2022年09月08日

秋の気配

午前6時04分  霧島山
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          OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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              OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

庭の中央にあるクヌギの樹液に、虫が集まっていた。久しく虫の姿が全く無かったのは暑さのためだろうか。

写真のノコギリクワガタオスは、樹液から離れている場所でクルクルと回転していた。さながら、回転テーブルに乗っかっているようなことになっていたが、一体どうしたのだろう。近くにメスの姿も見当たらない。
大きな湾曲した大あごの形からか、うちに来ている職人さんは「水牛」と呼んでいた。

「そんでもって、あっちの小さい方が、ノコギリクワガタ、ですよね?」

たしかに、原歯型のまっすぐな大あごの形の方が、鋸に近い。

樹液に来ていた他の虫は、オオスズメバチとゴマダラチョウシロテンハナムグリ、大きさのあるものではそのくらいで、寂しいレストランだ。

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アカギカメムシ-9083048.jpg
            OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アカメガシワ(雌木)を見上げると、葉裏という葉裏にはアカギカメムシの群れが休んでいる。数が多い群れでもせいぜい10頭前後。高い場所までは見えてないけど、一本のアカメガシワにかなりの数の成虫が休んでいるようだ。これからのち、どこへ行くのだろう? と毎年、そんなことを繰り返して呟いている。

アカハネナガ-1043870.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U             

仕事部屋のすぐ外の草はらに、ポツンと一頭だけいた、アカハネナガウンカ
偶然、排泄の瞬間の手前が写っていた。このすぐ後にプッツンと弾き飛ばした。

日中、クサヒバリの鳴き声が甲高く響き、そして、
日が暮れてから外で奏でるクツワムシの鳴き声も数が減り、なんだかまろやかになったようで、スズムシの音色がそこに加わってすっかり秋の風情が漂う。
    
posted by やまかます at 19:45| コウチュウ

2022年08月30日

久々のお目見え

午後6時26分
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カブトムシ-8302366.jpg
          OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

屋根の修理工事をしてもらっている職人さんから「カブトムシがいましたよ」と教えてもらい、
庭のクヌギを見上げてみればカブトムシのオスがいた。しかも、2頭。

今夏は7月の初め頃まではクワガタ、カブトの姿をよく見かけていたが、7月後半以降はパッタリご無沙汰となっていた。
それにしても、高い位置でおまけに葉影に隠れていたカブトムシをよく見つけたものだと感心したが、私より20歳も若い職人さん、渓流釣りも趣味だそうで生き物全般(クモ以外)が好きらしい。

カレハガ幼虫-1042926.jpg
        OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U
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         OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FlashQ G20U  
   
庭のサクラには体長10センチ近くの、カレハガ幼虫がいた。こちらも、2頭。  
サクラの枝に見事に溶け込んでいて、実はこの幼虫に気づいたのは昨夜のことであって、それまでずっと見落としていた。そもそも、サクラはほとんど落葉していて、残った葉っぱも青々とは程遠く萎れている。そんなで餌になるとは思えず、このでっかい幼虫が本当にこのサクラで育ったのだろうか?と不思議にも思える。

昨夜、クツワムシが鳴き始めるのを待つ間、庭をあちこち眺めていたら、懐中電灯の灯りに浮かび上がったカレハガ幼虫。歩いているときは体が浮いており、動きと相まってよく目立っていた。

頭の向きは、上写真2枚では下向き、下写真は上向き。

カレハガ幼虫-8292310.jpg
          OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U + SB-30 

posted by やまかます at 22:26| コウチュウ

2022年08月29日

米粒虫

午前10時
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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

林のへりで休憩中のオニヤンマのオス。
すぐ近くにカメラを寄せても平気な様子でじっとしていたが、しばらくするとサッと舞い上がり、空中で小さな虫を捕らえるとクリリンと反転して林の上部へと消えていった。大きな体だけど流石に身軽な動きは、見ていて気持ちが良い。

午後5時半
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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

体長わずか4ミリ程度のキムネヒメコメツキモドキ

肉眼では何だか分からず、ハムシ類だろうか?と思いきや、撮影した画像を見て初めて本種と分かった。
生態についての詳細な情報もなく、いったいどんな暮らしをしているのやら。


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posted by やまかます at 21:28| コウチュウ

2022年08月15日

拾いもの

ヒゲコガネのオス
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     E-M5 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro  (深度合成)


先日の12日。
正午前にハンバーガー店へ出掛けたのだが、オーダーを済ませて車に戻ったその時、後ろタイヤのすぐ傍に仰向けになって転がっている、ヒゲコガネがいた。
一目で死骸と判ったけれど、拾い上げてみれば無傷だった。しかも、立派なアンテナをつけたオス。
私が拾い上げなかったら、隣に後から入った車のタイヤに踏み潰されるところであった。まさに危機一髪。

場所は都城市内、国道10号線沿いにある比較的最近オープンしたバーガー店で、値段は高いけどそこそこ旨いらしい。
旨いらしいというのは、私自身はホットドック(小さめ)しか食べておらず、ハンバーガー(超デカい!!)を食べたのは嫁さんと次男だったから。私の胃袋は小さくなってしまい、大きなハンバーガーなどは無理である。

ヒゲコガネは夜の外灯に飛来したのだろうけど、そこから近い生息地は大淀川の河川敷などが考えられるだろう。
宮崎県内で本種は普通に見られるそうだが、私自身は今回初めて死骸を拾っただけでまだ生きた姿を見ていない。たまには夜の外灯巡りもやってみようか、と少しだけ思った。生きた姿と、メスも見たいし。

ちなみに写真のオスは、アンテナと右翅を広げた状態をまち針で固定して三日間、自然乾燥させた。

posted by やまかます at 20:33| コウチュウ

2022年08月09日

斑猫の狩り

庭で、ハンミョウのメスが獲物を捕らえたところだった。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

だいぶ前になるけれど、ハンミョウの狩の様子を1時間ほどしゃがみ込んで観察したことがある。
そこは神社の境内でハンミョウの個体数、密度とも高く、ハンミョウの写真を撮るならまずはココというほど確実な場所である(都城市内)。

地面を忙しく歩いた先で立ち止まり、徐に前傾姿勢をとる時が即ち捕食の瞬間。大顎の動きでも確かに何かを捕食しているのがわかるのだが、チラッと見える獲物の多くはとても小さく判然としない。
いかにも立派な大顎をしている割に捕らえる獲物のサイズが小さい、というのがこれまでの観察で得た印象である。
もっとも観察時間、件数が少ないから何とも言えないが、今回のヒシバッタなどは大きい方ではないだろうか。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
posted by やまかます at 21:44| コウチュウ

2022年07月25日

白チョークかみきり

午前中、仕事部屋のドアを開けて外に出ると、目の前に、オオシロカミキリがいた。
このカミキリムシを見るのは、じつに14年ぶり!!

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  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

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  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

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  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

以前、見つけた場所は近所のムクノキだったが、小学生だった次男と同級生数人を引き連れて昆虫観察会を行った時だった(2008年7月12日)。
見つけたのはお友達の一人で、大事そうに握りしめていた本種を撮影させてもらった。握りしめていた手を広げるとすぐさま飛び立ってヒヤッとした。

今朝のオオシロカミキリは昨夜、灯りに飛来した居残りだろうけど、とても落ち着いていた。



posted by やまかます at 22:14| コウチュウ

2022年06月27日

梅雨明け

三股町

午前6時半 朝一番の庭巡り。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

まだ亜成体も見かける、コガネグモ。写真のメスは庭の反対側から引っ越してきたようだ。1箇所に1週間といないので見失うけれど、忘れた頃に忽然と別の場所で網を張っている姿が見つかる。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

クワの葉を後食していたキボシカミキリ
食痕のしわざが多い割に昼間は天牛の姿を見掛けないが、涼しい時間帯に食事を済ませていたようだ。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アシダカグモのメスが抱えている卵のうは、すでに仔グモたちの出のうが始まっていた。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350


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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350

毎年、庭の窓の下で芽生えているスイカ
不思議なことに砂利を敷き詰めたところから芽を出す。

2株が地面を這うように茎を伸ばし、それぞれ花を次々と咲かせている。
毎夏やっている種飛ばしの成果だが、嫁さんが言うには「スイカ愛があるからこそ!」らしい。
花はいくつも咲くけれど、最後に食用となる果実になるのは一個だけ。まあ一個とはいえそこそこのお味で、さて今年も小さなスイカがうまく育つだろうか。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
posted by やまかます at 20:27| コウチュウ

2022年06月20日

几帳面なカミキリムシ

三股町

クヌギでずっと継続観察してきたリンゴドクガ幼虫が、今朝になって姿を消してしまった。

食事のため遠出をしてもせいぜい2mほど台座から離れるだけだったのが、いくら周辺の枝を探しても見つからない。
数時間後に見ても戻っていないことから、引っ越しをしたか営繭のために移動したのかもしれない。

諦め切れずしつこく梢を探していたら、面白い格好をした行儀の良いコウチュウ(甲虫)がいた。
触角を前にまっすぐ揃えて伸ばしている。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

うん!?これは、カミキリムシの仲間の、カッコウメダカカミキリではないか。標本では見たことがあるけど生きている姿を見るのは初めて。
風で揺れる葉っぱを摘んだらその刺激でポトリと落ちてしまい、地面に落ちてはもう探すのは無理かと諦めかけたところ数十センチ下の葉っぱに着地していたのが上の写真。

メダカというだけあって、複眼が張り出しているのも本種の特徴。前から見ると頭がハート型になる。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
本種のホストはアケビということで、アケビは道路を挟んで真向かいにある。毎年、多数の果実をつけている大きなアケビだ。時間ができたらアケビを見ておこう。

歩き出すとちょこまか素早い動き。とても小さいカミキリムシ、です。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

隣のクヌギには、鳥の糞そっくりのスカシカギバ幼虫もいた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

リンゴドクガ幼虫がいた隣のクヌギではヤママユのでっかい終齢幼虫が1頭、まだ葉っぱを食べている。
路面に落ちてくる糞も特大になった。

4月に孵化した幼虫が3頭いて、4齢後半までは3頭とも観察できていたが1頭以外はやがて見失っていた。
ところが今日は他のもう1頭を見つけることができた。やはり生きていたのだ!
3頭目もきっとどこかにいるに違いないと思えてきた。
幼虫が育っている枝は道路の上にはみ出ているので、営繭を待ってその後に伐採を予定している。うまくいけば枝ごと繭を回収出来るはずだ。
posted by やまかます at 20:48| コウチュウ

2022年06月18日

クワガタの穴

三股町

「お化けクヌギ」に小柄なヒラタクワガタ♂がいて、

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

やがて、大きな穴の前に到着。「クワガタの穴」だ。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

穴の奥には別の大きなクワガタが待ち構えていて、小柄なヒラタは一撃の下に樹下へと放り投げられた。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

穴の奥に先に陣取っていたのは、大柄のコクワガタ♂だった。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

先日、ここにいた大型ヒラタやノコギリクワガタは、すでにどこかへと移動したようで、「クワガタの穴」は様々なクワガタを呼び込み、そして旅立ちの名所ともなっているようだ。

一昨日の朝、午前6時22分、下の谷津田から林の中の坂道を登ってきたのだろう、
ヒクイナのペアが庭を歩いていた。
家壁にどんどん近づいてくるので窓を開けることはできず、寝室の窓から辛うじてカメラを向けることができた。
最初付かず離れず揃って歩いていた2羽だが途中から離れてウロウロし始め、長居はせず隣の耕作放棄地の藪へと消えて行った。
尾根越えをして隣の谷津田への移動中だったようだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:57| コウチュウ

2022年06月15日

雨上がり

三股町

モンシロチョウ  吸蜜しているわけではなく休憩中。羽化してまだ日が浅いオス。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

チュウガタシロカネグモ 玄関出てすぐ目線の高さに網を張っていた

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 


スジコガネ 黄金虫を写すときは木陰で。コガネムシと入れ替わるようにスジコガネの数が増えた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

クルマスズメ 久しぶりにご対面。この後力強く羽ばたいて樹上へと飛び去った。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350 

午後7時48分 霧島山

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

夕方から1時間半ほど自宅林の下草刈りを行った。気温はほどほどで大して汗はかかなかったが、かなりバテてしまった。この時期、月に最低2回は行わないと観察路が歩きづらいし、土のむき出し地面も確保したい。
草刈機エンジンの激しい振動が体にキツい。エンジンの馬力が高い方なので余計にこたえるのだろう。つくづく、これが電動モーターだったらと思う。同じ馬力だとモーターの方が静かで体も楽に違いない。実際、そういう話を聞いたこともある。ガソリン価格がさらに上がるようならモーター駆動の導入も止む無しかもしれない。

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posted by やまかます at 21:04| コウチュウ

2022年06月13日

お化けクヌギとクワガタムシ

三股町

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO (12日撮影)

年始に枝を伐採したクヌギが、今は「お化けクヌギ」に。
萌芽力をフルに発揮した結果、地面まで幹がすっかり見えないほど枝葉が茂っている。今にも歩き出しそうだ。

11日の午前6時、オオスズメバチが頻繁に出入りしているのが気になってクヌギの幹を見に行ってみれば、
大きなヒラタクワガタ♂がいた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
 
見つけてすぐ、ヒラタクワガタは樹液の出ている穴へと歩みを進めた。
その樹液穴には数日前からノコギリクワガタのペアが潜んでいる。これは激しい争いになるだろう、と成り行きを見守ることにした。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

ヒラタクワガタはなんの躊躇いも無く樹液穴にズカズカと入っていき、すぐさまノコギリクワガタの反撃を受けていることが、ガチガチという大顎の擦れる音でわかった。ヒラタの体格は立派だがノコギリも劣らず大型クラスだ。暗い穴の奥からは音がするだけで両者の争いの様子はまったく見えない。しばらく激しい音が聞こえていたが、急に静かになり次の瞬間、ノコギリクワガタの小柄なメスが慌てふためいて外に逃れ出てきた。

しばらくしてヒラタ♂が顔を見せた。どこか威張っているようにも見える。
ドッシリと構えており、まさか下半身をノコギリクワガタの大顎で挟まれている、ということはないだろうと思う。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
ノコギリクワガタのメスは外に飛び出したのに、オスは一向に出てこなかった。奥に引き下がって反撃の機会を窺っているのだろうか。それとも出ようにも出れないのか。ともかくも樹液洞穴の中は意外と広いようだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350

午後1時15分、雨滴を纏ったリンゴドクガ幼虫は台座のすぐ近くで食事中だった。食事を終えるとまた台座に落ち着いており規則正しい生活はまだ続くようだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350

小雨の中、クヌギ並み木のアーケードを見上げていると、プライヤアオシャチホコ幼虫がこちらも食事中だった。

posted by やまかます at 19:25| コウチュウ

2022年05月26日

異な場所にて

三股町

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
長田峡の水銀灯近くにいたヘビトンボ

朝一番、水銀灯や自販機に居残った虫を見に行ってみたがお目当ての虫はいなくて、オオミズアオの細切れになった翅が雨で濡れて黒い路面に張り付いていた。鳥に襲われたのだろうか。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ミョウガの葉を食べていたコガネムシ。広食性でいろんな植物の葉や果実、花などを食べるけれど、特に好みの植物があるようにも思えない。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

脚の収まりがクヌギの葉にピタリと決まっている。なんでこんな長い脚なんだか。ホソガガンボ属には似たようなのが何種もいて、同定は難しいようだ。

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移動中だったのか枯れて倒れかかったアブラナの茎にじっとしていた、タイワンオオテントウダマシ

胸部についているピンク色の粒々はダニの一種。
いた場所は浴室の出窓下の草地。
成虫も幼虫も菌食で、梅雨の時期に産卵して幼虫が育つ場所はクヌギなどの朽木。
庭に野積みにしてあるクヌギ朽木材では毎年のように発生しているが、まだ卵だけは見ていない。

タイワンオオテントウダマシのキノコを食べる幼虫や蛹、羽化シーン、成虫などの写真を掲載したのは、
2018年に発行した「ふしぎいっぱい写真絵本シリーズ」の『きのこレストラン』(ポプラ社)。
テントウダマシ科の中でも特大で美麗の本種が、2007年に移転してきた当時、庭にいきなり現れてびっくりしたのも懐かしい。
当時の国内分布情報は長崎県対馬のみだったから、最初は目の前の事実をどう理解していいのか混乱してしまったのが正直なところ。もちろん生きた姿を見るのは初めてだった。
その後、県内では何箇所かの産地が知られるようになったけれど、昔からいたわけではなさそうで、県外からの外来種である可能性が高いようだ。なおさら、この虫との出会いには感慨深いものがある。




posted by やまかます at 21:26| コウチュウ

2022年05月22日

インクブルー

三股町

庭にはドングリから成長したミズナラの若木が3本あって、クロナガタマムシが葉っぱのヘリを食べていた。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

食事の合間に時々翅を広げては丹念にクリーニングをする。これはチャンスとばかりしばらく様子を見てみた。腹拵えと身繕い、そして日陰での休憩を交互に行うようだった。
それでようやく腹部背面が輝くインクブルーを写し止めることができた。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

都城市 神柱公園

目下進行中の企画本の仕事で、ヒトスジシマカを探しに出掛けた。

我が家でヤブ蚊といえばヤマトヤブカがほとんどでヒトスジシマカは滅多に見ないからだけど、わざわざヒトスジシマカを求めて出かけるのを面白がって嫁さんも同行した。神柱公園は街中なのでついでに買い物も済ませようというわけだ。
社殿裏の森の日陰に入るとお目当ての藪蚊は体にまとわりつくように集まってきた。

花で吸蜜している藪蚊はおらず、ヒメナガカメムシ属の一種が来ていた。
普通種とはいえヒメナガカメムシ属の同定は難しい。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 19:38| コウチュウ

2022年05月11日

飛びたい!!キマワリ

三股町

昨夜、外灯に飛来した蛾は少なかったが、
キエダシャクは初めての登場。

ノイバラにつく本種の幼虫は自宅周辺ではこれまで全く見つかっておらず、2016年5月、ヤママユ飼育の撮影で訪れた長野県安曇野で久しぶりに出会えた。それ以前に撮影した記憶はいつだったかはっきりせず、ずっと昔、場所は埼玉県秋ヶ瀬公園だったような、、、、。
0511キエダシャク-3112437.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350×2


同じくシャクガ科の、エグリヅマエダシャク。燕尾服の裾を跳ね上げたような特徴的な止まり方をする。写真の止まり方ではその特徴が分かりづらいけど、家壁から地面に着地した後、コマユミの枝に飛び移った。
これもずっと昔、清瀬市の里山緑地保全林のキヅタで真冬に幼虫を見つけ、その当時私にとっては謎の幼虫で、それを飼育して正体を突き止めたのも懐かしい。多食性でいろんな植物で育つようだが、これも久しく幼虫を見ていないような気がする。

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 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350×2

花壇のアメリカナデシコ(ヒゲナデシコ)で日光浴中のモンキアゲハ♀は、昼食後、窓越しに発見。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

口吻が伸びているけど吸蜜していないことは、正面に回り込んで確認できた。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

物置小屋の前の草上でモジモジ、上に行きたくて行きたくて、という、キマワリがいた。

その仕草から、「これは飛ぶな」と分かったので素早くプロキャプチャーモードでカメラを構えてみた。
まあしかし、モジモジがいかにも長く、思わず「飛びたいんでしょ!」と声に出そうになる。

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やがて上翅をパッカんと持ち上げ、下翅がスッと差し出され、ようやく飛び立った。
飛翔するキマワリは初めて見るけど、飛翔といっても地面めがけて一直線に下降しただけだった。
さらにもう一度飛んだけれど、これまた滑空降下というもので、上空へと舞い上がる姿は拝めなかった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:37| コウチュウ

2022年05月03日

ヒゴヒゲナガハナノミ

三股町

ツルウメモドキの花にはジョウカイボンをはじめ、ニホンミツバチやハナアブ類などが訪れていた。
花は小さいけれど多数が塊になって咲いている。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

ヒゴヒゲナガハナノミの交尾カップルが数組いて、写真はノビルのひと組(下がオス)。

メスを探しているのか、草のてっぺんに構えて触角をピコピコ動かしているオスが多数いた。
オスは徐に飛び立ってゆったり舞っては近くの草に着地して、を繰り返していた。飛翔する姿はホタル類にそっくりに見える。
本種は去年の同じ頃にも載せていた
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       OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

昨日は気温が低かったせいか一度も姿を見なかったサラサヤンマが、今日はまた同じ休耕田の水路上で占有飛翔していた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 
posted by やまかます at 20:52| コウチュウ

2022年04月29日

ムネモンヤツボシカミキリとキウィ

三股町

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

お隣の果樹園ではキウィの開花が盛んになった。
今日は風が強く吹き荒れ昼頃まで曇っていたせいか、ハチ類の姿はほとんど無いけれど、カミキリモドキの一種が来ていた。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

先日、コナラで見かけたムネモンヤツボシカミキリのホストがサルナシと知ってその時にはすぐ、キウィを思いつかなかった。実はここのキウィはコナラのすぐ横に植わっているのだ。

今日の昼過ぎ、キウィの新梢で後食しているムネモンヤツボシカミキリを見つけて、なるほど、サルナシとキウィは同じマタタビ科の同属であった、と改めて気づいた。
ちなみにキウィフルーツは、中国原産シナサルナシがニュージーランドで改良されたものらしい。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

気になって探してみれば、キウィの蔓の立ち枯れ部位に、小さな羽脱穴が2つ見つかった。おそらくキウィで発生したのだろうと思えた。
体長15ミリほどだが、鮮やかな黄色微毛に覆われた姿は目に焼き付くカミキリムシだ。こんなカミキリムシが身近な場所にいたなんて意外だったが、キウィが発生木に成長するまで数年を要し、そこへどこからか飛来したのであろうか?
これまで一度もこの辺りで見たことがなく、先日、コナラで初めて出会ったばかり。
しばらくはキウィの蔓棚から目が離せなくなりそうだ。

コナラに目を向けてみると、オオイシアブがコメツキムシの一種を捕食していた。
おそらく飛翔中のコメツキムシを目ざとくフライキャッチしたのだろう。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

posted by やまかます at 20:26| コウチュウ

2022年04月25日

虫こぶとシギゾウムシ

三股町

昨日、コナラの若葉にゴマダラオトシブミのゆりかごが一つ見つかり、そして今朝になってみると、二つ、三つと増えていた。それならば、ゆりかご作りに勤しむメスが見つかるかもと探してみた。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

しかし、ゴマダラオトシブミは見つからず、しつこく梢を眺めていると、シギゾウムシの姿が葉影にチラッと見えた。
2メートル以上の高さなので、ここは1000ミリ相当超望遠レンズのお出まし。

「オヤ!? 長い口吻を枝に突き立てている。クヌギシギゾウムシかな?」

新梢の枝は膨らんでおり、これは虫こぶに違いない。
ナラワカエダフクレズイフシ、かな?いや、これは断定できない。正確な同定は難しい。
いくつか見える小さな穴は、宿主のタマバチが羽脱した痕だろう。

ともかくも、虫こぶにできた裂開溝に口吻を突き立てているのは吸汁しているのだろうと思う。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO GODOX TT350

シギゾウムシの動きをしばらく見てから、ふと目線を下げると羽化直後のヤマトカギバが張り付くように止まっていた。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

立て続けに、次は明るい黄色鮮やかなカミキリムシが登場。

ムネモンヤツボシカミキリ、だろう。この辺にサルナシは無いので、ホストはツルウメモドキかな。
ツルウメモドキは多く自生している。
こちらも、居場所がちょい高くて遠い。しっかり撮影したかったが、すぐに飛んでしまった。
写真でわかるように、左脚を上げて上翅も浮かしているのはフライト準備中という体勢。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:07| コウチュウ

2022年04月13日

ナミテントウ、フライトは失敗

三股町

午前中は晴れ間もあって、予定外の撮影を庭先で済ませることができた。

思い描いていた絵柄を撮影するにはかなり時間が掛かることは承知で、虫の動き次第でもあり、むしろこちらの根気が問われるところ。けれどふと思いついたそのタイミングがうまく嵌まったようだ。

本題の撮影を終えて草むらを眺めていると、ナミテントウがスイバの花茎を登っているところだった。雄花だったので、飛び立った瞬間に花粉が舞い散っていた。ただし、この後、左後ろ翅が花にぶつかったこともあり、バランスを崩して、地上へと落下してしまった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro プロキャプチャーSH1

クヌギではヤママユの1齢幼虫が順調に育っている。確認できているのは3頭だけ。
見落としている幼虫がいづれひょっこりと現れてくれるといいのだが。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

若葉をモリモリ食べている様子を眺めてのち、仕事部屋に戻ろうとすると足元から、黒っぽい蛾が飛び出してノイバラの茂みに隠れた。幼虫はカラムシの葉上でよく見つかる、タイワンキシタアツバ、だった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

ずっと前のこと、玄関先すぐの地面にタツナミソウの群落があった。
14年前のブログ記事『昆虫ある記』(2008/4/23)には写真が載せてあるけれど、その翌年だったか翌々年だったか、何故ゆえか群落はパッタリと姿を消してしまった。

スクリーンショット 2022-04-13 20.26.26.png


ところが、今年になって以前ほどではないけれど、同じ場所にタツナミソウ(桃色)が復活した。
庭から離れた自宅林の方にもちらほら花が咲き始めており、早速、嫁さんに報告した。

「あら、ほんとだ!?」

下写真は林床に生えていた株。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

毎年、春になると植木市で好みの樹木や苗を買って植えているけど、どうやっても根付かず枯れてしまうものもある。
何度も試して育たなかった代表種と言えるものは、たとえば、オガタマノキ、ジンチョウゲ、そして、サンショ。
イヌザンショはいくらでも自生しているのに、サンショは3年間、3回ともダメで諦めてしまった。

土をいじり管理はしていても、自然にどこからともなくやって来て、居着いてくれると尚更嬉しい。
オドリコソウなどは、隣の敷地から飛び火するかのようにうちの林にも入ってき始めている。いづれ群落になる日が楽しみだ。タツナミソウも、以前のような群落にまで復活してくれることを期待したい。

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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO   


posted by やまかます at 20:59| コウチュウ

2022年04月10日

インクブルーな、装い

三股町

午前7時半、遅めの朝食は前々から気になっていたパン屋でようやくのこと買い求めた、胡桃パン。
都城市ではかなり評判の高い店らしい。

窓の外は白く霞んでいた。イヌビワの緑葉が日々、鮮やかになってきた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

コナラのひこばえにいた、クロナガタマムシ
細かい木屑を纏っているのは、蛹室から出てきて間も無いのだろう。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

アリにたかられて鬱陶しかったのか、モゾモゾと体を揺すった直後に飛び去った。
間一髪、シャッターを切れたけれど、大きくブレてしまった。
腹部背面は鮮やかなインクブルー。なんと粋な身なりだろう。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

都城市 山之口町

シオカラトンボが出ていないか見に行った公園ではトンボの姿は一切無く、サクラの花びらが張り付いた川床で吸水しているカラスアゲハのオスがいた。
かなり敏感で、近づくとすぐに舞い上がり、しばらくはあちこちを飛び回りして、また戻って来る。飛んでいる姿には空を自由に飛ぶことのできる幸せが溢れているように見えた。ハツラツとしてい、まさにウォーミングアップに躍動している、そんな感触が伝わってきた。今朝にも羽化したばかりのようなピカピカの姿。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

吸水しているうちに、強い日差しを敢えてたっぷり受け止めるかのように、体を太陽に向けて傾けた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午後5時半、すっかり若葉に包まれた、コナラ

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       OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO




posted by やまかます at 20:53| コウチュウ

2022年04月08日

道おしえ、走る

都城市 早水公園

日差しがキツいので今日も長袖のままだが、半袖姿で散歩される方もチラホラ見かけた。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

公園の池ではシオカラトンボのオスが飛んでいて、
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ホソミイトトンボは交尾カップルも多数いた。カップルはどれも飛び交っており落ち着かない。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

暑く焼けた舗装路ではハンミョウが活動していた。
見ている前で小さな獲物を捕らえたが正体はわからず、あっという間に食べてしまった。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ムラサキサギゴケの花で吸蜜するクロアゲハがいて、素早く飛び交うアゲハの姿も多かった。

三股町

自宅林では、色づいたホソミオツネントンボのメス、がいた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 20:51| コウチュウ

2022年04月06日

正義の味方、ガメラ

三股町

人工衛星のソーラーパネルみたく、ツヤツヤ、テカテカの大きな葉を広げているのは、ウバユリ
周りの草に先んじて日光をたっぷり浴びている。花茎が立ち上がって来る頃には草藪に埋もれてしまうこともあって、すっかり忘れてしまう。ウバユリの成長はこのあとも気に掛けてみたい。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

撮影の下見で訪れた渓流に、ニホンイシガメのメスだろうか?大きなカメがいた(甲羅の長さは20センチ以上)。
対岸で距離もあったけど、こちらの動きに警戒してかこのあと川に飛び込んだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

しばらく歩き回ってからカメのいた場所に戻ってみると、再上陸して体を乾かしていた。
口元に赤い模様があるように見えたけど、写真を拡大してみれば釣り糸のようだ。釣り針を咥え込んだか?
在来種のニホンイシガメはクサガメ(外来種)との交雑も増えているらしい。

普段、カメをじっくり見る機会はほとんど無いのだが、そう言えば子供の頃、カメは憧れの生き物だった。
小学校(松山市の番町小学校)では、動物小屋でニワトリとウサギとカメを飼っていて、掃除・餌やり当番をやったことがあるが、掃除の合間にカメを空中に持ち上げて「ガメラ、じゃあ〜!」なんて友達と遊んだりしたものだ。カメの人気ぶりは怪獣まで昇華して、引っ込めた四肢のところからジェット噴射をして、高速回転しながら空を飛ぶというカッコ良さに痺れた。硬い甲羅はどんな怪獣や宇宙人の攻撃も跳ね返す、無敵の盾でもあった、、、、とか、昭和の怪獣映画全盛時代のお話。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

夕方、ゴマダラチョウ幼虫は柔らかいエノキの若葉をまるで工作機械のような目まぐるしい速度で刻み込んでいた。あと数日内で蛹化準備に入りそうだ。ちょっとした振動には敏感で、ピタッと食事を中断してお祈りポーズになった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

取り込んだ洗濯物にでも便乗してきたらしい。
ブ〜〜〜ン!と羽音を立てて、室内を横断して窓の網戸に着地したのは、ニホンホホビロコメツキモドキ、のメス。
左のほっぺが出っ張ってい、前脚の先端、ふ節が団扇のように広がっているのが特徴。
春になって現れるのは例年、5月に入ってからのことが多く、今日はよほど気温が上がったこともあって早い出現になったようだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro


posted by やまかます at 20:10| コウチュウ

2022年03月11日

マイホーム作り

三股町

このところ気温が少し上がってきて、庭の草地ではイタドリハムシを見かけるようになった。

まだ越冬明け直後のせいか特に何をするでもなく、触角を小刻みに動かしてはプイッと飛び立つ、着地してチョイ歩く、そのようなことを繰り返しているばかりで、食事をしている姿はまだ見ていない。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO プロキャプチャーモード(上写真は静音L連写)

スズメたちは、我が家の雨樋や巣箱(2)、アンテナ塔など少なくとも4か所で営巣を始めている。

枯れ草を運んでいたが、巣材はたっぷりと必要だからこんなでは効率悪そう。けれどせっせと地道に運んでいる。巣が完成するまでに要する日数はどのくらいになるだろう?
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こちらは、まるで山菜採り。ヨモギの葉っぱをしこたま集めている。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

仕事部屋から林につながる細道は、私が毎日歩いてできた「けもの道」だ。

いつもここでバッタリ出会すのが、シロハラ
地面が幾分か剥き出しになった細道では、餌になる虫や種子などを見つけやすいのだろう。

一旦立ち止まってゆっくりしゃがみ込むと、こちらを振り向いて目が合った。
名前は「キョン吉」。「キョン吉」は少なくとも4羽はいるようだ。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO



posted by やまかます at 17:40| コウチュウ

2022年02月08日

小さなクワガタムシ

三股町

地区の公民館広場には程々の植栽があり、週に一回はゴミ出しのついでにここを歩く。

サクラをはじめ、イチョウ、サンゴジュ、ツツジ、サザンカ、クロガネモチ、イボタ、エノキ、カラカネオガタマ、サネカズラ、アケビ、(コブシの大木3本は伐採されて今はない)、、、、。
カラカネオガタマは数年前に一度、根本近くを樹皮剥離されて弱っていたがなんとか持ち堪えた。一体誰がどんな目的で!?と、一人憤慨していたことも懐かしい思い出になった。

さて、ツツジの植え込みの手前に30センチほどの朽木が転がっていた。はて?何の木の枝だろう。
見るからに軽そうで、実際手に取ってみると簡単にポロポロと割り砕くことができた。何かが食べ進んだ形跡、しわざがある。すぐに現れたのは、チビクワガタで、3頭入っていた。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 フラッシュFL-36R (深度合成)

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 フラッシュFL-36R (深度合成)

今朝は雨音と新聞配達のバイク音が重なって、目が覚めた。

終日、室内で撮影とデスクワークを行なった。昼食時に窓の外にやって来る野鳥をぼんやり眺めるだけで外歩きは一切できなかった。
つくづく、フィルム写真時代が懐かしい。

フィルム写真ならば、渾身を尽くして撮影したのち、やるべきことは現像所にフィルムを出し、現像から上がった写真をルーペでチェックし、ハサミを入れてデータを手書きし整理すればそれで終わり。データ管理をパソコン上でやることは一度もなかった。写真フィルムにカビが来ないよう管理には気を遣うが、うっかりデータ消失という事故はない。フィールドノートに書き込んだメモが頼りだった。
写真ストックの量もデジタル写真ほど膨大にはならないので、そこそこどんな写真が手元にあるかは記憶に残る。
デジタル写真は量も多ければ、やれることが色々ある分、パソコン上での作業時間も膨大になる。

などと、ぼやいても始まらない、、、、、、

9年前の2013年1月、その年月に撮影した写真データがいくつか必要になって引っ張り出していたら、すっかり忘れていた鳥の写真がたくさん出てきた。

その中から、エナガ、と
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 EOS7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

シロハラ、いづれも庭で撮影したもの。
去年からすっかりオリンパスカメラに移行してから、EOSカメラの出番がほとんどなくなってしまった。
唯一たまに稼働するのは、超接写室内撮影専用とした、EOS-M5だけになった。
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 EOS-5D MarkV EF400mm F5.6L USM 

posted by やまかます at 21:42| コウチュウ

2022年02月07日

杉の越冬ねぐら

都城市 山之口町

スギの樹皮の隙間に潜り込んでいた、クロウリハムシ
ここのねぐらに集まっている虫の中では一番数が多かった。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

テントウゴミムシダマシも、全部で10頭以上いた。
これほど多くを見たのは初めて。集まってもせいぜい3頭までで、単独か2頭のことが多い。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

テントウゴミムシダマシの腹側。
以前にも撮影したのはコンデジ、TG-3を使っていた。6年前の2月、テントウゴミムシダマシを見つけたのはこの時が初めて。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

こちらは、ヤツデやキヅタで繁殖する、アオモンツノカメムシ
冬に産卵するけれど、ここで越冬中ということはすでに産卵を終えたのだろうか?

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (写真全て深度合成) 

posted by やまかます at 21:03| コウチュウ

2022年01月02日

台場クヌギの中から、コクワガタ♂

三股町

今日は西側法面にある台場クヌギの剪定をした。

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 EOS-5D MarkV EF17-40mm F4L USM

作業中の様子を嫁さんの携帯で撮影。
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作業完了
台場クヌギ-2677.jpg
  EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM

右に突き出ていた太い枝のみチェンソーで切り落とし、他は全て剪定ノコギリを使った。
切り落とした枝を片付けていると、その太い枝に、コクワガタの♂がへばりついていた。
切り落としたショックで潜んでいた窪みの奥から飛び出てしまったのだろうか。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

期待していたヤママユの卵は見つからず、ハラビロカマキリの卵しょうが多かったが、他に目ぼしい虫やしわざも無く、モズに突き立てられたツチイナゴの古いハヤニエくらいだった。

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  EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM

朝からどんより曇っていたが昼過ぎ頃から青空が広がり、高い上空をノスリが大きく旋回していた。
ツバメも10数羽が飛んでいた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

午後3時の霧島山、高千穂岳

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 20:12| コウチュウ

2021年12月29日

落ち葉の下の虫

三股町

庭の落ち葉かきを行った。
家庭菜園の堆肥用なので、一定量あればいい。膨大な落ち葉は集め出したらキリが無い。

落ち葉の下に潜り込んでいたのは、スジアオゴミムシ(画面左)とクビボソゴミムシだった。オカダンゴムシの姿も見える。
気温が低かったので明るみに晒されてもじっと動かない。
ゴミムシ二種-3291181.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

ネズミモチの葉裏には、セモンジガサハムシが並んでいた。
今年の5月に庭のサクラで産卵し幼虫が育っていた。

セモンジンガサハムシ-3291215.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

今日は珍しく来客があり、自宅林や町内の上米公園を案内した。
最初は少し小雨がパラついたりしたが、すぐに止んでくれて、短い時間だったけれど目的の虫の観察ができた。

上米公園では車を停めたすぐ近くのイチイガシ葉裏に、アオヒゲナガトビケラ属の一種がいた。
こんな時期にも成虫がいることを初めて知った。
大きな食痕のしわざも気になるが、しわざのヌシは蛾類幼虫だろうか。
アオヒゲナガトビケラ属-3291226.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
posted by やまかます at 23:37| コウチュウ

2021年11月27日

飴色のチビクワガタ

都城市 志和地

午前9時13分
雲一つない晴天に熱気球が浮かんでいた。

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観察会の現場に向かう途中、熱気球はちょうど降下し始めており、走行する車窓から間近に見ることができた。
この場所から数キロ離れた上空にも2基の熱気球が上がっていた。

今日は学童クラブの小学生たちと、昆虫の撮影観察会。
昆虫だけでなく、いろいろな生き物やしわざも探してもらった。
朽木の中からチビクワガタをたくさん掘り出した子もいた。
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こちらは、羽化して日が浅い、飴色の成虫。
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地面の窪みで越冬中の、ニホントカゲもいた。
このトカゲは大人気で、競ってカメラを向けていた。
チビクワガタ-3274519.jpg


観察会の前に撮影のやり方など話をしたけれど、みんな早く撮りたい一心でガムシャラに被写体へと迫っていた。
いくら声がけしても、聞く耳持たず被写体にグイグイ近づき過ぎてしまうのは、見ていて面白かった。
カメラを扱ったことはあるの?という質問には、ほとんどの子が元気に手を上げていたけど、
小さな虫などの被写体を撮影した経験がほとんどないようだ。まあ当たり前ではあるけど。
参加人数も多くて、一人一人に丁寧に指導できればいいのだが、虫を見つけることに夢中になっていることもあって、撮影と観察がうまく両立しないのは止むを得ない。それでも、ジョロウグモがうまく撮影できなかった女の子は、私にやり方を尋ねてから、上手に撮り直しができていたりした。
虫が少ない中、みんな熱心に楽しそうに虫探しに興じていた。

〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:58| コウチュウ

2021年11月09日

朽木虫

三股町

立ち枯れて倒木となっていたアカメガシワ。
その樹皮はボロボロと自然に剥がれていて、残っている樹皮をめくってみれば、アカハネムシ類の幼虫が潜んでいた。
アカハネムシ幼虫-3093221.jpg

尾突起の形状から、アカハネムシP.vestiflua)かと思う。

高さ45センチほどのケヤキ立ち枯れは手でゆすると、あっさり地面に転がった。
太い根っこをナタで割ると、クワガタムシ幼虫が入っていた。
まだ小さいが、ノコギリクワガタだろう。
ノコギリクワガタ幼虫-3093214.jpg


近所のスギ伐採池の縁に切り残されたスギの一本には、樹皮下にオオトビサシガメが潜んでいた。
オオトビサシガメ-3093232.jpg

秋は何処へやら、今日は肌寒くて冬の虫探しとなった。

以前、スギ伐採池で切り残された杉のことを書いたけれど、先日、新たな情報を得ることができた。

伐採地一部の地主の方からの情報で(伐採地は数区分あって所有者が複数いる)、その方によると、私がAからBと写真で示した数本のスギの生えている土地区分については、土地の所有者が特定できないそうだ。そのため、所有者の了解もなく伐採するわけにもいかず、そのまま放置されているということだった。

この先、所有者が分からないままではスギは限りなく成長を続け(保守管理は一切行われていないし)、風倒木となる危険性を孕むのは必至。狭い道路を挟んですぐ目の前に立ちはだかる大杉に恐怖感を抱くのはごく当然のことだが、かと言って今の日本の法律では、万が一倒木被害が生じたとしても何の手立ても保証もなく、訴訟を起こす事もできない。

参照文献:吉富博之・甲斐達也(2015)「日本産アカハネムシ科の幼虫とチェックリスト」SAYABANE N.S. No.18

〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
FL-LM3+自作ディフューザー
posted by やまかます at 19:22| コウチュウ

2021年10月06日

リュウキュウ

鹿児島県 奄美大島

リュウキュウアサギマダラのカップルがいて、オスが懸命に求愛していた。
求愛飛翔_W2063551.jpg

オスはメスのすぐ上空でホバリングをし、メスとは細い糸でつながっているようだ。
オスの情熱はいつ果てることもなく続く。
こちらは吸蜜に余念がない、メス。
吸蜜_W2063602.jpg


リュウキュウアブラゼミのメスが、枯れ枝で産卵していた。
産卵_W2063430.jpg

セミの細かい動きを見ていれば、産卵する前から産卵することがわかる。


じっと佇んでいた、リュウキュウツヤハナムグリ
リュウキュウツヤ_W2063509.jpg

最盛期を過ぎたからだろうか、元気が無い。

林道の日陰ではあちこちで見かける、ハシカンボク(ノボタン科)の小さな花。
ハシカンボク_W2063454.jpg


昨日までは時々、雨もあったが、今日の天候は、晴れ。

〜使用機材〜
OM-D E-M5 MarkU
M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 23:17| コウチュウ

2021年08月25日

鍬形虫と言えば?

三股町

一昨日(23日)の、午後8時37分

ムツトゲイセキグモの狩りの様子は観察できなかったが、すぐ近くのクヌギ樹液を覗いてみた。
ここの主たるヒラタクワガタのオスが、樹液穴に体半分を突っ込んだままのメスをガードしていた。
そのすぐ横には、大きなオオゲジ
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オオゲジは樹液に集まる昆虫を狙ってやって来たのだろうが、樹液そのものも舐めるかもしれない。
そう思えるのは、あのでっかいトビズムカデが樹液に来て吸っている姿をよく見かけるからだ。昨夜もその姿を撮影したばかり。

上写真では、ストロボを2灯使っている。1灯はカメラに、もう1灯は左手に持って画面の左側面から当てている。
このライティングの狙いは、オオゲジの姿をくっきり浮かび上がらせることであり、主に夜行性であるオオゲジがそこにいることが、この場面が夜間であることを明確にしてくれる、ことを期待した。おどろどろしい姿は、やはり夜がお似合いとも勝手に思っている。その分、ヒラタクワガタの方は、脇役になってしまう。

食事に夢中なためか、メスは全く微動だにしない。オスは上向いたり下向いたりと姿勢を度々変えている。
ヨツボシケシキスイは小さな体が有利に働いているようだ。
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一昨日の次の日、つまり昨日の午後2時10分。
ヒラタクワガタのメスは相変わらず頭を突っ込んだままで、オスもそのまま居残っていた。
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0824-3245327.jpg

今朝になって、ヒラタクワガタのペアの姿はなく、残っているのはヨツボシケシキスイのみだった。



〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:37| コウチュウ

2021年07月20日

カナブン参上!

三股町

昨日、カナブンの姿が無いとは書いたが、今日の午後、そのカナブンが来ていた。
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すぐ斜め上の樹液にも、もう一頭。こちらは昨日から、クロオオアリが多数群れている。
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ここ数年、うちの敷地や近所の樹液レストランに集まる昆虫の顔ぶれが、数も種類もとにかく減ってしまった。
カナブンやシロテンハナムグリなどは、多い時には二桁も群れていることさえあったが、そういった賑わいの光景はもう長いこと見ていない。

居間の窓からふと見えた、ショウリョウバッタ幼虫。
「あれ?あんな高い場所に縋っているなんて、怪しいなあ」と思いながら近寄ってみれば、、、
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触れても全く動じず、体がわずかに硬直していた。おそらく病死だろう。

今日は晴れ間の合間に雨が断続的に降り、を繰り返す、妙な天気だった。カラッと青空が出ても30分ももたない。
午前中、地元テレビ局の方の来客があった。来週(26日)月曜日、夕方の番組に生出演することになった。

〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 20:54| コウチュウ

2021年07月19日

クヌギ樹液レストランの賑わい

三股町

庭の小さなクヌギだが、樹液レストランは結構、繁盛している。

ノコギリクワガタのペア。
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この場所のすぐ隣にも樹液が出ていて、そこにはデッカいカブトムシのオスが陣取っていた。
クロオオアリのワーカーも多い。少し小柄のカブトムシ♂もやって来たが、すぐに追い払われていた。
当然いるだろうカナブンの姿が無いのが、気に掛かる。

ホオジロが羽繕いしている様子を寝室の窓から見ていると、
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しばらくして、入れ替わるように、モズ♀の若鳥がやって来た。
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今年の春に巣立った若鳥だろうか。去年も同じ場所に、オスの若鳥が来ていた。

午後8時11分。
外からハヤシノウマオイの鳴き声が聞こえてきた。



〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:34| コウチュウ

2021年06月26日

I LOVE どんぐり

三股町

クヌギの梢を見上げていたら、細枝に何か違和感を覚えた。
まだ赤ちゃんのような青いドングリに顎をのせているような格好をしていたのは、
オオフタモンウバタマコメツキ
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ドングリを齧っているのだろうか?それとも、ただ枕にしているだけだろうか?
この姿勢のまま12時間以上、ジッとしていた。
以前、キノコに来ていたこともあったが、本種の食性はよくわからないことだらけ。
写真はM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISに、2倍テレコンMC-20を装着しての撮影。
35mm判換算で1600mm相当になる。三脚も立てづらい斜面だったので一脚を使用。

町内、早馬神社のサクラで、キマダラカメムシの卵塊、孵化幼虫、交尾カップルなどが見つかった。
孵化直後の円陣1齢幼虫群は5組、見つかった。
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posted by やまかます at 17:24| コウチュウ

2021年06月14日

コガネムシ

三股町

午後3時
ニイニイゼミの鳴き声が隣の林から聴こえて来た。
そのあと、うちの林からも。夏本番の気配すぐそこまで来ている。

ヒメジョオンで盛んに吸蜜をする、アオスジアゲハ
余程、空腹だったのだろう。
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ダンゴムシ探しで庭の落ち葉をめくっていたら、イネクロカメムシが出てきた。
濡れて黒光りしていたので、最初はゴミダマかと勘違いしそうになった。
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コガネムシの体色は、光の当たり具合や、個体差もあるようで、単純な金緑色とは限らない。
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午後になって陽射しが出始め、久々に青空も拝めた。そうなると、青空バックの写真をと、天空にレンズを向けたくなった。
仕事の縛りもあって、自宅フィールドで過ごすことがずっと続いている。遠出をして訪れたいフィールドもあるけれど、定点観察に徹している。

posted by やまかます at 20:47| コウチュウ

2021年06月13日

雨のち雨

三股町

午前6時
窓の外は一面、霧に覆われていた。もしかして晴れ間が出るかと期待したけれど、止んだかと思えばすぐにパラつき始める、そんなはっきりしない一日だった。
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上写真のクヌギ樹液には、大きなノコギリクワガタが来ていた。もちろん、メスがお目当てだ。
撮影中、雨雫がレンズ前球に当たらないよう気をつけていたが、ストロボもカメラもびしょ濡れになった。
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庭の草むらでは、セスジスズメの幼虫が、クチブトカメムシに吸血されており、
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そのすぐ近くのヒメジョオンでは、ベニシシジミハナグモに同じく、吸血されていた。
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OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
フラッシュFL-900R
posted by やまかます at 17:43| コウチュウ

2021年06月12日

ネブトクワガタの蛹

三股町

2月に日南市の海岸林から持ち帰っていたネブトクワガタ幼虫が蛹になっていた。
まだ前蛹もいるがもうじき蛹化しそうだ。
メスの蛹
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オスの蛹
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庭のクヌギに、体長3ミリほどの、タテスジキツツハムシがいた。
本種は初のお目見えかと思う。
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卵から飼育していたギンシャチホコ幼虫は今朝になって、3齢となった。
体長はほぼ10ミリ。まだ小さいけれど、風格のある姿をしている。
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posted by やまかます at 18:17| コウチュウ

2021年06月11日

クヌギの樹液亭

三股町

午後3時半頃から小雨となった。
クヌギの梢にまとわりつくように飛翔する甲虫が、窓から見えた。
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おや?クワガタムシだな。大きさやシルエットから、ノコギリとわかった。早速、クヌギのところまで出向いてみれば、すぐに見つかったのは、中型サイズのヒラタクワガタ♂だった。
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大きな幹をゆっくり一周しながら樹液の出ているところを丹念に見ていくと、ノコギリクワガタの交尾カップルがいた。
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あとで写真を拡大してみると、コクワガタらしき2個体のお尻も写っていた。

ササについていたアブラムシコロニーに、アミメアリが集まっており、よく見れば、モンクチビルテントウの幼虫もいた。
アブラムシを捕らえて吸血していた。モンクチビルテントウの幼虫は様々なアブラムシを捕食して成長できるようだ。
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いったん歩き出すと、かなり早い動きを見せる。アリは触角で触れたりして関心を示すが、それ以上に干渉することはない。「なんだ?コイツ」と言い放ってすぐに興味を無くしてしまうようだ。
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posted by やまかます at 21:38| コウチュウ

2021年06月08日

プラムとホタル

三股町

庭のプラムは、例年より豊作のようだ。
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果実の重さで枝が地面にしなだれていたので、マンフロットの古い三脚(錆びてボロボロの)で支え上げておいた。
作業中、ゲンジボタルのメスが葉裏で休んでいて、びっくり。ゲンジボタルの発生期はとっくに終わっているはずだが、、、!?
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先月末の31日に紹介したシロアナアキゾウムシだが、1週間を過ぎた今日も同じサクラの木に留まっている。
シロアナアキゾウムシは葉裏から丸くくり抜くように葉っぱを食べていて、今日になって隣の葉っぱへと引っ越し。
穴ぼこだらけのしわざを残し、赤い矢印の場所へ落ち着き、また食事を再開していた。
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このように一箇所で長く摂食をしていることから、このシロアナアキゾウムシはメスではないだろうか?、という推測をしている。本種の主要な餌の一つがサクラの葉であることがわかっただけでも、なんだが嬉しいし、もっと言えばここにオスが現れてもいいのでは、と期待したくなる。
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ササの葉を切り詰め、丸め、糸で綴り合わせた、
コチャバネセセリ幼虫の巣。
幼虫の体重で重たげに垂れているのがわかる。
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巣上部の開口部から幼虫の姿を覗いてみた。
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こういう薄暗い中にいる幼虫にフォーカスを合わせるのは、かなり苦労する。懐中電灯は明るい昼間でも必須の道具だ。
ミラーレスカメラのEVFファインダーはまだまだ改善の余地がある。

使用機材:
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
GODOX TT350


posted by やまかます at 20:23| コウチュウ

2021年06月06日

稀なお客さん

三股町

午前6時〜、地元地区の公民館で草刈り作業をした。1〜6支部のうち、1支部と3支部の住民が参加。
私は3支部に所属している。地区のあらゆる行事が中止になっている中、この一斉清掃作業だけは年間を通して行われている。
作業終了後、私と同じように県外からこの地区に移住してきた方と、久しぶりに立ち話を20分ほどした。
こんなことでもなければ、家族以外の人と対面して会話をする機会はほぼなく、そもそも感染リスクの極めて低い暮らしかとは思う。

遅めの朝食をとった後、庭に出てみれば、ヒメジョオンの花にクロハナムグリが来ていた。新鮮な個体だ。
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クロハナムグリはこれまでにもブログに登場しているけれど、シーズン中に庭で遭遇できるのはほぼ一回のみ。
自宅フィールドではまさに稀少種である。

さらにこれも滅多に見ない、ウラナミシジミのメスがいた。
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翅を開けてもここまで。
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ギンシャチホコ1齢幼虫が成熟し、そろそろ脱皮が近くなった様子。
三日前に孵化した幼虫だ。終齢の姿に劣らず、存在感のある姿だと思う。
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コナラの葉裏で、薄皮を残して抉るように葉肉を食べている。まだアゴがとても小さいので葉の縁から食べることができない。
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posted by やまかます at 18:13| コウチュウ

2021年06月02日

花と虫

三股町

午前6時20分
庭に出ると、アカショウビンの囀りが聴こえてきた。
南東方向、距離は数百メートル先だろうか。しばらくして、囀りはすぐ隣の杉林に移ってきた。こんなに近くで囀りを聴くのは初めてだ。外の道路に出て杉林を仰いでいると、アカショウビンが頭上を飛んで反対側の林に移動した。このあと、ずっと近くの杉林で囀り続けていた。
どこか近くの林で営巣してくれないかなと、淡い期待を抱く。

庭のヤマアジサイの花に、ヨツスジハナカミキリが来ていた。
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ヨツスジハナカミキリは花粉を主に食べているのだろう。時折、箸を休めて脚についた花粉を舐めとっている。

郵便配達が来たので玄関に出てみれば(バイクの音でわかる)、サツキの花にミヤマカラスアゲハのメスが来ていた。
今にも雨が降り出しそうな雲行き(このあと小雨がパラつき始めた)の中、余程空腹だったのか、吸蜜に余念が無い。
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posted by やまかます at 18:12| コウチュウ