するしないの波があるようだ。
畳1畳分でもいいから密なレンゲ畑になって欲しいけれど、意外とまばらになりがちだ。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

台場クヌギの樹皮を崩しながら食事をしていた、コゲラ
後から調べてみると、腐食して朽木化した部分は柔らかいフレーク状になっており、中ではDiptera(ハエ目)の幼虫が育っていた。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

上の写真をトリミングしてみた↓
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posted by やまかます at 20:33| カマキリ

2022年03月04日

まだ動きません、サツマヒメカマキリ幼虫

三股町

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

どんどん開花し始めたツバキの花に、ヒヨドリとメジロが飛来するようになった。
メジロは身軽で、忙しく花蜜を吸っては次々と場所替えしている。
身軽ゆえ花弁にぶら下がるので、花びらが傷だらけになっている。つまりこれは、鳥のしわざ。

あえて望遠レンズで撮影している、サツマヒメカマキリ幼虫

近寄り過ぎると、頭をこちらに向けたり身じろぎしたりと刺激を与えてしまうので、できるだけ距離を置いて観察なり撮影するようにしている。またこの場所を通るときも、少し距離を置いて迂回するような気遣いもしている。
3月に入っても気温が低い日が続くけれど、春の兆しは確実に近づいている。
そろそろ、動きが出る頃かもしれない。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:25| カマキリ

2022年01月14日

今日のサツマヒメカマキリ幼虫

三股町

午前8時20分
イチイガシで継続観察しているサツマヒメカマキリ越冬幼虫。
このところ、すぐに見つかるのは写真の1頭のみとなった。どうやら他の幼虫は移動したか、何らかの理由で姿を消したようだ。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

午前11時30分
メジロのつがいが仲良く毛繕いしていた。
窓ガラス越しだったのでガラスの写り込みが入ってしまった。
メジロ-2148814.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

都城市

午後1時40分
ダイサギエノキの梢に着地しようとしていた。
ダイサギ-1140204.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

午後3時
霧島山
日中は寒さも緩んで過ごしやすかった。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
posted by やまかます at 19:38| カマキリ

2022年01月07日

チョウセンカマキリの卵のう

三股町

午前8時40分 公民館のイチョウ

イチョウ-2078644.jpg
        OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

公民館の角地にあったコブシの大木数本は切り倒されたが、イチョウだけは残った。

そのイチョウで囀っていた、ホオジロ♂。
ホオジロ-1070044.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS


谷津田を歩いていると、休耕田の枯れ草にチョウセンカマキリの卵のうがあった。
ちょうど目線の高さだったので遠目でも気付けたかと思う。
本作りで本種の卵のうが必要となり、懸命に探してもまったく見つからなかったこともあるが、探していない時に限ってひょっこり見つかる。まあそもそもオオカマキリほど多くはないけれど。

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  OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FL-LM3 影とり

昨年よりか冬鳥の姿が少ないなあと感じていたが、ようやく、シロハラやジョウビタキなど常連の顔ぶれが揃い始めたようだ。

シロハラ
シロハラ-1070149.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

羽繕いするジョウビタキ
ジョウビタキ-1070181.jpg

ジョウビタキ-1070193.jpg

ジョウビタキ-1070201.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 19:36| カマキリ

2022年01月06日

危うい越冬場所

都城市 早水公園

アオサギの若鳥。
まだ若いせいか警戒心が薄く、人がすぐ傍を歩いても平気でいる。
写真は3メートルほどの距離から撮影。
アオサギ若鶏-1060450.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

狩りは失敗続きで場所替えを頻繁にしている。
アオサギ若鶏-1060595.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

地面のコンクリートとタイルの模様に紛れて安心できるのかな?
こちらも3メートルより近い位置で佇んでいた、ハクセキレイ
ハクセキレイ-1060484.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

三股町

イチイガシで越冬中のサツマヒメカマキリはほぼ毎日見ている。
一時は8頭を確認できたが、このところすぐに見つかるのは3〜4頭。
こんな場所ではいかにも不安定に見えるのだが、いや実際、風で飛ばされることもあるようだが、葉っぱの隙間などに潜り込むこともせず体を晒していることが多い。
サツマヒメカマキリ-3051576.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

午後5時14分
仕事部屋でパソコンモニターからふと窓に視線を移すと、ちょうど日没のタイミングだった。
午後5時14分-1060656.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 19:40| カマキリ

2021年12月28日

動くサツマヒメカマキリ越冬幼虫

三股町

イチイガシとその樹下で、これまでに見つけたサツマヒメカマキリ越冬幼虫は8頭。
今日、ふたたび探してみると見つかったのは、5頭だった。他の幼虫はどこかへ移動したか、あるいは鳥にでも食べられたか。
今年の1月に、ジョウビタキ♂が幼虫を捕食するのを観察できたが、不用意に動いたりしたらまさにアウトだ。

幼虫が身を寄せる場所は枯れ葉や枯れくず、葉の萎れた部分とかで隠蔽効果はきわめて高い。
サツマ-280775.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

上写真を別アングルから見てみた。上写真では見事に背景に溶け込んでおり見る角度によっては発見が困難なことも多い。
じっと伏せているようでも、人が近づくと顔を向けてきたり、縮めていた前脚を伸ばしたりして反応することもある。
サツマ-280778.jpg


こちらは枝にピッタリ張り付いている。
サツマ-280772.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

よほど気温が低い場合を除いて、幼虫はけっこう動いている。
動くと腹も減るだろうから何かしらつまんでいるはずだ。その現場を是非見てみたいと思う。

自宅林を歩いていたら小鳥たちの張り詰めた鳴き声がした。
すぐに頭上を見上げてみると、オオタカの姿があった。

オオタカ-220224.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

昨日、タヌキため糞のすぐ近くにドバトの羽毛がたくさん散らばっていたが、おそらくオオタカのしわざだろう。
以前同じ場所でキジバトの羽毛が散らばっていたこともある。

午後5時47分、日没後の霧島山

霧島山-280787.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp  (アットマークは@に)
posted by やまかます at 20:09| カマキリ

2021年12月27日

サツマヒメカマキリ、越冬場所のツボ!?

三股町

昨日、サツマヒメカマキリ越冬幼虫の4頭目を見つけたのは自宅林のイチイガシの樹下だった。

今日は飼育観察していた3頭を戻すことにした。
越冬中でも捕食するかどうかを見たかったのだが、アブラムシなど餌になりそうな小さな虫をケースに入れてみたけれど、3頭とも全く食べなかった。水はたまに飲んでいた。
越冬中、実際に捕食しないのかどうかはやはり野外で経過観察するしかないと思う。

3頭を戻す前に、他にもいるのではないかともう一度調べて見た。

まず昨日、棒杭にいた幼虫は今朝も同じ場所に留まっていた。というか、強烈な寒さで動けないのだろう。

これが改めて、4頭目。
サツマヒメカマキリ4-3271106.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

で、イチイガシの梢を見上げてまもなく、すぐに、5頭目が見つかった。

サツマヒメカマキリ5-3271111.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

これはいけるかも、と自信がついたところで、6頭目。

サツマヒメカマキリ6-3271118.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

ならばもっといるでしょう、、、、で、7頭目。

サツマヒメカマキリ7-3271127.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

いやいや、それならまだいていいでしょう、、、、で、8頭目!

サツマヒメカマキリ8-3271135.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

8頭で打ち止め。 目が届く範囲はしっかり見たはずだ。
それにしても、同じイチイガシで8頭とは!!

例年、一冬に1頭でも会えればラッキーなどと思っていたが、もしかしたら探し方が足りなかっただけだろうか?
いや、サツマヒメカマキリ越冬幼虫探しの難しさは、彼らが頻繁に移動することにもある。
それと前にも書いたが、振動やこちらの動きに敏感で地面に飛び降りて姿をくらますこともある。

今日、見つけた梢は以前にもかなりしつこく見てはいる。
おそらく、昨日からの冷たい強風が吹き荒れたことなどで、梢の別の場所から移動してきたのではないだろうか。
いづれ幼虫たちは散ってしまい、姿を見失う可能性は大きいと思う。

サツマヒメカマキリ-3271156.jpg


自宅林のイチイガシは下写真画面の右端にある。奥には池が見えている。
自宅林の南側林縁にあり、農道は谷津田をぐるっと周回しておりかつては犬の散歩コースの一つだった。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

都城市 早水公園

先日から毎回出会うようになった、モズのオス。
今日も虫やミミズを地面で捕らえて食べていた。どんなに寒くても、獲物探しをサボるわけにはいかない。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

今月初めに見つけたオオキンカメムシのメスは、ツバキの葉裏で単独越冬中。
生まれ故郷は一体どこなんだろう?

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

posted by やまかます at 20:46| カマキリ

2021年12月26日

サツマヒメカマキリ幼虫、四度

三股町

冷たい北風が吹き荒れ、九州各地でも雪が降ったようだが、宮崎は青空が広がった。
高千穂岳(写真)の奥、韓国岳はずっと雲に隠れていて気温はマイナス1度まで下がったようだ。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

自宅林下の池の縁に生えているアオモジを眺めていたら、フラッとルリビタキのオスが現れた。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

しばらく私の姿に警戒している様子だったが、すかさずハゼノキの実を啄むと一瞬にして薄暗い杉林の中へ飛び去った。
谷津田を一巡してからまた現れるかなと待っていたら、、、、、、、、

別の生きものが目の前の棒杭にいた!

サツマヒメカマキリ越冬幼虫のシルエットはすぐにわかる。迷うことなくカメラを構えて近づいた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350



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  OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

棒杭は池の周りに巡らした安全ロープの支えで、そして越冬幼虫がいた棒杭は、今月初めにも幼虫を見つけたイチイガシからすぐの樹下に立っている。

同じイチイガシで見つけたサツマメヒメカマキリ幼虫は、今日で4頭目になる。
じつは以前、見つけた3頭は回収して飼育観察中。そろそろ元の場所に戻そうかと考えていたところだった。

posted by やまかます at 17:52| カマキリ