2019年07月11日

キイロスズメバチ、リセット

午前5時15分、ワーカーの数が増えていたが、一気に巣をそぎ落とした。窓の隙間からにわか造りの槍で。しばらくはワーカーが右往左往していたが、やがて来なくなった。
がしかし、昼前にトイレに行くと、窓の外、屋根の庇で新たな巣作りが急ピッチで進んでいた。
他の候補場所はどうなっているのだろう?

夜、仕事部屋のドアを開けて外にあるサンダルを履こうとしたら、すぐ横にマムシがいた。中くらいの大きさ。敷地内でマムシに遭遇したのは今夜が初めて。

今日の午後からネット接続ができなくなりました。原因は光回線の信号が入らなくなったせいで、固定電話も通じません。
修理は来週、水曜日になるので復旧するまでの間、ブログ更新は休止します。(今夜は携帯で入力。)
posted by やまかます at 22:38| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年07月10日

雨でも巣作り怠らず

一昨日から始まったキイロスズメバチの巣作り。
今朝、午前6時15分にはワーカーが飛来した。

多い時では7頭のワーカーが集まり、巣作りの勢いはいよいよ加速してきた。

キイロスズメバチIMG_1692.jpg


すでに育房室を覆う外被の土台も形が整い始めた。
巣材の違いによる独特な縞模様も出てきた。

キイロスズメバチIMG_1699.jpg


午後7時半、日没後も3頭のワーカーが残っている。このまま夜通しで巣場所を守るのだろう。

どうやらこの場所での営巣が本格化してきたように思える。
当初はどうせ他の候補地に移るだろう、と見くびっていた。
けれど場所が場所だけに、残念ながら営巣を阻止しなければならない。
夜通しでワーカーが居残るようになると、排除作業もちょっと厄介だ。

昨年の4月、玄関先に置いてある植木台の天井板裏に、コガタスズメバチ女王が単独営巣を始め、
気付いた時点では3つの育房室に卵が産まれていた。
これも場所が場所だけに、しかしコガタスズメバチだから、少し場所替えをして撮影をすることにした。
いきなり場所替えをしたのでは女王バチが迷って、放棄するかもしれないので、
50センチほどの小刻みで、ゆっくりと植木台を人の導線から外れる3メートル離れた家壁の庇下へと移動した。
この牛歩作戦は成功して、なおかつ観察と撮影がし易いよう、植木台に下駄を履かせて巣の位置が目線の高さに来るように出来た。
移転先で女王バチは何事もなかったのように、巣作りを粛々と続けてくれた。

がしかし、さあ巣作りの様子を克明に撮影できるぞ、という気負いが過ぎたか、
カメラをセットしている時に、ガタンッ!と植木台に三脚をぶつけてしまった。
しまった!と慌てた時には、巣の一部が崩れて硬いコンクリート地面に落ちていた。
戻ってきた女王バチは異変に気付いてか、あっさり巣を放棄してしまった。という苦い経験を思い出した。

コガタスズメバチの場合は、植木台を犠牲にすれば巣場所を移動できたけれど、
今回のキイロスズメバチ営巣場所は縁側の庇の梁であり、夜通しワーカーが居残るようになった今となっては
もはや強制的に移動させることは難しい。
またコガタスズメバチほど穏やかな性格ではなく、巣コロニーの規模も大きいので、
営巣場所が住居部近辺では危険が伴う。
結局、キイロスズメバチの巣作りを早めに阻止した方が、彼女らにとってもダメージが少ないかと思う。

巣場所の同じ並びに40センチほど隔てて、ヤマトアシナガバチの巣もあるので、
さらに注意が必要だ。できれば刺されたくない。
そう言えば、三股町役場ではハチ駆除用の防護服を貸し出してくれると、先日、聞いたばかり。

posted by やまかます at 22:59| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年07月09日

キイロスズメバチの営巣とヤリグモ出のう

午前6時過ぎ、まだキイロスズメバチの姿は無かったが、
2時間後にはワーカーが巣作りに励んでいた。

キイロスズメバチIMG_1668.jpg

午前中に育房室が三つ完成している。
午後7時頃、ワーカーはいなくなった。本家の巣に戻ったのだろう。

引越しは新しい巣が完成してからで、まだまだ日数が掛かりそうだ。この場所が本命になるなら。


玄関先のツバキでヤリグモが出のうしていた。
子グモの姿を見るまで、卵のうに気付かなかったのは迂闊だった。


ヤリグモIMG_8883.jpg

昨年は8月14日に出のうを見ている。

今年も三股町のJR三股駅「みまたんMギャラリー」で写真展を開催する。
その打ち合わせで役場に赴いたついでに参議院選挙の期日前投票を済ませておいた。

※写真展の開催時期は9月14日〜28日を予定していますが、観察会+講演の日程など、仔細は後日お知らせします。
posted by やまかます at 20:49| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年07月08日

キイロスズメバチの引越し

縁側の庇にキイロスズメバチが来るようになったのは数日前から。
3、4頭のワーカーが天井や家壁にしきりとタッチを繰り返していた。

「新しい巣場所を探しているんだな!」


でもそのすぐ傍にはヤマトアシナガバチがすでに営巣している。
しかしキイロスズメバチはヤマトアシナガバチには全く無関心の様子。

で、今日になってにわかに巣作りが始まった。

キイロスズメバチIMG_3356.jpg


時折、ヤマトアシナガバチのワーカーがキイロスズメバチにアタックするけれど、
それでもキイロスズメバチは相手にすることなく、粛々と巣作りに励んでいた。
まるでヤマトアシナガバチの姿が見えてないかのような振る舞いは、不思議に思える。
人がちょっかいを出したら、そうもいかないだろうに。

一気に巣作りが進展しそうな勢いが最初はあったが、やがてワーカーの数が減り、
一頭だけが寄り添っている時間が多くなった。

キイロスズメバチはワーカーが百頭くらいになり巣が手狭になると引っ越しをする。
その引越しに際しては、数カ所の候補地の中からベストの1カ所に絞られるようだ。(中村雅雄『スズメバチ』2007;八坂書房)
ということは、縁側のこの場所が本命ではない可能性もある。
過去にも偵察ワーカーがよく我が家に飛来することはあったけど、一度も営巣には至っていない。

ヤマトアシナガバチの巣はすぐ横。

キイロスズメバチIMG_3361.jpg


日没時になるとキイロスズメバチのワーカーは姿を消してしまった。
さて明日はどうなるだろう。

近所の草はらにいた、カヤキリ♀の幼虫。
頭胸部の大きさはすでにクビキリギスやクサキリの成虫と同じくらいの大きさがある。

カヤキリ幼虫IMG_8907.jpg

羽化までまだあと一回は脱皮するかな。
カヤキリ幼虫IMG_8929.jpg

羽化の様子を観たくて、この幼虫はお持ち帰りとした。
posted by やまかます at 21:36| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年03月12日

虫こぶ

クヌギハケタマバチの両性世代が育つ虫こぶが、
クヌギハナカイメンフシ

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ピンク色に染まった綿状の虫コブから、6月頃にクヌギハケタマバチの雌雄が羽化脱出する。
しかしながら、昨日、紹介した寄生バチが数日間にわたって産卵しているので、
クヌギハケタマバチが羽化できる確率はきわめて低いだろう。


6月に羽化したクヌギハケタマバチの♀は、今度はクヌギの葉裏に産卵。
産卵したところには頂上に凹みがある壺型をした虫こぶ、クヌギハケタマフシが形成される。
そのクヌギハケタマフシの中で育つのは、単性世代で♀のみ。


アケビの花が咲き始めた。
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菜の花の光景も今月一杯くらいだろうか。今のうちにこの光景を目に焼き付けておこうか。
春の進行は速い。

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仕事部屋の灯火に飛来した、アカハラゴマダラヒトリ
3月12日.jpg

なるほど擬死して、でんぐり返りすると和名の由来がわかる。
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posted by やまかます at 21:03| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年02月23日

キンケハラナガツチバチ

自宅菜園のアブラナは多くのニホンミツバチやアブ類で賑わっていた。
とにかく暖かい。

一際大きなハチのカップルが目をひく。


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キンケハラナガツチバチだ。画面左がメス。
体の小さいオスが懸命に言い寄っていた。
メスは後ろ脚を高く上げては素っ気無いが、脚上げが肘鉄のようなものかな。


ブ〜ンと翅音を立てて着地したのは、クチブトカメムシ
イモムシの天敵だ。モンシロチョウの幼虫もよく吸血されているのを見る。
まだ越冬明け直後でウォーミングアップ、といったところだろうか。

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ケヤキに絡んだスイカズラの葉上を、イチモンジチョウ幼虫が歩いていた。

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つい先ほどまで葉の縁を齧っていたようで、食事を終えた後、近くの越冬巣に戻ってそこへ潜り込んだ。
けれど、頭隠して尻隠さず。ちょっと肥えちゃいました。

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山仕事で朽木を整理していたら、次々とイモリが出てきた。
うちの林にはイモリが多いね。池があるから。

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posted by やまかます at 21:24| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年02月21日

リュウキュウコオロギバチ

午後3時、紅茶を飲んでいると、カサコソ、カサコソ、と音がする。
ウンどこからだ? 隣の部屋か?玄関か?廊下か?と探り歩くも音源の位置がわからない。
そのうち音は止んでしまった。

おかしいなあ、空耳か?とカップを手にしたらまた、今度は近くから聞こえてきた。
隣の客間に入ってみれば、障子に何かがぶつかる音だと、わかった。

あ!ハチだ。


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あ!このハチはコオロギ類を抱えて運んでいる姿を以前に撮影したことがある。
ギングチバチ科のリュウキュウコオロギバチ、だ。


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金色の体毛が輝く特徴的な姿で、クチキコオロギを主に狩るようだ。
そして、成虫越冬。

どういう経緯で部屋に紛れ込んだのかわからないが、ともかく外に出たいようなので窓を開けた。
手に乗っけて外に突き出してみたが、しばらく手のひらをウロウロするばかり。
身繕いなどして落ち着いているので仕方なく外壁に強制移動。するとしばらくしてプイッと飛び去って行った。
posted by やまかます at 23:10| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年02月16日

ニホンミツバチ

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巣箱は1キロほど先のお宅にあって、うちの菜園に通ってくる働きバチは大方そこから飛来しているのだろう。
冷たい北風が止まない中、みんな元気に良く働いている。

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明るい蜂蜜色のセイヨウミツバチと比較して、ニホンミツバチは全体にチョコレート色。
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               (撮影機材:EOS-5D Mark3 +Tamron 90mm macro )

posted by やまかます at 20:23| Comment(0) | ハチ・アリ

2018年12月17日

机の上

朝一番、仕事部屋の椅子に腰を落としたら、目の前の書類の上に小さな蜂がいた。
いや最初は印字の掠れかと思った。印字に重なっていたから、ということもあるが視力の衰えもある。

おとなしいので、すぐに撮影してみた。体長、約2.8mm。
コガネコバチ科の一種であろう。

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もしや!?と飼育ケースに転がしてあったアカタテハ蛹を見てみれば、次々と蜂が出ていった穴が空いていた。
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午前中、神柱公園のクヌギを見ておいた。
休みなく元気に歩くオス4頭。
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ゆっくりと歩く、メス1頭。
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交尾カップル2組。
交尾カップルの1組は雌雄とも変色して死んでいたが、おそらくヨコヅナサシガメ幼虫に吸血されたのだろう。

そして、クモに捕食されているメスもいた。

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まだこれから産卵を控えた、お腹の大きなメスだ。
ようやく一つだけだが、卵塊も確認できたが、産卵はまだこれからもダラダラと続くだろうか?
posted by やまかます at 22:26| Comment(0) | ハチ・アリ

2018年08月30日

視線

居間の網戸にオオカマキリが2匹。
緑色型と褐色型だったので、両者を並べて撮影することにした。

ところが、緑色型の方の色味が薄く、褐色型の血も少し混じっているようで中途半端。
典型的な緑色型とは言い難い。撮影はしたけれどNG。

褐色型は体が大きい割りには気が小さいのかすぐ逃げてしまったが、
緑色型はちょっかいを出すと、威嚇行動を繰り返した。

う〜ん、やはり緑が弱いなあ。

オオカマ_Z5A8167.jpg

ハラビロ♂_1833.jpg
クヌギ小木でじっと構えていたのは、ハラビロカマキリのオス。
このくらいしっかりと緑色が欲しいね。


カマキリ類のオスは出現期間が短く、うっかりすると見落としがち。


竹筒アパートにオナガササキリ♀を抱えて戻ってきた、コクロアナバチ
しかし、すぐには竹筒に入ろうとせず、獲物を抱えたままあちこち移動するばかり。
なんとも落ち着きが無い。

コクロアナバチ_1676.jpg
コクロアナバチが巣に獲物を搬入するのをためらっていた理由はしばらくして、わかった。

ヤドリバエの一種が、ストーカーのごとく付きまとっていたからだ。
ヤドリバエはコクロアナバチの獲物に産卵寄生するべく、虎視眈々とその隙を狙っていた。
彼女はつねにコクロアナバチに照準を合わせ、まるでピアノ線で繋がっているかのように正確に後を追いかける。しかもほぼ20センチ程度の間合いを置いて。
コクロアナバチは寄生バエの追跡をなんとか振り切りたいようだった。

そこで私は、空中でピタリと静止していたヤドリバエをすばやく鷲掴みにして遠くに追いやった。
するとたちまちにして、コクロアナバチは竹筒アパートへと戻り、なんのためらいもなく獲物を所定の筒へと搬入したのであった。


畑の隅っこで、ニラの花が咲き始めていた。
小さなアリが訪れている。


ニラの花_1806.jpg

EOS-6D、EOS-5D Mark3 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG、
+スピードライト270EX II、マクロツインライトMT-26EX-RT
posted by やまかます at 21:05| Comment(0) | ハチ・アリ