2018年07月28日

さびしい樹液レストラン

1メートル弱の苗木を植えてから4年目のクヌギ。
頂部はすでに屋根を超えている。
コウモリガの穿孔や枝打ちの痕などで、ささやかな樹液レストランが開店中。

樹液ノコギリ_9379.jpg
小さいけれど気が強いノコギリクワガタは、カナブンやアブを追い払うのに忙しい。
これじゃあ、ゆっくり食事どころではないよね。


なかなか渋い衣装を纏ったカナブン。見る角度によってはインクブルー。
樹液アオカナブン.jpg
3頭のサトキマダラヒカゲは、もしかして兄弟?
樹液サト_9442.jpg

うちの林で、クヌギ樹液レストランの賑わいが盛大だったのは2007年の夏のこと。
いわゆる常連客の顔ぶれが一通り揃った上に、個体数も多かった。過去に経験がないほどの光景に驚いた。
が、しかし、翌年2008年以降から、その賑わいはパタリと消えてしまった。
虫が減ったこともあるのかもしれないが、樹液の出方や質にも問題があるようだ。
虫達を虜にするような、魅力的な樹液とは、そもそも何だろう?


午後3時、林からツクツクボウシの鳴き声。
代々木公園では17日に聞いているので、もう驚かない。


EOS-6D EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 、EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
+マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 22:25| Comment(0) | コウチュウ

2018年07月23日

証拠写真、暑いのがお好き!

黒装束では余計に暑い?よね。
先日、代々木公園にて。

カラス5823.jpg

午後4時過ぎ。庭に出てエノキを見上げれば、金属光沢を輝かせてタマムシが元気に舞っていた。シルエットは今流行のドローンだな。
タマムシ_6360.jpg

高い梢を舐めるように舞ってから着地するその場所に、大概、メスのタマムシがいた。
すると、オスはメスにマウントしていた。

タマムシ_6392.jpg
オスは赤い交尾器を伸ばして交尾しようとしていたが、交尾が成立したのかどうかは不明。交尾時間はどれくらい?
タマムシ_6407.jpg

しかし、下から仰いでの観察には限界がある。目線で観察できる場所を見つけておきたい。
以前、樹液レストランの撮影で3メートルのやぐらを組んだけれど、タマムシの場合、倍の6メートルは必要。

ススキのアカハネガウンカを探していたら、カヤネズミの巣があった。
もう空き家になっていたようだ。

カヤネズミ7307.jpg

わが家の敷地とその周辺では、まだカヤネズミが健在のようだが、個体数は少ないのかもしれない。

午後5時半〜、林の観察路の草刈りを1時間半ほど行った。
朽ち木のきわ刈りもあったし、草丈も低いのでワイアカッターを使用。丸刃に比べてラフに作業できるので、体力的にも気分的にもかなり楽。しかし、刈り残しエリアが倍の面積も残っている。

posted by やまかます at 21:37| Comment(0) | コウチュウ

2018年07月19日

牛面

今日も午後から、代々木公園。

エゴノキの実には、エゴヒゲナガゾウムシの産卵痕が多く、
産卵準備中のメスもいた。

エゴ_6095.JPG

エゴヒゲナガ_6097.JPG
posted by やまかます at 23:47| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月21日

かお


過去11年間、三股町内でシロスジカミキリを見た事が無い。

これまで撮影できた場所のほとんどは、愛媛県松山市で、実際、松山には多い。

ところが、小雨降りしきる中、はじめて三股町内でシロスジカミキリに出会えた。


シロスジカミキリ7873-2.jpg

手で摘むとキイ〜キイ〜キイ〜♪の発音がいつまでも止まない。
三股町内でも本種の産卵痕はあちこちで見ているが、どれも大木となっており当然、かなり古いものだ。でも、どこかでひっそりと発生しているのだろう。
シロスジカミキリ7879-2.jpg

この時期は、探さなくてもヒョイヒョイとクロヒカゲ幼虫が目に入って来る。
今日の幼虫は、ツノが折れ曲がっていて、ちょっと滑稽だった。


クロヒカゲ_9746-2.jpg

脱皮直後に、ツノは初め折れ曲がっているが、時間とともに伸び上がる。
写真の幼虫はしっかり色付いてもいるので、脱皮直後ではない。
どうしてこんなけったいな事になったのだろう?

クロヒカゲ幼虫のツノの長さには個体差もあって、かなり短い場合もあるが、折れ曲がりは初めて見た。


本日、午後6時50分、うちの林でヒグラシが鳴いていた。
posted by やまかます at 20:38| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月18日

ボロボロノキは、実で見つかる

日向市のホテルを出て、美郷町役場まで40分。
昨夜はしこたま雨が降ったが、今朝は曇りで蒸し暑い。


水滴_9408-2.jpg
クサグモの巣網に昨夜の雨滴。

8月に予定している観察会の下見で美郷町の公園を歩いた。
そこのクリ園で久々にオトシブミを見た。
11年ぶりだ。

オトシブミ_9423-2-2.jpg
すでに葉縁両端から切れ込みが入っていて、メスは葉に折り目をつけているところだった。
全身の力を込めている様子が、なんとも見る者を惹き付ける。


足下に木の実が落ちていた。ボロボロノキの実である。
ボロボロノキ実_9466-2.jpg
頭上を見上げたが、ボロボロノキがすぐには見つからなかった。

それもそのはず、樹幹は苔にびっしり覆われており、何の樹なのかまったく検討の付けようがない。
しかも低い位置に枝葉はなく、かなり高所に特徴のある梢がようやくのこと拝めるだけ。
スダジイの大木に挟まれた位置に生えているので、これらに遮られていたのだ。
よくよく見れば実は多数ころがっていたが、うっかりすると見落としてしまいそうだった。
美郷町でもベニツチカメムシ成虫はよく見かけるそうだ。

posted by やまかます at 21:08| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月17日

リョウブの花に緑金色

快晴の下、八幡浜から臼杵へ向かう航路の海上は穏やかだったが、
延岡に入る辺りから曇り空となった。ときおり小雨がパラつく。


延岡の平地のフィールドを歩いてみた。

ベニツチカメムシの様子を見て回り、ふ化幼虫や2齢幼虫を落ち葉の下で確認。
卵殻を囲んだキマダラカメムシの1齢幼虫群もいた。

リョウブが花盛りで、色々な昆虫が来ていた。
アオスジアゲハ、ホソコハナムグリ、クマバチ、アオハナムグリ、ヒメコガネ、、、、、、、
そして、交尾カップルの大型カミキリムシ。


アオカミキリ_9346.JPG

緑金色ではあるが、これはムラサキアオカミキリであろう。曇り空で日射しがなかったのが残念。肉眼だとほぼ真っ黒にしか見えない。


しっかり色を見ておきたかった。にわか白ホリゾントを組み立て、メスを撮影。

アオカミキリ♀飛翔_9399.JPG

普段は上翅の下に隠れて見えない、腹部背面の紫色が鮮やかだ。

落ち葉を搔き起こしていた私に、4歳かな?男の子が「おじちゃん、なにしてるの?」と寄ってきた。
ボロボロノキを指差して、赤いカメムシを探していることを説明すると、男の子も枝を拾ってまねを始めた。
その子のお母さんもすぐ後ろにやってきた。
見つかったのはベニツチカメムシのメスの死骸だった(まだ死んで間も無いようで、仔カメムシが傍に群れていた)。少し赤いカメムシの習性について話をしたら、飽きて離れていくかな、と思いきや、このあとも、男の子はお母さんを手招きしては、移動する私の後ろを金魚のフンのように付いてくる。
結局、私はこの初対面の親子としばらく観察歩きとなった。クワガタムシはいなかったけれど、楽しめたかな?
30分ほどのプチ観察会だった。




posted by やまかます at 17:45| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月14日

ノコギリクワガタ

今日もノコギリクワガタが2ペア、樹液に来ていた。

ノコギリクワガタ_8326-2.jpg

樹液を吸っているメスに比べて、オスの体はずいぶん小さい。
もう一組のオスもほぼ同じ体格だった。

庭のクヌギにどれくらいの数のノコギリクワガタが来ているのだろう。
posted by やまかます at 21:51| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月12日

ヘイケボタル

昨夜、庭に立っていた私の足下に、ヘイケボタルが着地した。
ヘイケボタル_8924-2.jpg

先日からカワセミの鳴き交わしが盛んになって、庭の上空をまっすぐに飛翔する姿をよく目にする。
カワセミの囀りは林の下にある池に集中するが、ヘイケボタルはその池で発生している。

ヘイケボタル_8861-2.jpg

剪定したクヌギの葉に卵が並んでいた。
明らかにシャチホコガ科の卵で、しかも幼虫の口や体毛が透けて見えていた。種名が知りたくて、部屋に回収しておいたところ、12時間後にふ化した。


ふ化幼虫_3729-2.jpg

ふ化幼虫はしばらく休憩したあと、自分が入っていた卵殻を底だけ残して食べる。
何故か左端の一匹は食べ残していたし、右端の卵の場合も、最後にふ化したあと自分のではなく隣のわずかに残った卵殻を少し齧っただけで、プイッと去ってしまった。

蛾や蝶のふ化幼虫は、卵殻を最初に食べる習性が広く見られるが、
食べても食べなくても、それがのちのちの成長に影響しないとされている。
同じ兄弟でも、食べたり食べなかったりと、幼虫でも個性があって面白いと思った。
posted by やまかます at 05:55| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月11日

ノコギリ相撲

クヌギの樹液レストランに、ノコギリクワガタの姿が毎日見られるようになった。

今朝もペアとオスのお一人様。

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お一人様のオスが腹一杯になったか、おもむろにペアの方へと登り始めた。
それとも「オイオイ、飯喰ってる場合ではないだろう」と私がつぶやくのが聴こえたか、、、。


ノコギリけんか前_8268-2.jpg

当然ながらメスを巡っての相撲が始まった。
メスはお一人様が乱入した瞬間、弾けるように避難した。
血気盛んなお一人様は上に回り込んで、挑み掛かった。

ノコギリけんか_8295-2.jpg

メスにマウントしていたオス(画面下側)は見るからに体格が良いが、力の差はそこそこと思われた。
しばらく大アゴのチャンバラが続く。
相撲前半、お一人様の勢いの方が勝っていたが、しかし数分で勝負がついた。


防戦気味だった下のオス(メスをマウントしていた)が、反撃に出たのだ。
というか、受け身で相手の出方を見ている余裕があったのだろう。
強烈な挟み込み一発。「ガチン!!」という破裂音には、その力の凄まじさを感じた。

お一人様は負けを宣言したかのようにすぐさま、樹下へと走り去った。
大怪我を負わなくて幸い。ここはひとまず退散するしかないだろう。

ノコギリ飛び立ち_8305-2.jpg
足場を決めると、一気に上昇していった。

ノコギリ飛ぶ_8307-2.jpg

お一人様が飛び立った瞬間、体をひねりながらノーファインダーでシャッターを切った。
ピントは合ってないが、またどこかで出会えそうな気がした。
posted by やまかます at 09:23| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月10日

チビクワガタは意外と飛んでいる、らしい

畳んだ衣類を手にとりかけて、ふと見れば、チビクワガタ

チビクワガタ_8765-2.jpg
どうやら洗濯物を取り入れたとき一緒に紛れ込んだらしい。
室内でチビクワガタを見るのは初めてだ。
にしても、チビクワガタが飛ぶ時間帯は主に夜間のはず。飛んでいる姿を想像しにくい虫ではある。


先日、サクラで脱皮中を発見したカメムシ幼虫が一昨日、さらに脱皮して、2頭とも5齢になっていた。餌はチョウや蛾の幼虫。
クチブトカメムシ類の幼虫には間違いない。

クチブト5th_8786-2.jpg

ササ・タケでは、シロヘリカメムシ幼虫が旬。
写真は5齢(終齢)幼虫。


シロヘリカメムシ_8180-2.jpg

羽化する場所はホストから少し移動する傾向があるようだ。
posted by やまかます at 18:50| Comment(0) | コウチュウ