
アラカシのウスギヌカギバ幼虫が脱皮したのは、推定で午前3時〜6時の間と思われる。

正午を過ぎてようやく後ろ向きになったものの、抜け殻を食べなかった。その後もずっと、静止したまま食事は一向に始まらない。午後9時になったけれど。
〜食べる野鳥、食べられる昆虫〜

カマキリの中で唯一、幼虫越冬をするサツマヒメカマキリ。
だいぶ前にも書いたけれど、その越冬幼虫を初めて見たのは30数年以上も前のことで、神社の社殿という人工物上だった。場所は愛媛県、西予市明浜町。家内の実家近くにある神社境内で、今でも帰省するたびに足を運ぶマイフィールドでもある。
その最初の出会いで、本種が幼虫の時から擬死することを知った。私が近づいただけで、ピョンと跳ねてデンぐり返ったのである。芝居がかっているところがちょっと人間臭くて笑えるが、枯れ葉枯れ枝擬態という姿態だけでも十分魅せるカマキリである。
2年前の1月。『野鳥のレストラン』に掲載する予定で、ジョウビタキの捕食行動を毎日のように撮影していた。
自宅林の2ヶ所にブラインドを張って、最長で2時間籠ることもあった。ブラインドを要するような警戒心の強い鳥ではないけれど、小さな獲物を捕らえる瞬間をできるだけ間近から撮影したかったのである。ジョウビタキの採餌範囲をある程度、絞ることは可能で、その下準備をしてからブラインドに籠ってあとはひたすら待つのみ。
落ち葉の下や朽木の隙間などから次々と獲物を引っ張り出す姿を狙い通りに撮影できたが、その成果の中でも特に印象に残っているのが、サツマヒメカマキリ幼虫を捕らえたことだった。
サツマヒメカマキリ幼虫は、ブラインドのすぐ目の前に転がっていたクヌギの枯れ枝に潜んでいて、すかさずそれを見つけたジョウビタキは瞬時に飛来して咥えとった。
「え!そんなとこにいたの!?」ブラインドに入る前には随分と周囲に目を配っていたつもりだけど、私は見落としていた。おそらく、幼虫は不用心にも歩いたか、鎌足をふり動かしでもしたのだろう。ほぼ3m離れた位置から、ジョウビタキはそのわずかな動きを見逃さなかった。
今日、載せた写真は結局、『野鳥のレストラン』では未掲載となり、お蔵入りとなった。出版本に掲載予定の写真でお蔵入りしたカットは、タイミングを見ながら少しづつでも紹介しておこうと思う。












































































































































