2026年02月07日

束の間の春

三股町

家を空けていた数日の間に、庭ではアブラナの花が増えていた。
陽射しがあった午前中には、ニホンミツバチとハナアブが訪れていたが、正午過ぎから俄かに曇ってきておまけに冷たい西風が吹き始めた。次第に気温もグンと下がって、活動する昆虫の姿はどこへやら。

_J8A4172.jpg
ニホンミツバチ
_J8A4036.jpg
ニホンミツバチ      
_J8A4091.jpg
ハナアブ       EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM(写真全て)

RF100-400mm F5.6-8 IS USMは、小型軽量(長さ164.7mm、質量635g)で尚且つ安価という有難い望遠ズームレンズだ。F値が暗いことはともかく、400mm時の最大撮影倍率は0.41倍で小さな昆虫の撮影にも結構使える。
価格では4倍近くもするRF100-500mmF4.5-7.1L IS USMの描写力と比べても見劣りしない実力を発揮する。
このレンズの欠点としては、被写体が小さい場合、近接撮影時にフォーカスが迷うことが多く、その点では「撮影距離範囲切り替えスイッチ」が装備されていないのが惜しい。防塵防滴仕様でも無いことなど、フィールドでの撮影ではそれなりの気遣いも必要になる。
posted by やまかます at 18:00| ハチ・アリ

2026年01月21日

越冬ヒメバチ

三股町

IMG_5437.jpg
      EOS-M5 EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM

今月初めに見つけた、ヒラタヒメバチ類の様子を見ておいた。
数日間、温かい日が続いたことで移動しているかもしれない。実際過去には、冬の間に姿を消すこともあった。
杉林に入ってアオキの葉裏をめくってみれば、以前通りにヒメバチはいた。

長いことカメラ庫で待機していた、EOS-M5を使ってみた。レンズはEF-s35mmマクロ。
わずかな木漏れ日もあったので、ストロボは使わず自然光のみで撮影してみた。カメラは片手で構えたけれど、レンズのISがよく効いてブレることもなかった。
キャノンのEOS-Mシリーズのカメラはすでに廃盤となってしまったが、APS-Cミラーレスカメラで小型・軽量であり、自然写真の分野では重宝するカメラの一つだった。レンズは専用マウントのEF-Mだけでなく、アダプターを使えばEF・EF-Sレンズ群のほとんどが使える。出番は限られているが、今でもサブやリモート撮影などで活用できる。

posted by やまかます at 20:20| ハチ・アリ

2025年11月06日

地蜂

三股町

_B064538.jpg
     OM-1 ED 60mm F2.8 Macro GODOX iT30

昨日、ジョロウグモの餌食となったナカキシャチホコ幼虫。
その後どうなったか林に降りてみた。すると、一頭のクロスズメバチが馬乗りになっていた。
幼虫の発する死臭を察知したのだろうと思ったが、幼虫はわずかに動いていた。まだ生きているようだが、重傷を負って体液に塗れている。

_B064824.jpg
     OM-1 ED 60mm F2.8 Macro VL66_LED

クロスズメバチは大顎で肉片を噛み切り、肉団子を大事そうに抱えると飛び去って行った。
一旦巣に戻ったあと、再びやって来るまでの時間は13分〜20分程度だった。
おそらく同じ個体が通っているのだろうと思うが確認はできていない。

アブラゼミ-010518.jpg
      OM-1 MarkU  ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

正午前後にアブラゼミが鳴いていた。うちの林(上写真)と近くの杉林の2箇所から聞こえていたので、少なくともオス2頭がまだ生き残っていたことになる。
久しぶりに温かい一日で、南向きの居間では室温が25℃まで上がっていた。

_G010475.jpg
     OM-1 MarkU ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-20

オナシアゲハになった、アゲハ。
posted by やまかます at 19:32| ハチ・アリ

2025年08月12日

肉団子


P8120107.jpg
    OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

午後6時過ぎ頃、路上を横断していたニシキリギリスのオス。
ずいぶんと満腹の様子。農道の中央でピタリと動きが止まった。このあと、同じように横断するヤブキリのメスにも遭遇。

P8120060.jpg
       OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

午後5時過ぎ。
エノキの梢がユサユサ、リズミカルに揺れている。なんだ!?

葉裏側に回り込んで見ると、セグロアシナガバチがゴマダラチョウの蛹を齧っている最中だった。
一瞬、もっと早く気付けなかったかと少し悔やむ。蛹の半身が残っているのでかろうじてゴマダラチョウと知れたが。

P8120069.jpg
      OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

ゴマダラチョウ蛹の腹部はガジガジ噛み砕かれて細くなって今にも切れそうになる。
次の瞬間、蛹の半身(頭胸部)はポトリと地面へ落ちてしまった。

P8120074.jpg


蛹体の一部だけを肉団子にして大事そうに抱えた。
え!?それだけ? と言ってもあとの祭り。葉っぱにくっついている垂蛹のお尻の方から噛み砕いたのだから、蛹の下側半身が落ちても仕方が無い。

P8120095.jpg
       OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

一旦エノキから離れて農道の奥に進み、しばらくして帰りにまた同じ場所を通り掛かると、
先ほどのセグロアシナガバチが地面に落ちた蛹の肉塊を噛み砕いて肉団子にしていた。
なんとも勿体無い調理法だったなあなどと勝手に思っていたが、セグロアシナガバチは落っこちたことをちゃんと覚えていた?のかもしれない。
posted by やまかます at 21:36| ハチ・アリ

2025年06月18日

ニホンミツバチがやって来た

三股町

_H2A8239.jpg
      EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

クロガネモチの葉上で口吻を伸ばして何かを吸っていた、ムラサキシジミのメス。
サザンカの新芽にも何かと拘っていた。どこかにアブラムシがいて、甘露がそこいら中に落ちていたろうか。このごろ、虫がよく見えていないことが多くなった。明日はアブラムシを意識して探してみよう。

_1001118.jpg
     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

今朝早く、ご近所の方がニホンミツバチの分封群と空き巣箱をもってこられた。
巣箱は重箱式となっている。天井から下がる巣盤が下へと伸びていくので、それに合わせて重箱を継ぎ足すことができる。
また蜂蜜を採取するときは巣盤の下から切り取っていくので、今度は逆に下から段を抜いていく。

巣箱の土台を設置してから、さっそく網に回収してあった分封群を新居の巣箱に移した。
ハチは暗い方へと行きたがるので、解放した網の上に巣箱を置くだけで移動は簡単だ。しかし、ハチの数がかなり多かったこともあり、溢れたハチがそこいらじゅうをまどい、そのうち近くのケヤキに集まって蜂球となった。梯子に登って蜂球を回収し、これも巣箱に移動させた。

_H2A8205.jpg
     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

ケヤキの幹にできたニホンミツバチの蜂球。

_1001130.jpg
     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

ほとんどのハチが巣箱に落ち着いた。このあと、アナグマ対策として巣箱がひっくり返されないよう、ロープで固定する予定。アナグマが蜂蜜を狙って巣箱をひっくり返す、ということは初めて知ったが本当だろうか?
posted by やまかます at 21:09| ハチ・アリ

2025年06月05日

大丈夫ですか?オオスズメバチ

先日、2日〜4日まで上京して、飯能市のフィールドで撮影を行い、また今進行中の絵本の仕事で版元に出向いたりした。
編集の方との打ち合わせはリモートで行うことがもう当たり前のようになっているが、私としては膝を交えてお話しすることを重視している。満員電車に乗ったり、人通りを歩くのは苦痛だが、今住んでいる田舎での生活に比べて都会では歩く時間が長い。改めて普段は車ばかり使っていて、あんまし歩いてないことに気付かされる。
飯能市での撮影や観察の成果についてはこの先、雨の日にでも記しておこうと思う。

三股町

_1000964.jpg
      OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

しばらく家を空けていたので、飼育中のミカドアゲハ幼虫の葉っぱ換えをしておいた。食樹はオガタマノキ。
幼虫はまだ若齢なので全身濃い茶色。
クチナシから回収しておいたオオスカシバの卵5コは、すべて真っ黒になって萎んでいた。残念。

窓の外から、サンコウチョウの囀りが聴こえてきた。すぐ隣の杉林で囀っているのだけど、姿はどうやっても見えなかった。

_1000970.jpg
      OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
_1000972.jpg
_1000975.jpg
      OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

今朝、居間の窓にいた虫は、サトキマダラヒカゲとヒメヒゲナガカミキリのオス。
外に比べて薄暗い室内は、虫や鳥たちにとっては林の中の暗がりに見えるのだろうか。そう言えば、先月、サラサヤンマのオスが入りたげに何度もガラス窓に体当たりしていた。

_J8A9301.jpg
      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX TT350 X-3

ツルコウゾの果実は今が完熟期。
果実の派手な色は酸っぱそうに見えるけど、口に入れてみると甘みがある。けれど水気には乏しい。さらに熟してくると、果たしてここに昆虫などが来るだろうか。ヒヨドリが啄んでいたことがあるが、これもどれだけ好物かどうか?はさらに確かめてみたい。

_J8A9304.jpg
      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX TT350 X-3   

ツルコウゾの蔓が絡んでいるネコノチチは、地味だが多数の花を咲かせていて、ハチ類を中心にたくさんの昆虫で賑わっている。近くに立っていると、羽音がブンブンと頭上から降り注いでくるほどだ。
サツマシジミ、トンボエダシャク、ニホンミツバチ、アシナガバチ類、コマルハナバチ、ハナアブ類、そして、スズメバチ類。

そのネコノチチの葉裏で佇んでいたオオスズメバチは、左後ろ脚がピクピクと痙攣していた。
丸めたままの姿勢が、なんだかえらく難儀そうに見えた。一体、どうしたのだろう?
腹部をくまなく見てみたが、スズメバチネジレバネの寄生は見つからなかった。しばらく時間をおいて見に行くと、すでに姿が無かった。
posted by やまかます at 20:10| ハチ・アリ

2025年05月19日

結婚飛行

三股町

_H2A7820.jpg
      EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

うちの林のセンダンは紫色が濃くなってきた。できるだけ近づいて超望遠レンズで撮影してみた。


ツバキの若葉に、ニセシラホシカミキリの後食痕が目立ち始めるのが例年この頃だ。
ツバキは玄関先で大きく成長しており、出入りする度に目に入る位置にある。

_G012610.jpg
     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

ツバキの前に立っていると、そのうちニセシラホシカミキリの姿が目に入るようになる。けれど個体数は少なく、視界に入るのは1頭だけのことがほとんど。

_5181418.jpg
オス      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

体型がほっそりしたのがオスで体に比して触角が長い。

_5191491.jpg
メス
_5191497.jpg
メス      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

オスに比べて太めの体型、そして触角の途中に白紋があるのが、メス。オスの顔は白く、メスの顔は黒いので、見る角度によっては顔の様子でも雌雄の判別ができる。

_G012706.jpg
 クロオオアリの新女王      
_G012712.jpg
        OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

今日も庭のクヌギについているアブラムシのコロニーを眺めていると、すぐ近くでブ〜〜ン!という羽音が何度も聞こえてきた。下草に目を移すと、クロオオアリの女王が佇んでいた。

_G012839-強化-NR.jpg
      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

草の頂上に行き着くと周囲を探るように頭を左右に揺らしている。そのうち羽ばたいて飛び立つのだが、3、4頭いるどの女王アリも、うまく飛翔できないで地面に墜落していた。これを何度も何度も繰り返しているので、その羽音が私の耳に届いたというわけだ。
今日は長袖ポロシャツの上に薄手のパーカーを羽織るくらい気温が少し低め。若干湿度はあるがそう高いとも言えない。クロオオアリの飛び立ちには少し条件が良くないように感じた。

〜〜〜〜〜〜〜「沖縄県 西表島_石垣島 遠征レポート・その3」は明日以降に掲載予定です。〜〜〜〜〜〜〜〜
posted by やまかます at 21:10| ハチ・アリ

2025年05月05日

決死の潜入作戦

三股町

_J8A5620.jpg
     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX TT350

ヒルザキツミソウの花中で、48時間過ごしていたヤブキリの幼虫。
花粉を食べていたようだ。

_1000561.jpg


同じくヒルザキツミソウの花中に入り込んでいた、ハヤシクロヤマアリのワーカー。
こちらのお目当ては花の奥深くにある蜜だ。

_1000527.jpg


狭いトンネルに潜り込もうと、懸命に脚をツンツン。が、なかなか想いを遂げること叶わず、それでも繰り返し潜入を試み続けていた。見ているこちらが、思わず力んでしまいそうなほど。

_1000555.jpg
     OM-3 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  GODOX TT350 

何度も挑戦してついに蜜にありつけたのか、最奥まで体をねじ込んだあとピタリと動きが止まった。
無事に蜜を吸い取ったのか、このあと花から去って行った。

〜 久々にヤマセミ 〜

昨日の午後4時過ぎ、街に買い物に出ての帰り道。沖水川の橋の真ん中に車が差し掛かったところで、目の前をヤマセミが横切って上流部へと消えて行った。
車のフロントガラスの高さだったこともあり驚いた。いつもなら、橋より高い上空か、あるいは橋の下をくぐって行くはずだけど。
posted by やまかます at 18:05| ハチ・アリ

2025年05月01日

アリとアブラムシ

三股町

_1000601.jpg
     OM-3 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  Flash Q20U

庭にびっしり繁茂している、アメリカフウロの花。

_1000300.jpg
     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro Flash Q20U

クヌギ小枝で、クリオオアブラムシとアミメアリ。

甘露を受けとるシーンの撮影では、撮影アングルと照明に気を配りたい。
上の写真では手前にアミメアリが被ってしまうので、少し上から見下ろす角度から撮影している。
甘露滴をくっきりと綺麗に写すためには、背景に抜ける真横の角度から撮影したいところだ。しかしその場合、アミメアリでは棍棒状の触覚を前に突き出すがため(体の向き次第では)、触角が甘露に被ってしまうことが多く、その角度の調整もかなり制約を受けて意外と苦労する。
甘露滴が際立ち輝くように写すために、照明は逆光を入れるかトップからの柔らかい光にする。2灯以上の多灯にすると滴の写り込みが煩くなるのであっさりと1灯にする。逆光気味の自然光で撮影できるならそれに越したことはないが、今日は終日、どんより曇り空だった。
上写真の照明は、ディフューザーを被せたストロボをトップから少し奥の位置から1灯だけ発光させている。

_5018444-強化-NR.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

こちらでは、クロオオアリがずっと付き纏っていた。クリオオアブラムシはアブラムシの中でも大きな体をしている方だが、クロオオアリがさらに大きい。ヒョイと持ち上げて巣に持ち帰っても良さそうなものだが、クロオオアリはアブラムシの甘露の恩恵をちゃんと心得ているのだろう。どうやってそんな心得を習得したのだろう?

_5018412.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

クリオオアブラムシのメスの中にはすでに産仔を始めているものもいた。
アミメアリに混じっているとわかりづらいが、クリオオアブラムシの幼虫が4頭いる。メス親はいづこかへ移動してしまった。
posted by やまかます at 17:45| ハチ・アリ

2025年04月22日

ブン、ブン、ブンを撮る

三股町

_4220007.jpg
     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

朝から曇り空、ときおり小雨パラパラ。
私の仕事部屋を取り囲むようにして、ツツジとノイバラが満開となった。ツツジ開花は昨年よりか1週間ほど遅い。

_4220003.jpg
     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO (撮影地:都城市志和地)

あるお宅の庭のムベは、ものすごい数の花をつけていた。
写真のような房状の花集団が、これが何十個も蔓棚から垂れていた。

ここ数日、目線かそれより低い位置でホバリングしているクマバチを撮影してみた。
晴れた日の午前中、庭のあちこちでオスが陣取っていた。

_H2A6365-強化-NR.jpg
     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

_H2A6349.jpg
       EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

グイッと体が捩れて方向転換する瞬間。頭部だけは水平を保っている。

_G017670.jpg
      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

EOS-R6 mark2、OM-1 mark2 とも、一旦マニュアル操作でクマバチにピント合わせしてからでないと、被写体認識でのAFが効かない。
背景が空のように単色でスッキリしていれば、被写体認識でクマバチをスッと捉えることができるが、背景が薮などゴチャゴチャしていると、そちらへとピントが持っていかれてしまう。背景の条件と被写体が小さい(昆虫としては大きい方だが)ために、被写体認識AFが不得手になるのだろう。
一旦、クマバチに合焦すれば、EOS-R6 mark2ではガッチリ掴んで放さず撮影結果もドンピシャがほとんど。かたやOM-1では合焦して追尾していたにも関わらず撮影結果ではピント外れがある程度の数出た。
追尾高速連写モードでは、被写体が大きな野鳥(ダイサギなど)であっても、途中の数カットがピン外れになる現象は、OM-1、OM-1 mark2 共に生じる。この辺りの改善をファームアップ等でできないものだろうか。

付記):
OM-1、OM-1 mark2 には、「AFリミッター」という機能があって、AFの範囲を任意の距離に3通りで設定できる。
これを使えば、背景に惑わされることなく効率よくクマバチを捉えることができる、はずだ。クマバチの撮影ではうっかりこの便利機能を使っていなかった。
一方、EOS-R6 mark2、EOS-R5 mark2 とも、距離設定ができるAFリミッターはメニューの中と取説をいくら探しても見当たらない。
posted by やまかます at 20:00| ハチ・アリ

2025年04月19日

朝の脱皮

三股町

_J8A4844.jpg
うちの林のイチイガシ新緑     EOS-R5 MarkII RF14-35mm F4 L IS USM

今朝は霧が立ちこめていた。天気情報通り、日中はかなり気温が上がって夏日(27℃)。

_H2A6227.jpg


頭を下にして皮を脱いでいく。

_H2A6285.jpg


触角がゆっくりループを描きながら引き抜かれていく。

_H2A6306.jpg
      EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

反対側に回り込んで順光で。日差しが低く画面奥の小さなレンゲ畑はまだ陰になっている。

スイバの花穂を撮影していて、ヤブキリ幼虫の脱皮に気付いた。朝日を浴びながら始まったばかりで、まだ間に合うけれど三脚を取りにいくほどの時間的余裕はないと見た。キツい姿勢が続くので腰によろしくないのだけど、ここは辛抱するしかない。
あとで気付いたのたが、画面奥のコオニタビラコでも少し遅れて別個体の脱皮が進行していた。

_4190104.jpg
      OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro Flash Q20U

庭のサクラにアカタデハムシが2頭来ていた。今日は爆発的にさまざまな昆虫たちが活動を開始したようだ。

_H2A6498.jpg
     EOS-R6 MarkU SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACRO

渓流沿いのエビネを見に行ってみた。
昨年の4月13日に見つけたときは花盛りだった。さて今年はどうだろう?と藪中を覗き込んでみればまだ背丈は低く(一番高いので20センチほど)蕾の段階だった。
今年の春の出足は寒い日が多く不安定でもあり、昨年より1週間以上遅れているものが多い。
posted by やまかます at 21:08| ハチ・アリ

2025年04月10日

庭のハチ

三股町

今日は朝から雨模様。今回の記事内容は昨日撮影したものです。

エノキで育っているウスタビガ1齢幼虫はようやく脱皮休眠に入ったところ。明日の午前中には脱皮して2齢へとステージが進むと思う。

_J8A4073.jpg
      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

エノキに飛来したホシアシブトハバチのメス。飛来した目的は産卵だ。
鮮やかなオレンジ色がよく目立つ。警告色でもあるのだろう。幼虫はエノキの葉っぱを食べて育つ、青いベレー帽姿のイモムシ。

_J8A4031.jpg
_J8A3990.jpg
      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

玄関を出たすぐの場所で、クマバチのオスがホバリングしていた。ブンブンと翅音が賑やかだが、ほかの昆虫や鳥など空中を舞う姿が目に入るとたちまち猛追してときにはしばらく姿を消す。すぐ近くで別のオスもなわばりを張っているので、互いに絡み合ってややこしいことにもなる。
頭上に来るタイミングに上向きでカメラを構えてはシャッターを切った。フーレムにクマバチが入れば、瞬時にカメラがピントを合わせてくれる。が、時々、マニュアル操作で調整しないとAFが効かないこともしばしば。EOSカメラの被写体認識もまだまだ改善する余地がある、、とは思うけど、何もかもカメラ任せになっては、撮る楽しみ、撮れたときの喜びとは相反するとも言える。

晴天の青空背景でクマバチの姿を明るく写すため、ストロボを使った。シャッター速度は1/1000秒以上の高速になるため、ストロボ発光はハイスピードシンクロの設定にする。ハイスピードシンクロが使えるストロボとなると機種も限られて、いつも使っているFlash Q20Uは対応していない。マニュアル発光専用のFlash Q20Uは汎用性は高いが、ハイスピードシンクロ対応でないので、昆虫の動きが活発になるシーズンに入ると選手交替となる場面も出てくる。筐体の大きさ・重量、チャージ時間、発光モードの種類、通信機能、、などなど多くの条件で昆虫撮影に適したオールマイティなストロボというのはなかなか見当たらない。結局、いくつかのストロボを使い分けて凌いでいるのが現状だ。
例えば、キャノンのストロボでは430EX III-RTなどは機能的にはほぼ問題ないのだけど、筐体の大きさが現状よりせめて半分まで小さくなれば、言うことないのだが。あるいは、Flash Q20Uにハイスピードシンクロ機能が備われば、言うことないのだが、、、。
過去5年間使っているGODOXのTT350(OLYMPUS用とCanon用)。このストロボは小型でありながら多機能でかなりいい線だと思える。注文をつけるなら、発光部の高さをも少し低くし、さらにLED照明も内蔵してほしいところだが、遠征時など機材をできるだけ絞って持ち歩く場合には、GODOXのTT350が安心できる。これまでのところ、6台のうち不具合が生じたことは一度もない。
posted by やまかます at 21:13| ハチ・アリ

2025年03月22日

春の嵐

三股町

_J8A0860.jpg
      EOS-R5 MarkII RF24-105mm F4-7.1 IS STM Flash Q20U

家壁で佇んでいたのは、セグロアシナガバチ。
昨日、ツバキに来ていたのはキアシナガバチ。

上写真の画面下が暗く影っているのは、ストロボの同調速度を上回る(1/250)シャッター速度で撮影したため。
Flash Q20Uの同調速度上限は、1/200となっている。Flash Q20Uは使い勝手のいいストロボだが、ハイスピードシンクロ対応でないのがちと惜しい。

_H2A3786.jpg
      EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

そして、今日またヒヨドリに捕まったのは、ヤマトアシナガバチ、だった。
ヒヨドリはツバキの花蜜お目当てにやって来るけれど、むしろ虫を捕食することが多く、私のすぐ目の前で見事なフライングキャッチを披露してくれる。

_H2A3730.jpg

_H2A3731.jpg
      EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

昨日もほぼ同じ時間帯に同じコースを軽やかに駈けて行った、イタチ。
風が強く吹き荒れるので、できるだけ風下に回り込んで追いかけていると、ふと立ち止まって振り返った。
「オヤ!?誰かに見られてる?」
posted by やまかます at 18:30| ハチ・アリ

2025年03月11日

佇むハバチ

三股町

_3114512.jpg

_3114522.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

畦道の枯れ草に張り付くようにしてじっとしていた、オスグロハバチのメス。
狭い範囲で数頭いた。少し小柄なオスは数十メール離れたところにいたが、すぐに飛び去った。

_H2A3477.jpg
     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

昨夜から降り続けていた雨は午前中には止んだが、どんより曇り空の一日だった。
日が暮れる頃、ようやく雲の切れ目に霧島山の山頂部が顔を覗かせた。
_H2A3470.jpg
     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM
posted by やまかます at 20:50| ハチ・アリ

2025年03月01日

春の兆し

三股町

温かい、を通り越して、暑い。
下の谷津田ではフチグロトゲエダシャクのオスが数頭、忙しく舞っていたが、メスは見つからなかった。

_G019796.jpg
     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ようやく満開となったウメにはメジロのつがいが頻繁に来ていた。

_3010114.jpg
     OM-3  M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

庭のアブラナにはニホンミツバチ。

キタキチョウ、キタテハ、モンシロチョウ、などの姿もチラホラあって、一気に賑やかになった。
ここ数日間、鹿児島県出水市に出掛けていた間は冷たい風があって寒かったのが、まるで嘘のようにすっかり春めいた一日となった。


posted by やまかます at 20:40| ハチ・アリ

2025年02月02日

働きアリ

三股町

_H2A0276-強化-NR.jpg
     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM  (撮影:2月1日)

昨日、雨の中、花壇の地面でしきりと獲物を捕らえていたジョウビタキ。
獲物は随分と小さく一瞬にして飲み込む。写真を拡大しても獲物の正体がよくわからなかった。

_J8A3932.jpg
     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

次々と見つかる獲物とはなんだろう? 今朝になって花壇の地面を舐めるように見てみた。
上写真のクロナガアリはポツポツ活動していて予想通りだったが、他にはユスリカの一種、ヨコバイの一種などが見つかった。
ヨコバイの一種は数も多く、2ミリほどの小さい虫だが、いっときもじっとせずピョンピョン跳ねる。小さいけれど、そのジャンプする姿が却って鳥の関心を惹くことだろう。他には見つからなかったけれど、徘徊性のクモなどもいるだろう。



posted by やまかます at 19:33| ハチ・アリ

2024年11月18日

久しぶりに刺されて

三股町

_B188737.jpg
     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

庭のツワブキにたくさんの虫が来ていて、ヤクシマルリシジミのオスや、

4H2A2673_05.jpg
     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

キタテハ、ウラナミシジミなどの姿もあった。

_B188722.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

X字型のかくれ帯に潜む、コガネグモの幼体。

_B138103.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

近所の畑の脇にあったフタモンアシナガバチの巣にはオスも数頭いたが(撮影:11月13日)、

今日覗いてみると数が減っていて、オスの姿は無かった↓

_B188854.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

ところで、フタモンアシナガバチと言えば、、、、、

今日の夜、風呂上がりに長袖Tシャツに腕を通した途端、左手薬指の付け根あたりをブスリと刺された。
袖口にフタモンアシナガバチが潜んでいたのだ。
長袖Tシャツは先日洗濯して箪笥に入れてあったものだが、外に干している間に袖口に潜り込んだのだろう。畳んだりしていてもじっと動かなかったようだ。

刺された部位をすぐに吸い出したが激痛に耐え難く、ステロイド外用薬アンテベートを塗り込んだら、しばらくして痛みは治った。と、その直後から患部周辺に痒みが出てきた。
posted by やまかます at 22:03| ハチ・アリ

2024年10月05日

青色の魅惑

三股町

_G011901.jpg
ソライロアサガオ(セイヨウアサガオ)   OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

隣の空き地からうちの林まで次第に蔓延ってきている、ソライロアサガオ。
花は観賞用として人気があるようだけど、その繁茂ぶりはお旺盛で大きな樹木がどこにあるかわからなくなるほど覆い被さってしまう。切って捨てた蔓からもすぐに発根してあっという間に成長する。片隅で花を咲かせてくれる程度ならいいけれど、林全体に広がっていくのは勘弁してほしい。

_G012523.jpg
ニホンミツバチとツユクサ       OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO    

昼になると萎んでしまうツユクサの花に、ニホンミツバチが次々と訪れていた。

_G012206.jpg
      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

蜜は出ないが、ニホンミツバチのお目当ては、花粉だ。雄しべの先にぶら下がって、花粉を後ろ脚の花粉ポケットに集めていた。ツユクサの青い花は昆虫たちを惹きつけているが、同花受粉も行うらしい。
posted by やまかます at 21:00| ハチ・アリ

2024年09月25日

肉団子

三股町

_9243632-強化-NR.jpg
OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm (撮影:9月24日)

林の上から鈍い羽音がして見上げてみれば、ゴマダラチョウを抱えたオオスズメバチがいた。
イチイガシの小枝に足場を構えるとすぐ、ゴマダラチョウの翅が食いちぎられて、ハラリ、ハラリと落ちてきた。

_9243646-強化-NR.jpg
OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm

4枚の翅を断ち落としたあと、肉団子作りが急ピッチで進んだ。
オオスズメバチや他のスズメバチ類の肉団子作りを見る機会はこれまでにも何度かあったけれど、獲物は甲虫類やミツバチなどが多く、今回のようにチョウ類というのは初めて。
敏捷に飛ぶゴマダラチョウを空中で捕獲したのだろうか。それとも樹液に来ているところを襲われた、というところだろうか。
posted by やまかます at 17:43| ハチ・アリ

2024年09月22日

ヒメスズメバチ

三股町

昨夜、居間の灯りにまとわりついていた、ヒメスズメバチ。
どこからどう、迷い込んだものか。

_G1A3150.jpg
ヒメスズメバチ♂

触角が長いように見えたので、捕えてみると確かにオスだった。摘むと腹部を曲げて刺すような仕草をするが、毒針は飛び出てこない。

_G1A3118.jpg


触角が長いと言ってもメスと比較した上のことで、長く見えるメスもいるので見誤るかもしれない。
ヒメスズメバチのオスの前胸には黄色い紋様がある(肩のところ)のでここと、腹端が尖っていないこと、の2点を確認した方がいいだろう。

_G1A3161.jpg
      EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO  Godox DE300
posted by やまかます at 20:25| ハチ・アリ

2024年08月26日

黒い虫、2題

三股町

_H2A0267.jpg
トノサマバッタ黒色型        EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM 

一昨日、観察会を開催した公園でトノサマバッタ黒色型を探してみた。
小学生の子供たちが次々と見つけたからには、それなりに個体数が多いのではないだろうか。私としても自分の目で確かめておきたかった。
探し始めて5分もしないうちに黒色型の幼虫が跳び出し、その後も立て続けに3頭、計4頭の黒色型幼虫が見つかった。そして、まだしっかり飛べない黒色型の成虫も1頭。むしろ、ここでは緑色型の幼虫の姿が見当たらないのである。      

_G1A2084.jpg
トノサマバッタ幼虫黒色型       EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

J8257493.jpg
クロアナバチ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

近所の畑の畦で穴を掘っていたクロアナバチ。こちらの動作に反応してはフワリと飛び立ち辺りを警戒するも、すぐに舞い降りてきて、トンネルの中に潜り込む。運び出された土の量からしてすでにトンネル巣はほぼ完成しているようだった。
やがてプイッと遠くへ飛び去ったので、穴の前で帰りを待ってみたが1時間経ても戻って来なかった。
一昨日の観察会では地面に横たえた獲物(ササキリ類)を穴に運び込むところを見てもらうことができた。ちょうど日陰になっていたので休憩を兼ね、クロアナバチの行動を私の実況解説付きでじっくり観察できた。

J8257465.jpg
クロアナバチ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350 

posted by やまかます at 19:47| ハチ・アリ

2024年05月09日

今日の、お客さん

三股町

N1013289.jpg
ハナウド     OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

N1013323-強化-NR.jpg
      OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

うちの庭でセイヨウミツバチを見かけることは稀で、ミツバチといえばほとんどが、ニホンミツバチばかり。
近所には趣味でニホンミツバチを飼育している方も多い。
セイヨウミツバチが目の前にいたので、反射的に撮影してしまった。しまった、いう表現もおかしいけれど、動き回る小さな昆虫を目にすると、考える前にカメラ持った体が動くようになっている。

J5090393.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

ウリハムシがクヌギの若葉を食べていた。キュウリの葉にはよく来るけれど、クヌギでの食事姿はちょっと新鮮に感じた。

_H2A9991.jpg
霧島山      EOS-R6 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM

一眼レフ、EOS-5D MarkV をあらためて屋外で使っているけれど、今後この大きくて重いカメラをカメラザックに詰めてフィールドに出掛けようとは思わない。自宅フィールド限定で気軽に持ち出せるカメラという役所がふさわしいようだ。
EOS-5D MarkV は10年前から主力カメラとして2台を導入、7年間ほど活躍した。7年というのは決して長くはないけど、そこそこ役割を果たしたと思う。
体力の衰えもあって、軽くてコンパクトなカメラシステムの恩恵には素直に縋りたい。OM SYSTEMのカメラが今では主力カメラとなっているが、単一のシステムだけでなく、NikonやCanonのカメラも使っていきたい。そこでひとまずは、所有レンズを活かせるCanonのミラーレスカメラを使ってみることにした。色々検討して選んだのが、EOS-R6 MarkU。EOS-5D MarkVと同じくフルサイズで、ある程度、連写性能があるカメラという点に注目した。初めて実機を手にしてみると、ずいぶんと軽いし手頃なサイズのボディだ。
posted by やまかます at 21:33| ハチ・アリ

2024年05月07日

樹液レストランの今日

三股町

_Z017864-強化-NR.jpg
     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アカメガシワ樹液には連日、オオスズメバチが来ている。おそらく女王だと思うが、餌場を巡っての争いが絶えず、上写真では後から飛来した女王が相手を威嚇して追い出してしまった。追い出された女王もほとんど抵抗することなくあっさりと引き下がった。サトキマダラヒカゲは頻繁にやって来るけれど、すぐに追い散らされてしまう。それでもめげずに何度も繰り返しやって来る。

_Z019382.jpg
        OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

樹液は豊富に出ているようで、オオスズメバチは頻繁に排泄を行う。
このような一瞬の排泄シーンも、今のミラーレスカメラでは簡単に撮影できるようになった。

一眼レフカメラだと、光の条件に恵まれている時以外ではストロボ使用が必須で、シャッターチャンスも一か八かの大勝負になる。排泄のタイミングを事前に読んで早めにシャッターを切る必要があり、非常に根気のいる作業で結果が出るのはまぐれに近いものがあった。それだけに、撮影できたときの喜びはひとしお大きかった。
それが今や排泄の瞬間を察知してからシャッターを押し込めば、いとも容易に撮影できてしまう。とはいえ、写真の絵柄にこだわる余裕ができるので、さらに納得のいく写真に仕上げる意欲も湧くというものだ。

_01A4992.jpg
霧島山     EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM

午後7時20分、久しぶりの夕焼け。
posted by やまかます at 20:37| ハチ・アリ

2024年04月16日

少し早い旅立ち

三股町

_1002296-強化-NR.jpg
    OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

まだ青いアブラナ果実をゴリゴリしごいて種子を啄むカワラヒワ。
今朝は巣立ちビナを連れた親鳥が4羽やって来た。ヒナはしかし、種子の啄み方を習得できていないのか、親鳥の姿をジッっと見つめるばかりだった。要領を得ないヒナの姿は草の向こうに紛れてしまい写真にならず。
居間の窓ガラス越しだと、ガラスが反射してこちらの姿がカワラヒワには見えていないようだった。

M1103650.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

ワカバグモのオスが、「まちぶせ」。まちぶせの相手は、獲物か、それともメスなのか。

M1103695.jpg

M1103767-強化-NR.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

午後5時過ぎ、庭でクロオオアリ女王を見つけて思わず近寄ってみた。
もう女王が出巣しているとは驚いたが、日中の気温は27℃くらいまで上がり少し湿度も高め。
草のてっぺんまで這い上っては飛び立ち、すぐに落下、を繰り返していたが、数回目にやっと空高くへと吸い込まれるように去って行った。
posted by やまかます at 20:55| ハチ・アリ

2024年04月11日

花と共に

今日は朝から断続的に雨。気温も低めだった。
写真は全て、4月9日に撮影。

M1100438-強化-NR.jpg
    OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U 

オドリコソウにトラマルハナバチ。
重たそうな体でゆったり舞うけれど、ひとつの花に頭をつこっ込んでいるのはほんのわずかな瞬間。

M1102716.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

ツツジとモンキアゲハ。ツツジの根元から上空を見上げるようにして撮影してみた。せっかくの青空と雲を画面に入れて。

P1039342-強化-NR.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U (早水公園)

ムクドリの背景はツツジの植え込み。
芝生の間から虫などを次々と啄んでいた、ムクドリのつがい。時折、オスかな?上を見上げては囀っていた。

P1039383-強化-NR.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U (早水公園)

アオサギが佇む公園の池縁では、アヤメが咲き始めている。
大きく嘴を広げて、赤い舌を伸ばしているのは、なぜ?このポーズを随分と長く続けていた。
posted by やまかます at 20:59| ハチ・アリ

2024年02月28日

ファジー

三股町

K2280871.jpg
     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

モンシロチョウの数も増えて、アブラナで盛んに産卵するようになった。
物置小屋の壁で日光浴する写真の個体はメス(春型)。

K2280872-強化-NR.jpg
     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

重々しい体のため、蜜を吸う姿がなんとも不器用に見えてしまう、ハラナガツチバチの一種。
そこへいかにも身軽なハナアブがタッチアンドゴーで瞬く間に隣の花へと去っていった。

〜機材のお話し〜

K2280276-強化-NR.jpg
K2280286-強化-NR.jpg
     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日も、OM-1 MarkUの被写体検出「鳥」でテスト撮影を行った。
水面に口を出して吸引しているコイも、しっかり追尾する。被写体検出に曖昧さがあるのはOM-1と同じようだ。

K2280389.jpg
      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

シオカラトンボの標本をテグスで吊ってみた。風を受けて凧のように漂うので、トンボの飛翔撮影の模擬テストができる。
クルクルと目まぐるしく舞うシオカラトンボを、被写体検出「鳥」はしっかり捉え、追尾撮影ができた。しかも、頭部をターゲットに捉える頻度も高い。
先日の記事でちょっと見当違いなことを書いたけれど、やはりここはOM-1の使用感と変わらない。つまり、被写体認識には鳥以外の物体も捉える曖昧さが残されている、という事だろう。「飛行機」と「鳥」の区別くらいはして欲しいとは思うけど、トンボも認識してくれるのは助かるし、曖昧さがあればこそ、思いがけないシャッターチャンスを掴むことができるように思う。

当初、AF設定などで少しまごついたけれど、OM-1の使用感を受け継いだOM-1 MarkU。AI被写体認識の性能向上という利点を大いに活用したいものだ。
posted by やまかます at 20:05| ハチ・アリ

2024年02月09日

金毛家蜂

三股町

M1096100.jpg
 

南向きの家壁の下、「犬走り」と呼ばれるコンクリート面にじっと佇んでいるハチがいた。
日光浴している体は金色の産毛が輝いて見える。狩バチの一種で、リュウキュウコオロギバチ、だ。
たまに家の中に紛れ込むこともある。

M1096102.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

ハチのいた場所には、以前、飼い犬の小屋が置いてあった。チョロのお気に入りのねぐらは、暑い時は縁側(デッキ)の下や何も植えていないプランターの中だったりした。プランターのサイズでちょうどチョロの体がスッポリと収まっていた。
チョロが亡くなって一年ほどしてから、犬を再び呼び寄せたい、という気持ちは強くあったけれど、こればかりは出会いを運に任せるしかなく、結局3年経てもその出会いは果たせてない。迷い犬となりうちに引き取られたチョロは、予期しない出会いだっただけに、またそのぶん喪失感も大きかった。一時は犬の里親探しのサイトを調べたりもしていたが、写真を眺めていてもそう簡単にはいかないことがよくわかった。
posted by やまかます at 21:50| ハチ・アリ

2024年02月08日

越冬昆虫のこの頃

三股町

N1003305.jpg
N1003299.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

うちの林のムラサキツバメ越冬集団(シロダモ)は、先月末頃には2集団とも消失して、それ以降ずっと一頭も戻って来ない。
温かい日が続いたので流石に動き始めたようだ。分散してしまうとなかなかこれを見つけるのは易しくないようだ。
先月、11日に見つけたキイロヒラタヒメバチ属の一種も気になって、様子を見ておいた。
アオキの葉裏にいた5頭は3頭になって、2頭はそれぞれ別の葉っぱに単独でいた。

N1003310.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

ウスイロカモドキサシガメは肉眼ではっきりと見えないが、それでもなんとか3頭を見つけることができた。
若干は移動しているのかもしれないが、同じ葉裏に止まっているようだった。

N1003343.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

今日は体調もほぼ戻ったので、河川敷へと出掛けて下見を兼ねて風景撮影を中心に行った。
野焼きの痕を歩いていると、堰堤の上にタヌキのため糞が見つかった。一抱えもある量は、自分がこれまで見たため糞の中でも最高クラスに入るだろう。随分と開けて明るい場所だけど、野焼きする前はヨシ原に挟まれたトンネルのような場所だったに違いない。ここには風景撮影のために、今後も季節折々訪れることになりそうだ。

P1034094.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U (トリミング)

午後5時58分、桜島の噴煙が湧き上がっていた。
画面左方向は志布志〜串間、方面。噴煙はゆっくりと流れているようだった。
posted by やまかます at 21:39| ハチ・アリ

2024年01月19日

越年スズメバチ

三股町

J1197396-強化-NR.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
P1190013-2.jpg
      E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ 内蔵ストロボ使用

午後3時42分、コナラ樹液の香りが漂ってきた。ふと見やれば、オオスズメバチのワーカー2頭が元気に活動していた。樹液もたっぷり滲み出ている。
昨年暮れから観察していたコナラ樹液だが、ここ数日気温が上がったせいで活動を再開したようだ。気温が下がった日々はひたすら巣内でじっと耐えていたのだろう。
通常、オオスズメバチのワーカー達は冬を越すことはできず春までに死に絶える。越冬できるのは女王蜂とスズメバチネジレバネに寄生を受けたわずかなワーカーのみのはずだ。来週はまた冷え込むようだし、この先いつまでもワーカーが生き延びるとは思えない。がしかし、いったいどうなるだろうか。


J1197414-強化-NR.jpg
J1197497-強化-NR.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO  

羽繕いしていたホオジロのそばで立ち止まり、さらにお馴染みのモズの顔を拝んだのが、午後4時ちょうど。

今日の写真は、わずか18分間の歩きで撮影した。
というのも、明日に控えている講演の準備のため、朝からずっと室内作業をしていたので、一歩も外に出る時間がとれなかった。作業を完了できたのが午後3時過ぎ頃で、ちょうどこの頃から雲が切れて陽射しも出てきた。体をほぐすためにチョイとフィールド歩きをしてみた。
講演の内容は都城市のある公園での昆虫観察なので、新規に構成を組む必要があった。この公園では過去に何回か観察会を行っており、例年、仕事で通っているフィールドの一つでもある。
posted by やまかます at 21:16| ハチ・アリ

2024年01月18日

イソップ物語

三股町

P1032445.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45/F2.8 FlashQ G20U

このところナナホシテントウの姿をよく見かける。飛んでいることもあれば、チョコチョコ草上を忙しく歩いていて、まるで春や秋の光景そのもの。日が暮れてから、庭ではタイワンクツワムシが鳴いていた。

P1032476.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45/F2.8 FlashQ G20U

カラスノエンドウの花外蜜線にはアミメアリが来ていた。

P1032497.jpg
P1032512.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45/F2.8 FlashQ G20U

クロナガアリも活発に動いていて、ホトケノザで種子を探している姿もあった。去年の2月に種子運びの様子を載せていた。種子はもうなかったけれど、諦めることなくしつこく探索を続けていた。
posted by やまかます at 19:39| ハチ・アリ

2024年01月12日

葉っぱめくり

三股町

P1110086.jpg
    E-P7 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH  内蔵ストロボ

毎冬、リンゴドクガの繭は見つかるが、今冬はシュロの葉裏にあった。

M1094608-強化-NR.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO マクロフラッシュ STF-8

リンゴドクガ繭を見つけたのと同じ場所(自宅林の隣)、スギ林の中は昼でも薄暗く植生は単調だ。越冬昆虫を探したりする以外ではあまり踏み込まない環境だけど、獣や鳥たちもよく利用している。
林床に生えている樹木は先のシュロやアオキとシロダモくらいで、シロダモはヒョロヒョロの幼木しかないが、アオキは人の背を越えるほどまで成長した大きな株もある。アオキの大きな葉をめくっていくと、次々と見つかるのが、ヒゲナガサシガメの幼虫。小さいけれど拡大してみると鮮やかな体色。行儀良い姿勢はどの個体も同じで、じっとしていることに徹している。

M1094653.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO マクロフラッシュ STF-8

同じくサシガメ科の仲間の、ウスイロカモドキサシガメも少ないながら見つかる。ヒゲナガサシガメと違って、太い両前脚を前向きにピッタリ揃えている。その上、中・後脚は糸のように細くて長いので体全体の輪郭はボヤけ、虫の姿には見えづらい。体長7mmほどしかなく、見慣れていないと見落としてしまう。

N1003141-強化-NR.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO 

先日、別の常緑樹林でキイロヒラタヒメバチの一種(Xanthopimpla sp.)を見つけたので、ここでも探してみると、同属の別種が新たに見つかった。上写真は5頭が集まっている。

M1094571.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO マクロフラッシュ STF-8

こちらは2頭が並んでいた。本種は、先日の種より小柄で特徴のある紋様などからXanthopimpla trias ではないだろうか? 和名は付いてないようだ。
キイロヒラタヒメバチ属(Xanthopimpla)にはよく似たのが数種類いて、写真での判別には慎重になる。
posted by やまかます at 21:20| ハチ・アリ

2024年01月08日

赤い果実

三股町

J1082853.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO MC-20

鳥をじっと待っているようにも見える、ヒヨドリジョウゴの果実。
昔、ヒヨドリがこの果実を食べるシーンを撮影したことがある。あまり積極的に食べるようでもないが、他に餌が乏しければ選り好みしている場合ではないのかもしれない。

N1002986.jpg
     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

近所の林ではどこに入っても、センリョウの赤い果実が目を惹く。薄暗い林内で案内灯のようにあちこちに小木が生えている。鳥の落とした糞から実生が育ったのだろうか。昨日、越冬中のヒラタヒメバチの一種を撮影した林内に今日も入ってみた。

N1002975.jpg
     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

気持ちよく晴れてしかも風がほとんど無いので、越冬ヒラタヒメバチsp.をもう一度撮影しておいた。
二匹並び(上写真)と五匹並び(下写真)が、同じツバキにいて、しかも地面からの高さは1m半程度と低い。

N1002945.jpg
     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

posted by やまかます at 19:58| ハチ・アリ

2024年01月07日

貼付け蜂

三股町

P1070003.jpg
     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

今朝、新たに見つけた早贄は、クビキリギスだった。
昨日、モズのオスが出入りしている姿を見ているが、クビキリギスのすぐ近くにはツチイナゴも立てられている。

J1072848-強化-NR.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

クビキリギスの背景に黒く見えているのは、クリオオアブラムシの卵塊である。
膨大な数の卵がクリの幹表面を黒く染めている。

N1002695.jpg
   OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

尾根に残されている常緑樹林に入って、ツバキの葉裏を見上げていくと、すぐに見つかったヒラタヒメバチの一種。最初のは一匹だったが、少し離れたツバキでは二匹並びが、

P1070018-強化-NR.jpg
     E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 

そして同じツバキで五匹の集団も見つかった。
しばらく撮影しているうちに雲が切れて、ほんのひと時だけ木漏れ日が差し込んだ。普段はほとんど陽が入らない薄暗い樹林だけど、まさか自然光で撮影できるとは思いもかけなかった。林床に寝転んで仰向けになってカメラを構えた。

N1002739.jpg
     OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO   
   
ツクツクボウシの抜け殻が、アオキの枝に残っていた。
posted by やまかます at 19:55| ハチ・アリ

2024年01月04日

冬の樹液レストラン

三股町

P1031958.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH DMW-FL200L

見上げたヒヨドリジョウゴの果実に種子が透けて見えていた。

P1031978.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH DMW-FL200L

コナラ樹液に来ていたオオスズメバチは、昨年の暮れにはパタリと姿を消して、このところはキタテハも来ていない。
オオスズメバチが齧って大きく広げられた樹液口からは、プ〜んと発酵臭が漂っている。
樹液に群れて吸い上げているのはハヤシクロヤマアリ。


P1032018.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro DMW-FL200L

樹液でお腹が満タンになったハヤシクロヤマアリのワーカー。

P1032049.jpg
     LUMIX G9 M2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro DMW-FL200L

庭のクヌギのクリオオアブラムシは個体数が激減してまばらになっているが、まだオスがいて交尾していた。
隣のクリ林の巨大コロニーでは、黒光りする卵がびっしりと幹表面を覆い尽くしているのとは対照的だ。

P1032070.jpg
    LUMIX G9 M2 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH DMW-FL200L

今日は午後からクヌギ倒木の片付け作業を行った。天気が良いので午前中だけでなく午後もフィールドを歩きたかったが、山仕事も進めておきたい。

他の木(写真画面の奥)によりかかった太枝を切断しているうち、電動チェンソーのガイドバーが挟み込まれてしまった。挟み込みのトラブルはチェンソー作業ではよくあることだが、こうなってしまうと厄介だ。挟み込みしないよう、慎重に行っていたが、重心の微妙な傾きを目測で見誤ったようだ。
もう一台チェンソーがあれば簡単に救出できるが、エンジンチェンソーは処分して今は無い。宙ぶらりんになったチェンソーを取り外すために、矢掛け(大きなハンマー)で楔を打ち込み、なんとか救出できた。太枝は4m以上の長さで重量もかなりあって、私一人の力ではピクリとも動かない。救出したあとは、チェンソーでV字型の切り込みを入れてから矢掛けで何度も打ち、太枝の自重を利用して地面へと倒すことができた。転がした4mほどの太枝を細切れに切断したところで作業終了。林床に散乱している伐採枝の片付けにはまだ数日かかりそうだ。
posted by やまかます at 20:16| ハチ・アリ

2023年12月18日

ともだちですか?

三股町

JC187589.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午前7時15分、霧島山の韓国岳(写真画面右奥)には薄らと冠雪が。
昼前にはすっかり消えていたが、今朝は宮崎県も零下の厳寒となった。
コナラ樹液のオオスズメバチ、3頭と減ってはいたけど今朝も来ていた。
来ていた、というか巣に戻れなくなっているだけかもしれない。

N1002323.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

イチイガシの梢に初めて見る小さなアミメカゲロウ目。アシマダラヒメカゲロウ、のようだ。

N1002352.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

同じイチイガシのサツマヒメカマキリ幼虫はほぼ毎日、場所替えしている。探す楽しみも絶えないわけだ。
どうやっても見つからない日など、そんな時はあまり深追いしない。

N1002405-強化-NR.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

アラカシの葉っぱ表面に縦に並んでいた、ヒメバチの一種。
種名をはじめこの2頭の性別や血縁関係など、知りたいことは色々あるけど、、、、、

N1002437-強化-NR.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U 

なんとも可愛いロボット顔をしている。
posted by やまかます at 19:47| ハチ・アリ

2023年11月30日

赤色、黄色

三股町

昨日、クヌギの枝で休んでいたウスタビガのオスは、夜になっても動かず、そのまま朝を迎えた。
飛び立って行ったのは、今朝の午前6時〜6時半の間だった。つまり、一昨日の夜に交尾を解いてのち、34時間もじっと休止していたことになる。ウスタビガは餌を摂らない。大空を駆け巡るパワーは幼虫時代の蓄エネルギーで賄う。長い休止は効率良く活動する秘策なのか。それともそろそろパワー不足の予兆なのだろうか。

1130-1092415.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

庭のツワブキは花盛り。

1129-296863.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

マムシグサの果実を食べていたのは、ヒメクダマキモドキ。
今月半ば頃からシロハラの姿を見るようになり、そのタイミングでマムシグサの果実が次々と啄まれてもいるようだ。すっかり食べ尽くされて裸になった株もある。

1130-1092432.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

林内の朽木を起こすと、次々とカブトムシ幼虫が出てくる。今年は発生数が多いようだ。
子供達がうちの林に来れば、歓喜の声が上がること間違いない。
     
1130-306912.jpg
1130-306909.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R

先日、庭に立っていると、濃厚な樹液の香りが漂ってきた。風上に目をやると隣の林のコナラにスズメバチのシルエットが出入りしていた。今日になって現場へと赴いてみれば、オオスズメバチが来ていた。ずいぶんとアルコール醗酵臭が強いが、この酒場に入り浸っているのは今のところオオスズメバチくらいだ。夜になると蛾類で賑わっているかもしれない。
posted by やまかます at 21:29| ハチ・アリ

2023年11月15日

寒い朝

三股町 (撮影日:11月14日)

1114-1091405.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
シラネセンキュウ

1114-1027852.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

畦道の地上高40センチほどのところに、ハチのシルエットがあった。
普通に歩いているとそこは死角になって目に入らない。
立ち止まってたまたま目に入ったというのが、いつものことだが。

1114-1091333.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

「へえ〜!?トラマルハナバチの寝姿は初めてだな」とカラムシの葉裏を反対側から覗き込んでみた。
毛深い体一面が黄色い花粉まみれとなっている。
しだいに朝の陽射しが届き始めたけど、気温はかなり低い。
しかし、しばらくすると何だか様子がおかしい。触角ひとつピクリとも動かない。
そっと指先で触れてみると何の抵抗もなくそのまま地面に落ちてしまった。葉っぱの上に拾い上げても動かない。
すっかり硬直している。いつの時点で死に至ったのだろうか。夜闇の冷え込みに耐えかねたのか?

1114杉-1027847.jpg
      LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U  

先月末に導入した望遠ズームレンズは、風景、鳥、昆虫、花、とあらゆる被写体を対象にして慣れるまで毎日使うようにしている。
posted by やまかます at 06:45| ハチ・アリ

2023年11月12日

ポーズ

三股町

1112-1091057.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

今月に入ってツワブキの花茎が立ち上がり、ようやく開花の兆しも目につくようになった。

1112-.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

熟柿に来ているクロコノマチョウを見ていると何か視線を感じた。
柿の実から目だけ覗かせていたのは、オオスズメバチだった。立ち位置を下げてみれば顔や脚が見えた。濃い眉毛にも見える長い触角、オスに違いない。
さっそく捕虫網で捕獲してみた。今朝は気温が低く、網のなかでもおとなしかった。翅をブンブン唸らせてはいたけど。

1112オオスズメ-128351.jpg
1112オオスズメ-128376.jpg
      E-M1X  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro Godox DE300

ケースに入れて嫁さんの目の前に持って行ったら、ドン引きされて、オスだから安心・安全と何度言っても信用してくれなかった。
posted by やまかます at 18:00| ハチ・アリ

2023年11月06日

日溜まりに集う、さすらう

三股町

1105--3.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U 

イヌマキのてっぺんに着地するのが見えた、ツマグロオオヨコバイ。
きっとまた飛び立つはずと狙いをつけてみれば、案の定。ソワソワしてのち、飛び立った。

1105--4.jpg
     LUMIX G9 M2 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U

キササゲの白い枝がお気に入りのようで、何度も何度も飛来しては枝を撫でるようにまとわりついていたのは、フタモンアシナガバチのオス。ときには枝に着地するけれどすぐに飛び立っていく。複数個体が入れ替わりで来ていた。
ここにはメスも来るようで、逢い引きスポットになっているようだ。

1106-.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

もういないだろうか?
確認しておきたくて、すぐ近所のハンミョウ広場に出かけてみれば一頭だけだが、いた。
少し前まではいつも3、4頭が跳ね歩いていたがさすがに数は減っただろうか。

1106-1090007.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

自宅林で拾った、リンゴドクガ幼虫のぬけがら。小さくてもよく目立つ。

1106-1090011.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

こちらは、庭のイロハカエデの葉っぱを綴ってお籠りしたリンゴドクガ幼虫。
二日前、ソワソワと枝を歩き回った末、ここと決めて葉っぱテントを仕立てたのだが、脱皮のための台座だろう。
posted by やまかます at 20:45| ハチ・アリ

2023年10月06日

花に、ぬいぐるみ

三股町

1006-069315.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

庭の花壇で、ホトトギスが咲き始めた。

1006-069504.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

クマバチが、今日もコスモスの花に来ていた。

1006-069503.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

ずんぐりむっくりのクマバチ。花がしなること、しなること。もちろん折れはしないけど。
冬越しに備えて、日々栄養補給に勤しむ。
1006-.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
posted by やまかます at 20:06| ハチ・アリ