2019年09月10日

キササゲのイモムシ

数日前からキササゲの葉を食べ続けているイモムシ。
今朝、改めて見るとだいぶ肥えていた。
シモフリスズメ幼虫-1335.jpg


キササゲはノウゼンカズラ科で、このイモムシはシモフリスズメだと思う。

シモフリスズメの食樹リストにはノウゼンカズラ科が入っていること、
シモフリスズメの体色は様々なタイプがあること、
シモフリスズメの尾角には細かい突起が並んでいること、
これまで見てきたシモフリスズメ幼虫の雰囲気がそっくりそのままであること、
以上。

先週、6日の深夜にふ化したサトキマダラヒカゲ、16匹兄弟は、
同じササの葉裏で2群に別れ、脱皮前休眠に入っていた。
サトキ1齢入眠-1327.jpg

そして夕方、6時頃、脱皮が始まり、次々と2齢へと成長していた。
1齢期は4日間、ということになる。

台所の勝手口傍に設置している竹筒アパートに、コクロアナバチが獲物を抱えて戻って来たところだった。
最初は家壁に止まったりしていたが、やがて私の体にまとわりつくようになった。
コクロアナバチ-1315.jpg

獲物の触角の付け根をくわえている。
麻酔された獲物は、オナガササキリ♀。
2015年8月にも同じ場面を撮影していた。

posted by やまかます at 20:04| Comment(0) |

2019年08月28日

ヒ、ナ、ヨ、セ

竹筒アパートに、ヒメバチの一種が来ていた。
ヒメバチ-7684.jpg


竹筒の多くは、オオフタオビドロバチが営巣した泥蓋で閉じられている。
ヒメバチはその泥蓋をしきりと触角で探っていた。
ヒメバチ-7686.jpg

このシーンを見て、ふと思い出した写真がある。

キゴシジガバチの泥巣に産卵するキアシオナガトガリヒメバチの写真で、
撮影者は今は亡き、昆虫写真家、小川宏さん。

小川さんは昆虫全般を広く撮影されていたが、中でも蜂類の撮影には特段、精力を注がれていた。
その写真は、『日本動物大百科/第10巻/昆虫3』(平凡社、1998)に掲載されている。

今日見たヒメバチはそのキアシオナガトガリヒメバチによく似ている。
というか、そっくりだ。区別がつかない。
それはともかく、しかし、オオフタオビドロバチの巣は二重の泥蓋で厳重に警護されており、
ヒメバチの産卵管がずっと奥にある幼虫室まで、果たして届くのであろうか?疑問。

という話題でまずは「ヒ」。

次に「ナ」とは、ナガサキアゲハ

ピンク色のボタンクサギにはよく飛来するが、今朝も犬の散歩中に出会した。
ナガサキアゲハ-7657.jpg

けれど、こんな色合いもあるんだ、というちょっと意外な翅色。
ボタンクサギの左奥にはオオカマキリ♂の視線もあった。
狙っていたんだね。

「ヨ」とは、ヨツボシホソバ幼虫

クヌギの枯れ枝や幹で、しきりと地衣類をモグモグと美味しそうに食べていた。
ヨツボシホソバ-7177.jpg

ヨツボシホソバ-7185.jpg

だけど、長い毛が邪魔して、その美味しそうに食べる顔の表情がぜんぜん写真にならない。
これは悔しい。

最後に「セ」。
昨夜、玄関前で撮影したセスジツユムシの♂。

セスジツユムシ-7137.jpg


背景に写っているのは門灯。

夜のシーンの撮影では特にだが、ストロボを使う場合はできるだけカメラから離して照射する。
一瞬の生態シーンをガッツリ写し止める、という撮影目的に絞るならそうでも無いが、
(実際、私も8割程度はそうしたお気軽な撮影、してます)
ライティング効果を細やかに演出するには、ストロボの使い方にも工夫が必要。
ましてや、昆虫写真=ツインマクロストロボ、という図式に囚われているようでは
昆虫写真の面白味に欠けて単調になる。

昆虫がとにかく綺麗に写っておればそれで良い、というのであれば別だが、
そういう写真ばかり観ていると、私なんかは飽きてしまう。






posted by やまかます at 21:30| Comment(0) |

2019年08月18日

宇宙人、ダダ

日射しがほとんどないものの、蒸し暑い一日。
雨が降りそうで降らずじまい。
仕事の合間に休憩がてら高校野球のテレビ観戦。

アカメガシワの幹にいた、ルリモンホソバ幼虫。
ルリモンホソバ幼虫IMG_0660.jpg

うちの林で幼虫を見たのはこれが初めて。
去年、撮影したのは延岡市だったと思う。
成虫にしても数回しか見ていない。ライトへの飛来も稀。

背面から見ると、長い毛に覆われている幼虫の地肌がよくわかる。
幼虫の餌は、地衣類。
ルリモンホソバ幼虫IMG_0671.jpg

これから成長してもっと肥えるだろう。

幼虫の紋様から、ウルトラマンに登場した宇宙人「ダダ」を連想する。
posted by やまかます at 19:56| Comment(0) |

2019年07月23日

薄皮饅頭

庭のクヌギから発酵臭が漂っていた。
ヒラタクワガタのオスが腰の高さ辺りでウロウロしている。
樹液が出ているであろう場所ではしかし、クロヒカゲの姿しかなかった。

朝一番、アサガオに来ていたクロセセリは、サンダルを履いているうちにホウセンカに移動。
その長く繰り出される口吻を見ていたら、

「どいてよ!」とばかり
スジボソコシブトハナバチが割り込んで来た。
スジボソコシブトハナバチIMG_9207 (2).jpg

スジボソコシブトハナバチIMG_9218.jpg


一度頭を突っ込んだ花は憶えているらしい、同じ花には一回きりしか訪れない。

クヌギの葉裏にビッシリと並んだ、ツマキシャチホコの卵。
昨日には黒っぽくなっていたが、
ツマキシャチホコ卵_Z5A7306.jpg

今日の正午前には一斉にふ化していた。
ツマキシャチホコ_Z5A7310.jpg
posted by やまかます at 20:45| Comment(0) |

2019年07月21日

ツマキシャチホコ

朝からずっと降ったり止んだり。
その間隙を縫ってアゲハやモンキアゲハが庭の花壇に来ていた。
アゲハIMG_9060.jpg


午後5時を過ぎた頃になってようやく雨が止み、わずかながら陽射しも出た。

まるでハチマガイスカシバ、そっくり。
オオフタオビドロバチIMG_9080.jpg

オオフタオビドロバチだ。

ススキにはアカハネナガウンカの姿が増えた。
アカハネナガウンカIMG_3922.jpg


クヌギ林の林縁ではツマキシャチホコの交尾ペアがいた。オスに比べてメスはかなり大きい。
ツマキシャチホコ交尾IMG_3937.jpg

ツマキシャチホコは毎年多いが、こうして交尾を見るのは初めてだ。

さんざん迷って、薄暗い林縁に落ち着いた、ミヤマカラスアゲハの♀
ミヤマカラスアゲハ♀IMG_9101.jpg


5メートルほど右隣にはカラスアゲハのオスが先にねぐら入りしていた。

背丈の高い草原ではキリギリスが体を日乾ししていた。オスもメスも。
一瞬、コガネグモと見間違えたほど、ナガコガネグモも大きく成長していた。



posted by やまかます at 20:27| Comment(0) |

2019年07月20日

クロシタシャチホコ

16年前のCD-Rから写真データの読み出しを試みたが、iMacでは認識できなかった。
しかもDVDドライブからディスクを取り出せなくなり、「再起動+マウス左クリック長押し」でなんとかディスクの吐き出しはできた。

そこでWindowsのノートPCで読み込み、そこからデータをiMacにコピーできた。
これだけの作業で結構時間を浪費したけれど、CD-RとかDVD-Rに保管してある古いデータはできるだけハードディスクに吸い上げておいたほうがいい。特にCD-Rなどは10年も経るとデータを読み出せなくなる。
10数年前まではデータのバックアップにDVDやCDを使っていたが、これらのメディアは恒久性という点では弱すぎる。容量も少ないので早々と使わなくなってはいたが、、、。

昨夜のライトに飛来していた、クロシタシャチホコ

701A6501.jpg

後ろ翅は薄茶色。
701A6492.jpg


クロシタシャチホコの食樹はツバキで、庭で毎年発生している。
posted by やまかます at 23:02| Comment(0) |

2019年07月19日

オオツバメエダシャク

昨夜、ライトに飛来したオオツバメエダシャクのメス。

オオツバメエダシャク♀-3888.jpg


4年前、2015年7月に撮影していたオスは、こちら。
オオツバメエダシャク♂-4756 (2).jpg


とびっきりでっかいシャクガなので、幼虫の姿も見ておきたくなる。
図鑑によると幼虫の体長は6センチ。

植樹はクスノキ、シロダモ、サネカズラ、など。
さっそくシロダモとサネカズラの水差しを添えて、採卵を試みることにした。
産卵してくれるだろうか?
卵はどんな色だろう。
オオツバメエダシャク♀-3894.jpg


トイレに置いてあった電波時計が止まってから一ヶ月。
止まった原因は、電池漏れだった。
新規に買い直すことも考えたが、やはり勿体無い。
昨日、仕事に取り掛かる前に、まずはこの時計の修理を片付けておいた。
時計IMG_3836.jpg

分解してまずは電池室の端子を取り外した。
電池室は電池から漏れ出た水色の溶液で汚れていたので、これを出来るだけ綺麗に拭き取った。
狭い隙間にも入り込んでいるのでかなり時間が掛かった。端子もできるだけ丁寧に磨いた。
もちろん、分解してすぐに回路が活きているかの通電テストも行なった。

端子を元に戻して、配線をハンダ付けした。ハンダ付けは苦手ではあるけどなんとかなった。

千円前後で売っている電波時計ではあるが、修理できるのであればそれに越したことは無い。
どうやら安い電池を使ったのがいけなかったようだ。電池は高くても信頼できるものを使いたい。
時計IMG_3839.jpg




posted by やまかます at 21:05| Comment(0) |

2019年07月18日

ムナブトヒメスカシバ

気分転換と運動を兼ねて外に出てみると、とんでもなく蒸し暑い。
朝から雨だったので家の窓は全部締め切っていたが、カラッとした室内との湿度差が大きい。
おまけに雲間から急に陽射しも出て、路面から蒸気が上がってくる。

先日から顔馴染みとなったコガネグモの網には、ウスバキトンボが掛かっていた。
コガネグモIMG_3841.jpg

お腹が減っていないのか、少し糸を掛けただけで獲物に手をつけた様子がまったくない。

コガネグモの巣網から少し離れた草むらで、弱々しく舞うスカシバがいた。ヒメアトスカシバより小さい、
ムナブトヒメスカシバのメスだ。

ムナブトヒメスカシバ♀IMG_3854.jpg

前脚をアンテナのように突き上げた独特なポーズ。
本種の幼虫はノイバラや園芸のバラの茎内で成長するようだ。

フワリと飛び立ってもすぐ近くに着地する。
小さいから少しでも寄ろうとすると、フワリ。それを繰り返しているうちに、
どんどん足場の悪い藪に踏み込むことになる。
短パンにサンダル、という軽装のまま撮影を優先した。

先日、仕事部屋の勝手口にマムシがいたこともあって、サンダル履きで無闇と草薮に入るのは止そうと自分で決めたばかり。短パン姿もマダニ対策に反する。
住居がフィールドの中にあるような暮らしにドップリ浸かっていると、フィールドに出る、という気構えが欠落しがちだ。
わずかな時間といえども面倒がらずに長ズボン、長靴を着用しようと反省。特に今の時期は。



posted by やまかます at 20:42| Comment(0) |

2019年07月05日

逆さま

昨夜、ライトに飛来していたウコンエダシャクの♂。

ウコンエダシャク701A6432.jpg


頭を下向きにした方が落ち着くようだ。

路上で死んでいたコヤマトンボ
アミメアリの群にびっしり覆われていた。


コヤマトンボIMG_8757.jpg


屋根の庇に設置してある巣箱(5箇所)は、スズメたちの争奪戦で賑やかだ。
梅雨休みの間に、雨どいの集水器(じょうご)に網の蓋を被せておいた。
集水器は7箇所。網は園芸用のトリカルネットを裁断して加工し、網板を被せるだけでは無く、横の隙間も塞げるように工夫した。
巣箱からあぶれたカップルが集水器に営巣してしまうのでこれを未然に防ぐ網蓋だ。
posted by やまかます at 20:52| Comment(0) |

2019年07月04日

クチバスズメの運命

昨夜の大雨から一転、穏やかな朝を迎え昼頃には晴れ間も出てきた。

近所の草むらを覗いてみれば、羽化不全のクチバスズメ♀がいた。

クチバスズメIMG_8639.jpg


どのようなトラブルに見舞われたのだろうか?
大雨が関係しているのだろうか?まるで溶けてしまったような、、、ともかく翅がほとんど伸びていない。
これではもちろん飛ぶことができない。
メスの周辺には卵が多数散らばっていた。

クチバスズメ卵IMG_9726.jpg

このメスの所にオスが飛来して交尾が成立した可能性も無くはない。
けれどもし、卵がふ化したとしても、食樹のクヌギまでは4メートル以上離れている。
翅を失ったメスは、本来ならクヌギの梢に移動して産卵するところだが、すでに歩くだけ歩いたのかもしれない。
苦し紛れに産めるだけ産んだ、そういう事ではないだろうか。

このあと1時間ほどして再び、訪れてみれば、何と。

クチバスズメ_Z5A6962.jpg

ヤブキリ♂の餌食となっていた。すでに頭部はすっかり消失している。
卵をたっぷり抱えたクチバスズメが、もがいてもがいて、できる限り広い範囲に卵を産んだわけとは、
こういった事態も体が知っていた、ということか。


明後日の観察会の下見で、日南市の山中に出掛けた。

林道沿いで羽化途中のヒメハルゼミを発見。午後3時39分。
羽化殻はよく見ていたが、羽化シーンの観察は初めて。

ヒメハルゼミIMG_8687.jpg

ヒメハルゼミkIMG_8690.jpg

ヒメハルゼミIMG_8704.jpg



posted by やまかます at 20:33| Comment(0) |