2020年08月30日

オオアメンボ、危機一髪!

午前中、自宅林下の池で、オオアメンボ の撮影。

ウジャウジャいるナミアメンボに比べて、オオアメンボの個体数は少なく、二桁に乗るかどうか、というところ。

アメンボの撮影では、水面の浮遊物などが時に邪魔になり、思った絵柄の写真に仕上げるのは難しい。
そもそも、撮影ポジションの制約も大きい。池に落ちぬよう、それでもギリギリまで身を乗り出し、カメラを構える。
猛暑の下、水面に漂うオオアメンボが羨ましくなってくる。

オオアメンボ.jpg


水面に落ちた、おそらくセダカタシャチホコと思われるイモムシに食らいついた、オオアメンボがいた。

オオアメンボ_.jpg


血の匂いを嗅ぎつけたナミアメンボが、すぐに寄って来たりして、少しは絵柄になりそうだった。

しばらくこのオオアメンボを追い続けているうち、鯉が水面に上がって来た。


koi.jpg


大きな口を開け、ズゴゴ〜ッと、餌になるものなら何でも飲み込んでいく。
そのバキュームお化けが、ついにオオアメンボ にも近づき、

思わず「あっ!」と叫ぶと同時に、

かのオオアメンボ がセダカシャチホコ幼虫ごと吸い込まれていく瞬間が見えた。

「なんちゅう、結末やねん!」

が、、、、、
鯉の口に渦巻く水流を嘲笑うかのように、オオアメンボは自分の獲物を離して、ピョン〜と逃げ切っていた。

いや、その速いこと!!

まさに、サイボーグ009の瞬間移動!

わかる人は少ないだろうけど、、、。

E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
posted by やまかます at 19:52| カメムシ

2020年08月26日

葉蔭のアミガサハゴロモ

カシ類など常緑広葉樹の梢で次々と見つかる、アミガサハゴロモ

ハゴロモ科sp-4409.jpg


アミガサハゴロモは個体変異の幅が広いようだが、薄暗い常緑広葉樹林で次々と見つかる個体は、
皆、この黄色味の強い写真のタイプだった。一瞬、何だ?と迷うが以前からこの黄色タイプはよく目にしていた。


EOS-5D MarkV  シグマ50mmマクロ 270EXU
posted by やまかます at 19:52| カメムシ

2020年08月23日

ヒラタグンバイウンカ、ふたたび

昨日と同じススキで、今日のヒラタグンバイウンカはよく目立つ場所にいた。

ヒラタグンバイウンカ-8230069.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

うんと寄ってみた。

ヒラタグンバイウンカ-8230084.jpg
E-M1 MarkU  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  FL-300R

庭のあちこちに増えてきた、ガガイモ科のツル植物。
コカモメヅル、だろうか?ヤマイモのツルと一緒に絡んでいると余計に、細い茎は目立たない。

花が小さい(5ミリ以下)なので、コカモメヅルでいいようだ。
ご教示いただいた方にお礼申し上げます。


コカモメヅル-8230107.jpg


花。
コカモメヅル-8230099.jpg

果実。
コカモメヅル-8230103.jpg


ギンツバメ幼虫の食草となるが、葉っぱに幼虫の食痕は見当たらなかった。
posted by やまかます at 19:46| カメムシ

2020年08月07日

撮影現場

先日アップロードした、ヤブミョウガにつくカルピス色のアブラムシ

その後、うちの近所でもいることがわかった。そこでヤブミョウガが特に多い場所へと赴くと、
アブラムシのコロニーが多数、見つかった。
けれどまだ同定はできていない。もうしばらく観察を続けてみよう。

Y8070037.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

若齢幼虫の群れと、そこにさりげなく置かれているのはヒラタアブ類の卵だろう。
この卵がふ化すると、アブラムシにとってはエライことになってしまう。

ヤブミョウガZ8076698.jpg
E-M1 MarkV  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8


今日の撮影現場は、杉林の中で、ここにはイノモトソウノメイガ幼虫巣も多い。
背後に渓流があって、ミヤマカワトンボもいる。

Y8070029.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

今日の撮影機材は、お手軽なセット。

逆光の小型ストロボはNikonのSB-30に、スレーブユニットを履かせている。
カメラに取り付けているメインストロボは、OLYMPUSのFL-300R。
ストロボはいづれも、マニュアル発光。
逆光ストロボは、昨日書いた、OLYMPUSのツインフラッシュブラケットに自在アームで固定。


仕事部屋は屋根が低いスレート葺きなので、エアコンもなく、日中は熱が籠もってとにかく暑い。原稿を書く作業は特に辛い。
そこで家の中で風通しが良い場所にパソコンデスクを置いて、作業をしている。

仕事部屋Z8066645.jpg

風鈴の涼やかな音色も有り難い。

窓の外には、トゲナナフシがいた。
トゲナナフシZ8056408.jpg




posted by やまかます at 19:55| カメムシ

2020年08月02日

八十歩で散歩、見上げてみれば

イヌビワの梢を見上げてみれば、キカラスウリの葉裏にペタリ、イシガケチョウ

イシガケチョウ-8025812.jpg


カキの梢を見上げてみれば、キノカワガの繭。
ガの繭の中で、もっとも見つけ易い繭の一つ。


キノカワガ-8025816.jpg


メダケの茎にお腹パンパンのシルエット。ニセヒメクモヘリカメムシ

ニセヒメクモヘリカメムシ-8025819.jpg


ナツフジの蔓が絡んでいるネズミモチから、ヒラヒラとウラギンシジミ
ゆったりした飛び方から、羽化して間もないのかも。

ウラギンシジミ-8025794.jpg


ケヤキの樹上からは、賑やかなアブラゼミの鳴き声。

アブラゼミ-8025885.jpg

E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

ノートパソコン「MacBook Air」の最新OSへのアップグレードを試みたが、いろんな方策をとっても結局できなかった。もちろん裏技もいくつか試してみた。
あれこれ調べて実行するうちに、2時間も浪費してしまった。そのうちに部屋は猛烈に暑くなった。
うちにはエアコンがないし、今日はほとんど風もなく、扇風機からは熱風が流れてくるだけ。
パソコンの放熱もどんどん溜まってくるわで、もうイヤになって、ギブアップ。
「MacBook Air 」は主に原稿書きや、講演専用なので、普段の使用率が低い。これまでOSのアップグレードを長く怠ってきたのも良くないような気がする。
posted by やまかます at 20:47| カメムシ

2020年07月31日

アブラギリとオオキンカメムシ

都城市の気温は35度越え。
梅雨が明けた途端、猛暑日がこの先もしばらく続くようだ。

お隣、日南市の山中へ出向き、アブラギリの様子を見ておいた。
今年は花の時期を見逃してしまった。
何ヶ所かのポイントを回ると、どのアブラギリも実がたくさん熟れていた。例年より豊作のようだ。
花の時期にはきっと艶やかな眺めだったに違いない。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

これならきっと見つかるだろう、時期もちょうど良いのではと思えた。
さっそく梢を見上げてみると、すぐにオオキンカメムシの卵塊が見つかった。
主脈のところで産卵のリズムがちと乱れたかな?通常、一回に100個前後は産むので、途中で中断したことも考えられる。
色味からして、産卵後3〜4日は経ているだろうか?


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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 深度合成

他にも5メートルほどの高さで1卵塊あったが、葉が重なっていているため見落としがあることだろう。おそらくもっと産卵しているはずだ。

林道のあちこちで、アオスジアゲハの吸水集団が見られた。知らず車が通ると花吹雪が舞い上がるような騒ぎになる。

31日Z7315461.jpg
31日Z7315441.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

アシスタントがいてくれたら、一斉に飛び立つ瞬間も狙えたのだが、、、、、。
「ワア!!」と大声で怒鳴ったくらいでは全く動じない。

家を出るとき、戸締りをしていたら、庭の花壇にオナガアゲハ
オナガアゲハは滅多に来ないので、ここぞとばかり、ダッシュ!


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

メスで、しばらく花から花へと吸蜜を続けていた。
食樹のコクサギはうちの林にも3株、植えてあるけれど、さて、産卵してくれるだろうか?

posted by やまかます at 21:17| カメムシ

2020年07月30日

カルピス色のアブラムシ

ずっと昔のこと、いろんな色のアブラムシを集めて並べてみようか、と遊び心で思いついたことがある。

赤、黄、青(インクブルー)、緑、桃色、黒、、、それぞれの混色など、アブラムシは種によって体色がバラエティに富んでいる。並べてみれば、嫌われ者のアブラムシも、きっと見直されるのでは、などと余計なことまで考えていた。

けれど、、、白、白色については思い至らなかった。いたっけ、白いアブラムシ、って?

キスゲフクレアブラムシなど、白い粉を体に纏ったアブラムシは数種いて、外見上、白と言えば白だが、白い実体は分泌したワックスであり、体色の地色そのものではない。

といった事情もあって、今日、出会った、正真正銘の「白いアブラムシ」、
私はこれをあえて「カルピス色」と表現したい。
カルピス色のアブラムシは、ヤブミョウガの白い花茎にずらっと並んでいた。


白アブラムシZ7305170.jpg


コロニーの中にわずかだが、有翅虫もいた。
有翅虫の体色は褐色で、白い体ではない。

白アブラムシZ7305197.jpg
白アブラムシZ7305181.jpg


このアブラムシを撮影した場所は、都城市、青井岳。
薄暗い林内で湧き水が年中流れており、ヤクシマトゲオトンボも見られる。
花をつけたヤブミョウガは写真の一株だけだった。イノモトソウや他のシダ類も多く、イノモトソウノメイガ幼虫巣も多数見られるポイント。

E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350+XPro O

白色つながりで、、、、、

庭のキンカンに白い花芽が膨らみ始めているのに、今日気付いた。
例年なら6月〜7月の梅雨の最中に開花して、たくさんのチョウ達が訪花するのだけど、今年は花が咲かないので心配していた。それが、梅雨明けした途端に花芽が育ち始めた。これは日照不足や低温続きなどが影響したのだろうか?と感じてはいる。


posted by やまかます at 20:47| カメムシ

2020年07月23日

アブラゼミ、始動


午前6時9分。

いつもの「ねぐら通り」に、モンキアゲハのメス。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

カラスアゲハのメス。
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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 深度合成

午前8時15分。

耕運機に掛けてあったブルーシートに、オオチャバネセセリが飛来し、目の前で「吸い戻し」を始めた。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

場所は飼育室。夜な夜な、何匹かのネコが敷地内に出入りしているが、飼育室にも時々入ってくる。鳥のフンも全く見当たらないので、ブルーシートにネコのおしっこでも掛かっていたのだろうか。

午前8時35分。

地面に近いカラムシの葉裏で羽化していた、アブラゼミのオス。
もうすっかり色付いてはいるが、まだ体は柔らかい。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-300R

うちの庭でも、ようやくアブラゼミが鳴き始めた。仕事部屋のすぐ外だから、かなりの音量だ。

アブラゼミの鳴き声を聴いていると、「夏本番」「梅雨明け」、というフレーズが頭を過ぎる。


午前9時11分。

脱皮殻のそばに佇む、オオカマキリ幼虫。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前9時22分。

ちょい休憩中、カラスアゲハのオス。


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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 深度合成
posted by やまかます at 19:49| カメムシ

2020年07月15日

梅雨の長雨は続く

うちの林でも開花が始まった、メダラ(タラノキの変種で刺がない)。
メダラ-7150999.jpg
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

今日は気温が低いせいか、花を訪れる虫の姿はない。


クヌギの葉には、クヌギハマルタマフシ
この虫こぶが目立ち始めると、そろそろ梅雨も終わりに近いかなと思えるのだが。

クヌギハマルタマフシ-7151008.jpg
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


クヌギの葉裏でよく見かける、ヒメグンバイ
体長は約3ミリ、と小さい。カメムシの仲間、グンバイムシ科は皆どれも小さいけれど、その姿は複雑、面妖。

ヒメグンバイ-7153053.jpg
E-M1 MarkV  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8

同じくクヌギの葉裏に、ギボシヒメグモのメスもいた。
産卵はこれからだろうか。

エボシヒメグモ-7153009.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

庭のサクラに、スズメガ科の若齢幼虫がいた。食樹や姿からして、モモスズメだろうか?脱皮休眠のようだ。

モモスズメ-7151010.jpg
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

posted by やまかます at 20:45| カメムシ

2020年07月12日

ニイニイゼミ

ウメの木で賑やかに鳴いていた、ニイニイゼミ。

ニイニイゼミ-7120823.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-600R

鳴きながらメス(画面左)に近づくも、逃げられてしまった。

ツマグロヒョウモン蛹殻-7122906.jpg
E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.


先日、蛹化したツマグロヒョウモンの蛹が、今朝になってすでに羽化した後だった。
あの輝くばかりの金ボタンは、すっかり色落ちしてしまう。

このところ夕方になると、ヒメハルゼミとヒグラシの合唱が部屋の中まで聞こえてくる。
しかも、今までなかったことだが、うちの林で鳴いている。

昨日は都城市の神柱公園で、アブラゼミの鳴き声を聞き、抜け殻を一つだけだが見つけた。
posted by やまかます at 20:45| カメムシ

2020年07月02日

ニイニイゼミ

午前5時半。

谷津田の休耕田では、夜露に濡れたハラビロトンボや、そしてヒメギスの姿も多かった。
ヒメギスはしかし、3メートルほど先でもこちらの姿に敏感に反応しては、飛び降りてヤブに隠れてしまう。
それでもなんとか、2オス、1メスの姿を撮影できた。もちろん望遠レンズを使って。

畦道の草上で交尾しているカップルがポツポツ見つかる、ホソヘリカメムシ
画面下のメスは、フルフェイスの水滴ヘルメットを被っている。

ホソハリカメムシ-7020340.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

メスの眼には周りの景色がどんな具合に写っているのであろうか?

「アゲハねぐら通り」では、オニヤンマのオス2頭が飛び交っていて、私の目の前の枯れ茎に時々、休憩に降りて来た。

オニヤンマ-7020608.jpg


うちの庭では、突き立てておいてある、トングに。
だいぶ使い込んだトングの表面は、きっと傷だらけなんだろう。滑ったりしない、よね?

オニヤンマ-7020663.jpg


ケヤキの樹上からニイニイゼミの鳴き声がするけど、首が痛くなるほど見上げて探しても見つからず。
ふと目線を下げたその先の樹肌に、別の個体がいました。うまく溶け込んでいるけど、

「そこ、あえて選んだ?」

ニイニイゼミ-7020691.jpg

安心できるのか、口吻を立てて静かにお食事中だった。
ニイニイゼミ-7020708.jpg


池では、ベニトンボ
他のベニトンボが来ると、すぐさまスクランブル発進。

ベニトンボ-7020728.jpg


E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20



posted by やまかます at 20:41| カメムシ

2020年05月28日

白綿のしわざ〜アオギリ


今日の記事は昨日の観察記録。

都城市、早水公園のヤナギでは、クロコムラサキ♀がしきりと産卵していた。午後2時頃。
オスがやって来ると両者が絡み合うようにして卍巴飛翔となり、しばらくするとオスがプイッと飛び去り、メスはまたヤナギに戻って産卵、を繰り返していた。

アオギリ を見上げていると、ルリシジミの交尾カップルが風に流され、葉にすがるようにして止まった。

ルリシジミ-5270487.jpg
E-M1 MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

足場の安定が悪いのかモゾモゾしていたが、葉上へと移動した。
ルリシジミ-5270495.jpg
E-M1 MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

ルリシジミの交尾ははるか昔に一度くらい見た記憶があるだけ。

そのアオギリ には、白綿がそこかしこに付いていた。
かなり目立つ、しわざだ。


アオギリオオキジラミ-5270423.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

葉の付け根や、花蕾などに集中している。
遠目には「アレ?アオギリ の花ってこんなだっけ?」と最初は不思議な感じ。

アオギリオオキジラミ-5270462.jpg
E-M1 MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

白綿を吹き飛ばすと、しわざのヌシが現れた。
終齢幼虫と成虫が並んでいた。

アオギリオオキジラミ-5270449.jpg
E-M1 MarkV  LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

本種は、アオギリオオキジラミ、ではないだろうか。
アオギリにつくキジラミが他にいるだろうか?


低い位置に展開している枝葉は、キジラミが排出した甘露でベトベトになっている。
うっかり触るとまるで水飴。近くの蛇口ですぐに洗った。舐めてもおそらく味はしないだろう?

アオギリオオキジラミ-5270435.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

posted by やまかます at 21:13| カメムシ

2020年05月12日

クヌギカメムシ新成虫とチビクワガタの昼歩き

ササの葉では、タケトゲハムシの産卵が始まっており、今日はすでに孵化した直後の小さなマインも一つだけだが確認できた。
ホオアカオサゾウムシと本種の活動開始時期がほぼ同じ頃になるのは、兩種の生活周期がササの若葉の展開期に合っているためだろう。これから梅雨に入るとさらに活動が盛んになる。

昼前、買い物で玄関を出たところに、カラスアゲハ♂が飛来し、ノアザミで吸蜜を始めた。
カラスアゲハ-5139.jpg

昨日の夕方にも同じ場面があったが、翅の傷み具合から別個体だと思う。
こういう時のためにも、玄関の下駄箱の上にはカメラ機材を常時置いてあるのは、言うまでもありません。

ノアザミの花は先週辺りから咲き始め、訪れる虫の姿も目立ってきた。
モンキアゲハなど。
モンキアゲハ-5120060.jpg


コナラの朽ち木上を歩いている、チビクワガタがいた。
tibikuwagata-1657.jpg

日中に出歩く姿を見るのは初めて。
これまでチビクワガタと言えば、朽ち木割りで姿を拝むということしかなかった。
けれど、地域によっては樹液にも来るようだ。ネブトクワガタと並んで樹液を吸う姿など、一度は見てみたいとは思う。
2年前の6月、洗濯物に紛れこんだか室内で見つかったこともある。

チビクワガタのすぐ近くのササには、クヌギカメムシがいた。
クヌギカメムシ-1711.jpg

羽化してまだ日が浅いのだろう、体色も淡くそして、おとなしい。

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さて、ずっと気になっていた、敷地一部の地盤沈下。

13年前の入居時には気付かず、住み始めて2年目に寝室の床がわずかに傾斜していることや、縁側の一部の柱が浮いていることなどから、ようやく地盤沈下を認識できた経緯がある。
過去のブログにも何回か書いたので省略するが、ここ数年で沈下がさらに進行した(ひび割れから察するに1センチ程度)ことがわかって不安になり、今日、専門家の方に診てもらった。

家屋の基礎と地盤の間に空隙が目視できるほどあって、明らかに敷地の一部が沈下していることを再確認。
原因は宅地造成時の工事内容によるものだろうが、今となっては推測するしかない。
で、これからまずやるべき事は、今も沈下が進行中なのか、あるいは収束しているのか、そこをしっかり見極める必要がある。
それにはこれから迎える梅雨という雨の影響も考慮したほうがいい、という説明を受けた。
今週中にも沈下の状態を計測できる態勢を整え、梅雨明けに出る計測結果から判断しましょう、ということになった。

つまり、沈下が収束し落ち着いているのならそれで良しで、特には何もしない。浮いた柱の隙間やコンクリートひび割れの補填工事程度。
もしも進行しているのなら、地盤強化の工法を検討する、ということ。ただ、地盤強化の工事費用はかなり高額になるそうだし、施工したからと言って100%安全という断言は出来ないらしい。
家屋基礎底部と地盤の間の空隙がどれだけあり、それをどこまで完璧にモルタル充填できたかを確認する手段がないからだ。

けれど敷地の状態からして家屋が倒壊するとか、そこまでの危険はまずあり得ない、ということだった。
ともかくも計測結果の数値を待つしかないので、ここで一旦、不安になる必要はないと気持ちを切り替えることにした。

地盤沈下の様子を業者の方と見ているうちに、ふと思い出したのは、
雨が強く降ったり長く降ったりした後、敷地のずっと下の畑の縁の一部から、かなりの湧水が毎年あって、それが道路まで溢れ出ている光景だった。
あんなところからなんで水が溢れているのだろう?と気になったことはあった。畑の持ち主の方はかつて、大きなエスロンパイプを設置し、湧水を畑から道路に流す工事をしたこともあったが、それも壊れたりしていつしか効力を失っていた。
湧水地点は、寝室の外からまっすぐ進んで降って行ったその方角にぴったり符号する。
地盤沈下にはそうした地下流水の影響も深く関わっているのかもしれない。





posted by やまかます at 21:08| カメムシ

2020年04月19日

オオワラジカイガラムシのオス、登場

クヌギの小枝にずっと留まったままの、オオワラジカイガラムシ♀。
最初に見つけた日からすでに5日目になる。おそらく一点に口針を刺したままなのだろう。

メスに比べて極少の、オスがやって来た。
さっそく、クロオオアリの手荒いお出迎えを受けることに。
オオワラジカイガラムシ-4190022.jpg

クロオオアリは、オスの触角や翅を大顎で噛み付くものの、それは一瞬のことであった。
しばらくは苛立つような仕草を見せていたが、やがてプイッと離れて行った。
オオワラジカイガラムシ-4190047.jpg

小さなオスは、メスの体上を歩きながら、しきりと交尾しようと試みていたが、メスの素っ気ない態度に諦めたのか、これもしばらくして、去って行った。



posted by やまかます at 21:03| カメムシ

2020年04月16日

オオワラジカイガラムシと、クロオオアリ

オオワラジカイガラムシ♀にべったり寄り添っているのは、クロオオアリ

場所は、庭のクヌギの小枝。
オオワラジカイガラムシ-0670.jpg

クロオオアリは、オオワラジカイガラムシの蜜腺からときおり滲出する甘露を、いただいている。
そばで見ていると、いかにも美味そう、満足そうに写る。
忙わしく、優しいタッチの触角マッサージが功を奏しているのだろうか。
オオワラジカイガラムシ-0640.jpg


オオワラジカイガラムシ-0642.jpg

EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、スピードライト430EX III-RT

サクラでずっと待ち続けていた虫が、待望の虫が、
ようやく昨日、今日と、計3頭がやって来た! 
生きた姿を見るのは初めてだが、最初に一瞬見た姿でそれとすぐわかった。
たいへん嬉しかった。なぜか?

昨年の春はタイミングを外してしまい、シーズン後半になって慌てて、標高の高い霧島山に上がって探したりもした。
普通種ではあるけど、いる場所、見つかるポイントというのが、微妙に偏っている。しかもサクラは、ソメイヨシノは、どこにでも、溢れるほどに植えられている。

ともかく、サクラの花が散り、若葉が賑わう今のこの絶妙なタイミングにしか出会えないし、
もちろん、撮影したい興味深い行動も、うかうかしてると見逃してしまう。
一年のうち一週間もあるかないか、というチャンスを、今春はなんとか捉えることができた。

posted by やまかます at 20:35| カメムシ

2020年04月10日

撮影準備

大きなエノキの幹の窪みで、羽化中のヨコヅナサシガメ
ヨコヅナサシガメP4100018.jpg

残っている幼虫は数頭だけで、集団のほとんどが羽化済み。
(都城市、早水公園)
ヨコヅナサシガメP4100035.jpg

すでに成熟した成虫は集団を離れて狩りに励んでいた。
獲物は小さな小さな甲虫だったけど。ゴマダラチョウ幼虫などは、要注意!

毎日、観ている庭のサクラでは、ワカバグモのオスがハエの一種を捕らえていた。
ワカバグモ-4100091.jpg

逆光なので、露出は+2補正。
サクラで狙っている虫は、今日も来ていなかった。今月いっぱいは、気が抜けない。
毎日、4〜5回、こまめに観察。外出もできるだけ短時間に済ませたい。

ウグイスの観察をしている最中、テリトリーを張っていたコミスジ
コミスジP4100056.jpg

一定の梢に舞い戻っては、またプイっと飛び立つ。
どのタイミングで飛び立つのか、それを掴めず、ずっとカメラを構えている腕が痛くなった。

鳥のテスト撮影をし、その結果を踏まえてブラインドを設置した。
自宅林の二箇所にブラインドを置いてあるけど、一か所のは、片手ですぐに移動できるテント式。
テント式のブラインドに被せてある布は、30年前、嫁さんに縫ってもらったもの。
材料の布や長チャックなどは、私が池袋駅東口のユザワヤで買った。長年屋外で酷使してすっかり色落ちしたが、それがかえって周りの藪に溶け込んでちょうどいい。

もう一つは、即席簡易型の固定式。覗き窓は無いが、視界は良好。
林のメダケを使って偽装もしているので、人の目にもつきにくい。まあうちの敷地内だから、人目を気に掛ける必要はないのだが。

鳥と虫の関わりを頭に描きながら、その30年前から少しづつ観察と撮影を行なってきた。
この先しばらく、本腰を入れてこのテーマの仕上げの撮影を進める。
posted by やまかます at 20:53| カメムシ

2020年04月02日

ベニツチカメムシとムカシトンボ

ベニツチカメムシは先月の半ば頃には樹上に集合していたのだろう。厳冬期は地中に潜んで過ごす。
ボロボロノキ芽吹き-4020006.jpg

ボロボロノキ芽吹き-4020015.jpg

ボロボロノキの芽吹きは特徴的で覚え易い。
ボロボロノキ芽吹き-4020038.jpg


鹿児島県、曽於市の生息地。ここはムカシトンボもいて、数年前に羽化シーンを撮影した。

もう出ている頃だろうと渓流沿いを歩いてみた。この辺りでの羽化時期は関東地方より1ヶ月ほど早い。
ムカシトンボ-9850.jpg

羽化殻は一個だけ見つかった。(赤矢印先)
ムカシトンボ羽化殻-9845.jpg

ムカシトンボ成虫は、森の天井が抜けた明るい広場で、数頭がビュンビュン、飛んでいた。

チャワンタケ類?
チャワンタケ-4020061.jpg

posted by やまかます at 20:34| カメムシ

2020年04月01日

ムネアカアワフキ

庭でも外でも、サクラの周辺でムネアカアワフキ成虫の姿をよく目にするようになった。
昨年よりか羽化が早いのではないだろうか?

ムネアカアワフキ成虫-3310015.jpg


で、ムネアカアワフキが止まっていた植物をよく見直すと、
ハナイカダの実生だと分かった。
ムネアカアワフキ成虫-3310017.jpg

うちの敷地内では初めて見るハナイカダなので、これは嬉しい。

ハナイカダがミズキ科であることを、恥ずかしながら今日初めて知った。

昨夕、コナラのねぐらに落ち着いたツマキチョウ♂。
昨夜から雨が降り続いていたが、そのまま留まっていた。
ツマキチョウ朝-4010005.jpg

午前10時過ぎ、雨が止み空が少し明るくなった頃には、姿が消えていた。

先月、3月10日に確認していたアオスジアゲハ越冬蛹が、今日、行ってみると跡形も無く消失していた。

なぜに?




posted by やまかます at 21:11| カメムシ

2020年03月14日

カメムシ三種

ハマダイコンにいた、ナガメのカップル(右がメス)。
ナガメ-3140153.jpg


同じ株にいた、ミナミアオカメムシの変色個体。(三股町、上米公園)
ミナミアオカメムシ-3140158.jpg

                                         
林床でヤミイロカニグモに吸血されていた、オオモンシロナガカメムシ。(自宅林)
ヤミイロカニグモ-3140310.jpg

クモにとって、カメムシ臭は全く問題ないようだ。                                              

posted by やまかます at 20:30| カメムシ

2020年03月06日

キヅタとクヌギ

庭のレンゲが咲き始めたのは数日前から。
レンゲ-3833.jpg

もっと広がって繁殖して欲しいけれど、アブラナのような勢いは無い。
レンゲは意外とデリケートであろうか?

上米公園のクヌギ林で、アオモンツノカメムシ幼虫群の撮影をしておいた。
明日からしばらく天候が崩れるようなので、今日の日差しを逃すのは勿体ない。
アオモンツノカメムシ1齢幼虫-9065.jpg


前にも書いたように、クヌギのほとんどにキヅタが巻きついている。
アオモンツノカメムシ1齢幼虫kiduta-3733.jpg

高所に枝葉を展開できない若木は、完全に枯死している。
アオモンツノカメムシキヅタ枯死-3742.jpg

まさに「もっと光を!」、であろうか。

キヅタの葉裏には色々、他にも虫が見つかったが、金色の卵は小さくても目に焼き付く。
キヅタ葉裏の卵-9098.jpg

チャタテムシ類の卵のようだが、卵のその後の観察ができていない。
いつかはやらねば、といつも思う。

キヅタの実の中には、異様に大きなのが混じっている。
キヅタツボミフクレフシ-9106.jpg

これは「虫こぶ」で、キヅタツボミフクレフシ、という名称が付いている。
しわざのヌシは、キヅタツボミタマバエ。
posted by やまかます at 21:32| カメムシ

2020年03月05日

クヌギカメムシ、3齢になる

自宅林のクヌギカメムシ幼虫がちょうど脱皮していた。
これで、3齢になる。
クヌギカメムシ3齢-3698.jpg

(撮影機材:EOS 6D MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト マクロフラッシュ STF-8)

幼虫たちが群れている場所は、ここ(赤い矢印)。
クヌギ-1.jpg

クヌギの芽は遠目にも膨らんできたことがわかるほどになった。
3齢幼虫はもうじき、樹上へと移動するだろう。

林床ではマムシグサが姿を見せ始めていた。
マムシグサ-8873.jpg

もうこんなに大きく成長した株もある。
マムシグサ-8874.jpg

(上3枚、撮影機材:EOS 5D Mark III EF17-40mm F4L USM スピードライト430EX III-RT )

庭のヒメユズリハでは、アカウラカギバ幼虫が活動開始。
アカウラカギバ幼虫-8886.jpg

アカウラカギバ幼虫-8888.jpg

一昨日、幼虫数頭を見つけたのだが、写真の個体を残して他の3頭は忽然と姿を消していた。

消したと言えば、、、、、、

上米公園で観察を続けていた、イシガケチョウ成虫とスミナガシ蛹の兩種とも今朝になって姿が無くなっていた。
イシガケチョウは暖かい日が続いたので、おそらく飛び去ったのであろうけど、
スミナガシ越冬蛹の方は尾端の片鱗すら残っておらず、何者かの天敵に食べられてしまったものと思う。

肩慣らしにニホンミツバチの撮影をしておいた。
ニホンミツバチ-8940.jpg

ニホンミツバチ-9006.jpg

ミツバチの動きを読めば、タイミングを外すことは少ないが、正確にピントを合わせるのはやはり難しい。

時折、ビロードツリアブがやって来たが、これが意外とタイミングが合わず、うまく撮れなかった。
ビロードツリアブ-8973.jpg


(上5枚、撮影機材:EOS 5D Mark III EF100mm F2.8Lマクロ IS USM  スピードライト430EX III-RT )
posted by やまかます at 20:47| カメムシ

2020年03月03日

アオモンツノカメムシ、ふ化盛ん

街中で用事を済ませ、上米公園に出向いてみた。午後1時。

気温は20度超えではないだろうか。上着を脱がずにはいられないほど、日差しもけっこうキツイ。
キヅタ-8785.jpg


画面中央ちょい右手ひな壇にクヌギが植わっている。
昨年の夏、新聞取材の観察では、でっかいヒラタクワガタとネブトクワガタが樹液に来ていた、その場所。
ここのクヌギのほとんどにはキヅタが這い上っている。

キヅタ-8838.jpg

これだけ果実が賑やかだと、期待していいだろう。
葉っぱをめくるとすぐ、アオモンツノカメムシの卵塊が次々と見つかった。
アオモンツノカメムシ卵-8831.jpg

もうすぐふ化しそうな様子だが、卵の一部は中身が抜けてひしゃげている。何者かに吸血されたか?

他ではほとんどがふ化済みかふ化途中だった。
アオモンツノカメムシふ化幼虫-8827.jpg

2016年の観察では、ふ化は2月半ばに集中していた。
今年は暖冬で早まるかと思っていたが、そう簡単な話ではないようだ。

ちょっと驚いたのは、オオカマキリのふ化。
オオカマキリ-8799.jpg

大きくえぐれた穴は、天敵に襲われた痕なのだろう。
オオカマキリ-8812.jpg

まだこの先、冷え込む日も続くようだ。ふ化した幼虫たちには厳しい試練が待っている。

林縁の小道では、ビロードツリアブ、ルリタテハ、ツマグロキチョウ、ルリシジミ、そして、アゲハの元気に舞う姿もあった。

posted by やまかます at 20:25| カメムシ

2020年02月16日

ちいさなカメムシ

朝から雨。ときおり強風。
気温もグンと下がって、外歩きは諦め、確定申告の準備作業を行った。
午後になって雨が止んだので自宅林に降りてみた。

クヌギカメムシは、ちょうど2齢に脱皮している最中だった。
クヌギカメムシ2齢-2160038.jpg

一番最初にふ化した卵塊で、2齢への脱皮はダラダラと続く。

脱皮直後の2齢幼虫。
クヌギカメムシ2齢-2160018.jpg

色付いた2齢幼虫。これからゼリーを吸ってパンパンに肥える。
クヌギカメムシ2齢-2160003.jpg


他のクヌギではまだ孵化していないもの、ふ化したばかりの卵塊もある。
クヌギカメムシ1齢-2160023.jpg


アセビ葉裏のトサカグンバイ
トサカグンバイ-2160069.jpg

トサカグンバイの体は凹凸しているのがよくわかる。
基本はストロボ一灯。これだけ小さい被写体となると、自然光だけでの撮影はほぼ無理。

posted by やまかます at 20:54| カメムシ

2020年02月12日

トサカグンバイ

まだ数えるほどだけど、花が咲き始めたアセビ。

葉っぱをめくってみれば、ポツポツ見つかる、トサカグンバイ
トサカグンバイ-2110066.jpg

体長は3ミリ程度。
トサカグンバイ-9951.jpg

例年、アセビの葉裏で大繁殖している、トサカグンバイ。
本種は他にも様々な樹木に寄生するようだ。
汁を吸われた葉の表面が白いまだら状になるし、葉裏も黒い排泄物で汚れてしまう。
ので、園芸家には嫌われる虫だ。園芸家にとっては、ただの害虫だろう。

まあ他人事のように言うけれど、私とてある時は園芸家の立場にある。

昼食を終えてふと窓の外を見れば、雨の中シロハラが地面で餌探しをしていた。
いつもの光景だが、肩慣らしにカメラを構えてみた。

「きっとなんか、やらかしてくれるよね」

獲物を見つけるたびに、シロハラの興奮した様子が伝わってくる。
「あっ!」と声が聞こえるような。
シロハラ-8822.jpg

ピョンと跳ねた次の瞬間。
アマガエルを捕らえて、何度も何度も地面に叩きつけ始めた。
これは大物だろう。

投げ飛ばしては拾い上げ、カエルがヘナヘナに弱った頃、パックン!と一息に飲み込んだ。

これで満腹しただろうと思いきや、そのあともミミズやら小さな虫など、休むことなく次々と啄んでいた。

食い溜めができないシロハラにとって、「食べる」とはこういうことなんだ。

先日、クヌギの伐採作業をしたのが響いた。
特に右腕の肘から手首にかけて、動かすたびに痛む。日にちを置いて痛むというのも、齢のせいか、
それとも今日のような天候のせいだろうか?
山仕事にはだいぶ馴れてきたと思うけど、その一方で齢もとる。
追いつかれないよう、一層技を磨きたいものだ。



posted by やまかます at 20:35| カメムシ

2020年02月11日

クヌギカメムシのふ化始まる、そして、、、謎の羽化殻

昼前、庭にモンシロチョウがやって来た。
モンシロチョウ-8307.jpg

メスで翅はすでに擦れている。羽化したのは先週あたりか。

午後4時頃、自宅林でずっと観察していたクヌギカメムシ卵塊の一つで、ふ化が始まっていた。
クヌギカメムシ-2110097.jpg

暖冬ゆえ1月中にふ化するかと思っていたが、この時期だと例年通りと言えるだろうか。

庭木のクロガネモチの葉裏をめくっていたら、初めて見る羽化殻があった。
謎の羽化殻-9950.jpg

繭の長さは3ミリ程度。ともかく小さい。

繭は非常に細かい土粒でできているようにも見える。葉に付着している面は平たい。ので、この場所で営繭したのだろうか。
蛹の抜け殻頭部には、特徴のある触角が目に付く。
他にもないものかと探したが、これ一つしか見当たらず。数があれば、少しは手掛かりを得るのではと期待したのだが、、。

さて、これは一体、何者!?  羽化したのはいつ頃?


(使用機材:上写真から、
EOS-5D Mark3 EF 70-300mm
OM-D E-M5 Mark2 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm+AUTO25接写リング
EOS M-5 MP-E65mm  )

posted by やまかます at 20:02| カメムシ

2020年01月21日

越冬カメムシ

午前8時20分、下の谷津田を歩く。
公民館の集積場まで、ゴミ出しで往復25分。
エサキモンキツノ-8567.jpg

田舎では車を使う機会が多く、都会の暮らしより余程歩かない。
ほんの数百メートルでも車を使うのも珍しくない。

自然観察で歩いてはいるけれど、屋内でもできるだけ歩き、こまめに体を動かすことが無意識のうちに習慣となっている。
効率が悪いことを承知の上であえて遠回りしたり手数、手順を増やしてみたりする。
傍目には、ちょこまか落ち着かないヤツ、と映るようだが。

例えば、今日は土中の繭探しを行った。敷地内だから道具類は倉庫から持ち出せばいい。
探すポイントから倉庫までの距離はわずかだが、わざと何度も往復しては道具を持ち替えたり。
これは単に要領が悪い結果なのだが、独りで苦笑いしながら運動量に感謝する。

そういえば、数日前にすぐ近所で見つけたイノモトソウノメイガ幼虫巣を割開いてみた。
てっきり空っぽだろうと思っていたら、中に幼虫が潜んでいた。
本種の越冬ステージは文献を調べてもわからなかったが、もしかしたら幼虫越冬だろうか。

冬にはもう幼虫巣は見つからないだろう、と勝手に思い込んでいたこともいけなかった。
何度も歩いた場所でも、また気持ちを入れ替えて歩き直してみる口実ができた。
見慣れた光景がリセットされたようなものだ。


三股町、上米公園

先日、小雨の中で撮影した越冬イシガケチョウ。
快晴となった今日、撮り直しをしておいた。明日からしばらく雨模様のようだから、
今日の機会を逃すと痛い。

少し歩いた先のイチイガシ樹皮下には、越冬中のエサキモンキツノカメムシ

エサキモンキツノ-1780.jpg


アラカシの梢では昨日に引き続きまた、サラサリンガの幼虫越冬巣が見つかった。

posted by やまかます at 21:27| カメムシ

2020年01月12日

神社の越冬昆虫

昨日に引き続き、天満神社。

約30年前、サツマヒメカマキリの越冬幼虫を撮影したのはここの社殿だったな、
と、その同じ場所を覗いてみた。

当時は本種が幼虫越冬だとは知らず、結構、驚いたのも懐かしい。
今日はその同じ場所に、なんと!ヒゲナガサシガメ幼虫がいた。
こんな剥き出しの場所でいいの?
ヒゲナガサシガメP1120067.jpg


ヒゲナガサジガメP1120065.jpg


そして別の社殿では、ムラサキツバメが二頭潜んでいた。
ムラサキツバメP1120094.jpg

建造物で越冬するムラサキツバメを見たのは、これが初めてだと思う。

こんな隙間に、ツヤアオカメムシ
生きている証拠に、触角を動かしていた。
ツヤアオカメムシP1120068.jpg


ミカン園に取り囲まれた集落ではあるが、意外と見つからない、アゲハの越冬蛹
まあそれでも一個くらいはあるだろうと、帰り際に覗いた神社近くの倉庫のアルミサッシ窓枠にやはりあった。

アゲハ蛹P1120113.jpg


ずいぶんと狭いすき間を選んだものである。

posted by やまかます at 22:42| カメムシ

2019年12月23日

抜け殻

霧の濃い朝。
20191223ジョロウグモ-8637.jpg

ジョロウグモの姿もまだあちこちに残っている。

自宅林では一番大きいクヌギも、昨日の風雨のためすっかり葉を落としていた(写真画面右)。
20191223ジョロウグモ-8647.jpg


仕事部屋のすぐ外にあるヒメユズリハの梢で、リンゴドクガの繭を見つけた。
20191223リンゴドクガ繭-8417.jpg

葉を二枚重ねた隙間で営繭していたが、本種の繭は二重構造。
繭壁は薄いため、このデリケートな繭を摘むときは慎重になる。

懐中電灯で照らして中を透かして見れば、蛹のシルエットを確認できた。

そして、ヒメユズリハの葉裏ではもう一つ、ミミズク幼虫の脱皮殻も見つかった。
こんなすぐ傍にあって今まで気付かなかったことが悔やまれる。
20191223ミミズク幼虫脱皮殻-8412.jpg


で、これは明らかに、4齢幼虫の抜け殻であった。
先日、14日に載せた幼虫殻は、当初4齢としていたがこれは間違いで、3齢と訂正した。
抜け殻を並べて比較してみれば、大きさ、紋様の違いが如実であった。

5齢幼虫がいるか!?と近辺を探し回ったけれど、ついに見つからなかった。
探索中にハイイロリンガの空繭が見つかったのは、ちょっと意外だった。
食樹ヌルデの隣にあるネズミモチの葉裏にあった。

長靴の踵に亀裂ができて、2年ぶりに買い替えた。
長靴は自宅用に2足、出先用に一足、と使い分けているので一年以上は保つ。
今回、亀裂ができてオシャカとなったのは、自宅用の一足。
膝まである長めのものを選ぶが、価格は2000円以内と決めている。
車に積んである出先用のは、ちょい高めで3,000円代。ウェットスーツ素材で軽くて小さく丸めることが出来る。


posted by やまかます at 20:52| カメムシ

2019年12月22日

チョコバナナ!

今日はテレビ宮崎UMKの番組収録があった。
生憎の雨だったが、収録内容は室内の仕事場の様子や写真パネル、出版本を見ながらのお喋りだった。

ちょうどオオトビサシガメが室内にいたので、ニオイを嗅いでもらった。
20191222オオトビサシガメ-8097.jpg


女性アナウンサーの方は、恐る恐る容器を鼻に近づけていたが

「あ!チョコバナナの香り!」

リアクショっは一転して、感激したご様子。

ディレクターの方は「腐ったバナナ」とか、「あんまし匂わない」とか個人差もあった。
私の鼻では、「典型的なバナナの良い香り」だったけど。
20191222金ぶら-8099.jpg


番組は毎週土曜日正午〜の『土曜なのに、金ぶら』で、
放映予定は来年1月。

posted by やまかます at 19:52| カメムシ

2019年12月19日

ゼリー

先日、自宅林のクヌギ樹幹でクヌギカメムシの卵塊を見つけた。

卵を覆うゼリー状物質から、卵から3本づつ突き出ている呼吸突起がよくわかる。
1219クヌギカエムシ-190022.jpg


クヌギ朽ち木に様々なキノコが生えていて、そのキノコを食べているアカハバビロオオキノコムシ
アカハバビロオオキノコムシPC190007.jpg


アカハバビロオオキノコムシと同じ倍率で撮影した、ユミアシゴミムシダマシ
でっかい!
ユミアシナガゴミムシPC190017.jpg


ヒイロタケ、傘の裏側に並んだ、管孔。

1219ヒイロタケ-190004.jpg
posted by やまかます at 20:49| カメムシ

2019年12月16日

コナラのまだ残っている緑葉をうらがえしてみれば、体長3ミリほどのヨコバイの一種が次々と見つかった。
種名まではわからない。
1216ヨコバイsp-160021.jpg

こんな小さな昆虫の撮影では、片手でカメラを構え、もう一方の片手で被写体のいる葉っぱを固定する必要がある。そうなるとカメラはできるだけ軽ければ軽いほどいい。

上写真は、E-M5 Mark2にズイコーマクロ38mmレンズと接写リングAUTO25を使用している。ストロボもFL-300Rという超小型で前傾するタイプ。発光部にディフュザーを被せれば、光もきれいに回る。

ただし、日陰など暗い場所では懐中電灯で照らさないと、フォーカス合わせが難しい。開放値ではなく絞り込み撮影になり、さらに露出倍数も高くなるためだ。それでもミラーレスカメラでは、日中光下であれば実絞り撮影ができるのだからこれは実に有難い。
前にも書いたが高倍率撮影ではミラーレスカメラを使う方が楽。


庭のキンカンの枝に、クロアゲハの蛹がついていた。
1216クロアゲハ蛹-160027.jpg

茶色に変色していることから、すでに死んでいることがわかる。

いっぱい集めたイチイガシのドングリ。
1216イチイガシ-8045.jpg

さて、これからが仕事です。

午後9時20分。今夜は久しぶりに、タイワンクツワムシが庭で鳴いている。
posted by やまかます at 21:23| カメムシ

2019年12月14日

温もりに誘われて

自宅林の観察路を歩いていると、目の前に飛び出した、タテハモドキ
1214タテハモドキ表-140016.jpg


人の気配に敏感だが、それでもゆっくりゆっくり体を沈めるように(そう、熱い湯船に浸かる時のように)、
近寄れば大丈夫。 望遠レンズは必要ないよ。

暖まり過ぎたかな?  翅を閉じた。
1214タテハモドキ裏-140018.jpg

室温は20度を超え、湿度は45%。まさにポカポカ陽気だ。

池の辺りにあるイチイガシの梢を見上げてみれば、気になるシルエットがすぐに目に入った。
晴れているとこんなにも葉裏が明るく見易いのか、と改めて思う。
1214ミミズク脱皮殻-140031.jpg

最初はミミズクの3齢幼虫かと思った。しかし、撮影画像を拡大してみて様子が変だった。

「アレ?なんだ、抜け殻か」 体長は10ミリ。

という事は、4齢幼虫がどこかに潜んでいるはずだ。

抜け殻は口針を葉に差し込んで体を固定しているので、少々のことでは落っこちない。

イチイガシのドングリを拾い集めていたら、草むらに、アカギカメムシがいた。
1214アカギカメムシ-140072.jpg

どこに潜んでいたのだろう?
この場所は集団がいたアカメガシワから10メートルと離れていない。
やはりどこか近場に潜んでいるのだろうか?
というか、越冬できるのかな?

クヌギの根元でクヌギカメムシ♀の首なし死骸がジリジリと動いていた。
アリ達も元気に仕事に励んでいた。
1214クヌギカメムシ-140049.jpg


あ、足場を失ってぶら下がっている。
1214クヌギカメムシ-140064.jpg


と、いうことは、
自宅林でも久々にクヌギカメムシが産卵しているのかもしれない。
気になって少し見て回ったがオスの姿も、卵塊も全く見当たらなかった。

ベニシジミ
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コバネイナゴ
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posted by やまかます at 19:23| カメムシ

2019年12月08日

これから本番?クヌギカメムシ

朝一番、窓の外は真っ白だった。
今冬、一番の冷え込みだったようで、室温は4度、屋外は零下だった。
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イチイガシのサツマヒメカマキリ幼虫は、昨日と同じ場所にいたが(午前10時48分)、
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日射しが入る頃には葉表に移動していた。
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これが最後の見納めとなり、夕方覗いた時には見つけることができなかった。
別の梢と移動したかもしれないし、あるいはイチイガシから離れたかもしれない。

都城市、神柱公園では、クヌギカメムシの交尾カップルが4組以上いて、徘徊するオスの姿も多かった。
1208クヌギカメムシ-080131.jpg

1208クヌギカメムシ-080161.jpg


交尾カップルでは、いづれかが死んでいることもあった。さすがに見かねてそっと引き離してやった。
そして拾い集めた死骸がこちら。
下写真の左隅2頭がメス。オスは全体に色鮮やかで特に脚がオレンジ色。

1208クヌギカメムシ-080156.jpg

メスの姿が多いのに卵塊の数は数個しかなく、どうやら産卵ピークはこれからではないか、と思えた。
もっとも高所で産卵していることも考えられるが。


神柱神社境内のユズでは、ナガサキアゲハ幼虫が食事中だった
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posted by やまかます at 21:09| カメムシ

2019年12月03日

都城市のクヌギカメムシ

午前9時、うちの林のムラサキツバメ越冬集団を見に行く途中、足下にアカタテハが佇んでいた。
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うん?
こんな翅を拡げたままで、こんな場所で、一夜を過ごしたとは考え難い。

そっと触れてみるも全く反応が無い。やはり死んでいるようだった。
その後、昼過ぎにもまだこのままの姿勢だった。
なぜ翅を開いたままで死んでいたのだろう?

そう言えば、アカメガシワのアカギカメムシ集団はすっかり消滅していた。
どこへ行ったのだろう。

都城市中心部にある、神柱公園で、クヌギカメムシの様子を見ておいた。
クヌギ大木の幹表面をトコトコと歩く、オスの姿がちらほら。
1203クヌギカメムシ-030091.jpg

交尾カップルも1組だがいた。根本周辺には死骸も結構あった。

そして産卵中のメスも4頭ほど確認できた。かなり高所でも産んでいるようだ。
1203クヌギカメムシ-030097.jpg


午後3時過ぎ、仕事部屋の西向きの窓がガタガタと立て続けに3回、音を立てて揺れた。
桜島の噴火による、空振だ。

窓から外を覗くと、遠くに桜島から立ち昇る噴煙が見えた。

1203噴煙-1609.jpg


posted by やまかます at 20:34| カメムシ

2019年11月17日

旅立ち

アカメガシワに群れていたアカギカメムシは、日に日に数が減っている。
今日は気温も高かったせいで、集団から離れていく個体が多かった。

1117アカギカメムシ-1254.jpg


集団から離れて上へと登ると、あしを踏ん張ってから排泄するものがいて、カメムシでは飛ぶ前によくこれを行う。
残念ながら飛び立っていく瞬間は一度も見ていないが、今日も明らかに個体数が減っていた。

集団から離れて、さていったい今度はどこに落ち着くのだろうか。
その際、また集合するのだろうか。

花に来ている蝶の姿が多く、ツマグロヒョウモンのメスたちは地面で盛んに産卵していた。

キタテハ
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タテハモドキ
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キタキチョウ

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(撮影機材:EOS-80D EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM スピードライト430EX III-RT )
posted by やまかます at 21:09| カメムシ

2019年11月06日

アカギカメムシ、集う

所用で街中に出たついでに、先日見つけたゴボウの花茎を見に行ってみた。
ゴボウの花はずっと昔に見たことがあるが、この機会にしっかりと見ておきたかった。
ところが、、、、

なんとちょうど収穫作業が終わるところで、ゴボウ畑は一面、黒土だけ。
トラックの荷台にはゴボウの束が山積みになっていた。
あと1日早く行っておけば、と悔やまれた。帰りがてら遠回りをして他のゴボウ畑がないか探してみたが、
まあこういう時に限って、見つかるものではない。

帰宅後、林に降りてみた。
林の観察路を下りながら何となく予感がしたのは、嘘でも誇張でも無い。

ふと、アカメガシワを見上げれば、葉裏に一頭のアカギカメムシがいた。
「このアカメガシワは、かつてアカギカメムシが繁殖したことがある一本。
もしかして他にもいる? 今年も繁殖した?」

梢を舐めるように見ていくと、団子状態になった集団がいた。これが一番数が多い集団。
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この集団では少なくとも4カップルが交尾している。

こちらでは、3組の交尾ペア。
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規模は様々だが、同じアカメガシワに数組の集団が見つかった。

アカメガシワの隣にあるイヌビワにもカップルがいた。
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左下がオスで、見つけた時は、メスにマウントして求愛していた。

自宅林内で過去に繁殖が確認できたアカメガシワの雌株は3本。
気になったので他の2本も含めて、全部のアカメガシワを見て回ったが新たな集団は見つからなかった。

さて、このあと寒さが増し、落葉する前には越冬場所へと移動することだろう。
どこに移動するのかそれが知りたい。

posted by やまかます at 20:35| カメムシ

2019年10月19日

見落とし、すれ違い

朝から蒸し暑く、季節が逆戻りしたような日射しに思わず居間のカーテンを閉めた。
けれどさすがに、もうアブラゼミは鳴かない。

林に降りてふと地面を見れば、セミヤドリガの繭が白く際立っていた。
羽化殻が飛び出しているから、無事に羽化したようだ。
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シンジュサン幼虫たちがついているニガキの根元には、クヌギカメムシがいた。
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春の羽化時期と晩秋の産卵期、以外ではあまりお目にかからない本種だが、
長い夏をどこでどうやって過ごしているのだろうか?とはずっと疑問の一つだ。

林を下りきって谷津田に出たところで、アカギカメムシがいた。
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うちの林で繁殖したものか?それとも移動途中で立ち寄っただけだろうか?

オオカマキリハゼノキ
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ジョロウグモ
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posted by やまかます at 20:47| カメムシ

2019年10月05日

赤いタンコブ

「コン、コン、コン〜」

夕方になって、杭を打ち込む音が、下の谷津田から聴こえた。三日前のこと。

「なんだろう?」

と、しばらくして、あたり中に響き渡るラジオの音。

「え?なんで」

「夜通し、これって、勘弁してよ〜!」とつぶやいてすぐ、
理由がわかった。

「ああ、イノシシ対策だね。前はよく吠える犬をつないでいたこともあったけど、
今年はラジオになったわけだ。」

今は稲刈りの最盛期。

夜、仕事部屋の外灯にミミズクが来ていた。見たいときに見れる虫でもない。
これは有り難い。


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赤いダニは多分、有難くないのでは?
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色々な図鑑や専門書には、「ミミズクは成虫越冬」と記載してあるものが散見される。
しかし実際、冬に見つかるのは、4齢幼虫ばかり。
産卵は飼育下ではあるけれど、6月だった。
普通種とは言え、生活史の仔細は謎が多く、そこにも惹かれるものがある。

posted by やまかます at 22:35| カメムシ

2019年10月02日

窓のカメムシ

昨日は寝室の網戸に。
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今日は仕事部屋の簾に。
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一日中、ぼおーっと、している。キマダラカメムシ
朝から断続的に雨が降り続けて、気温は少々低め。の、せいかな?

今では関東圏まで、すっかりお馴染みのカメムシになってしまったが、
私が初めて出会ったのは14年前の、2005年7月24日。
場所は熊本県大津町、街中の街路樹だった。

ダイコクコガネの撮影で、東京から阿蘇山に通っていた頃だ。
住むなら九州かな、と少しづつ気持ちが動き始めた頃だったと思う。
当時、九州内ではすでに分布を広げていたらしい。それを知らなかったので、かなり衝撃的だった。
いつかは長崎に、長崎の出島に行かねばと、憧れていたカメムシ。

先日、延岡の愛宕山で。
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ギンツバメ科の、ハガタフタオ
posted by やまかます at 21:05| カメムシ

2019年09月17日

ホソヘリカメムシ

ナツフジの豆果には、ホソヘリカメムシが多数集まっている。
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交尾カップルも少なくない。画面上の体が大きい方が、メス。

そのホソヘリカメムシだが、
先週、犬の餌入れに集まっていた。
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こうして見ると、でっかいアリンコのようだが、アリンコではない。
アメンボのようでもあるが、アメンボ、でもない。

普段はドッグフードだが、この日は目玉焼きの皿にこびりついた黄身を少々混ぜていて(サービス)、
その舐め残りがわずかに見える。熱心に吸っているのは、まさにその場所だ。
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アリは毎日、ドッグフードにすぐたかって来るけれど、この日はアリも黄身の成分に惹かれたようだ。

ちなみに、夏場は食欲が低調なのだろう、犬のチョロはすぐに餌を食べず、あっという間にアリがたかって真っ黒になる。
けれどしばらくすると、そのドッグフードをペロリと食べきっている。アリをどうやって排除しているのか?それとも一緒に食べているのか?その現場を見届けるチャンスがなかなか巡ってこない。

さて、今日は午前中、JR三股駅のギャラリーで、写真展の設営作業を行なった。
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点数は38点で、プリントサイズはA1とA0。大サイズにこだわった。

会場にいる予定は、23日の昼前後と、27日最終日午後4時〜。撤収開始は午後5時頃。

28日の午前中、去年と同じく町内で講演と観察会のダブル開催がある。
講演会場は、三股町役場のすぐそばにある「情報交流センター〜あつまい」2F。午前10時〜。
観察会場所は「みまたエコフィールド」で、講演後バスにて移動。終了は正午です。

それはともかく、気持ちが良いくらい、駅前のロータリーも街中も、人の姿が一人として見当たらない。
静かだ。
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駅を降りたお二方と青年がお一人。午後4時まで会場にいて、来場者は3名だった。
新聞の取材は3社。記者の方を加えれば、6名になる。
posted by やまかます at 21:47| カメムシ