三股町
EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM
午前5時45分。
カーテンを開けると、霧島山の新燃岳から白い噴煙が上がっているのが見えた。
今日は午前中、町内の上米公園の森を歩いてみた。
イチイガシ、タブノキ、アラカシ、などの大樹も多い照葉樹林だ。歩くコースのほとんどは森の中を抜ける遊歩道なので、炎天下を歩く辛さからは免れる。お目当ての生き物を探しながら歩くので、コースと言っても2時間掛けてわずかな距離を往復するだけになる。緩い上り坂を進み、折り返し地点は、ホオノキ、カツラ、それとヤマビワなどが生えている分岐点とした。
OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
立ち枯れ朽木に固そうなキノコ群が生えていた。朽木はアラカシのようだ。
黒く変色しているのは昆虫などによる食害の影響だろうか?朽木の根本まで近寄っても、キノコの高さまでは手が届かないのがもどかしい。
しかしそれより目を惹いたのは、逆光に浮かび上がった胞子の舞いである。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14
このブログ画面ではわかりづらいが、湯煙のようにたなびく胞子が見える。背景に抜けた空間は一面胞子だらけで、最初は画像の粒子が荒れたかと勘違いした。
胞子の舞いを確実に写し止めるため、シャッターモードを電子シャッター高速連写とした(連写速度は120コマ/秒)。
OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX iM30
柄が太短く、傘がそり返っている白いキノコが森内の地面に多かった。シロハツだろうか?
カメラを地面に置いて傘裏を見上げてみると、「キノコ虫」が数頭見えた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350
体長2ミリほど、光沢の強い丸っこい甲虫だ。
どの個体もキノコのひだを齧っている。
ハネカクシと当たりをつけて調べてみると、デオキノコムシ亜科(ハネカクシ科)の一種のようだ。
デオキノコムシのデオとは漢字で「出尾」、つまり尾っぽが出っぱている特徴を指している。
OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX iM30
薄暗い森の崖土に、傘上面と柄が赤蕪のような色をしたキノコが生えていた。ベニヒガサ、だ。
木漏れ日に明るく見えて、傘の肉厚の薄いことがわかる。ちょっと一目惚れしそうな可愛いキノコだ。
OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX iM30
ベニヒガサの生えている高さは地面から2メートルちょいにある。
傘を俯瞰で撮影するには、崖根本の岩塊に上がり、さらに両手を伸ばしてやっとカメラを構えることができた。
モニター画面を見ながらの撮影ということで、老眼ゆえオートフォーカスでピントを合わせた。
現場での画像チェックは「ピント良し!ブレ無し!」でサッサと済ませてしまったのが失敗だった。
うちに戻ってパソコン画面できちんと見直してみれば、なんと、傘を食べているイモムシが写っていた。これを現場で気づいていれば、と悔やまれる。
キノコ食いのイモムシでは、ヤガ科のムラサキアツバ幼虫をすぐに思い浮かべるが、写真に写った幼虫は、シャクガ科のように見える。
もう一度出直して、写真に写った幼虫を確認しておきたい。
posted by やまかます at 18:00|
キノコ