三股町
午前8時43分
霧島山 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ツグミ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
私の姿を見て、畑から奥の土手へと退避したツグミ。
まるで石になったかのようにフリーズ状態が長く続いた。ときおり、首を左右に捻ってはこちらの様子を窺っていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
畑にあるコンクリート壁を歩いていた、ヨモギハムシのメス。
お腹がでっぷり肥えている。おや!?ヨモギハムシの越冬ステージは、卵では?
2023年01月28日
寒風のなかを歩く銅金虫
posted by やまかます at 20:09| コウチュウ
2023年01月27日
黒い虫
三股町
午前8時21分
霧島山 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
昨夜から昼前まで雨が降り続き、止んだかと思えば西風が強まり気温はグングン下がるばかり。
ときおり晴れ間が覗くものの、今日はおおむね曇り空。
寒くても青空の下なら気分が晴れるのだが。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
デスクワークの合間に自宅林に降りて朽木起こしをやってみた。これなら、観察したあと元通りに戻すのも簡単だ。
さっそく現れたのは、ヒラタクワガタの小さなオス。
もうどれだけ食事をとっても、これ以上は大きくなれない。
あれ!?そういえばこの小さなオスは、昨年の夏にすぐ傍のクヌギ樹液で見ていたような気がする。
だとすると、形は小さくても逞しく生き延びているようだ。またどこかで会えるかもしれない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
次に出てきたのは、モモブトシデムシのメス。後脚腿節が細いのでメスかと思う。オスは和名にあるようにここが太い。前ばねのすじ模様が綺麗だ。新成虫だろうか。
午前8時21分
霧島山 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
昨夜から昼前まで雨が降り続き、止んだかと思えば西風が強まり気温はグングン下がるばかり。
ときおり晴れ間が覗くものの、今日はおおむね曇り空。
寒くても青空の下なら気分が晴れるのだが。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
デスクワークの合間に自宅林に降りて朽木起こしをやってみた。これなら、観察したあと元通りに戻すのも簡単だ。
さっそく現れたのは、ヒラタクワガタの小さなオス。
もうどれだけ食事をとっても、これ以上は大きくなれない。
あれ!?そういえばこの小さなオスは、昨年の夏にすぐ傍のクヌギ樹液で見ていたような気がする。
だとすると、形は小さくても逞しく生き延びているようだ。またどこかで会えるかもしれない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
次に出てきたのは、モモブトシデムシのメス。後脚腿節が細いのでメスかと思う。オスは和名にあるようにここが太い。前ばねのすじ模様が綺麗だ。新成虫だろうか。
posted by やまかます at 19:56| コウチュウ
2023年01月24日
毛虫
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午前9時ころはまだ風もほとんどなかったので今のうちにと、立ち枯れのイヌマキ(樹高7m)を切り倒しておいた。
このイヌマキは隣の敷地内(東隣の資材置き場でうちより地面が一段高い)にあったのだが、我が家の電線と光ケーブルに倒れ込んで断線する可能性があった。ずっと気になっていたが昨日になって地主の方に連絡が取れて伐採の許可を得ることができた。倒したイヌマキは細切れにして作業完了。枯れてから数年経ているので、伐採作業は楽であった。作業時間は1時間ほどだったが終わったあたりから、急に北西の風が強まり始め、気温もグングン下がってきた。昼前には粉雪がときおり舞うようにもなり一段と寒さが増してきた。平地でも積雪となるのだろうか?
でっぷり肥えたカマキリタマゴカツオブシムシ幼虫
E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クサギの枝についていたハラビロカマキリの卵しょうは、カマキリタマゴカツオブシムシの寄生を受けていたことは前に書いたけど、今日はどのくらいの数、カツオブシムシ幼虫が育っているのか中を調べてみた。カウントしてみると、全部で54頭。
カマキリの卵はほとんど残っておらず、幼虫はすでに成熟しているようだ。
『野鳥のレストラン』(少年新聞社:2022年11月刊行)にも載せたけれど、ハラビロカマキリの卵しょうをコゲラが突いて食べていたことがある。じつはこの卵しょうはカマキリタマゴカツオブシムシに寄生されていて、コゲラはその幼虫を1匹ずつ啄んでいた。コゲラにとって、中身が虫というタンパク質であれば、カマキリ卵であろうがコウチュウの幼虫だろうが選り好みしないのだろう。
以前、シジュウカラがコカマキリの卵しょうを産卵場所から剥ぎ取って、樹上の枝に押さえつけて啄んでいたこともある(東京都清瀬市野塩)。
E-M5 MarkU EF400mm F5.6L USM (2017年3月11日 撮影)
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午前9時ころはまだ風もほとんどなかったので今のうちにと、立ち枯れのイヌマキ(樹高7m)を切り倒しておいた。
このイヌマキは隣の敷地内(東隣の資材置き場でうちより地面が一段高い)にあったのだが、我が家の電線と光ケーブルに倒れ込んで断線する可能性があった。ずっと気になっていたが昨日になって地主の方に連絡が取れて伐採の許可を得ることができた。倒したイヌマキは細切れにして作業完了。枯れてから数年経ているので、伐採作業は楽であった。作業時間は1時間ほどだったが終わったあたりから、急に北西の風が強まり始め、気温もグングン下がってきた。昼前には粉雪がときおり舞うようにもなり一段と寒さが増してきた。平地でも積雪となるのだろうか?
でっぷり肥えたカマキリタマゴカツオブシムシ幼虫
E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クサギの枝についていたハラビロカマキリの卵しょうは、カマキリタマゴカツオブシムシの寄生を受けていたことは前に書いたけど、今日はどのくらいの数、カツオブシムシ幼虫が育っているのか中を調べてみた。カウントしてみると、全部で54頭。
カマキリの卵はほとんど残っておらず、幼虫はすでに成熟しているようだ。
『野鳥のレストラン』(少年新聞社:2022年11月刊行)にも載せたけれど、ハラビロカマキリの卵しょうをコゲラが突いて食べていたことがある。じつはこの卵しょうはカマキリタマゴカツオブシムシに寄生されていて、コゲラはその幼虫を1匹ずつ啄んでいた。コゲラにとって、中身が虫というタンパク質であれば、カマキリ卵であろうがコウチュウの幼虫だろうが選り好みしないのだろう。
以前、シジュウカラがコカマキリの卵しょうを産卵場所から剥ぎ取って、樹上の枝に押さえつけて啄んでいたこともある(東京都清瀬市野塩)。
E-M5 MarkU EF400mm F5.6L USM (2017年3月11日 撮影)
posted by やまかます at 21:51| コウチュウ
2023年01月21日
カマキリタマゴカツオブシムシ
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
昨日、朝陽の逆光に透けて見えたハラビロカマキリの卵しょうは、やはりカマキリタマゴカツオブシムシの幼虫によって食害されていた。
写真は縦に切断して中の様子を見てみたところ。カツオブシムシ幼虫がハラビロカマキリ卵を食べて成長し、茶色の糞がたくさん詰まっていた。
この卵しょうはクサギの細枝に付着していたが、すぐとなりのケヤキ細枝に付いた卵しょうを太陽光に透かしてみたが、健全な卵しょうでは透けない、ことを改めて確認できた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
切り取った表皮側の裏には、ヒメクダマキモドキの卵まで入っていた(写真画面下)。
スポンジ状の卵しょうが産卵菅を突き立てるのに具合の良い場所になったのだろう。ヒメクダマキモドキは薄いサーベルのような産卵管を使って。、樹皮の隙間や苔、タケ・ササ類の葉鞘の隙間など、あらゆる場所に産卵する。コウモリガ幼虫の穿孔口を塞ぐ樹皮パッドにも産卵しているのをよく見る。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
エナガの上写真は、デジタルテレコン機能を使って撮影した。
つまり通常撮影の2倍拡大になっている。じつはうっかりミスかと思うけど、いつの間にかメニュー設定でデジタルテレコンが「ON」になっていた。あとでわかったことだが、デジタルテレコンが有効なのはJPGのみで、同時記録されているRAWデータはテレコンが掛かっておらずノーマル画像のまま記録されている。だとすると、デジタルテレコンの画質に不安がある場合は、RAW同時撮影モードにしておけばノーマル画像も得られるから安心、ということだろうか。
画質についてはノーマルより劣ると感じるが、写真の使用目的次第では使える場面もあるかとは思う。これまで、デジタルテレコンを積極的に使ったことはないので今回の操作ミスを経験してから、今更ながら少しテスト撮影してみようかと思った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
昨日、朝陽の逆光に透けて見えたハラビロカマキリの卵しょうは、やはりカマキリタマゴカツオブシムシの幼虫によって食害されていた。
写真は縦に切断して中の様子を見てみたところ。カツオブシムシ幼虫がハラビロカマキリ卵を食べて成長し、茶色の糞がたくさん詰まっていた。
この卵しょうはクサギの細枝に付着していたが、すぐとなりのケヤキ細枝に付いた卵しょうを太陽光に透かしてみたが、健全な卵しょうでは透けない、ことを改めて確認できた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
切り取った表皮側の裏には、ヒメクダマキモドキの卵まで入っていた(写真画面下)。
スポンジ状の卵しょうが産卵菅を突き立てるのに具合の良い場所になったのだろう。ヒメクダマキモドキは薄いサーベルのような産卵管を使って。、樹皮の隙間や苔、タケ・ササ類の葉鞘の隙間など、あらゆる場所に産卵する。コウモリガ幼虫の穿孔口を塞ぐ樹皮パッドにも産卵しているのをよく見る。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
エナガの上写真は、デジタルテレコン機能を使って撮影した。
つまり通常撮影の2倍拡大になっている。じつはうっかりミスかと思うけど、いつの間にかメニュー設定でデジタルテレコンが「ON」になっていた。あとでわかったことだが、デジタルテレコンが有効なのはJPGのみで、同時記録されているRAWデータはテレコンが掛かっておらずノーマル画像のまま記録されている。だとすると、デジタルテレコンの画質に不安がある場合は、RAW同時撮影モードにしておけばノーマル画像も得られるから安心、ということだろうか。
画質についてはノーマルより劣ると感じるが、写真の使用目的次第では使える場面もあるかとは思う。これまで、デジタルテレコンを積極的に使ったことはないので今回の操作ミスを経験してから、今更ながら少しテスト撮影してみようかと思った。
posted by やまかます at 20:29| コウチュウ
2023年01月19日
ナナホシテントウ
三股町
日当たりの良いグランドの片隅に、ホトケノザの絨毯があった。
盛大に花を咲かせているので、ならばいるだろうと覗きんでみれば、ナナホシテントウが2頭いた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U (写真は昨日、町内、第四地区公民館にて撮影)
写真の一頭はおとなしく日光浴なのかなと思えたが、もう一頭は忙しく動き回り、餌を探しているようにも見えた。
〜伐採大作戦〜
午前中は室内撮影と写真データの整理などを片付け、午後からはクヌギ伐採作業に取り掛かった。
幹の頂部を切り落とした場合、斜面にあるから、地面に落ちたあと隣の畑(写真画面左、数年間も耕作放棄で荒地になっている)に転がり落ちてしまう可能性が大いにある。落ちたら最後、100キロ以上あると思われる樹幹を持ち上げることなど重機を使わない限り不可能だ。
そこで、転がり防止策として法面にバリケードを拵えてみた。これも足場と同じ単管をジョイントで組んだ。これだけでかれこれ4、50分も費やしてしまった。
さて、これならどうだろうか?
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
斜面下方向に対して90度の方角に倒れ込むよう楔形に切り込みを入れてみたが、チェンソーを使っての作業だけで1時間近く掛かってしまった。幹の直径がチェンソー刃より大きいので、斜面側、足場の反対側のほうに切り残りができてしまった。
まさに薄皮一枚でつながった状態だが、押しても引いてもビクともしない。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
そこで、まずは足場を解体してから(これだけでも時間をけっこう食う)、倒したい方角と逆の位置に脚立を立てて、最後の切り込みを入れることにした。倒れる方角からはロープを結んでおいた。
いつもの午後3時のお茶と甘菓子の時間も今日は省略、ミカン一個を頬張るだけで作業を続行。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
薄皮一枚とはいえ、これが意外とゴツくて切り進めるのに苦労した。そしてようやくのこと、グラリと動いて傾いたところで、脚立から降りてロープの端へと駆け寄り、「さあこれでどうだ!」とばかり引っ張ってみれば、ゆっくりと傾いで、ズンドドド〜〜〜ン!!と斜面に落下。
これが見事な着地で、転がることもなくバリケードの手前にピタリと止まった。偶然とは思うけど、幹から突き出ていたコブの部分がガッツりと支えになってブレーキが掛かったようだ。高校の柔道の授業で、相手から倒された時に片腕で畳を瞬発的に叩く受け身を教わったことを思い出すが、コブの形状がそのような働きをするとは想像もできなかった。結果としてバリケードは必要なかったのだが、着地の姿勢、向き、など事前に計算できるはずもない。
当初はバリケードを直撃して押し倒し転がり落ちることまで危惧していた。
伐採作業が完了したのは午後4時半。休憩をとることなく、足場に使った単管や道具類の片付けをしていると、午後5時を過ぎてしまった。
4キロ近くあるチェンソーを緊張感をもって長時間使ったことなどで、右腕に痛みが残りかなり疲労した。久しぶりにハードな山仕事だったが、危険を伴う作業でもあり手順や方法をじっくり検討しながら慎重に行ったので時間も余計に掛かってしまった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
片付けを済ませたころ、日没となった。夜になって、すぐ近くの林でフクロウが囀り始めた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
日当たりの良いグランドの片隅に、ホトケノザの絨毯があった。
盛大に花を咲かせているので、ならばいるだろうと覗きんでみれば、ナナホシテントウが2頭いた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U (写真は昨日、町内、第四地区公民館にて撮影)
写真の一頭はおとなしく日光浴なのかなと思えたが、もう一頭は忙しく動き回り、餌を探しているようにも見えた。
〜伐採大作戦〜
午前中は室内撮影と写真データの整理などを片付け、午後からはクヌギ伐採作業に取り掛かった。
幹の頂部を切り落とした場合、斜面にあるから、地面に落ちたあと隣の畑(写真画面左、数年間も耕作放棄で荒地になっている)に転がり落ちてしまう可能性が大いにある。落ちたら最後、100キロ以上あると思われる樹幹を持ち上げることなど重機を使わない限り不可能だ。
そこで、転がり防止策として法面にバリケードを拵えてみた。これも足場と同じ単管をジョイントで組んだ。これだけでかれこれ4、50分も費やしてしまった。
さて、これならどうだろうか?
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
斜面下方向に対して90度の方角に倒れ込むよう楔形に切り込みを入れてみたが、チェンソーを使っての作業だけで1時間近く掛かってしまった。幹の直径がチェンソー刃より大きいので、斜面側、足場の反対側のほうに切り残りができてしまった。
まさに薄皮一枚でつながった状態だが、押しても引いてもビクともしない。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
そこで、まずは足場を解体してから(これだけでも時間をけっこう食う)、倒したい方角と逆の位置に脚立を立てて、最後の切り込みを入れることにした。倒れる方角からはロープを結んでおいた。
いつもの午後3時のお茶と甘菓子の時間も今日は省略、ミカン一個を頬張るだけで作業を続行。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
薄皮一枚とはいえ、これが意外とゴツくて切り進めるのに苦労した。そしてようやくのこと、グラリと動いて傾いたところで、脚立から降りてロープの端へと駆け寄り、「さあこれでどうだ!」とばかり引っ張ってみれば、ゆっくりと傾いで、ズンドドド〜〜〜ン!!と斜面に落下。
これが見事な着地で、転がることもなくバリケードの手前にピタリと止まった。偶然とは思うけど、幹から突き出ていたコブの部分がガッツりと支えになってブレーキが掛かったようだ。高校の柔道の授業で、相手から倒された時に片腕で畳を瞬発的に叩く受け身を教わったことを思い出すが、コブの形状がそのような働きをするとは想像もできなかった。結果としてバリケードは必要なかったのだが、着地の姿勢、向き、など事前に計算できるはずもない。
当初はバリケードを直撃して押し倒し転がり落ちることまで危惧していた。
伐採作業が完了したのは午後4時半。休憩をとることなく、足場に使った単管や道具類の片付けをしていると、午後5時を過ぎてしまった。
4キロ近くあるチェンソーを緊張感をもって長時間使ったことなどで、右腕に痛みが残りかなり疲労した。久しぶりにハードな山仕事だったが、危険を伴う作業でもあり手順や方法をじっくり検討しながら慎重に行ったので時間も余計に掛かってしまった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
片付けを済ませたころ、日没となった。夜になって、すぐ近くの林でフクロウが囀り始めた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:32| コウチュウ
2022年12月15日
「陣笠」テントウ
三股町
午前7時15分 朝焼けの霧島山
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
昨日は冷たい北風が吹き荒れ、雲が次々と流れてきて陽射しが途切れる時間が多かった。
寒いし、撮影の条件は悪いしで、狙いのカットを撮るのに苦労したが、
今日は雲ひとつなく、ほぼ無風で、午前中に狙い通りの撮影を済ませることができた。
今月に入ってから撮影作業が長引き、デスクワークが停滞していたので助かる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
イチイガシの葉裏にいた、ミカドテントウ。
町内でも場所によっては数頭の群れが見つかるけど、うちの林ではミカドテントウは少なく、見つかっても単独のことがほとんど。活動期にはどんな暮らしをしているのか気になってはいるが、これまで観察の機会がまったくない。
午前7時15分 朝焼けの霧島山
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
昨日は冷たい北風が吹き荒れ、雲が次々と流れてきて陽射しが途切れる時間が多かった。
寒いし、撮影の条件は悪いしで、狙いのカットを撮るのに苦労したが、
今日は雲ひとつなく、ほぼ無風で、午前中に狙い通りの撮影を済ませることができた。
今月に入ってから撮影作業が長引き、デスクワークが停滞していたので助かる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
イチイガシの葉裏にいた、ミカドテントウ。
町内でも場所によっては数頭の群れが見つかるけど、うちの林ではミカドテントウは少なく、見つかっても単独のことがほとんど。活動期にはどんな暮らしをしているのか気になってはいるが、これまで観察の機会がまったくない。
posted by やまかます at 20:37| コウチュウ
2022年11月04日
トゲトゲ虫、ふたたび
朝一番、出窓のカーテンを開けると、でっぷり肥えたアナグマが物置小屋の床下に慌てて駆け込んでいた。
こちらに驚いたのかな?と目で追いかけていると、突然、ドン!!と窓ガラスにぶつかったシロハラ。
白い羽毛が数枚舞い上がったあと、外に出てみたけどシロハラの姿はなかった。ぶつかった角度が浅かったのだろう、そのまま飛び去ったようだ。脳震盪で動けなくなるか、場合によっては死ぬこともあるので、衝突事故にならなくて不幸中の幸い。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ヒメユズリハの葉裏で、排出を繰り返していた、ツマグロオオヨコバイ。
写真は1秒よりも短いわずかな間に落ちていく滴の様子を、一枚の写真に合成したもの(比較明合成)。
陽射しがあるうちに、ヒゴトゲハムシを撮り直しておいた。
いつも葉裏に潜んでいる本種の体色は、しっかり照明を当てないとわかりづらい。
太陽光とストロボ光のミックス光で撮影。
私の背丈より少し高いヒョロヒョロで葉数の少ない(私が剪定したため)ヤブムラサキをよくよく探してみれば、ヒゴトゲハムシは2頭を確認できた。じつにおとなしい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
庭に出てふと見上げれば、ジョロウグモの網糸にメスグロヒョウモンが掛かっていた。すでに吸血されて胴体は干からび崩れているようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ずっと行方を探していたコガタコガネグモのメスだが、今日になって偶然、見つけることができた。
最初に見つかった草むらから4メートルほど離れたコンクリート型枠板に移動していた。
このメスは先月の25日の朝、見つけたものの翌朝になってみると忽然と姿を消し、今日までまったく行方知れずだった。
萎びた腹部からすると、すでに産卵を終えたように思える。
コガコガネグモを撮影しているうち、すぐ横の角材に、アゲハの蛹を発見。
7メートルほど離れたユズ小木で育った幼虫に間違いなく、この幼虫も忽然と姿を消してから探していた。
しかし、腹部の節間がすべて伸び切っているのが気に掛かる。寄生されているのではないだろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
こちらに驚いたのかな?と目で追いかけていると、突然、ドン!!と窓ガラスにぶつかったシロハラ。
白い羽毛が数枚舞い上がったあと、外に出てみたけどシロハラの姿はなかった。ぶつかった角度が浅かったのだろう、そのまま飛び去ったようだ。脳震盪で動けなくなるか、場合によっては死ぬこともあるので、衝突事故にならなくて不幸中の幸い。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ヒメユズリハの葉裏で、排出を繰り返していた、ツマグロオオヨコバイ。
写真は1秒よりも短いわずかな間に落ちていく滴の様子を、一枚の写真に合成したもの(比較明合成)。
陽射しがあるうちに、ヒゴトゲハムシを撮り直しておいた。
いつも葉裏に潜んでいる本種の体色は、しっかり照明を当てないとわかりづらい。
太陽光とストロボ光のミックス光で撮影。
私の背丈より少し高いヒョロヒョロで葉数の少ない(私が剪定したため)ヤブムラサキをよくよく探してみれば、ヒゴトゲハムシは2頭を確認できた。じつにおとなしい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
庭に出てふと見上げれば、ジョロウグモの網糸にメスグロヒョウモンが掛かっていた。すでに吸血されて胴体は干からび崩れているようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ずっと行方を探していたコガタコガネグモのメスだが、今日になって偶然、見つけることができた。
最初に見つかった草むらから4メートルほど離れたコンクリート型枠板に移動していた。
このメスは先月の25日の朝、見つけたものの翌朝になってみると忽然と姿を消し、今日までまったく行方知れずだった。
萎びた腹部からすると、すでに産卵を終えたように思える。
コガコガネグモを撮影しているうち、すぐ横の角材に、アゲハの蛹を発見。
7メートルほど離れたユズ小木で育った幼虫に間違いなく、この幼虫も忽然と姿を消してから探していた。
しかし、腹部の節間がすべて伸び切っているのが気に掛かる。寄生されているのではないだろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 19:35| コウチュウ
2022年11月03日
ヤブムラサキのトゲトゲ虫
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
庭のヤブムラサキの葉に黒いシルエットですぐにわかった、ヒゴトゲハムシ(写真画面左上に頭を下向き)。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
近くの葉っぱにもたくさんの食痕が並んでいた。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 FlashQ G20U
ヒゴトゲハムシは体長4ミリ前後で、同属(Dactylispa)に、コナラなどにマインを作るカタビロトゲハムシや、タケ・ササにマインを作るタケトゲハムシなどがいる。
カタビロとタケトゲの幼虫が潜り込むマインはよく見かけるが、ヒゴトゲハムシのマインはまだ確認できていない。
成虫の目撃頻度は低いのだけど、ヤブムラサキの葉ではこれまでのところ成虫の食痕と産卵痕しか見つかっていないので気になっている。
posted by やまかます at 21:01| コウチュウ
2022年10月27日
枯れ枝のゆりかご
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
アキノノゲシの花を食べていた、クロウリハムシ。
なんでもいろいろ、花が好きです。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
先月の台風で落ちた枝は大小様々その数知れず、観察路にも散らばったままで片付けはほとんど進んでいない。
躓きそうになって拾い上げた直径2センチほどの枯れ枝(アカメガシワ)を、何気なくポッキンと折ったら、
中にヒトオビアラゲカミキリの新成虫が入っていた。
まさか蛹室がそこにあったとは思いもよらなかったが、
ヒトオビアラゲカミキリは秋に羽化してからそのまま蛹室内で冬を越し、翌春になって活動する。
とくに冬場だけどエコストーブ用の薪木を自宅林から少々調達することはある。
枯れ枝や朽ち木などは、今日のカミキリムシのように様々な生き物の棲家、隠れ家、ゆりかご、食糧庫、となる。
薪木として拾う時、ふとそのことが頭をよぎるのだけど、まあそれでは焚き付けもできなくなる。
一冬に使う量はごくわずかなのだから気に留めないようにしている。火がおこってから、大量のアリが溢れ出てきて驚いたこともあった。
posted by やまかます at 20:23| コウチュウ
2022年10月03日
葉裏の黄金陣笠
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ジョロウグモの網糸に掛かっていた、クロコノマチョウ前翅。
だいぶ擦れた翅だから鱗粉も落ちて糸に掛かりやすくなっていたのだろう。鱗粉がたっぷりのっていれば、チョウやガは弾けるようにして網糸から逃れることができる。してみれば、この翅の持ち主は夏型であっただろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
イチモンジセセリのほかに、アゲハ(オス1、メス1)が何度も飛来し滞在時間もかなり長かった。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 +接写リング FlashQ G20U×2
ヒメユズリハの葉裏に潜んでいた、セモンジンガサハムシ。
彼らはこの先来春まで繁殖しないので、場所替えを繰り返しながら越冬態勢へと向かっていくのだろう。
posted by やまかます at 17:44| コウチュウ
2022年09月08日
秋の気配
午前6時04分 霧島山
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
庭の中央にあるクヌギの樹液に、虫が集まっていた。久しく虫の姿が全く無かったのは暑さのためだろうか。
写真のノコギリクワガタオスは、樹液から離れている場所でクルクルと回転していた。さながら、回転テーブルに乗っかっているようなことになっていたが、一体どうしたのだろう。近くにメスの姿も見当たらない。
大きな湾曲した大あごの形からか、うちに来ている職人さんは「水牛」と呼んでいた。
「そんでもって、あっちの小さい方が、ノコギリクワガタ、ですよね?」
たしかに、原歯型のまっすぐな大あごの形の方が、鋸に近い。
樹液に来ていた他の虫は、オオスズメバチとゴマダラチョウ、シロテンハナムグリ、大きさのあるものではそのくらいで、寂しいレストランだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
アカメガシワ(雌木)を見上げると、葉裏という葉裏にはアカギカメムシの群れが休んでいる。数が多い群れでもせいぜい10頭前後。高い場所までは見えてないけど、一本のアカメガシワにかなりの数の成虫が休んでいるようだ。これからのち、どこへ行くのだろう? と毎年、そんなことを繰り返して呟いている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
仕事部屋のすぐ外の草はらに、ポツンと一頭だけいた、アカハネナガウンカ。
偶然、排泄の瞬間の手前が写っていた。このすぐ後にプッツンと弾き飛ばした。
日中、クサヒバリの鳴き声が甲高く響き、そして、
日が暮れてから外で奏でるクツワムシの鳴き声も数が減り、なんだかまろやかになったようで、スズムシの音色がそこに加わってすっかり秋の風情が漂う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
庭の中央にあるクヌギの樹液に、虫が集まっていた。久しく虫の姿が全く無かったのは暑さのためだろうか。
写真のノコギリクワガタオスは、樹液から離れている場所でクルクルと回転していた。さながら、回転テーブルに乗っかっているようなことになっていたが、一体どうしたのだろう。近くにメスの姿も見当たらない。
大きな湾曲した大あごの形からか、うちに来ている職人さんは「水牛」と呼んでいた。
「そんでもって、あっちの小さい方が、ノコギリクワガタ、ですよね?」
たしかに、原歯型のまっすぐな大あごの形の方が、鋸に近い。
樹液に来ていた他の虫は、オオスズメバチとゴマダラチョウ、シロテンハナムグリ、大きさのあるものではそのくらいで、寂しいレストランだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
アカメガシワ(雌木)を見上げると、葉裏という葉裏にはアカギカメムシの群れが休んでいる。数が多い群れでもせいぜい10頭前後。高い場所までは見えてないけど、一本のアカメガシワにかなりの数の成虫が休んでいるようだ。これからのち、どこへ行くのだろう? と毎年、そんなことを繰り返して呟いている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
仕事部屋のすぐ外の草はらに、ポツンと一頭だけいた、アカハネナガウンカ。
偶然、排泄の瞬間の手前が写っていた。このすぐ後にプッツンと弾き飛ばした。
日中、クサヒバリの鳴き声が甲高く響き、そして、
日が暮れてから外で奏でるクツワムシの鳴き声も数が減り、なんだかまろやかになったようで、スズムシの音色がそこに加わってすっかり秋の風情が漂う。
posted by やまかます at 19:45| コウチュウ
2022年08月30日
久々のお目見え
午後6時26分
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
屋根の修理工事をしてもらっている職人さんから「カブトムシがいましたよ」と教えてもらい、
庭のクヌギを見上げてみればカブトムシのオスがいた。しかも、2頭。
今夏は7月の初め頃まではクワガタ、カブトの姿をよく見かけていたが、7月後半以降はパッタリご無沙汰となっていた。
それにしても、高い位置でおまけに葉影に隠れていたカブトムシをよく見つけたものだと感心したが、私より20歳も若い職人さん、渓流釣りも趣味だそうで生き物全般(クモ以外)が好きらしい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FlashQ G20U
庭のサクラには体長10センチ近くの、カレハガ幼虫がいた。こちらも、2頭。
サクラの枝に見事に溶け込んでいて、実はこの幼虫に気づいたのは昨夜のことであって、それまでずっと見落としていた。そもそも、サクラはほとんど落葉していて、残った葉っぱも青々とは程遠く萎れている。そんなで餌になるとは思えず、このでっかい幼虫が本当にこのサクラで育ったのだろうか?と不思議にも思える。
昨夜、クツワムシが鳴き始めるのを待つ間、庭をあちこち眺めていたら、懐中電灯の灯りに浮かび上がったカレハガ幼虫。歩いているときは体が浮いており、動きと相まってよく目立っていた。
頭の向きは、上写真2枚では下向き、下写真は上向き。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U + SB-30
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
屋根の修理工事をしてもらっている職人さんから「カブトムシがいましたよ」と教えてもらい、
庭のクヌギを見上げてみればカブトムシのオスがいた。しかも、2頭。
今夏は7月の初め頃まではクワガタ、カブトの姿をよく見かけていたが、7月後半以降はパッタリご無沙汰となっていた。
それにしても、高い位置でおまけに葉影に隠れていたカブトムシをよく見つけたものだと感心したが、私より20歳も若い職人さん、渓流釣りも趣味だそうで生き物全般(クモ以外)が好きらしい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FlashQ G20U
庭のサクラには体長10センチ近くの、カレハガ幼虫がいた。こちらも、2頭。
サクラの枝に見事に溶け込んでいて、実はこの幼虫に気づいたのは昨夜のことであって、それまでずっと見落としていた。そもそも、サクラはほとんど落葉していて、残った葉っぱも青々とは程遠く萎れている。そんなで餌になるとは思えず、このでっかい幼虫が本当にこのサクラで育ったのだろうか?と不思議にも思える。
昨夜、クツワムシが鳴き始めるのを待つ間、庭をあちこち眺めていたら、懐中電灯の灯りに浮かび上がったカレハガ幼虫。歩いているときは体が浮いており、動きと相まってよく目立っていた。
頭の向きは、上写真2枚では下向き、下写真は上向き。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U + SB-30
posted by やまかます at 22:26| コウチュウ
2022年08月29日
米粒虫
午前10時
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
林のへりで休憩中のオニヤンマのオス。
すぐ近くにカメラを寄せても平気な様子でじっとしていたが、しばらくするとサッと舞い上がり、空中で小さな虫を捕らえるとクリリンと反転して林の上部へと消えていった。大きな体だけど流石に身軽な動きは、見ていて気持ちが良い。
午後5時半
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
体長わずか4ミリ程度のキムネヒメコメツキモドキ
肉眼では何だか分からず、ハムシ類だろうか?と思いきや、撮影した画像を見て初めて本種と分かった。
生態についての詳細な情報もなく、いったいどんな暮らしをしているのやら。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
林のへりで休憩中のオニヤンマのオス。
すぐ近くにカメラを寄せても平気な様子でじっとしていたが、しばらくするとサッと舞い上がり、空中で小さな虫を捕らえるとクリリンと反転して林の上部へと消えていった。大きな体だけど流石に身軽な動きは、見ていて気持ちが良い。
午後5時半
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
体長わずか4ミリ程度のキムネヒメコメツキモドキ
肉眼では何だか分からず、ハムシ類だろうか?と思いきや、撮影した画像を見て初めて本種と分かった。
生態についての詳細な情報もなく、いったいどんな暮らしをしているのやら。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
posted by やまかます at 21:28| コウチュウ
2022年08月15日
拾いもの
ヒゲコガネのオス
E-M5 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro (深度合成)
先日の12日。
正午前にハンバーガー店へ出掛けたのだが、オーダーを済ませて車に戻ったその時、後ろタイヤのすぐ傍に仰向けになって転がっている、ヒゲコガネがいた。
一目で死骸と判ったけれど、拾い上げてみれば無傷だった。しかも、立派なアンテナをつけたオス。
私が拾い上げなかったら、隣に後から入った車のタイヤに踏み潰されるところであった。まさに危機一髪。
場所は都城市内、国道10号線沿いにある比較的最近オープンしたバーガー店で、値段は高いけどそこそこ旨いらしい。
旨いらしいというのは、私自身はホットドック(小さめ)しか食べておらず、ハンバーガー(超デカい!!)を食べたのは嫁さんと次男だったから。私の胃袋は小さくなってしまい、大きなハンバーガーなどは無理である。
ヒゲコガネは夜の外灯に飛来したのだろうけど、そこから近い生息地は大淀川の河川敷などが考えられるだろう。
宮崎県内で本種は普通に見られるそうだが、私自身は今回初めて死骸を拾っただけでまだ生きた姿を見ていない。たまには夜の外灯巡りもやってみようか、と少しだけ思った。生きた姿と、メスも見たいし。
ちなみに写真のオスは、アンテナと右翅を広げた状態をまち針で固定して三日間、自然乾燥させた。
E-M5 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro (深度合成)
先日の12日。
正午前にハンバーガー店へ出掛けたのだが、オーダーを済ませて車に戻ったその時、後ろタイヤのすぐ傍に仰向けになって転がっている、ヒゲコガネがいた。
一目で死骸と判ったけれど、拾い上げてみれば無傷だった。しかも、立派なアンテナをつけたオス。
私が拾い上げなかったら、隣に後から入った車のタイヤに踏み潰されるところであった。まさに危機一髪。
場所は都城市内、国道10号線沿いにある比較的最近オープンしたバーガー店で、値段は高いけどそこそこ旨いらしい。
旨いらしいというのは、私自身はホットドック(小さめ)しか食べておらず、ハンバーガー(超デカい!!)を食べたのは嫁さんと次男だったから。私の胃袋は小さくなってしまい、大きなハンバーガーなどは無理である。
ヒゲコガネは夜の外灯に飛来したのだろうけど、そこから近い生息地は大淀川の河川敷などが考えられるだろう。
宮崎県内で本種は普通に見られるそうだが、私自身は今回初めて死骸を拾っただけでまだ生きた姿を見ていない。たまには夜の外灯巡りもやってみようか、と少しだけ思った。生きた姿と、メスも見たいし。
ちなみに写真のオスは、アンテナと右翅を広げた状態をまち針で固定して三日間、自然乾燥させた。
posted by やまかます at 20:33| コウチュウ
2022年08月09日
斑猫の狩り
庭で、ハンミョウのメスが獲物を捕らえたところだった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
だいぶ前になるけれど、ハンミョウの狩の様子を1時間ほどしゃがみ込んで観察したことがある。
そこは神社の境内でハンミョウの個体数、密度とも高く、ハンミョウの写真を撮るならまずはココというほど確実な場所である(都城市内)。
地面を忙しく歩いた先で立ち止まり、徐に前傾姿勢をとる時が即ち捕食の瞬間。大顎の動きでも確かに何かを捕食しているのがわかるのだが、チラッと見える獲物の多くはとても小さく判然としない。
いかにも立派な大顎をしている割に捕らえる獲物のサイズが小さい、というのがこれまでの観察で得た印象である。
もっとも観察時間、件数が少ないから何とも言えないが、今回のヒシバッタなどは大きい方ではないだろうか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
だいぶ前になるけれど、ハンミョウの狩の様子を1時間ほどしゃがみ込んで観察したことがある。
そこは神社の境内でハンミョウの個体数、密度とも高く、ハンミョウの写真を撮るならまずはココというほど確実な場所である(都城市内)。
地面を忙しく歩いた先で立ち止まり、徐に前傾姿勢をとる時が即ち捕食の瞬間。大顎の動きでも確かに何かを捕食しているのがわかるのだが、チラッと見える獲物の多くはとても小さく判然としない。
いかにも立派な大顎をしている割に捕らえる獲物のサイズが小さい、というのがこれまでの観察で得た印象である。
もっとも観察時間、件数が少ないから何とも言えないが、今回のヒシバッタなどは大きい方ではないだろうか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
posted by やまかます at 21:44| コウチュウ
2022年07月25日
白チョークかみきり
午前中、仕事部屋のドアを開けて外に出ると、目の前に、オオシロカミキリがいた。
このカミキリムシを見るのは、じつに14年ぶり!!
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
以前、見つけた場所は近所のムクノキだったが、小学生だった次男と同級生数人を引き連れて昆虫観察会を行った時だった(2008年7月12日)。
見つけたのはお友達の一人で、大事そうに握りしめていた本種を撮影させてもらった。握りしめていた手を広げるとすぐさま飛び立ってヒヤッとした。
今朝のオオシロカミキリは昨夜、灯りに飛来した居残りだろうけど、とても落ち着いていた。
このカミキリムシを見るのは、じつに14年ぶり!!
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
以前、見つけた場所は近所のムクノキだったが、小学生だった次男と同級生数人を引き連れて昆虫観察会を行った時だった(2008年7月12日)。
見つけたのはお友達の一人で、大事そうに握りしめていた本種を撮影させてもらった。握りしめていた手を広げるとすぐさま飛び立ってヒヤッとした。
今朝のオオシロカミキリは昨夜、灯りに飛来した居残りだろうけど、とても落ち着いていた。
posted by やまかます at 22:14| コウチュウ
2022年06月27日
梅雨明け
三股町
午前6時半 朝一番の庭巡り。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
まだ亜成体も見かける、コガネグモ。写真のメスは庭の反対側から引っ越してきたようだ。1箇所に1週間といないので見失うけれど、忘れた頃に忽然と別の場所で網を張っている姿が見つかる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
クワの葉を後食していたキボシカミキリ。
食痕のしわざが多い割に昼間は天牛の姿を見掛けないが、涼しい時間帯に食事を済ませていたようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
アシダカグモのメスが抱えている卵のうは、すでに仔グモたちの出のうが始まっていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
毎年、庭の窓の下で芽生えているスイカ。
不思議なことに砂利を敷き詰めたところから芽を出す。
2株が地面を這うように茎を伸ばし、それぞれ花を次々と咲かせている。
毎夏やっている種飛ばしの成果だが、嫁さんが言うには「スイカ愛があるからこそ!」らしい。
花はいくつも咲くけれど、最後に食用となる果実になるのは一個だけ。まあ一個とはいえそこそこのお味で、さて今年も小さなスイカがうまく育つだろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
午前6時半 朝一番の庭巡り。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
まだ亜成体も見かける、コガネグモ。写真のメスは庭の反対側から引っ越してきたようだ。1箇所に1週間といないので見失うけれど、忘れた頃に忽然と別の場所で網を張っている姿が見つかる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
クワの葉を後食していたキボシカミキリ。
食痕のしわざが多い割に昼間は天牛の姿を見掛けないが、涼しい時間帯に食事を済ませていたようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
アシダカグモのメスが抱えている卵のうは、すでに仔グモたちの出のうが始まっていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
毎年、庭の窓の下で芽生えているスイカ。
不思議なことに砂利を敷き詰めたところから芽を出す。
2株が地面を這うように茎を伸ばし、それぞれ花を次々と咲かせている。
毎夏やっている種飛ばしの成果だが、嫁さんが言うには「スイカ愛があるからこそ!」らしい。
花はいくつも咲くけれど、最後に食用となる果実になるのは一個だけ。まあ一個とはいえそこそこのお味で、さて今年も小さなスイカがうまく育つだろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
posted by やまかます at 20:27| コウチュウ
2022年06月20日
几帳面なカミキリムシ
三股町
クヌギでずっと継続観察してきたリンゴドクガ幼虫が、今朝になって姿を消してしまった。
食事のため遠出をしてもせいぜい2mほど台座から離れるだけだったのが、いくら周辺の枝を探しても見つからない。
数時間後に見ても戻っていないことから、引っ越しをしたか営繭のために移動したのかもしれない。
諦め切れずしつこく梢を探していたら、面白い格好をした行儀の良いコウチュウ(甲虫)がいた。
触角を前にまっすぐ揃えて伸ばしている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
うん!?これは、カミキリムシの仲間の、カッコウメダカカミキリではないか。標本では見たことがあるけど生きている姿を見るのは初めて。
風で揺れる葉っぱを摘んだらその刺激でポトリと落ちてしまい、地面に落ちてはもう探すのは無理かと諦めかけたところ数十センチ下の葉っぱに着地していたのが上の写真。
メダカというだけあって、複眼が張り出しているのも本種の特徴。前から見ると頭がハート型になる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
本種のホストはアケビということで、アケビは道路を挟んで真向かいにある。毎年、多数の果実をつけている大きなアケビだ。時間ができたらアケビを見ておこう。
歩き出すとちょこまか素早い動き。とても小さいカミキリムシ、です。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
隣のクヌギには、鳥の糞そっくりのスカシカギバ幼虫もいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
リンゴドクガ幼虫がいた隣のクヌギではヤママユのでっかい終齢幼虫が1頭、まだ葉っぱを食べている。
路面に落ちてくる糞も特大になった。
4月に孵化した幼虫が3頭いて、4齢後半までは3頭とも観察できていたが1頭以外はやがて見失っていた。
ところが今日は他のもう1頭を見つけることができた。やはり生きていたのだ!
3頭目もきっとどこかにいるに違いないと思えてきた。
幼虫が育っている枝は道路の上にはみ出ているので、営繭を待ってその後に伐採を予定している。うまくいけば枝ごと繭を回収出来るはずだ。
クヌギでずっと継続観察してきたリンゴドクガ幼虫が、今朝になって姿を消してしまった。
食事のため遠出をしてもせいぜい2mほど台座から離れるだけだったのが、いくら周辺の枝を探しても見つからない。
数時間後に見ても戻っていないことから、引っ越しをしたか営繭のために移動したのかもしれない。
諦め切れずしつこく梢を探していたら、面白い格好をした行儀の良いコウチュウ(甲虫)がいた。
触角を前にまっすぐ揃えて伸ばしている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
うん!?これは、カミキリムシの仲間の、カッコウメダカカミキリではないか。標本では見たことがあるけど生きている姿を見るのは初めて。
風で揺れる葉っぱを摘んだらその刺激でポトリと落ちてしまい、地面に落ちてはもう探すのは無理かと諦めかけたところ数十センチ下の葉っぱに着地していたのが上の写真。
メダカというだけあって、複眼が張り出しているのも本種の特徴。前から見ると頭がハート型になる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
本種のホストはアケビということで、アケビは道路を挟んで真向かいにある。毎年、多数の果実をつけている大きなアケビだ。時間ができたらアケビを見ておこう。
歩き出すとちょこまか素早い動き。とても小さいカミキリムシ、です。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
隣のクヌギには、鳥の糞そっくりのスカシカギバ幼虫もいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
リンゴドクガ幼虫がいた隣のクヌギではヤママユのでっかい終齢幼虫が1頭、まだ葉っぱを食べている。
路面に落ちてくる糞も特大になった。
4月に孵化した幼虫が3頭いて、4齢後半までは3頭とも観察できていたが1頭以外はやがて見失っていた。
ところが今日は他のもう1頭を見つけることができた。やはり生きていたのだ!
3頭目もきっとどこかにいるに違いないと思えてきた。
幼虫が育っている枝は道路の上にはみ出ているので、営繭を待ってその後に伐採を予定している。うまくいけば枝ごと繭を回収出来るはずだ。
posted by やまかます at 20:48| コウチュウ
2022年06月18日
クワガタの穴
三股町
「お化けクヌギ」に小柄なヒラタクワガタ♂がいて、
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
やがて、大きな穴の前に到着。「クワガタの穴」だ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
穴の奥には別の大きなクワガタが待ち構えていて、小柄なヒラタは一撃の下に樹下へと放り投げられた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
穴の奥に先に陣取っていたのは、大柄のコクワガタ♂だった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
先日、ここにいた大型ヒラタやノコギリクワガタは、すでにどこかへと移動したようで、「クワガタの穴」は様々なクワガタを呼び込み、そして旅立ちの名所ともなっているようだ。
一昨日の朝、午前6時22分、下の谷津田から林の中の坂道を登ってきたのだろう、
ヒクイナのペアが庭を歩いていた。
家壁にどんどん近づいてくるので窓を開けることはできず、寝室の窓から辛うじてカメラを向けることができた。
最初付かず離れず揃って歩いていた2羽だが途中から離れてウロウロし始め、長居はせず隣の耕作放棄地の藪へと消えて行った。
尾根越えをして隣の谷津田への移動中だったようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
「お化けクヌギ」に小柄なヒラタクワガタ♂がいて、
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
やがて、大きな穴の前に到着。「クワガタの穴」だ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
穴の奥には別の大きなクワガタが待ち構えていて、小柄なヒラタは一撃の下に樹下へと放り投げられた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
穴の奥に先に陣取っていたのは、大柄のコクワガタ♂だった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
先日、ここにいた大型ヒラタやノコギリクワガタは、すでにどこかへと移動したようで、「クワガタの穴」は様々なクワガタを呼び込み、そして旅立ちの名所ともなっているようだ。
一昨日の朝、午前6時22分、下の谷津田から林の中の坂道を登ってきたのだろう、
ヒクイナのペアが庭を歩いていた。
家壁にどんどん近づいてくるので窓を開けることはできず、寝室の窓から辛うじてカメラを向けることができた。
最初付かず離れず揃って歩いていた2羽だが途中から離れてウロウロし始め、長居はせず隣の耕作放棄地の藪へと消えて行った。
尾根越えをして隣の谷津田への移動中だったようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:57| コウチュウ
2022年06月15日
雨上がり
三股町
モンシロチョウ 吸蜜しているわけではなく休憩中。羽化してまだ日が浅いオス。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
チュウガタシロカネグモ 玄関出てすぐ目線の高さに網を張っていた
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
スジコガネ 黄金虫を写すときは木陰で。コガネムシと入れ替わるようにスジコガネの数が増えた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クルマスズメ 久しぶりにご対面。この後力強く羽ばたいて樹上へと飛び去った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
午後7時48分 霧島山
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
夕方から1時間半ほど自宅林の下草刈りを行った。気温はほどほどで大して汗はかかなかったが、かなりバテてしまった。この時期、月に最低2回は行わないと観察路が歩きづらいし、土のむき出し地面も確保したい。
草刈機エンジンの激しい振動が体にキツい。エンジンの馬力が高い方なので余計にこたえるのだろう。つくづく、これが電動モーターだったらと思う。同じ馬力だとモーターの方が静かで体も楽に違いない。実際、そういう話を聞いたこともある。ガソリン価格がさらに上がるようならモーター駆動の導入も止む無しかもしれない。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
モンシロチョウ 吸蜜しているわけではなく休憩中。羽化してまだ日が浅いオス。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
チュウガタシロカネグモ 玄関出てすぐ目線の高さに網を張っていた
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
スジコガネ 黄金虫を写すときは木陰で。コガネムシと入れ替わるようにスジコガネの数が増えた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
クルマスズメ 久しぶりにご対面。この後力強く羽ばたいて樹上へと飛び去った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
午後7時48分 霧島山
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
夕方から1時間半ほど自宅林の下草刈りを行った。気温はほどほどで大して汗はかかなかったが、かなりバテてしまった。この時期、月に最低2回は行わないと観察路が歩きづらいし、土のむき出し地面も確保したい。
草刈機エンジンの激しい振動が体にキツい。エンジンの馬力が高い方なので余計にこたえるのだろう。つくづく、これが電動モーターだったらと思う。同じ馬力だとモーターの方が静かで体も楽に違いない。実際、そういう話を聞いたこともある。ガソリン価格がさらに上がるようならモーター駆動の導入も止む無しかもしれない。
※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp (アットマークは@に)
posted by やまかます at 21:04| コウチュウ
2022年06月13日
お化けクヌギとクワガタムシ
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO (12日撮影)
年始に枝を伐採したクヌギが、今は「お化けクヌギ」に。
萌芽力をフルに発揮した結果、地面まで幹がすっかり見えないほど枝葉が茂っている。今にも歩き出しそうだ。
11日の午前6時、オオスズメバチが頻繁に出入りしているのが気になってクヌギの幹を見に行ってみれば、
大きなヒラタクワガタ♂がいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
見つけてすぐ、ヒラタクワガタは樹液の出ている穴へと歩みを進めた。
その樹液穴には数日前からノコギリクワガタのペアが潜んでいる。これは激しい争いになるだろう、と成り行きを見守ることにした。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
ヒラタクワガタはなんの躊躇いも無く樹液穴にズカズカと入っていき、すぐさまノコギリクワガタの反撃を受けていることが、ガチガチという大顎の擦れる音でわかった。ヒラタの体格は立派だがノコギリも劣らず大型クラスだ。暗い穴の奥からは音がするだけで両者の争いの様子はまったく見えない。しばらく激しい音が聞こえていたが、急に静かになり次の瞬間、ノコギリクワガタの小柄なメスが慌てふためいて外に逃れ出てきた。
しばらくしてヒラタ♂が顔を見せた。どこか威張っているようにも見える。
ドッシリと構えており、まさか下半身をノコギリクワガタの大顎で挟まれている、ということはないだろうと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
ノコギリクワガタのメスは外に飛び出したのに、オスは一向に出てこなかった。奥に引き下がって反撃の機会を窺っているのだろうか。それとも出ようにも出れないのか。ともかくも樹液洞穴の中は意外と広いようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
午後1時15分、雨滴を纏ったリンゴドクガ幼虫は台座のすぐ近くで食事中だった。食事を終えるとまた台座に落ち着いており規則正しい生活はまだ続くようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
小雨の中、クヌギ並み木のアーケードを見上げていると、プライヤアオシャチホコ幼虫がこちらも食事中だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO (12日撮影)
年始に枝を伐採したクヌギが、今は「お化けクヌギ」に。
萌芽力をフルに発揮した結果、地面まで幹がすっかり見えないほど枝葉が茂っている。今にも歩き出しそうだ。
11日の午前6時、オオスズメバチが頻繁に出入りしているのが気になってクヌギの幹を見に行ってみれば、
大きなヒラタクワガタ♂がいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
見つけてすぐ、ヒラタクワガタは樹液の出ている穴へと歩みを進めた。
その樹液穴には数日前からノコギリクワガタのペアが潜んでいる。これは激しい争いになるだろう、と成り行きを見守ることにした。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
ヒラタクワガタはなんの躊躇いも無く樹液穴にズカズカと入っていき、すぐさまノコギリクワガタの反撃を受けていることが、ガチガチという大顎の擦れる音でわかった。ヒラタの体格は立派だがノコギリも劣らず大型クラスだ。暗い穴の奥からは音がするだけで両者の争いの様子はまったく見えない。しばらく激しい音が聞こえていたが、急に静かになり次の瞬間、ノコギリクワガタの小柄なメスが慌てふためいて外に逃れ出てきた。
しばらくしてヒラタ♂が顔を見せた。どこか威張っているようにも見える。
ドッシリと構えており、まさか下半身をノコギリクワガタの大顎で挟まれている、ということはないだろうと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
ノコギリクワガタのメスは外に飛び出したのに、オスは一向に出てこなかった。奥に引き下がって反撃の機会を窺っているのだろうか。それとも出ようにも出れないのか。ともかくも樹液洞穴の中は意外と広いようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
午後1時15分、雨滴を纏ったリンゴドクガ幼虫は台座のすぐ近くで食事中だった。食事を終えるとまた台座に落ち着いており規則正しい生活はまだ続くようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
小雨の中、クヌギ並み木のアーケードを見上げていると、プライヤアオシャチホコ幼虫がこちらも食事中だった。
posted by やまかます at 19:25| コウチュウ
2022年05月26日
異な場所にて
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
長田峡の水銀灯近くにいたヘビトンボ。
朝一番、水銀灯や自販機に居残った虫を見に行ってみたがお目当ての虫はいなくて、オオミズアオの細切れになった翅が雨で濡れて黒い路面に張り付いていた。鳥に襲われたのだろうか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ミョウガの葉を食べていたコガネムシ。広食性でいろんな植物の葉や果実、花などを食べるけれど、特に好みの植物があるようにも思えない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
脚の収まりがクヌギの葉にピタリと決まっている。なんでこんな長い脚なんだか。ホソガガンボ属には似たようなのが何種もいて、同定は難しいようだ。
移動中だったのか枯れて倒れかかったアブラナの茎にじっとしていた、タイワンオオテントウダマシ。
胸部についているピンク色の粒々はダニの一種。
いた場所は浴室の出窓下の草地。
成虫も幼虫も菌食で、梅雨の時期に産卵して幼虫が育つ場所はクヌギなどの朽木。
庭に野積みにしてあるクヌギ朽木材では毎年のように発生しているが、まだ卵だけは見ていない。
タイワンオオテントウダマシのキノコを食べる幼虫や蛹、羽化シーン、成虫などの写真を掲載したのは、
2018年に発行した「ふしぎいっぱい写真絵本シリーズ」の『きのこレストラン』(ポプラ社)。
テントウダマシ科の中でも特大で美麗の本種が、2007年に移転してきた当時、庭にいきなり現れてびっくりしたのも懐かしい。
当時の国内分布情報は長崎県対馬のみだったから、最初は目の前の事実をどう理解していいのか混乱してしまったのが正直なところ。もちろん生きた姿を見るのは初めてだった。
その後、県内では何箇所かの産地が知られるようになったけれど、昔からいたわけではなさそうで、県外からの外来種である可能性が高いようだ。なおさら、この虫との出会いには感慨深いものがある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
長田峡の水銀灯近くにいたヘビトンボ。
朝一番、水銀灯や自販機に居残った虫を見に行ってみたがお目当ての虫はいなくて、オオミズアオの細切れになった翅が雨で濡れて黒い路面に張り付いていた。鳥に襲われたのだろうか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ミョウガの葉を食べていたコガネムシ。広食性でいろんな植物の葉や果実、花などを食べるけれど、特に好みの植物があるようにも思えない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
脚の収まりがクヌギの葉にピタリと決まっている。なんでこんな長い脚なんだか。ホソガガンボ属には似たようなのが何種もいて、同定は難しいようだ。
移動中だったのか枯れて倒れかかったアブラナの茎にじっとしていた、タイワンオオテントウダマシ。
胸部についているピンク色の粒々はダニの一種。
いた場所は浴室の出窓下の草地。
成虫も幼虫も菌食で、梅雨の時期に産卵して幼虫が育つ場所はクヌギなどの朽木。
庭に野積みにしてあるクヌギ朽木材では毎年のように発生しているが、まだ卵だけは見ていない。
タイワンオオテントウダマシのキノコを食べる幼虫や蛹、羽化シーン、成虫などの写真を掲載したのは、
2018年に発行した「ふしぎいっぱい写真絵本シリーズ」の『きのこレストラン』(ポプラ社)。
テントウダマシ科の中でも特大で美麗の本種が、2007年に移転してきた当時、庭にいきなり現れてびっくりしたのも懐かしい。
当時の国内分布情報は長崎県対馬のみだったから、最初は目の前の事実をどう理解していいのか混乱してしまったのが正直なところ。もちろん生きた姿を見るのは初めてだった。
その後、県内では何箇所かの産地が知られるようになったけれど、昔からいたわけではなさそうで、県外からの外来種である可能性が高いようだ。なおさら、この虫との出会いには感慨深いものがある。
posted by やまかます at 21:26| コウチュウ
2022年05月22日
インクブルー
三股町
庭にはドングリから成長したミズナラの若木が3本あって、クロナガタマムシが葉っぱのヘリを食べていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
食事の合間に時々翅を広げては丹念にクリーニングをする。これはチャンスとばかりしばらく様子を見てみた。腹拵えと身繕い、そして日陰での休憩を交互に行うようだった。
それでようやく腹部背面が輝くインクブルーを写し止めることができた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
都城市 神柱公園
目下進行中の企画本の仕事で、ヒトスジシマカを探しに出掛けた。
我が家でヤブ蚊といえばヤマトヤブカがほとんどでヒトスジシマカは滅多に見ないからだけど、わざわざヒトスジシマカを求めて出かけるのを面白がって嫁さんも同行した。神柱公園は街中なのでついでに買い物も済ませようというわけだ。
社殿裏の森の日陰に入るとお目当ての藪蚊は体にまとわりつくように集まってきた。
花で吸蜜している藪蚊はおらず、ヒメナガカメムシ属の一種が来ていた。
普通種とはいえヒメナガカメムシ属の同定は難しい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
庭にはドングリから成長したミズナラの若木が3本あって、クロナガタマムシが葉っぱのヘリを食べていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
食事の合間に時々翅を広げては丹念にクリーニングをする。これはチャンスとばかりしばらく様子を見てみた。腹拵えと身繕い、そして日陰での休憩を交互に行うようだった。
それでようやく腹部背面が輝くインクブルーを写し止めることができた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
都城市 神柱公園
目下進行中の企画本の仕事で、ヒトスジシマカを探しに出掛けた。
我が家でヤブ蚊といえばヤマトヤブカがほとんどでヒトスジシマカは滅多に見ないからだけど、わざわざヒトスジシマカを求めて出かけるのを面白がって嫁さんも同行した。神柱公園は街中なのでついでに買い物も済ませようというわけだ。
社殿裏の森の日陰に入るとお目当ての藪蚊は体にまとわりつくように集まってきた。
花で吸蜜している藪蚊はおらず、ヒメナガカメムシ属の一種が来ていた。
普通種とはいえヒメナガカメムシ属の同定は難しい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 19:38| コウチュウ
2022年05月11日
飛びたい!!キマワリ
三股町
昨夜、外灯に飛来した蛾は少なかったが、
キエダシャクは初めての登場。
ノイバラにつく本種の幼虫は自宅周辺ではこれまで全く見つかっておらず、2016年5月、ヤママユ飼育の撮影で訪れた長野県安曇野で久しぶりに出会えた。それ以前に撮影した記憶はいつだったかはっきりせず、ずっと昔、場所は埼玉県秋ヶ瀬公園だったような、、、、。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350×2
同じくシャクガ科の、エグリヅマエダシャク。燕尾服の裾を跳ね上げたような特徴的な止まり方をする。写真の止まり方ではその特徴が分かりづらいけど、家壁から地面に着地した後、コマユミの枝に飛び移った。
これもずっと昔、清瀬市の里山緑地保全林のキヅタで真冬に幼虫を見つけ、その当時私にとっては謎の幼虫で、それを飼育して正体を突き止めたのも懐かしい。多食性でいろんな植物で育つようだが、これも久しく幼虫を見ていないような気がする。
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350×2
花壇のアメリカナデシコ(ヒゲナデシコ)で日光浴中のモンキアゲハ♀は、昼食後、窓越しに発見。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
口吻が伸びているけど吸蜜していないことは、正面に回り込んで確認できた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
物置小屋の前の草上でモジモジ、上に行きたくて行きたくて、という、キマワリがいた。
その仕草から、「これは飛ぶな」と分かったので素早くプロキャプチャーモードでカメラを構えてみた。
まあしかし、モジモジがいかにも長く、思わず「飛びたいんでしょ!」と声に出そうになる。
やがて上翅をパッカんと持ち上げ、下翅がスッと差し出され、ようやく飛び立った。
飛翔するキマワリは初めて見るけど、飛翔といっても地面めがけて一直線に下降しただけだった。
さらにもう一度飛んだけれど、これまた滑空降下というもので、上空へと舞い上がる姿は拝めなかった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
昨夜、外灯に飛来した蛾は少なかったが、
キエダシャクは初めての登場。
ノイバラにつく本種の幼虫は自宅周辺ではこれまで全く見つかっておらず、2016年5月、ヤママユ飼育の撮影で訪れた長野県安曇野で久しぶりに出会えた。それ以前に撮影した記憶はいつだったかはっきりせず、ずっと昔、場所は埼玉県秋ヶ瀬公園だったような、、、、。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350×2
同じくシャクガ科の、エグリヅマエダシャク。燕尾服の裾を跳ね上げたような特徴的な止まり方をする。写真の止まり方ではその特徴が分かりづらいけど、家壁から地面に着地した後、コマユミの枝に飛び移った。
これもずっと昔、清瀬市の里山緑地保全林のキヅタで真冬に幼虫を見つけ、その当時私にとっては謎の幼虫で、それを飼育して正体を突き止めたのも懐かしい。多食性でいろんな植物で育つようだが、これも久しく幼虫を見ていないような気がする。
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350×2
花壇のアメリカナデシコ(ヒゲナデシコ)で日光浴中のモンキアゲハ♀は、昼食後、窓越しに発見。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
口吻が伸びているけど吸蜜していないことは、正面に回り込んで確認できた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
物置小屋の前の草上でモジモジ、上に行きたくて行きたくて、という、キマワリがいた。
その仕草から、「これは飛ぶな」と分かったので素早くプロキャプチャーモードでカメラを構えてみた。
まあしかし、モジモジがいかにも長く、思わず「飛びたいんでしょ!」と声に出そうになる。
やがて上翅をパッカんと持ち上げ、下翅がスッと差し出され、ようやく飛び立った。
飛翔するキマワリは初めて見るけど、飛翔といっても地面めがけて一直線に下降しただけだった。
さらにもう一度飛んだけれど、これまた滑空降下というもので、上空へと舞い上がる姿は拝めなかった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:37| コウチュウ
2022年05月03日
ヒゴヒゲナガハナノミ
三股町
ツルウメモドキの花にはジョウカイボンをはじめ、ニホンミツバチやハナアブ類などが訪れていた。
花は小さいけれど多数が塊になって咲いている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ヒゴヒゲナガハナノミの交尾カップルが数組いて、写真はノビルのひと組(下がオス)。
メスを探しているのか、草のてっぺんに構えて触角をピコピコ動かしているオスが多数いた。
オスは徐に飛び立ってゆったり舞っては近くの草に着地して、を繰り返していた。飛翔する姿はホタル類にそっくりに見える。
本種は去年の同じ頃にも載せていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
昨日は気温が低かったせいか一度も姿を見なかったサラサヤンマが、今日はまた同じ休耕田の水路上で占有飛翔していた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ツルウメモドキの花にはジョウカイボンをはじめ、ニホンミツバチやハナアブ類などが訪れていた。
花は小さいけれど多数が塊になって咲いている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ヒゴヒゲナガハナノミの交尾カップルが数組いて、写真はノビルのひと組(下がオス)。
メスを探しているのか、草のてっぺんに構えて触角をピコピコ動かしているオスが多数いた。
オスは徐に飛び立ってゆったり舞っては近くの草に着地して、を繰り返していた。飛翔する姿はホタル類にそっくりに見える。
本種は去年の同じ頃にも載せていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
昨日は気温が低かったせいか一度も姿を見なかったサラサヤンマが、今日はまた同じ休耕田の水路上で占有飛翔していた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:52| コウチュウ
2022年04月29日
ムネモンヤツボシカミキリとキウィ
三股町
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
お隣の果樹園ではキウィの開花が盛んになった。
今日は風が強く吹き荒れ昼頃まで曇っていたせいか、ハチ類の姿はほとんど無いけれど、カミキリモドキの一種が来ていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
先日、コナラで見かけたムネモンヤツボシカミキリのホストがサルナシと知ってその時にはすぐ、キウィを思いつかなかった。実はここのキウィはコナラのすぐ横に植わっているのだ。
今日の昼過ぎ、キウィの新梢で後食しているムネモンヤツボシカミキリを見つけて、なるほど、サルナシとキウィは同じマタタビ科の同属であった、と改めて気づいた。
ちなみにキウィフルーツは、中国原産シナサルナシがニュージーランドで改良されたものらしい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
気になって探してみれば、キウィの蔓の立ち枯れ部位に、小さな羽脱穴が2つ見つかった。おそらくキウィで発生したのだろうと思えた。
体長15ミリほどだが、鮮やかな黄色微毛に覆われた姿は目に焼き付くカミキリムシだ。こんなカミキリムシが身近な場所にいたなんて意外だったが、キウィが発生木に成長するまで数年を要し、そこへどこからか飛来したのであろうか?
これまで一度もこの辺りで見たことがなく、先日、コナラで初めて出会ったばかり。
しばらくはキウィの蔓棚から目が離せなくなりそうだ。
コナラに目を向けてみると、オオイシアブがコメツキムシの一種を捕食していた。
おそらく飛翔中のコメツキムシを目ざとくフライキャッチしたのだろう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
お隣の果樹園ではキウィの開花が盛んになった。
今日は風が強く吹き荒れ昼頃まで曇っていたせいか、ハチ類の姿はほとんど無いけれど、カミキリモドキの一種が来ていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
先日、コナラで見かけたムネモンヤツボシカミキリのホストがサルナシと知ってその時にはすぐ、キウィを思いつかなかった。実はここのキウィはコナラのすぐ横に植わっているのだ。
今日の昼過ぎ、キウィの新梢で後食しているムネモンヤツボシカミキリを見つけて、なるほど、サルナシとキウィは同じマタタビ科の同属であった、と改めて気づいた。
ちなみにキウィフルーツは、中国原産シナサルナシがニュージーランドで改良されたものらしい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
気になって探してみれば、キウィの蔓の立ち枯れ部位に、小さな羽脱穴が2つ見つかった。おそらくキウィで発生したのだろうと思えた。
体長15ミリほどだが、鮮やかな黄色微毛に覆われた姿は目に焼き付くカミキリムシだ。こんなカミキリムシが身近な場所にいたなんて意外だったが、キウィが発生木に成長するまで数年を要し、そこへどこからか飛来したのであろうか?
これまで一度もこの辺りで見たことがなく、先日、コナラで初めて出会ったばかり。
しばらくはキウィの蔓棚から目が離せなくなりそうだ。
コナラに目を向けてみると、オオイシアブがコメツキムシの一種を捕食していた。
おそらく飛翔中のコメツキムシを目ざとくフライキャッチしたのだろう。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 20:26| コウチュウ
2022年04月25日
虫こぶとシギゾウムシ
三股町
昨日、コナラの若葉にゴマダラオトシブミのゆりかごが一つ見つかり、そして今朝になってみると、二つ、三つと増えていた。それならば、ゆりかご作りに勤しむメスが見つかるかもと探してみた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
しかし、ゴマダラオトシブミは見つからず、しつこく梢を眺めていると、シギゾウムシの姿が葉影にチラッと見えた。
2メートル以上の高さなので、ここは1000ミリ相当超望遠レンズのお出まし。
「オヤ!? 長い口吻を枝に突き立てている。クヌギシギゾウムシかな?」
新梢の枝は膨らんでおり、これは虫こぶに違いない。
ナラワカエダフクレズイフシ、かな?いや、これは断定できない。正確な同定は難しい。
いくつか見える小さな穴は、宿主のタマバチが羽脱した痕だろう。
ともかくも、虫こぶにできた裂開溝に口吻を突き立てているのは吸汁しているのだろうと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO GODOX TT350
シギゾウムシの動きをしばらく見てから、ふと目線を下げると羽化直後のヤマトカギバが張り付くように止まっていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
立て続けに、次は明るい黄色鮮やかなカミキリムシが登場。
ムネモンヤツボシカミキリ、だろう。この辺にサルナシは無いので、ホストはツルウメモドキかな。
ツルウメモドキは多く自生している。
こちらも、居場所がちょい高くて遠い。しっかり撮影したかったが、すぐに飛んでしまった。
写真でわかるように、左脚を上げて上翅も浮かしているのはフライト準備中という体勢。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
昨日、コナラの若葉にゴマダラオトシブミのゆりかごが一つ見つかり、そして今朝になってみると、二つ、三つと増えていた。それならば、ゆりかご作りに勤しむメスが見つかるかもと探してみた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
しかし、ゴマダラオトシブミは見つからず、しつこく梢を眺めていると、シギゾウムシの姿が葉影にチラッと見えた。
2メートル以上の高さなので、ここは1000ミリ相当超望遠レンズのお出まし。
「オヤ!? 長い口吻を枝に突き立てている。クヌギシギゾウムシかな?」
新梢の枝は膨らんでおり、これは虫こぶに違いない。
ナラワカエダフクレズイフシ、かな?いや、これは断定できない。正確な同定は難しい。
いくつか見える小さな穴は、宿主のタマバチが羽脱した痕だろう。
ともかくも、虫こぶにできた裂開溝に口吻を突き立てているのは吸汁しているのだろうと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO GODOX TT350
シギゾウムシの動きをしばらく見てから、ふと目線を下げると羽化直後のヤマトカギバが張り付くように止まっていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
立て続けに、次は明るい黄色鮮やかなカミキリムシが登場。
ムネモンヤツボシカミキリ、だろう。この辺にサルナシは無いので、ホストはツルウメモドキかな。
ツルウメモドキは多く自生している。
こちらも、居場所がちょい高くて遠い。しっかり撮影したかったが、すぐに飛んでしまった。
写真でわかるように、左脚を上げて上翅も浮かしているのはフライト準備中という体勢。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:07| コウチュウ
2022年04月13日
ナミテントウ、フライトは失敗
三股町
午前中は晴れ間もあって、予定外の撮影を庭先で済ませることができた。
思い描いていた絵柄を撮影するにはかなり時間が掛かることは承知で、虫の動き次第でもあり、むしろこちらの根気が問われるところ。けれどふと思いついたそのタイミングがうまく嵌まったようだ。
本題の撮影を終えて草むらを眺めていると、ナミテントウがスイバの花茎を登っているところだった。雄花だったので、飛び立った瞬間に花粉が舞い散っていた。ただし、この後、左後ろ翅が花にぶつかったこともあり、バランスを崩して、地上へと落下してしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro プロキャプチャーSH1
クヌギではヤママユの1齢幼虫が順調に育っている。確認できているのは3頭だけ。
見落としている幼虫がいづれひょっこりと現れてくれるといいのだが。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
若葉をモリモリ食べている様子を眺めてのち、仕事部屋に戻ろうとすると足元から、黒っぽい蛾が飛び出してノイバラの茂みに隠れた。幼虫はカラムシの葉上でよく見つかる、タイワンキシタアツバ、だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
ずっと前のこと、玄関先すぐの地面にタツナミソウの群落があった。
14年前のブログ記事『昆虫ある記』(2008/4/23)には写真が載せてあるけれど、その翌年だったか翌々年だったか、何故ゆえか群落はパッタリと姿を消してしまった。
ところが、今年になって以前ほどではないけれど、同じ場所にタツナミソウ(桃色)が復活した。
庭から離れた自宅林の方にもちらほら花が咲き始めており、早速、嫁さんに報告した。
「あら、ほんとだ!?」
下写真は林床に生えていた株。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
毎年、春になると植木市で好みの樹木や苗を買って植えているけど、どうやっても根付かず枯れてしまうものもある。
何度も試して育たなかった代表種と言えるものは、たとえば、オガタマノキ、ジンチョウゲ、そして、サンショ。
イヌザンショはいくらでも自生しているのに、サンショは3年間、3回ともダメで諦めてしまった。
土をいじり管理はしていても、自然にどこからともなくやって来て、居着いてくれると尚更嬉しい。
オドリコソウなどは、隣の敷地から飛び火するかのようにうちの林にも入ってき始めている。いづれ群落になる日が楽しみだ。タツナミソウも、以前のような群落にまで復活してくれることを期待したい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午前中は晴れ間もあって、予定外の撮影を庭先で済ませることができた。
思い描いていた絵柄を撮影するにはかなり時間が掛かることは承知で、虫の動き次第でもあり、むしろこちらの根気が問われるところ。けれどふと思いついたそのタイミングがうまく嵌まったようだ。
本題の撮影を終えて草むらを眺めていると、ナミテントウがスイバの花茎を登っているところだった。雄花だったので、飛び立った瞬間に花粉が舞い散っていた。ただし、この後、左後ろ翅が花にぶつかったこともあり、バランスを崩して、地上へと落下してしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro プロキャプチャーSH1
クヌギではヤママユの1齢幼虫が順調に育っている。確認できているのは3頭だけ。
見落としている幼虫がいづれひょっこりと現れてくれるといいのだが。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
若葉をモリモリ食べている様子を眺めてのち、仕事部屋に戻ろうとすると足元から、黒っぽい蛾が飛び出してノイバラの茂みに隠れた。幼虫はカラムシの葉上でよく見つかる、タイワンキシタアツバ、だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
ずっと前のこと、玄関先すぐの地面にタツナミソウの群落があった。
14年前のブログ記事『昆虫ある記』(2008/4/23)には写真が載せてあるけれど、その翌年だったか翌々年だったか、何故ゆえか群落はパッタリと姿を消してしまった。
ところが、今年になって以前ほどではないけれど、同じ場所にタツナミソウ(桃色)が復活した。
庭から離れた自宅林の方にもちらほら花が咲き始めており、早速、嫁さんに報告した。
「あら、ほんとだ!?」
下写真は林床に生えていた株。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
毎年、春になると植木市で好みの樹木や苗を買って植えているけど、どうやっても根付かず枯れてしまうものもある。
何度も試して育たなかった代表種と言えるものは、たとえば、オガタマノキ、ジンチョウゲ、そして、サンショ。
イヌザンショはいくらでも自生しているのに、サンショは3年間、3回ともダメで諦めてしまった。
土をいじり管理はしていても、自然にどこからともなくやって来て、居着いてくれると尚更嬉しい。
オドリコソウなどは、隣の敷地から飛び火するかのようにうちの林にも入ってき始めている。いづれ群落になる日が楽しみだ。タツナミソウも、以前のような群落にまで復活してくれることを期待したい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:59| コウチュウ
2022年04月10日
インクブルーな、装い
三股町
午前7時半、遅めの朝食は前々から気になっていたパン屋でようやくのこと買い求めた、胡桃パン。
都城市ではかなり評判の高い店らしい。
窓の外は白く霞んでいた。イヌビワの緑葉が日々、鮮やかになってきた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
コナラのひこばえにいた、クロナガタマムシ。
細かい木屑を纏っているのは、蛹室から出てきて間も無いのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
アリにたかられて鬱陶しかったのか、モゾモゾと体を揺すった直後に飛び去った。
間一髪、シャッターを切れたけれど、大きくブレてしまった。
腹部背面は鮮やかなインクブルー。なんと粋な身なりだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
都城市 山之口町
シオカラトンボが出ていないか見に行った公園ではトンボの姿は一切無く、サクラの花びらが張り付いた川床で吸水しているカラスアゲハのオスがいた。
かなり敏感で、近づくとすぐに舞い上がり、しばらくはあちこちを飛び回りして、また戻って来る。飛んでいる姿には空を自由に飛ぶことのできる幸せが溢れているように見えた。ハツラツとしてい、まさにウォーミングアップに躍動している、そんな感触が伝わってきた。今朝にも羽化したばかりのようなピカピカの姿。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
吸水しているうちに、強い日差しを敢えてたっぷり受け止めるかのように、体を太陽に向けて傾けた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午後5時半、すっかり若葉に包まれた、コナラ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午前7時半、遅めの朝食は前々から気になっていたパン屋でようやくのこと買い求めた、胡桃パン。
都城市ではかなり評判の高い店らしい。
窓の外は白く霞んでいた。イヌビワの緑葉が日々、鮮やかになってきた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
コナラのひこばえにいた、クロナガタマムシ。
細かい木屑を纏っているのは、蛹室から出てきて間も無いのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
アリにたかられて鬱陶しかったのか、モゾモゾと体を揺すった直後に飛び去った。
間一髪、シャッターを切れたけれど、大きくブレてしまった。
腹部背面は鮮やかなインクブルー。なんと粋な身なりだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
都城市 山之口町
シオカラトンボが出ていないか見に行った公園ではトンボの姿は一切無く、サクラの花びらが張り付いた川床で吸水しているカラスアゲハのオスがいた。
かなり敏感で、近づくとすぐに舞い上がり、しばらくはあちこちを飛び回りして、また戻って来る。飛んでいる姿には空を自由に飛ぶことのできる幸せが溢れているように見えた。ハツラツとしてい、まさにウォーミングアップに躍動している、そんな感触が伝わってきた。今朝にも羽化したばかりのようなピカピカの姿。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
吸水しているうちに、強い日差しを敢えてたっぷり受け止めるかのように、体を太陽に向けて傾けた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
午後5時半、すっかり若葉に包まれた、コナラ。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:53| コウチュウ
2022年04月08日
道おしえ、走る
都城市 早水公園
日差しがキツいので今日も長袖のままだが、半袖姿で散歩される方もチラホラ見かけた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
公園の池ではシオカラトンボのオスが飛んでいて、
ホソミイトトンボは交尾カップルも多数いた。カップルはどれも飛び交っており落ち着かない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
暑く焼けた舗装路ではハンミョウが活動していた。
見ている前で小さな獲物を捕らえたが正体はわからず、あっという間に食べてしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ムラサキサギゴケの花で吸蜜するクロアゲハがいて、素早く飛び交うアゲハの姿も多かった。
三股町
自宅林では、色づいたホソミオツネントンボのメス、がいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
日差しがキツいので今日も長袖のままだが、半袖姿で散歩される方もチラホラ見かけた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
公園の池ではシオカラトンボのオスが飛んでいて、
ホソミイトトンボは交尾カップルも多数いた。カップルはどれも飛び交っており落ち着かない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
暑く焼けた舗装路ではハンミョウが活動していた。
見ている前で小さな獲物を捕らえたが正体はわからず、あっという間に食べてしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ムラサキサギゴケの花で吸蜜するクロアゲハがいて、素早く飛び交うアゲハの姿も多かった。
三股町
自宅林では、色づいたホソミオツネントンボのメス、がいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 20:51| コウチュウ
2022年04月06日
正義の味方、ガメラ
三股町
人工衛星のソーラーパネルみたく、ツヤツヤ、テカテカの大きな葉を広げているのは、ウバユリ。
周りの草に先んじて日光をたっぷり浴びている。花茎が立ち上がって来る頃には草藪に埋もれてしまうこともあって、すっかり忘れてしまう。ウバユリの成長はこのあとも気に掛けてみたい。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
撮影の下見で訪れた渓流に、ニホンイシガメのメスだろうか?大きなカメがいた(甲羅の長さは20センチ以上)。
対岸で距離もあったけど、こちらの動きに警戒してかこのあと川に飛び込んだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
しばらく歩き回ってからカメのいた場所に戻ってみると、再上陸して体を乾かしていた。
口元に赤い模様があるように見えたけど、写真を拡大してみれば釣り糸のようだ。釣り針を咥え込んだか?
在来種のニホンイシガメはクサガメ(外来種)との交雑も増えているらしい。
普段、カメをじっくり見る機会はほとんど無いのだが、そう言えば子供の頃、カメは憧れの生き物だった。
小学校(松山市の番町小学校)では、動物小屋でニワトリとウサギとカメを飼っていて、掃除・餌やり当番をやったことがあるが、掃除の合間にカメを空中に持ち上げて「ガメラ、じゃあ〜!」なんて友達と遊んだりしたものだ。カメの人気ぶりは怪獣まで昇華して、引っ込めた四肢のところからジェット噴射をして、高速回転しながら空を飛ぶというカッコ良さに痺れた。硬い甲羅はどんな怪獣や宇宙人の攻撃も跳ね返す、無敵の盾でもあった、、、、とか、昭和の怪獣映画全盛時代のお話。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
夕方、ゴマダラチョウ幼虫は柔らかいエノキの若葉をまるで工作機械のような目まぐるしい速度で刻み込んでいた。あと数日内で蛹化準備に入りそうだ。ちょっとした振動には敏感で、ピタッと食事を中断してお祈りポーズになった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
取り込んだ洗濯物にでも便乗してきたらしい。
ブ〜〜〜ン!と羽音を立てて、室内を横断して窓の網戸に着地したのは、ニホンホホビロコメツキモドキ、のメス。
左のほっぺが出っ張ってい、前脚の先端、ふ節が団扇のように広がっているのが特徴。
春になって現れるのは例年、5月に入ってからのことが多く、今日はよほど気温が上がったこともあって早い出現になったようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
人工衛星のソーラーパネルみたく、ツヤツヤ、テカテカの大きな葉を広げているのは、ウバユリ。
周りの草に先んじて日光をたっぷり浴びている。花茎が立ち上がって来る頃には草藪に埋もれてしまうこともあって、すっかり忘れてしまう。ウバユリの成長はこのあとも気に掛けてみたい。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
撮影の下見で訪れた渓流に、ニホンイシガメのメスだろうか?大きなカメがいた(甲羅の長さは20センチ以上)。
対岸で距離もあったけど、こちらの動きに警戒してかこのあと川に飛び込んだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
しばらく歩き回ってからカメのいた場所に戻ってみると、再上陸して体を乾かしていた。
口元に赤い模様があるように見えたけど、写真を拡大してみれば釣り糸のようだ。釣り針を咥え込んだか?
在来種のニホンイシガメはクサガメ(外来種)との交雑も増えているらしい。
普段、カメをじっくり見る機会はほとんど無いのだが、そう言えば子供の頃、カメは憧れの生き物だった。
小学校(松山市の番町小学校)では、動物小屋でニワトリとウサギとカメを飼っていて、掃除・餌やり当番をやったことがあるが、掃除の合間にカメを空中に持ち上げて「ガメラ、じゃあ〜!」なんて友達と遊んだりしたものだ。カメの人気ぶりは怪獣まで昇華して、引っ込めた四肢のところからジェット噴射をして、高速回転しながら空を飛ぶというカッコ良さに痺れた。硬い甲羅はどんな怪獣や宇宙人の攻撃も跳ね返す、無敵の盾でもあった、、、、とか、昭和の怪獣映画全盛時代のお話。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
夕方、ゴマダラチョウ幼虫は柔らかいエノキの若葉をまるで工作機械のような目まぐるしい速度で刻み込んでいた。あと数日内で蛹化準備に入りそうだ。ちょっとした振動には敏感で、ピタッと食事を中断してお祈りポーズになった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
取り込んだ洗濯物にでも便乗してきたらしい。
ブ〜〜〜ン!と羽音を立てて、室内を横断して窓の網戸に着地したのは、ニホンホホビロコメツキモドキ、のメス。
左のほっぺが出っ張ってい、前脚の先端、ふ節が団扇のように広がっているのが特徴。
春になって現れるのは例年、5月に入ってからのことが多く、今日はよほど気温が上がったこともあって早い出現になったようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 20:10| コウチュウ
2022年03月11日
マイホーム作り
三股町
このところ気温が少し上がってきて、庭の草地ではイタドリハムシを見かけるようになった。
まだ越冬明け直後のせいか特に何をするでもなく、触角を小刻みに動かしてはプイッと飛び立つ、着地してチョイ歩く、そのようなことを繰り返しているばかりで、食事をしている姿はまだ見ていない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO プロキャプチャーモード(上写真は静音L連写)
スズメたちは、我が家の雨樋や巣箱(2)、アンテナ塔など少なくとも4か所で営巣を始めている。
枯れ草を運んでいたが、巣材はたっぷりと必要だからこんなでは効率悪そう。けれどせっせと地道に運んでいる。巣が完成するまでに要する日数はどのくらいになるだろう?
こちらは、まるで山菜採り。ヨモギの葉っぱをしこたま集めている。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
仕事部屋から林につながる細道は、私が毎日歩いてできた「けもの道」だ。
いつもここでバッタリ出会すのが、シロハラ。
地面が幾分か剥き出しになった細道では、餌になる虫や種子などを見つけやすいのだろう。
一旦立ち止まってゆっくりしゃがみ込むと、こちらを振り向いて目が合った。
名前は「キョン吉」。「キョン吉」は少なくとも4羽はいるようだ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
このところ気温が少し上がってきて、庭の草地ではイタドリハムシを見かけるようになった。
まだ越冬明け直後のせいか特に何をするでもなく、触角を小刻みに動かしてはプイッと飛び立つ、着地してチョイ歩く、そのようなことを繰り返しているばかりで、食事をしている姿はまだ見ていない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO プロキャプチャーモード(上写真は静音L連写)
スズメたちは、我が家の雨樋や巣箱(2)、アンテナ塔など少なくとも4か所で営巣を始めている。
枯れ草を運んでいたが、巣材はたっぷりと必要だからこんなでは効率悪そう。けれどせっせと地道に運んでいる。巣が完成するまでに要する日数はどのくらいになるだろう?
こちらは、まるで山菜採り。ヨモギの葉っぱをしこたま集めている。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
仕事部屋から林につながる細道は、私が毎日歩いてできた「けもの道」だ。
いつもここでバッタリ出会すのが、シロハラ。
地面が幾分か剥き出しになった細道では、餌になる虫や種子などを見つけやすいのだろう。
一旦立ち止まってゆっくりしゃがみ込むと、こちらを振り向いて目が合った。
名前は「キョン吉」。「キョン吉」は少なくとも4羽はいるようだ。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 17:40| コウチュウ
2022年02月08日
小さなクワガタムシ
三股町
地区の公民館広場には程々の植栽があり、週に一回はゴミ出しのついでにここを歩く。
サクラをはじめ、イチョウ、サンゴジュ、ツツジ、サザンカ、クロガネモチ、イボタ、エノキ、カラカネオガタマ、サネカズラ、アケビ、(コブシの大木3本は伐採されて今はない)、、、、。
カラカネオガタマは数年前に一度、根本近くを樹皮剥離されて弱っていたがなんとか持ち堪えた。一体誰がどんな目的で!?と、一人憤慨していたことも懐かしい思い出になった。
さて、ツツジの植え込みの手前に30センチほどの朽木が転がっていた。はて?何の木の枝だろう。
見るからに軽そうで、実際手に取ってみると簡単にポロポロと割り砕くことができた。何かが食べ進んだ形跡、しわざがある。すぐに現れたのは、チビクワガタで、3頭入っていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 フラッシュFL-36R (深度合成)
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 フラッシュFL-36R (深度合成)
今朝は雨音と新聞配達のバイク音が重なって、目が覚めた。
終日、室内で撮影とデスクワークを行なった。昼食時に窓の外にやって来る野鳥をぼんやり眺めるだけで外歩きは一切できなかった。
つくづく、フィルム写真時代が懐かしい。
フィルム写真ならば、渾身を尽くして撮影したのち、やるべきことは現像所にフィルムを出し、現像から上がった写真をルーペでチェックし、ハサミを入れてデータを手書きし整理すればそれで終わり。データ管理をパソコン上でやることは一度もなかった。写真フィルムにカビが来ないよう管理には気を遣うが、うっかりデータ消失という事故はない。フィールドノートに書き込んだメモが頼りだった。
写真ストックの量もデジタル写真ほど膨大にはならないので、そこそこどんな写真が手元にあるかは記憶に残る。
デジタル写真は量も多ければ、やれることが色々ある分、パソコン上での作業時間も膨大になる。
などと、ぼやいても始まらない、、、、、、
9年前の2013年1月、その年月に撮影した写真データがいくつか必要になって引っ張り出していたら、すっかり忘れていた鳥の写真がたくさん出てきた。
その中から、エナガ、と
EOS7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
シロハラ、いづれも庭で撮影したもの。
去年からすっかりオリンパスカメラに移行してから、EOSカメラの出番がほとんどなくなってしまった。
唯一たまに稼働するのは、超接写室内撮影専用とした、EOS-M5だけになった。
EOS-5D MarkV EF400mm F5.6L USM
地区の公民館広場には程々の植栽があり、週に一回はゴミ出しのついでにここを歩く。
サクラをはじめ、イチョウ、サンゴジュ、ツツジ、サザンカ、クロガネモチ、イボタ、エノキ、カラカネオガタマ、サネカズラ、アケビ、(コブシの大木3本は伐採されて今はない)、、、、。
カラカネオガタマは数年前に一度、根本近くを樹皮剥離されて弱っていたがなんとか持ち堪えた。一体誰がどんな目的で!?と、一人憤慨していたことも懐かしい思い出になった。
さて、ツツジの植え込みの手前に30センチほどの朽木が転がっていた。はて?何の木の枝だろう。
見るからに軽そうで、実際手に取ってみると簡単にポロポロと割り砕くことができた。何かが食べ進んだ形跡、しわざがある。すぐに現れたのは、チビクワガタで、3頭入っていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 フラッシュFL-36R (深度合成)
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 フラッシュFL-36R (深度合成)
今朝は雨音と新聞配達のバイク音が重なって、目が覚めた。
終日、室内で撮影とデスクワークを行なった。昼食時に窓の外にやって来る野鳥をぼんやり眺めるだけで外歩きは一切できなかった。
つくづく、フィルム写真時代が懐かしい。
フィルム写真ならば、渾身を尽くして撮影したのち、やるべきことは現像所にフィルムを出し、現像から上がった写真をルーペでチェックし、ハサミを入れてデータを手書きし整理すればそれで終わり。データ管理をパソコン上でやることは一度もなかった。写真フィルムにカビが来ないよう管理には気を遣うが、うっかりデータ消失という事故はない。フィールドノートに書き込んだメモが頼りだった。
写真ストックの量もデジタル写真ほど膨大にはならないので、そこそこどんな写真が手元にあるかは記憶に残る。
デジタル写真は量も多ければ、やれることが色々ある分、パソコン上での作業時間も膨大になる。
などと、ぼやいても始まらない、、、、、、
9年前の2013年1月、その年月に撮影した写真データがいくつか必要になって引っ張り出していたら、すっかり忘れていた鳥の写真がたくさん出てきた。
その中から、エナガ、と
EOS7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
シロハラ、いづれも庭で撮影したもの。
去年からすっかりオリンパスカメラに移行してから、EOSカメラの出番がほとんどなくなってしまった。
唯一たまに稼働するのは、超接写室内撮影専用とした、EOS-M5だけになった。
EOS-5D MarkV EF400mm F5.6L USM
posted by やまかます at 21:42| コウチュウ
2022年02月07日
杉の越冬ねぐら
都城市 山之口町
スギの樹皮の隙間に潜り込んでいた、クロウリハムシ。
ここのねぐらに集まっている虫の中では一番数が多かった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
テントウゴミムシダマシも、全部で10頭以上いた。
これほど多くを見たのは初めて。集まってもせいぜい3頭までで、単独か2頭のことが多い。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
テントウゴミムシダマシの腹側。
以前にも撮影したのはコンデジ、TG-3を使っていた。6年前の2月、テントウゴミムシダマシを見つけたのはこの時が初めて。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
こちらは、ヤツデやキヅタで繁殖する、アオモンツノカメムシ。
冬に産卵するけれど、ここで越冬中ということはすでに産卵を終えたのだろうか?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (写真全て深度合成)
スギの樹皮の隙間に潜り込んでいた、クロウリハムシ。
ここのねぐらに集まっている虫の中では一番数が多かった。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
テントウゴミムシダマシも、全部で10頭以上いた。
これほど多くを見たのは初めて。集まってもせいぜい3頭までで、単独か2頭のことが多い。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
テントウゴミムシダマシの腹側。
以前にも撮影したのはコンデジ、TG-3を使っていた。6年前の2月、テントウゴミムシダマシを見つけたのはこの時が初めて。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
こちらは、ヤツデやキヅタで繁殖する、アオモンツノカメムシ。
冬に産卵するけれど、ここで越冬中ということはすでに産卵を終えたのだろうか?
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (写真全て深度合成)
posted by やまかます at 21:03| コウチュウ
2022年01月02日
台場クヌギの中から、コクワガタ♂
三股町
今日は西側法面にある台場クヌギの剪定をした。
EOS-5D MarkV EF17-40mm F4L USM
作業中の様子を嫁さんの携帯で撮影。
作業完了
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM
右に突き出ていた太い枝のみチェンソーで切り落とし、他は全て剪定ノコギリを使った。
切り落とした枝を片付けていると、その太い枝に、コクワガタの♂がへばりついていた。
切り落としたショックで潜んでいた窪みの奥から飛び出てしまったのだろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
期待していたヤママユの卵は見つからず、ハラビロカマキリの卵しょうが多かったが、他に目ぼしい虫やしわざも無く、モズに突き立てられたツチイナゴの古いハヤニエくらいだった。
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM
朝からどんより曇っていたが昼過ぎ頃から青空が広がり、高い上空をノスリが大きく旋回していた。
ツバメも10数羽が飛んでいた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
午後3時の霧島山、高千穂岳
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
今日は西側法面にある台場クヌギの剪定をした。
EOS-5D MarkV EF17-40mm F4L USM
作業中の様子を嫁さんの携帯で撮影。
作業完了
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM
右に突き出ていた太い枝のみチェンソーで切り落とし、他は全て剪定ノコギリを使った。
切り落とした枝を片付けていると、その太い枝に、コクワガタの♂がへばりついていた。
切り落としたショックで潜んでいた窪みの奥から飛び出てしまったのだろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
期待していたヤママユの卵は見つからず、ハラビロカマキリの卵しょうが多かったが、他に目ぼしい虫やしわざも無く、モズに突き立てられたツチイナゴの古いハヤニエくらいだった。
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM
朝からどんより曇っていたが昼過ぎ頃から青空が広がり、高い上空をノスリが大きく旋回していた。
ツバメも10数羽が飛んでいた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
午後3時の霧島山、高千穂岳
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 20:12| コウチュウ
2021年12月29日
落ち葉の下の虫
三股町
庭の落ち葉かきを行った。
家庭菜園の堆肥用なので、一定量あればいい。膨大な落ち葉は集め出したらキリが無い。
落ち葉の下に潜り込んでいたのは、スジアオゴミムシ(画面左)とクビボソゴミムシだった。オカダンゴムシの姿も見える。
気温が低かったので明るみに晒されてもじっと動かない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ネズミモチの葉裏には、セモンジガサハムシが並んでいた。
今年の5月に庭のサクラで産卵し幼虫が育っていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
今日は珍しく来客があり、自宅林や町内の上米公園を案内した。
最初は少し小雨がパラついたりしたが、すぐに止んでくれて、短い時間だったけれど目的の虫の観察ができた。
上米公園では車を停めたすぐ近くのイチイガシ葉裏に、アオヒゲナガトビケラ属の一種がいた。
こんな時期にも成虫がいることを初めて知った。
大きな食痕のしわざも気になるが、しわざのヌシは蛾類幼虫だろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
庭の落ち葉かきを行った。
家庭菜園の堆肥用なので、一定量あればいい。膨大な落ち葉は集め出したらキリが無い。
落ち葉の下に潜り込んでいたのは、スジアオゴミムシ(画面左)とクビボソゴミムシだった。オカダンゴムシの姿も見える。
気温が低かったので明るみに晒されてもじっと動かない。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
ネズミモチの葉裏には、セモンジガサハムシが並んでいた。
今年の5月に庭のサクラで産卵し幼虫が育っていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
今日は珍しく来客があり、自宅林や町内の上米公園を案内した。
最初は少し小雨がパラついたりしたが、すぐに止んでくれて、短い時間だったけれど目的の虫の観察ができた。
上米公園では車を停めたすぐ近くのイチイガシ葉裏に、アオヒゲナガトビケラ属の一種がいた。
こんな時期にも成虫がいることを初めて知った。
大きな食痕のしわざも気になるが、しわざのヌシは蛾類幼虫だろうか。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
posted by やまかます at 23:37| コウチュウ
2021年11月27日
飴色のチビクワガタ
都城市 志和地
午前9時13分
雲一つない晴天に熱気球が浮かんでいた。
観察会の現場に向かう途中、熱気球はちょうど降下し始めており、走行する車窓から間近に見ることができた。
この場所から数キロ離れた上空にも2基の熱気球が上がっていた。
今日は学童クラブの小学生たちと、昆虫の撮影観察会。
昆虫だけでなく、いろいろな生き物やしわざも探してもらった。
朽木の中からチビクワガタをたくさん掘り出した子もいた。
こちらは、羽化して日が浅い、飴色の成虫。
地面の窪みで越冬中の、ニホントカゲもいた。
このトカゲは大人気で、競ってカメラを向けていた。
観察会の前に撮影のやり方など話をしたけれど、みんな早く撮りたい一心でガムシャラに被写体へと迫っていた。
いくら声がけしても、聞く耳持たず被写体にグイグイ近づき過ぎてしまうのは、見ていて面白かった。
カメラを扱ったことはあるの?という質問には、ほとんどの子が元気に手を上げていたけど、
小さな虫などの被写体を撮影した経験がほとんどないようだ。まあ当たり前ではあるけど。
参加人数も多くて、一人一人に丁寧に指導できればいいのだが、虫を見つけることに夢中になっていることもあって、撮影と観察がうまく両立しないのは止むを得ない。それでも、ジョロウグモがうまく撮影できなかった女の子は、私にやり方を尋ねてから、上手に撮り直しができていたりした。
虫が少ない中、みんな熱心に楽しそうに虫探しに興じていた。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
午前9時13分
雲一つない晴天に熱気球が浮かんでいた。
観察会の現場に向かう途中、熱気球はちょうど降下し始めており、走行する車窓から間近に見ることができた。
この場所から数キロ離れた上空にも2基の熱気球が上がっていた。
今日は学童クラブの小学生たちと、昆虫の撮影観察会。
昆虫だけでなく、いろいろな生き物やしわざも探してもらった。
朽木の中からチビクワガタをたくさん掘り出した子もいた。
こちらは、羽化して日が浅い、飴色の成虫。
地面の窪みで越冬中の、ニホントカゲもいた。
このトカゲは大人気で、競ってカメラを向けていた。
観察会の前に撮影のやり方など話をしたけれど、みんな早く撮りたい一心でガムシャラに被写体へと迫っていた。
いくら声がけしても、聞く耳持たず被写体にグイグイ近づき過ぎてしまうのは、見ていて面白かった。
カメラを扱ったことはあるの?という質問には、ほとんどの子が元気に手を上げていたけど、
小さな虫などの被写体を撮影した経験がほとんどないようだ。まあ当たり前ではあるけど。
参加人数も多くて、一人一人に丁寧に指導できればいいのだが、虫を見つけることに夢中になっていることもあって、撮影と観察がうまく両立しないのは止むを得ない。それでも、ジョロウグモがうまく撮影できなかった女の子は、私にやり方を尋ねてから、上手に撮り直しができていたりした。
虫が少ない中、みんな熱心に楽しそうに虫探しに興じていた。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:58| コウチュウ
2021年11月09日
朽木虫
三股町
立ち枯れて倒木となっていたアカメガシワ。
その樹皮はボロボロと自然に剥がれていて、残っている樹皮をめくってみれば、アカハネムシ類の幼虫が潜んでいた。
尾突起の形状から、アカハネムシ(P.vestiflua)かと思う。
高さ45センチほどのケヤキ立ち枯れは手でゆすると、あっさり地面に転がった。
太い根っこをナタで割ると、クワガタムシ幼虫が入っていた。
まだ小さいが、ノコギリクワガタだろう。
近所のスギ伐採池の縁に切り残されたスギの一本には、樹皮下にオオトビサシガメが潜んでいた。
秋は何処へやら、今日は肌寒くて冬の虫探しとなった。
以前、スギ伐採池で切り残された杉のことを書いたけれど、先日、新たな情報を得ることができた。
伐採地一部の地主の方からの情報で(伐採地は数区分あって所有者が複数いる)、その方によると、私がAからBと写真で示した数本のスギの生えている土地区分については、土地の所有者が特定できないそうだ。そのため、所有者の了解もなく伐採するわけにもいかず、そのまま放置されているということだった。
この先、所有者が分からないままではスギは限りなく成長を続け(保守管理は一切行われていないし)、風倒木となる危険性を孕むのは必至。狭い道路を挟んですぐ目の前に立ちはだかる大杉に恐怖感を抱くのはごく当然のことだが、かと言って今の日本の法律では、万が一倒木被害が生じたとしても何の手立ても保証もなく、訴訟を起こす事もできない。
参照文献:吉富博之・甲斐達也(2015)「日本産アカハネムシ科の幼虫とチェックリスト」SAYABANE N.S. No.18
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
FL-LM3+自作ディフューザー
立ち枯れて倒木となっていたアカメガシワ。
その樹皮はボロボロと自然に剥がれていて、残っている樹皮をめくってみれば、アカハネムシ類の幼虫が潜んでいた。
尾突起の形状から、アカハネムシ(P.vestiflua)かと思う。
高さ45センチほどのケヤキ立ち枯れは手でゆすると、あっさり地面に転がった。
太い根っこをナタで割ると、クワガタムシ幼虫が入っていた。
まだ小さいが、ノコギリクワガタだろう。
近所のスギ伐採池の縁に切り残されたスギの一本には、樹皮下にオオトビサシガメが潜んでいた。
秋は何処へやら、今日は肌寒くて冬の虫探しとなった。
以前、スギ伐採池で切り残された杉のことを書いたけれど、先日、新たな情報を得ることができた。
伐採地一部の地主の方からの情報で(伐採地は数区分あって所有者が複数いる)、その方によると、私がAからBと写真で示した数本のスギの生えている土地区分については、土地の所有者が特定できないそうだ。そのため、所有者の了解もなく伐採するわけにもいかず、そのまま放置されているということだった。
この先、所有者が分からないままではスギは限りなく成長を続け(保守管理は一切行われていないし)、風倒木となる危険性を孕むのは必至。狭い道路を挟んですぐ目の前に立ちはだかる大杉に恐怖感を抱くのはごく当然のことだが、かと言って今の日本の法律では、万が一倒木被害が生じたとしても何の手立ても保証もなく、訴訟を起こす事もできない。
参照文献:吉富博之・甲斐達也(2015)「日本産アカハネムシ科の幼虫とチェックリスト」SAYABANE N.S. No.18
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
FL-LM3+自作ディフューザー
posted by やまかます at 19:22| コウチュウ
2021年10月06日
リュウキュウ
鹿児島県 奄美大島
リュウキュウアサギマダラのカップルがいて、オスが懸命に求愛していた。
オスはメスのすぐ上空でホバリングをし、メスとは細い糸でつながっているようだ。
オスの情熱はいつ果てることもなく続く。
こちらは吸蜜に余念がない、メス。
リュウキュウアブラゼミのメスが、枯れ枝で産卵していた。
セミの細かい動きを見ていれば、産卵する前から産卵することがわかる。
じっと佇んでいた、リュウキュウツヤハナムグリ。
最盛期を過ぎたからだろうか、元気が無い。
林道の日陰ではあちこちで見かける、ハシカンボク(ノボタン科)の小さな花。
昨日までは時々、雨もあったが、今日の天候は、晴れ。
〜使用機材〜
OM-D E-M5 MarkU
M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO
リュウキュウアサギマダラのカップルがいて、オスが懸命に求愛していた。
オスはメスのすぐ上空でホバリングをし、メスとは細い糸でつながっているようだ。
オスの情熱はいつ果てることもなく続く。
こちらは吸蜜に余念がない、メス。
リュウキュウアブラゼミのメスが、枯れ枝で産卵していた。
セミの細かい動きを見ていれば、産卵する前から産卵することがわかる。
じっと佇んでいた、リュウキュウツヤハナムグリ。
最盛期を過ぎたからだろうか、元気が無い。
林道の日陰ではあちこちで見かける、ハシカンボク(ノボタン科)の小さな花。
昨日までは時々、雨もあったが、今日の天候は、晴れ。
〜使用機材〜
OM-D E-M5 MarkU
M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 23:17| コウチュウ
2021年08月25日
鍬形虫と言えば?
三股町
一昨日(23日)の、午後8時37分
ムツトゲイセキグモの狩りの様子は観察できなかったが、すぐ近くのクヌギ樹液を覗いてみた。
ここの主たるヒラタクワガタのオスが、樹液穴に体半分を突っ込んだままのメスをガードしていた。
そのすぐ横には、大きなオオゲジ。
オオゲジは樹液に集まる昆虫を狙ってやって来たのだろうが、樹液そのものも舐めるかもしれない。
そう思えるのは、あのでっかいトビズムカデが樹液に来て吸っている姿をよく見かけるからだ。昨夜もその姿を撮影したばかり。
上写真では、ストロボを2灯使っている。1灯はカメラに、もう1灯は左手に持って画面の左側面から当てている。
このライティングの狙いは、オオゲジの姿をくっきり浮かび上がらせることであり、主に夜行性であるオオゲジがそこにいることが、この場面が夜間であることを明確にしてくれる、ことを期待した。おどろどろしい姿は、やはり夜がお似合いとも勝手に思っている。その分、ヒラタクワガタの方は、脇役になってしまう。
食事に夢中なためか、メスは全く微動だにしない。オスは上向いたり下向いたりと姿勢を度々変えている。
ヨツボシケシキスイは小さな体が有利に働いているようだ。
一昨日の次の日、つまり昨日の午後2時10分。
ヒラタクワガタのメスは相変わらず頭を突っ込んだままで、オスもそのまま居残っていた。
今朝になって、ヒラタクワガタのペアの姿はなく、残っているのはヨツボシケシキスイのみだった。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
GODOX TT350
一昨日(23日)の、午後8時37分
ムツトゲイセキグモの狩りの様子は観察できなかったが、すぐ近くのクヌギ樹液を覗いてみた。
ここの主たるヒラタクワガタのオスが、樹液穴に体半分を突っ込んだままのメスをガードしていた。
そのすぐ横には、大きなオオゲジ。
オオゲジは樹液に集まる昆虫を狙ってやって来たのだろうが、樹液そのものも舐めるかもしれない。
そう思えるのは、あのでっかいトビズムカデが樹液に来て吸っている姿をよく見かけるからだ。昨夜もその姿を撮影したばかり。
上写真では、ストロボを2灯使っている。1灯はカメラに、もう1灯は左手に持って画面の左側面から当てている。
このライティングの狙いは、オオゲジの姿をくっきり浮かび上がらせることであり、主に夜行性であるオオゲジがそこにいることが、この場面が夜間であることを明確にしてくれる、ことを期待した。おどろどろしい姿は、やはり夜がお似合いとも勝手に思っている。その分、ヒラタクワガタの方は、脇役になってしまう。
食事に夢中なためか、メスは全く微動だにしない。オスは上向いたり下向いたりと姿勢を度々変えている。
ヨツボシケシキスイは小さな体が有利に働いているようだ。
一昨日の次の日、つまり昨日の午後2時10分。
ヒラタクワガタのメスは相変わらず頭を突っ込んだままで、オスもそのまま居残っていた。
今朝になって、ヒラタクワガタのペアの姿はなく、残っているのはヨツボシケシキスイのみだった。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:37| コウチュウ