2020年10月24日

ダイコクコガネ

宮崎県北

昨日はダイコクコガネの観察で、県北まで遠出をした。
このルートでも行けるはずと進んだ道が、目的地のすぐ手前で工事のため通行止めになっていた。
そのおかげで、一旦逆戻りをして迂回する羽目になり、1時間以上のロスタイムとなった。

今回は生息環境の下見だけのつもりだったけど、歩いて10数分後には、ダイコクコガネ♂を見つけることができた。
角が小さい矮小個体だった。

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ダイコクコガネの生態を知るためには、これまで阿蘇山で行ってきた観察とは全く違う観点で見直す必要を感じている。
そのためにも、放牧地ではない宮崎県内の生息地をできるだけこまめに歩かなければならない。

宿泊は延岡市内だったので、帰りに愛宕山にも寄ってみた。

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愛宕山の展望台では、強風のなか手摺りにしがみついている、オオカマキリがいた。無茶苦茶、西風が強くて寒かった。
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延岡市街地のスーパーにも寄って、魚を買って帰った。
県南の都城ではまず見られない北浦捕れの魚種が豊富であり、あれもこれもとつい欲張ってしまう。
大きなタチウオや、カワハギ、、、。
血抜きしてあった大きなアナゴ一尾は、帰宅後に自分で捌いた。穴子の蒲焼は小学生の頃から大好物だけど、地元のスーパーではまず手に入らない。



E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
         M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
         M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
         GODOX TT350 XPro O         
posted by やまかます at 21:35| Comment(0) | コウチュウ

2020年10月19日

ヒメクロオトシブミ と ヒメカマキリ

三股町 田上

一株だけ庭に植えてある、ブルーベリー
次男が小学校の卒業記念にいただいたものだから、すでに9年以上を経ている。
ブルーベリーの果実は、毎年のこと収穫する前に、鳥たちの胃袋へと消えてしまう。

そのブルーベリーの葉にいたのは、ヒメクロオトシブミだった。
食べあとのしわざ、も派手に残っている。

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ヒメクロオトシブミは早春に現れてから、年に3回以上は世代を繰り返しているようだ。
ゆりかご作りには若葉が必須だから、植物の芽吹きのタイミングに合わせて繁殖を繰り返す。

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花壇のランラタナに居座って、すでに四日目のヒメカマキリ♀
お腹の様子からして、獲物には恵まれていないようだが、さて、そろそろ、場所替え時だろうか?

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  GODOX TT350
posted by やまかます at 20:23| Comment(0) | コウチュウ

2020年10月10日

オオテントウ、ふ化する

先日から観察していたオオテントウ卵塊のふ化が始まったのは、午前9時02分。
卵殻ごしに茶色の筋が透けて見えるようになってから、2時間ほど経ていた。
茶色の筋は、幼虫の背面に生えている体毛。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  トリミング


脚がしっかりするまで、この姿勢のままで、ユラユラしている。

ふ化のタイミングはまちまちで、最初から潰れてふ化しない卵もある。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ふ化が遅れたか、あるいは何らかの理由でふ化しない卵が、先に孵化した幼虫に吸血されてしまう。



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E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  

うちから車で3分の谷津田にも、オオテントウの繁殖するホウライチクがある。
この場所はすぐ裏手の杉山が伐採されて以降、しばらく訪れていなかったが、数年の間にホウライチクが増殖していた。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

オオテントウの成虫、幼虫はもちろん、他にも、ツノアブラムシ の一種が落とした甘露にやってくる昆虫もいる。

今日は、クロコノマチョウコガタスズメバチ、が来ていた。
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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO  FL-900R
posted by やまかます at 22:13| Comment(0) | コウチュウ

2020年10月09日

オオフタモンウバタマコメツキの食事?

昨夜はずっと屋根から雨音が絶えなかったが、今朝は降り止んで曇りになった。
天気情報では午後から晴れマークで期待したが、ときおり小雨と生憎の天気だった。

午後1時半の霧島山

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E-M1 MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM

玄関先に転がしてあるイロハカエデの朽ち木に生えたキノコに、オオフタモンウバタマコメツキ、がいた。

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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

キノコをかじるのではなく、
どうやらキノコ表面の水分を吸っているように見えた。本種は樹液に来ることもある。

昨日から今朝にかけて、断続的ではあるけど台風の影響で強風が吹き荒れた。
巣網は大丈夫だったろうか?との心配は無用だったようだ。
スズミグモはドーム網の底にしっかりと踏ん張っていた。


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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

午後5時半、西空が赤く染まった。


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E-M1 MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM
posted by やまかます at 21:23| Comment(0) | コウチュウ

2020年10月06日

オオテントウの卵

8月のお盆に、産卵を観察したオオテントウ

今日もまた卵塊を見つけた。


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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
深度合成

オオテントウの生活史はまだよくわかっていないが、彼らの糧となるツノアブラムシの一種の盛衰が、大きく関わってることは間違いない。幼虫の成長は極めて速いようにも見えるが、年に1化なのかどうか?

それと気になる天敵だが、まだこれも未確認。

※ これまでタケツノアブラムシ、としてきましたが、同属のコウシュンツノアブラムシが宮崎にもいる可能性があり、まだいづれか確認が取れないので、ツノアブラムシ の一種、としておきます。また、タイワンツノアブラムシと一時期書いたこともありますが、これは全くの誤記でした。訂正します。

自宅前の路面で、アオスジアゲハが瀕死の状態で悶えていた。
おそらく、車にぶつかったのだろう。あんなに敏捷なアオスジアゲハでも、目測を誤ることがあるのだろう。


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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R

居間でくつろいでいたら、外で何やらガサガサという踏み音が聞こえてきた。
はて?何んだろう。アナグマか?

しばらくして、腰の曲がったK子婆ちゃんが、林からひょっこり上がって来た。
85歳を過ぎたお婆ちゃんにとって、林の登り坂はキツかったはずだ。

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E-M1 MarkU   M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
「薪もらうからなあ、これ食べて」

おそらくそう言ったのだと思う。地元の言葉はほとんど聴き取れない。
ビニール袋から取り出した南瓜を、手渡された。
そう、以前からK子婆ちゃんは、たまにうちの林にも、薪拾いをしに来る。
その度に、唐芋や野菜などを律儀にも届けてくれた。

久しぶりに対面した、K子婆ちゃん。一回りも小さくなった姿に驚いた。


posted by やまかます at 20:29| Comment(0) | コウチュウ

2020年09月30日

阿蘇のフン虫

お湿り程度の小雨はあったが、南阿蘇村は概ねくもり。

朝一番、『休暇村南阿蘇』の窓から、根子岳を望む。
このあと、宿を発つ頃にはすっかり雲に隠れてしまった。
日差しは無いものの予定通り、フン虫の観察を楽しむことができた。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
牛糞から今まさに飛び立とうとしていた、オオフタホシマグソコガネ

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
阿蘇山上での放牧は噴火の影響でもう3年以上も行われておらず、草原の様相は変わってしまった。
それでも、Kさん、I子さん、お二人は初めての、ダイコクコガネ雌雄に会えた。
糞球を作る準備をしていたメスを私が、地中に潜り込む瞬間のオスをI子さんが見つけた。

午後3時、阿蘇山上から都城市へと移動。

三股町、上米公園にて夜の昆虫観察。お目当てのオオカマキリモドキはいなかった。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
posted by やまかます at 22:41| Comment(0) | コウチュウ

2020年09月24日

夜の訪問者

今日は一日、降ったり止んだりで、夕方から本降りになった。

明日は地元の私立大学で講演をする予定なので、準備とおさらい。
普段、うろ覚えだったことなど、こういう時にはしっかり調べ直すいい機会にもなる。

朝一番、ライトトラップのチェック。
いつも通りだが、飛来数は少なかった。

スカシエダシャクはしかし、初めてのお目見え。本種は昼間に出会すことがよくあるけど、、、。

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何の刺激に反応したものやら、擬死の格好の、シロヒトリ

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アオドウガネは、なぜかマウント中。

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EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM  430EX III-RT+ST-E3-RT
posted by やまかます at 19:42| Comment(0) | コウチュウ

2020年09月21日

クズ花を食べるドウガネブイブイ

三股町 田上

隣の空き地のクズに、花が目立ち始めた。

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ウラギンシジミ幼虫を期待したけど、花を食べていたのは、ドウガネブイブイだけだった。


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この、ドウガネブイブイ、という和名がどことなく好ましい。

すぐ近くの路肩の草むらに、アカギカメムシ♀、がいた。
うちの林で今年も繁殖したので、ここにいても不思議ではない。


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一昨日、彼岸花に居座っていたハラビロカマキリ♀褐色型は今日の午前中までいたが、昼頃にはいなくなっていた。
獲物にありつけなくて、さすがに場所替えを決め込んだようだ。

今日は1日よく晴れて、アゲハ類が多数、吸蜜に来ていた。
大きなミヤマカラスアゲハ♀は、三頭来ていた。

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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 20:11| Comment(0) | コウチュウ

2020年09月02日

ユミアシゴミムシダマシ

玄関前のイロハカエデは一昨年に立ち枯れてしまい、根元から伐採した。

切り分けた枝や幹は庭に転がしておいたのだが、キノコも生え今ではすっかり朽ちている。

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EOS-5D MarkV  EF24mm F2.8 IS USM

イロハカエデの朽ち木は、ヤマトシロアリをはじめ多種類の昆虫のすみかとなっている。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350

ユミアシゴミムシダマシもたくさん、ここで育っている。


posted by やまかます at 21:48| Comment(0) | コウチュウ

2020年08月27日

羽化した、モンクチビルテントウ

飼育していたモンクチビルテントウの蛹が、昨日、羽化した。
飼育下ではあるけど、蛹期間は5日程度。


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E-M1 MarkU  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  GODOX TT350

体色はまだ薄いが、体型、紋の形などから、モンクチビルテントウ、と改めて確認できた。

写真の成虫の顔は黒い。これはしかし、個体によって違い、白いものもいる。


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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX DE300 深度合成 

ススキで今日、見つけた個体の顔は白い。やはり顔色はヨツボシテントウとの区別点にはならない。
背面から見た体型、黒い紋の形、などで二種の区別はできる。


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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350

キツネノマゴに似ていて、花がより大きい、ハグロソウがすぐ近所の道端に咲いていた。
ハグロソウもキツネノマゴ科。

キツネノマゴには昆虫がよく訪れるけれど、ハグロソウの花にきているところはまだ見ていない気がする。これからしばらく、訪花昆虫の観察にも気を配りたい。


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EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU

花は二つの苞の間から出ている。


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EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU

ハグロソウの蕾。
ハグロソウ-8270015.jpg
EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU

ハグロソウという名前だが、葉っぱが特に黒いわけでもない。
名前の由来は不明だそうだ。
( 高橋修 著『色で見わけ五感で楽しむ 野草図鑑』ナツメ社 より )

ハグロソウの名前は覚えにくいが、何かしら昆虫でも来てくれると印象づく気がする。


そう思ってしばらくハグロソウを眺めていたら、クロセセリが近くにやってきた。
お!吸蜜に来るかな、と期待してみたが、あちこち移動するだけで花には一度も寄ってこなかった。
日光浴ばかり。


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EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU

庭のクヌギ樹液に、ノコギリクワガタ♂が来ていた。久しぶりの登場だ。
体には三箇所、痛々しい傷がある。

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EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT

オスの陰になって見えないが、メスもいる。メスは食事に専念している。
オスがボーッとしているように見える理由はそのためで、樹液に来ていても樹液を舐めてはいない。
ボーッとしているというのは見た目でしかなく、オスはひたすらメスをガードしている。
もちろん、この場に別のオスが現れたら、かのオスは俄然、ファインティングポーズをとる。
けれど、体のより小さいオスはちょっとした隙をついて、ちゃっかりメスに言い寄ることもしばしば。
体が立派なオスは喧嘩相撲では負け無しだが、小回りが効かないのがアダとなる。

それにしても、、、、、、
写真のオスは結構、大型の体格。なのにこれほどの傷を負う、ということは、喧嘩の相手はどんなタフな奴だったのだろうか?

それとも、天敵の鳥にでも襲われたのだろうか?

クワガタムシの喧嘩では、通常、小さい方が早々と負けを宣言して土俵から去ってしまう。
勝ち負けは睨み合いで方が付くと言っていい。不思議な気もするのだが、視覚で相手の大きさがわかるのだろうか?それとも気迫が伝わる?
無用な争いは避ける、それが生き残るための知恵だ。

けれど、もしも体格が互角の場合は、これは激しい取っ組み相撲になる。
お互いに、「お〜!コイツ、やるな!」と判るんだろうか。
まさにガチンコ相撲だ。そういう場面はしかし、そうそう見れるものでもない。

勝ち負けを、ゲーム感覚で楽しむのは、人間だけかもしれない。


posted by やまかます at 18:23| Comment(0) | コウチュウ

2020年08月22日

モンクチビルテントウ幼虫、ふたたび

連日、33〜35度cを示していたリビングの温度計。

午後1時、にわか雨が降り始め、嬉しくなって温度計を見れば、31度c。

「猛暑からようやく解放されたよ!何日目だっけ?」

涼しい風が吹き込む玄関の上り框に座って、しばらく外の雨をぼんやり眺めていた。

今日の観察は、午前中、仕事部屋のすぐ外で行った。

クヌギとイチイガシ、ツツジ、アジサイ、そしてススキが生える、小さなフィールドだ。
クヌギだけは、私が6年前に植えたものだ。前にも書いたが今では屋根を越える高さまで成長している。
日陰と少しばかりの木漏れ日。ちょうどいい案配だ。

クヌギの根際に生えているススキを、腰をかがめて下から見上げてみる。

「お!いつの間に?」

カンシャワタムシのコロニーが葉裏に白く際立ち、コロニーをなぞっていくと、ゴイシシジミの羽化殻(蛹殻)があった。少し離れたところにももう一つ。

「あ!いつの間に?」

ちょっと悔しい。

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EOS-5D MarkV  シグマ50mmマクロ 270EXU

コロニーの数は多く、目線を移していくうち、ゴイシシジミの成虫もいた。
アブラムシの甘露を吸いに来ているのかな?

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EOS-5D MarkV  シグマ50mmマクロ 270EXU

カンシャワタムシのコロニーには、剥げ落ちたような箇所が目立ち、そこには黒いコールタールような糞が付いている。これはハキオビヒラタアブ幼虫のしわざで、実際、数頭のハキオビヒラタアブ幼虫もいた。

さらに見ていくと、カンシャワタムシにかぶりついている、モンクチビルテントウの幼虫までいた。カンシャワタムシはお尻にある一対の角状管から黒い滴の警報フェロモンを出している。

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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-300R

どうやら、モンクチビルテントウ幼虫の餌となるアブラムシの種類はかなり広いようだ。
アブラムシなら何でもいいのかな?

ススキでは、久しぶりに探していた虫が見つかった。

ヒラタグンバイウンカ、だ。

必ず、葉裏に貼り付いている。

自然光のままだと、葉っぱに溶け込んだシルエットが辛うじてわかる程度。

見えます?


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EOS-5D MarkV  シグマ50mmマクロ 

ストロボ光を照射してみるとよくわかる。
ヒラタグンバイウンカ-4382.jpg
EOS-5D MarkV  シグマ50mmマクロ 270EXU

午後4時。雨上がりで少し蒸し暑くなったけど、曇り空。
やり残していた場所の、草刈り作業を1時間ほど行った。

午後6時20分。

ヒグラシの鳴き声が、いかにも涼しげだ。

       
posted by やまかます at 18:23| Comment(0) | コウチュウ

2020年08月20日

モンクチビルテントウの食事作法とは?

しばらく前から、ツユクサの総苞内に宿る、ツユクサアブラムシを毎日のように見てきた。

インクブルーを纏ったツユクサアブラムシ、ひっそりとした小さなコロニーなど、わたし好みなのかもしれない。


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毎朝、総苞をそっと開いていると、アブラムシに寄り添っている、円盤型の幼虫がいることに気づいた。
その姿はクヌギでよく見つかる、ヨツボシテントウの幼虫にそっくり。

はて?ヨツボシテントウに近似種のテントウムシって、なんだっけ?どこかで見たような記憶もあるような。

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愛媛大学、昆虫学研究室の吉富博之准教授に伺ったところ、「モンクチビルテントウの幼虫」であろうとのご教示をいただいた。そして、本種は外来種であり、その故郷は台湾や中国、ベトナムのようだ。
なるほど、成虫の姿はヨツボシテントウとそっくりで、この情報を知らないとうっかり見誤ってしまいそうだ。

ご教示いただいた、吉富博之准教授に感謝いたします。

アブラムシには、アミメアリやヒメアリがよく通ってくるが、
モンクチビルテントウ幼虫に対しても、アブラムシと同じように振る舞い、決して攻撃したり、排除しようとはしない。

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モンクチビルテントウはアブラムシのお尻にくらいつき、体液を吸う。つまり吸血するのだが、、、

なかなかチャンスに恵まれなかったが、ようやくのこと、その瞬間をしっかり観察できた(そもそも、幼虫の数が少ない)。

で、「え!?何それ!」が、わたしの第一声。

体液をすっかり吸われて、ぬけがら同然、萎んで白くなったアブラムシ。

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ところが、しばらくすると、

萎んだ風船が膨らむが如く、アブラムシがまるで生き返ったように、元の姿に戻る!

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「え!?なに、吸い戻し!」

体液をすっかり吸い上げたかと思えば、次には吐き戻し、これを延々と何度も繰り返すのであった。

「なに、これ!?どういうこと!? まさか遊んでいるわけではないよね」

吸血と吐き戻しという、ふしぎな行動を観察してから三日後、3頭の幼虫のうち一頭が蛹化した。

小さな、小さな、テントウムシのさなぎ。


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モンクチビルテントウの幼虫は、様々な種類のアブラムシコロニーで見つかっているようだ。

今回、幼虫の飼育では、補充の容易い、クヌギトゲアブラムシを餌に与えてみたが、これもよく吸血していた。
ちょうどクヌギの新梢では、クヌギトゲアブラムシが大発生しており、今年生まれのスズメ若鳥たちが、毎朝、このアブラムシを啄んでいる。

E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 、 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 、 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2
GODOX TT350  XPro O    Nikon SB-30
posted by やまかます at 20:39| Comment(0) | コウチュウ

2020年08月16日

おとなしいオオテントウの産卵

午後6時半を過ぎる頃から、ようやく暑さも和らいでくる。

扇風機を窓辺に置いて外気を室内に取り込むと、ホッと一息つけるのは夕暮れ時だ。
今日は空がわずかに霞んでおり、雲も次第に湧いてきたので、夕立を期待したがやはり期待外れに終わった。ほんと、一雨が欲しい。

さて、午前中、日南市にオオテントウの様子を観に行ってみた。場所は9年前に見つけたポイント。

ホウライチクのタケノコはわずかしかなかったが、ツノアブラムシの一種の密なコロニーがあって、
そこには3頭のオオテントウが来ていた。

オオテントウの実物を見るのは始めての嫁さんに、解説しながら撮影した。


アブラムシを飽食しての休憩だろうか、じっと動かない。
そもそも本種は配偶行動以外では、あまり動かない。ナナホシテントウのような、あのセカセカした歩きは見られない。
黒いものは、オオテントウのフン。随分、食べたようだ。

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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O

コロニー全体をびっしり覆っている、茶色のアブラムシ(脚が長い)が兵隊アブラムシだ。
こうして防御システムを巡らせていても、オオテントウの捕食を食い止めることはできない。


ちょうど産卵を始めた直後のメスもいた。
卵はボウリングのピンのように、間隔を空けて産卵する。

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オオテントウ-8167143.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350

兵隊アブラムシは、オオテントウの卵に食らいついて、これを潰そうと頑張るところは、10年前に観察している。

果たしてその成果はどうだろう?と疑問に感じていたのだが、別の卵塊では一部の卵が潰れていた。兵隊アブラムシによるものかどうかは、わからない。当初、兵隊アブラムシの死骸が卵に被さるようにいくつもあったように見えたが、それはアブラムシの脱皮殻と判明。コロニーから落下して卵に付着したようだ。
posted by やまかます at 20:51| Comment(0) | コウチュウ

2020年08月06日

ツクツクボウシ、鳴く

部屋で作業していると、アブラゼミの悲痛な鳴き声。

「うん?どこだ」と窓に目を向ければ、庭のクヌギから声がする。近い!
しかし、クヌギの前に立ってもすぐには見当たらない。

「どこやん!?」

キョロキョロ探してしばらく、目の前、ちょうど目線の高さに、
アブラゼミを抱えたオオカマキリがぶら下がっていた。

昨日はクヌギの隣のコナラに羽化直後のハラビロカマキリがいた。カマキリ達の季節到来!


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EOS-5D MarkV  EF70-300mm F4-5.6L IS USM  430EX III-RT

クヌギ樹液にはノコギリクワガタのカップルが一組とアブだけ。


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E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6  GODOX TT350 XPro O

同じ樹液レストランで、昨日の朝はかなりの賑わいだった。


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E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL900R

午後4時43分。
うちの林でツクツクボウシが鳴いていた。
短時間ではあったけど、ツクツクボウシ第一号だ。例年より10日ほど早いだろうか。

そして今夜は、庭でもあちこちでクツワムシが鳴いている。
仕事部屋のすぐ外で、とても賑やかだ。

<機材のお話し>

先月から使い始めたのは、GODOX(神牛)の、 小型ストロボTT350、と ワイヤレスフラッシュトリガーのXPro O

TT350は、オリンパスとパナソニックのミラーレスカメラ専用。
電源は単三電池2本ながら、ガイドナンバー36、TTLオート(ハイスピードシンクロ)、マニュアル発光、マルチ発光、にも対応している。発光リサイクル時間は、0.1~2.2秒と短い。
ストロボをカメラから離して使う場合、カメラに取り付けたトリガーで無線コントロールできるシステムだ。
残念ながら、無線コントロールできて安価な小型ストロボが、国内メーカーには無いのが現状だ。

GODOX製のスタジオ用ストロボは数年間使っており、その安定した動作から、このメーカーの製品は信頼できるものと判断した。価格もびっくりするほど安いので、まあともかく使ってみなければ良し悪しもわからないと、使い始めたわけで、すると使い勝手はなかなか良い。
細かいことを言えば、例えば、アクセサリーシューのロック機構が昔ながらのネジ込み式なのが、ちょい気になる程度。ワンタッチロック式が主流になって久しいなか時代遅れの感もあるが、値段からすればこれくらいは目を瞑ろう。

ガイドナンバー32なので、強めのディフューザーを発光部にかませても、発光量には余裕がある。
ディフューザーは、カメラザックにパッキングする際のことも考慮して、折畳式のものを自作している。これはキャノンのEOSカメラの時から使っていたもので、TT350本体にワンタッチで装着できるようにした。

TT350を2台使えば、超高倍率接写から広角接写まで幅広くカバーできる。もちろん3台以上複数のストロボをコントロールできるのは言うまでもない。
2台をカメラに固定するには、オリンパスのツインフラッシュブラケットFL-BKM03を使っている。
ブラケットをより使い易くするために、カメラの取り付け、三脚への取り付けが、いづれもアルカスイス仕様でできるように改造してある。それもできるだけスマートに。またシュー取り付け位置の自由度も広くするため、溝を拡張した。

TT350、2台をツインフラッシュブラケットに取り付けた時の重量は、1キロ。
(電池込みのストロボ一台の重量が300g。ブラケットが400g)

カメラ本体(E-M1 MarkV)とレンズ(ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 )、トリガーを合わせた重量は、約1キロ。これらを全部組み合わせると、トータルで2キロになる。
人によっては、重いと感じるかもしれない。参考までに。




posted by やまかます at 20:42| Comment(0) | コウチュウ

2020年08月03日

ハンミョウと小さなハエ

石垣島のオモト林道だったと記憶している。30年ほど昔の話。

初めて出会ったヒメヤツボシハンミョウに感激して撮影したのだけど、そのヒメヤツボシハンミョウの頭部にチョコンと小さなハエが乗っていた。
「なんだ!?」
当時、気にはなったけどハエのことはすぐに忘れてしまい、詳しく調べなかった。

で、今日のこと、クロアゲハ、モンキアゲハ、ミヤマカラスアゲハの吸水集団の近くで、ハンミョウを撮影した。頭のあたりをしきりと前脚でクリーニングするような動作が気になったからだ。

その時には全く気付かなかったのだけど、後で画像を拡大してみれば、小さなハエ数頭が乗っかっていた。

ハンミョウ-8036140.jpg

ピクセル等倍では、
ハンミョウ-8036143.jpg

ハンミョウの体にフォーカスを合わせているので、ハエはボケている。


このハエはコガネバエ科の仲間かもしれない。クモに捕食されているニホンミツバチや、カメムシの体などによくたかっていることがある。まるでライオンの獲物にたかる、ハイエナのようだ。
たかっている以上、なんらかの栄養分を得ているのだろうと思う。

20数年前の記憶がふと蘇った。すっかり忘れ去っていた写真だけど、地面に這いつくばって撮影した当時のことがおぼろげに思い浮かぶ。

オオシロカネグモが大きな獲物を捕らえていた。
オオシオカラトンボのメスだろう。

オオシロカネグモ-8036154.jpg


帰り際、イヌビワの梢を見るともなく仰いでみれば、羽化殻にぶら下がった、イシガケチョウがいた。

羽化推定時刻は、午前10時半頃だろう。イシガケチョウの羽化時刻としては遅い方だと思う。季節や気象条件でバラツキがあるだろうけど、イシガケチョウの羽化時間帯は早朝のことが多い。

イシガケチョウ-8036202.jpg


E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
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2020年07月19日

田んぼのコガタノゲンゴロウ幼虫

午前中は久しぶりの強い日射しに誘われて、近所の水田に出向いた。

青空の下、シオカラトンボを撮影しているうち、ふと足下を見下ろすと、
オタマジャクシがコガタノゲンゴロウ幼虫に吸血されていた。

19日-7194218.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

最初、幼虫は泥を纏っており、姿が判然としなかったが、枯草を使ってその泥をそっと除去した。

それと言うのも、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)が幼虫の上にしばらく被さっても、全く動じないのを見て、
これなら少々くすぐっても平気だろうと思えたからだ。それほどまで、食事に夢中ということだったのだろう。

1時間ほど炎天下で撮影しているうち汗だくとなり、疲れもしたので、自宅に戻って居間で休憩をとっているうち、

これまたふと窓の外を見やれば、全く目線の高さちょうどに、
アゲハの交尾カップルがぶら下がっていた。上がメス。

19日-7194261.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

庭のキンカンに、アゲハの羽化したばかりのメスの蛹殻があり、どうやらそこで今朝にも羽化した個体ではないか、と思えた。オスの方は翅がくたびれているが、メスは新鮮そのもの。
19日-7194270.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

普通種でありながら、アゲハの交尾を見るのは稀で、これまでに記憶があるのは今回を含めてわずか4回。

他の普通種でも、これまで全く交尾を観察できていない種は多い。個体数が多くても観察機会が無い、という事は警戒心が強いせいだろうか?

アゲハ交尾の観察例の、
1回目は、30年も前で、埼玉県所沢市の畑の中。それもアスパラガスの大きく成長した茎だったため、違和感がなくも無い。しかもフィルム(PKR)の現像発色もすこぶる調子悪くお蔵入り。

2回目は、14年前の2006年9月、群馬県「ぐんま昆虫の森」の園内にて。この時の写真は下記、拙著に載せている。

3回目は、2016年11月、東京都「足立区生物園」の大温室にて。
この時はぜんぶわかる!アゲハ』(ポプラ社 )の撮り下ろしのために園を訪れた。
残念ながらメスの翅の鱗粉がかなり擦れ落ちていた。どうせ使えないからと、証拠写真として1カットしか撮影していない。
posted by やまかます at 18:26| Comment(0) | コウチュウ

2020年07月09日

雨の合間

先月末にはマインの中で蛹だった、タゲトゲハムシ

今日の午後3時過ぎ、雨が止んだので見に行ってみれば、とっくに羽化したようで、新成虫が並んでいた。


タケトゲハムシZ7092600.jpg

マインの中に残っている抜け殻は終齢幼虫のもので、蛹の抜け殻が見当たらない。
羽化したときに、抜け殻もくっつけたままマインの外に出たのだろう、と思う。


イシガケチョウZ7092632.jpg

E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

イヌビワの樹上高くを舞っていたイシガケチョウ

その姿を目で追いかけているうち、迷うことなく葉裏にペタリと貼りついた。
しばらくして雨も降り始めたので、このまま明朝までここで過ごすのだろう。
よほど風が強まらない限りは。

イシガケチョウとイヌビワはとてもお似合いだ。

幼虫期をイヌビワで過ごすことを知っているから、余計、そのように映るのかもしれないが、
イヌビワの薄い葉の質感が、イシガケチョウのレースのような翅とも相性が良い。


posted by やまかます at 20:05| Comment(0) | コウチュウ

2020年07月05日

土中の蛹

先月、23日。

クヌギの葉に群れているイラガ類幼虫たちの間に身を潜めるのは、
ヒラタアトキリゴミムシの幼虫。
写真画面では、大小4頭がいる。


ヒラタアトキリゴミムシ幼虫-5946.jpg
EOS-5D MarkV  MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト

ヒラタアトキリゴミムシ幼虫はイラガ類幼虫の体に食いつき、ドラキュラさながら体液を吸い尽くす。
イラガ類幼虫はというと、全く抵抗することもなく、まるで同じ兄弟かのように平然と肩を並べている。
ヒラタアトキリゴミムシ幼虫は、イラガ類幼虫に敵意を抱かせないための策でも講じているのだろうか?

先週末、
成熟したと思われる幼虫を数頭、土を入れたケースに取り込んでおいたら、まもなくして蛹になった。

ヒラタアトキリゴミムシ蛹-6045.jpg
EOS-6D MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト

この蛹からやがて羽化するであろう新成虫の、次の産卵のタイミングはいつになるのだろう?

イラガ類としていた幼虫は、本日になって、ヒメクロイラガ、と確認できた。本種も地上に降りて、土の浅い場所で繭を紡ぐ。
ヒメクロイラガ-7051100.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FL-LM3

ヒメクロイラガ幼虫の数はかなり多く、ヒラタアトキリゴミムシ幼虫の餌食になった数というのは、割合からすれば大したダメージにはなら無い程度ではないだろうか。
もっとも、アトキリゴミムシ幼虫以外の天敵も数多くいるはずで、私が見落としているだけだろう。

posted by やまかます at 20:33| Comment(0) | コウチュウ

2020年06月20日

ウスバカミキリの蛹

先週、都城市、太郎坊の児童館でささやかな観察会を行った。
その際、朽ち木からポロッと割り出てきたのが、ウスバカミキリの蛹。

ウスバカミキリ蛹-3872.jpg

ウスバカミキリ蛹-3866.jpg


体に触れると、お腹をグリン、グリンとくねらせ、体が渦巻きのように回転する。

朽ち木は数年経ており、センダンかなあ? 樹種の特定はできない。
手でボロボロと崩せるほど朽ちていた。

昨日の朝から、ネット通信できなくなり、今日になって業者に来てもらい原因を調べてもらった。
一昨日の深夜から雨風があったので、またそのせいで屋外の光ケーブルにトラブルが生じたのかと、気が重くなっていたが、調べた結果、光信号は屋内までしっかり来ていた。
なので、不通となった原因は光信号末端機にあると判明し、いわゆるモデムを交換する作業で修理は済んだ。

修理後、パソコンへの接続再設定は有料とのことだったので、2000円は勿体無いと自分でやったけど、
これが一筋縄ではいかず、かなり手こずってしまった。
無線LAMルータを介した設定の仕組みを理解で来ていないからだったが、色々、弄っているうちになんとかなった。
私のマックはなんとかなったが、嫁さんのウィンドウズではさらに手こずって、いい加減嫌になって一旦は諦めた。
ところが、接続セットアップアプリを終了した瞬間、
「アレ?いつの間にかネットに接続できている!?」となって、拍子抜けした。

posted by やまかます at 22:32| Comment(0) | コウチュウ

2020年06月18日

ヒラタアトキリゴミムシの幼虫

クヌギの葉がまるでレースの如く真っ白になり、葉脈の網目文様が、これはこれでなんともお洒落だ。
このしわざのヌシはイラガ類の幼虫で、彼ら兄弟多数が暴食した結果である。

とは、先日書いたばかりだが、イラガ類幼虫を糧として成長するヒラタアトキリゴミムシ幼虫が姿を見せ始めた。

Z6171494.jpg
E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

満腹状態なのか、この幼虫は幼虫群から離れた場所で落ち着いている。

こちらは、吸血されてミイラになったイラガ類幼虫の隣にいた、ヒラタアトキリゴミムシ幼虫(写真画面上)。
こちらも満腹かな?
ムシャムシャかぶりつくのではなく、チューチューと体液を吸っているようだ。

ヒラタアトキリゴミムシZ6171505.jpg
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm FL300R

ヒラタアトキリゴミムシの幼虫、蛹、成虫の写真図版、生態詳細、そしてParena属5種の幼虫検索表が、

愛媛大学農学部昆虫学研究室、准教授 吉富博之 さんの報文、
『さやばねニューシリーズ SAYABANE N.S.』 No.36 (2109)にある。
さらに、
卵しょう、幼虫、成虫、そして蛹の写真が、
昆虫写真家鈴木知之さんの著書、
『虫の卵ハンドブック』(2012)文一総合出版、
『さなぎ』(2015)技術評論社、に掲載されている。

ヒラタアトキリゴミムシ幼虫の観察、撮影にはクヌギの葉をめくって、葉裏を見るのだけど、
複雑に展開している枝葉にはあちこちにイラガ類幼虫群が潜んでいる。

それはまるで地雷原を歩くようなもので、気をつけてはいたが昨日はうっかり、幼虫のとげに触れてしまった。
「アチチチ!」と思わず声を出して左手首を見れば、水膨れが三箇所にできていた。
若齢幼虫といえど、侮れない。

すぐさま部屋に戻って(仕事部屋のすぐ外なので)粘着テープを数回、患部に軽く押し当てたあと、
アンテベート軟膏0.05%(外用副腎皮質ホルモン剤)を塗り込んでおいたら、痛みも腫れもしばらくして解消した。

クヌギの隣のススキでは、ナキイナゴのオス。

ナキイナゴZ6171490.jpg
E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

鳴き出すまでじっと待っていたけど、オスの警戒心に根負け。
近くで他のオスが鳴いてくれれば、と期待したのだけど。
posted by やまかます at 20:20| Comment(0) | コウチュウ