2019年05月12日

延岡、昆虫観察

午後から県北、延岡市のフィールドに移動。
着いてすぐ見上げたイロハカエデの葉裏に、ヒゲナガサシガメ


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行儀よく静止しているその格好に注目したい。脚の踏ん張り方が面白い。
枝ごと引き寄せてもじっと動かない。
どうやら彼らは、日が暮れてから活発に動くようだ。夜の灯りにもよく来る。

イロハカエデでは別の虫の観察と撮影が目的だったが、そちらも予想以上の成果があった。

路肩のアジサイにサツマヒメカマキリの終齢幼虫がいた。
幼虫越冬で、もうじき羽化して成虫になる、初夏のカマキリだ。


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大きなコナラの梢から風に流されるようにして、アカシジミが目の前にやって来た。
今朝方羽化したばかり、と思われるしっとりとした翅。
止まったサクラの枝を右手でそっと引き寄せ、左手に構えたカメラを向けようとした刹那、
またもや風が来て、アカシジミはそのまま剥ぎ取られるようにして、姿を消してしまった。


3時間ほどの観察、撮影を終えて、延岡植物園に立ち寄ってみた。
時間はわずかだったが、ここでも予定通りの撮影ができた。
日曜日とあって家族連れの来園者が多かった。
駐車場にかき氷のテキ屋さんがいたのにはびっくりだが、夏日で商売繁盛のようだった。

ボロボロノキでは、ベニツチカメムシのカップル(左がメス)

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ちょうど配偶行動の盛んな時期です。

遊歩道沿いにあったネズミモチの実生が丸坊主になっていた。
でっかい、イボタガの終齢幼虫がいて、ギュンっと威嚇ポーズをとった。


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2019年04月16日

目覚めたカメムシ

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ここ数日、しつこく観察しているノイバラで、アカサシガメにばったり。
今春はこれが2回目の遭遇。


続いて、シロヘリカメムシが颯爽と登場。
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どちらのカメムシも少々、色あせてはいるが、無事に冬を乗り切ったのである。
これから新しい世代を育むことだろう。


庭のツツジには、キアゲハの♂が訪れていた。よほど腹ペコと見えて、何度も何度も花に頭を突っ込んでいた。
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昨日、ムネアカアワフキの産卵を観察した同じサクラで、初めて見るDiptera.が気になっていた。
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金緑色のメタリックな輝きと言い、止まりかたと言い、、、。

で、今日になって再び同じ葉っぱを見上げてみれば、そこにまだいた!
けれどこれはおかしいと、よ〜く眺めてみれば、すでに死んでいる。
どうやら病菌に冒されたようだ。

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アンタ、誰だい!?
posted by やまかます at 21:33| Comment(0) | カメムシ

2019年04月15日

産卵

昨年11月に三股町内で見つけておいた、ミカドアゲハの越冬蛹が羽化していた。

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まだ飛べないのかな? と、触角に触れてみたら、一瞬にして青空へ吸い込まれるように飛び立って行った。

庭のツワブキについた滴をしきりと吸っていた、コミスジ。羽化したてなのだろう、ピカピカの翅。
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コデマリには、トゲヒゲトラカミキリ
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アブラナでは、ヒメナガメのカップル。

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近くのあぜ道には、シオヤトンボが多数。
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昆虫たちの顔ぶれも、次第に賑わって来たが、しかし何と言っても今日の成果では、
ムネアカアワフキの産卵行動を観察できたことに尽きる。


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しきりと歩き回る様子から、これは何かあるな!としばらく食らいついてみた。
すると、サクラの葉裏に留まり、葉脈に産卵管を突き立てたのであった。
産卵管を抜いて立ち去った後、すぐに葉脈をルーペで調べてみたが、産卵痕はわからなかった。

posted by やまかます at 20:02| Comment(0) | カメムシ

2019年04月13日

水面

表面張力に捕われて漂う、トビムシの一種。

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トビムシがもがいて生じる波動に反応してやって来る、ケシカタビロアメンボ

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しかしどうやら、トビムシがなにか忌避物質でも出すのか、口吻を伸ばして触れるだけですぐに離れていく。
けれど学習能力がないのか、忘れ易いのか、何度も同じことを繰り返していた。


水面に軟着陸した蛾は美味しいかな?
おそらく、ウスイロカザリバかと思う。暴れているときに翅の模様が見えていた。


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アメンボはスイスイと水面を滑るけれど、こちら、イトアメンボの仲間は、
ヒョイヒョイと歩きます。


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今日の写真の舞台は、庭に埋め込んである人工池。
昨日、撮影。

posted by やまかます at 19:37| Comment(0) | カメムシ

2019年04月09日

タケウチトゲアワフキ、羽化ラッシュ

午前9時02分。ヘラノキの細枝に張り付いた幼虫巣から、タケウチトゲアワフキ幼虫がお尻をくねらせながら姿を現した。

硬い貝殻のようなシェルターから身を晒し出すのだから、いかにも危険極まりない。
鳥に見つかったら、あっという間に胃袋に消えてしまうだろう。
クネクネとお尻を振るのも、自殺行為に見えてならない。
まあ、カメラを構えている私が傍にいるから大丈夫ではあるけど。


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泡のシェルターに包まれて登場するのは、ムネアカアワフキと一緒だ。
脚で踏ん張って定位した後、羽化が始まるまでわずか5分。

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撮影していたヘラノキでは、他にも4頭が羽化していた。
新成虫の姿も多く、こんなに早くから、というのはいかにも南九州の平地、という土地柄でもあるだろう。

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うちから車で15分、というこのタケウチトゲ観察ポイントは日南市のメリアンさんに教えていただいた。
私が宮崎に移転した当初は、右も左もわからないまま右往左往していたが、
やはり地元の方からの的確な情報はありがたい。


posted by やまかます at 20:00| Comment(0) | カメムシ

2019年03月29日

ムネアカアワフキ、羽化

数株しか無いナルコユリだが、ほんの二日間、目を離しているうちに若茎が立ち上がっていた。

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画面奥にある株は開きかけた若葉が何者かにガッツリ、かじられていた。まあ多分、虫のしわざだろう。

昨日、羽化直後の2個体を見たので、朝から庭のサクラをチラチラ覗いていたら、まるで雨が上がるのを待ちかねていたかのように、、、、
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貝殻のような幼虫巣から外に出るのは、まさにこの瞬間だけだろうけれど、
ムネアカアワフキ幼虫は泡の座布団の上で、ゆっくり羽化を始めた。


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羽化の様子はセミに似ているが、翅が伸びきってからお尻を抜いて起き上がるという点で大きな違いがあることを初めて知った。
お尻を抜くタイミングは、翅が伸びきり、垂直に立てていたところから水平に畳んだ瞬間。

今朝は羽化シーンを頭から2回、続けて撮影できた。際どいタイミングだったので本当にラッキーだった。
posted by やまかます at 21:10| Comment(0) | カメムシ

2019年03月22日

小さなタマムシ、赤いアメンボ

そろそろ出ているかな? クマイチゴの若葉の前で立ち止まってみた。
いました。そこにもあそこにも。

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クマイチゴの若葉を食べていた。
そっとお顔を拝見。


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小さなタマムシの名前は、シロオビナカボソタマムシ

林にある小さな溜池には、コセアカアメンボのカップルがいた。
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見ているうちに捕まえた獲物はユスリカの一種。羽化してすぐに捕まっていた。

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コセアカアメンボは林に囲まれた流れの緩い川や水溜まりなどを好む。
昨日は玄関前に置いてある水連鉢でも、一頭だけだが泳いでいた。


アメンボ類は越冬地から飛翔して、水溜まりなどにやって来る。
けれど彼らが空を舞う姿は滅多に見られない。庭の上空を私の頭をかすめるように飛び去ったのを一度だけ、一瞬だけど、見たことがあるだけ。
アメンボが飛び立つところを是非見てみたいものだ。

ヤブムラサキの若葉では、イチモンジカメノコハムシの姿が増えて、小さな丸い食痕が目立つようになった。

ゴマ粒より小さい、アカクチホソクチゾウムシも数が増えていたが、ヤブムラサキとどういう関係なのかよくわからない。

ヒゴトゲハムシも昨日と同じ、2頭がいて食事中だった。
ヤブムラサキやムラサキシキブが食樹ということは、いづれ幼虫のマインが葉っぱで見つかるということだろう。
どんなマインだろうか?
posted by やまかます at 20:21| Comment(0) | カメムシ

2019年03月02日

朽木アパート観察会

あいにくの曇り空で気温もかなり低めだったが、予定通り観察会を行なった。
場所は、都城市志和地(しわち)。
参加者は小学1年生〜4年生の約30名。

流石に活動している虫はほとんど目につかなかったが、アカハネムシの一種がチョコンといてくれた(写真ブレてます)。

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クヌギの小木には、冬芽に紛らわしい、トビイロツノゼミ
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クリオオアブラムシの大卵塊はすでに孵化していた。
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朽木の中にいる虫の観察では、アカハネムシ類の幼虫・蛹、ユミアシゴミムシダマシ成虫・幼虫、ヤマトデオキノコムシ、コクワガタ幼虫、キマワリ幼虫、オオフタモンウバタマコメツキ、
ヒラタカメムシの一種。

カワラタケでは、アカハバビロオオキノコの成虫・幼虫、

他にヤブキリ初令幼虫、トリバガの一種、ナナホシテントウ、トホシクビボソハムシ、など。


クワガタムシ、カブトムシの幼虫の飼育の仕方も容器や餌の準備、詰め方など、実地で説明した。

冬に逆戻りしたような寒さだったけど、子供達は元気に虫探しを楽しんでくれた。

昨日の写真だが、都城市、関尾ノ滝のヤツデでは、
アオモンツノカメムシの孵化が始まっていた。

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こちらは孵化間近の卵塊。
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posted by やまかます at 22:11| Comment(0) | カメムシ

2019年02月12日

台場クヌギの剪定をしたので、落とした枝を見ておいた。

見つかった虫は、コミミズク幼虫だけだった。

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うっすらと判る眼のおかげで、虫と気付く。まさに眼は口ほどに物を言う。
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コミミズク幼虫のついた枝は水差しにして、クヌギ小木の幹に触れるように立て掛けておいた。
いづれ枝の異変に気付いた幼虫が脱離した場合、無事に移動できることを期待して。
posted by やまかます at 23:05| Comment(0) | カメムシ

2019年01月08日

杉林の越冬ねぐら

薄暗い林内は倒木が乱れていて、歩くのも苦労する。
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毎年、台風が通過するたびに根こそぎ倒れる杉が後を絶たない上、ここを管理整備する者もいない。植えたはいいが放ったらかしの杉林がほとんどだ。
こんな光景は近代になってからのことだろう。森を林を粗末にするなんて、昔はあり得なかったはずだ。

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立ち枯れの杉が一本。樹皮がめくれて、ボロボロ落ちている。残った樹皮を控えめに剥がしてみると、
オオトビサシガメのペアが冬越し中。

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放ったらかしの杉林、我が家のすぐ近くに迫っているゆえ、倒木被害は充分あり得る。
自分の身は自分で守る。となれば、打つ手は無いなあ。


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posted by やまかます at 21:45| Comment(0) | カメムシ