2018年08月06日

ツマアカクモバチとアシダカグモ

午前6時、コガネグモの網糸にウスバキトンボが掛かっていた。
_Z5A7605.jpg

糸に絡んではいるが、ウスバキトンボの体は無傷で、コガネグモの姿も無い。いくら近辺を探っても見つからなかった。網はほとんど崩れており、コガネグモは引っ越しをしたか産卵場所へと移動したのかもしれない。

午後2時、玄関前でアシダカグモを運ぶツマアカクモバチがいた。
_Z5A7631.jpg

昨日から玄関の網戸でウロウロしていたが、玄関引き戸袋の奥を覗いてみれば、床下へと通じる隙間があることに気付いた。
ただでさえ自分より大きいアシダカグモを引きずって運ぶのは大変そうだ。
タイルでは滑って滑って足が空回りして、なかなか捗らない。
さらに、アルミサッシにも滑ってしまい、乗り越えるのに苦労していた。

_Z5A7661.jpg
それでもなんとかかんとか、床下の闇へとクモを運び込んで行った。

EOS-5D Mark3 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM スピードライト430EX III-RT
posted by やまかます at 19:52| Comment(0) | ハチ・アリ

2018年07月02日

ジジジ、ジジジ、ジジジ〜♪

数日前、台所の窓辺りから「ジジジ、ジジジ、ジジジ」と翅音がしていた。

アブか何かがクモの巣に掛かったのかな?と最初は思ったのだが、その音が時間をおいて繰り返されるので妙ではあった。
「犠牲者の断末魔の唸り声ではないよね」

台風の影響で断続的に激しい風雨が続く中、窓の外から翅音の正体を突き止めることができた。
音が鳴り止んだ直後、窓の隙間から黒い影が飛び出して行った。速い!何だ?

しばらくして、戻って来たのが、モンキジガバチだった。

モンキジガバチ7931.jpg
口には泥球を抱えている。つまり営巣作業をしていたのだ。
モンキジガバチ7932.jpg

モンキジガバチを見るのは今回が初めて。
この蜂については、手元の文献から引用してみよう。

「モンキジガバチは非常な暗闇好みである。、、、、、、、、この蜂の巣は尋常では人目に全くつかない。付着させる場所はやはり前種(キゴシジガバチ)同様壁の隅角などであるが、全く暗黒のなかでその仕事をする。その巣の所在は仕事中の蜂のたてる鼻歌だけをたよりにしてわかる。」

「モンキはキゴシジガバチ属のなかでもとくに暗い場所の好きな泥瓶づくりである。」

岩田久仁雄 著『自然観察者の手記』(1975年朝日新聞社)


なるほど、窓枠の隙間をちょっと覗き込んだくらいでは見当たらないはずである。ファイバースコープ(Kenko)を持ち出してみたが、ファイバー先端径が10ミリなので隙間に入らない。ショック!
ファイバースコープはダイコクコガネの育児室の観察用に購入したものだが、安価なタイプ。画質もそこそこで、まだほとんど活躍していない。最近は機種もグンと増えているようだが、自分の使い途に一番合ったものを選ぶのは大変そう。

posted by やまかます at 18:57| Comment(0) | ハチ・アリ

2018年05月29日

新居

先週、竹筒アパートを更新しておいた。古い竹筒は中を点検してから廃棄。
ハキリバチの一種、オオフタオビドロバチ、エントツドロバチ、オオハキリバチ、コクロアナバチ、と
営巣していたハチ達の顔ぶれは例年通りだ。


昨日、小雨のなか覗き込んでみれば、さっそく新居でコクロアナバチが仕事を終えていた。
竹筒_7095.JPG
竹筒は冬の間に切り出し、3ヶ月ほどしっかり乾燥させてある。片方に節を残して長さは20センチ。
あまり長いとハチが営巣しないようだ。

目線よりちょいと上、枯れ葉に紛れるようにヤハズカミキリが。
こういうときはカメラをライブビューモードにして、万歳の格好で撮影。

ヤハズカミキリ_7140.JPG

少し離れた場所ではイタドリのテーブルにデンと構えたのがいた。
ヤハズ_7218.JPG

ヤハズカミキリが抱きついていた枯れ葉はムラサキツバメ幼虫が潜んでいた巣跡だ。よく見ると空になった幼虫巣がたくさんあった。

撮影場所は延岡市の愛宕山。
雨を覚悟していたが現場では降ることもなく、予定通りの観察と撮影ができた。
先月から継続観察している虫だけでなく、他にも興味深い発見があった。



posted by やまかます at 06:27| Comment(0) | ハチ・アリ