2018年08月07日

アブラギリとオオキンカメムシ

三股町の長田峡を奥に進んでトンネルを抜けると、そこから日南市の山間。

今朝は、アブラギリにつくオオキンカメムシの様子を見てきた。

アブラギリ_Z5A7688.jpg
アブラギリの実を丁寧に見ていくと、オオキンカメムシの3齢と4齢幼虫がいたが、終齢は見つからなかった。
メス成虫も1頭いた。

オオキン_Z5A7672.jpg
アブラギリのすぐ近くのミズキには、
白いロウ物質を纏ったアゲハモドキ幼虫が多数ついていた。

アゲハモドキ_Z5A7694.jpg

鰐塚山山頂へと続く板谷林道では、モンキツノカメムシ
モンキツノ_9991.jpg
エサキモンキツノカメムシとは、背中のハートマークだけでなく、全体の印象もかなり違う。

渓流沿いで、テバコモジガサかな?と思ったのだが、葉っぱの切れ込みが浅い。
ハグマ_0038.jpg
まだ蕾ばかりで、開花は一つも見られなかった。
ハグマ蕾_0034.jpg

葉の特徴からすると、モミジコウモリ(Parasenecio kiushiana Makino、キク科コウモリソウ属)かもしれない。
宮崎、熊本、鹿児島の3県にのみ見られるそうだ。
開花を待って出直してみよう。


EOS-6D,EOS-5DMark3 シグマ50mmマクロ、EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM、
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM+スピードライト430EX III-RT、270EX II
posted by やまかます at 20:32| Comment(0) | カメムシ

2018年08月05日

エサキモンキツノカメムシ

一昨日、ミズキに多数群れていたツノカメムシ幼虫の正体を確認すべく、
朝、早めにホテルを出て竹尾緑地に行ってみた。
クマゼミ大合唱のなか、ミズキのある高台へと登る。

さて、ミズキの枝をそっと引き寄せてみると、、、、、

エサキモンキツノ_9887.jpg

すでに羽化しているものが多く、幼虫と成虫が並んでいた。
一昨日の光景とは一変していたのである。
エサキモンキツノカメムシであることは、もう疑う余地がない。


隣のミズキでは、3齢と4齢の幼虫集団があらたに見つかった。
エサキモンキツノ_9904.jpg

オオマツヨイグサにはカミナリハムシ類の食痕が夥しく、一昨日にはルリクチブトカメムシ幼虫を1頭だけだが見つけた。
今朝はしかし、幼虫はまったく見当たらず、ハムシ類幼虫を吸血するルリクチブトカメムシ成虫が2頭いた。
ハムシ類幼虫もほとんどは地下に潜り込んだあとのようで、吸血されている以外では見つからなかった。
訪れるタイミングとしては、1週間ほど遅過ぎたということだろう。
私としては、終齢幼虫を撮影しておきたかったのである。

ルリクチブトカメムシはわが家の庭でも見つかることがあるが、年に一回程度とかなり稀。
広く草地環境に棲むカメムシではあるが、たくさんいるポイントに遭遇する機会は少ない。

かなり昔、頻繁に通っていた所沢市の下新井の荒れ地ではオオマツヨイグサにハムシ類が発生していて、ルリクチブトカメムシも結構な数を観察できた。1998年頃のこと。
けれどその場所はその後、巨大なゴミ焼却場となって、植物も虫もすべて消滅してしまった。

それと、そもそもオオマツヨイグサにも滅多に出会えない。
かつて(2012年)オオマツヨイグサの群落を見つけ、驚喜して撮影したのは愛媛県松山市の星ノ岡だったが、
今も健在だろうか?


福津市立図書館での講演は午前10時15分〜、1時間ほどのお話。お話しのあと子ども達が次々と質問をしてくれた。
posted by やまかます at 21:24| Comment(2) | カメムシ

2018年08月04日

竹尾緑地〜福津市

福岡県、福津市にある竹尾緑地で昆虫観察会を開催した。
主催は環境ネットワーク『虹』

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竹尾緑地は、シイ・カシ類が優占する照葉樹林の森を中心に、ガマが生える湿地、小川、草原という自然環境が保全されている。

朝、宿泊しているホテルの玄関前で拾った、ベーツヒラタカミキリ♂。
ベーツヒラタ_9834.jpg

参加者の皆さんに見てもらってから森に返した。

ジョロウグモの網糸についていた、チャバネアオカメムシの卵

たまご_9799.jpg
糸に引っかかったメスが、苦し紛れにか産卵したものだろう。
以前、清瀬市の中里緑地保全地域の林で同じシーンを見ている。そのときはメス成虫も掛かっていた。
こちらは、クワの葉に産んであった卵塊。

たまご_9821.jpg

昨日の下見ではヒグラシがかなり多く、セミヤドリガ幼虫を背負ったものや、幹に紡がれた繭も見つかった。
ミズキの実では多数のツノカメムシ類の幼虫がついていたが、おそらくエサキモンキツノカメムシかと思う。
だとすると、2化としてはかなり早い発生だ。まさか別種?もう一度、明日の帰り際に確認してみよう。
マツヨイグサにはルリクチブトカメムシの幼虫がいて、別の場所の草むらで成虫も見つけた。


明日は、福津市立図書館で講演。

OLYMPUS TG-4 、 EOS-6D シグマ50mmマクロ+ストロボ270EXU


posted by やまかます at 17:50| Comment(0) | カメムシ