2022年09月27日

迷彩模様


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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  FlashQ G20U

クヌギの幹に張り付くようにして止まっていた、ゴマケンモン
成虫の発生時期は夏〜初秋にかけてと長いけれど年1化。
うちの林ではそれこそ年に一回見るか見ないか、くらいで少ないとは感じる。
迷彩模様がかえって目立つほど綺麗だ。
撮影しているときには気づかなかったが、画像を拡大してみると、翅脈から吸血しているヌカカの一種と思われるハエ類が写っていた。

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       E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ヒガンバナに一番よく訪れるのはアゲハ類だが、今日はツマグロヒョウモン(上写真)や、
チャバネセセリ(下写真)が、来ていた。

ヒガンバナ蝶-3270879.jpg
      E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 19:53|

2022年09月24日

輝くシンジュサンの繭


午前6時半
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     OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

先日、ニガキの幹を降っていたシンジュサン幼虫の行き先を探ってみた。もう繭を紡いでいるはず。
程なくニガキの根本すぐそばで、出来上がったばかりの金色に輝く繭が見つかった。
他にもあるはずだが、繭で越冬するので落葉してからのほうが探しやすいだろう。

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             OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

このところ朝晩はずいぶんと涼しくなった。就寝中、窓を開けたままだと風邪をひきそうなくらいだ。

仕事部屋の北側外壁に、キマダラカメムシの小さな集団ができていた。
秋には様々なカメムシたちが移動し、そして集合する。
キマダラカメムシは繁殖休眠に入り、越冬場所へと移動する時期になったようだ。

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          OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

昨日、今日はヒガンバナを訪れるアゲハ類が少なかった。
先週から一昨日までの台風以外ではずいぶんと賑やかだったので、どうしたんだろう?と気になったが、
大きなミヤマカラスアゲハのオスがずいぶん長いこと、吸蜜していった。
最初はメスかと思ったほど大柄のオスだった。
posted by やまかます at 20:59|

2022年09月20日

台風14号の爪痕

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猛烈な風で薙ぎ倒されはしたものの、半分近くは無事だったヒガンバナ
昨日の朝からアゲハ類たちが次々と訪れていた。

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立ち枯れのセンダン大木が根本からズッポリ抜けるようにして倒れ込んでいた。前々から強風のさいにはいつ倒れるかしれないと気になっていたが、これでひとまずは安心できた。
倒れた位置も撮影ブラインドのすぐ脇で、ブラインドは無事だった。

道路挟んで向かいだけど、そこのエノキ大木も根っこから倒れて道路を半分塞いでいる。倒れて初めて根っこに不具合を抱えていたことがわかったが、大きな幹や枝ぶりからして健康そのものに見えていただけに驚きも大きい。
冬にはイカルの群れがよく集まって来ていたエノキだ。


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昨日の午前中、強風が落ち着いたところで林のニガキを見てみると、あれだけ風に煽られたにも関わらず、シンジュサン幼虫たちは枝にしっかりしがみついていた。まだ小雨が降っていたので午後になって再び様子を見に行くと、ちょうど幹を降りている姿があった。
すっかり成熟して、営繭場所を探しに動き始めたわけだ。


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今朝からレンタルした発電機で、井戸水のポンプを稼働できるようにはなった。
生活用水を当たり前に使える有り難みをこれほど感じることは普段ないから、これを肝に銘じたいものだ。
電化製品をちょこっと使いたいとき用に、ポータブル電源も充電中。冷蔵庫をこの電源で稼働できたのは3時間だけだった。
今回の停電はかなり深刻なようで、停電してすでに48時間になるころだが、このあと復旧がいつになるか目処が立っていないと聞いている。
ネット接続してパソコンを使えるのもごく短時間に限られるので、台風被害の詳しいことはいづれ書くことにしたい。
仕事の原稿書きも原稿用紙を使って手書きで始めてみた。これもまた新鮮な気分でいいかもしれない。



posted by やまかます at 20:08|

2022年09月13日

粉吹きイモムシ


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         OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

昨日はヤブガラシの花に来ていたクロバネツリアブ。今朝は家壁南側の地面ちかくに舞い降りてはすぐにフワリと急上昇する、というような動きを見せていた。そのうち、着地してからしきりと口吻を伸ばし始めた。
何かを舐めとっているのだろうか?
しばらく眺めていると、それは単に口吻の出し入れをしているだけ、つまり理由は解らずも伸縮運動を繰り返していることがわかった。
和名は「黒羽」とあるけど、明るい陽射しの下では翅色は茶色に見える。

クロバネツリアブ-1044137.jpg
         OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

自宅林に一本だけ生えているニガキの梢に、虫のしわざが目立っていた。
それを見て少し安心できた。

シンジュサン-1044208.jpg
          OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

先日、放したシンジュサンの幼虫は大きく育って皆、終齢。
ちょうどニガキの葉を食べているものもいた。
やがて繭を紡ぐときにはニガキから離れてあちこちに分散するだろうから、その頃合いを見て幼虫を回収するか、それとも成り行きに任せるか。
クロガネモチに放った幼虫たちはどれも姿を見失ってしまったが、どこかで育っているのだろう。
シンジュサン-1044204.jpg
          OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:04|

2022年09月05日

不思議なポーズの、オビマルハキバガ科 DEUTEROGONIIDAE


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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  FlashQ G20U
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            OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8   FlashQ G20U ×2

昨日、ボケの葉裏で見つけたシマササグモの卵のうと仔グモ、そして母グモは今日になってもまだ同じ場所に留まっていた。
仔グモはすでに一回脱皮を終えているのだけど、なぜに分散しないのだろう?
母グモも空になった卵のうを大事そうに抱えているのはなぜだろう?

DEUTEROGONIIDAE
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オビマルキバガ科-9052904.jpg
          OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8   FlashQ G20U ×2

ツワブキの葉裏に小さいけれど色鮮やかな、蛾の一種が止まっていた。
頭を下げ前中脚を左右に広げ、お尻を突き上げた姿勢は、このグループ(オビマルハキバガ科)に特有の習性らしい。
国内に数種類いるうち、カタキオビマルハキバガがよく似ているようだがどうだろう?
本科の幼虫は菌類や朽木材部などを食べて成長するようで、幼虫もどこかで見ているような気がしないでもない。

九州に接近する台風11号の影響だろう、夕方になってから断続的に風が強まってきた。
台風の被害として気になっているのは停電である。うちの近辺では風倒木による電線の切断がよく生じる。
管理されず放置されたスギ植林地が多いのもその原因の一つだと思う。




posted by やまかます at 18:03|

2022年09月03日

カレハガ、繭紡ぐ


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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U + FlashQ G20U

午前6時23分
朝一番、子供部屋(かつて)の窓から、サクラの枝に不自然な盛り上がりを発見。
これはカレハガ幼虫のしわざに違いない。新聞を取るついでに近寄ってみれば、粗い糸テントの中で盛んに体を動かす幼虫が透けて見えていた。
繭は上下2箇所にあって、先日から観察していたデッカい幼虫2頭のものだろう。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

午後2時36分
時折、小雨が降る中、木屑を織り込んだ糸壁はだいぶ厚くなっていた(赤い矢印先の位置に繭がある)。
繭の長辺は5〜6センチ程度と、幼虫の体長10センチに比べてだいぶ小さくなっている。

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アカギカメムシ-9032529.jpg
               OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

今日もアカメガシワの果実という果実にはたくさんのアカギカメムシが集っており、写真のように下草でうろうろする単独個体もたまに見かける。
去年の発生状況と比べると、今夏の羽化は少し早いようだ。
posted by やまかます at 18:22|

2022年09月02日

シンジュサンとニガキ

      ニガキ組の飼育ケース
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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

卵から飼育していたシンジュサンのうち、ニガキ組の幼虫たちを林の自然木に放した。
網で覆うこともしないので天敵などによって数が減るだろうし、全滅することだってあるだろう。あとは成り行きに任せるしかない。

クサギ組は先月のうちに早々と林に戻したが、数日後には姿を確認できなかった。どこかで無事に育っているだろうか。
そして、クロガネモチ組だけは室内飼育をしばらく続けることにした。クロガネモチは水揚げが良いので、飼育セットもシンプルで済む。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

悲痛な鳴き叫びに振り向いてみれば、ツクツクボウシのオスがオオカマキリに捕食されていた。

ほぼ毎朝のように部屋の中までセミの断末魔の叫びが聴こえる。
その声が一点に留まっている時は、大抵はカマキリのしわざであろう。声が木々の間を次々と移動していく時は鳥のしわざであろう。そんなことを頭に描きながら窓の外をぼんやり眺めてみる。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今夏もアカギカメムシはうちの林で繁殖したようだ。
産卵位置がよほど高所だったのか、いくら見上げても抱卵メスを確認できないまま季節がズンズン進んでしまった。
アカメガシワの果実には無数の新成虫が集っていた。

posted by やまかます at 20:15|

2022年08月22日

シンジュサン、孵化する


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      E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前7時45分、ヤマトアシナガバチの巣部屋から蛹を引っ張り出して噛んでいた、ヒメスズメバチ
途中から別のヒメスズメバチがやって来たが、すでにどの巣部屋も空になっていたようだ。しばらく巣部屋を一つ一つ点検してたが諦めたのか去って行った。
つまり写真の蛹が最後の餌食となったようだ。

ヤマトアシナガバチのワーカーやオスが巣の付近を飛び回っていたが、巣にはまだ多数のハチが残っている。


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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

先日、13〜14日に産卵されたシンジュサンの卵の孵化が午前10時頃に始まっていた。卵期間はほぼ1週間だった。

2齢になるまでは室内飼育する予定だったので、食樹はクロガネモチ、ニガキ、ヌルデの3つのグループに分けてみた。
孵化してから7時間経過してもヌルデのケースに入れた幼虫は葉っぱに落ち着かず、皆ケースの壁を歩いていたので、これはマズイと思い、クヌギ若葉とニガキに振り分けて移してみた。ヌルデの葉が一番柔らかいのだが、どうも食いつきそうにない。

ニガキだけは水差しにしてみたが水揚げが悪いことがわかり、密閉容器に移し替えた。水差しだと掃除の手間も省けるしカビの心配もないので良いのだが、残念。
下写真は、ニガキの葉柄を歩く孵化幼虫。

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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
posted by やまかます at 19:26|

2022年08月13日

神樹蚕、参上!

午前6時34分
ライトトラップに、シンジュサンのメスが居残っていた。

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    E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

羽化したのはつい最近のようで、大きな翅にも体にも傷一つ無い。
これはチャンス到来!産卵を期待して、さっそく、クロガネモチの梢にぶら下げた飼育ネットにメスを入れておいた。
おそらく交尾済みかとは思う。

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               E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO


午前9時59分
キリギリスのオスが、体を傾けて日光浴をしていた。このとき後ろ脚をずらし、翅も心持ち上に上げて腹部を晒すようにする。腹部に日光を出来るだけ受ける態勢のようだ。

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   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午前11時56分
頭を下にして背中を向けているオスがいたのでカメラを向けてみると、大あごが時々動いていた。

そのうち風に煽られて体の向きを変えたところで、獲物を抱えて食べていることがわかった。
獲物はイナゴ類の幼虫。
キリギリスの食事光景を日陰の縁側から撮影とは想像すらできなかったが、これも例年行っている草地の整備が功を奏したということだろう。

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   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

夕方、薄暗くなってから、この場所にクロコノマチョウのメスがやって来て、産卵場所をしきりと探っていた。
葉っぱに触れては離れ、クルクルと葉の間を舞い、葉裏にクルリンと逆さになったので、産卵か!と思えばまたフラフラと舞い続け、これを何度も何度も繰り返す。ついには痺れを切らして観察を切り上げた。
一体何が気に入らないのだろうか?他のメスの卵の有無か?葉っぱの健康状態?
posted by やまかます at 21:15|

2022年07月16日

真昼の来訪者

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

昨日は脱皮休眠中で動かなかったアカウラカギバ幼虫
無事に脱皮を終えたようで、青空の下、ヒメユズリハの葉を食べていた。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

靴を履いていたら、目の前の玄関網戸にシンジュサンがいた。

「あ!シンジュサンだよ」と大声で嫁さんを呼んでから、一旦外に出て性別を確認してみた。オスだけど、第一化は5〜6月だから遅めの羽化と言えるだろうか。
しかし、正午過ぎのこの時間帯にどうして?どこから?飛来したのだろう。しかも着地点が玄関とは、、、。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

今夏、これまでで一番大型のノコギリクワガタのオス。クヌギの樹液を独り占め、というか今朝まで降り続いた雨の影響なのか、必ずいるはずのオオスズメバチたちの姿が見えない。

庭の反対側の別のクヌギにいた、こちらも大柄のメス。
ハシブトガラスの両親がまだ巣立ち雛の世話をしている最中なので、ノコギリクワガタの無用心は命取りになりかねない。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ミヤマカラスアゲハのオス。物置小屋の裏手に今夏突如として現れたオニユリだが、他にも数株まとまって花を咲かせほとんどは草藪に埋もれている。おそらく草藪に紛れてこれまで気付かなかっただけなのだろう。いづれ別の場所に移植するつもりでいる。
posted by やまかます at 20:37|

2022年07月12日

ハチマガイスカシバ、3度目の登場

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

午前8時54分
庭の中央にあるクヌギに、ハチマガイスカシバがいた。
羽化して間も無い新鮮な体。翅を小刻みに震わせていて、今にも飛び立ちそう。慌てて数カット撮影したけどすぐに飛び去ってしまった。周辺を探してみたが見つからず。まだ交尾カップルなど見たことがないけどそのチャンスが近いような気もしてきた。


財部町大河原渓谷 桐原の滝
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

久しぶりにお隣、鹿児島県の財部町に出掛けた。このところずっと自宅フィールドに篭って仕事をして来たので気分転換にもなる。目的は渓流の風景撮影。


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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

渓流の河岸に立つと上流から冷たい風がそよいでとても涼しい。台風4号の大雨の影響で川の水かさは高く、普段なら歩ける川岸の小径がところどころで冠水して通れなくなっていた。

高く聳える岩壁にはカラスアゲハのオスが吸水に来ていた。
オス2頭がもつれ合うように舞う場面もあったが、吸水しているのは一頭だけだった。他にはイシガケチョウが一頭。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

〜機材のお話し:FlashQ G20U

使い始めは若干、不安もあったけど一ヶ月間ほど使ってみて、小さなストロボFlashQ G20Uの性能を見くびっていたな、と思いを改めた。まず誤作動もなく、取り回しも抜群に良いので、これなら仕事の上でも十分役に立つと思えるようになった。
カメラに取り付けたトランスミッターから無線通信で発光や光量の調節もできることが一番の取り柄だ。
(ただし、光学スレーブモードについては太陽光に敏感過ぎて、屋外だとほぼ夜間にしか使えない。センサーにカバーを被せれば多少誤発光が減るけれどゼロにはならなかった)

カメラケージにストロボを取り付けるやり方だと、2台付けてツイン発光にも早変わり。SmallRigの自在アームはネジ一本の操作で付け外しできるので、撮影条件次第で1灯と2灯を使い分けできる。
トランスミッターは2台のストロボと同じチャンネルでペアリングできるが、トランスミッターも超小型ゆえ、操作は光量のアップダウンをするだけで、2台別々に光量比調整などはできない。
まあカメラケージに取り付ける場合だとストロボ本体のボタン操作で光量調整はできるのだから問題はない。2台を別々の場所に距離を置いて設置する場合は、片方にディフューザーなどを被せて光量比を予め設定しておくのも一つのやり方だろう。

一番気になっていたトランスミッター内臓電池の消耗具合だが、この一ヶ月間以上残量不足の警告ランプ表示はまだ出ていない。これには驚いた。仕様に「フル充電で80時間の操作、120日間のスタンバイ可能」と記載がある通り、確かにスタミナに余裕たっぷりの働きをしてくれる。もっとも、トランスミッターはよほど小さいから紛失には注意が必要だろう。これを無くしたら光学スレーブモードで使うくらいしか使い途がない。



posted by やまかます at 21:54|

2022年07月11日

コウモリガ幼虫の受難

0711ホオジロ-3119023.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO MC-20

午前8時54分 ホオジロがしきりと囀っていた。
この同じ場所で午前中ほぼずっとで、午後からもさらに長く続いていた。疲れんのだろうか?
150-400に初めて2倍テレコンを使ってみた。最望遠端でしかも手持ち撮影だが、しっかり手ブレ補正は効いている。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO Flash Q20U

コウモリガ幼虫が穿孔している場所から樹液が滲み出ていて、そこにノコギリクワガタをはじめ写真のゴマダラチョウなどお馴染みのメンバーが集まっている。
コウモリガ幼虫は巣トンネル入口を、木屑と糸で作った厚みのあるパッド状の蓋で閉じているが、そのパッドが破られて樹液レストランに様変わりしている。

暴徒が乱入して玄関の扉を取っ払われてしまい、宴会が始まったようなもので、ヤケになったのかコウモリガ幼虫はトンネル巣から外に飛び出したのだろう、落下した先でジョロウグモの網糸に絡まっていた。体を捻っていたがかえって糸の拘束が強まるように見えた。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO Flash Q20U


〜機材のお話し〜

OM-D E-M1 UとVには、Leofoto製のL型プレート(アルカスイス規格)があってピッタリ合って(当たり前だけど)、カメラのホールディングの具合も良い。屋外では頻繁に地面や草むらの上に直にカメラを置くこともあり、プレートはカメラ底部の保護にもなる。すっかり馴染んでプレートが付いていることすら忘れてしまうほどだ(縦位置の金具は外してある)。
ところが今年発売となったOM-1用のプレートはまだ発売されていないようで見つからない。
後発のOM-1のスタイルは前2機種とよく似ているけれど、カメラ底部の形状はかなり違っていて、Leofoto製のL型プレートはもちろん使えない。それで少し探してみたら、SmallRigというメーカーに、OM-1用のカメラケージがあることがわかった。
カメラケージは、動画撮影に際してカメラにマイクやグリップ、モニターなどを取り付けるための補助金具のようなもので、静止画撮影用ではない。ないけれど、ひと目見てこれは使えると思いさっそく取り寄せてみた。香港から船便なので届くまでに2週間それ以上も掛かった。このカメラケージ底部はアルカスイス規格のプレートになっている。

小さなストロボをカメラから離して使う場合に、ストロボを固定したアームを取り付けるプレートが欲しかったのだが、このカメラケージだとちょうど塩梅が良い。自在アームもSmallRig製品でこちらはAmazonですぐに入手できた。

例えば下写真のようにストロボとモデリングランプの二つを固定できる。これは高倍率接写のレンズで撮影する場合のセットでストロボはFlash Q20U。マクロフラッシュ STF-8の発光部2灯を固定したり、使い途は工夫次第だが、筐体の大きなクリップオンストロボなどは支えきれない。

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レンズを外してカメラケージがよく見えるようにしたのが下写真。
今日の樹液がらみの写真はこのスタイルで撮影している。

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LeofotoのL型プレートの重量は、82gに対して、SmallRigのカメラケージは、100g。
OM-1にカメラケージを装着した感触はさほど重量増しを感じるものではない。
ただし、欠点といえば一つあって、、、、、、
LeofotoのL型プレートはカメラ底部を完全にカバーしていて、そのおかげでホールディングが向上するけれど、カメラケージの底部はバッテリー蓋の手前でぷっつりと終わっていて段差がある。つまりカメラのグリップ部には厚みが来ないのでホールディングの向上にはならないのが惜しい。

ちなみにLeofotoのL型プレートを底から見た写真がこちら↓  
バッテリー蓋に被さる部分が空洞になっている。
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posted by やまかます at 21:34|

2022年07月10日

やまこ

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO マクロフラッシュ STF-8

今日現在、自宅フィールドで樹液が出ているのは、クヌギで7本、アカメガシワで1本。他にも高所だったり枝葉に遮られて気付いていない樹液もあると思う。そういった場所はオオスズメバチやカナブンの出入りする姿が時折見られる。
これらの樹液スポットのうち毎日覗いているのは仕事部屋を出てすぐのクヌギ2本で、昨夜、ムクゲコノハが来ていたクヌギがそのうちの一本。
昨夜は撮影してしばらく時間をおいてから再び見てみると、ムクゲコノハや他のガは少し離れたススキの葉に止まっていた。樹液を占拠していたのは大きなトビズムカデで、なるほど他の虫たちは追い払われてしまったというわけだ。
今朝一番、上写真のクヌギ樹液にもムカデが来ていた。ムカデは朝のうちに姿が消え、その後はカナブンや写真のノコギリクワガタ、ゴマダラチョウという常連客に入れ替わっていた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO マクロフラッシュ STF-8

孵化幼虫からずっと継続観察していた3頭のヤママユ幼虫のうち、1頭が繭を紡いだことは先月に書いたけれど、
他の幼虫もどこかで繭を紡いでいるはずと確信があった。枝が道路上に張り出ていることもあり、繭探しのためにも先日、数本の枝を切り落としてみた。観察していた繭は繭壁が薄く表面の張りがないことが気に掛かっていたのだけど、やはりで、手元に引き下ろしてみると繭の一部が黒く変色して大きな穴が空いていた。捕食された風にも見えないのだけど、幼虫の体調に何かしら異変が生じたのは間違いないようで、幼虫は小さく干からびて硬くなって死んでいた。
で、他の2頭はどうなったかと枝葉をかき分けてみると、綺麗な(上写真)が一つ見つかった。
3頭目の繭はまだ切り落としていない枝にあるのかもしれないが、伐採作業は当分の間は見合わせている。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

昨日のこと、杉林の中のアリジゴクのポイントを昼間に確認していたら、足元近くに素早く飛来してそのまま、杉の幹に止まった、オオハチモドキバエがいた。この後、すぐさま飛び立ったが実に速い。あっという間に姿を見失ってしまった。雌雄も分からず一体何をしていたのだろうか?

posted by やまかます at 20:48|

2022年07月09日

夜の樹液

林に降りて、ウスバカゲロウの成虫を探してみた。
昼間は薄暗い林の中でじっとしているので、潜んでいそうな場所を網でたたきながらゆっくり歩く。
林の真ん中にあるコバンノキに果実が実っていた。

0709コバンノキ-1038701.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

ぐるっと林を一周し終わりかけになって、ようやく、
やっと見つけたと安心したのも束の間、大きな翅をバッサバッサとゆったりめだが薄暗闇に溶け込むように逃げられ、うっかり姿を見失ってしまった。しばらくして2頭目も出てきた。今度こそはと慎重に目で追いかけていたけど、これもまた見失ってしまった。大概はあまり長くは飛ばず近くに止まるものだが、いくら周辺を探しても見つからなかった。

衣服の上から藪蚊に刺され、歩き疲れもし、シンドイことはやめることにした。焦ることはない。
夜に出直しと決めて、夕方から草刈り作業を1時間半ほど行った。
夜行性の彼らがやって来るピンポイントで待てばいい。前からポイント(蟻地獄のある砂地)はすぐ近くで見つけてある。

午後8時過ぎ、ポイントに行ってみると2頭のウスバカゲロウが地面近くを舞っていた。懐中電灯の灯りを嫌ってすぐに逃げてしまったけれど、しばらくすると1頭が戻ってきた。
ウスバカゲロウの顔を室内で撮影するために採集したのだけど、できれば産卵や交尾も撮影しておきたいのでまた出直すことにした。

うちに戻ってクヌギの樹液に寄ってみると、ムクゲコノハが来ていた。
ヒラタクワガタもいる。
隣のクヌギにはカブトムシのオスも来ていた。

0709夜の樹液-1038798.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 22:46|

2022年06月25日

天蚕、繭紡ぐ

三股町

種名はまだ調査中のキノコが倒れていた。どうやらアナグマか何か獣が踏み倒した形跡も窺える。
継続観察は今日で終了。アリの数がかなり増えていた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO Flash Q20U

こちらもまだ種名不詳のイグチの仲間。
居間の窓の下に生えていた。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

孵化から観察してきたヤママユ幼虫が、繭を紡いでいた。
画面中央に黒っぽい楕円形のシルエットで見える。
0625ヤママユ-6257312.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

昨夜から今朝の間に営繭を始めたのだろう。糸壁はまだ粗く中の幼虫が見えている。
もう一頭、いやもう2頭、はまだ見つかっていないけどいづれ枝打ちした時に繭が出てくるかも知れない。
0625ヤママユ-6257334.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO フラッシュFL-900R

カラムシの葉陰で雨宿りしていた、ヤブキリのメス。お腹はでっぷり肥えているが全身びしょ濡れだ。
0625ヤブキリ-6257338.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO フラッシュFL-900R

昼前から激しく降り出した雨も、午後3時頃には上がった。
湿度は高めだが気温は低めで、東日本の記録的な猛暑とは真逆のようで過ごしやすかった。コーヒーはホットをいつも通り飲んだ。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:11|

2022年06月22日

どろばちまがい

三股町

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

梅雨時のジメジメ感はあまりなくて、風も涼しくカラッとしている。
雲の流れが速く陽射しはあっという間で終わってしまう。ツマグロヒョウモンのオス2頭が、ここぞとばかり競うように吸蜜していた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

さて、キリギリスの幼虫を探していたら、弱々しいけれど、ギース、チョン♪の鳴き声が草やぶの中から聴こえてきた。
仕事でキリギリスの翅の撮影をしなければならないのだけど、幼虫を飼育して成虫にするつもりだったけど、どうやらその必要もないことがわかった。
鳴き始めはこんなか細い発音なんだと感心しながら、それでは成虫をなんとか見つけてやろうと庭を歩き回っていたところ、黒いドロバチが地面すれすれを飛んでいるのが目に入った。

一瞬ドロバチにしか見えなかったけど、いや! 場所が場所だけにこれは違う!とすぐさま駆け寄ってみた。

ミズナラ幼木の根本にはコウモリガの幼虫巣があって、そこに急接近している。
これはハチマガイスカシバで、産卵が目的のはずだ。
巣の上に止まると何度も腹部をグイッと曲げている。間違いなくこれは産卵行動だ。
0622ハチマガイ-3227297.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

アカメガシワの樹液レストランに、カナブンが集まっていた。お互い頭突きの応酬で餌場の確保に懸命の様子。
どのカナブンもお尻をヒクヒクさせてポンプをフル稼働しているのがわかる。
その動きをじっと見つめながら、おしっこピュ〜の瞬間を撮影してみた。おしっこの軌道がピントから外れてしまい残念。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO プロキャプチャSH1

posted by やまかます at 20:42|

2022年06月14日

ヤママユ肥える

三股町

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ヤマアジサイは花盛りだが、生憎の雨で気温も低く(21℃)訪れる虫の姿はほとんど無かった。

小雨の中、葉の庇下で脱皮していたのは、ハラビロカマキリの幼虫だった。
背面の模様や、脱皮殻の脚にある黒い紋などで、多種カマキリと区別ができる。

小雨が落ちてはいたけど、雨滴がほとんど写り込まなかった。ISO64まで落として低速シャッターを切っても。
それでも手振れを生じていないのはレンズ内手ぶれ補正機構とボディ内5軸手ブレ補正機構が協調して効いているから。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

このところ毎日のように梢を見上げれどずっと姿を探しあぐねていた、ヤママユの終齢幼虫だが、、、、
今日は曇り空の薄暗い中でもすぐに見つかった。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO フラッシュFL-900R

でっぷり!貫禄十分な体格になっている。

0614ヤママユ-3146380.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO フラッシュFL-900R

孵化したのは4月7日だから、これまでの幼虫期間は68日間にもなる。
終齢(5齢)に脱皮したのはおおよそ先月の半ばなので、終齢期がすでに一ヶ月となった。通常、一ヶ月で熟齢となるので、そろそろ繭を紡ぐ日も近いと言えるだろう。
同じクヌギに少なくともあと2頭はいるはず、もし無事に成長していたら、、、。

今日も台座で雨に濡れながらじっと休憩していた、リンゴドクガ幼虫
毎日、覗きに行くので仕事部屋からクヌギの根本まで、けもの道ができてしまった。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
posted by やまかます at 20:59|

2022年06月06日

うんちのしわざに教わる

三股町

昨日から降り続いた雨で、路面に並べてあった糞(ヤママユ幼虫の)はぜんぶ綺麗に流されて無くなっていた。

ところが、、、、、、、

ほぼ同じ箇所に、昨日のより一回り大きなしかも新鮮な!糞が、数個散らばって転がっていた。
これもまた一つ一つ拾い集めて並べてみた。路面に這いつくばって撮影している目の前に、コロン〜!!と新たな糞が落ちてきた(写真画面一番奥の糞)。「ココニ、イルヨ!」と言わんばかりに、、、、、

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

「おお!やっぱり生きてたんだよ〜」

クヌギの梢を見上げるも逆光でよくわからない。双眼鏡で葉っぱを一枚一枚丁寧に覗いてみていくと、いました!
地上高3メートルの高さに。

ヤママユの幼虫(画面左が頭)。
0606ヤママユ-6063342.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO GODOX TT350

枝葉に姿が溶け込んでいてそれと知らなければまず見落としてしまうだろう。もっとも幼虫から少し離れた枝の葉が数枚消失しているのが手掛かりにはなる。
先月中頃に姿を見失った時点では4齢だったが、今は立派な終齢幼虫だ。他の2頭はどうだろう、どこかにいるような気がする。

あらためて落ちていた、そして落ちてきた、うんちに感謝します!

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350

で、、、、ふと目線を隣のクヌギの梢に移せば、まるで待っていたかのように、リンゴドクガの幼虫が。今日までずっと気づかなかったとは、、、、。

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数枚の葉を糸束で綴じ合わせているのは、営繭の準備ということだろうか。
このあと夕方、6時半に見た段階でもまだこのままの状態で繭作り作業は進んでいなかった。
さて、明日にはどうなっているだろう? 他にもいないだろうか?

イチイガシの根本近くにいた、ウスベニスジヒメシャク

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350×2灯

Timandra属には数種類いて特にフトベニスジ、コベニスジ、ウスベニスジの3種はよく似ていて区別は難しいようだ。食草はタデ科のミゾソバなど。
ふと3年前の6月17日の記事でおそらく同種を「ベニスジヒメシャク」と誤同定していたことに気付いたので訂正します。
posted by やまかます at 20:53|

2022年06月05日

アジサイ食うイモムシ

三股町

午前5時45分、公民館の一斉清掃に出向く。昨年までは地区6支部を3ブロックに分けて作業を分担していたけど、高齢化などで支部によっては人数が減って分担が成立しなくなって、今年から全支部が毎月総出で作業することになってしまった。5月〜8月まで毎月、この一斉清掃作業に各家庭から一人づつ(80歳未満で)参加しなければならない。冠婚葬祭以外の理由で欠席すると罰金を科せられる、今時珍しい地区とも言える。

さて、熊手を担いで家を出た足元の路面に糞がいくつも落ちていた。見上げた位置にはクヌギの梢が広がっている。糞の大きさ、形状、落ちていた場所などから、これはヤママユ幼虫のしわざと推測できる。
このクヌギでは観察を続けていたヤママユの幼虫3兄弟が、先月17日に忽然と姿を消している。その幼虫たちが高所に移動して今も生き残っている可能性もあるように思えてきた。1時間みっちり一斉清掃作業に励んだ後、糞をかき集めて写真撮影をしておいた。いづれまた幼虫を探してみよう。

0605うんち-3055991.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

クヌギの梢を見上げていたら、キマダラカメムシの幼虫たちがいた。
1頭だけがちょうど脱皮を終えたばかりの初々しい姿をしている。卵殻があり、幼虫は1齢と2齢がいたが、幼虫の数が卵殻の数より1頭少ない。

0605キマダラ-6053287.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

キマダラカメムシの近くで、キエダシャクも見つかった。
今年はよく見かけるのだけど成虫がいるなら幼虫も見つかるはずで、しっかり探していなかったなあ、と反省。

0605キエダシャク-3056017.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

先日、仕事部屋のすぐ横のアジサイで食痕を辿って見つけた、ミスジビロードスズメの幼虫。体長5センチほどだから終齢かな。
成虫の姿を見たいので飼育することにした。

0605ミスジビロード-3056046.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

目玉模様は盛り上がって目立つ。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 20:09|

2022年06月01日

似たもの同士

三股町

クリ花の香りが漂い、遠目にもたくさんの虫で賑わっているのがわかる。
いよいよ梅雨のシーズン間近。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ホリカワクシヒゲガガンボのオスが、クヌギ葉上の水を舐めていた。

いつもは飛び続けていてファインダーに捉えるのも容易ではないが、今朝は葉っぱへの接吻がしばらくの間忙しく続いてなんとか撮影できた。できたとは言っても、風で葉っぱが大揺れでピンボケがほとんど。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

このあとで出会った、カノコガの姿がホリカワクシヒゲガガンボとダブって見える。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

オオカマキリ幼虫が脱皮していた。ステージは3、4齢辺りだろうか。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

先日、ヒヨドリが次々と啄んでいた、ツルコウゾの果実。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 21:00|

2022年05月17日

赤い髭長蛾〜ベニオビヒゲナガ

三股町

日中、林縁の梢で休んでいるゲンジボタルの数が日に日に増えてきた。

ホタルのシルエットを仰ぎみているうちに、ベニオビヒゲナガのオスも見つかった。

過去の観察を振り返ると、概ね5月の半ばから末にかけて目撃しており、それ以外の時期では全く見ない。見つかる場所も林内か林縁であり、樹上に佇んでいることがほとんどで、明るい草地にはまずいない。花などで吸蜜する姿や何らかの採餌行動の観察も皆無だ。
学研の日本産蛾類標準図鑑によると本種の食草はわかっていないようだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350 

ベニオビヒゲナガは敏感で迂闊に近づくと逃げられてしまうことが多い。望遠レンズで撮影したあと、そっと枝ごと引き寄せて短焦点マクロレンズで再度撮影しようとしたが、やはり逃げられてしまった。

諦めきれずに梢をあちこち探していると、クリの葉裏にリンゴドクガの若い幼虫がいた。
他にもいないか卵殻などないか?とさらに探してみたけれど、成果無し。
このまま時々、成長の様子を見てみたいとは思うが、昨日載せたヤママユ3兄弟は今日になって3頭とも忽然と姿を消してしまった。予想通り高い梢に移動して見つけづらくなったのだと思う。天敵の脅威もある屋外で継続観察するのは難しい。

0517リンゴドク-3174122.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

ノアザミでカラスアゲハのメスが吸蜜していた。よほど飢えているかのようで花から花へと休む間もない。ノアザミの群落ではモンシロチョウとモンキチョウがこれも入り乱れるように飛び交っていた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 

午後5時過ぎ、仕事部屋でパソコン作業を見守っていると、窓の外にアシナガバチのシルエットが見えた。

角材の表面を削って巣材を集めている。この場所の角材はよほど削り易いのか巣材に適しているのか、毎年必ずアシナガバチが通ってくるので、すっかり削り跡が模様になって残っている。
写真は口いっぱい巣材を咥えて、飛び立ったところ。

で、午後8時、、、、、、、、。

暗くなった外から、カリ、カリ、カリ、、、、と音がする。
今夜はなんだ!? と懐中電灯で窓越しに照らしてみれば、ネコが角材で爪研ぎをしていた。
なるほど、角材の下の方は見ていなかった。

0517アシナガ-5177163.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO



posted by やまかます at 20:46|

2022年05月16日

ヤママユ3兄弟

三股町

倉庫裏のハナウドが開花したのはつい数日前のこと。2メートル超まで伸び上がるのを毎日のように眺めていた。
この場所にハナウドが生えていることを2年前の今頃、初めて気付いたのだけど、昨年は茎を伸ばすこともなくもちろん花を見ることもなかった。何でだろう?成長の途中で何らかのアクシデントがあって茎が折れたとか?
今日は小雨もパラつき気温も上がらず、日差しも無く、訪れる虫の姿はほとんど無かった。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

クヌギのヤママユ3兄弟は順調に育っており、今は銀バッチを付けた4齢。毎日、手近な葉っぱを引き寄せては食べ、ほとんど移動していない。食べる量も速度も増してきたので、そのうち葉っぱが足りなくなって引っ越しをするだろうからその時は見失わないよう気をつけねば。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

庭のサクラでじっと佇んでいたのは、オドリバエ類の一種だろうか。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro


庭の人工池から弱々しく飛び立ち、アジサイに縋るように着地した、ハラビロトンボ
人工池には羽化殻があった。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

昨日の午前中に羽化したヤブヤンマはそのまま今日の午後過ぎまで留まっていた。
最後に見たのは午後2時半頃(写真)で、その次覗きに行った午後4時過ぎには姿を消していた。
昨日よりさらに寒く屋内でもずっとパーカーを着込んでいた程だから、ヤブヤンマも動くに動けなかったのだろう。

0516ヤブヤンマ-5166265.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 21:29|

2022年05月15日

リンゴコブガ幼虫

三股町

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

昨日の午前中に撮影したコガネムシが、今日も同じクサギの葉上にそのまま残っていた。気温が低いせいで動けないのだろうか、触角だけはほんの僅かだけど動かしていた。

クリの葉裏に、リンゴコブガの幼虫がいた。すぐそばに脱皮殻が残っているが、幼虫の姿も脱皮殻かあるいは鳥の羽毛のように見えて生きている毛虫には見えない。
予備知識がないとうっかり見過ごしてしまうところだが、脱皮ごとに頭殻を残しそれを弓状に積み上げるので一度憶えるとその特徴的な姿は逆によく目立つとも言える。写真の幼虫では8個の頭殻が見えるので、8回脱皮した9齢とわかる。
0515リンゴコブガ-5155918.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

午前10時18分、林の中に設置してある人工池でヤブヤンマが羽化していた。
今春第一号かと思いきや池から少し離れたササにヤゴの抜け殻が一つだけ見つかった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

薄手のパーカーを羽織るくらい気温が低く、翅を広げたのは午後5時過ぎてからだった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 18:15|

2022年05月08日

謎のヤガ??→→→ スソミダレアツバ

三股町


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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

昨日の午後、サラサヤンマ♂が占有飛翔をしているところへメスが飛来して、あっという間にオスがメスを捉えて「キ」の字になった所までは見届けた。けれどその直後にカップルの姿を見失い、近くの梢などを探してみたが見当たらず。林のへりをウロウロ探していたら、頭を下向きにして葉表に静止している蛾がいた。

最初はトビイロトラガかと思い久しぶりでもあったので撮影してみた。
撮影しているうちに、「アレ!? 雰囲気は似ているけど、トビイロトラガとはまったく違うじゃない」となった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

いかにも想像力を掻き立てる、怪しい姿。何かに擬態しているようにも見えるし、目玉模様もあるようだし、いったいこれは、何者だろう!?

*後日、本種の種名についてご教示をいただきました。お知らせいただいた方々にお礼を申し上げます。

本種は、ヤガ科 シタバガ亜科 スソミダレアツバ Pilipectus prunifera (Hampson,1894) と判明しました。

これまでの採集記録は、山口県萩市、宮崎県宮崎市、鹿児島県志布志市などで、生息分布はきわめて局地的らしい。
食樹は、タブノキ。
宮崎県の記録は、宮崎市と日南市で稀とあった
(今坂正一 監修、岩崎郁雄 編『宮崎県昆虫目録 2020』:宮崎昆虫調査研究会 )。



※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp  (アットマークは@に)
posted by やまかます at 21:31|

2022年05月07日

帰ってきた、オオミズアオ

三股町

眠に入っているヤママユ幼虫3兄弟をチェックした後、仕事部屋のすぐ外にあるビワにオオミズアオを見つけた。

翅の傷などから、先日深夜、玄関の門灯に飛来したオスと同じ個体だろう。
昨夜は仕事部屋の外灯に飛来して、そのまま居残ったようだ。

0507オオミズアオ-5073106.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

このように日中じっとしているオオミズアオなど、大型蛾類の多くは触ったりして刺激を与えると、まずは地面に落下し、そのあとは狂ったように翅をバタつかせて最悪、翅がボロボロになるまで暴れることがある。そんな時は慎重に手で掬ったのち速やかに上空へと投げ上げてやると、力強く舞い上がってより安全な場所へと自発的に移動させることができる。


庭を歩いていると足元からカサカサと翅の擦れる音がして、そのすぐ後にシオヤトンボの交尾カップルが花壇の石に着地するのが見えた。
ゆっくり近づいてからそっとしゃがみ込んでカメラを構えた途端、飛び去ってしまった。
しゃがむという動作が刺激を与えることは承知していたが、撮影アングルを選びたかった。けれど逃げられてはどうしようもない。
カップルは隣の耕作放棄された荒地に舞い降りたので、急斜面を慎重に降りて近づき、今度は撮影できた。

0507シオヤトンボ-5074252.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 21:44|

2022年04月28日

赤と黒

三股町


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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

緑葉が見る見る濃くなる中、ノアザミの開花が盛んになり彩を添えてくれる。

そう言えば、ノアザミの冬のロゼットを、飼い犬のチョロは嫌がって避けていたことを思い出す。
犬の頑強な肉球であってもあの棘は痛いようだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 (トリミング)

セグロベニトゲアシガは、ベニボタル類に擬態していると言われている。

本種の幼虫は、ゴイシシジミ幼虫と共に、ササコナフキツノアブラムシやカンシャワタムシなどの、白いワックスで覆われたアブラムシコロニー傍で見つかる。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

小さな光らないホタル、オバボタルが、交尾していた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO GODOX TT350

このところ毎晩のように灯りに飛来している、スジベニコケガ

朝早く、クヌギの高い梢で交尾カップルを見つけた。本種の交尾は例年今の時期にはよく見かける。
posted by やまかます at 20:13|

2022年04月20日

普通種ではあるけれど、13年ぶり

三股町

クヌギで育っているヤママユ幼虫(2齢)は3頭。ところが今日は2頭しか見つからない。
天敵に食べられたか、移動したか?
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 

餌の葉っぱが豊富であればむやみに移動はしないはず。これはマズイかな、と少し離れた上の枝を舐めるように見ていくと、いました!3頭目が。そうか、理由はわかならないが居場所を替えたようだ。
他に見落としがないか梢を見上げていると、目に懐かしい縞模様のメイガがいた。

チビスカシノメイガだ。

本種を撮影したのは実に13年前の2009年6月30日

それ以来、出会った記憶がない。記憶がないだけかもしれないが、、、、、。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 21:10|

2022年04月11日

帰ってきた、ヨツボシホソバ

三股町

朝から久々の雨。気温も15℃前後まで下がった。

庭のコナラの幹に、ヨツボシホソバの幼虫がいつの間にかいて地衣類を食べていた(昨日、10日に撮影)。
2月にクヌギにいた幼虫はその後、パッタリ姿を見ていなかった。どこでどうやって寒さに耐えていたのかわからないが、春めいてきて活動を再開したようだ。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

カラスザンショウの朽木で見つかった、アカハネムシ類の蛹。
羽化はもうすぐだろう。
それにしても、真横に突き出した脚の畳み方は何だろう。脚を体に密着させた方が何かとリスク回避になるようにも思えるが、もしかして樹皮下という狭い空間に暮らし、そこで扁平な体型になっていることが脚の格好にも影響しているのだろうか。

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 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 深度合成

posted by やまかます at 20:38|

2022年04月07日

天蚕の旅立ち

三股町

午前6時半
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

コナラの若枝に、キマエアオシャク幼虫を見つけたのは数日前のこと。ステージは亜終齢だろうか。
アリが乗っかったり、触ったりしているが、幼虫は全く動じない。芽吹きのタイミングに同調して成長しているようだ。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

こちらは、クヌギの小枝にいたキマエアオシャクの中齢幼虫。
同じ木に2頭いて、もう一頭は脱皮直前の眠に入っている。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

本日の午前中に、ヤママユの卵が孵化した。全部で25個の卵殻が残っているが、クヌギの若葉で見つかった幼虫は、2頭のみだった。この卵は昨年、9月に夜間灯火に飛来した母蛾から採卵したもの。
多数の幼虫たちはクヌギの高い場所へと無事に移動できたものもいるかも知れないし、途中で天敵の餌食となったものもいることだろう。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

昨日まで観察していたゴマダラチョウ幼虫は、今日の夕方になっていなくなっていた。蛹化場所を探し歩いてエノキ(私の身長ほどの若木)から離れてしまったのか、周辺をかなりしつこく探してみたけれど見つからなかった。

夕方、花壇に水やりをしている嫁さんに話しかけていたら、足下のレンゲにベニシジミが来ていた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 

午後5時50分
すっかり日が長くなった。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

posted by やまかます at 20:07|

2022年03月29日

ナンカイキイロエダシャク、登場

三股町

昨年の春、ナンカイキイロエダシャクが灯りに飛来したのは、4月10日だった。

今年は昨日の28日に飛来していた。今回もイチイガシに移動させてみたが、芽吹きはもう少し先になる。
薄檸檬色のエダシャクは、隠れ場所を心得ているかのようだ。いつの間にか若芽の裏側に溶け込んでいた。

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 OM-1  ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

朝一番、雨音で目が覚めた。ずっとデスクワークに集中できて良いのだけど、体がガチガチに固まる。そんな時、窓の外から聴こえるウグイスの囀りに体が反応する。
囀りが近いと「オ!来ているな」と、開放感に浸りたいこともあってカメラを担いでそっと窓辺に立つ。少しは肩ほぐしにもなる。
今日は、居間の窓からすぐ見えるイヌビワの梢に何度も来ていた。

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イヌビワの冬芽もほころび始めた。
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 OM-1  ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

花壇にはカワラヒワの番いが来て、しきりと地面で採餌していた。
ちょいと伸びをして、ご自慢の鮮やか尾羽を披露してくれた。
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 OM-1  ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

<カメラザックの中身>
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  E-M1X  ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

撮影の基本スタイルはカメラザックを担いで歩くことが多いのだけど、ここ最近は(冬場)ほとんどこのスタイルで動くことは無く、メインカメラを首からぶら下げ、ショルダーバッグに小道具と2台目カメラ、交換レンズ2本程度、という身軽な格好で仕事をしている。

カメラザックの中身は、中央にでっかい望遠ズーム150-400mm、レンズはこれ以外に、
40-150mm、8-25mm、60mmマクロ、の3本。カメラは、OM-1とE-M1 マーク3、ストロボGODOX TT3502台、マクロフラッシュSTF-81台、他ディフューザー、などと機材はかなり切り詰めて、総重量は、約8キロ。
カメラザックに入り切らない小道具とバッテリーなどはショルダーバッグに納める。場合によっては3台目のカメラも持つ。
今抱えているうちのある仕事(来年刊行予定)では敷地内で撮影できるものも多く、さらに周辺に足を伸ばしてもせいぜい1キロ圏内だと、カメラザックを背負うことはほとんどない。

また年内刊行予定のある一冊の本の撮り下ろしでは、敢えて生活圏内(片道車で20分以内)で行うことに拘っている。これは読者の子供たちが日常生活の中で実際に追体験できるであろうことを想定して本の構成を組んでいるからだ。
もちろん経費節減を心掛けていることも理由の一つにある。

posted by やまかます at 20:25|

2022年02月28日

春の妖精

三股町

朝一番、仕事部屋の外灯周辺を見て回る。
そろそろかな、と思っていたらやはり!

トビモンオオエダシャクのオスがイチイガシに止まっていた。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 深度合成

翅の縁はかなり痛んでいるが、羽化してからの日は浅いように見える。
過去の飛来データを見る限り、今日という日付は例年並みと言える。
ちなみに我が家での過去データを「ひむか昆虫記」から拾い出してみると、

2011.3.21 ♀(愛媛県松山市)、2013.3.6 ♂、2015.2.24 ♂、2016.3.1 ♀、2017.3.4 ♂  

トビモンオオエダシャクの出現期は早くても2月下旬。

朝早くから庭に出入りするシロハラが少なくとも3羽いて、餌場の争奪戦なる様相を窓越しに観察できる。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO MC-14

使い始めてまだ1週間程度だけど、M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO の描写が素晴らしく良いことに感動の日々。まあお値段だけのこともあって良いのは当たり前かもしれないが、レンズの描写性能でゾクゾクするほどの感動を得たのは久々かと思う。前々から噂は聞いていたけど、実際に使ってみるともうこれは手離せない。事前試用もせずいきなり発注してしまったけど、懐具合を傷めたことを十分過ぎるほど癒して尚且つ、(ちょっと盛り過ぎかもしれないけど)明日への活力さえこのレンズから貰っているような気がする。
posted by やまかます at 20:04|

2022年01月31日

春の兆し

三股町

近所のあちこちの畑ではナズナの白い絨毯が賑やかだ。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

ナズナ-1310705.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

スイバやギシギシの葉も心持ち立ち上がっている。
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

昼過ぎにはルリシジミのメスが風に逆らうように舞っている姿にびっくりした。しばらく追いかけたが、高く舞い上がって見失ってしまい撮影はできなかった(都城市 早水公園)。

クワエダシャク幼虫は例年、近所の同じ桑の木で探さなくてもすぐに見つかる。
夕方の散歩コースで。

添い寝型
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

延長棒型
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

首折れ型
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

昨年から継続観察している、イチイガシのサツマヒメカマキリ幼虫の今日。
サツマヒメカマ-1310691.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
posted by やまかます at 19:51|

2022年01月25日

天蚕と山叺の卵

三股町

午前8時
今日も朝から曇り。今にも雨が落ちてきそうな一日になった。
朝と夕-1250088.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

林床のあちこちに、カラスザンショウの落果が多い。
鳥たちにとっては貴重な食糧の一つだ。
カラスザンショウ果実-2258926.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

傘を並べたような、ヒメウズの葉。

ヒメウズ-2258920.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

さて、ある方から、ヤママユ(天蚕)ウスタビガ(山叺)の卵の識別法についてのお尋ねがあったので、
両種の卵を並べて比較してみた。写真左がウスタビガ、右がヤママユ。

ウスタビガヤママユ卵-.jpg
 OM-D E-M5 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 深度合成

ウスタビガの卵は写真のようにメスの繭上で見つかることが多いけれど、もちろん食樹の枝にも産んである。
両種の卵は一見して、大きさ、形の違いが分かる。ウスタビガは楕円形で俵型、ヤママユは丸型。
まあこのように並べてみれば歴然とはするが、野外の枝先で実際に見つけたときは、経験がある程度ないと迷うかもしれない、、、かな?

卵の表面には黒い模様がどちらにもあるが、これは産卵時に卵を包むように分泌される液体が乾いたものだ。
液体は最初、無色透明だが空気に触れているうちに黒く変色し、粘着性が次第に強まり、卵を枝や繭にガッチリと固着させる。
この産卵液とも言える糊状物質は、卵表面を覆う濃さの違いからか、見た目の黒っぽさの違いになって見える。
やけに黒い卵があったり、逆に白っぽい卵もあるわけはそういうことだと思う。

ウスタビガ卵殻表面の黒い固形物を一部、水で濡らしながら柄付き針の先で丁寧にこさげ落としてみた。

まずは、落とす前。

ウスタビガ卵-02.jpg
 EOS-M5 MP-E65mmF2.8 1-5×マクロフォト 深度合成

こさげ落とした後。
針先で傷がついてしまった。

(※ 「こさげ落とす」「こさげる」という言葉使いは、愛媛の方言の一つで「こすり落とす」という意味です。
体に染み付いていた方言が無意識のうちに出てしまいました。自分で久しぶりに使ったかと思います。)
ウスタビガ洗浄卵-01.jpg
 EOS-M5 MP-E65mmF2.8 1-5×マクロフォト 深度合成

卵の表面には無数の微細な窪みが並んでおり、その窪みに入り込んだ糊状物質まで除去するには、別の手段が必要になる。

天蚕(ヤママユ)飼育では、採卵したあと、卵の表面についた糊状物質を、高度さらし粉(次亜塩素酸カルシウム)を使ってほぼ完全に除去洗浄している。病原菌などから卵を守るためで、洗浄した後の卵はほぼ純白になる。


午後5時前になって、ようやく日の光を拝むことができた。
明日は晴れるようだ。
朝と夕-1250108.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
posted by やまかます at 20:19|

2022年01月23日

まだ少し先のことだけど、、、、アカスジアオリンガ春型♀

三股町

昨日拾った繭を眺めていて、そう言えば一昨年の春に成虫を撮影したことを思い出した。

2020年3月17日に自宅林で撮影した、
アカスジアオリンガの春型メス

アカスジアオリンガ-3170112.jpg
 OM-D E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45/F2.8

止まっている木は、ヤブムラサキ。

メスの前翅のへりはほんのり朱色を帯びている。
アカスジアオリンガ-3170103.jpg
 OM-D E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45/F2.8

アカスジアオリンガ-3170101.jpg
 OM-D E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45/F2.8

春型のオスは、2010年2月27日のこちらの記事に載せてあった。

雌雄は別種かと思えるほど翅の色模様が違っている。
さらに、夏には衣替えした夏型世代が登場するし、近似種のアオスジアオリンガもいてなおさらややこしい。

※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp  (アットマークは@に)
posted by やまかます at 21:09|

2021年12月24日

繭の中は快適空間〜ギンシャチホコ

三股町

先日、コナラの幹で見つけたギンシャチホコ繭の内壁はこうなっている。

ギンシャチホコ繭-2248508.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX D300(深度合成)

油紙のような艶々で、これなら蛹の体をやんわり抱いてくれるだろう。
糸と糸の間に何かしら防水加工がされているようだ。

蛹は前回にも載せたように繭の天井(幹への接着面とは逆)側に腹部をむけている。
ギンシャチホコ繭-2248572.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX D300(深度合成)

去年の12月に見つけた繭は、ヤブニッケイの幹に張り付いていた。
すぐ隣にクリがあるので幼虫はクリで育ったのだと思う。
蛹には小さいけれど、尖った槍のようなツノがある。羽化時、繭壁の脱出口を開ける道具になるのではないだろうか。

今日は朝から雨模様となり、一日中、デスクワーク。
所用で昼前、街中に出ると小学生や中学生の子供たちが下校している姿があり、そうかもう冬休みかと気づいた。

※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp  (アットマークは@に)
posted by やまかます at 20:07|

2021年12月19日

ギンシャチホコ、繭の運命

三股町

雲の流れが速く、どんより曇っていたかと思えば一瞬にして青空が広がったり、の繰り返しだったが、
気温はかなり低め。日が高くなっても畑の霜柱がしばらくは残っていた。

画面右端クヌギの樹上ではカワラヒワの群れが羽を休めている。
ハヤニエ-3190873.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

草もみじの、ワレモコウ
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

クマイチゴ(落葉低木)
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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

庭のクヌギの根元近くに、ギンシャチホコの繭があった。
繭はおそらく、今夏、7月に紡がれたものではないだろうか。

このクヌギでは7齢まで成長過程を継続観察していたのだが、かなり成熟した段階で姿を見失っていた。

ギンシャチホコ繭中-3190909.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

繭上部には羽化の際に突き破った脱出口が空いていたので、無事に成虫となって旅立ったようだ。
繭糸には樹皮が細かく掻き取られて練り込まれたようになっているので、樹皮にそっくりで隠蔽効果は抜群。
しかも繭壁は多重構造で堅牢にできており、海辺の岩牡蠣のように樹肌にガッチリ張り付いている。
ギンシャチホコ繭中-3190926.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

先日、コナラの幹で見つけた繭2個を開けてみると、
一つには蛹が(画面右)、一つには寄生バチの繭が入っていた。
同じコナラの幹に上下に並んでいたもので、外見からしても同時期に営繭したものだろう。
ギンシャチホコ繭中-2197920.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX DE300

ギンシャチホコは年2化で蛹越冬。
クヌギで見つけた繭は第2化、そしてコナラで見つかった2個は第1化だろう。

posted by やまかます at 17:19|

2021年12月14日

「の」の字型イモムシ

三股町

近所の公民館の植栽にはサネカズラ(ビナンカズラ)の蔓が茂っていて、赤い果実が見頃となった。

サネカズラ-2147882.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

高所に垂れた果実を見上げていたら知り合いの方が通り掛かって、

「あれ?こんな高いところにあったんだね。気付かなかったわ。綺麗ね」

「花も綺麗ですよね」と応えた私だが、
花の時期は例年見落としているので、来年こそはしっかり見ておきたい。

先日、シジュウカラがクヌギの梢でヤマトカギバ幼虫を啄んでいた。

折り重ねた葉の隙間から器用に引っ張り出していた。虫にしてみればいくら身を隠しても安全とは言えないわけだ。
蛹越冬のはずだが、まだ幼虫がいることをシジュウカラから教わったので、
気にかけていたら仕事部屋のすぐ脇にあるイチイガシの葉上にチョコンといた。
近くの葉には食痕があった。

まずは自然光のみで撮影。
ちょうど朝陽が低く射していて、日向と日陰のコントラストがキツい。
ヤマトカギバ幼虫-3140344.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

上写真でもかまわないけど、ストロボ光を少し加えて、画面左の影を明るめにおこしてみた。
ツインマクロフラッシュの左側発光部だけを弱めに照射。葉表面の白いテカりを抑えることができた。
ヤマトカギバ幼虫-3140345.jpg
 OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8+自作ディフューザー


〜ストロボ機材について〜

ツインマクロストロボがない場合は、カメラからストロボを離して任意の位置から照射する。
最近は無線コントロールで遠隔発光できるストロボシステムが色々選べるので便利になった。

私はGODOXのストロボTT350と、コントローラー(フラッシュトリガー)のXPro Oを主に使っているが、ケーブルもなく取り回しがいいのだけど、コントローラの電源管理(単三2本)も必要なのが欠点と言えば欠点。
キャノンの新しいミラーレスカメラシステムでは、このコントローラの電源もカメラボディから供給される方式になってしかもかなり小型化している。そういう時代になったかと感心するのだが、キャノンの新しいミラーレスカメラは結構なお値段。
電源がストロボ本体1箇所で済むツインマクロフラッシュは手軽さはあるけれど、ケーブルが邪魔と言えば邪魔、、、、、まあ、それぞれの機材には一長一短がある。現場の状況などにより使い分けている。


posted by やまかます at 19:48|

2021年12月09日

秋のキリガだけど、、、

三股町

一昨日の夜、仕事部屋の外灯に飛来した、ウスキトガリキリガ
例年、11月中ば〜末頃に見かけるキリガだが、まだ活動しているようだ。

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OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

夜の樹液に来るようだが、まだ見たことがない。
口吻を時折、忙しく振り回していた。夜の活動しているところを是非見てみたい。
ウスキトガリキリガ-081381.jpg
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 深度合成

午後4時

洗濯物を取り込んでいると、林からコゲラのドラミングの音が聞こえてきた。すぐ近くのアカメガシワで朽ちた太い枝を突いている姿もすぐにわかった。急いでレコーダーを準備して、そっと近くに忍び寄り録音してみた。
時々、ヒヨドリの囀りも加わり、しばらくして下の池からカワセミの囀りも入ってきた。
結構、長いことドラミングは続いた。

写真はコナラで採餌中。
コゲラ-2097243.jpg
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

オオスズメバチが来ているコナラの樹液は今日もどっぷりと出ているが、
よく見るとどうやらシロスジカミキリの産卵痕のようにも見える。
写真は午前10時半に撮影。
樹液コナラ-2097151.jpg
OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

ウスキトガリキリガなどが来ていないか、夜の樹液も観ているが来ているのはフクラスズメのみ。
フクラスズメは毎夜、4頭前後はいる。
そして今夜は、オオスズメバチが6頭も残っていた。残っているというより、巣に帰れなくなったのではないだろうか。
皆じっと佇んでいる。
フクラスズメが夜間普通に活動しているところを見ると、昼間に何らかの弾みでモズに出くわすこともあり得るのだろう。
posted by やまかます at 20:31|

2021年11月26日

アカイラガ幼虫

三股町

まだ緑葉が残るクヌギを見上げていたら、アカイラガの幼虫がいた。

食べ痕の様子から、主脈を残して葉っぱ一枚をほぼ綺麗に食べきったようだ。
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先日、見つけた幼虫は土と一緒に容器に入れておいたら、土中で繭を紡いでいた。
黒土と同じ色をしているので、繭を見つけ出すのには意外と時間が掛かった。
長径1センチのほぼ楕円形。
アカイラガ繭_260426.jpg


車で走行中、開いていた助手席窓からキタテハが飛び込んできた。
飛び込んだ瞬間、バシッと音がした。
ちょうどカーブ手前で減速していたけど、時速40キロ以上は出ていた。
キタテハ-260003.jpg

しばらくこのまま同乗して、昼食で立ち寄ったうどん屋の駐車場で外に解放した。
以前、キアゲハが飛び込んできたこともあった

明日開催予定の観察会下見で都城市の志和地の森を歩いてみた。
キタテハ-260005.jpg

上空を多数のミヤマガラスが旋回していた。
なんかあるな、と眺めていると、オオタカが一直線に飛び去って行った。
キタテハ-260020.jpg


エノキにはゴマダラチョウの幼虫がいた。さて、明日、子どもたちが見つけてくれるかな?
キタテハ-260012.jpg

キタテハ-260018.jpg


〜使用機材〜
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 19:37|

2021年11月07日

鳥の糞もどき

三股町

今日はよく晴れて、桜島の眺望も拝めた。
梶山小学校裏から。
桜島-3073050.jpg


ノササゲの豆果が弾けていた。
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カラスウリ
小学校理科の教科書で初めて知った頃、カラスウリの赤い果実に憧れたものだ。あの独特な香りも良い。
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カラスウリ-3073026.jpg

成虫越冬の、ホソミイトトンボ
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マユアタテアカネ
背景はヌルデの紅葉。
マユタテアカネ-3073004.jpg


都城市 山之口町

ハゼノキの葉をヘリから食べていた(蚕食とも言う)、クロモンカギバの幼虫。
クロモンカギバ幼虫-3073111.jpg

少しでも異常な振動を感じると、体を丸めて糞に化ける。
クロモンカギバ幼虫-3073120.jpg

若齢幼虫は葉の先端から食べ始め、
しかも葉を齧って萎れさせるという偽装工作まで施しているようだ。
産卵位置も先端部なんだろうか?
クロモンカギバ幼虫-3073121.jpg


今年のウラナミシジミは、例年に比べて多いように感じる。
ウラナミシジミ-073057.jpg


〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 18:11|