2019年07月21日

ツマキシャチホコ

朝からずっと降ったり止んだり。
その間隙を縫ってアゲハやモンキアゲハが庭の花壇に来ていた。
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午後5時を過ぎた頃になってようやく雨が止み、わずかながら陽射しも出た。

まるでハチマガイスカシバ、そっくり。
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オオフタオビドロバチだ。

ススキにはアカハネナガウンカの姿が増えた。
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クヌギ林の林縁ではツマキシャチホコの交尾ペアがいた。オスに比べてメスはかなり大きい。
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ツマキシャチホコは毎年多いが、こうして交尾を見るのは初めてだ。

さんざん迷って、薄暗い林縁に落ち着いた、ミヤマカラスアゲハの♀
ミヤマカラスアゲハ♀IMG_9101.jpg


5メートルほど右隣にはカラスアゲハのオスが先にねぐら入りしていた。

背丈の高い草原ではキリギリスが体を日乾ししていた。オスもメスも。
一瞬、コガネグモと見間違えたほど、ナガコガネグモも大きく成長していた。



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2019年07月20日

クロシタシャチホコ

16年前のCD-Rから写真データの読み出しを試みたが、iMacでは認識できなかった。
しかもDVDドライブからディスクを取り出せなくなり、「再起動+マウス左クリック長押し」でなんとかディスクの吐き出しはできた。

そこでWindowsのノートPCで読み込み、そこからデータをiMacにコピーできた。
これだけの作業で結構時間を浪費したけれど、CD-RとかDVD-Rに保管してある古いデータはできるだけハードディスクに吸い上げておいたほうがいい。特にCD-Rなどは10年も経るとデータを読み出せなくなる。
10数年前まではデータのバックアップにDVDやCDを使っていたが、これらのメディアは恒久性という点では弱すぎる。容量も少ないので早々と使わなくなってはいたが、、、。

昨夜のライトに飛来していた、クロシタシャチホコ

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後ろ翅は薄茶色。
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クロシタシャチホコの食樹はツバキで、庭で毎年発生している。
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2019年07月19日

オオツバメエダシャク

昨夜、ライトに飛来したオオツバメエダシャクのメス。

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4年前、2015年7月に撮影していたオスは、こちら。
オオツバメエダシャク♂-4756 (2).jpg


とびっきりでっかいシャクガなので、幼虫の姿も見ておきたくなる。
図鑑によると幼虫の体長は6センチ。

植樹はクスノキ、シロダモ、サネカズラ、など。
さっそくシロダモとサネカズラの水差しを添えて、採卵を試みることにした。
産卵してくれるだろうか?
卵はどんな色だろう。
オオツバメエダシャク♀-3894.jpg


トイレに置いてあった電波時計が止まってから一ヶ月。
止まった原因は、電池漏れだった。
新規に買い直すことも考えたが、やはり勿体無い。
昨日、仕事に取り掛かる前に、まずはこの時計の修理を片付けておいた。
時計IMG_3836.jpg

分解してまずは電池室の端子を取り外した。
電池室は電池から漏れ出た水色の溶液で汚れていたので、これを出来るだけ綺麗に拭き取った。
狭い隙間にも入り込んでいるのでかなり時間が掛かった。端子もできるだけ丁寧に磨いた。
もちろん、分解してすぐに回路が活きているかの通電テストも行なった。

端子を元に戻して、配線をハンダ付けした。ハンダ付けは苦手ではあるけどなんとかなった。

千円前後で売っている電波時計ではあるが、修理できるのであればそれに越したことは無い。
どうやら安い電池を使ったのがいけなかったようだ。電池は高くても信頼できるものを使いたい。
時計IMG_3839.jpg




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2019年07月18日

ムナブトヒメスカシバ

気分転換と運動を兼ねて外に出てみると、とんでもなく蒸し暑い。
朝から雨だったので家の窓は全部締め切っていたが、カラッとした室内との湿度差が大きい。
おまけに雲間から急に陽射しも出て、路面から蒸気が上がってくる。

先日から顔馴染みとなったコガネグモの網には、ウスバキトンボが掛かっていた。
コガネグモIMG_3841.jpg

お腹が減っていないのか、少し糸を掛けただけで獲物に手をつけた様子がまったくない。

コガネグモの巣網から少し離れた草むらで、弱々しく舞うスカシバがいた。ヒメアトスカシバより小さい、
ムナブトヒメスカシバのメスだ。

ムナブトヒメスカシバ♀IMG_3854.jpg

前脚をアンテナのように突き上げた独特なポーズ。
本種の幼虫はノイバラや園芸のバラの茎内で成長するようだ。

フワリと飛び立ってもすぐ近くに着地する。
小さいから少しでも寄ろうとすると、フワリ。それを繰り返しているうちに、
どんどん足場の悪い藪に踏み込むことになる。
短パンにサンダル、という軽装のまま撮影を優先した。

先日、仕事部屋の勝手口にマムシがいたこともあって、サンダル履きで無闇と草薮に入るのは止そうと自分で決めたばかり。短パン姿もマダニ対策に反する。
住居がフィールドの中にあるような暮らしにドップリ浸かっていると、フィールドに出る、という気構えが欠落しがちだ。
わずかな時間といえども面倒がらずに長ズボン、長靴を着用しようと反省。特に今の時期は。



posted by やまかます at 20:42| Comment(0) |

2019年07月05日

逆さま

昨夜、ライトに飛来していたウコンエダシャクの♂。

ウコンエダシャク701A6432.jpg


頭を下向きにした方が落ち着くようだ。

路上で死んでいたコヤマトンボ
アミメアリの群にびっしり覆われていた。


コヤマトンボIMG_8757.jpg


屋根の庇に設置してある巣箱(5箇所)は、スズメたちの争奪戦で賑やかだ。
梅雨休みの間に、雨どいの集水器(じょうご)に網の蓋を被せておいた。
集水器は7箇所。網は園芸用のトリカルネットを裁断して加工し、網板を被せるだけでは無く、横の隙間も塞げるように工夫した。
巣箱からあぶれたカップルが集水器に営巣してしまうのでこれを未然に防ぐ網蓋だ。
posted by やまかます at 20:52| Comment(0) |

2019年07月04日

クチバスズメの運命

昨夜の大雨から一転、穏やかな朝を迎え昼頃には晴れ間も出てきた。

近所の草むらを覗いてみれば、羽化不全のクチバスズメ♀がいた。

クチバスズメIMG_8639.jpg


どのようなトラブルに見舞われたのだろうか?
大雨が関係しているのだろうか?まるで溶けてしまったような、、、ともかく翅がほとんど伸びていない。
これではもちろん飛ぶことができない。
メスの周辺には卵が多数散らばっていた。

クチバスズメ卵IMG_9726.jpg

このメスの所にオスが飛来して交尾が成立した可能性も無くはない。
けれどもし、卵がふ化したとしても、食樹のクヌギまでは4メートル以上離れている。
翅を失ったメスは、本来ならクヌギの梢に移動して産卵するところだが、すでに歩くだけ歩いたのかもしれない。
苦し紛れに産めるだけ産んだ、そういう事ではないだろうか。

このあと1時間ほどして再び、訪れてみれば、何と。

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ヤブキリ♂の餌食となっていた。すでに頭部はすっかり消失している。
卵をたっぷり抱えたクチバスズメが、もがいてもがいて、できる限り広い範囲に卵を産んだわけとは、
こういった事態も体が知っていた、ということか。


明後日の観察会の下見で、日南市の山中に出掛けた。

林道沿いで羽化途中のヒメハルゼミを発見。午後3時39分。
羽化殻はよく見ていたが、羽化シーンの観察は初めて。

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ヒメハルゼミkIMG_8690.jpg

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posted by やまかます at 20:33| Comment(0) |

2019年07月02日

今朝のコシロスジアオシャク、3年前のアトキスジクルマコヤガ

昨夜は昆虫の飛来数が多かったようだ。仕事部屋の外灯だけど。

大きさで言えば、カブトムシ♀が一番、次いでミヤマカミキリ♂。三番手がサツマコフキコガネ。
四番手がノコギリクワガタ♀。

蛾類は小型の種類がそこそこ。中でも目を引いたのはアオシャク亜科。同種が数頭来ていた。
アオシャク類は似ているものが多いが、
おそらくコシロスジアオシャク、かと思う。


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本種の食草はセンニンソウ、ボタンヅル。
小学館NEO図鑑『イモムシとケムシ』(2018)に幼虫写真が載っている。


さて、唐突だが3年前の3月中頃、うちの林で撮影した、
アトキスジクルマコヤガ


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羽化して間もない綺麗な姿だったが、「まるで霜降り肉」というのが第一印象だった。
けれど名前調べはずっと後回しになって、やっと今日になって特定できた。
幼虫は枯れ葉を食べるようだが、講談社の『日本産蛾類生態図鑑』(1987)に解説と一枚だけ幼虫写真が載っている。
枯れ葉喰いでは、どこをどう探せばいいのか?幼虫を見つけるのは偶然でしかないかもしれない。


(使用機材:EOS-5D MarkV EF100mm f2.8Macro
posted by やまかます at 20:34| Comment(0) |

2019年06月29日

モンウスギヌカギバとフキトリバ

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モンウスギヌカギバはこのところ連夜灯りに飛来する。
そうなると「撮っておくれ」と言われているような気がして、ついついスタジオの特等席に入ってもらう。


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それにしても傷一つ無い、綺麗なはね。

先日載せた、フキトリバの蛹が羽化した。

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開張は20ミリ程度。

自宅庭にはフキがたくさん生えているけど、これまでフキトリバ幼虫が見つかったことはない。
写真の個体は都城市青井岳の近くの沢に生えていたフキで見つけた。
その場所はトゲオトンボが生息しているような環境で、終日、日陰で涼しい。


〜機材のお話し〜
絞り動作不良で修理もできず、使用を断念したシグマ50ミリマクロレンズ。

ちょっと不安だったが、同機種の中古レンズを購入した。
「非常に良い」という説明書きだったが、まさに文字通りいや新品同様と言っても差し支えない。
マウントの擦り傷も全くなく、もちろんレンズ内のゴミなど皆無。鏡筒外面に刻印された数値や文字もくっきり。
で、肝心の写りも申し分無し!

中古レンズには当たり外れもあるから、安いからといって迂闊には手が出せない。
以前、新品同様の望遠ズームレンズを買ったものの、フォーカスがわずかに外れるという曲者だったことがある。
すぐに手放したのは言うまでもない。もしかしたらそのレンズは、そうやって人から人へと次々と売り渡っていたのではあるまいか?人気の高いレンズだけに、、、。
けれどシグマ50ミリマクロレンズについては主力レンズでもあるので、
敢えて冒険をした。
メーカーの修理サポートがないから、不安解消のためにできれば予備をもう一本、、、、、、、いやいや、次は無いと思うべし。
posted by やまかます at 11:54| Comment(0) |

2019年06月26日

ハチマガイスカシバ

姿はハチに似てハチにあらず。

和名は、ハチマガイスカシバ

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昨夜から今朝にかけて雨がかなり降ったが、その中、仕事部屋の外灯に飛来したようだ。少しくたびれている。

ハチマガイスカシバは毎年、うちの敷地内で繁殖しており、コウモリガ幼虫巣の蓋部分に産卵することも観察している。で、どうやらコウモリガ幼虫巣の何がしかを糧にして成長するものと推測している。
卵と幼虫も確認したが、幼虫の飼育には失敗した。
(新開孝(2018)『インセクタ みやざき』No.6;36-37p.宮崎昆虫調査研究会調査報告書)


エノキにいた、ナナフシ

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さて、ナナフシの写真はトリミング無しで、EF-S35ミリマクロ+EOS80D で撮影した。
倍率はこのレンズでのほぼ最高倍率。内蔵ストロボをストレートに当てている。

EF-S35ミリマクロは、レンズが小さく等倍でもレンズ長が変わらないこと。
レンズ先端にLED照明が内蔵されていて、特に夜間撮影では補助ライトが要らないので、この上なく便利。
しかし、このレンズはAPS-Cカメラ専用なのでフルサイズカメラには使えない。
それで、フルサイズカメラではシグマの50ミリマクロレンズを使っていた。このレンズは倍率が高くなるにつれ
鏡筒が伸びてしまうのが短所といえば短所だが、立体感のある描写は大変気に入っていた。

ところが今月に入ってから突然、絞りの動作不良が頻発して(開放のままで露出オーバーになる)、仕事には使えなくなっていた。
シグマに相談したところ、製造終了して年月も経ているため修理サポートはできないとのこと。
私は標準マクロレンズの使用頻度が高いので困ってしまったのだが、等倍撮影が可能な標準マクロレンズを
他のメーカーで探してみたものの意外と無い。
キャノンの新シリーズレンズ、RF35ミリマクロはフルサイズ仕様だが、ハーフマクロで等倍撮影はできない(このレンズは新発売のフルサイズミラーレス機でしか使えない、はず)。
シグマは現行では70ミリマクロレンズを出してはいるが、20ミリの違いは大きい。
仕方なくEF-S35ミリマクロをメインに使うようになったのだが、フルサイズカメラへのこだわりがあって、
なんとかならないものかと思い続けていた。

ふと思いついて(なんでもっと早く気付かなかったか!)、
「接点復活剤」をレンズ側の信号接点に塗ってみた。

すると期待通り、絞り作動が安定して、何度テスト撮影しても、今のところ不具合は出ていない。
作動不良の原因が接点にあるのかどうかはまだ判然とはしないが、
このまましばらく使ってみよう。

※ 翌日、本番撮影に使ったところ、絞りの作動不良が再発してしまった。
露光オーバーになり、しかもシャターを切った後、絞り羽根が開放に戻らない。
接点の通電不良といった単純なトラブルではない、、、とは薄々、わかってはいたのだが、まさに藁をも掴む心理。


posted by やまかます at 21:12| Comment(0) |

2019年06月22日

マダラニジュウシトリバ

クヌギの剪定をしていたら、マダラニジュウシトリバが目の前にいた。
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翅広げて13ミリ程度だから小さくもなく、大きくもない。
本種はスイカズラの蕾で幼虫が育つ。


畑で夕食用のジャガイモも掘り出していた嫁さんの足元からケラが出てきた。「なに!?この虫」
すぐさま私が拾い上げて「これが、ケラだよ。ほらモグラにそっくりでしょ」

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シャベルのような前脚の搔きわける力は強く、グイグイ指の間に潜り込む。
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手のひらから、あっという間に手の甲に出てきた。
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アヤオビハナノミ、かな?
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なぜか大人しい。いつもはチョコマカ動いてなかなか寄らせてもらえない。
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posted by やまかます at 21:27| Comment(0) |