2026年02月25日

マルクビツチハンミョウ、ふたたび

三股町

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霧島山     EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

昨夜からの雨は午前9時頃には止んで、陽射しも出てきた。
しっとりとした空気も久々の気がする。

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ハクサンボク     EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

庭のハクサンボク(白山木)では花蕾が膨らみ始めていた。スジグロシロチョウもアブラナに来ていた。

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     EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT

昨日に引き続き、3頭目のマルクビツチハンミョウを見つけた。
昨日2頭揃って見つかった場所が気になって、今朝もそこに立ってみると、やはり居たのである。
躓きながら歩く様子はなんとも不器用に見えるが、そのうちぶち当たった葉っぱに口をつけて、食事を始めた。
ほんのわずか口にしただけですぐに歩行開始。どこへ行く、どこへ行く、と後を追ううち、落ち葉の下に潜り込んでしまい、姿を見失った。産卵はまだもう少し先のことだろう。

ちなみに、ヒメツチハンミョウの過去記録では、3月19日(午後1時39分発見・2014年)に産卵していた。
posted by やまかます at 19:20| コウチュウ

2026年02月24日

春の使者

三股町

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ナズナ       EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

期待はしているけれど、このナズナ広場に登場してくれるかどうか、は運次第。
以前目撃したのは2回だけの、キジである。

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ホトケノザ       EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

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       EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

以前、ナガサキアゲハ蛹が3体見つかったユズの木だが。
3体とも結局、寄生されていた。それで、もう一度改めてユズの梢の隙間を探ってみたら、新たに4体目、5体目が並んで見つかった。撮影するには脚立に登る必要があった。今度こそ大丈夫かな?
しかし、これまた寄生されてカラカラに乾いたミイラになっていた。

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       EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT

食樹のユズから離れた場所にはきっと無事な蛹があるはずだ。さらにしつこく周辺を探ってみれば、少し離れたナンテンの根元近くに、迷彩色の蛹を見つけることができた。どう見ても、健康そうだ。

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       EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT

ナガサキアゲハ越冬蛹を撮影している横で、嫁さんの「ヘンな虫がいる」との声。
どれどれ、と腰を上げて嫁さんが指さす地面を見ると、マルクビツチハンミョウのメスだった。まん丸とお腹が肥えている。

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       EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT

「毎春、この時期になると庭では見つかるけれど、アレ!?もう一頭いるね。しかも、ヒメツチではなくマルクビだ」
2頭目がすぐ近くで蹲っていたので、朽木に並べて載せてみた。
これまではヒメツチハンミョウしか見ていないので、これはちょっと驚きだ。
posted by やまかます at 20:06| コウチュウ

2025年11月25日

赤いキノコムシ

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF16mm F2.8 STM GODOX TT350

アカメガシワのウロに、去年と同じキノコが生えた。
去年は12月に入ってからだったが、今年は1週間ほど早い。

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     EOS-R5 MarkII RF16mm F2.8 STM GODOX TT350
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     EOS-R5 MarkII EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM GODOX TT350
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     OM-1 ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 Flash Q20U

キノコの傘が開き切って萎れ始める頃から、アカハバビロオオキノコムシが集まってきた。キノコムシにとって、ちょうど食べ頃というわけだろう。
オオキバハネカクシの一種も一瞬見かけたが、暗がりの中に逃げ込んでしまった。

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    EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

キノコムシを撮影していると、足元に大きなクロコノマチョウが舞い降りた。
レンズ前に落ち葉が被らないようそっとカメラを地面に置き、モニターを水平に引き出して撮影。

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    OM-1 ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 Flash Q20U

食痕がついたネザサの葉っぱを捲っていると、タケノアブラムシのコロニーにキイロシリアゲアリ(?)が来ていた。

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    OM-1 ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 Flash Q20U

20ヶ所ほど捲って、ようやく見つかったクロヒカゲの3齢幼虫。
posted by やまかます at 19:49| コウチュウ

2025年08月26日

はらぺこ、タマムシ

三股町

午前8時30分

鹿児島市内まで出掛ける用事があって、戸締りをしていた嫁さんが「綺麗なタマムシがいるよ」と呼ぶ。

「どこよ!」と庭に出てみれば、エノキにそのタマムシがいた。後でわかったことだが、オスである。

まだ時間が少しあるので、急いでカメラを携えて駆け戻ってみれば、エノキの葉を食べ始めていた。

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      EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

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      EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

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      EOS-R6 MarkU RF24-105mm F4-7.1 IS STM 270EXU

庭で絶命していた、アブラゼミのメス。
生きているようにも見えるけれど、手にとって確かめてみた。体の損傷は少ない。
おそらく寿命が尽きたのだろう。このところ、セミの鳴き声の主役は、アブラゼミからツクツクボウシに入れ替わりつつある。
posted by やまかます at 19:34| コウチュウ

2025年07月23日

エノキにタマムシ群れ飛ぶ

三股町

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO GODOX TT350

庭の花壇によく来る、チャバネセセリ。

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       EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

午後4時半頃からエノキを見あげてみると、ヤマトタマムシの姿が多かった。
樹高8〜10m辺りだろうか、梢を掠めるようにして飛んでいて、ときおり葉上に着地するものもいた。
着地して何をするでもなくやがて飛び立つ。この飛び立ちのタイミングでシャッターを切った。飛んでいるところを800mm超望遠で追うのはほぼ不可能に近い。
メスが止まっているとそこへ次々とオスが飛んできてマウントし、三段重ねになったりと賑やかな光景が続いた。

今日は一番暑い時間帯はほぼ曇っていて、しかも風があったので室内にいてもエアコン無しで快適に過ごせた。タマムシの飛翔に気付いた午後4時頃からは晴れ間が広がり、陽射しが戻ってきた。流石にグンと気温が上がったが、もうエアコンが必要なほどでもなく、すだれなどで陽射しを遮り扇風機を回すだけで大丈夫だ。
posted by やまかます at 18:27| コウチュウ

2025年07月13日

チョウが多い朝

三股町

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カラスアゲハ      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

降りそうで降らない。かと思うと、パッと陽射しが眩しいひと時もあり。
スポットライトに浮かび上がったオニユリの花へ、カラスアゲハのメスがやって来た。

エノキの梢には相変わらず、ゴマダラチョウの舞う姿が多い。当然ながら樹液にもよくやって来る。

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チャバネセセリ      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

スイカの花にはチャバネセセリ。小玉スイカの果実が育っているが、例年、庭に捨てた種子が発芽して成長している。
種から育った小玉スイカでも、あっさり味だがそこそこ食べられる。

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10年前に購入したオリンパスのコンデジは、1400万画素の「μ TOUGH6020」
水深5mまでなら水中撮影も可能。耐ショック性能も備える。

実は『里山の昆虫ハンドブック』(NHK出版:2010年)で簡単な昆虫写真の撮り方という記事を書いた際、その原稿を書くためにコンデジが必要になって急遽購入したものだ。実際にコンデジで撮った写真を記事内に掲載している。
その後、池の中のオタマジャクシを撮影したりして遊んだ程度で、ほとんど使っていなかった。
手のひらに納まるほどのサイズ感、少々雑に扱っても平気、という利便性を見直し、メモ帳のつもりでいつも携行してみることにした。マクロ、スーパーマクロ、機能もあって、接写撮影もこなせる。

しばらく使っていなかったので、手慣らしに庭で少し撮影してみた。

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モンキアゲハ       μTOUGH 6020

ほぼノーファインダーでカメラだけを被写体のモンキアゲハの目の前に突き出すようにして撮影。
動きものの撮影には当たり外れが大きいが、まぐれ撮れの楽しみも味わえる。

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クヌギ樹液レストラン     μTOUGH 6020

午前中はノコギリクワガタのペアだけだったのに、午後になってカブトムシのメスが割り込んでいた。
カブトムシは今年初のお目見え。
posted by やまかます at 17:15| コウチュウ

2025年06月26日

平たい甲冑

三股町

宮崎大学医学部附属病院まで、高速を使えば40分ほど。病院の立体駐車場に車を入れて病棟に向かう途中、植え込みにクチナシが数本あった。しかも、若葉に食痕がたくさんあるのが目に入った。
病棟から戻って帰り際にオオスカシバ幼虫を探してみたがまったく見つからなかった。すぐ頭上でスズメ等が賑やかに囀っている。どうやら鳥の捕食圧も関係しているかもしれない、と思った。今日のところは見つからなかったが、こんな具合に所用の出先で偶然、植え込みが見つかるとありがたい。うちの庭にもクチナシは植えてありすでに幼虫を回収済みだが、地区集落内では目に入るクチナシの植え込みは皆無。

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      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT ST-E10

今朝もヒラタクワガタのメスがいた。
クヌギの幹にしがみついていたが、近寄って撮影しているうちにポロリと地面に落下した。
クワガタ類のメスは、オスに比べて撮影する機会が極めて少ない。隠れるという習性がオスより強い傾向にあるだろうか。産卵行動などは是非見てみたいものだが、体を晒して産卵することはまず無いのだろう。

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      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT ST-E10

天気情報では雨が降るとなっていたが、ほとんど雨は無くどんより曇り空の一日。うちの林では午後2時と5時前頃の2回、ヒメハルゼミが単独で鳴いていた。今シーズンとしては初めて。
気温は上がったものの陽射しがなく涼やかな風もある。ここぞとばかり、停滞していた草刈り作業を1時間ほど行った。
1時間程度ではほんの一部しか終わらないが、このところ体力的に1時間が限界。明日も明後日もいや数日間は、場所を移動しながら草刈り作業をしないと、終わらない。夏場だと作業を終えた後は脱力してしまうので、撮影やデスクワークは入れないようにしている。とはいえ、予想外の撮影が入ることは当たり前のことで、その場合は撮影優先となるので作業が先延ばしになることも多い。結果、一夏中作業を怠ってしまい、観察路がどこだかわからないほど草ぼうぼうになる年も過去には何度かあった。
posted by やまかます at 20:50| コウチュウ

2025年06月25日

お顔はどこ?

三股町

仕事部屋のライトトラップに飛来しての居残り虫は、数は少ないながら蛾ではトサカフトメイガ2頭、オオエグリシャチホコ、キマダラコウモリガ、などがいた。

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      E-P7 ED12-50mmF3.5-6.3 EZ BLK 魚露目8号 GODOX iM30

ヒラタクワガタのメスは久しぶりの登場。一旦フリーズ状態になると頑固にずっとそのままになる。
で、気を抜いてちょっと目を離した隙に姿が消えてしまった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO GODOX MF-12

ミヤマカミキリは1頭だけだったが、これまでオスばかりだったところに初めてメスのお出まし。
高い梢にいたので脚立に登って撮影。

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      E-P7 ED12-50mmF3.5-6.3 EZ BLK 魚露目8号 GODOX iM30

ミヤマカミキリの顔は、触角の付け根部分が大きく占めていて、複眼はそこを避けてごく狭い面積しかない。
大顎が大きく発達しているけれど、顔らしい表情が薄い。やはり「目」は物言う大事な要素だ。
昆虫の顔などを写真表現する上では、ギョロ目のようなグンと寄れる超広角レンズが向いているだろう。
posted by やまかます at 17:59| コウチュウ

2025年06月22日

おいしいキノコ

三股町

霧島連山の新燃岳が7年ぶりに噴火したらしい。
我が家からは雲に隠れて見えなかったが、噴煙も上がったようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

庭のサクラに、ヘイケボタルが佇んでいた。毎年、仕事部屋の東側にあるサクラには、5月にゲンジ、そして6〜7月にはヘイケがやって来る。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

トサカフトメイガは数日前から毎日のようにライトに飛来している。今朝は2頭、来ていた。    
幼虫はヌルデの葉っぱを綴って盛大な「しわざ」を残すので、「アレは何ですか?」と聞かれることもあった。

ライトと言えば、数日前から毎晩、ミヤマカミキリが来ている。それも2、3頭はいる。
今年は発生数が多いのだろうか。

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     OM-1 ED12-50mmF3.5-6.3 EZ BLK 魚露目8号 GODOX MF-12

昨日、ナメクジが食べていたキノコが萎れてきた。程よく熟して栄養価満点。昨日はいなかったアリが群れていた。
ナメクジもそのまま居残ってまだ食べていた。
posted by やまかます at 20:28| コウチュウ

2025年06月12日

すき間、好き好き

三股町

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        EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× GODOX MF-12

まだ若いステージのもいるけれど、終齢は次々と蛹化場所へと姿を消している、ミカドアゲハの幼虫たち。
終齢が見つかるうちにと、目玉模様の撮影をしておいた。

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コガネムシ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

コガネムシ類では食事をするときに、葉っぱを脚で引き寄せて自分の体を覆うようにする習性が見られる。
サクラコガネなどは特にその癖が強いようだ。コガネムシもたまにやるけれど、多くは体を晒したまま平然と食事をしている。上写真のコガネムシ、一旦は葉っぱを引き寄せて隙間に落ち着こうとするように見えたが、このあと屋根になる葉っぱを離してしまった。
posted by やまかます at 20:47| コウチュウ

2025年05月30日

寄生バチとツツハムシ

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-20 マクロフラッシュ STF-8改

クヌギでキボシツツハムシの交尾カップルを見つけた。
うちの庭でキボシツツハムシを見る機会は少ない。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-20 マクロフラッシュ STF-8改

こちらの、おそらくメスと思われるキボシツツハムシの背中には、寄生バチが乗っかっていた。
ハチは最初、前翅上にいたが次第に前胸部へと移動した。触角を交互に振ってツツハムシの体表面に触れていた。ツツハムシが産卵するタイミングを狙って、その卵へ寄生産卵するのだろうか?

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-20 マクロフラッシュ STF-8改

クヌギについている、クワナケクダアブラムシのコロニー内にモンクチビルテントウ幼虫が紛れ込んでいた。アブラムシ幼虫から吸血しているが、他のアブラムシも訪れるアリ達も、全く無関心に見える。

今日は久々にOMシステムのマクロフラッシュ STF-8を使ってみた。このストロボに付属しているディフューザーではまだ光が硬いので、もっと柔らかくするディフューザーを自作してみた。以前、作りかけの部材があったので、工作というほどでもなく、部材の組み合わせを工夫した程度。
そもそも、マクロフラッシュ STF-8は、ケーブルが邪魔になること、発光部の面積が小さいこと、レンズ先端部に発光部を取り付けるため、レンズごとにアダプターが必要だったりすること、などからほとんど出番が無い。機材をコンパクトにまとめるのに使えるとは思う。けれど、やっぱりケーブルが意外と気に掛かってしまうので待機組とした。
posted by やまかます at 20:43| コウチュウ

2025年05月27日

笹の虫

三股町

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EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

ヒゲコメツキのオス。幼虫期はどこで何を食べて成長しているのだろう。

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EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト Flash Q20U

ササの葉表に白い長方形の「しわざ」=食痕が目立って増えてきた。タケトゲハムシ成虫のしわざである。

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EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト Flash Q20U

ササの葉先の表面には、産卵痕も見つかる。表皮を葉脈に沿う方向に切り開き、葉肉内に卵が嵌め込まれている。卵が脱落したり乾燥から守るためだろうか、卵表面は粘膜で覆われていて、メス成虫が産卵管を引き抜いた際に、その粘液が伸びて糸状突起として残っているのがわかる。
孵化した幼虫は葉柄に向かって葉肉内を食べ進み、マインを形成する。

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EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト Flash Q20U

葉っぱの縁に食べあとがあったのでめくってみると、クロヒカゲの幼虫がいた。4齢だろうか。
posted by やまかます at 19:54| コウチュウ

2025年05月20日

灯りに来た虫 と 遠征レポート・その3(最終回)

三股町

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ネブトクワガタ♂     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
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ゲンジボタル♂     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350     

ライトトラップに来ていた、ネブトクワガタとゲンジボタル。ゲンジボタルは稀に飛来するけれど、ネブトクワガタは今回が初めて。しかも、大顎の内歯が2本の大柄なオスだ。



〜 沖縄県 西表島_石垣島 遠征レポート・その3(最終回) 〜

那覇空港で新・石垣島空港行きに乗り継いで、石垣島に到着したのが、先々週の7日、午前12時40分。

預けていた荷物を受け取りすぐにタクシーを拾って、「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」に向かった。離島ターミナルでは羽田から直行便で先に到着した森上信夫さん夫妻が待っている。予定通り西表島行き船便には余裕で間に合うことがわかってホッとした。じつは那覇空港では搭乗便が動き出した直後に自衛隊機(3機)の発進が割り込み、離陸予定時刻が30分近くも遅れてしまったのだ。ジェット戦闘機の噴射音は凄まじく、搭乗便の機体が揺れるほど空振を浴びた。

空港から離島ターミナルに向かう車中、黒い網を被せてある畑のことを聞いてみると、「あれはパイナップル畑ですよ」から始まって行く先々パイナップルのことなど観光案内をしてくれた。パイナップルに網を被せてあるのは、クジャクのつまり鳥害を防ぐため、ということだった。島内でインドクジャクが野生化していることは、後日実際に路上で遭遇して納得できた。短い滞在日数にも関わらず3回も遭遇しているのだから、野生化した個体数が半端では無いことが知れる。

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      (撮影:5月10日 石垣島にて)
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OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S. (撮影:5月10日 石垣島にて)

動物園でしか見たことがないインドクジャクが野山から人里にかけて闊歩している。それは異様な光景に見える。農作物にも被害が出ているので駆除活動が行われているようだが、そもそもの発端はリゾートホテルが観光目的で飼っていたものが逃げ出したようだ。なぜ八重山の観光にクジャクが必要なのか全く理解できないが。事情は違うが例えば、奄美大島ではハブ退治にマングースを導入したが故に、そのマングース駆除に多大な労力と費用を投入したことはあまりにも有名な話だ。人間の都合で本来生息していない土地に他所から生き物を持ち込むことはなぜか繰り返される。

ちなみにタクシーの運転手さんの話では、クジャクの肉は硬くてとても食用にはならない、とのこと。

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    OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S. (撮影:5月10日 石垣島にて)

シロハラクイナは西表島でも多く、ほぼ毎日、走行中の車の前を横切る姿を見るし、人家の庭先を駆けていることもあった。遭遇頻度の高さは野鳥のなかでもグンを抜いている。

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  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350(撮影:5月11日 石垣島にて)

ダイトウクダマキモドキ。離島ターミナル近くの公園内にて。小さな幼虫も数頭いた。

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  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350(撮影:5月12日 石垣島にて)

ヤエヤマコクワガタのメス。高所の枝にいたので足場が不安定な崖に登って撮影した。もう少し背面から見たかったが無理だった。

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ツマグロゼミの羽化殻     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350(撮影:5月12日 石垣島にて)

さて、今回の撮影目標の中でもっとも期待を寄せていた昆虫は、ツマグロゼミ、であった。発生時期としては後半期に入っているだろうか。昔(2003年)、撮影したのは5月末で産卵中のメスだった。今回、願わくば羽化シーンを撮影したいと思っていた。しかし、雨のこともあって羽化が行われる夜の撮影は断念した。
ところが、である、、、その雨続きの天候がかえって幸いした、と思う。

石垣島での滞在最終日(12日)、午前11時過ぎには現場を撤収し空港に向かわねばならない、というギリギリ間際に、私はある樹木の幹に張り付いたツマグロゼミの幼虫を見つけたのである。

すぐさま駆け寄ってみると、背中に割れ目が入ったばかりの幼虫、つまり羽化を開始したばかりの幼虫だった。おそらくは、雨のため夜の羽化を見合わせて、本来の時間帯とはズレた午前中に羽化を断行したのではないだろうか。セミの多くは日暮れてから羽化するが、真昼間や朝方に羽化することはアブラゼミなどでもよくあることで特に珍しい現象でもない。
ツマグロゼミの羽化の進行は、アブラゼミの場合に比べるとかなりのんびりしており、その分、脚固めをするためのそっくり返った姿勢はとらず、体を立てたままお尻を抜いた。その瞬間、メスであることもわかった。初めて見るツマグロゼミの羽化シーンは、旅の最終章を見事に飾ってくれた。もしかしたら「虫の神」なるものがいるのかもしれない、そンなことを感じてしまった。

今回の遠征旅行では、宿泊やレンタカーの手配をはじめ、細かい旅程準備を森上信夫さんにお願いした。また、西表島では立ち入り制限区域があって、場所によっては林野庁 沖縄森林管理署へ入林届・入林者名簿などの提出が必要だが、その煩わしい手続きなどもやっていただいた。
西表島には30年ぶり、石垣島には20年ぶりの私は、土地勘などはすっかり記憶から抜け落ちてしまい運転は私が行ったけれど、道案内はほとんど森上さんの指示を仰ぐことができた。
短い滞在日数ではあったし雨も多かったけれど、私の撮影目標はかろうじて達成できた、と言える。
最後に、色々とお世話になった森上信夫さん、そして奥さまに感謝いたします。

posted by やまかます at 21:14| コウチュウ

2025年05月15日

花卓のゾウムシ

三股町

一週間ほど家を空けた間にすっかり背丈が伸びた草を刈っておいた。明日からしばらく雨が続くようだし、そのまま入梅となるのかもしれない。
自宅フィールドの観察路を中心に刈るだけでもたっぷり半日は掛かるが、他の仕事の合間に割ける時間は、体力的にも1〜2時間が限界。今日の作業は宅地周辺部のみで、林内や法面などはまた日を改めて少しづつやることに。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

クヌギの梢で獲物を待ち伏せする、オオイシアブ。
クイッ、と上空を見上げては青眼に構え、を何度か繰り返しているうち、プイッと飛び立って行った。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

キマダラミヤマカミキリのオス。ピカピカ、新鮮個体だ。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

花盛りとなったノアザミを訪れる虫は多い。
花粉を食べに来たのか、アブラムシを探して登って来たのか、じっと休んでいた、ナナホシテントウ。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 270EXU

ノアザミの蕾上で佇んでいた、ゴボウゾウムシ。

朝一番、自宅フィールドをグルリと周って観察しながら、草刈り作業の場所・手順を決めておいた。
posted by やまかます at 18:02| コウチュウ

2025年05月13日

お尻の二つ紋

三股町

しばらく家を空けている間に、木々や草花の様子が一変していた。

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

うちの林で満開の、センダン。うっすらとした紫色花に初夏の風を感じる。

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

テイカカズラの蕾はとても小さくて撮影のタイミングを逃していたが、これもすっかり開花していた。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 

家の向かいにあるガマズミも賑やかに開花して、たくさんの昆虫たちが訪れていた。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

花粉まみれのジュウシチホシハナムグリ♀。
お尻の二つ紋は小さめ。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

こちらは、オスのお尻の二つ紋。大きくてよく目立つ。まるでニホンザルの尻タコのようだ。
この二つ紋の大きさは、性別に関係するのか?それとも個体差なのか?これまで意識して見てなかった。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

小さなジョウカイボン、セボシジョウカイボンは体長10mmほど。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

ヤブキリ♂の幼虫も大きく成長し、強面になっていた。あと、2、3回脱皮すればもう成虫だろうか。
posted by やまかます at 20:22| コウチュウ

2025年04月21日

スイバと虫

三股町

スイバの花茎がヒョロヒョロと立ち上がっている。そこに虫がいると目立つ、というわけで、今日もスイバの茎でいくつかの虫を観察できた。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

朝日を浴びて交尾していた、アカハラゴマダラヒトリ。上がメス。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ホソオビヒゲナガのオス。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Flash Q20U

お腹でっぷりのヒメツチハンミョウのメス。
もうじき土中への産卵を控えている。うちの庭では数年に一回はメスを見かけるが、産卵していたこともあった。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

庭で撮影していると、毎朝、頭上の梢にやって来ては賑やかに囀るヒヨドリ。

そういえば、午後4時過ぎ頃に、スズメの囀りが尋常でない響き。仕事部屋から居間まで走り窓から覗いてみれば、イヌビワの梢で2羽があっち行きこっち行きして、何かを訴えているようだった。そこにカワラヒワも2羽、そしてホオジロまでいる。その騒ぎを聞きつけたヒヨドリも加わった。
おそらく、ヘビがどこかにいたのだろう、スズメはモビリング(擬攻撃)をしていたのだと思う。6年前にその様子を撮影していた。
ちなみに今年は、1組だけだがスズメが巣箱で営巣している。騒いでいたイヌビワは巣箱から5mほど離れているが、帰巣するときには必ずと言って良いほど立ち寄る場所の一つ。双眼鏡で舐めるように探してみたがヘビの姿は見当たらなかった。
その後、午後5時過ぎになって台所の勝手口から嫁さんが悲鳴を上げて駆け戻ってきた。「大きなヘビがいた!」というので、見に行くとゴミ箱の裏手にアオダイショウがいた。なるほど、スズメが騒いでいた相手はアオダイショウで、巣箱の方角から家壁に沿って移動して来たらしい。
posted by やまかます at 17:26| コウチュウ

2025年04月17日

コマユミの花テーブル

三股町

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

ツマジロエダシャクは、春〜秋の間に数回発生するようだ。過去には10月、11月に撮影している。
クスノキで育つ幼虫はまだ見たことがないと思う。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

庭のコマユミはちょうど花盛り。地味な姿だけど蜜はよく出ているようだ。
ハバチ、ハエ類が多く訪れる中、クロウリハムシの姿があった。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

先日、カイガラムシの甘露に来ていたアカハネムシの一種が、今朝はコマユミの花蜜を舐めていた(上写真)。
しかも1時間以上、花から花へと渡り歩いていた。
他の個体もコマユミの近くまで飛来し、こちらは草に付いた水滴を吸っていた(下写真)。
今季はアカハネムシ類の食事シーンを3回観察することができた。
コマユミの花テーブルにどんな訪問者があるのか、しばらくは楽しめそうだ。
posted by やまかます at 19:17| コウチュウ

2025年04月15日

甘い汁ご飯

三股町

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         OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

ナルコユリの蕾が風に揺れていた。
土中から伸び上がったのが2週間前。うっかり見過ごしている間にここまで成長していた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

イチイガシ落葉の絨毯上で、傘を広げたようなワレモコウの若葉。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  Flash Q20U

アンズの幹に付いた、タマカタカイガラムシのメス(球型)と、米粒を押し潰したような白いのは、オス幼虫の脱皮殻。
オスを探してみたがとっくに羽化ピークを終えていたようだ。オスは一頭も見つからなかった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  Flash Q20U

オスの寿命は短いらしい。見逃したのは残念だったが、それでもしつこく探していると、アカハネムシの一種がメスの出す甘露を舐めとっていた。アカハネムシ類成虫の食事シーンを見るのは初めてだ。

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          OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  Flash Q20U

やっとリンゴドクガ(オス)が姿を見せた。
去年は4月2日に飛来ピークを迎え産卵も観察しているから、今年は10日以上遅れていると言える。

posted by やまかます at 17:57| コウチュウ

2025年04月08日

花大好き虫

三股町

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霧島山     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

霧島山の新燃岳では3月末から火山性地震が増えて、噴火警戒レベル3が続いているようだ。
地域によっては新学期からヘルメット着用で登下校する小中学校のことがTVニュースで流れていた。

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

アケビの花は開花する前から色鮮やかだ。

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     RF100mm F2.8 L MACRO IS USM RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

マムシグサの仏炎苞にはクロウリハムシが居座っていることが多い。穴が開くほど仏炎苞を食べている。
仏炎苞の中に落っこちたらどうなるか?指で弾いて落としてみた。
しばらくすると、仏炎苞の内壁をよじ登ってから外へと飛び立って行った。仏炎苞の虫トラップ、クロウリハムシには効き目がないようだ。
posted by やまかます at 19:28| コウチュウ

2025年03月24日

かぐや姫虫

三股町

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      E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

昨夜もふたたび、イボタガが飛来した。今春はこれで、2頭目。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

昨年の10月初め頃、枯れたメダケを割開いてみた。
いづれも節間に、ニホンホホビロコメツキモドキの産卵痕があるものを選んでのこと。10月の段階では、新成虫、幼虫、を確認できた。今日、久々に内検してみれば、幼虫はそのままで蛹になったものは一頭もいなかった。

写真の幼虫はいづれも同倍率で撮影。体の大きさに随分と差がある。
成長段階の違いだけでなく、栄養状態による個体差の幅がかなり大きいのも、本種の場合は留意しておく必要がある。
本種の生活サイクルはよくわからないところがあって、年中、幼虫が見つかる、と言っても過言ではない。今の時期に成虫にまで成長しているものは、4月以降、外に脱出して繁殖するが、幼虫の方は一体いつになったら成虫になり、外の世界に旅立つのだろう。
春〜初夏に活動している成虫を見ることができるが、それ以外の時期に成虫を見たことがない。
posted by やまかます at 19:32| コウチュウ

2025年02月07日

朽木となってどこかへ

三股町

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× GODOX MF-12

原型を留めないほどボロボロになったクヌギの朽木。素手で簡単に割り開くことができて、すぐにコクワガタ幼虫のトンネル巣が現れた。白腐れの朽木は人の目にも美味しそうに見えるし、手に感触が優しい。剥き出しにしたトンネル巣を苦労して埋め戻しておいた。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× GODOX MF-12

少し離れた場所には、メス新成虫が篭っていた。

このクヌギ朽木は台風時の強風で根本から倒れたもので、倒れてから10年近く経っている。
我が家に近い位置にあったけれど、斜面にあったため家屋とは逆の方角に倒れて大事には至らなかった。
根が全く張っておらずスッポリ地面から抜けて横倒しになった。倒れた後は太い枝を切り離し解体したが、幹は太かった。
1メートルほどに寸断したものの根っこ近くのは転がすのも一苦労するほど重量があった。
こんなのがいつになったら朽ちるのだろうか、などと思っていたが、数年経てキノコに覆われ、樹皮が次第に剥がれ始め、と朽木化が進行する様子を眺めてきた年月は今に思えばあっという間にも感じる。今日みたいに手でボロボロ崩していけば、もう地面には木屑がわずかに残るだけで、あの太かった幹の姿は消えて無くなる。クヌギの命の果て、を我が家の林ではもう何度も見てきた。
posted by やまかます at 20:55| コウチュウ

2025年01月28日

金色X

三股町

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エノキ     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ほぼ毎朝、玄関前で目が合うシロハラ。
先週から1週間程度をかけて庭の手入れを行ったせいで、餌が探しやくすなったようだ。シロハラは朝一番にやってきてはしばらく滞在していく。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

下の池からヒキガエルの鳴き声が静かに聞こえてくる。気温がグンと下がり冷たい西風のせいで日向でも寒い。そんな中でも農道を歩いて横切るヒキガエルがいた。

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     EOS-5D MarkV MP-E65mmF2.8 1-5× GODOX MF-12

ネズミモチの葉っぱを捲ると、セモンジンガサハムシがすぐに見つかった。しばらくはここから動きそうにない。
うちの庭では例年、サクラで幼虫が育っている。
posted by やまかます at 19:59| コウチュウ

2025年01月22日

芥子粒、ハムシ

三股町

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

アラカシの葉裏に潜んでいた小さなハムシ。枯葉の座布団にちょこんと収まっていた。
体全体に白毛がびっしり並んでいることと前翅の白い紋が特徴的だ。
ハムシ科Demotina 属(カサハラハムシ属)の一種のようだが、似たようなのが数種類いて写真での同定は難しいようだ。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

これまでに何度も捲っているアラカシだけど、しばらくぶりに覗いてみれば、越冬昆虫の新顔に出会えることもある。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

体長は3ミリ前後なのでゆっくりでも動かれるとフォーカス合わせが難しいが、起き上がってくれたおかげで触角や脚など体の特徴がわかりやすくなった。正直言うと初見の肉眼では昆虫とは断定できなかった。5ミリ以下の昆虫探しはもう裸眼では無理。
posted by やまかます at 19:07| コウチュウ

2025年01月14日

小さい群れ

三股町

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     EOS-R5 Mark II RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前7時15分、沈んでいく満月と霧島山。

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     EOS-R5 Mark II RF100-400mm F5.6-8 IS USM 430EX III-RT

庭のジョロウグモは去年の暮れから網の修繕もせず、ただひたすらじっとしているだけ。腹部は大きく肥えているが産卵はいつ行うのだろう。腹部を水平にして日差しを浴びているが、日中以外は垂直に立てて休んでいる。

日南市

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      EOS-R5 Mark II RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

巨大なコンクリート製の橋脚下に行ってみた。晩秋、白いコンクリート壁にはカメムシやナミテントウなどが多数飛来したはずだ。そしてそのまま橋脚近くのどこか隙間に潜り込んでいるはずと見当をつけて探してみたが、手頃な隙間がほとんど見当たらない。橋脚の金属部品にもたれかかった朽木を捲るとようやく、ナミテントウ集団が見つかった。う〜ん、どこかに大集団が潜んでいるはずだが。
posted by やまかます at 17:58| コウチュウ

2025年01月06日

今日も、めくります

三股町

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 

冬の虫探しの一つは、ひたすら緑葉を捲る、ということをやる。これは環境に優しいとも言えるが、もっと優しくなりたいなら、葉っぱにも触れず、下に潜り込んで見上げる、という徹底したやり方もあるにはある。それはそれで、自分の体を傷めそうだが。
さて、ササの葉裏にタケトゲハムシ(イッシキトゲハムシ)がいた。活動期は葉表にいるが、冬ごしは裏に引っ込むという、実に簡単な手順だ。こんなで冬対策になるのか?とも思えるが、葉裏という場所は越冬昆虫の超人気スポットだ。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ブルーベリーに巻き付いていたヤブマメの種子を啄みにきた、メジロ。
鞘の中の種子を狙って、ピンセットのような嘴を器用に使う。鞘に付いていた雨滴が弾けた。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

イヌビワの果実に、カワラヒワの群れがやって来た。
果実はたくさんあるが、柔らくて割開ける果実は少なく、その餌場を巡って争いも度々起きていた。
posted by やまかます at 19:22| コウチュウ

2024年12月25日

おしくらまんじゅう

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

潜り込んだ林内で期待した割には越冬昆虫が見つからなかった。ずいぶんと葉っぱめくりをしたけれど、ヒゲナガサシガメ幼虫が2頭と、ヨツモンカメノコハムシが1頭。一番多くめくったのはアオキで、次にツバキ、シロダモ、チャ、など。
なんでこんなに昆虫が少ないのだろう?とつぶやきながら、薄暗い林内を歩き回った。

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ヨツモンカメノコハムシ     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

スギのめくれかかった樹皮下には、クロウリハムシが多かった。この虫だけはいつも、どこでも、出会えるから不思議。他の虫たちが姿を消していく中、なぜあんなに繁栄しているのだろう?

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     EOS-R6 MarkU RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

自宅に戻って、庭に転がしてあった板をめくると、カブトムシの幼虫が並んでいた。カブトムシも我が家にはまさに棲みついている、と言える。
posted by やまかます at 17:58| コウチュウ

2024年12月16日

寒中カップル

愛媛県 松野町 滑床渓谷

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FL-LM3

気温は10度を下回る中、落ち葉の間で交尾していた、ヒメツチハンミョウのカップル。
写真画面左がメスで、右がオス。

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     OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.

今朝もビワの花は、メジロたちで賑わっていた。

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      OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.

午前8時10分頃から10羽ほどが次々と入れ替わりながら吸蜜を楽しんでいるかの様子。
花の向きに合わせて、逆さになったりもします。
posted by やまかます at 20:58| コウチュウ

2024年11月14日

ヨガするゾウムシ

三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

アラカシの葉裏に張り付いていたのは、ムナコブクモゾウムシ。
10年前の記事はこちら

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

後ろ脚片方を突き上げた独特のポーズはいつも変わらず。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

葉っぱをでんぐり返して日向にしたら、少し間を置いてからポーズを解いて歩き出した。
posted by やまかます at 19:40| コウチュウ

2024年10月01日

アブラムシとヒメカメノコテントウ

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO Flash Q

ソラマメヒゲナガアブラムシを捕食していた、ヒメカメノコテントウの幼虫。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO Flash Q

ソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーが付いていたのは、ナンテンハギ。
ナンテンハギは近所の畦道にわずかながら群落をつくっている。6月頃は大きな群落になるが、この時期は他の草に埋もれて伸び上がらずほとんど花もつけていない場所もある。写真の場所は適度に刈り込まれたおかげで繁茂して花数も多い。
posted by やまかます at 20:30| コウチュウ

2024年08月09日

花テーブル

三股町

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キカラスウリ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

早朝、まだ咲いていたキカラスウリ。すぐ近くにあるカラスウリの花はとっくに萎んでいる。

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クロウリハムシ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

葉っぱも花も好物のクロウリハムシは、大きな花皿を独り占め。

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        ウスバキトンボ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

日の出を浴びてもなおねぐらに止まっていた、ウスバキトンボ。
周辺の上空には活動しているウスバキトンボの姿も多かった。
posted by やまかます at 22:00| コウチュウ

2024年07月23日

カップル

三股町

今日もツクツクボウシがうちの林で鳴いていたが、三日前から始まって毎日のように鳴いている。まだ一頭だけのようだが。

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ノコギリクワガタ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

今朝、庭のクヌギ樹液に来ていたノコギリクワガタ。
近寄ると上半身を起こして身構える、強気のオスだった。とは言え、最初見つけたときは樹液に頭を突っ込んでいるメスにマウントしており、カメラを近づけただけで一瞬にして樹下へと飛び降りすぐに草むらに身を隠したのである。
そっと摘んでクヌギの幹に戻すと今度は威嚇姿勢をとったわけで、悠然と樹液を啜るメスに比べていかにも神経質で用心深いオスだ。

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サツマコフキコガネ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

日々暑さが増す中、爆発的と言って良いほど増えた、サツマコフキコガネ。
主にクヌギの葉っぱを暴食している。

今朝は、カップルが並んで食事していたので、両者の触角の違いがわかる写真を撮ってみた。
並んでいるとは言っても止まっている位置は微妙にズレているので、触角がほぼ同じ向きから見えて、尚且つピントを両方に合わせるのは難しい。
左のメスは少し奥にいるので、できるだけピントが来るようにF値をうんと絞ってみた。
クヌギの葉裏にはびっしりとアブラムシがついているが、コフキコガネはアブラムシごとムシャムシャ食べていたのには驚いた。

posted by やまかます at 20:19| コウチュウ

2024年07月15日

北海道の甲虫

北海道

7月8日〜14日までの滞在中、一時的に雨が降った日もあるが、ほぼ晴天に恵まれた。
平地では日中の気温は上がっても26~28°c程度。湿度は低く、山歩きしてもほとんど汗をかくことがなかった。

忠別湖の空_H2A9115.jpg
    EOS-R6 MarkU RF16mm F2.8 STM (撮影:7月14日、東川町)
忠別湖沼_H2A9130.jpg
      EOS-R6 MarkU RF16mm F2.8 STM   (撮影:7月14日、東川町)

どこまでも果てしなく続く森。大きな樹木が沼の中で立ち枯れ、樹皮が剥がれて白い樹肌が剥き出しになっていた。キツツキ類が穿って採餌した大きな穴ボコが目立つ。沼の縁にじっと佇んでいれば、いろんな生き物が今にも姿を現すのではないか。しばらく草地に座りボーッとしていたら、ズボンの尻がじっとり濡れてしまった。 

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350  (撮影:7月11日、富良野市、原始ヶ原)  

林道脇の草地で花に来ているマダラナガカメムシを撮影していると、見慣れないハナムグリがいた。
前胸が金属光沢に輝くアオアシナガハナムグリだ。数カット撮影しただけですぐに飛び去ってしまった。

シラフヨツボシヒゲナガカミキリ♀_J7119033.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350  (撮影:7月11日、富良野市、原始ヶ原)

富良野岳の登山口は林道を突き進んだ最終地点で「ニングルの森広場」と呼ばれ無料宿泊小屋とトイレがある。
ここで簡単な昼食をとっていると、私の右手の甲をマダニが歩いていた。まだ吸血前だったのですぐに振り払った。その直後、目の前に大きなカミキリムシがゆったりと飛んできた。
調べてみると北海道だけに生息するシラフヨツボシヒゲナガカミキリのメスとわかった。

シラフヨツボシヒゲナガカミキリ♀_H2A9186.jpg
      EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM (撮影:7月14日、東川町)

シラフヨツボシヒゲナガカミキリ、メスの前翅模様には別種と思わせるほど個体変異があるようだ。
滞在最終日、機材を撤収していたら私のカメラザックに何故かちょこんと止まっていたメス。見つけてすぐ脇の樹木に放って撮影。放った途端、スタスタ樹上へと姿を消した。まるで最後のお別れを告げに来てくれたような気がしてならない。

posted by やまかます at 12:04| コウチュウ

2024年07月06日

鍬形虫

三股町

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ヤマノイモ若葉     EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

朝一番の日差しからして肌を刺すような暑さ。今日の仕事は早めに取り掛かった。

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ヤブキリ     EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

午前6時24分、朝日を浴びていたヤブキリのオス。

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ノコギリクワガタ     EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

今朝、庭にいたノコギリクワガタのオス。体の大きさで大顎の形状が違う。体色も茶色と黒色。
争うことはなく、体の小さいオスがゆっくりと離れて行った。大きなオスは手を近づけると体を立て、大顎を振り上げて威嚇した。
posted by やまかます at 20:43| コウチュウ

2024年07月05日

初めて見る、カミキリムシ

三股町

午前5時半、家の前の車道400mほどをゆっくり歩いてみた。
玄関出る私の姿に毎朝のこと、熱い視線が向けられていたことをふと思い出した。その視線が無くなってから早、4年となった。昨夜久しぶりに夢に出てきたのは、お墓の周りの草刈りをしたせいか。

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路傍の草むら     EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

イヌハギにナワシロイチゴ、そしてツユクサ、、、、いい感じの葉っぱ絨毯。。

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     EOS-R6 MarkU SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO  

昨夜、玄関の灯りに飛来した居残りの虫たちの中に、見慣れない、いや初めて見るカミキリムシがいた。

『日本産カミキリムシ』(東海大学出版会/2007)で調べて、サツマムネスジウスバカミキリ、とわかった。九州南部に生息していて、宮崎県内でも各所で見つかるようだが数は少ないらしい。ライト以外ではどういう場所で見つかるのだろう。


posted by やまかます at 20:46| コウチュウ

2024年06月30日

床運動

三股町

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オオクシヒゲコメツキ      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

ライトトラップに飛来した、オオクシヒゲコメツキ。体長は35ミリもあって大きい。
掴むとやたら元気に跳ねる。これはチャンスとばかり、さっそく室内スタジオにて撮影を試みた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro (7枚の写真を比較暗合成)

写真画面右から左へとジャンプしている。
照明はLEDで、カメラのISO感度3200、シャッター速度は1/1000、F8と設定し、ドライブモードはプロキャプチャ1。
もっとシャター速度を上げたいところだが、LED照明のため上げ過ぎると盛大にフリッカーが出てしまった。フリッカースキャンでフリッカー(すじ)が出ない速度を調べると1/1000が上限だった。1/1000だと床を跳ねた瞬間の最初の3コマくらいはブレてしまう。多少ブレがあった方が動感が出ていいかもしれない。

ジャンプの高さはもっと倍以上まで跳ねることもある。跳ねた地点と落下する地点のピントが合うことは稀で、コメツキムシの疲労も按配すると、理想的な写真を得るには気長に時間をかけるか、あるいは選手交代できるだけの個体数を確保する必要がある。
posted by やまかます at 20:59| コウチュウ

2024年06月24日

カミキリムシの後食

三股町

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セマダラコガネ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

セマダラコガネの黒色型を探してみた。庭を少し歩けば次々と見つかるセマダラコガネだが、8頭のうち黒色型は2頭だった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

エノキの細枝を後食していた、クワカミキリのメス。
ちょうど目線の高さだったのですぐに気づいた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

樹皮を削るようにして食べる様子は、まるで鉋(かんな)をかけているようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 

GODOXのストロボ MF-12は電池内蔵式で、筐体の側面に充電用のUSB-C端子がある。
この端子はいつも剥き出しなので、野外で使う際には水滴やゴミが入ってしまう。そこで、端子キャップ(白色)を嵌めている(写真画面内、赤い矢印先)。端子キャップは百均で探してみたがオス端子用のしか置いてなかったので、ネットで取り寄せた。
posted by やまかます at 19:36| コウチュウ

2024年06月20日

終わりの始まり

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF35mm F1.8 MACRO IS STM  (撮影:6月19日)

路上に転がっていた、オオスズメバチの死骸。
すでにヒメアリが多数集っていた。この場所の頭上からは翅音が聞こえ、クヌギの樹液レストランが賑わっていることがわかる。つまり、どうやらオオスズメバチは樹液に足繁く通っていたのだろう。しかし、なんらかのトラブルに遭遇したのか、あるいは体調不良でも生じたのか、帰巣することなく地面に落下したようだ。目につく外傷は見当たらない。

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      OM-1 MarkU LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmF4-6.3 U (撮影:6月16日)

セッカの撮影に向かう途中、ミイデラゴミムシのロードキルが目に入った。
こちらもすでにアリが集っていたが、前翅の亀裂などからして獣にでも襲われたのか?軽トラのタイヤに轢かれたのか?。思わず勿体無い、と感じたのは職業柄故か。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO DMW-FL200L (撮影:6月19日)

自宅林のちょうど中央、地面に半分めり込むようにして死んでいた、ヒラタクワガタのオス。
特に目立った外傷もないが、拾い上げると胸部と腹部が今にもちぎれそうなくらいグラついていた。
いづれ土に戻すにしても、今の姿を写真に残しておこうと思い持ち帰った。

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    OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

体長は55ミリ。大顎は小さめだが、この位の体格やそれ以上のヒラタクワガタは、ここ数年でめっきり減ってしまったように感じる。もっとも、積極的にクワガタ探しをやってもいないので本当のところはわからない。
posted by やまかます at 21:05| コウチュウ

2024年06月12日

クワガタの木

三股町

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ゴマダラオトシブミ     EOS-R6 MarkU SIGMA 50mmMacro GODOX MF-12  X3c

ゆりかごはよく目にする割に、しわざのヌシ、ゴマダラオトシブミの姿を見る機会は極めて少ない。
今朝は、庭に出てすぐクヌギの若葉で成虫を発見できた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO DMW-FL200L

アカメガシワにはよくコウモリガ幼虫が穿孔していて、開口部(ドーム型の蓋で隠れている)からは樹液が滲み出る。樹高3mより少し上のドーム蓋に頭を突っ込んでいた、ノコギリクワガタ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO DMW-FL200L

同じアカメガシワの目線の高さにも、ノコギリクワガタ。


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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO DMW-FL200L

こちらにも、ノコギリクワガタ。

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     EOS-R6 MarkU SIGMA 50mmMacro GODOX MF-12  X3c

そして、小柄ながらヒラタクワガタも参上。
木屑を纏って、コウモリガの穿孔痕から抜け出てきた。
posted by やまかます at 21:23| コウチュウ

2024年06月09日

コガネ祭り

三股町

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コガネムシとクズ        EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

コガネムシの食性はかなり広いけれど、比較的柔らかい若葉を好んで食べる。

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コガネムシとクヌギ        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO DMW-FL200L

オスがマウントしたペアの姿も増えた。すでに産卵も始まっているのだろう。



posted by やまかます at 20:35| コウチュウ

2024年05月31日

残り火

〜三股町〜
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アカメガシワ    EOS-R6 MarkU RF70-200mm F4 L IS USM

開花が盛んになった、アカメガシワの雄花。
昨夜からの雨が今日も続き気温も低めで、昆虫の飛来は稀だった。

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ゲンジボタル    EOS-R6 MarkU RF35mm F1.8 MACRO IS STM 270EXU

庭に立ってサクラの梢を見上げると、ゲンジボタルのオスが休んでいた。
もうとっくに発生ピークは過ぎているし、今日などは気温も低いので夜の飛翔個体はほとんどいないのではないだろうか。

〜延岡市〜
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ユキノシタ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

昨日、家田湿原でオオヨシキリの撮影をしていてふと後ろを振り向くと、ユキノシタの群落があった。

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ヤマモモ落果   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

ヒヨドリとメジロが果実を啄んでいたヤマモモの樹下には、落果がコロコロ足の踏み場もないほど。
posted by やまかます at 20:39| コウチュウ