2020年07月27日

駆ける、イノシシ

午前6時。

居間のカーテンを開けると、窓の向こうに、イノシシが駆ける姿があった。
畑の真ん中を斜めに横断し、やがて農道に出た。窓からの距離は50メートルほど。

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EOS -5D MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

思いっきりトリミングしてみた。メスのようだ。
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イノシシが歩いたコースに赤線を入れてみた。画面右奥から左へと移動。

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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ ハイレゾショット

土がむき出しの畑には一筋の足跡があって、そこを辿るように歩いていたので、もっと早い時刻にどこかへ出掛けた後、帰りの途中だったのかもしれない。

今年の2月、ほぼ同じ場所でオスを目撃しているが、その時もほぼ同じようなルートを辿っていたのを思い出した。


カラムシの葉裏でハラビロカマキリ幼虫が獲物にかぶりついていた。

「うん?何だろう」

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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

回りこんで覗いてみれば、複眼をかじられているラミーカミキリ、だった。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3

南九州地方は今週中にも梅雨明けになるようだ。
コガネグモの姿は次第に減ってきて、ラミーカミキリの活動もそろそろ終盤に入っている。
梅雨明けを待ち焦がれている一方で、もう少し観察しておけばよかったと悔むのも毎年のことではある。
そして、このところ、カマキリ達の終齢幼虫の姿が目立ち始めた。
posted by やまかます at 19:57| Comment(0) | けもの

2020年02月22日

ホワイトヘッド

昨日見つけた、クヌギの幹のコガネグモ幼体。

肉眼では網糸がほとんど見えないので、ストロボ照明を入れてみた。
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簡易ライティングではダメで、網糸をしっかり写し込むにはもっと工夫が必要だ。

幼体はクヌギの幹からわずかに浮いた位置にあって、ここで獲物を待ち受けているのだろう。
どんな獲物が掛かるのだろう。

午後6時前、居間のカーテンを閉じようとしていたら、40mほど先の畑にイノシシが佇んでいた。
けっこう大きい。

「あ!イノシシ! ほらそこにいるよ!」と嫁さんを呼んでから、カメラを取りに仕事部屋までダッシュ。

窓を開けて縁側に出ると、イノシシは移動し始めた。
サンダルのまま、庭に降りさらに車道へと先回りしてみた。
イノシシは畑の中を縦断して車道に出たところで急に立ち止まった。
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私が立っている場所はほぼ風下ではあったけど、イノシシの嗅覚は「まった!」の指令を出したようだ。
チラッっとこちらを見たあと、車道から畑へと後戻りして下の谷津田へと下って行った。
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イノシシの頭頂は白くて、特徴的だった。

これまでにも日中、イノシシを近所の畑や車道で見かけることはあったが、ほんの数秒間の出来事。
今日は目撃時間が7分程度と一番長かった。

また会えるかな?




posted by やまかます at 21:36| Comment(0) | けもの

2019年10月06日

クルミ割り

先日、延岡市立植物園で拾った、オニグルミの果実。
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トンカチで叩いて割ってみた。
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スプーンで取り出して食べてみると、量はわずかだが濃厚なお味。
これはいける。

植物園の地面には綺麗に真っ二つに割れた殻が転がっていたから、
ニホンリスがいることは、間違いないようだ。

トンカチで叩くときのコツがあって、それは直感でわかる、というもの。
パッキン!と二つに割るのは、ニホンリスに習いました。



ビワの葉裏に、ツマグロオオヨコバイ。
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午後3時から山仕事に汗を流す。と言っても真夏のようなことはなく、だいぶ楽になった。
その分、働けるので気付いたときには休憩なしで3時間も経っていた。
さすがに少し疲れた。

そう言えば、午後2時40分頃、アブラゼミが鳴いていた。
最盛期のような元気はないけれど、夏の気配がわずかに戻ったような気がした。
鳴かないメスも、どこかにいるのだろうか?いるんだろうなあ、多分。

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2019年09月25日

ニホンザル

朝、犬のリードが切れたので修理しようとパーツを探していたら、外からカラスが騒ぐ声がした。

はて?と窓の外を見れば、カラス達が飛び去った後の柿の木に、
そこにポツンと、ニホンザルがいた。
渋柿だけど、よく熟れた実にはカラスもよく啄ばみに来ている。

私が外に出て行くと、すぐに電線へと飛び移った。
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しばらくソワソワしていたが、イヌマキに移動してから腰を落ち着けた。
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何かを頬張ったり、身づくろいをしたり。
誰かに似ているよなあ〜。
この辺りでの出没頻度は低く、二、三年に一回程度しか見かけない。

甘柿の実には、ゴマダラチョウ、キタテハ、シロテンハナムグリなどが来ていた。
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午後4時半。

Hさんが見当をつけた、オオスズメバチの営巣場所を遠目にみる。
うちからの直線距離は200メートルほど。これまでで一番近い。竹さおの白い旗が目印。
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うちの敷地のクヌギに砂糖水トラップを仕掛け、
リボンのマーキング個体を追いかけて二日目におよその場所がわかった。
Hさんはもう数日前からうちに通い詰めている。毎年、ハチ採りに夢中の70才。
いや、他にもイノシシ狩り、山菜狩り、もやし栽培、ワサビ栽培、自然薯掘り、ウナギ捕り、、、
楽しみは尽きない。
明日、もう一度追跡観察をしてから、いよいよ巣場所に乗り込むようだ。



posted by やまかます at 22:33| Comment(0) | けもの

2019年05月13日

穴熊にご用心?

延岡市 金堂ケ池公園

ヤマガラの若鳥やメジロ、シジュウカラ達の賑やかな群が頭上にやって来た。
しばらく獲物探しに夢中の様子。そこにコゲラも混じっていた。

「どれどれ、皆んな、何を食べているんだい」
望遠ズームレンズを装着して、しばし樹上にカメラを向けていた、その時。

コゲラがけたたましく、警戒鳴きをした。

ビイ〜、ビッビッビッビイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

すぐ上空を仰ぐも、猛禽のシルエットは見当たらない。
うん? 足元辺りから落ち葉を踏みしめる、ガサッという音がしたが、
それよりもフリーズ状態になっている目の前のコゲラの口元が気になった。

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嘴にくわえているのは甲虫類と思えた。
くわえたままで食べないのは、もしや雛に運ぶための餌なのか?
巣が近くにあるので、一層警戒しているの?

想像を巡らしているうちに、コゲラのいる木のすぐ手前の地面から、ガサゴソ、と落ち葉を踏みしめる音がふたたび。

「おや!?あれ!」

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排水口の中から、のっそり、アナグマが顔を覗かせた。


なるほど、コゲラが警戒したのは、このアナグマだったか。

私と目が合って、出ようか出まいか、と躊躇している。

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ゆっくり、足音を忍ばせて後ろへ下がると、しばらくして穴から外へと這い登って来た。
けれどまた私と目が合うと、一目散に排水口の奥へと引っ込んでしまった。


「アナグマの肉は、タヌキみたいに臭わないので、美味いよ!」とは
先月、地区の飲み方で聞いた話。
「アナグマは雑食じゃないから、美味いのよ!」という説明にはちょっと「アレ?」とは思ったが、
アナグマを食べる話は初めて聞いたような気がする。


延岡での仕事を切り上げて帰宅してみれば、庭にキスジホソマダラがいた。

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posted by やまかます at 21:16| Comment(0) | けもの

2019年04月25日

真昼の決闘!


仕事部屋で出掛ける準備をしていると、台所の方から、

ゴトン!! ガチャン!!


「おや!?何事だ!」

と、「グギャア〜、ギャウウウウウウ〜、ギャギャギャ〜」と凄まじい唸り声。

「ダレか喧嘩しているよ! ネコか!?」

急いで玄関から外に飛び出てみれば、、、、、、、、、


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チョコレート色の大きな毛玉が、激しく噛み合っていた。
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「あ!アナグマ。 なんでそこで喧嘩しているのよ?
あ〜あ、空缶入れがでんぐり返っているよ」」


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よほど争いに夢中だったようで、2メートルまで近づいても全く動揺することもない。

「ナンカ モンク アル!!」
とばかり、大柄な方はすたこらさっさと、お帰りになった。

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劣勢だった方は、いかにも幼い顔をしていたから、幼獣かな?

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日南市、北郷町のアブラギリ
若葉を広げたばかり。

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毎年、オオキンカメムシが繁殖するアブラギリだが、今年はどうだろうか?
産卵にやって来るのは7月末頃。


先週も都城市の街中で見たけれど、うちの庭にもやって来た、
アオスジアゲハ


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2019年01月17日

糞考察

昨日見つけたテンの糞。
拡大してみると爬虫類の鱗にも見える。

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大量の種子は何の果実に入っていたものか。まだ検討もついていないが、インクブルーあるいはマリンブルーの色合いは果汁と関係があるのだろうか?毎冬見ているけれど一度も調べたことがなかった。
以前、イカルの群がよく休んでいるイチョウの下に同じ色合いの種子が混じった鳥糞がたくさん落ちていた。
おそらくイカル達の排泄したものだと思うのだが、もしそうならイカルもテンも同じ果実を食べていたことになる。


昨日、終齢になったヒメクロホウジャク幼虫だが、
3頭とも褐色型と書いたけど、今朝になってよく見ると一番最後に脱皮した個体は、
背面と腹面がツートンカラーだった。褐色型と緑色型の中間と言えるだろう。

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ヒメクロホウジャク幼虫の特徴は、白いトゲトゲ。
亜背線の白線上の顆粒が終齢ではトゲ状となり、他種とは容易に見分けることができるようだ。

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気温は低めだったが日差しがあって、菜の花はアブ類で賑わっていた。
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2018年09月16日

草鞠、草繭

花壇の草刈りをしていた嫁さん。

「花壇のまん中に、草のかたまりがあったんだけど。今まで見たことがないんだけど、あれはナニ?」

「草のかたまり!?」
さっそく見に行ってみれば、カヤネズミの巣であった。


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写真は少し時間を経てから撮影したので枯れ草色になっているが、見つけた当初は新鮮な緑色をしていた。
巣が完成してまだ半日程度ではなかっただろうか。
そっと掴んでみたが、中は空っぽであった。


新鮮なルリモンホソバ。仕事部屋の灯火に飛来していた。
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庭の人工池の手直しをしておいた。
前々から気になっていたのだが、地面に埋め込んだプラ船のへり、つまり岸辺を緩やかにすること、
見た目にも自然な池にすること、の2点。


カイコの撮影で以前に購入した園芸用ネットを使ってみた。
ネットを山折、谷折りにしてカイコのまぶしとしたが、
10m一巻き単位で購入したので、大量に残ってしまった。網目のピッチは25×25o。
もっと目が細かいほうがいいかとは思うが、経費節約もあって、できるだけあるものを使う、という方針。商品名は「トリカルネット」
ネットを縁に垂らすように巡らした。角度は折り曲げて調整できる。

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ネットには泥や水苔を塗り込み、ここに苔を繁殖させる予定。
posted by やまかます at 22:15| Comment(0) | けもの

2018年06月03日

イタチ

カワラヒワの食事シーン撮影のため、窓辺に設置してあるカメラ。
ファインダーを覗きなら、「今日などはまたイタチが出て来るのでは」と、つぶやいたら
まさに適中!!


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クヌギに登ったり、朽ち木の根際を掘ったり、餌探しに夢中の様子。
ウスタビガの繭も食べたりするかもな、と、木登りする姿を見て思う。


先月にもイタチが庭を駆け回る姿を、嫁さんと一緒に目撃している。
嫁さんは「かわいい!!」を連発していた。


毎年、樹液酒場でにぎわうハルニレのすぐ傍で佇んでいた、
ミミモンエダシャク

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本種の食樹は、ハルニレとオヒョウとか。なるほど!
posted by やまかます at 05:00| Comment(0) | けもの