2020年01月08日

集団

昨日深夜から強風が吹き荒れ、久しぶりの雨。

今朝になっても風はいっこうに衰えず、止んでいた雨も昼前にまた降り出した。
デスクワークをするにはちょうどいい塩梅で、ひたすらパソコンに向かう、
今日予定している撮影は厳しいかな?と案じていたが、手休めに新しいディフューザーも作ってみた。
これはマイクロフォーサーズのマクロレンズ45ミリ専用だが、フィルター径が同じであれば他のレンズでも使えるだろう。市販の「影とり」と同じ構造で、レンズ先端に取り付けるタイプで、発光面を大きくしている。

午後4時過ぎ、とっくに雨は上がったものの、風は断続的に吹いていた。
デスクワークをひと段落し、昨日に引き続きキモグリバエ集団の撮影をと、脚立を抱えてアラカシの下へと行ってみた。歩いて2分チョイ。
風雨がけっこう激しかった割に、集団は何事もなかったかのように平然としており、むしろ密度が濃くなった葉っぱもある。

アラカシの梢は時に大きく揺れるが、辛抱強く凪いだ瞬間を待った。
この時間帯は、梢の位置によってはちょうど夕陽が逆光となって入る。
写真は昨日載せたカットと同じ集団。

キモグリバエ集団-1080052.jpg

翅の色光沢を再現するため、フラッシュは使わず、自然光で撮影。
ディフューザーがレフ板替わりになって多少効いている。

画像を拡大してみると、頭を下向きにしたへそ曲がりが2頭だけ見つかった。
なんでそうなったか、どんな事情があったかは知る由もないが、思わずニタリとする。

穏やかな天候の下では、傍で不用意な動作をしただけでも、ときには一気に散ってしまうほど神経質なハエであり、ましてや葉を触ったりしたらそのわずかな振動で、確実に離散してしまう。
本来なら画面に入らないところで葉っぱを片手で固定したいところだが、通常は絶対タブー。

ところが、風が強く吹いて梢全体が揺れているせいだろうか、集団のいる葉を試しにそっと摘んでも平気だった。
もっともその試みは、撮影を終えた後に一回やっただけ。やっぱりやらない方が無難だろう。

posted by やまかます at 21:36| Comment(0) | アブ・ハエ

2020年01月07日

離散集合

アラカシの葉で集団となっていたキモグリバエ類だが、
暮れから正月に掛けて、ほとんどが離散して姿を消していた。

ところが今日になって、再び同じ場所に再集合していた。

キモグリバエP1070063.jpg

流石にクモの糸束部分は避けている(上写真)。そこの方が足掛かりがいいようにも思うが、やはりハエにとっては危険あるいは不快ゾーンになるのかもしれない。
キモグリバエP1070068.jpg

上写真はフラッシュ使用、下写真はISo感度を1600まで上げ、自然光で撮影した。
光沢の強いハエでもあり、特に翅の微妙な輝きを再現するには、フラッシュ(ストロボ)光では難しい。
夕方でしかもどんより曇り空のため光量が足りない。シャッター速度は1/30秒。
片手でカメラを構え、腕を目一杯伸ばしてのノーファインダー撮影だから、ブレて当たり前の条件だったが、なんとかギリギリ写止めることが出来た。
こんな時は、OM-D E-M5 MarkUのカメラボディ内ブレ防止機能が有り難い。

さて、庭のユズの葉裏にいた、クモの幼体。アシナガグモ類の一種かと思う。
体長は3mm弱と小さい。色々な葉裏でよく見つかる。
ウロコアシナガウモP1070025.jpg


以前、と言っても九年も前になるが、やはりほぼ同じ場所で撮影したクモを思い出した。
こちらはやや大きく、体長4mm。
ウロコアシナガグモXA015005.jpg

撮影時期は5月1日。色紋様は違うが今日撮影したクモとよく似ている。

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2019年12月17日

礼拝虫

暖房を一切必要としない一日だった。朝は濃い霧。
気温は高めだが日射しはなく、時折、小雨が降り続けた。
しかしこのお湿りはありがたい。

朝一番、ライトラップを覗いてみれば、キバラモクメキリガが2頭、飛来していた。
1217キバラモクメキリガ-3104.jpg


アカウラカギバは少し離れた外壁に張り付いていた。
1217アカウラカギバ-3126.jpg

ステルス機のような姿は、羽化直後の新鮮そのもの。
今頃の時期でも羽化するのだろうか。ライトトラップのすぐそばに食樹のヒメユズリハがある。
1217アカウラカギバ-3138.jpg


クヌギに残っている緑葉は残り少なくなったが、その緑葉をめくると、
縞模様の派手なアブラムシがいた。
1217クヌギトゲマダラアブラムシ-170016.jpg

クヌギトゲマダラアブラムシ、だろうか。近似種もいるようだから正確ではない。

無人島にたどり着いた漂流者のようでもある。ここは最後のオアシスだろうか。

アラカシの葉表、日陰になった場所には、礼拝の如く並んだキモグリバエの一種
1217祈り-1746.jpg

何を祈っているのか。ともかく礼儀正しい。

今夜の庭は、タイワンクツワムシの合唱で賑わっている。



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2019年07月30日

美郷町おせりの滝

午後2時、日向市から山間の美郷町に入った。
山の稜線には入道雲が並んでいた。やけに近い。そして猛烈な暑さ。

渓流の淀みがあったので降りてみた。落ち葉がたっぷりあり、水深も浅いので
そこかしこにコバントビケラの幼虫巣が見つかる。
こんな観察ポイント、三股町にもあるはずだな。すぐには思い当たらないけど。

明日開催予定の観察会、その下見は午後3時から。ギリギリまでコバントビケラの撮影。
5分遅れでおせりの滝に到着。着くやいなや、にわかに曇って雷雨となった。
雷が治まってから雨の中を歩いたが4、50分ほどで止んだ。
観察会経路の途中にある道沿いのウラジロガシ樹洞にキイロスズメバチが営巣していた。
事前に聴いてはいたのだが、目の前をワーカーが出入りしており近づくのは危険。
観察会コースは巣のだいぶ手前までで引き返すことにした。
巣を覗き込んでいたスタッフの方がさっそく刺されてしまった。
自分が同行しておきながら注意喚起が足りなかったことを反省した。

シオヤアブのカップルがふわりと舞った。
メスはニホンミツバチを抱えて吸血していた。
しおやあぶ
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2019年04月11日

マスク

街中でマスク姿はこのところ当たり前の光景になったけど、
目の前にいたハエを見て、「君もかい!?」と思わず声が出そうになった。

4月11日.jpg


本種はメバエ科、マダラメバエ亜科の仲間。

頭デッカチでユニークな姿だが、体長は8ミリ前後。うっかり見落とすところだった。
以前から一度は見てみたいハエだったが、こんなに小さいとは。

正面から顔のアップを撮影したかったが、プイッと逃げられてしまった。
まあいつものことだけど。


多分、カラスノエンドウにいたイモムシかと思うが、
クチブトカメムシに吸血されて、真っ黒シワシワになっていた。

4月11日-2.jpg

これだけデッカい獲物だから食事時間も結構長かったに違いない。
真ん中で吸血しているのはメスで、上下にいる2頭は血の匂いかメスの匂いか、どちらかに誘われてやって来たオスではないだろうか?


コナラの新芽をかじっていたのは、トビサルハムシ
4月11日-3.jpg


同じ枝に3頭もいたけれど、とにかく警戒心が強い。
枝に触れただけで、すぐにポロリと落下。

posted by やまかます at 20:01| Comment(0) | アブ・ハエ

2019年02月03日

トイレの蚊

六日前の28日、家を発つ前にトイレの壁面でたしかに一匹の蚊を見た。

この日、青井岳駅近くでトラブルが発生し、日豊本線は早朝から遅れが出ていた。
フライトの時刻に余裕はあったけど、空港までの便は乗り継ぎもあるので早めに家を出た。
最寄り駅まで歩いて20分。小雨の中、重い荷物を抱えて傘をさすのはちょっと難儀。
駅に着いたときに雨は上がり、なんと日射しまで出てきた。
その時は傘が邪魔に思えたけど、31日の夜、東京は雨になった。持ってて良かった。

同じ個体かと思う。いや、多分。
今夜、トイレでまた蚊を発見。

トイレの蚊-2030022.jpg


こやつは、アカイエカ?

トイレの蚊-2030029.jpg


今夜はやけに生温かい。


トイレで蚊を撮影していたら、「鬼は〜外! 福は〜内!」と嫁さんが豆まきにやって来た。
もうすぐ還暦でも、これはやり続けるらしい。
posted by やまかます at 23:08| Comment(0) | アブ・ハエ

2018年11月25日

ここにいるよ

25日-5375.jpg


ツワブキの花によく来ているのは、ツマグロキンバエ、だろうか。
花粉を舐めとる姿が目立つ。



25日-5493.jpg


アブラナの葉を食べるハムシの一種、ナトビハムシササグモに捕われていた。

今夜は地元『伝統芸能俵踊り保存会』の忘年会に参加した。
農地の耕作放棄についての話題では、ちょっと明るい見通しを得ることができた。
posted by やまかます at 22:43| Comment(0) | アブ・ハエ

2018年09月11日

ハラボソツリアブ

ヒガンバナが一気に開花し始め、それと並んで畑のシソの花も賑やかになってきた。

シソの花にハラボソツリアブの一種が訪れていた。



ハラボソツリアブ_Z5A8862.jpg


写真画面左が、メス。
こうした交尾カップルの場合、吸蜜しているのはメスであることが多い。
交尾中にオスは吸蜜しないのか、できないのか、そこはわからない。
昨日から開催している写真展では、メスが単独で花を訪れている写真も入っている。
そういえば、オスが単独で吸蜜している姿を見ていただろうか?



ハラボソツリアブ類には、ニトベハラボソツリアブ、スズキハラボソツリアブ、キムネハラボソツリアブ、
ヤエヤマハラボソツリアブ、タイワンハラボソツリアブ、などがいるようだ。
posted by やまかます at 21:43| Comment(0) | アブ・ハエ

2018年08月24日

アロマ、虫を呼ぶ

「外のビンにハチがいっぱい集まっているけど、なんで?」と、嫁さん。

「どんなハチ?」さっそく見に行ってみれば、
ハチではなく、ミスジミバエだった。


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ビンは車載用の芳香剤が入っていたもの。ほぼ使い切ってはいたが、ビンの底にまだ芳香剤がこびりついていた。
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「へえ〜、ハチじゃないの? それって、美味しいの?」
「さあ、芳香剤にどんな成分が含まれているかなあ〜」

ちなみに、私も嫁さんも芳香剤を好まないので車には載せていない。トイレにも置かない。
アロマ空き瓶は、県外から長い旅の末、我が家にやってきたものだが、長くなるので説明は省きます。
ともかくも、ミスジミバエがどんな成分に惹かれて集まっているのか、気になる。


今日は延岡市に移動。
延岡市立植物園を歩いて、「しわざ」の撮影。

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白いキノコがあちこちに多かったが、この幼菌はテングタケ科の一種であろうか?
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急に風が強くなって雲行きが怪しくなってきた。
車に戻る途中、コブシの梢に、シンジュサンのメスがいた。


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EOS-6D、 EOS-5D Mrak3、TAMRON90mmマクロ、EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM+
スピードライト430EX III-RT+スピードライトトランスミッター ST-E3-RT
posted by やまかます at 17:38| Comment(0) | アブ・ハエ