三股町
午前8時18分
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
朝の陽射しを浴びる、エノキ。
自宅敷地内のエノキでは一番の大木で、毎夏、樹冠をヤマトタマムシが舞う。
日中の気温は15℃まで上がったけれど、朝は冷えて庭の地面は霜で真っ白だった。
ヘビイチゴ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クヌギ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
気温が上がって家の外壁に姿を現した、キマダラカメムシ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
日向に出てきた、キタテハ。
日が暮れると気温はガクンと下がるのだから、キマダラカメムシもキタテハも、冬越し場所から出たり戻ったりと忙しい。
2023年01月11日
ポカポカ陽気に戸惑う虫
posted by やまかます at 20:04| カメムシ
2023年01月10日
季節外れのカメムシ
三股町
午前8時 庭から西方の眺め
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
画面手前が隣のクリ林で、モズ♂のはやにえが多く見つかっている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
自宅林のアカメガシワの幹を、トコトコトコと登っていくカメムシがいた。
この時期になぜ!?
よく見れば、キバラヘリカメムシの5齢幼虫だ。
「はて?うちの林に食樹があったかな?」
庭のコマユミでは繁殖することがあったけど、と記憶を辿っているうちに、林の南側のヘリ近くにツルウメモドキが高い梢に巻き上がっていることを思い出した。庭からだと離れすぎているので、おそらくツルウメモドキで育った幼虫なんだろう。
「そういえば先日、メジロのつがいが果実を啄みに来ていたなあ。かなりの高所だったけど」
幼虫がいたアカメガシワからツルウメモドキまでの距離は10m近く離れている。ずいぶんと長旅をしたものだし、よくぞ無事に辿り着けたものだ。しかし、この先の食料はどうするのだろか。
昨日、今日と、モズのメスがオスのナワバリに入って活動している姿を確認できた。
そろそろ、モズの恋の季節。
午前8時 庭から西方の眺め
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
画面手前が隣のクリ林で、モズ♂のはやにえが多く見つかっている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
自宅林のアカメガシワの幹を、トコトコトコと登っていくカメムシがいた。
この時期になぜ!?
よく見れば、キバラヘリカメムシの5齢幼虫だ。
「はて?うちの林に食樹があったかな?」
庭のコマユミでは繁殖することがあったけど、と記憶を辿っているうちに、林の南側のヘリ近くにツルウメモドキが高い梢に巻き上がっていることを思い出した。庭からだと離れすぎているので、おそらくツルウメモドキで育った幼虫なんだろう。
「そういえば先日、メジロのつがいが果実を啄みに来ていたなあ。かなりの高所だったけど」
幼虫がいたアカメガシワからツルウメモドキまでの距離は10m近く離れている。ずいぶんと長旅をしたものだし、よくぞ無事に辿り着けたものだ。しかし、この先の食料はどうするのだろか。
昨日、今日と、モズのメスがオスのナワバリに入って活動している姿を確認できた。
そろそろ、モズの恋の季節。
posted by やまかます at 20:17| カメムシ
2023年01月08日
越冬カメムシ、と モズのはやにえ
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
クロセセリの越冬蛹を見たくなって、ハナミョウガの葉っぱをめくっていたら、アズキヘリカメムシがいた。新成虫のようで綺麗な姿をしている。
葉と葉が重なった隙間に潜り込んでいた。意外と安易な越冬場所に思えたけど、そこが強風にも耐え得る壺だったのかも。
元通りに葉を重ねるのには苦労する。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
今朝はクビキリギス緑色型のはやにえ、を発見。
この場所は先日見つけたトノサマバッタとツチイナゴ両者に挟まれたちょうど中間地点のクリ。これほど密にはやにえが立ちなおかつ消失するのは、一日の気温差が激しいことなどが影響しているのだろうか。
昨日、うちのトイレに紛れ込んでいた褐色型のクビキリギスを紹介したばかりだが、少しでも温かいと彼らはついつい動いてしまうようだ。モズがそんな虫影を見逃すはずもない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
そして一方、先日のトノサマバッタは前翅一枚を残して食べ尽くされていた(下写真)。
このところ日中の気温は10℃以上に上がって温かいけれど、朝晩はかなり冷える。午前中早い時間帯に獲物を得るのが難しいと思われるなか、はやにえを貯食として活用しているのは間違いないだろうと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
温かい日中には成虫越冬のタテハモドキまでもフラフラと飛び出していた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
伐採クヌギの解体作業も大詰めに入った。
転がっている太い幹の切断解体作業には、ハンディタイプの小型チェンソーでは効率が悪い。そして疲れもする。それを見越して昨年の暮れに発注してあった、電気チェンソーが今日届いたのでさっそく使ってみた。充電式ではなくAC電源を使用するタイプで、ガイドバー長さは30pある(makita MU3041)。
小型チェンソーと並べてみるとわかるように、ガイドバー長さは3倍。
ピーターパンが短剣でもってフック船長の長い剣と渡り合うシーンを思い起こすが、腕前はともかく刃の威力の差は歴然としている。
これまで15年間使ってきたエンジンチェンソーは予備としてお蔵入りし、これからは30p電気チェンソーと小型充電式チェンソーを使い分けて作業をすることにした。
MU3041、重さは4キロちょっとあるけど、さすがに切れ味、パワーは格段に上がって、太い幹もサクサク切れる。
これと同等のサイズ、パワーで充電式のチェンソーもあるが、価格がかなり高くなる。うちでは庭や自宅林だけで使うので50m延長コードがあればほぼ事足りる上、使用頻度も低いことから安価なAC電源駆動を選んだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
クロセセリの越冬蛹を見たくなって、ハナミョウガの葉っぱをめくっていたら、アズキヘリカメムシがいた。新成虫のようで綺麗な姿をしている。
葉と葉が重なった隙間に潜り込んでいた。意外と安易な越冬場所に思えたけど、そこが強風にも耐え得る壺だったのかも。
元通りに葉を重ねるのには苦労する。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
今朝はクビキリギス緑色型のはやにえ、を発見。
この場所は先日見つけたトノサマバッタとツチイナゴ両者に挟まれたちょうど中間地点のクリ。これほど密にはやにえが立ちなおかつ消失するのは、一日の気温差が激しいことなどが影響しているのだろうか。
昨日、うちのトイレに紛れ込んでいた褐色型のクビキリギスを紹介したばかりだが、少しでも温かいと彼らはついつい動いてしまうようだ。モズがそんな虫影を見逃すはずもない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
そして一方、先日のトノサマバッタは前翅一枚を残して食べ尽くされていた(下写真)。
このところ日中の気温は10℃以上に上がって温かいけれど、朝晩はかなり冷える。午前中早い時間帯に獲物を得るのが難しいと思われるなか、はやにえを貯食として活用しているのは間違いないだろうと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
温かい日中には成虫越冬のタテハモドキまでもフラフラと飛び出していた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
伐採クヌギの解体作業も大詰めに入った。
転がっている太い幹の切断解体作業には、ハンディタイプの小型チェンソーでは効率が悪い。そして疲れもする。それを見越して昨年の暮れに発注してあった、電気チェンソーが今日届いたのでさっそく使ってみた。充電式ではなくAC電源を使用するタイプで、ガイドバー長さは30pある(makita MU3041)。
小型チェンソーと並べてみるとわかるように、ガイドバー長さは3倍。
ピーターパンが短剣でもってフック船長の長い剣と渡り合うシーンを思い起こすが、腕前はともかく刃の威力の差は歴然としている。
これまで15年間使ってきたエンジンチェンソーは予備としてお蔵入りし、これからは30p電気チェンソーと小型充電式チェンソーを使い分けて作業をすることにした。
MU3041、重さは4キロちょっとあるけど、さすがに切れ味、パワーは格段に上がって、太い幹もサクサク切れる。
これと同等のサイズ、パワーで充電式のチェンソーもあるが、価格がかなり高くなる。うちでは庭や自宅林だけで使うので50m延長コードがあればほぼ事足りる上、使用頻度も低いことから安価なAC電源駆動を選んだ。
posted by やまかます at 21:22| カメムシ
2023年01月03日
介殻虫 Coccidae
三股町
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2 FlashQ G20U
温州ミカンの果皮に、胡麻粒より小さい、ヤノネカイガラムシが付いていた。
昔は(自分が小学生低学年の頃だから、50年以上前)このカイガラムシの粒々がたくさん付いているミカンは珍しくなく、当時は気味が悪かったのを覚えている。数が少なければ擦って落としていたけど、食べる気も失せるほどいっぱいつぶつぶだらけのミカンもあった。
今回は2個、つまりわずかに2頭でいづれもメス。オスは見当たらない。
カイガラムシの細くなっている先端には、触角など虫の輪郭がわずかにわかる第一脱皮殻が見える(下写真)。その手前が第2脱皮殻、で、一番大きな赤紫色の部分が虫体の蝋腺(wax-gland)から分泌されてできた介殻で、この中は卵塊で満たされる。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8 オートエクステンションチューブ 65-116
羽化したオスには脚も翅もあって、メスのところまで飛翔移動できるが、オスの平均寿命はわずかに55時間と短い。
一度はヤノネカイガラムシのオス成虫の姿を拝んでみたいものだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
私がすぐ近くにいても平然とやって来て、ハゼノキの実を啄むシロハラ。 毎日のように顔を合わせているシロハラ。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2 FlashQ G20U
温州ミカンの果皮に、胡麻粒より小さい、ヤノネカイガラムシが付いていた。
昔は(自分が小学生低学年の頃だから、50年以上前)このカイガラムシの粒々がたくさん付いているミカンは珍しくなく、当時は気味が悪かったのを覚えている。数が少なければ擦って落としていたけど、食べる気も失せるほどいっぱいつぶつぶだらけのミカンもあった。
今回は2個、つまりわずかに2頭でいづれもメス。オスは見当たらない。
カイガラムシの細くなっている先端には、触角など虫の輪郭がわずかにわかる第一脱皮殻が見える(下写真)。その手前が第2脱皮殻、で、一番大きな赤紫色の部分が虫体の蝋腺(wax-gland)から分泌されてできた介殻で、この中は卵塊で満たされる。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8 オートエクステンションチューブ 65-116
羽化したオスには脚も翅もあって、メスのところまで飛翔移動できるが、オスの平均寿命はわずかに55時間と短い。
一度はヤノネカイガラムシのオス成虫の姿を拝んでみたいものだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
私がすぐ近くにいても平然とやって来て、ハゼノキの実を啄むシロハラ。 毎日のように顔を合わせているシロハラ。
posted by やまかます at 20:15| カメムシ
2022年12月30日
庭にいたクヌギカメムシのオス
三股町
意外にも庭の洗濯干し場の支柱に、クヌギカメムシのオスがいた。
クヌギから離れたこんな場所で何をしているのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
横から見て、生殖節と腹部気門をチェック。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
これはきっと見落としがあるだろうと、さっそく林に降りてクヌギの幹を見てみると、クヌギカメムシの卵塊が4個いや、それ以上の数を確認できた。玄関出てすぐの場所にありながら迂闊にも産卵期の賑わいを見落としてしまったようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
近所の沖水川に、20羽ほどオオバンの群れが泳いでいた。
群れのなかでも相性が悪いのか、何が気に食わないのか相手を執拗に追い立てるものもいた。
翼があるおかげで水上を駆けることができるなんて、羨ましい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
意外にも庭の洗濯干し場の支柱に、クヌギカメムシのオスがいた。
クヌギから離れたこんな場所で何をしているのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
横から見て、生殖節と腹部気門をチェック。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
これはきっと見落としがあるだろうと、さっそく林に降りてクヌギの幹を見てみると、クヌギカメムシの卵塊が4個いや、それ以上の数を確認できた。玄関出てすぐの場所にありながら迂闊にも産卵期の賑わいを見落としてしまったようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
近所の沖水川に、20羽ほどオオバンの群れが泳いでいた。
群れのなかでも相性が悪いのか、何が気に食わないのか相手を執拗に追い立てるものもいた。
翼があるおかげで水上を駆けることができるなんて、羨ましい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 21:18| カメムシ
2022年11月30日
秋の実り
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
ササの葉めくりはこの時期恒例の行事になっているけれど、今日そこにいたのはクモヘリカメムシ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
手の届く梢の葉めくりも今秋は特にほぼ毎日やっているが、コナラにいたのは、アカイラガ幼虫。
成熟しているようだがまだ食べ足りない様だ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
森のどら焼き、椎茸
我が家の森の恵みは雨が降るたび豊作続き。夫婦二人では食べきれないのでよそ様にお裾分けしている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
フユイチゴの控えめな赤。
posted by やまかます at 19:42| カメムシ
2022年11月22日
クヌギのカメムシ
三股町
今朝の霧は昨日より濃く、昼近くなっても晴れ間はほとんどなく気温はあまり上がらなかった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
シラネセンキュウで吸蜜していた、キタテハ。他にも2頭いて、明るい草地を歩けば一番数が多いチョウだった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
数日前からハゼノキの倒木朽木に次々と生えている、キララタケ(ヒトヨタケ科)。
この場所はイチイガシ大木の根本にあり、昨年、サツマヒメカマキリの越冬幼虫が8頭も見つかったそのイチイガシ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO (昨日、21日に撮影)
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO (昨日、21日に撮影)
傘の断面。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
傘が開いたあとやがて反り返り、さらに黒ずんで一夜にして溶けてしまう。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
うちの林でクヌギカメムシのメスを見つけた。例年、数は少ないけれど、数年前、多数が集まりクヌギの幹のあらゆる部位に夥しい卵塊が産み付けられたこともあった。そんな当たり年がこの先またあるだろうか?
その年の翌春、羽化する成虫の数も多く、ずっと長い年月実現できなかった羽化の撮影があっさり叶った。終齢幼虫は春風に飛ばされ、クヌギとは縁もゆかりもない地面にちかい下草で定位し羽化するものがほとんどで、庭のあちこちで羽化シーンを選び放題だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
今朝の霧は昨日より濃く、昼近くなっても晴れ間はほとんどなく気温はあまり上がらなかった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
シラネセンキュウで吸蜜していた、キタテハ。他にも2頭いて、明るい草地を歩けば一番数が多いチョウだった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
数日前からハゼノキの倒木朽木に次々と生えている、キララタケ(ヒトヨタケ科)。
この場所はイチイガシ大木の根本にあり、昨年、サツマヒメカマキリの越冬幼虫が8頭も見つかったそのイチイガシ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO (昨日、21日に撮影)
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO (昨日、21日に撮影)
傘の断面。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
傘が開いたあとやがて反り返り、さらに黒ずんで一夜にして溶けてしまう。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
うちの林でクヌギカメムシのメスを見つけた。例年、数は少ないけれど、数年前、多数が集まりクヌギの幹のあらゆる部位に夥しい卵塊が産み付けられたこともあった。そんな当たり年がこの先またあるだろうか?
その年の翌春、羽化する成虫の数も多く、ずっと長い年月実現できなかった羽化の撮影があっさり叶った。終齢幼虫は春風に飛ばされ、クヌギとは縁もゆかりもない地面にちかい下草で定位し羽化するものがほとんどで、庭のあちこちで羽化シーンを選び放題だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
posted by やまかます at 19:41| カメムシ
2022年11月06日
飛びます、飛びます
三股町
先日のこと、ミミズクが居間の窓ガラスを歩いていた。
雌雄を確認するため、一旦、容器に入れてみた。
メスと判明。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
庭にそっと放してしばらく様子を見ていたが、不意に飛び立ちそのままグングンと高度を上げて行き、
道路向こうの林縁、高さ6メートルほどの樹幹に着地するところまで確認できた。
なかなかの飛びっぷりだった。
左前脚を欠いているが、いつ頃羽化したのだろう?
本種の周年経過にはまだよくわからないところがある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
先日のこと、ミミズクが居間の窓ガラスを歩いていた。
雌雄を確認するため、一旦、容器に入れてみた。
メスと判明。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
庭にそっと放してしばらく様子を見ていたが、不意に飛び立ちそのままグングンと高度を上げて行き、
道路向こうの林縁、高さ6メートルほどの樹幹に着地するところまで確認できた。
なかなかの飛びっぷりだった。
左前脚を欠いているが、いつ頃羽化したのだろう?
本種の周年経過にはまだよくわからないところがある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
posted by やまかます at 22:12| カメムシ
2022年11月05日
長崎で、外来カメムシに会う
長崎県 大村市
野岳湖は人造湖ということだ。鯨漁で栄えた時代、農地の水不足を解消するために大工事が行われたようだ。
EOS Kiss X7 EF17-40mm f4 L USM
明日開催予定の観察会の下見で、野岳湖公園の遊歩道を歩いてみた。
湖沿いの林にはボロボロノキが多くみられた。
大きな木は少なかったが、ベニツチカメムシは見当たらず。どこか近辺の森にはきっと生息しているのだろう。
EOS Kiss X7 EF17-40mm f4 L USM
1時間半ほど歩いているうち、キャンプ場の施設の壁に、なんと!
マツヘリカメムシがいた。
右後脚が欠けているが、ゆっくり歩んでいた。
EOS Kiss X7 Macro EF-s 35mm f2.8 IS STM 内蔵ストロボ
九州ではお隣の佐賀県や福岡県、熊本県ではすでに記録が出ているようだが、長崎県はどうなんだろう。
ここ野岳湖にはアカマツの大木が数多くあって目を惹く。
私は埼玉県の山中で越冬個体を見たことがあるだけで、九州では初めて出会った。
地元、宮崎県ではどうなんだろう?
ツワブキが花盛り
EOS Kiss X7 EF17-40mm f4 L USM
野岳湖は人造湖ということだ。鯨漁で栄えた時代、農地の水不足を解消するために大工事が行われたようだ。
EOS Kiss X7 EF17-40mm f4 L USM
明日開催予定の観察会の下見で、野岳湖公園の遊歩道を歩いてみた。
湖沿いの林にはボロボロノキが多くみられた。
大きな木は少なかったが、ベニツチカメムシは見当たらず。どこか近辺の森にはきっと生息しているのだろう。
EOS Kiss X7 EF17-40mm f4 L USM
1時間半ほど歩いているうち、キャンプ場の施設の壁に、なんと!
マツヘリカメムシがいた。
右後脚が欠けているが、ゆっくり歩んでいた。
EOS Kiss X7 Macro EF-s 35mm f2.8 IS STM 内蔵ストロボ
九州ではお隣の佐賀県や福岡県、熊本県ではすでに記録が出ているようだが、長崎県はどうなんだろう。
ここ野岳湖にはアカマツの大木が数多くあって目を惹く。
私は埼玉県の山中で越冬個体を見たことがあるだけで、九州では初めて出会った。
地元、宮崎県ではどうなんだろう?
ツワブキが花盛り
EOS Kiss X7 EF17-40mm f4 L USM
posted by やまかます at 17:34| カメムシ
2022年09月21日
キノカワハゴロモ〜久々に
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
強風でなぎ倒されたヒガンバナの茎はどれも、まるで大砲の砲身が暴発したときのように炸裂していた。へえ〜、あれ〜、なんて驚いたけれど、こんな現象を今頃になって気づくとは、、、、。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ヒガンバナの3裂をしげしげと眺めていて、ふと目線を右に寄せてみればキノカワハゴロモの姿があった。
この虫に会うのもずいぶんと久しぶりだが(直近で2年前)、通常は樹肌に張り付いていることが多いから、やはり台風の影響でイレギュラーな場所に辿り着いてしまったのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
台風一過、昨日から2トントラックとユンボが庭に入って工事作業が始まった。
ずっと以前から気になっていた不具合を改善すべく、若い職人さんに施工を依頼してみた。
作業工程を逐一立ち会って確認しながら作業するため、私の仕事はほとんど手につかなかったが、不具合の原因を辿り、どういった工法を施すのかしっかり理解できるので安心できる。
明日は最後の工程で、型枠を作ったあと生コンの流し込みとなる予定。
レンタルの発電機を使えたのも、この工事のおかげであった。じつにタイミングが良かった。
長かった停電も、今日の午後5時、やっと復旧した。
懐中電灯で夕食を作るのも、冷水で行水するのも、今日はちょっと勘弁、ということで温泉に出かけることにした。
それで今夜は山間の青井岳温泉に浸かり、そこで夕食も済ませ久しぶりにゆったりとできた。いつもは混んでいる温泉だが、今夜は珍しく空いていた。
けれど、県内ではまだ停電や断水から復旧できていない地区もある。うちは井戸水だから断水しても発電機さえあれば生活用水に困らないが、水道水で断水するとたいへんだ。もし我が家に水道が敷設されたとしても井戸水は残したいとあらためて思った。まあ望んでも、辺鄙な一軒家に水道施設は無縁ではあるのだけど。
強風でなぎ倒されたヒガンバナの茎はどれも、まるで大砲の砲身が暴発したときのように炸裂していた。へえ〜、あれ〜、なんて驚いたけれど、こんな現象を今頃になって気づくとは、、、、。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ヒガンバナの3裂をしげしげと眺めていて、ふと目線を右に寄せてみればキノカワハゴロモの姿があった。
この虫に会うのもずいぶんと久しぶりだが(直近で2年前)、通常は樹肌に張り付いていることが多いから、やはり台風の影響でイレギュラーな場所に辿り着いてしまったのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
台風一過、昨日から2トントラックとユンボが庭に入って工事作業が始まった。
ずっと以前から気になっていた不具合を改善すべく、若い職人さんに施工を依頼してみた。
作業工程を逐一立ち会って確認しながら作業するため、私の仕事はほとんど手につかなかったが、不具合の原因を辿り、どういった工法を施すのかしっかり理解できるので安心できる。
明日は最後の工程で、型枠を作ったあと生コンの流し込みとなる予定。
レンタルの発電機を使えたのも、この工事のおかげであった。じつにタイミングが良かった。
長かった停電も、今日の午後5時、やっと復旧した。
懐中電灯で夕食を作るのも、冷水で行水するのも、今日はちょっと勘弁、ということで温泉に出かけることにした。
それで今夜は山間の青井岳温泉に浸かり、そこで夕食も済ませ久しぶりにゆったりとできた。いつもは混んでいる温泉だが、今夜は珍しく空いていた。
けれど、県内ではまだ停電や断水から復旧できていない地区もある。うちは井戸水だから断水しても発電機さえあれば生活用水に困らないが、水道水で断水するとたいへんだ。もし我が家に水道が敷設されたとしても井戸水は残したいとあらためて思った。まあ望んでも、辺鄙な一軒家に水道施設は無縁ではあるのだけど。
posted by やまかます at 20:48| カメムシ
2022年08月02日
アシナガバチの子育て
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
室内の湿度は51%、カラカラ天気だがあいにく風がほとんどない。強烈な日射で室内には熱がこもるので外の日陰にいる方がよほど涼しい。
オオカマキリの餌を探していた時に見つけたのは、ヒメナガメの交尾カップルだった。
春先には明るい草地に多いヒメナガメだが、この猛暑の中でしかも交尾しているとは意外だった。
目の届く範囲に産卵植物は見当たらない。今の時期、幼虫が育つ植物は何だろう?
ヤマトアシナガバチ
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U×2
今朝早く、昨日と同じヤマトアシナガバチの巣を撮影。この巣は雨戸袋の下にある。昨日載せた写真よりワーカーの数が多い。
なお、撮影方法は改造延長棒でカメラを巣の直下に差し入れ、ストロボはFlashQ G20Uを2灯使用した。
カメラレンズと巣の距離が数センチ程度と短いため、2灯配光でないと片側に影が強く出てしまう。
巣の中では様々な成長ステージが見られる。
A: 糸を吐き繭蓋をこしらえる、終齢幼虫
B: 繭蓋を切り開いて外に出ようとする、オス蜂
C: 巣房の内壁に張り付いた、卵
D: オス蜂
午後8時過ぎ
1週間ほど前からだが、クツワムシ、ハヤシノウマオイの鳴き声が賑やかだ。
室内の湿度は51%、カラカラ天気だがあいにく風がほとんどない。強烈な日射で室内には熱がこもるので外の日陰にいる方がよほど涼しい。
オオカマキリの餌を探していた時に見つけたのは、ヒメナガメの交尾カップルだった。
春先には明るい草地に多いヒメナガメだが、この猛暑の中でしかも交尾しているとは意外だった。
目の届く範囲に産卵植物は見当たらない。今の時期、幼虫が育つ植物は何だろう?
ヤマトアシナガバチ
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U×2
今朝早く、昨日と同じヤマトアシナガバチの巣を撮影。この巣は雨戸袋の下にある。昨日載せた写真よりワーカーの数が多い。
なお、撮影方法は改造延長棒でカメラを巣の直下に差し入れ、ストロボはFlashQ G20Uを2灯使用した。
カメラレンズと巣の距離が数センチ程度と短いため、2灯配光でないと片側に影が強く出てしまう。
巣の中では様々な成長ステージが見られる。
A: 糸を吐き繭蓋をこしらえる、終齢幼虫
B: 繭蓋を切り開いて外に出ようとする、オス蜂
C: 巣房の内壁に張り付いた、卵
D: オス蜂
午後8時過ぎ
1週間ほど前からだが、クツワムシ、ハヤシノウマオイの鳴き声が賑やかだ。
posted by やまかます at 20:10| カメムシ
2022年07月30日
ツクツクほ〜し!
昨日、部屋で仕事していると、ツクツクボウシが鳴き始めた。
ドアを半開きのまま体を外に乗り出して耳と目で辿ってみれば、鳴き声のヌシはすぐ目の前のビワにいた。
下写真は昨日のものだが、今日も夕方になって道路向こうの林で鳴いていた。
まだ発生初期で個体数は少ないから、おそらく同じオスではないかと思う。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
朝から断続的に雨が降り、外歩きも儘ならない。
小降りになったほんの寸暇、外に出てみると目の前にコカマキリの幼虫がいた。体長は2.5センチほど。
ステージは亜終齢あたりだろうか。鎌足には本種の特徴である黒い紋が見える。
昨日届いたばかりの広角レンズ、SUMMILUX 9mm F1.7 の実写は今日もこの写真1枚のみ。
レンズが小さく軽いことで機動力抜群、撮影は随分とやり易い。まだ大して使っていないけど画質も良いほうだと思う。
近接距離目一杯まで寄るとフードが葉っぱに触れてしまうので、ほんの少し引いている。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
多少大袈裟に見えるかもしれないが、上写真の撮影カメラはこちら↓
照射位置や角度を自由に設定できるFlashQ G20Uとアームの組み合わせが標準的な撮影スタイルになってきた。
ドアを半開きのまま体を外に乗り出して耳と目で辿ってみれば、鳴き声のヌシはすぐ目の前のビワにいた。
下写真は昨日のものだが、今日も夕方になって道路向こうの林で鳴いていた。
まだ発生初期で個体数は少ないから、おそらく同じオスではないかと思う。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
朝から断続的に雨が降り、外歩きも儘ならない。
小降りになったほんの寸暇、外に出てみると目の前にコカマキリの幼虫がいた。体長は2.5センチほど。
ステージは亜終齢あたりだろうか。鎌足には本種の特徴である黒い紋が見える。
昨日届いたばかりの広角レンズ、SUMMILUX 9mm F1.7 の実写は今日もこの写真1枚のみ。
レンズが小さく軽いことで機動力抜群、撮影は随分とやり易い。まだ大して使っていないけど画質も良いほうだと思う。
近接距離目一杯まで寄るとフードが葉っぱに触れてしまうので、ほんの少し引いている。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
多少大袈裟に見えるかもしれないが、上写真の撮影カメラはこちら↓
照射位置や角度を自由に設定できるFlashQ G20Uとアームの組み合わせが標準的な撮影スタイルになってきた。
posted by やまかます at 20:04| カメムシ
2022年07月27日
ピーマンとカメムシ
午前8時11分
縁側を降りてすぐの草むらに、キリギリスのメスがいた。ここはキリギリスの観察ポイントの一つでメスのすぐ近くにオスもじっとしていた。
この時間帯だとまだ日陰になっており、キリギリスが活発に動き始めるまで間がある。
縁側からそっと覗き込むだけでキリギリスの姿が見つかることもあるが、毎年ここには東西に長さ5m、幅1m20cmほどの帯状に草地を刈り残してある。
ここではかつてカヤネズミが営巣したこともある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
縁側とは反対側、東の玄関先ではナツフジの白い花が足元にたくさん落ちて積もっている。
花はポロポロと落ちているが、小さな蕾がたくさん控えており花期は長い。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
目線の高さにあった可愛らしい蕾を見てみると、白いおまんじゅう型の卵が付いていた。
大きな穴ぼこが火山の噴火口のように開いている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
卵殻があるなら幼虫もいるはずと探してみれば、ウラギンシジミの若齢幼虫がこれも蕾に張り付いていた。
ナツフジで育つ幼虫は緑色型になる。花色が体色に関わるのだろうか。
ツノと言うのは頭に付いているものだが、このイモムシの場合、お尻にある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
ウラギンシジミがいるなら、こちらもいるはずと葉っぱに目を移すと、コミスジの若齢幼虫が自ら作った岬の先端に「へ」の字型ポーズでいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
家庭菜園のピーマンやサツマイモには、ホオズキカメムシが群れてつく。
「なんとかならないの?」と嫁さんは言うけど、野菜の収穫にさして悪影響を及ぼしている風にも見えない。味が落ちているようにも思えない。それでほったらかしにしている。
今朝はちょうど羽化を終えたばかりのオスがいた。
脱皮や羽化直後はどんなカメムシでもそうだが、赤や黄色や白色だったりと明るい色合いと艶があって綺麗だ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
午前中は陽射しも時折あったけど午後からは曇って俄雨が続いた。
朝一番、パソコン作業に取り掛かる前に自宅フィールドを少し歩いておいたのは正解で、午後3時頃にも陽射しが少しの間出ていたので、休憩がてら庭で剪定枝の片付けなど体を出来るだけ動かしておいた。
まるでトンネルの中にずっと入っているかのようなパソコン作業も、明日中にはひとまず山場一つ越えて一旦は一息つけそうだ。
縁側を降りてすぐの草むらに、キリギリスのメスがいた。ここはキリギリスの観察ポイントの一つでメスのすぐ近くにオスもじっとしていた。
この時間帯だとまだ日陰になっており、キリギリスが活発に動き始めるまで間がある。
縁側からそっと覗き込むだけでキリギリスの姿が見つかることもあるが、毎年ここには東西に長さ5m、幅1m20cmほどの帯状に草地を刈り残してある。
ここではかつてカヤネズミが営巣したこともある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
縁側とは反対側、東の玄関先ではナツフジの白い花が足元にたくさん落ちて積もっている。
花はポロポロと落ちているが、小さな蕾がたくさん控えており花期は長い。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
目線の高さにあった可愛らしい蕾を見てみると、白いおまんじゅう型の卵が付いていた。
大きな穴ぼこが火山の噴火口のように開いている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
卵殻があるなら幼虫もいるはずと探してみれば、ウラギンシジミの若齢幼虫がこれも蕾に張り付いていた。
ナツフジで育つ幼虫は緑色型になる。花色が体色に関わるのだろうか。
ツノと言うのは頭に付いているものだが、このイモムシの場合、お尻にある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
ウラギンシジミがいるなら、こちらもいるはずと葉っぱに目を移すと、コミスジの若齢幼虫が自ら作った岬の先端に「へ」の字型ポーズでいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
家庭菜園のピーマンやサツマイモには、ホオズキカメムシが群れてつく。
「なんとかならないの?」と嫁さんは言うけど、野菜の収穫にさして悪影響を及ぼしている風にも見えない。味が落ちているようにも思えない。それでほったらかしにしている。
今朝はちょうど羽化を終えたばかりのオスがいた。
脱皮や羽化直後はどんなカメムシでもそうだが、赤や黄色や白色だったりと明るい色合いと艶があって綺麗だ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
午前中は陽射しも時折あったけど午後からは曇って俄雨が続いた。
朝一番、パソコン作業に取り掛かる前に自宅フィールドを少し歩いておいたのは正解で、午後3時頃にも陽射しが少しの間出ていたので、休憩がてら庭で剪定枝の片付けなど体を出来るだけ動かしておいた。
まるでトンネルの中にずっと入っているかのようなパソコン作業も、明日中にはひとまず山場一つ越えて一旦は一息つけそうだ。
posted by やまかます at 20:56| カメムシ
2022年07月24日
ハゴロモ同士
都城市 山之口町
一昨日、採集したヤゴがシオカラではなくオオシオカラトンボだったことがわかり、改めてヤゴの採集に出掛けた。
2頭の羽化間近となった終齢ヤゴのうち1頭は明らかにオオシオカラだった。けれど識別点の腹部背面突起が無いように見えたもう1頭も、実体顕微鏡でよ〜く見直すと僅かに付け根のようなものがあることがわかった。ルーペで見ても見落とすくらいだが、突起が折れたか擦り減ったのだろうか。
さっそく今日新たに掬ったヤゴは明らかにシオカラトンボと確認できて一安心。
若齢がほとんどで、終齢はなんと1頭だけだったが仕事の撮影には支障無い。本来ならある程度の数から選びたいところだが、他にもやるべきことが山積していて時間の余裕が無い。貴重な1頭のヤゴはクリーニングすると綺麗な個体だった。
シオカラとオオシオカラは混棲しているので注意が必要だが、今日掬ったヤゴのうちオオシオカラは1頭のみだった。
アジサイにアオバハゴロモとスケバハゴロモが仲良く(?)並んでいた。アオバハゴロモの方が圧倒的に多い中、ポツンとスケバハゴロモが混じっている。
ハゴロモヤドリガの寄生を受けていないかスケバハゴロモの腹部を見ておいたが確認できなかった。
ヤドリガ幼虫が小さな若齢だと、透けた翅の裏側に張り付いているのが見えることがある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
コンクリートに置き換わって石垣はあまり見なくなったが、身近な暮らしの中にあると心安らぐものがある。
うちにも石垣を積んでみようかなどとふと思った。石垣は苔をはじめ様々な生き物たちのすみかにもなる。
自宅家屋に営巣しているヤマトアシナガバチ。
もうどれが女王だったのか見分けがつかない。雄蜂も羽化し始めたようだ。
昨日、玄関前のツバキにも巣が見つかり、ヤマトアシナガバチの巣は今のところ4ヶ所となった。
4巣の中で写真の巣が一番大きい。
巣部屋がこのように剥き出しのアシナガバチと、巣部屋が外壁で覆われるスズメバチの巣とが同じ敷地内にあるけど、親近感のようなものを感じるのは、スズメバチのほうだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FlashQ G20U
一昨日、採集したヤゴがシオカラではなくオオシオカラトンボだったことがわかり、改めてヤゴの採集に出掛けた。
2頭の羽化間近となった終齢ヤゴのうち1頭は明らかにオオシオカラだった。けれど識別点の腹部背面突起が無いように見えたもう1頭も、実体顕微鏡でよ〜く見直すと僅かに付け根のようなものがあることがわかった。ルーペで見ても見落とすくらいだが、突起が折れたか擦り減ったのだろうか。
さっそく今日新たに掬ったヤゴは明らかにシオカラトンボと確認できて一安心。
若齢がほとんどで、終齢はなんと1頭だけだったが仕事の撮影には支障無い。本来ならある程度の数から選びたいところだが、他にもやるべきことが山積していて時間の余裕が無い。貴重な1頭のヤゴはクリーニングすると綺麗な個体だった。
シオカラとオオシオカラは混棲しているので注意が必要だが、今日掬ったヤゴのうちオオシオカラは1頭のみだった。
アジサイにアオバハゴロモとスケバハゴロモが仲良く(?)並んでいた。アオバハゴロモの方が圧倒的に多い中、ポツンとスケバハゴロモが混じっている。
ハゴロモヤドリガの寄生を受けていないかスケバハゴロモの腹部を見ておいたが確認できなかった。
ヤドリガ幼虫が小さな若齢だと、透けた翅の裏側に張り付いているのが見えることがある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
コンクリートに置き換わって石垣はあまり見なくなったが、身近な暮らしの中にあると心安らぐものがある。
うちにも石垣を積んでみようかなどとふと思った。石垣は苔をはじめ様々な生き物たちのすみかにもなる。
自宅家屋に営巣しているヤマトアシナガバチ。
もうどれが女王だったのか見分けがつかない。雄蜂も羽化し始めたようだ。
昨日、玄関前のツバキにも巣が見つかり、ヤマトアシナガバチの巣は今のところ4ヶ所となった。
4巣の中で写真の巣が一番大きい。
巣部屋がこのように剥き出しのアシナガバチと、巣部屋が外壁で覆われるスズメバチの巣とが同じ敷地内にあるけど、親近感のようなものを感じるのは、スズメバチのほうだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FlashQ G20U
posted by やまかます at 20:34| カメムシ
2022年07月06日
午前中の羽化
三股町
午前8時25分
仕事部屋を出てすぐのところで日光浴をしていた、アカタテハ。
このあとしばらくして、クヌギの樹液に移動。
今朝は一番にその樹液の様子を見ておこうと歩き出したところで、このアカタテハに会ったわけで、先に来ていたクロヒカゲはアカタテハにあっさりと追い出されていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午前11時03分
コガタスズメバチが来ていないか、また樹液を覗きにいくと、ニイニイゼミが羽化殻のそばにいた。
羽化殻からほとんど離れていないことからも、おそらくは先日あったように今朝のこと羽化したと思われる。
M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
玄関に戻る途中、マユタテアカネのメスがいて、
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
そのすぐ先のヒメユズリハの葉には、ワカバグモの幼体がいた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
午前8時25分
仕事部屋を出てすぐのところで日光浴をしていた、アカタテハ。
このあとしばらくして、クヌギの樹液に移動。
今朝は一番にその樹液の様子を見ておこうと歩き出したところで、このアカタテハに会ったわけで、先に来ていたクロヒカゲはアカタテハにあっさりと追い出されていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午前11時03分
コガタスズメバチが来ていないか、また樹液を覗きにいくと、ニイニイゼミが羽化殻のそばにいた。
羽化殻からほとんど離れていないことからも、おそらくは先日あったように今朝のこと羽化したと思われる。
M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
玄関に戻る途中、マユタテアカネのメスがいて、
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
そのすぐ先のヒメユズリハの葉には、ワカバグモの幼体がいた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 22:18| カメムシ
2022年07月03日
午前中に羽化したニイニイゼミ
三股町
台風の影響だろうか、朝から雨。
午前6時、窓から見える公民館に人影もないことから一斉清掃は中止となったようだ。数人の方が自宅へと引き返している姿もあった。結局、中止の連絡は何もなかった。
さて、、、
昨日のこと今秋刊行予定の写真絵本について、リモート打ち合わせを行った。最初の本格的な打ち合わせは東京の版元で行い、それからもう3年になる。今回は私にとって初めての鳥の写真絵本であり、文章を鳥の専門家の方にお願いして共著とした。本の構成は共著者と相談して決め、昨日はほぼ最終的な台割を固めるための打ち合わせだった。
お互い自然好きで人生を歩んできたもの同士だから、話が生きものの話題にハマって脱線もしばしば。もっとも鳥の話ではあるけど。
しかも昨日の朝は、嫁さんが「庭にセミの幼虫がいるよ。羽化するんじゃない」というので見に行ってみれば、
泥を纏ったニイニイゼミの幼虫がブロックをよじ登っていた。私が駆け寄った振動でポロリと地面に落ちたので拾い上げ、仕事部屋のすぐ横にあるサクラの幹に移動しておいた。
で、リモート打ち合わせの間も時折、この幼虫の様子を見るために中断をさせてもらった。
午前9時11分 サクラの幹にそっと止めてみた。さて、いつ頃どのあたりで定位するかな?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
幹を登り枝をゆっくり歩いていた。
午前9時42分
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
午前11時10分
脚が全部抜けて、次に体を起こす手前まで進んでいた。羽化が始まったのはおよそ20分くらい前であろうか。
リモート打ち合わせは10時からだった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
午前11時27分
すっかり翅も伸びきっていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
午後0時41分
もうすっかり体が固まって、このあとしばらくして飛び去っていた。
流石に細かい観察はできなかったけど、羽化の要所要所を見ることはできた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
セミの羽化は日没後に行うのがほとんどだが、時折、今回のように午前中だったり真昼間に行うこともある。
『はじめて見たよ!セミのなぞ』(少年写真新聞社:2017年)の裏表紙に載せてある羽化直後のアブラゼミの写真は、長崎市の市民の森で観察会の下見をした折に撮影したもので(7月25日:2014年)、まだ日が高い午後5時半だった。
台風の影響だろうか、朝から雨。
午前6時、窓から見える公民館に人影もないことから一斉清掃は中止となったようだ。数人の方が自宅へと引き返している姿もあった。結局、中止の連絡は何もなかった。
さて、、、
昨日のこと今秋刊行予定の写真絵本について、リモート打ち合わせを行った。最初の本格的な打ち合わせは東京の版元で行い、それからもう3年になる。今回は私にとって初めての鳥の写真絵本であり、文章を鳥の専門家の方にお願いして共著とした。本の構成は共著者と相談して決め、昨日はほぼ最終的な台割を固めるための打ち合わせだった。
お互い自然好きで人生を歩んできたもの同士だから、話が生きものの話題にハマって脱線もしばしば。もっとも鳥の話ではあるけど。
しかも昨日の朝は、嫁さんが「庭にセミの幼虫がいるよ。羽化するんじゃない」というので見に行ってみれば、
泥を纏ったニイニイゼミの幼虫がブロックをよじ登っていた。私が駆け寄った振動でポロリと地面に落ちたので拾い上げ、仕事部屋のすぐ横にあるサクラの幹に移動しておいた。
で、リモート打ち合わせの間も時折、この幼虫の様子を見るために中断をさせてもらった。
午前9時11分 サクラの幹にそっと止めてみた。さて、いつ頃どのあたりで定位するかな?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
幹を登り枝をゆっくり歩いていた。
午前9時42分
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
午前11時10分
脚が全部抜けて、次に体を起こす手前まで進んでいた。羽化が始まったのはおよそ20分くらい前であろうか。
リモート打ち合わせは10時からだった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
午前11時27分
すっかり翅も伸びきっていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
午後0時41分
もうすっかり体が固まって、このあとしばらくして飛び去っていた。
流石に細かい観察はできなかったけど、羽化の要所要所を見ることはできた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
セミの羽化は日没後に行うのがほとんどだが、時折、今回のように午前中だったり真昼間に行うこともある。
『はじめて見たよ!セミのなぞ』(少年写真新聞社:2017年)の裏表紙に載せてある羽化直後のアブラゼミの写真は、長崎市の市民の森で観察会の下見をした折に撮影したもので(7月25日:2014年)、まだ日が高い午後5時半だった。
posted by やまかます at 18:30| カメムシ
2022年06月30日
木漏れ日
三股町
午前6時
毎朝、仕事部屋から出て自宅フィールドをゆっくり歩く。
気分で決めたり、継続観察中で気になっている場所を優先したりと、日によって巡る方角や順番をいろいろ変えてみる。
犬のチョロがいた頃は近所の散歩だったけど、このところは敷地内をきめ細かく見ておこうという気持ちが優っている。
今月初め頃には樹液が出ていたクヌギ。今はひっそりとしている。今朝はここからスタート。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
アシナガヤセバエの一種がウロウロしていたから
きっとそのうちに樹液レストランがオープンすることだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
朝陽のスリット光を受けていた、アカハネナガウンカ。
もうひと寄りしようとカメラだけを差し出したのだけど、葉裏に逃げ込まれてしまった。
朝の一巡りは1時間程度で済ませる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午後3時15分
池の真ん中に降りてきた、ダイサギ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
上の写真の撮影では「鳥認識」モードにしてあったが、するとときおり画面右上の水面に突き出た枝にフォーカスエリアが引っ張られてしまうこともあった。鳥よりこんなに小さいのになあ、とは思ったけど、こういう時は「鳥認識」モードだけを解除にできる設定にしてある。解除するボタンは「AFL」でこれを押せばOFFにできるし、もう一度押せば復帰する。
ダイサギは水面下の獲物を探していたけど、そのうちカラスの親子が近くで大騒ぎし始め、威嚇音を出し続けた後にプイッと飛び去って行った。
カラスの若鳥2羽はまだ親鳥に餌をねだっていてその声がけたたましい。親鳥の後を追いかけてはあちこち落ち着きがない。まあ餌を探す親鳥もたいへんな苦労があることだろうけど。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
午前6時
毎朝、仕事部屋から出て自宅フィールドをゆっくり歩く。
気分で決めたり、継続観察中で気になっている場所を優先したりと、日によって巡る方角や順番をいろいろ変えてみる。
犬のチョロがいた頃は近所の散歩だったけど、このところは敷地内をきめ細かく見ておこうという気持ちが優っている。
今月初め頃には樹液が出ていたクヌギ。今はひっそりとしている。今朝はここからスタート。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
アシナガヤセバエの一種がウロウロしていたから
きっとそのうちに樹液レストランがオープンすることだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
朝陽のスリット光を受けていた、アカハネナガウンカ。
もうひと寄りしようとカメラだけを差し出したのだけど、葉裏に逃げ込まれてしまった。
朝の一巡りは1時間程度で済ませる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午後3時15分
池の真ん中に降りてきた、ダイサギ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
上の写真の撮影では「鳥認識」モードにしてあったが、するとときおり画面右上の水面に突き出た枝にフォーカスエリアが引っ張られてしまうこともあった。鳥よりこんなに小さいのになあ、とは思ったけど、こういう時は「鳥認識」モードだけを解除にできる設定にしてある。解除するボタンは「AFL」でこれを押せばOFFにできるし、もう一度押せば復帰する。
ダイサギは水面下の獲物を探していたけど、そのうちカラスの親子が近くで大騒ぎし始め、威嚇音を出し続けた後にプイッと飛び去って行った。
カラスの若鳥2羽はまだ親鳥に餌をねだっていてその声がけたたましい。親鳥の後を追いかけてはあちこち落ち着きがない。まあ餌を探す親鳥もたいへんな苦労があることだろうけど。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:37| カメムシ
2022年06月17日
キマダラ〜な虫
三股町
庭のクヌギでキマダラカメムシの卵が一斉孵化を終えていた。
この卵塊の産卵日は分かっていて、6月4日。なので、卵期は13日間。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
産卵場所が狭いので幼虫リングとはならず、窮屈そう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
キマダラコウモリの飛来する数は例年一頭のみで少ないとは以前に書いたけど、今年はこれで3頭目。
小さい頭部が突き出て目立つ一種異様な雰囲気を纏った蛾。黄昏時のわずかな時間に飛翔して雌雄が出会うようだ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
おそらくコウモリガ幼虫のしわざと思われる樹液には、クロコノマチョウがずっと陣取っていた。新鮮な夏型を多く見るようになった。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350
追記:リンゴドクガ幼虫は夜になってから台座に戻っており、今日も食事のたびに遠出(2メートル以上)もしていたが、必ず台座に戻ることに変わりが無い。
〜新刊本の紹介〜(写真画面右)
先月発売された、植物写真家、高橋修さんの新刊本は、『あした出会える 雑草の花 100』(山と溪谷社)
身近な草本植物100種を親しみ易い文章で紹介されており、どのページから開いても植物の読みものとして楽しめる。
あえて「雑草」という呼び方を使ったのも本書の意図を感じるが、これが例えば「昆虫」だったら「雑虫」?いやいや「雑虫」は昆虫好きの間で使われる呼び方であって意味合いも違い、世間一般的には馴染みがないだろう。雑草にあたる呼び名は虫ではないように思う。
2014年に刊行された高橋さんの著書『色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑』は、毎日のようにお世話になっている。植物名を確認したり調べもの以外に、こちらも読み物として楽しめる作りになっている。
高橋修さんのブログ『サラノキの森』はこちら。
庭のクヌギでキマダラカメムシの卵が一斉孵化を終えていた。
この卵塊の産卵日は分かっていて、6月4日。なので、卵期は13日間。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
産卵場所が狭いので幼虫リングとはならず、窮屈そう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Flash Q20U
キマダラコウモリの飛来する数は例年一頭のみで少ないとは以前に書いたけど、今年はこれで3頭目。
小さい頭部が突き出て目立つ一種異様な雰囲気を纏った蛾。黄昏時のわずかな時間に飛翔して雌雄が出会うようだ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
おそらくコウモリガ幼虫のしわざと思われる樹液には、クロコノマチョウがずっと陣取っていた。新鮮な夏型を多く見るようになった。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350
追記:リンゴドクガ幼虫は夜になってから台座に戻っており、今日も食事のたびに遠出(2メートル以上)もしていたが、必ず台座に戻ることに変わりが無い。
〜新刊本の紹介〜(写真画面右)
先月発売された、植物写真家、高橋修さんの新刊本は、『あした出会える 雑草の花 100』(山と溪谷社)
身近な草本植物100種を親しみ易い文章で紹介されており、どのページから開いても植物の読みものとして楽しめる。
あえて「雑草」という呼び方を使ったのも本書の意図を感じるが、これが例えば「昆虫」だったら「雑虫」?いやいや「雑虫」は昆虫好きの間で使われる呼び方であって意味合いも違い、世間一般的には馴染みがないだろう。雑草にあたる呼び名は虫ではないように思う。
2014年に刊行された高橋さんの著書『色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑』は、毎日のようにお世話になっている。植物名を確認したり調べもの以外に、こちらも読み物として楽しめる作りになっている。
高橋修さんのブログ『サラノキの森』はこちら。
posted by やまかます at 21:54| カメムシ
2022年06月11日
クヌギ朽木の虫
三股町
アシナガバエ類の気持ちになってトビムシを探してみた。落ち葉の下の前にまずはクヌギ朽木置場を覗いてみた。
朽木は3年前の冬に伐採したものでいろんなキノコや苔などが生え生命あふれる小惑星のようなものだ。
どっかりと腰を降ろしてミクロ探検を楽しめる。
アミスギタケ
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
粘菌(変形菌)モジホコリ類の子実体
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
体長2〜3ミリほどのカスミカメムシ科の終齢幼虫がいた。もっと小さな同種と思われる若齢もいた。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
キノコが餌になっているのかなとしつこく見ていると、口吻をあちこちに突き立てている幼虫もいた。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
種名を知りたくて成虫も探してみたらすぐに見つかり、ツヤキノコカスミカメ、とわかった。成虫の体長は4ミリ程度。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
トビムシ類は意外に少なく、2〜3頭を見たのみ。
トビムシは普段からほとんど見ようとしてなかったので、気持ちを向けてみよう。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
先日、クヌギで脱皮をしたリンゴドクガ幼虫は純白型。
で、いつまでも脱皮した場所から動かないのでどういうこと?と思っていたら、昨日の夕方になって歩き出し近くの葉っぱを食べていた。いかにも腹減った!!と言わんばかりの食いっぷり。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO Flash Q20U
葉っぱを半分ほど食べたのち、また元の脱皮場所に戻り今日もずっとそこに留まっている。
最初、繭造りの準備かと勘違いするほど念入りに糸束で綴じていたのは、ここをねぐら=休止場所とするためだったようだ。このあともいつまでここを利用するのか見届けたい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO Flash Q20U
〜機材のお話し〜
先月末に小さなストロボ、Flash Q20U を百均の取手付きボールに取り付けて、カメラから離した位置からライティングするやり方を試みてみた。
取手付きボールは観察会の現場で失笑を買ったが、日用品を撮影機材にさり気なく組み込むブリコラージュとも言えるやり方は自分でも楽しんでいる。
で、取手付きボールの最終的な姿はビューティデイッシュというディフューザーに仕立てる予定だったけど、少し調べてみたら既製品で大きさもほぼ同じ小径(15cm径)のビューティデイッシュ(中国のメーカーAndoerの製品)が、しかもかなり安価に販売されていることがわかり、工作意欲がいっぺんに吹っ飛んでしまいすぐに注文してしまった。
このビューティデイッシュには30度のハニカムも付属しているので、円形のスポット配光もできる。
クリップオンストロボの発光部をベルクロで締めて固定する方式。さっそく、GODOX TT350を取り付けてみた。
TT350は小さいので留めが甘いがなんとか固定できた。
カメラから離れた位置で片手でビューティデイッシュを構えたいので、取手としてミニスタンドを取り付ける工夫をし、超小型ストロボ、Flash Q20U を嵌め込んでみた。隙間ができるのでそこは緩衝材を詰めて調整。発光ヘッドは上方90度にチルトしてある。ミニスタンドには三脚部が収納されていて開脚して平坦地であれば据え置きもできる。
Flash Q20U は、カメラのアクセサリーシューに取り付けたトランスミッターで発光させることができ、実際に使用してみたが光量は十分にあって狙い通りの光質を得ることができ満足している。今日の記事に載せたアミスギタケやリンゴドクガ幼虫の写真はFlash Q20U とビューティデイッシュの組み合わせで撮影した。
普段メイン機材として使うストロボはGODOX TT350だけど、予備としてあるいは身軽に動きたい時などには操作も簡単なFlash Q20U は重宝しそうだ。トランスミッターは内蔵電池なので長時間の撮影などには向かないけれど、一回充電すると結構長持ちするようだ。どの程度長持ちするかの感触を得るのはまだこれからだが、、。
片手でストロボを構えるという撮影スタイルはもちろん制限も受けるけれど、これができるのもOMシステムの小型軽量なマイクロフォーサーズカメラだからこそ。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
アシナガバエ類の気持ちになってトビムシを探してみた。落ち葉の下の前にまずはクヌギ朽木置場を覗いてみた。
朽木は3年前の冬に伐採したものでいろんなキノコや苔などが生え生命あふれる小惑星のようなものだ。
どっかりと腰を降ろしてミクロ探検を楽しめる。
アミスギタケ
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
粘菌(変形菌)モジホコリ類の子実体
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
体長2〜3ミリほどのカスミカメムシ科の終齢幼虫がいた。もっと小さな同種と思われる若齢もいた。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
キノコが餌になっているのかなとしつこく見ていると、口吻をあちこちに突き立てている幼虫もいた。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
種名を知りたくて成虫も探してみたらすぐに見つかり、ツヤキノコカスミカメ、とわかった。成虫の体長は4ミリ程度。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
トビムシ類は意外に少なく、2〜3頭を見たのみ。
トビムシは普段からほとんど見ようとしてなかったので、気持ちを向けてみよう。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
先日、クヌギで脱皮をしたリンゴドクガ幼虫は純白型。
で、いつまでも脱皮した場所から動かないのでどういうこと?と思っていたら、昨日の夕方になって歩き出し近くの葉っぱを食べていた。いかにも腹減った!!と言わんばかりの食いっぷり。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO Flash Q20U
葉っぱを半分ほど食べたのち、また元の脱皮場所に戻り今日もずっとそこに留まっている。
最初、繭造りの準備かと勘違いするほど念入りに糸束で綴じていたのは、ここをねぐら=休止場所とするためだったようだ。このあともいつまでここを利用するのか見届けたい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO Flash Q20U
〜機材のお話し〜
先月末に小さなストロボ、Flash Q20U を百均の取手付きボールに取り付けて、カメラから離した位置からライティングするやり方を試みてみた。
取手付きボールは観察会の現場で失笑を買ったが、日用品を撮影機材にさり気なく組み込むブリコラージュとも言えるやり方は自分でも楽しんでいる。
で、取手付きボールの最終的な姿はビューティデイッシュというディフューザーに仕立てる予定だったけど、少し調べてみたら既製品で大きさもほぼ同じ小径(15cm径)のビューティデイッシュ(中国のメーカーAndoerの製品)が、しかもかなり安価に販売されていることがわかり、工作意欲がいっぺんに吹っ飛んでしまいすぐに注文してしまった。
このビューティデイッシュには30度のハニカムも付属しているので、円形のスポット配光もできる。
クリップオンストロボの発光部をベルクロで締めて固定する方式。さっそく、GODOX TT350を取り付けてみた。
TT350は小さいので留めが甘いがなんとか固定できた。
カメラから離れた位置で片手でビューティデイッシュを構えたいので、取手としてミニスタンドを取り付ける工夫をし、超小型ストロボ、Flash Q20U を嵌め込んでみた。隙間ができるのでそこは緩衝材を詰めて調整。発光ヘッドは上方90度にチルトしてある。ミニスタンドには三脚部が収納されていて開脚して平坦地であれば据え置きもできる。
Flash Q20U は、カメラのアクセサリーシューに取り付けたトランスミッターで発光させることができ、実際に使用してみたが光量は十分にあって狙い通りの光質を得ることができ満足している。今日の記事に載せたアミスギタケやリンゴドクガ幼虫の写真はFlash Q20U とビューティデイッシュの組み合わせで撮影した。
普段メイン機材として使うストロボはGODOX TT350だけど、予備としてあるいは身軽に動きたい時などには操作も簡単なFlash Q20U は重宝しそうだ。トランスミッターは内蔵電池なので長時間の撮影などには向かないけれど、一回充電すると結構長持ちするようだ。どの程度長持ちするかの感触を得るのはまだこれからだが、、。
片手でストロボを構えるという撮影スタイルはもちろん制限も受けるけれど、これができるのもOMシステムの小型軽量なマイクロフォーサーズカメラだからこそ。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
posted by やまかます at 22:23| カメムシ
2022年05月10日
お団子の置き土産
三股町
朝一番、洗濯物を畳んでいた嫁さんが、
「コレ、どうにかしてよ!」と差し出したタオルに、きっちりと並んだ卵。
12個という数、大きさ、色からして、キマダラカメムシの卵と断定。
「昨日も成虫が窓にいたので外に逃したんだけど、、、、お団子みたいで美味そうじゃん、小さいけど、、、」
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
薄暗い林床ではハナミョウガの開花が始まっている。
ハナミョウガの葉っぱで幼虫が育つクロセセリは、この花でも吸蜜をする。以前その様子を見たのは、14年前の2007年5月で、見てはいるけど撮影は逃していた(ブログ『新開孝の昆虫ある記』より)。ハナミョウガの花に長い口吻を伸ばすクロセセリの姿は、それはやはり撮影しておきたい。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ハナミョウガのすぐ傍にいた、小さなベニボタル類の一種。
いかにも繊細で弱々しい姿に見えるけど、この仲間は写真での同定はとても無理のようだ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
百円ショップで思わず衝動買いした、小さな捕虫網。
カラーは何色かあって、網径が20センチ、縮めた長さ36センチ、最大84センチまで伸びる。これで、百円!
渋いカラーを好みで選んだけど、野原で落とすと見つけるのには苦労しそう。
しかしこの網は、主に外灯に飛来した昆虫の確保用として玄関に置いておくのでその心配は無用かもしれない。持ち出し禁止にすれば。
壁に当てた時に隙間ができないよう、網枠の片方を真っ直ぐに整形しておいた。
まあ、もっとも強度のほどはどうだか、、、、、、。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
朝一番、洗濯物を畳んでいた嫁さんが、
「コレ、どうにかしてよ!」と差し出したタオルに、きっちりと並んだ卵。
12個という数、大きさ、色からして、キマダラカメムシの卵と断定。
「昨日も成虫が窓にいたので外に逃したんだけど、、、、お団子みたいで美味そうじゃん、小さいけど、、、」
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
薄暗い林床ではハナミョウガの開花が始まっている。
ハナミョウガの葉っぱで幼虫が育つクロセセリは、この花でも吸蜜をする。以前その様子を見たのは、14年前の2007年5月で、見てはいるけど撮影は逃していた(ブログ『新開孝の昆虫ある記』より)。ハナミョウガの花に長い口吻を伸ばすクロセセリの姿は、それはやはり撮影しておきたい。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ハナミョウガのすぐ傍にいた、小さなベニボタル類の一種。
いかにも繊細で弱々しい姿に見えるけど、この仲間は写真での同定はとても無理のようだ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
百円ショップで思わず衝動買いした、小さな捕虫網。
カラーは何色かあって、網径が20センチ、縮めた長さ36センチ、最大84センチまで伸びる。これで、百円!
渋いカラーを好みで選んだけど、野原で落とすと見つけるのには苦労しそう。
しかしこの網は、主に外灯に飛来した昆虫の確保用として玄関に置いておくのでその心配は無用かもしれない。持ち出し禁止にすれば。
壁に当てた時に隙間ができないよう、網枠の片方を真っ直ぐに整形しておいた。
まあ、もっとも強度のほどはどうだか、、、、、、。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
posted by やまかます at 20:45| カメムシ
2022年05月09日
クヌギカメムシ、羽化始まる
三股町
昨日撮影した謎のヤガを探してみたが、見つかった蛾類はギンツバメとタイワンキシタアツバ、くらい。
翅に痛みはほとんどなく新鮮な個体のようだったので、発生場所も近いのではないかと思える。
午前8時15分
シラホシカミキリが、ノブドウの葉裏で後食していた。筋状の食痕が目立つ。
すぐ隣のハゼノキには、ゲンジボタルのオスが2頭、休んでいた。メスはまだ見ていない。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
午前9時14分
アジサイの葉裏で定位していたクヌギカメムシ5齢幼虫。脚の踏ん張り方など、羽化が間近なことがわかる。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
午前10時44分
羽化を終えて抜け殻も落としてあった。まだ体色は薄く、羽化してからさほど時間を経てはないようだ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350
昨年の夏、ムツトゲイセキグモを初めて見つけたイヌビワの場所に立って、ふと足下をみると、スジグロシロチョウの交尾カップルがいた。止まっている蔓は、ツルコウゾ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
昨日撮影した謎のヤガを探してみたが、見つかった蛾類はギンツバメとタイワンキシタアツバ、くらい。
翅に痛みはほとんどなく新鮮な個体のようだったので、発生場所も近いのではないかと思える。
午前8時15分
シラホシカミキリが、ノブドウの葉裏で後食していた。筋状の食痕が目立つ。
すぐ隣のハゼノキには、ゲンジボタルのオスが2頭、休んでいた。メスはまだ見ていない。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
午前9時14分
アジサイの葉裏で定位していたクヌギカメムシ5齢幼虫。脚の踏ん張り方など、羽化が間近なことがわかる。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
午前10時44分
羽化を終えて抜け殻も落としてあった。まだ体色は薄く、羽化してからさほど時間を経てはないようだ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350
昨年の夏、ムツトゲイセキグモを初めて見つけたイヌビワの場所に立って、ふと足下をみると、スジグロシロチョウの交尾カップルがいた。止まっている蔓は、ツルコウゾ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:11| カメムシ
2022年05月05日
耕作放棄地の桑の木
三股町
谷津田に降りる手前の観察路脇で、ナルコユリの開花が始まっていた。
ナルコユリは4株が一直線上に並んでいて、両端の2株が花を付けている。真ん中に挟まれた2株は半分程度の背丈で花もなく、若い株だろうか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ギンツバメは今日で2頭目。先日は林内にいて、今日のは林縁で見つかった。
いづれも羽化して日が浅いと思える新鮮な個体。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
サラサヤンマが飛んでいる休耕田にいた、ヤマサナエ。
昨日は、洗濯物を干していた嫁さんが「綺麗なヤンマがいるよ」と指さしている先に、春菊に止まったヤマサナエがいた。
このところ外を歩けばシオヤトンボとこのヤマサナエが必ず出迎えてくれる。
「シオカラトンボ、見なかった?」と嫁さんに聞けば、「いっぱいいるよ」との返事。
「それは、シオカラではなく、シオヤトンボという別種なんだよ」と私。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
すぐ近所、歩いて1分かな?の耕作放棄地には樹高3mほどの桑の木がある。
桑の木のすぐ後ろには柿の木があって、以前はこの柿の木が畑の脇にポツンと一本だけ植わっていた。
数年前から畑はササやセイタカアワダチソウに埋もれてしまい、さらに柿の木はキヅタに覆われてしまいどこに柿の木があったのかわからないほどになっている。柿の木は枯死寸前のようだ。
一方、桑の木は実生がグングン成長して今ではたくさん実をつけており、草藪をかき分けて樹下に立ち葉裏を仰ぐように見上げてみれば、抱卵中のヒメツノカメムシがいくつも見つかる。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
谷津田に降りる手前の観察路脇で、ナルコユリの開花が始まっていた。
ナルコユリは4株が一直線上に並んでいて、両端の2株が花を付けている。真ん中に挟まれた2株は半分程度の背丈で花もなく、若い株だろうか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ギンツバメは今日で2頭目。先日は林内にいて、今日のは林縁で見つかった。
いづれも羽化して日が浅いと思える新鮮な個体。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
サラサヤンマが飛んでいる休耕田にいた、ヤマサナエ。
昨日は、洗濯物を干していた嫁さんが「綺麗なヤンマがいるよ」と指さしている先に、春菊に止まったヤマサナエがいた。
このところ外を歩けばシオヤトンボとこのヤマサナエが必ず出迎えてくれる。
「シオカラトンボ、見なかった?」と嫁さんに聞けば、「いっぱいいるよ」との返事。
「それは、シオカラではなく、シオヤトンボという別種なんだよ」と私。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
すぐ近所、歩いて1分かな?の耕作放棄地には樹高3mほどの桑の木がある。
桑の木のすぐ後ろには柿の木があって、以前はこの柿の木が畑の脇にポツンと一本だけ植わっていた。
数年前から畑はササやセイタカアワダチソウに埋もれてしまい、さらに柿の木はキヅタに覆われてしまいどこに柿の木があったのかわからないほどになっている。柿の木は枯死寸前のようだ。
一方、桑の木は実生がグングン成長して今ではたくさん実をつけており、草藪をかき分けて樹下に立ち葉裏を仰ぐように見上げてみれば、抱卵中のヒメツノカメムシがいくつも見つかる。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 21:58| カメムシ
2022年04月27日
降る、クヌギカメムシ幼虫
三股町
クヌギの樹上で成長したクヌギカメムシ幼虫(5齢)が林床へと降り始めたようだ。
もうじき羽化を迎えるけれど、足場が安定している下草で行うことが多い。
すっかり成長した終齢期の幼虫にとって、すでにクヌギは必須の食物ではなく様々な植物の汁を吸うようになっている。
羽化した後の成虫期ではなおさらクヌギとの縁は切れて、晩秋〜初冬の繁殖期に再びクヌギに戻るまで、長い長い放浪の生活が続く。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350
夕方、少しだけエゴノキを見に谷津田へ降りてみた。
このところ爆発的に姿が増えたジョウカイボンが、次々と飛来しては花の蜜を吸うのに夢中となっていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R
わずかな時間、ハチ達の羽音を聴いているうちにも、目の前にポロっと花が落ちてくる。
それにしてもエゴノキの花はなぜ、ああも容易く落ちてしまうのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R
クヌギの樹上で成長したクヌギカメムシ幼虫(5齢)が林床へと降り始めたようだ。
もうじき羽化を迎えるけれど、足場が安定している下草で行うことが多い。
すっかり成長した終齢期の幼虫にとって、すでにクヌギは必須の食物ではなく様々な植物の汁を吸うようになっている。
羽化した後の成虫期ではなおさらクヌギとの縁は切れて、晩秋〜初冬の繁殖期に再びクヌギに戻るまで、長い長い放浪の生活が続く。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350
夕方、少しだけエゴノキを見に谷津田へ降りてみた。
このところ爆発的に姿が増えたジョウカイボンが、次々と飛来しては花の蜜を吸うのに夢中となっていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R
わずかな時間、ハチ達の羽音を聴いているうちにも、目の前にポロっと花が落ちてくる。
それにしてもエゴノキの花はなぜ、ああも容易く落ちてしまうのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R
posted by やまかます at 21:05| カメムシ
2022年04月24日
サシガメの食事マナー
三股町
ツツジの花もそろそろ終盤に入った。
写真画面奥の赤い花はほとんどが終わっている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
午前中は雷雨が時に激しく降って、詰まった雨樋から滝の如く水が溢れ落ちていた。例年のことでスズメのしわざだ。
午後から雨が止むと、次々と黒いアゲハがやって来た。湿度が高く、持ち出したカメラのレンズ前球が結露する。
室内では薄手のパーカーを着用していたほどだ。
写真以外にモンキアゲハ♂、とカラスアゲハ♂も。カラスアゲハのオスはメスを探しているらしく、ツツジの花には一切寄らず上空を何度も旋回していた。
クロアゲハ♀
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
モンキアゲハ♀
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
クヌギのヤママユ三兄弟のうち1頭は、脱皮休眠に入っていた。次のステージは3齢になる。
コナラやクヌギの若葉ではツツハムシ類が盛んに産卵している姿が目立ってきた。
シマサシガメ幼虫にとっては、格好の獲物になるようだ。
サシガメ類の吸血は、獲物を口吻で吊り下げて行う。細くて頑丈な口針が獲物の体に深く刺し込まれており、獲物の自由を奪うことができる。いくらもがいても足場が無いので、抵抗できないわけだ。
理由はわからないけど、前脚の片方を獲物に添えている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350
うちの林のエゴノキも、開花が始まっていた。
エゴノキが咲き始めると、そろそろゲンジボタルの登場も近い。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
ツツジの花もそろそろ終盤に入った。
写真画面奥の赤い花はほとんどが終わっている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
午前中は雷雨が時に激しく降って、詰まった雨樋から滝の如く水が溢れ落ちていた。例年のことでスズメのしわざだ。
午後から雨が止むと、次々と黒いアゲハがやって来た。湿度が高く、持ち出したカメラのレンズ前球が結露する。
室内では薄手のパーカーを着用していたほどだ。
写真以外にモンキアゲハ♂、とカラスアゲハ♂も。カラスアゲハのオスはメスを探しているらしく、ツツジの花には一切寄らず上空を何度も旋回していた。
クロアゲハ♀
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
モンキアゲハ♀
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
クヌギのヤママユ三兄弟のうち1頭は、脱皮休眠に入っていた。次のステージは3齢になる。
コナラやクヌギの若葉ではツツハムシ類が盛んに産卵している姿が目立ってきた。
シマサシガメ幼虫にとっては、格好の獲物になるようだ。
サシガメ類の吸血は、獲物を口吻で吊り下げて行う。細くて頑丈な口針が獲物の体に深く刺し込まれており、獲物の自由を奪うことができる。いくらもがいても足場が無いので、抵抗できないわけだ。
理由はわからないけど、前脚の片方を獲物に添えている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350
うちの林のエゴノキも、開花が始まっていた。
エゴノキが咲き始めると、そろそろゲンジボタルの登場も近い。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
posted by やまかます at 19:44| カメムシ
2022年03月27日
几帳面なヒメナガメ
三股町
庭の真ん中をツマキチョウのオスが転がるように飛んでいて、すぐ上空のサクラには、スジグロシロチョウが来ていた。
スジグロシロチョウはよくサクラの花で吸蜜するけれど、モンシロチョウはどうだろう?晴れて気温は上がったが、訪花する虫の姿は少なく、他に来たのはクマバチくらいだった。アゲハも庭に来ていたけど、どの花も素通りして行った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
E-M1X ED 8-25mm F4.0 PRO
菜の花ではモンキチョウとモンシロチョウがたくさん見られたが、その中にキアゲハの姿もあった。同じ個体かどうかはわからないが、この後うちの林ではキランソウで吸蜜していた。次々とキランソウを渡り飛んでいる姿は意外に思えた。
OM-1 ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
仕事で探している虫はすぐにも見つかったが、ちょうど目線の高さで産卵している、ヒメナガメのメスがいた。ナガメは見かけず、ヒメナガメはそこそこ数多く見られた。
二列に並んだ卵は、12個。
E-M1 MarkV ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
庭の真ん中をツマキチョウのオスが転がるように飛んでいて、すぐ上空のサクラには、スジグロシロチョウが来ていた。
スジグロシロチョウはよくサクラの花で吸蜜するけれど、モンシロチョウはどうだろう?晴れて気温は上がったが、訪花する虫の姿は少なく、他に来たのはクマバチくらいだった。アゲハも庭に来ていたけど、どの花も素通りして行った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
E-M1X ED 8-25mm F4.0 PRO
菜の花ではモンキチョウとモンシロチョウがたくさん見られたが、その中にキアゲハの姿もあった。同じ個体かどうかはわからないが、この後うちの林ではキランソウで吸蜜していた。次々とキランソウを渡り飛んでいる姿は意外に思えた。
OM-1 ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
仕事で探している虫はすぐにも見つかったが、ちょうど目線の高さで産卵している、ヒメナガメのメスがいた。ナガメは見かけず、ヒメナガメはそこそこ数多く見られた。
二列に並んだ卵は、12個。
E-M1 MarkV ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 17:12| カメムシ
2022年03月25日
ジャンプ!!ふたたび
三股町
霧の濃い朝を迎えた。
お隣のこのクヌギ林は、2年前に3分の2以上の面積を伐採したので奥行きが無い。
さらに去年、背後にあった杉山が大々的に伐採されたので、一層明るい木立になった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
外観は、見た目は、さほど変わらないようでも(E-M1マーク2、3と)、中身、撮影機能については格段に進化している、OM SYSTEMのミラーレスカメラOM-1。
深度合成撮影もさらに手持ちで手軽にできるようになった。連写速度が速いのと、カメラ内合成時間も短縮されているからだ。
低温のため、カラスノエンドウで夜露を纏ったまま動けない、ナナホシテントウ。
今春は少ない、とは前に書いたけど、今日一日で見つけたのはこの一頭のみ(庭で)。幼虫も2頭のみ。
少なくともうちの敷地フィールドではなぜか、稀。
それはともかく、さっそく深度合成で撮影してみた(以下、ナナホシテントウ、レンゲ、ミツバアケビ、クロコノマチョウ)。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ISO80
感度をISO80としたのは、上写真「霧のクヌギ林」の画面内に太陽を入れたせいで感度を下げる必要があり、その時の設定のままだった。アブラムシはじっとしていても触角だけは動かしていたので、その動きが重複して数本となって写り込んでいる。
レンゲ
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ISO400
ミツバアケビの若葉
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ISO3200
カメラを構える姿勢が不安定でブレやすい条件なので、あえて感度を上げて(3200)シャッター速度を速くした。
足元から飛び立ったクロコノマチョウ。
無事に冬を乗り切ったようだ。フワリ、フワン、とジグザグに舞ったあと、地面の落ち葉上にパタン、と着地した。もう少しで見失うとこだが、しっかり飛影を追いかけていたから大丈夫。そっと、着地点に忍び寄りカメラを向けた。
まずは、通常撮影で。
300mmの望遠レンズなので深度が浅く、翅の一部はボケてしまう。
次に、深度合成撮影(撮影枚数4枚、フォーカスステップ3)
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO ISO800
OM-1は、高感度撮影でも画質が安定しており、これまでのできる限り200~400の範囲に抑えるという縛りから、解放された。
さて、昨日のアメンボのジャンプ撮影を再度、試みてみた。
これまでアメンボ類の観察をあまりやってなかったことが、悔やまれる。悔やんでいても仕方が無いので、池のヘリに座り込んで、朝一番、水面スケーター達の振る舞いをじっくりと眺めてみた。
これがじつに面白い!
しばらく観察してから、池の水面にできる限り近いポジションから撮影する工夫をし、ほぼ水面上にしゃがみ込むような体勢をとった。気をつけないと、お尻が水面に浸かりそうになる。アメンボが水面に浮いているのだから、こちらも同じ姿勢をとるという次第。
残念ながら日差しがほぼなく、曇り空だったが、出直し撮影としては、まあまあ良い滑り出し。
最大120コマ/秒というプロキャプチャーモードで、次々と映し出されるアメンボのジャンプは、
昨日はわずかな高さ、とは書いたけれど、時には体長の2倍の高さまで軽々と跳ね上がることもある。
メスはオスをおぶったまま、しかもそこに絡んできた別のオスをも巻き込んでなお、平気でジャンプする。
そのパワーたるや、凄い!の一言に尽きる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
霧の濃い朝を迎えた。
お隣のこのクヌギ林は、2年前に3分の2以上の面積を伐採したので奥行きが無い。
さらに去年、背後にあった杉山が大々的に伐採されたので、一層明るい木立になった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
外観は、見た目は、さほど変わらないようでも(E-M1マーク2、3と)、中身、撮影機能については格段に進化している、OM SYSTEMのミラーレスカメラOM-1。
深度合成撮影もさらに手持ちで手軽にできるようになった。連写速度が速いのと、カメラ内合成時間も短縮されているからだ。
低温のため、カラスノエンドウで夜露を纏ったまま動けない、ナナホシテントウ。
今春は少ない、とは前に書いたけど、今日一日で見つけたのはこの一頭のみ(庭で)。幼虫も2頭のみ。
少なくともうちの敷地フィールドではなぜか、稀。
それはともかく、さっそく深度合成で撮影してみた(以下、ナナホシテントウ、レンゲ、ミツバアケビ、クロコノマチョウ)。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ISO80
感度をISO80としたのは、上写真「霧のクヌギ林」の画面内に太陽を入れたせいで感度を下げる必要があり、その時の設定のままだった。アブラムシはじっとしていても触角だけは動かしていたので、その動きが重複して数本となって写り込んでいる。
レンゲ
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ISO400
ミツバアケビの若葉
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ISO3200
カメラを構える姿勢が不安定でブレやすい条件なので、あえて感度を上げて(3200)シャッター速度を速くした。
足元から飛び立ったクロコノマチョウ。
無事に冬を乗り切ったようだ。フワリ、フワン、とジグザグに舞ったあと、地面の落ち葉上にパタン、と着地した。もう少しで見失うとこだが、しっかり飛影を追いかけていたから大丈夫。そっと、着地点に忍び寄りカメラを向けた。
まずは、通常撮影で。
300mmの望遠レンズなので深度が浅く、翅の一部はボケてしまう。
次に、深度合成撮影(撮影枚数4枚、フォーカスステップ3)
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO ISO800
OM-1は、高感度撮影でも画質が安定しており、これまでのできる限り200~400の範囲に抑えるという縛りから、解放された。
さて、昨日のアメンボのジャンプ撮影を再度、試みてみた。
これまでアメンボ類の観察をあまりやってなかったことが、悔やまれる。悔やんでいても仕方が無いので、池のヘリに座り込んで、朝一番、水面スケーター達の振る舞いをじっくりと眺めてみた。
これがじつに面白い!
しばらく観察してから、池の水面にできる限り近いポジションから撮影する工夫をし、ほぼ水面上にしゃがみ込むような体勢をとった。気をつけないと、お尻が水面に浸かりそうになる。アメンボが水面に浮いているのだから、こちらも同じ姿勢をとるという次第。
残念ながら日差しがほぼなく、曇り空だったが、出直し撮影としては、まあまあ良い滑り出し。
最大120コマ/秒というプロキャプチャーモードで、次々と映し出されるアメンボのジャンプは、
昨日はわずかな高さ、とは書いたけれど、時には体長の2倍の高さまで軽々と跳ね上がることもある。
メスはオスをおぶったまま、しかもそこに絡んできた別のオスをも巻き込んでなお、平気でジャンプする。
そのパワーたるや、凄い!の一言に尽きる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 21:18| カメムシ
2022年03月24日
ジャンプ!!
三股町
モンシロチョウのメスは、菜の花にずっとまとわりついており、吸蜜に余念がない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
下の池ではアメンボの数が増えた。そのほとんどが、交尾カップルだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO (20日、撮影)
水面を滑りながら、時折、低くジャンプすることもある。
高さはわずかでも、オスをおぶったままでメスの力は大したものだ。
プロキャプチャーモードを使えば撮り逃しはほぼ無いけれど、
もっと水面に近い低い位置から撮影しないと、ジャンプの様子が分かりづらいので、
再度、チャレンジしてみたい。
OM-1 .ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
モンシロチョウのメスは、菜の花にずっとまとわりついており、吸蜜に余念がない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
下の池ではアメンボの数が増えた。そのほとんどが、交尾カップルだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO (20日、撮影)
水面を滑りながら、時折、低くジャンプすることもある。
高さはわずかでも、オスをおぶったままでメスの力は大したものだ。
プロキャプチャーモードを使えば撮り逃しはほぼ無いけれど、
もっと水面に近い低い位置から撮影しないと、ジャンプの様子が分かりづらいので、
再度、チャレンジしてみたい。
OM-1 .ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 21:24| カメムシ
2022年03月18日
2齢幼虫、次々と3齢へ、クヌギカメムシ
三股町
所用で午後から外出していて、帰宅したのは夕方の4時過ぎ。
今日届いたばかりのカメラ、OM-1を急いでセットアップして、初撮りを少しだけできた。
午前中は雨と風が強く吹いていたが、午後からは上がって晴れ間も出てきた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
クヌギカメムシ幼虫の残っていた2齢たちも、次々と脱皮を終えて、初々しい3齢の姿がチラホラ。
マクロレンズで、
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
広角標準ズームレンズで、
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
マムシグサの株数も増えてきた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
ブログ画面上ではわかりにくいが、PCモニター画面でチェック拡大してみると、OM-1で撮影した画像は明らかに画質の向上が感じられる。
カメラ操作では、メニュー表示が横並びに変更されているけれど、マーク2やマーク3に比べて、見易くそして操作もやり易くなっている。唯一、オヤ?と感じた点は、リアダイアルが3分の2以上埋め込みになっており、親指の掛かりが浅いところ。これは慣れの問題かもしれないし、不用意に触れて誤作動を防ぐ効果があるとも言える。フロントダイアルとシャッターボタンも完全に分離しており、ここもE-M1Xの仕様と同じになっている。
薄暗くなりはじめたそのわずかな時間しかまだ撮影で使っていないが、全体に良い感触。
所用で午後から外出していて、帰宅したのは夕方の4時過ぎ。
今日届いたばかりのカメラ、OM-1を急いでセットアップして、初撮りを少しだけできた。
午前中は雨と風が強く吹いていたが、午後からは上がって晴れ間も出てきた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
クヌギカメムシ幼虫の残っていた2齢たちも、次々と脱皮を終えて、初々しい3齢の姿がチラホラ。
マクロレンズで、
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
広角標準ズームレンズで、
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
マムシグサの株数も増えてきた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350
ブログ画面上ではわかりにくいが、PCモニター画面でチェック拡大してみると、OM-1で撮影した画像は明らかに画質の向上が感じられる。
カメラ操作では、メニュー表示が横並びに変更されているけれど、マーク2やマーク3に比べて、見易くそして操作もやり易くなっている。唯一、オヤ?と感じた点は、リアダイアルが3分の2以上埋め込みになっており、親指の掛かりが浅いところ。これは慣れの問題かもしれないし、不用意に触れて誤作動を防ぐ効果があるとも言える。フロントダイアルとシャッターボタンも完全に分離しており、ここもE-M1Xの仕様と同じになっている。
薄暗くなりはじめたそのわずかな時間しかまだ撮影で使っていないが、全体に良い感触。
posted by やまかます at 22:00| カメムシ
2022年03月15日
クヌギカメムシ幼虫、ただいま2齢、3齢
三股町
クヌギカメムシ幼虫は2齢と一部3齢になって、体はパンパンに肥えている。
そのため、卵塊3つから孵化した皆が一塊になってい、母カメムシが用意してくれたゼリーはほぼ吸い尽くされたようだ。
孵化が早かった個体はすでに3齢となり、よ〜くみると体の大きさが違う2ステージが混じっているのがわかる。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 深度合成
菜の花ではヒラタアブの一種がハナグモに捕食されていた。
花に来る虫の数が増えてきた証拠だろう。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
庭に出るとすぐ目の前で、ウグイスが囀っている。
このところ毎朝、ウグイスの動きを追うのが日課のようになっている。写真のオスはうちの林の一番家屋寄りにナワバリがあるようだ。どの程度のエリアを縄張りとしているのか、メスはどこにいるのだろう、とか、巣作りは雌雄が協力してやるの?とか、いろいろ疑問を並べてみたりしながら、忙しいオスの動作から目が離せない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
クヌギカメムシ幼虫は2齢と一部3齢になって、体はパンパンに肥えている。
そのため、卵塊3つから孵化した皆が一塊になってい、母カメムシが用意してくれたゼリーはほぼ吸い尽くされたようだ。
孵化が早かった個体はすでに3齢となり、よ〜くみると体の大きさが違う2ステージが混じっているのがわかる。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 深度合成
菜の花ではヒラタアブの一種がハナグモに捕食されていた。
花に来る虫の数が増えてきた証拠だろう。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
庭に出るとすぐ目の前で、ウグイスが囀っている。
このところ毎朝、ウグイスの動きを追うのが日課のようになっている。写真のオスはうちの林の一番家屋寄りにナワバリがあるようだ。どの程度のエリアを縄張りとしているのか、メスはどこにいるのだろう、とか、巣作りは雌雄が協力してやるの?とか、いろいろ疑問を並べてみたりしながら、忙しいオスの動作から目が離せない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 19:53| カメムシ
2022年03月09日
クヌギカメムシ、最初の脱皮はじまる
三股町
孵化が早かった卵塊では、1回目の脱皮をして2齢となった幼虫もいるクヌギカメムシ。
写真画面の中央に脱皮直後の幼虫が見えている。
一方で、卵塊ごとそっくり姿を消してしまったのもあって、考えられるのは鳥のしわざだろうと思うがどうだろう。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
家庭菜園の片隅には例年、小松菜が盛大に花を咲かせるようになった。食用で植えた小松菜の種子がこぼれたものだろう。花期が長いので様々な虫たちが訪れる姿もたっぷり楽しめる。紛らわしいが、写真はアブラナ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午後4時、洗濯物を取り入れていると、背後に何やら気配を感じた。
振り返ってみると、エノキの幹にヒヨドリがへばりついていた。
普段なら私の姿を見て飛び去る距離(近さ)だったが、じっと動かないので、「オヤ?」と思わず手を止めた。
日頃からほんのわずかでも外の庭に出るときはカメラを携えているので、すぐに撮影体制をとる事ができた。
何かと思えば、、、
ヒヨドリのお目当ては、幹に生えているシダのノキシノブだった。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO MC-14
このすぐあとにもう1羽も飛来し、2羽が仲良く並んでシダの葉っぱを啄んでいた。
おそらくカップルなのだろう。
孵化が早かった卵塊では、1回目の脱皮をして2齢となった幼虫もいるクヌギカメムシ。
写真画面の中央に脱皮直後の幼虫が見えている。
一方で、卵塊ごとそっくり姿を消してしまったのもあって、考えられるのは鳥のしわざだろうと思うがどうだろう。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
家庭菜園の片隅には例年、小松菜が盛大に花を咲かせるようになった。食用で植えた小松菜の種子がこぼれたものだろう。花期が長いので様々な虫たちが訪れる姿もたっぷり楽しめる。紛らわしいが、写真はアブラナ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午後4時、洗濯物を取り入れていると、背後に何やら気配を感じた。
振り返ってみると、エノキの幹にヒヨドリがへばりついていた。
普段なら私の姿を見て飛び去る距離(近さ)だったが、じっと動かないので、「オヤ?」と思わず手を止めた。
日頃からほんのわずかでも外の庭に出るときはカメラを携えているので、すぐに撮影体制をとる事ができた。
何かと思えば、、、
ヒヨドリのお目当ては、幹に生えているシダのノキシノブだった。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO MC-14
このすぐあとにもう1羽も飛来し、2羽が仲良く並んでシダの葉っぱを啄んでいた。
おそらくカップルなのだろう。
posted by やまかます at 19:58| カメムシ
2022年03月06日
シマアメンボ
三股町
午後0時58分
昨日は黄砂の影響で霧が掛かったような空模様で深夜には西風がかなり激しく吹き荒れていたが、今日は朝から雲一つない快晴。
OM-D E-M1 MarkV ED 40-150mm F2.8 PRO PLフィルター
今日も風は少しキツめに吹いていたが、風に逆らうようにして、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ(雌雄)、ベニシジミ、キタテハ、たちが舞っていた。
度々日光浴をしていたモンシロチョウ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
例年、オニヤンマのヤゴが多数見つかる田圃の用水路では、シマアメンボが数頭、水面を滑っていた。一回り小柄な幼虫の姿もあった。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
いつも池の周囲の薄暗い場所にいる、ルリビタキのオス。
ここはうちの林の一番南端になり、下の谷津田への通り道でもある。
ジョウビタキはもっと広範囲に動き、林の上の家屋敷地内にもしばしばやって来るが、ルリビタキが上がって来るのを一度も見たことがない。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
午後0時58分
昨日は黄砂の影響で霧が掛かったような空模様で深夜には西風がかなり激しく吹き荒れていたが、今日は朝から雲一つない快晴。
OM-D E-M1 MarkV ED 40-150mm F2.8 PRO PLフィルター
今日も風は少しキツめに吹いていたが、風に逆らうようにして、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ(雌雄)、ベニシジミ、キタテハ、たちが舞っていた。
度々日光浴をしていたモンシロチョウ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
例年、オニヤンマのヤゴが多数見つかる田圃の用水路では、シマアメンボが数頭、水面を滑っていた。一回り小柄な幼虫の姿もあった。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
いつも池の周囲の薄暗い場所にいる、ルリビタキのオス。
ここはうちの林の一番南端になり、下の谷津田への通り道でもある。
ジョウビタキはもっと広範囲に動き、林の上の家屋敷地内にもしばしばやって来るが、ルリビタキが上がって来るのを一度も見たことがない。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 19:57| カメムシ
2022年03月05日
クヌギカメムシ1齢幼虫
三股町
クヌギの幹では、クヌギカメムシの1齢幼虫たちが育っている。
写真画面中央の幼虫群は一番早く孵化したので、体のサイズが両端の群れより一回り以上肥えている。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (深度合成)
羊羹のようなゼリーのような塊に顔を突っ込んで、幼虫たちはこれを糧として成長する。
この間、2回脱皮をして3齢となると、やがて樹上へと分散し枝葉から吸汁するようになる。
ゼリー状物質には共生細菌も含まれており、メス親の体内から幼虫たちに伝達される仕組みにもなっている。
イチイガシのそばの棒杭に、アカギカメムシがいた。
ひっくり返してみると、オスと判った。
先月にも少し暖かい日にイチイガシの根元で姿を見たことがあるが、
どうやら無事に冬を乗り切れたようだ。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
クヌギの幹では、クヌギカメムシの1齢幼虫たちが育っている。
写真画面中央の幼虫群は一番早く孵化したので、体のサイズが両端の群れより一回り以上肥えている。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (深度合成)
羊羹のようなゼリーのような塊に顔を突っ込んで、幼虫たちはこれを糧として成長する。
この間、2回脱皮をして3齢となると、やがて樹上へと分散し枝葉から吸汁するようになる。
ゼリー状物質には共生細菌も含まれており、メス親の体内から幼虫たちに伝達される仕組みにもなっている。
イチイガシのそばの棒杭に、アカギカメムシがいた。
ひっくり返してみると、オスと判った。
先月にも少し暖かい日にイチイガシの根元で姿を見たことがあるが、
どうやら無事に冬を乗り切れたようだ。
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 18:02| カメムシ
2022年03月02日
小さな春
三股町
自宅林で継続観察していたクヌギカメムシの卵の孵化が始まっていた。
午前中、写真画面の右端卵塊ではちょうど孵化の最中だった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
こちらは昨日、孵化したのだろう。どの卵塊も一昨日には孵化していなかったので。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
庭にはヒメツチハンミョウがいた。
数年前、花壇の片隅で産卵していたこともあった。その様子を横断面を出して撮影しようとしたけれど、うまくいかなかった。
この虫は動かないと決めたらいつまでも動かない。今朝も写真のポーズのままフリーズ状態が続いた。
それでも時折、首だけは左右に小さく振り動かすことがあって、深度合成撮影はうまくいかない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
林床では、鬼のツノのようなマムシグサが顔を出していた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
イチイガシのサツマヒメカマキリ幼虫は向きを変えたり、ずり動いたりしつつ今日も同じ葉っぱに留まっていた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
池の浅瀬ではヤマアカガエルのオタマ達が群れ泳いでいた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
シロハラはいつも通り、林の地面で餌漁り。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
自宅林で継続観察していたクヌギカメムシの卵の孵化が始まっていた。
午前中、写真画面の右端卵塊ではちょうど孵化の最中だった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
こちらは昨日、孵化したのだろう。どの卵塊も一昨日には孵化していなかったので。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
庭にはヒメツチハンミョウがいた。
数年前、花壇の片隅で産卵していたこともあった。その様子を横断面を出して撮影しようとしたけれど、うまくいかなかった。
この虫は動かないと決めたらいつまでも動かない。今朝も写真のポーズのままフリーズ状態が続いた。
それでも時折、首だけは左右に小さく振り動かすことがあって、深度合成撮影はうまくいかない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
林床では、鬼のツノのようなマムシグサが顔を出していた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
イチイガシのサツマヒメカマキリ幼虫は向きを変えたり、ずり動いたりしつつ今日も同じ葉っぱに留まっていた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
池の浅瀬ではヤマアカガエルのオタマ達が群れ泳いでいた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
シロハラはいつも通り、林の地面で餌漁り。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 22:06| カメムシ
2022年02月18日
消えたコミミズク幼虫たち
都城市 早水公園
先月、ハンノキの梢で見つけたコミミズク幼虫たちは、狭い範囲に20匹もいた。
しかし、しばらく間をおいて先週には全く姿がなかった。曇り空の下、暗かったので見落としたかも知れないと思い、
今日改めて覗いてみたが見つかったのは、写真の1匹だけだった。
一体、どこに消えたのだろう?
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FL-LM3
先月、ハンノキの梢で見つけたコミミズク幼虫たちは、狭い範囲に20匹もいた。
しかし、しばらく間をおいて先週には全く姿がなかった。曇り空の下、暗かったので見落としたかも知れないと思い、
今日改めて覗いてみたが見つかったのは、写真の1匹だけだった。
一体、どこに消えたのだろう?
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FL-LM3
posted by やまかます at 16:27| カメムシ
2022年01月29日
流線形
三股町
庭のクヌギ小木にあった、繭。長さは1p程度。
既に羽化した後のようだが、枝に同化しコブのように見える。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
この繭はおそらく、コブガ科のクロスジコブガの繭だろう。
枝の表皮を細かく剥がして、鎧のように糸で貼り合わせている。
よく見ると、ヒラタアブ類の卵の抜け殻もくっついているが、繭とは関係ないと思う。
すぐ隣の枝には、コミミズク幼虫も張り付いていた。褐色と緑色の中間型と言えるだろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
OM-D E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
ツワブキの葉裏には、小さなヨコバイが見つかる。体長3ミリ程度。
ホシヒメヨコバイ、だろうか。黒斑の出方には性差や個体差があるようだ。
OM-D E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
玄関前のアセビでは、チラホラと開花が見られた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
明日、開催される講演会のため、午後から福岡県のホテルへ。
県外へ移動してイベント参加のため、無料のPCR検査も受けた。車で7分程度の薬局の駐車場が検査場。
福岡県の今日の感染者数は過去最高で、5千人近くにもなった。
外食は避け、コンビニで簡単な夕食を調達。明日の朝食はレストランでバイキング方式だが、弁当を予約して部屋食とすることにした。
少しでも感染対策には万全を期したい。
庭のクヌギ小木にあった、繭。長さは1p程度。
既に羽化した後のようだが、枝に同化しコブのように見える。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
この繭はおそらく、コブガ科のクロスジコブガの繭だろう。
枝の表皮を細かく剥がして、鎧のように糸で貼り合わせている。
よく見ると、ヒラタアブ類の卵の抜け殻もくっついているが、繭とは関係ないと思う。
すぐ隣の枝には、コミミズク幼虫も張り付いていた。褐色と緑色の中間型と言えるだろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
OM-D E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
ツワブキの葉裏には、小さなヨコバイが見つかる。体長3ミリ程度。
ホシヒメヨコバイ、だろうか。黒斑の出方には性差や個体差があるようだ。
OM-D E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
玄関前のアセビでは、チラホラと開花が見られた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
明日、開催される講演会のため、午後から福岡県のホテルへ。
県外へ移動してイベント参加のため、無料のPCR検査も受けた。車で7分程度の薬局の駐車場が検査場。
福岡県の今日の感染者数は過去最高で、5千人近くにもなった。
外食は避け、コンビニで簡単な夕食を調達。明日の朝食はレストランでバイキング方式だが、弁当を予約して部屋食とすることにした。
少しでも感染対策には万全を期したい。
posted by やまかます at 19:12| カメムシ
2022年01月27日
コミミズク幼虫、ふたたび
都城市 早水公園
曇っており天候条件は良くなかったけれど、昨日、見つけたコミミズク幼虫を撮り直しに出掛けた。
早水公園には主に鳥の撮影が目的で通ってきたので、虫の観察や撮影は二の次とし、身軽に動けるよう提げる機材も最低限に絞っている。
それで今日はマクロレンズを携え、まずは幼虫の成る木、ハンノキへと直行した。
コミミズク幼虫、緑色型
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
中間型
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
仲良く重なっている、褐色型と緑色型。
よく見ると緑色型の翅芽の部分は薄茶色で、これは混合型?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
さて、コミミズク幼虫の撮影中、背後からただならぬ警戒鳴きが響き渡り、急いで駆けつけた。
昨年からずっと追いかけていた本命の鳥がやって来て、ようやくやっと狙い通りの撮影が叶った!!
今日は昆虫撮影と決めてはいたけど、しっかり鳥の撮影の態勢も備えておいたのは言うまでもない。
鳥の場合、ちょっとした油断で撮影チャンスを逃すことが多いので、待機している時間とて気が抜けない。
まさに背中にも目と耳を、、、、。
叶ったとは書いたけど、できれば晴天の日にもう一度、狙ってみたい。他の撮影スケジュールとの兼ね合いもあって厳しくなって来たけれど、さらにもっと別アングルや絵柄が欲しくなる。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
曇っており天候条件は良くなかったけれど、昨日、見つけたコミミズク幼虫を撮り直しに出掛けた。
早水公園には主に鳥の撮影が目的で通ってきたので、虫の観察や撮影は二の次とし、身軽に動けるよう提げる機材も最低限に絞っている。
それで今日はマクロレンズを携え、まずは幼虫の成る木、ハンノキへと直行した。
コミミズク幼虫、緑色型
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
中間型
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
仲良く重なっている、褐色型と緑色型。
よく見ると緑色型の翅芽の部分は薄茶色で、これは混合型?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
さて、コミミズク幼虫の撮影中、背後からただならぬ警戒鳴きが響き渡り、急いで駆けつけた。
昨年からずっと追いかけていた本命の鳥がやって来て、ようやくやっと狙い通りの撮影が叶った!!
今日は昆虫撮影と決めてはいたけど、しっかり鳥の撮影の態勢も備えておいたのは言うまでもない。
鳥の場合、ちょっとした油断で撮影チャンスを逃すことが多いので、待機している時間とて気が抜けない。
まさに背中にも目と耳を、、、、。
叶ったとは書いたけど、できれば晴天の日にもう一度、狙ってみたい。他の撮影スケジュールとの兼ね合いもあって厳しくなって来たけれど、さらにもっと別アングルや絵柄が欲しくなる。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
posted by やまかます at 20:21| カメムシ
2022年01月26日
ハンノキ小枝に緑色型多し
都城市 早水公園
昨年の4月に、成虫の交尾行動を観察できた、ハンノキのひこばえ。
今日になってそのひこばえに、コミミズク幼虫(終齢)が多数見つかった。数えてみるとちょうど、20頭。
巧妙に枝に溶け込んでいるので、まだ見落としがあるかもしれない。
特に鮮やか緑色型に目を奪われ、その幼虫を撮影していたら、すぐそばにも別の幼虫がいることに気付き、
そのあとは芋づる式に次々と見つかった。最初は目が慣れないせいか、1匹以外は見えてなかった。
緑色型のすぐ右上奥にも褐色型が1匹いる。
緑色型2匹と下に中間型1匹
褐色型と中間型
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FL-LM3 影とり (写真全て)
幼虫がついている場所では昨年に交尾も見られたので、今、目の前にいる幼虫たちはこのひこばえで育ったのだろうか?成長する若齢幼虫をまだ見たことがないので、これまで見落としていたとしたら、とても残念だ。
昨年の4月に、成虫の交尾行動を観察できた、ハンノキのひこばえ。
今日になってそのひこばえに、コミミズク幼虫(終齢)が多数見つかった。数えてみるとちょうど、20頭。
巧妙に枝に溶け込んでいるので、まだ見落としがあるかもしれない。
特に鮮やか緑色型に目を奪われ、その幼虫を撮影していたら、すぐそばにも別の幼虫がいることに気付き、
そのあとは芋づる式に次々と見つかった。最初は目が慣れないせいか、1匹以外は見えてなかった。
緑色型のすぐ右上奥にも褐色型が1匹いる。
緑色型2匹と下に中間型1匹
褐色型と中間型
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FL-LM3 影とり (写真全て)
幼虫がついている場所では昨年に交尾も見られたので、今、目の前にいる幼虫たちはこのひこばえで育ったのだろうか?成長する若齢幼虫をまだ見たことがないので、これまで見落としていたとしたら、とても残念だ。
posted by やまかます at 20:57| カメムシ
2022年01月12日
カラスノエンドウにアブラムシ
三股町
午前10時22分
霧島山、韓国岳の頂上部に冠雪が見られた。
午後になってから解けたようだ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
明るい草地で春を待っているカラスノエンドウでは、
緑色のアブラムシが繁殖している。庭で見つかるコロニーはまだ小規模だが、近所の畦道ではかなり大きなコロニーになっていた。ただ、その場所は昨年暮れ近くに大規模な草刈りが入ってカラスノエンドウごとごっそり地上から姿を消してしまった。まあ、また生えてくるだろうけど。
緑色のアブラムシは頭部、触角、脚、角状管などが黒いので、ソラマメヒゲナガアブラムシだろう。
OM-D E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8
ユズの剪定をしていたら、サトクダマキモドキの産卵痕があった。
昨年のシーズン中に一度も本種を見ていないので、見落としていたということだろう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FL-900R
真冬の就寝時には湯たんぽを使っている。これ無しでは安眠できない。
電気アンカもあるが、湯たんぽはゆっくり程々の速度で緩くなるのが良い。
朝一番の洗顔も湯たんぽの生ぬるいお湯が使えて心地良い。
向田邦子・原作『父の詫び状』のTV映像の中で、
厳格な父親から「使ってよし!」とお許しを得て湯たんぽのお湯を使えると、兄弟が喜ぶシーンを思い起こす。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に
午前10時22分
霧島山、韓国岳の頂上部に冠雪が見られた。
午後になってから解けたようだ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
明るい草地で春を待っているカラスノエンドウでは、
緑色のアブラムシが繁殖している。庭で見つかるコロニーはまだ小規模だが、近所の畦道ではかなり大きなコロニーになっていた。ただ、その場所は昨年暮れ近くに大規模な草刈りが入ってカラスノエンドウごとごっそり地上から姿を消してしまった。まあ、また生えてくるだろうけど。
緑色のアブラムシは頭部、触角、脚、角状管などが黒いので、ソラマメヒゲナガアブラムシだろう。
OM-D E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8
ユズの剪定をしていたら、サトクダマキモドキの産卵痕があった。
昨年のシーズン中に一度も本種を見ていないので、見落としていたということだろう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FL-900R
真冬の就寝時には湯たんぽを使っている。これ無しでは安眠できない。
電気アンカもあるが、湯たんぽはゆっくり程々の速度で緩くなるのが良い。
朝一番の洗顔も湯たんぽの生ぬるいお湯が使えて心地良い。
向田邦子・原作『父の詫び状』のTV映像の中で、
厳格な父親から「使ってよし!」とお許しを得て湯たんぽのお湯を使えると、兄弟が喜ぶシーンを思い起こす。
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posted by やまかます at 19:37| カメムシ
2022年01月04日
ヒゲナガサシガメの目玉模様
三股町
遅い紅葉は、クサイチゴ(落葉低木)。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
翼果が風に舞う、オトコエシ。
たった一株だけ残っていたドライフラワーの高さは、約70センチ。
同科同属のオミナエシに比べて、花が白く地味なことで「男」と名前についたそうだが、果実は実に繊細でしばし見惚れてしまう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
自宅林のシロダモの葉をめくってみれば、ヒゲナガサシガメの越冬幼虫がいた。
このシロダモではウラギンシジミも越冬中。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
ヒゲナガサシガメ幼虫の腹部上面には複眼とそっくりで盛り上がった模様が一対ある。
そっくりと言うより、この偽の模様の方がより目立っている。
OM-D E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
毎年、箱根駅伝は、テレビやラジオの中継を観たり聴いたりはしている。
順位が目まぐるしく入れ替わるのも面白い。
正月二日目には昨年暮れから再読していた山岸涼子・作品集『甕ののぞきの色』(秋田書店)を書棚に戻しながら、次は何を読もうかとなって、ふと、数年前に読んだ山本一力・作『かんじき飛脚』(新潮文庫)を引っ張り出して昨夜からこれも再読を始めた。
駅伝を見ていて昔の飛脚はどんなだったろうか、という素朴な疑問が湧いた。
実際、地方と江戸をどの程度の日時を掛けて走っていたのかとか、道中いろんな事故や事件もあったろうに、どんな対策や決まり事などがあったのか、飛脚人足の人材確保の苦労や人選方法とか、、、。
その辺りの暮らしのディテールなども感じ取れると物語は一層面白い。
遅い紅葉は、クサイチゴ(落葉低木)。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
翼果が風に舞う、オトコエシ。
たった一株だけ残っていたドライフラワーの高さは、約70センチ。
同科同属のオミナエシに比べて、花が白く地味なことで「男」と名前についたそうだが、果実は実に繊細でしばし見惚れてしまう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
自宅林のシロダモの葉をめくってみれば、ヒゲナガサシガメの越冬幼虫がいた。
このシロダモではウラギンシジミも越冬中。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
ヒゲナガサシガメ幼虫の腹部上面には複眼とそっくりで盛り上がった模様が一対ある。
そっくりと言うより、この偽の模様の方がより目立っている。
OM-D E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
毎年、箱根駅伝は、テレビやラジオの中継を観たり聴いたりはしている。
順位が目まぐるしく入れ替わるのも面白い。
正月二日目には昨年暮れから再読していた山岸涼子・作品集『甕ののぞきの色』(秋田書店)を書棚に戻しながら、次は何を読もうかとなって、ふと、数年前に読んだ山本一力・作『かんじき飛脚』(新潮文庫)を引っ張り出して昨夜からこれも再読を始めた。
駅伝を見ていて昔の飛脚はどんなだったろうか、という素朴な疑問が湧いた。
実際、地方と江戸をどの程度の日時を掛けて走っていたのかとか、道中いろんな事故や事件もあったろうに、どんな対策や決まり事などがあったのか、飛脚人足の人材確保の苦労や人選方法とか、、、。
その辺りの暮らしのディテールなども感じ取れると物語は一層面白い。
posted by やまかます at 21:05| カメムシ
2021年12月31日
ミナミトゲヘリカメムシ
三股町
午前11時50分
韓国岳(画面右奥)に冠雪が見える。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS PLフィルター使用
午後4時頃にはすっかり雪は溶けて見えなくなっていた。
朝から庭木の剪定を行った。樹種はクヌギ、コナラ、トキワマンサク、クワ、イヌザンショウ。
いづれの木も屋根より高くならないように、毎冬剪定している。
クヌギ、コナラの剪定枝はできるだけ虫の姿やしわざをチェックしておいたが、量が多いこともあって全部を丁寧に見ている時間が無かった。
クヌギの剪定枝を手に取れば、枯れ葉の陰にミナミトゲヘリカメムシ、がいた。
昨日のアズキヘリカメムシと同様、綺麗な体をしている。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
午前11時50分
韓国岳(画面右奥)に冠雪が見える。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS PLフィルター使用
午後4時頃にはすっかり雪は溶けて見えなくなっていた。
朝から庭木の剪定を行った。樹種はクヌギ、コナラ、トキワマンサク、クワ、イヌザンショウ。
いづれの木も屋根より高くならないように、毎冬剪定している。
クヌギ、コナラの剪定枝はできるだけ虫の姿やしわざをチェックしておいたが、量が多いこともあって全部を丁寧に見ている時間が無かった。
クヌギの剪定枝を手に取れば、枯れ葉の陰にミナミトゲヘリカメムシ、がいた。
昨日のアズキヘリカメムシと同様、綺麗な体をしている。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 21:10| カメムシ