2021年04月04日

雄と雌〜シロスジトモエ、と、ワカバグモ

三股町

昨日に続いて、今朝もシロスジトモエが来ていた。
触角の形状から、写真の個体はメスで、昨日の個体がオスかと思う。
翅の紋様では雌雄の違いはほとんどわからない。
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翅の裏側を見ておいた。
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本種の食草は、サルトリイバラ。幼虫はまだ見たことがないが、図鑑の写真によると第一腹節に小さいけど眼状紋が一対ある。幼虫は5〜6月と7〜8月の2回見られるので、成虫は年2回発生するようだ。つまり、今の時期に灯りに飛来する個体は、昨年の夏の終わりに蛹となり、土中で越冬していたのだろう。春になって羽化したばかりなので、なるほど毎日のように飛来するシロスジトモエはどれも新鮮で綺麗な体をしている。

庭の片隅に立っているマムシグサの仏炎苞に、ベッコウバエが2頭来ていた。
マムシグサが放つ匂いに誘引されたのだろう。
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酒場にフラフラ集まる客を当て込んだ○○○のごとく、ジッと待ち伏せをしている、ワカバグモのメス。
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このあと、ヒメユズリハの葉上には、ワカバグモのオスがいた。
こちらは何を狙っていたのだろう?
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OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
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2021年04月03日

シロスジトモエ

三股町
 
先月末頃から、ポツポツ灯火にやってくる、シロスジトモエ
シロスジトモエが連日やって来るのはちょっと意外。
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もうとっくに来ていてもいいはずの、イボタガは、まだ姿を見せない。

買い物ついでに、久しぶりに書店へ寄ってみた。
と言っても、ここ三股町には書店が一軒もない。ないというか、つい数年前まであった3軒が、次々と閉店してしまったのである。
お隣の都城市まで出向き、ショッピングモール内にある書店で嫁さんから頼まれていた『暮らしの手帖』を買った。この雑誌は女性誌のコーナーに置いてあったけど、ちょっと意外な気がした。
ふと気になって漫画コーナーを覗いてみれば、『諸星大二郎 劇場 第3集』(小学館)があったので買った。
出版情報をこまめにチェックしてもいないので、こうしてふらりと立ち寄った書店で新刊本に出会えるのも一興。
本屋が自分の住む町にないと寂しいものがある。


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2021年03月23日

hatching〜孵化

都城市 

神社の祠についている虫のしわざを見ていたら、ちょうど、マイマイガの卵塊が、孵化の最中だった。
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しかし、祠から一番近いと思われる食樹まででも、かなりの道のりがある。果たして、孵化幼虫たちは無事に到達できるのだろうか?
ミノムシのように、糸を使ってバルーニングできるのだろうか?

アキニレの芽吹きはまだだが、オオミノガの蓑が見つかった。
少々高い位置なので、これまで下を何度も歩いていながら気づかなかった。
もっとも中の幼虫が無事なのかどうか、確かめようが無い。
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エノキの若葉が、清々しい。
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サクラで蜜を吸う、ヒヨドリ
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カワセミの止まったサクラは、まだ開花が始まったばかり。
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朝は寒かったが、日中の気温は18℃ほどまで上がり、アゲハは3頭以上、そしてアオスジアゲハ1頭の飛翔も目撃できた。春の進行はどんどん加速するようで、なんとなく気忙しくなってきた。




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2021年03月07日

赤い腹〜アカハラゴマダラヒトリ

三股町

夜の灯に飛来した、ヒトリガの仲間。
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背面からだと、「あれ? ヒトリガだけどなんだっけ?」となる。

チョンチョンと軽く触れると、でんぐり返った。死にまねか
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ちょいと強めにツンツン。すると、、、、、、、、
なるほど、アカハラゴマダラヒトリ、とわかった。
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EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU
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2021年03月05日

4月上旬の暖かさ

三股町

午前8時
道路を跨いだすぐ隣のウメの幹に、スカシエダシャク、がいた。

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本種の食樹はクスノキ科らしい。けれどまだ幼虫を見たことがない。こんな時期に登場するということは、蛹越冬なんだろうか?

都城市

以前、越冬幼虫を見つけた同じヤナギ(シダレヤナギ)で、活動を始めたコムラサキ幼虫を確認できた。
若葉に食痕があったので、すぐに見つかった。
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偶然なのか、幼虫のサイズは葉っぱにピッタシで隠蔽効果もこの上無い。
コムラサキ越冬幼虫が活動を始めるタイミングは、ヤナギの芽吹きと見事に同調している。
小さな幼虫が歩いて歩いて、かなりの距離を移動して若葉に辿り着く。


posted by やまかます at 21:08|

2021年02月26日

オオミノガの蓑と幼虫

三股町

久しぶりに雨。しかも風が強く、玄関前に置いてある大きな植木鉢まで、でんぐり返っていた。
ちょっとした嵐だな、と窓の外を見れば、梅の木にノスリがいた。
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雨が降ろうが、風が吹き荒れようが、獲物を探す暮らしに変わりはないのだろう。

さて、オオミノガの蓑は触っただけで、中に生きた幼虫が入っているかどうかがほぼ判る。
風にプラプラ揺れているようなのは、大抵は摘んでみると簡単にペシャンコになる。
中を割り開いてみると、
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やはり、幼虫はカチコチのミイラになっていて、寄生バエの蛹殻がいくつか入っていた。

しかし、生死の判定が難しい蓑もある。
蓑はしっかりして簡単にはつぶれない、けれどなんとなく軽いというのもある。こういうのは、死因はわからないが幼虫が死んでミイラになっている。屋外では判断にちょっと迷うケースだ。

蓑を室内に置いておくと、気温が上がった刺激で幼虫が活動を始める。
ケース内でウロウロしている蓑は、とりあえず大丈夫と言えるだろう。

オオミノガ幼虫の雌雄では、雌が大きい。したがって雌の入った蓑は雄より大きいはずだが、試しにほぼ同じ大きさの蓑を割り開いてみた。
すると、中に入っていた幼虫には明らかに大きさの違いがあった。
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頭胸部の大きさに注目すると一目瞭然。画面左が雄で、右が雌、であろう。
雌雄で頭部の上下向きが逆になっている。ちなみに、越冬時は上向、春になって蛹化する時には下向きになる。
幼虫がのちに修復しやすいように、蓑の開け方には気を遣っている。

ともかくも、蓑の大きさで雌雄を見分けることは意外と難しいことが改めてわかった。

posted by やまかます at 20:21|

2021年02月08日

ミノムシ

都城市 

午前10時50分頃、ドッカーン!! という爆発音。
公園を歩いていた人も立ち止まって、音がした方角をしきりと見上げていた。

「桜島がまた噴火したな」とすぐにわかるが、その直後に消防車数台のけたたましいサイレンが鳴り響いた。
「あれ?もしかして都城市内で爆発事故でもあった?」
とは一瞬迷ったけど、桜島噴火情報によれば今年に入って24回目の噴火をした、と出ていた。
噴煙はしかし見えなかった。
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町中の公園のどこに行っても必ず出迎えてくれるのが、ジョウビタキ
地面に飛び降りたり、フライングキャッチしたりと、狙う獲物のほとんどが虫のようだ。
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同じ枝で雌雄が肩を並べるようになったモズ
まだ求愛給餌は見ていないが、繁殖期に入ったようだ。
ちょうどペリットを吐き出そうとしていた、メス。
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梅の花もだいぶ咲き揃ってきた。
西日本では極めて稀となったオオミノガ。写真のミノは、大きさからしてメスだろう。
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posted by やまかます at 19:44|

2021年02月07日

野焼き畔に、フチグロトゲエダシャク

三股町

気温がグンと上がって、キタテハやモンキチョウの姿が多い。
みな活発に飛び回っていた。
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午前10時58分。
先月末に野焼きした畔で、地面近くを舞うフチグロトゲエダシャクのオスがいた。

「うん!?これはメスが近いな」

メスの姿はすぐに見つかり、その直後、オスが到達してあっという間に交尾が成立した。
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交尾時間はわずかに5分間。オスはさっと飛び立つと、2メートルほど西に移動してすぐさま、そこで待っていた別のメスと交尾。この交尾も、6分間で早々と終了した。
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草刈りした後に火入れしているので、メスが登る草は黒こげで高さもない。なので、メスの姿がよく目立つ。
これではあまりにも無防備に思えた。近くにはモズのオスがいたりした。
土中で数ヶ月間過ごしていた蛹は、火入れくらいでは焼け死ぬこともなくこうして羽化できるようだ。

1時間後、同じ場所に行ってみると、2頭のメスはまだ元のまま静止していた。
果たして多回交尾することがあるのだろうか?

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さらに火入れしていない畔も見て歩くと、オスがチラホラ、低く飛んでいたけど、3頭目のメスは見つからず。
ススキにこっそり、オオカマキリの卵しょうがあった。

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posted by やまかます at 16:37|

2021年01月27日

フチグロトゲエダシャク、お目見え

三股町

午前10時の、霧島山
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昨日は、新燃岳が噴火してからちょうど10年目だった。
降灰の被害は甚大だったが、あのような経験がまたそのうち、再びあるような予感もする。

日溜りに佇んでいると、肌がジリジリするくらい今日も暖かい。
それでか?午後2時少し前、
敷地の西側斜面草むらを舞う、フチグロトゲエダシャク♂がいた。
「え!?ほんとに?」
追いかけてみたが、すぐに見失ってしまった。でも間違いない。

自宅林下の池に、流れ込む湧き水がある。
この湧水のおかげで、池は年中、涸れることがない。
池の背面にある斜面の途中、湧き水でできた小さな淀みがある。
湧水の溜まりだから、飲めるほどに澄んでいる。

今朝はここで、ミヤマホオジロが水浴びをして、しきりと羽繕いをしていた。
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淀みの直径は70センチほど。
水深は2〜3センチそこそこなので、小鳥達が水浴びするにはちょうど手頃な共同浴場だ。
夕方にはシジュウカラが水浴びをしていった。

さて、この小さなオアシスには、他にどんな生きもの達がやって来るのだろう。


posted by やまかます at 20:40|

2021年01月15日

窓の外

三股町

午前7時。
庭のクヌギ

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イヌビワ
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エノキ
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昨年、11月末に伐採したナナミノキの片付け作業が日課となっている。
幹や枝を細切れにする作業は延々と続くが、今日はシンジュサンの繭が見つかった。

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ナナミノキは、クロガネモチと同じモチノキ科モチノキ属。
クロガネモチがシンジュサンの食樹なら、ナナミノキを食べることもあり得るのだろう。
とすれば、ナナミノキでも幼虫が見つかるかもしれない。

サトクダマキモドキの産卵痕も。
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posted by やまかます at 19:38|

2021年01月04日

シンジュサンの繭

三股町 自宅林

椎茸のほだ木置き場を眺めていたら、
ササの葉に肌色をしたシンジュサン(神樹蚕)の繭があった。

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地上高90センチ。幼虫が育ったと思われる食樹のカラスザンショウ根際から3メートルほど離れている。
それなら他にも見つかるだろうと思い、カラスザンショウに近寄ってみれば、ヤブムラサキの枝にも一個、繭がぶら下がっていた。写真画面の背景に見えているのがカラスザンショウ

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例年、ここのカラスザンショウではシンジュサンが育っているようだが、
枝葉は高所にあるため幼虫の姿を拝むことは叶わない。
うちの林でシンジュサンの食樹は他に、ニガキ、クロガネモチ、クヌギ、エゴノキが植っている。
クヌギとエゴノキではまだ幼虫や繭を確認できていないけど、目線を変えて探してみれば繭がさらに見つかるかもしれない。

同じヤブムラサキの枝に、モズのハヤニエもあった。ミミズはハヤニエの常連だ。
モズにとっては見つけやすい獲物なのだろう。

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林を降りきった池の手前で、落ち葉の上にアカギカメムシを発見。
「え!?こんなとこに」
まあ先日にも見たばかりだけど。

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弱々しいけど脚を動かしていた。
越冬は無理だろうなあと感じるもさて、どうなんだろう?

自宅の外壁には、キマダラカメムシ
今日の日中は比較的、暖かったせいだろう。
越冬場所の隙間から出てきたようだ。


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2021年01月02日

ゴマフリドクガ幼虫

三股町 田上

朝から伐採枝の片付けなど、山仕事に励んだ。

伐採枝を選別し、林から庭へと担ぎ上げる。これを何度も繰り返す。
そのうち、ふと足元のクヌギ落ち葉に、色鮮やかなイモムシ(毛虫)が目に入った。

幼虫越冬なので冬場にはよく目に付く、ゴマフリドクガ幼虫だ。
何回もそばを通るも、じっと動かない。いや、よく見ると虫こぶに食らいついているようだ。

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そっと落ち葉ごと顔に近づけてみると、幼虫は丸くなって地面に落っこちた。
して、虫こぶの外壁は大きく抉れて穴が開いていた。やはり、おそらく、幼虫がかじって食べたものと思う。
ゴマフリドクガ幼虫の食樹は多様で、以前、イヌビワの果実表面をかじっていたこともあった(冬)。
それにしても、虫こぶの外壁は意外と硬い。それをかじるのだから、かなり時間も要したことだろう。

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細かい伐採枝は、薪にし薪の火を眺めながら休憩をとった。
いつもなら焼き芋を焼くのだが、今朝は餅を食べ過ぎてしまった。
ボ〜っと、火を眺めながら、静かな時間を過ごした。
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2020年12月09日

ギンシャチホコの越冬蛹

三股町 田上

ハナミョウガの葉裏、地面から20センチの高さ、そこに張り付いている、イシガケチョウ
この場所はクロセセリ幼虫の観察場所でもあり、自ずと毎日、姿を拝むことになる。
前蛹になっていつ蛹化してもおかしくない状態のクロセセリ幼虫だが、
頭をダランと下げた姿勢になった。どうも様子がおかしい、怪しい。
もうとっくに脱皮していいはずだが、、、、。

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OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

越冬イシガケチョウのすぐ横には、大樹のヤブニッケイ。
その幹表面に、ギンシャチホコの繭。
樹肌がそのまま盛り上がったようなそれは、繭と知らなければただのコブとしか見えない。
空気抵抗をできるだけ抑えたような形状から、いかにも頑丈そうだ。実際、触れてみると実に硬い。
引っ剥がそうとしても、びくりともしない。

その繭の中で越冬中の蛹。
頭部に生えた一本の小さな突起が、小さいなりに目を惹く。


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EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM  ST-E3-RT
スピードライト430EX III-RT  GODOX TT350
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2020年11月17日

リンゴドクガ幼虫、ふたたび

三股町 田上

仕事部屋のすぐ外で見つけた、リンゴドクガ幼虫。
昨日いたクヌギの梢には見当たらず、しばらく移動先を探してみた。
もうクヌギから離れたか、と諦めかけてふと見上げた先にいた。

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息を吹きかけてみた。
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EOS-5D MarkV シグマ50mmMacro

上米公園

ウスタビガの繭(メス)がぶら下がっている梢も、次第に色づいてきた。
羽化はもうしばらく先のようだ。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
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2020年11月15日

ヤマカマスの羽化

三股町 上米公園

午後3時38分。

双眼鏡で確認すると、
イロハカエデにぶら下がっている、ウスタビガの繭上部に、ちょこんと黒く頭部が見えていた。
数分経てから触角が見え、オスだとわかった。私の予想通りだった

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午後4時03分。
繭から脱出して、ぶら下がった。

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午後4時51分。
ほぼ、翅が伸びきった。

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午後5時05分。
チラッと翅を広げたが、そのあとはずっと閉じてしまった。

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午後5時半。
観察を打ち切って、帰宅。

ウスタビガのオスは、今夜中には、繭から飛び立って行くことだろう。

同じ木には、先に見つけてあった、メスの繭がある。
こちらもしばらくは、目が離せない。


E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
GODOX TT350
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2020年11月13日

秋のキリガ、川中のカワセミ

三股町 

自宅林の椎茸ほだ木は、イチイガシの根元に並べてある。
ここは年中、日陰になる。
そのイチイガシの梢は目線の高さからあって、葉裏の様子など観察し易い。
今朝、椎茸を覗き込んで顔をあげたら、すぐ目の前に、
ウスキトガリキリガ、がいた。
幼虫の食樹は、モモやツバキ、ボケ、など。


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午後1時半。
キャラ、キャラ、と囀りながらヤマセミが上流へと飛び去ったあと、
川幅20メートルほどのど真ん中、孤島のような石の上にカワセミが佇んでいた。
よほど満腹していたのか、上空を時折警戒して見上げるほかは、ほとんど動かない。それが実に長い。

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午後2時。
あまりにも動かないので痺れを切らし、川岸伝いに近づいてみた。
笹藪の死角を利用して距離を3分の1まで縮め、そっと覗いてみた。
ちょうどその時、木漏れ日がスポットライトのように、カワセミに降り注いでくれた。
ようやく、メスだと判った。


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E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
EF400mm F5.6L USM
タグ:とり
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2020年11月12日

山彦〜ヤマカス

三股町 上米公園

先月はじめにイロハカエデの木末で見つけた、ウスタビガの繭
今年の羽化は少し早いかもしれない、そんな気がして昨日から観察を始めた。
もしかして、他にも繭があるのでは? 同じイロハカエデの木末を丹念に探してみると、やはりあった。

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最初に見つけた繭と比較するとよくわかるのだが、おそらくこの繭はオス。そして最初に見つけた繭はメス、だろう。

このところ、寝床に入ってから読んでいるのは
『おらが村』矢口高雄(ヤマケイ文庫)。
去年、購入して読んだのだが、また読み返している。
昨晩、ちょうど、こぶしの章Aカタゴの花筵(カタゴのはなむしろ、とはカタクリの群落)で、
ウスタビガの空繭のことを「山彦」と、物語の舞台、奥羽山脈の山里ではそう呼んでいることが出ている。
枝付きの繭がカラカラと奏でる音が「たえなる”山彦”の音」という。子供の背中につけると風邪をひかないからと着物にとめる、という風習もあったらしい。


休耕田の水際で、クビキリギス褐色型のオスが飛び出した。


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E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
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2020年11月04日

秋の野歩き

きょうから県北、高千穂町で観察歩き。

午前11時20分、現地に到着して、はやめの昼食。
風はかなり冷たく、体感気温は低く感じる。冬用のパーカーを着込む。

きょうは手作り弁当。
魚市場で一尾を買い求め三枚おろしにしてもらった鯛を塩焼きに。

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弁当箱は32年前、青山のピーコックストアで買い求めたもの。
昔の弁当箱は丈夫にできている。


家庭菜園のナスで育っているクロメンガタスズメ幼虫。
まだまだ食べているので、回収を先送りにした。

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2020年10月05日

ヤマカマス

三股町 上米公園

イロハカエデの梢で見つけた、ウスタビガの繭。
羽化する時期は、例年なら来月後半のはずだ。
繭の底のある水抜き孔が二つあるが、これは稀に見られる。その理由はわからないけど。
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ウスタビガの繭は、別名「山叺(やまかます」とも呼ばれる。

このことは拙著『珍虫の愛虫記』(北宋社:1999)や『月刊アニマ;No.247 創刊20周年記念号』(平凡社;1993)の掲載記事内でも書いてある。
ウスタビガについては、月刊『サイアス』(朝日新聞社)にも記事を投稿している。
この可憐な蛾、ウスタビガに私がどれだけ入れ込んだかは、拙著『ぼくは昆虫カメラマン』(岩崎書店;2010)でも具体的に綴ってある。

ウスタビガの生き物語りを、もうそろそろ形にしなければならないだろう。


引っ越しをしてから、順調に獲物が掛かっている、スズミグモ

この場所は、家の西南の角で風通りも良い。まさに虫の通り道のような絶好ポイントらしい。
花穂が目立ち始めたチカラシバも、網糸の係留に一役買っている。

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今日の獲物はキマダラカメムシ。昨日はショウリョウバッタ♂だった。

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今日は朝一番で宮崎市の陸運局に出掛けた。
7年間、乗車した日産「ノート」に替わって、新たに購入したトヨタ「カローラフィルダー」(新古車)に乗り換えたからで、名義変更の手続きだった。
以前は自分で手続きを行ったが、今回は初めて代行業者に委託した。待つこと1時間。新しい宮崎ナンバープレートと車検証を交付された。かかった費用は5,630円。え!?こんなに安いの。

車の登録に関わる書類はたいへん多く、いちいち記入し窓口をあっちにこっちにと移動するのは厄介だが、かといって以前の経験では、それほどでも無かったと記憶している。けれど、そういったことまで煩わしく感じるようでは、自分も歳とったなあ、と改めて感じる。反省しきり。



posted by やまかます at 20:45|

2020年10月01日

海辺の花畑


宮崎市 内海

シロバナセンダングサの花に来ていた、リュウキュウオオスカシバ

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

クロホウジャク

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

宮崎にもすっかり定着した、クロボシセセリ

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

クロボシセセリの卵。クラゲみたい。

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E-M1 MarkU  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  GODOX TT350
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2020年09月23日

ヨツモンマエジロアオシャク

昨日、滞在した佐賀からの戻り、九州縦貫道、熊本県、山江サービスエリアで休憩。

SAの植栽の一つ、コブシが気になって近寄ってみれば、小さなアオシャク、ヨツモンマエジロアオシャクが葉裏にいた。
アキニレも数本植っていたが、こちらには虫は見当たらなかった。
アキニレの周辺には実生が多数あって、足下が賑やかだった。

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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ FL-LM3

本種のホストは広いが、私が幼虫と出会えたホストは、アカメガシワのみ。
幼虫は体に枯れ葉を纏い、隠蔽工作を巧みに行う。

ヨツモンマエジロアオシャクと同属 Comibaena属には、クロモンアオシャクがいて、その幼虫も食性は広いが、ハギの花弁を纏うことでよく知られている。けれど、その幼虫はまだ見たことがなく、この時期になると毎年のように、クロモンアオシャク幼虫探しを行う。さて、今年は出会えるかな?

ちなみにこの手前、坂本PAのトレイ内には、夜間ライトに飛来したルリモンホソバが多数、居残っていた。


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2020年09月20日

コウモリガ

三股町 田上

天気情報では晴れの予報だったが、今日はずっと曇り空。
しかし日暮どきになっていきなり、窓から夕日が差し込んできた。明日は晴れるのだろう。

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霧島山
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午後9時40分。
仕事部屋外のライトトラップに、コウモリガが来ていた。


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今日は室内で5ミリ以下の昆虫標本撮影。この撮影では、標本の整形作業に一番、時間が掛かる。そして、パソコンでの画像処理にも。

画像処理待機中に、自家用車のヘッドライトカバーの研磨作業をしておいた。
600番耐水ペーパーヤスリから、1200番、そして2000番と、丁寧に磨いていく。最後はピカールで仕上げ。
黄ばみもすっかり落ち、白く濁っていたヘッドライトカバーがすっきりと蘇った。
7年間乗ったこの自家用車とも、あと二日でお別れだ。お疲れ様でした。


EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM   シグマ50mm Macro  
430EX III-RT+ST-E3-RT
posted by やまかます at 22:18|

2020年09月13日

アケビコノハの蛹

ハシリグモの一種が、イシガケチョウ幼虫を捕らえていた。

20200913-9130047.jpg


幼虫の損傷は特に胸部の辺りで激しい。

アケビの蔓の合間に、蛹の頭が見えていた。

20200913-9130016.jpg


アケビコノハの蛹は、葉っぱを数枚綴りあわせた蛹室内で見つかるが、この蛹室は体がはみ出てしまうほど小さい。何らかのアクシデントがあったのだろうか?
けれど、蛹は至って元気でお尻を盛んにくねらせる。

20200913-1.jpg


この蛹から成虫が無事に羽化することを期待したい。それがメスで、そこへオスが飛来して交尾が成立、なんてことも期待したい。


E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350


posted by やまかます at 20:37|

2020年08月28日

飛んで火に入る、夏の虫

午後7時半。嫁さんと連れ立って、夜の灯り巡りに出かけた。

自動販売機では、クビキリギス♀の幼虫だろうか、虫の死骸?フンかな? を食べていた。

クビキリギス-8280045.jpg


自動販売機ではカゲロウ類が多いくらいで、他にめぼしい虫は来ていなかった。

水銀灯の灯りにはかなりの数、虫が来ていた。派手に舞うのは、ヘビトンボ。スズメガ類もそこそこ。
水銀灯の周りの梢を見ていくと、タッタカモクメシャチホコがいた。


tattakamokumesyatihoko-8280083.jpg

胸部は人面模様。アップで撮っておけば良かった。
嫁さんはしきりと、「綺麗!」と喜んでいた。


他には、ゴマフボクトウ
ゴマフボクトウ-8280107.jpg


ウスギヌカギバ
ウスギヌカギバ-8280088.jpg


今日のお目当ての、虫もいた。

私「あ!いたよ。オオカマキリモドキ、だよ」

嫁さんはもちろん、初めて見る虫だ。
嫁「何それ?」

私「昼間、探し歩いてまったく見つからなかったからね」

嫁「あ、こっちに本物のカマキリがいるよ」

やはりカマキリに目がいくようだ。

と、繁みから賑やかに飛び出したのは、ツクツクボウシ

セミも灯りによく飛来する。
しかも、白いでっかいお荷物を下げていた。

嫁「何、コレ!? 重たそう〜、気持ち悪」

私「セミヤドリガの幼虫だよ。セミにしがみついて、体液を吸って育つの」

嫁「セミがかわいそう〜」

私「それが意外と、セミは平気なんだよ。不思議だけどさあ」


セミヤドリガ幼虫-8280125.jpg


夜の灯り巡りも、神経を使う。
嫁さん同伴なら、そこそこカムフラージュになるかとは思う。
まあ田舎だから、おまわりさんも来ないけれどね。

昔、学生の頃と、東村山市に住んでいた頃に、二回、夜中に職務尋問を受けたことがある。
学生の時は覆面パトカーに連れ込まれて、所持物検査まで受け、怖かったなあ〜。


E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
posted by やまかます at 22:21|

2020年08月09日

獅子舞

朝から原稿を書き続け、中休みに5、6分、庭で観察歩き。

オクラの葉上で見つけた、「獅子舞」。
自分にはそう見えてしまったので、刷り込まれてしまったので、これはもう仕方がない。

Z8096855.jpg
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  FL-300R

フタトガリアオイガの幼虫は、デンと葉表中央に構えている。
こちらは、頭部。

Z8096858.jpg

posted by やまかます at 21:47|

2020年08月04日

小さなアオシャク、小さなテントウムシダマシ

林縁の日陰にひっそりと佇んでいた、ウスキヒメアオシャク

翅を広げた長さは20ミリ前後と小さいけど、絹光沢の青色にはつい目が釘付けになる。
本種の食樹は様々だが、コナラやカシ類も食べるので、幼虫にはどこかでお目にかかっているかも知れない、そんな気がする。それにしても、翅には傷一つ擦れひとつなく、まさに羽化して直後、という新鮮な姿。三股町 樺山

     
ウスキヒメアオシャク-8030012.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3

ヤマアジサイの葉裏にペタリと貼りついたようにして、じっと動かない。

赤くて目立つけれど、ともかく小さい。体長は4ミリ。
赤いけれど、和名は、キイロテントウダマシ。自宅庭
なぜでしょう?

キイロテントウダマシY8040050.jpg
E-M1 MarkU  ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 GODOX TT350 XPro O

うちの林のアカギカメムシたちは、すでに成虫になっていた。
アカギカメムシZ8046367.jpg

クモの糸に引っ掛かった、羽化殻。
アカギカメムシZ8046371.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
posted by やまかます at 21:14|

2020年07月01日

表から、裏から

花壇のポンポンダリアに、キアゲハがパッと来て、パッと飛び去った。
蜜が少なかったのだろうか?ほんとに一瞬だったけど、我ながらよく撮ったと思う。

キアゲハ-7010281.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro トリミング

後ろ翅には朱色の花粉が広く付着している。何の花を訪れていたのだろう?

※ すぐ近くの畑の畔にオニユリが咲きはじめていた。おそらく、オニユリであろう。

庭のクヌギ樹液(しわざのヌシは、コウモリガ幼虫)は、連日、ノコギリクワガタで賑わっている。
他の例えばゴマダラチョウとか、カナブンとかの姿がないのが寂しい、と言えば寂しい。
樹液レストランは顔ぶれが多彩なほど、見応えもあるし、自然の豊さ健全さを物語っているのではないだろうか。
一昨日、隣のクヌギ樹液にはカブトムシ♂が来ていた。

ノコギリクワガタ-6251971.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ノコギリクワガタ-7010345.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

クヌギの葉に群れているのは、ツマキシャチホコ幼虫。
若齢幼虫はときに表から、
「はい!行儀良く並んで!」

ツマキシャチホコ幼虫群-7010286.jpg


中齢以降は、裏から、
「食べるスピードも、揃えて!」

ツマキシャチホコ幼虫群-7010283.jpg

ツマキシャチホコ幼虫群-7010291.jpg
E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20


しかしまあ、整然と並んでの食事には感動すら覚える。
こんな大勢いても、互いに何らかのコミュニケーションをとっているのだろうか。だろうね。


posted by やまかます at 21:17|

2020年06月21日

クヌギスケバ

クヌギに群れているイラガ類幼虫、今年はやたら多いように感じる。
ヒラタアトキリ-5783.jpg
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM ストロボ430EXV-RT

仕事部屋すぐ外のクヌギ並木で、白くなった葉が多数目に付く。
高い梢の幼虫群を撮影して拡大してみれば、画面の中にヒラタアトキリゴミムシの幼虫が、大小7頭。
成虫が2頭、写り込んでいた。

ヒラタアトキリ-5774.jpg
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM  ストロボ430EXV-RT

こちらは葉先が白くなっていた。
ツマキシャチホコ-3992.jpg
EOS-5D MarkV  シグマ50mm Macro  ストロボ270EXU

さては、とめくってみれば、、、
ツマキシャチホコ-3996.jpg
EOS-5D MarkV  シグマ50mm Macro  ストロボ270EXU

ツマキシャチホコ孵化幼虫のしわざ、だった。

posted by やまかます at 22:11|

2020年06月17日

ルリモンホソバ

足下からいきなり飛び出してきて、クヌギの葉裏に貼りつくようにして落ち着いた。
飛翔する瞬間、うしろ翅の黄色が目立つ。

ルリモンホソバ-6161422.jpg
E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

このルリモンホソバは、ライトに昨夜飛来した居残りで、
場所は仕事部屋のすぐ外。

ルリモンホソバを初めて見たのは、6年前の2014年7月3日。自宅のすぐ近くの路肩だった。
その後、2018年9月17日に二回目。この二回目はライト飛来だった。
したがって、昼間に活動する姿は一度も見ていない。


葉に触れるとクヌギからススキに移動したので、真横から見てみた。
蚊取り線香のように収めてある口吻は、意外と長いようだ。

ルリモンホソバ-6161439.jpg
E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

これなら花などで吸蜜するのだろう、そう思い調べてみると、奄美大島や沖縄では昼間に吸蜜する姿が見られるようだ。
奄美の場合、11月にツワブキやヒヨドリバナで吸蜜している写真が公開されている。

では、ここ南九州、三股町ではどんな花に来ているのだろう?
実際、昼間活動しているのだろうか?

幼虫の方は自宅林では去年の8月に見ているが、これも遭遇頻度は低い。
幼虫は地衣類を食すので、樹木の幹や石上などで見つかる。



posted by やまかます at 12:55|

2020年05月30日

梅雨入り

南九州地方に、平年より1日早い梅雨入り宣言が報じられた。

ツマキシャチホコで遊んでみました。昨日の朝。
ツマキシャチホコ-5290251.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

そして今朝も。
ツマキシャチホコ-5574.jpg
EOS-6D EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

このところツマキシャチホコの飛来が多い。今朝はタカオシャチホコも混じっている。
おとなしいのでそっと足場を添えてやると、そそくさと枯れ枝に移乗してくれる。
もちろん中には羽ばたいて逃げてしまうものもいて回収不可能になることもあるが、2割程度。

ツマキシャチホコの食樹はクヌギやコナラで、タカオシャチホコはエノキ。

倉庫の裏のスペースを有効に使いたくて、そのやり方を色々考えてからホームセンターに出掛けた。
出掛ける準備をしているとノアザミアゲハのメスが来ていた。
アゲハ♀-5300305.jpg
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

春型だね。




posted by やまかます at 21:14|

2020年05月29日

ヤママユ4齢幼虫の脱皮

25日の夜、脱皮休眠に入っていたヤママユ4齢幼虫が、
昨夜になってようやく脱皮した。

脱皮開始時刻は午後8時20分頃。
ヤママユ5齢-5461.jpg
ヤママユ5齢-5522.jpg
ヤママユ5齢-5539.jpg

脱皮完了までほぼ30分掛かった。

今朝の様子。
ヤママユ5齢-5553.jpg

同じ場所にそのまま。

さらに昼過ぎ、動いていない。
じっとしていることが、身の安全ということだろうか。
なんだか今の世の中の自粛にも共通しているかな。
ヤママユ5齢-5290303.jpg


撮影の様子。
ヤママユ5齢-5290210.jpg

この↑アングルで撮影すると、こうなります↓
ヤママユ5齢-5561.jpg

撮影に使ったマクロレンズ、EF100mm F2.8Lマクロ IS USM のレンズフードは少し切り詰めて短くしてある。
近接撮影ではフードを外すことが多く、フードを逆にしてレンズに収納した時、フォーカスリングを操作できるようにするため。(フードを切り詰めるという行為は自己責任で行っていますので、お薦めするわけではありません。)

午前6時半。
下の谷津田の畦道で見つけた、タテハモドキ夏型。
越冬した秋型から生まれ、今年の第一世代になるのだろう。
タテハモドキ夏型-5290176.jpg

ここは、ねぐらでしょうね。微動だにしません。

申し訳ないけど触角をチョコ、チョコっと撫でて、翅を拡げてもらいました。
タテハモドキ夏型-5290184.jpg

posted by やまかます at 19:43|

2020年05月26日

脱皮前、脱皮後

3月末にふ化したヤママユ越冬卵は、全部で25個。

庭のコナラに放飼していたが、幼虫は次々と姿を消し、残ったのはわずかに一頭。
その一頭が脱皮前休眠に入ったのは昨夜辺りのようだ。
昨日の午前中にはまだ葉っぱを食べていたから。
ヤママユ4齢脱皮休眠-5260181.jpg
 E-M1 MarkV  LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

今は4齢なので、脱皮すると5齢になる。
5齢(終齢)ともなると、よく食べ、よく休み、大きなウンチして、たっぷり一ヶ月かけて肥える。

無事に繭を紡いで欲しいとは思う。繭が完成したら網をかけるか、室内に取り込むとかしないと、
ヤブキリやコロギスに狙われる。カラスもしっかり味を覚えたようだ。
もっとも、ふ化の段階から私は自然の成り行きに任せてきた。
このまま幼虫の成長ぶりを時々、覗くことにしよう。

同じく庭のススキで昨日から脱皮休眠に入っていた、クロコノマチョウ幼虫が今朝方、脱皮を終えていた。
クロコノマ幼虫脱皮-2893.jpg
 EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

頭殻がまだ残っていたので、まさに脱皮直後だったのだろう。
しばらく時間を空けてから見に行くと、頭の向きを反転して脱皮殻を食べていた。
頭殻は地上に振り捨てられ、もう無かった。
クロコノマ幼虫脱皮-5260196.jpg
 E-M1 MarkV  LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

下の池にはカワセミが今日も来ていた。オスでしきりと羽繕いしていた。
よく囀る。誰と通信しているのだろう?
カワセミ-5260151.jpg
 E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6

カワセミの手前ではクロスジギンヤンマのオスがパトロール飛翔を続けていたが、
やがて池の縁の草むらにいたメスを見つけ、さっそく高い梢に連れ去って行った。
メスがそこにいたんだ!?私の足元に近い。
池-5260157.jpg
 E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6

ハゼノキの新緑、水辺のガマ。
この池は町有地で、うちの敷地境界は池の縁まで。

背後の沢から湧き水が流れ込んでいるので一年中涸れることはないが、水深は一番深い所でも1メートル以下。
かつて沢の上部で不法投棄が続き、その残骸が今でも残っているのが残念。
大雨で土砂崩れが頻発し、不法投棄の残骸が一部土に埋れている。何とかしたいが個人の力で片付けることは不可能だ。

posted by やまかます at 20:48|

2020年05月25日

ナナミノキ、ベニオビヒゲナガ

遠目にも、ナナミノキの赤紫色の花蕾が目立ってきた。
ナナミノキ-5379.jpg

開花はわずかだが、落花もそこそこある。

庭の西側、法面にあるこのナナミノキは、雄株。
雄花の花弁は4、5枚と図鑑にあったが、3枚の花も少なくない。
ナナミノキ-2751.jpg

こちらは3枚。
ナナミノキ-2761.jpg


雌株は自宅林の南端に一本あって、毎年、赤い実がなる。
その雌株のすぐ隣では、クリの開花が始まっていた。
ナナミノキ-2840.jpg

ナナミノキ雌株を見上げていたら、
イヌビワの葉裏に派手なヒゲナガガがいた。
ベニオビヒゲナガ-2835.jpg

ベニオビヒゲナガのオス。

昨年もほぼ同じ場所で、オスメスを見ている。
タグ:樹木
posted by やまかます at 19:41|

2020年05月05日

庭のフチグロトゲエダシャク幼虫

昨日、玄関前の植え込みに、一頭。

そして今日、庭を一巡してみると、さらに3頭の幼虫が見つかった。
フチグロトゲエダシャク幼虫-1129.jpg

写真の幼虫は一番成熟してい、カラスノエンドウを食べていた。

黄色いストライプが特徴の、フチグロトゲエダシャク幼虫。

シーズン中、庭でオスの飛翔はよく見るけれど、メスの姿はまだ見ていない。けれど、いつの間にか庭のあちこちで産卵していたのは間違いない。過去にも幼虫はしばしば、見つかっていた。
GWの今頃に成熟幼虫が目立ち始めるのも、例年通り。

カラスノエンドウの絡んだササに、かじりの「しわざ」があった。
これはいかにも怪しい。
ヤホシホソマダラ幼虫-1141.jpg


そっとめくってみれば、、、、
ヤホシホソマダラ幼虫-1146.jpg


ヤホシホソマダラの幼虫だ。こちらも、ほぼ成熟している。
同じマダラ科では、ウメスカシクロバ幼虫がサクラの葉にいた。

久しぶりに登場の、ゴイシシジミ
オオカマキリのふ化幼虫とツーショット。
ゴイシシジミ-1155.jpg

すでに翅はかなり傷んでいた。丸みのある翅型から、メスと判る。

アブラムシのコロニーがいる場所を突き止めたくて、しばらく追いかけてみたが、
写真の如くここに落ち着いてしまった。ちょうど庭の真ん中辺り。


家庭菜園では、エンドウ豆が大豊作。
豆-1180.jpg

多いものでは一鞘に、10個の豆が入っていた。
豆ご飯にしていただくのが一番の好みで、今夜の夕食はもちろん、豆ご飯。

ご飯が炊き上がったあとに、さっと茹でた豆を載せてかき混ぜた。
薄味だけど豆の緑色が味を引き立ててくれる。ちょい、塩ワカメを添えて。

昨日は、池の横の広場から始め、林の中の観察路の草刈り作業をし、
今日はやり残していた、宅地隅々の草刈りを行った。気温は高めとは言え、まだまだ序の口。
さほど疲れは出ない。

草刈り機に使うチップソー丸刃は、チップが摩耗すると捨てるしかない。切れ味がすこぶる落ちるからだ。
つまり使い捨てなのだが、これを回収するという仕組みは聞いたことがない。したがって、金属ゴミの日にまとめて出しているけれど、これ、再生することはできないのだろうか? と、ずっと疑問に思っている。

昔ながらの丸刃を使ったこともあるが、これはヤスリでまめに砥げば、長期間使える。
そのほうがゴミ出しの罪悪感もかなり軽くなるのだが、まあ実際に使うとなると結構、疲れる。ゆったり時間を掛けて作業すればいいはずだが、、、、。やはり、ちょっと考え直そう。





posted by やまかます at 22:17|

2020年04月17日

目玉模様

林を降りた南の出口斜面に、毎年顔を出す、ナルコユリ
小さな蕾で賑わってきた。
ナルコユリ-4170035.jpg

葉をかじったのは誰?

アカメガシワ幼木の芽吹き。
アカメガシワ芽吹き-4170035.jpg


ツルコウゾの雄花穂も、小さいけど目をひく。
ツルコウゾ-4170024.jpg

公民館横のゴミ集積所にゴミ出しをしての帰り。
フェンスに絡んだアケビに、アケビコノハの熟齢幼虫がいた。
アケビコノハ幼虫-4170002.jpg

緑色型を見るのは、久しぶりかと思う。以前いつ見たのかは思い出せないけど。
アケビコノハ幼虫-4170020.jpg

posted by やまかます at 19:13|

2020年04月08日

スーパームーンと蛾

深夜、目が覚める。カーテン越しに外が明るい。
「オヤ?もう5時かな?」と勘違いするほど、明るい。
時計を見れば、午前2時。

今朝、午前8時。

仕事部屋の外灯近くに、イボタガのメスが佇んでいた。
イボタガ-0223.jpg

近寄ると、フワッと翅を拡げ浮かせる。さながら帆掛船の風をはらんだ帆のようだ。

帆船と言えば、先日、観たばかりの映画『マスター&コマンダー』を思い浮かべる。
ナポレオン時代の海洋冒険小説の映画化。
主役の英国軍船サプライズ号がフランスの武装船アケロン号を追い掛け、大西洋から太平洋に出、ガラパゴス島に上陸して生物調査をするシーンまである。
まさに博物学全盛の頃。アメリカでは捕鯨も盛んで鯨油を大量に消費していた時代でもある。
嵐の中で帆船を操舵する場面にも惹き込まれたが、主演はラッセル・クロウ
ラッセル・クロウがジャベール役を演じていた『レ・ミゼラブル』も良かった。
ミュージカル映画はほとんど観ないけど、この映画だけは気に入った。
さらに遡って、『ロビン・フッド』では主演。この映画は2回観た。

話が逸れました。

午前9時15分。
イボタガP4080007.jpg


このあと、正午前には姿を消していた。
採卵しようか迷ったが、結局、しないことにした。
野外卵からふ化、幼虫の成長、など、2年前に一通りの撮影は済ませてある。
いや、3年前かな?


posted by やまかます at 21:51|

2020年04月03日

アカウラカギバ

庭のヒメユズリハで食事中の、アカウラカギバ幼虫。
アカウラカギバ幼虫-4030035.jpg


雨が降っても、風が強く吹いても、いつも必ず葉表にデ〜ンと構えている。
アカウラカギバ幼虫-4030038.jpg


葉表といえば、こちらゴマダラチョウ幼虫も。
脱皮を終えたばかりです。
ゴマダラチョウ脱皮後-4030514.jpg


三股町内で、ムカシトンボの観察ができる渓流を探してみた。
良さそうな環境はあるのだが、アプローチが難しい所ばかりで、今日は惨敗。
アカウラカギバ幼虫-4030015.jpg


自宅林のヤブムラサキで、ヒゴトゲハムシの観察を始めて二日目。
今日は交尾を初めて見ることができた。
昨年は2頭だけだったが、今シーズンは4頭と出だしは良い。

幼虫のマインを是非、見てみたい。


posted by やまかます at 20:28|

2020年03月30日

スカシエダシャク Krananda semihyalina

昨夜、仕事部屋の灯りに飛来していたのは、スカシエダシャク

開帳45mm前後。
背面
スカシエダシャク-1029.jpg

腹側
スカシエダシャク-1028.jpg


本種の食樹は、クスノキ。

ツツジの開花の具合を見に行って戻ってきた嫁さんが、
「灯りの下に、白いフサフサの可愛い蛾がいたよ」と言うので

「へえ、よく気付いたね。もちろん知っているよ」と私。

リンゴドクガのオスの一番乗りだ。他にも数種、春の蛾が来ていたがどれも小さい。

posted by やまかます at 21:11|

2020年03月29日

マルモンヒメアオシャク、羽化

3月1日に見つけた蛹が、昨夜、羽化した。
マルモンヒメアオシャク-1018.jpg

マルモンヒメアオシャク-1016.jpg

これでようやく、蛹の正体がわかった。

マルモンヒメアオシャク

本種の食樹は、コナラ。蛹があった場所はクリに巻き付いたキヅタの葉上だった。
コナラはあるが、10mも離れている。

そのコナラの若葉では、ナナフシ幼虫の姿も目につき始めた。
ナナフシ-9744.jpg


庭のツツジには、ミヤマカラスアゲハの春型♂が飛来。
ミヤマカラスアゲハ♂-9668.jpg

ミヤマカラスアゲハ♂-9689.jpg


エノキの梢には、オレンジ色のホシアシブトハバチも。
ホシアシブトハバチ-9776.jpg


2007年の7月から、これまでの13年間、ずっと一緒に暮らしてきた飼い犬の、チョロ。

そのチョロが、昨日、逝ってしまった。

小さく痩せた亡骸を目の当たりにして涙が止まらなかった。

今月に入ってから餌をほとんど食べなくなり衰弱していたが、脚が弱りついには立つこともできなくなった。
なんとか歩こうとして、もがいてもがいてヨロヨロと歩いてもせいぜい、数メートル。
ドテンと横倒しになるとそのまま。やがて床ずれで左肩から出血し、そして三日目だった。
歩けなくなって、散歩もできなくなって、辛かっただろうと思う。

おとなしい性格だが、たくましく気の強い犬だった。
散歩中、私が撮影のために立ち止まり這いつくばっても、我慢強く、傍でじっと待ってくれた。
トノサマバッタが好物で、自分で探せない時は、私の手をじっと見上げておねだりをした。

今日は嫁さんと二人で、チョロの弔いをした。


posted by やまかます at 21:34|

2020年03月27日

ヤママユ、ふ化始まる

1月2日にクリの枝で見つけたヤママユの卵が、今朝になってふ化し始めた。

ヤママユ1st.jpg


寄生されていることも覚悟していたが、これで一安心。
ヤママユ1st-2.jpg

さっそく食べているのは、コナラの若葉。

(撮影機材:EOS 6D MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト スピードライト270EXU )

鹿児島県、南九州市の『知覧特攻平和会館』をようやく訪れることができた。
うちからだと車でちょうど2時間。うちの子供達は小学校の修学旅行に『知覧特攻平和会館』見学が組み込まれていた。
平日にも関わらず、来館者はけっこう多かった。
熊谷達也、著『翼に息吹を』という戦争文学を読んで、一層行かねばという思いが強くなった。
会館すぐ隣にある「隼」というラーメン屋で、昼食。道に迷って偶然、店の前に出たのだけど。
メニューは、ラーメンと、みそラーメン、そしてごはん大小、それだけ。豚骨スープだが意外にあっさり目。
値段は750円。
posted by やまかます at 20:21|