2020年02月05日

紅型幼虫

ベニシジミの紅型幼虫は、緑色型に比べて見つかる数は少ない。
ベニシジミ幼虫-1995.jpg

幼虫の体色は食べる葉の色とは無関係のようで、紅型になるならないの仕組みは解っていないようだ。
まあどちらの体色であっても、葉っぱに紛れて見つかりにくいことには差がないように思える。
年によっては紅型が次々と見つかることもあった。

ずっと待機していた室内撮影が今日で終了でき、リビングに組んでいた撮影セットを片付けた。
リビングは日中は暖かく、暖房費も節約できる。

夕方、リビングでお茶を飲んでいたら、すぐ後ろの出窓から「ド〜ン!」と激しい音がして驚いた。

「あ、ぶつかったな!」とすぐさま外に出てみれば、地面に小鳥が転がっていた。

窓ガラスに衝突死したのは、アオジのメスであった。

アオジ♀-2028.jpg

これまで、窓ガラスに衝突死した野鳥は何種類もいるが、アオジは今回が初めて。

レースのカーテンをも少し早めに引いておけば事故を防げたのだが。
posted by やまかます at 20:29| チョウ

2020年02月02日

スジグロシロチョウ蛹

家壁の越冬蛹は、スジグロシロチョウ
昨年11月に蛹化。幼虫は庭の菜園で育ったのだろう。
菜園にはブロッコリー、キャベツ、そして白菜が植えてある。

スジグロ蛹IMG_1942.JPG


家壁は南向きで、日当りは抜群。羽化はいつ頃になるだろう。

下の谷津田で集めたナガコガネグモの卵のうは、6個。
ナガコガネ卵のうIMG_1934.JPG


ところが全部、中にはハエ類の蛹殻が詰まっていた。
寄生バエだろうか?
posted by やまかます at 18:27| チョウ

2020年01月28日

束の間の陽気

昨日は荒れた天気となって、宮崎空港では午前中の発着便が欠航となったようだ。

今朝は打って変わって、青空。
霧島山-8622.jpg

日射しもあって南向きのリビングの室内温度は22度を超えていた。

陽気に誘われて、庭先ではタテハモドキやキタテハが、翅を広げていた。
霧島山-8636.jpg


ただ午後になると雲が広がり、冷たい北風も出始め、チョウたちの姿はぱったり見えなくなった。

仕事部屋の脇のビワでは、ムラサキツバメ2頭が寄り添うようにして休んでいる。
彼らは午前中も動かなかったようだ。
posted by やまかます at 23:12| チョウ

2020年01月25日

消えた蛹

クロセセリの蛹が跡形もなく消えていた。
ウラギンシジミ-8180.jpg

1週間前に見つけた蛹だが、黒い染みが残っている。
蛹はおそらく何者かに食べられてしまったのだろう。
黒い染みは蛹の体からのものか、それとも捕食者が残したものか?

蛹の付いていたハナミョウガの根元には、食い散らされた果実の断片もあった。
ウラギンシジミ-8183.jpg

食い散らし方からして、鳥のしわざではないようにも思える。

ハナミョウガに出入りする捕食者とは、一体なんだろう?

庭のネズミモチの葉っぱには、ウラギンシジミの蛹殻があった。
ウラギンシジミ-1803.jpg

ネズミモチにはナツフジの蔓が這い登っているからだ。
ウラギンシジミの蛹化場所は、ほぼ葉表に限られる。

こんな目立った場所なので、チョウの中でも見つけ易い蛹ではある。

posted by やまかます at 18:05| チョウ

2020年01月22日

白銀蝶

夕方、滅多にない来客があり、見送りのため玄関先で立ち話をしていたとき、

ちょうど目線の先、ツバキ葉裏に、ウラギンシジミがいた。
ウラギンシジミ-1903.jpg

いつからここにいたのだろう?毎日、いやでも目に入る場所だけど。

出かける用事もあったため、日が暮れてから撮影。
ロボットカメラ専用となっていた、EOS キッスX6iを、作動チェックをかねて使ってみた。
背面モニター表示が逆さまになったままだが、他はとくに問題ないようだ。
レンズは内蔵LED照明付きのEF-S35mmマクロレンズ。夜間撮影ではとても重宝する。
posted by やまかます at 21:21| チョウ

2020年01月18日

増えた蛹

玄関を出て25メートルほどだろうか。
以前は幼虫を確認していたハナミョウガの葉が、山折になっていた。

さては?とめくってみれば、やはり。

クロセセリ蛹-1180032.jpg


写真ではよく見えないが、クロセセリ蛹のお尻の裏側に脱皮殻と頭殻が残っており、白い粉もまだ出ていないことから
この蛹は蛹化して間もないのであろう。
クロセセリ蛹-1180020.jpg


朝の犬の散歩中、ルリビタキのオスに出会った。うちの近所で見るのはこれが初めて。
そのことがきっかけにもなって、自宅林の観察路の落ち葉はきをやっておいた。
大きなクヌギはすっかり落葉している。
クロセセリ蛹-1180006.jpg


けれど狙い通りにはいかず、落ち葉はきの音を聞きつけて飛来したのは、ジョウビタキのメスだった。
シロハラもここぞ、とばかり地面に降りては獲物を見つけていた。

雨で濡れた落ち葉は、かなり重くなっていた。いつもより、しんどい「くずはき」になった。
posted by やまかます at 20:50| チョウ

2020年01月17日

イシガケチョウ、ふたたび

昨日、見つけたイシガケチョウの性別を確認すべく、フラッシュを使って順光での撮影をしておいた。
イシガケチョウ♀-1170006.jpg


越冬するイシガケチョウは全て、メスであるらしい(『原色日本蝶類生態図鑑(2)』保育社1983).
写真から、確かにメスであることがわかった。
オスが越冬できないとなると、メスは皆、越冬前には交尾を済ませていることになる。

一方、仕事部屋のすぐ傍にあるビワでは、ムラサキツバメが二頭、仲良くお休み中。
ムラサキツバメ2-1170003.jpg

ムラサキツバメは雌雄とも越冬集団にいる。
写真の二頭がペアかどうかはわからないが。

昼過ぎまで雨が続いたが、午後4時を過ぎた頃から雲の切れ目が目立ち始めた。
霧島山の韓国岳の冠雪がくっきりと浮き上がったのもその頃。
韓国岳-1170024.jpg


クワの枝では、クワエダシャク幼虫の見事な成りすまし。
クワエダシャク-1.jpg


posted by やまかます at 20:18| チョウ

2020年01月16日

ハナミョウガの葉タトゥ

三股町、上米公園で、冬越し昆虫の新聞取材に同行。
小雨がパラつき始めた中、傘を携えて森の中を歩いた。

去年から観察している虫を案内しつつ、いろんな場所の虫探しもした。
クロセセリの蛹がいないかとハナミョウガの葉をめくってみれば、
久しぶりに、イシガケチョウと出会えた。

イシガケチョウ-1160010.jpg

地上高、20〜30センチ程度だろう。

こういう時は、アングルファインダーのお出ましだ。
OM-D EM-5D Mark2の接眼部に取り付けができるように改造してある。
背面モニターも使えなくはないが、モニター画面では老眼ゆえメガネがないと正確なピン合わせができない。
手持ちでしっかりカメラをホールドできるのも、アングルファインダーの長所と言えるだろう。

その気になって探しても、そう簡単には見つからないのが、越冬イシガケチョウ。
過去に自分の目で探し当てた(偶然に)のは三回きり。
このイシガケチョウがいつまでこの場所に留まっているだろうか。これからの楽しみが一つ増えた。

数種類の越冬昆虫を観察し、その度に解説を長々と喋り、聞かれるままに答えし、2時間があっという間に過ぎた。
最後に森の入り口にある大きな看板の庇で、ヒナカマキリの卵しょうを見つけた。
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地上高、2m以上はある。
この場所はこれまで見落としていた。

これは正直、嬉しい発見だった。






posted by やまかます at 21:12| チョウ

2020年01月10日

ビワとムラサキツバメ

仕事部屋のすぐ外にビワの木がある。
花はそろそろ終わりだが、今朝もメジロが来ていた。

気になっていたので、時々、ビワを窓越しに眺めていたら、ムラサキツバメが飛来した。
つくづく、大きなシジミチョウだなと感じる。

大きなビワの葉上で翅を広げて日光浴を繰り返していた。
ムラサキツバメ日光浴-8501.jpg

紫色がほとんど目立たないくすんだ翅色から、オスだとわかる。
しばらくして、ビワの花で吸蜜を始めた。
ムラサキツバメ吸蜜-1100026.jpg

ムラサキツバメが花に来るのは越冬明けの頃が多いようだが、暖冬のせいだろうか。

そのうち他のオス2頭もやって来た。
で、一頭が葉陰に落ち着くと、そのあとを追うようにして、もう一頭が隣に潜り込んだ。
ムラサキツバメ日光浴-8512.jpg

日光浴や吸蜜はほんの十数分程度で、もうお休みタイムに入ったようだ。
時間を置いて覗いてみれば、2頭とも少し体を倒していた。このまま夜を迎えるのだろう。
ここに3頭目、あるいは4頭目、と仲間が増えていくだろうか。

ビワは屋根を越すほどの樹高があり、毎年、実をつけているが、
このビワを植えたのは11年前のこと。
植えた当時は、40センチ足らずの幼木で、宮崎市内の叔父からいただいた。


posted by やまかます at 20:44| チョウ

2020年01月06日

拾い物

今朝の霧島山、高千穂岳。(午前8時)
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撮影する少し前は、奥の韓国岳も白くくっきりと見えていたのだが。
雲の流れが早く、高千穂岳もこのあとすぐに霞んでしまった。
初冠雪、、、じゃないよね?ウン?

藪漕ぎしているうち、いつの間にやら袖についていた、ヒゲナガサシガメ幼虫
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そっとアオキの葉裏に移すと、すぐさま行儀良く落ち着いた。

ヤツデの落ち葉布団の中で越冬していた、チャバネアオカメムシ
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すっかり越冬カラーになっている。

杉の切り株に生えていた、キノコSP.。
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昨日は猛禽類の食べ残し(獣の体の一部)で、今日はムラサキツバメ♂の死骸。
二日続けて、夕方、犬の散歩コース路上での拾い物。

食べ残しはギシギシの葉っぱに包んでからポケットに入れて持ち帰り、スタジオでしっかり撮影した。
ムラサキツバメの死骸は手のひらに乗っけたまま大事に、これも持ち帰り撮影。
202020010ムラサキツバメ-1060045.jpg

色々照明を工夫してみても、翅の輝きはうまく写せなかった。

ムラサキツバメの死因は何だったろう?鳥に襲われたかな。

posted by やまかます at 20:27| チョウ

2019年12月27日

勾玉蛹

冷たい風があるものの、日向に立つとあたたかい。

なので、日陰は早足に、日向で立ち止まる、ということを繰り返してみた。
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上米公園にわずかだけ残っている照葉樹。
イチイガシ、アラカシ、スダジイ、タブノキ、などの大木が並ぶ。

さて、その大木に混じって、ちょこんと佇んでいるヤマビワの根元にしゃがみ込んでみた。
隣にはマテバシイがあって、その狭間になる。

今日は見つかる予感がして(食痕も多いし)、視線を斜め左下にゆっくりと持っていけば、
木漏れ日を受けて薄茶色に透けた蛹があった。
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私はこの形から、勾玉を連想する。

木漏れ日は、あっという間に去ってしまった。
けれどいろんな角度から、いろんな光の条件で、この勾玉型の蛹を撮影しておいた。

スミナガシの蛹は、この蛹だけで一冊の写真絵本が出来そうなくらい、たくさんの写真を撮り溜めてきた。
一見時間が止まったような、蛹。
このひとときの重みを、蛹の姿は語っているかのようにも見える。

イチイガシの葉裏には、ミカドテントウの越冬個体があちこちで見つかる。
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冬のこの時期以外ではまず見かけない、不思議なテントウムシ。
イチイガシにこだわる、その理由を知りたい。

夕方の犬の散歩コースで毎日、眺めている、ワレモコウの花。
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ワレモコウは、清瀬に住んでいる頃は憧れの花の一つだった。
posted by やまかます at 20:58| チョウ

2019年12月18日

ハナミョウガとクロセセリ幼虫

クロセセリの越冬態は幼虫と蛹のいづれかということだが、越冬蛹はまだ見たことが無い。

今の時期に蛹が見つかるかな?と少し探してみた。

探した場所は自宅横の林内だが、拙著『虫のしわざ探偵団』の前見返しに掲載してある
「わが家の「しわざ」のありか地図」で言えば、右ページ、タヌキとキアゲハのイラストがある場所。

ハナミョウガの赤い果実が所々にあった。
この果実を食べるとしたら、誰だろう? 今度、種子を見ておこう。
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意味ありげに重なっていたハナミョウガの葉。
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「うん?ちょっと感じが違うけど、何かいるよね」そっとめくってみれば、
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リンゴドクガの幼虫が、繭造りの準備中だった。
辺りを見回してみたが、リンゴドクガ幼虫が育った食樹は、おそらく数メートル離れたクヌギかクリ、あるいはエノキのどれかだろう。

今度は間違いない、クロセセリの幼虫巣。
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はい、めくってみれば肥えた幼虫が現れた。
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幼虫巣はいくつかあったが、結局、蛹は見つからなかった。

アオキの葉が重なったところを開いてみると、ドクガ類の繭とその傍に、アミダテントウがいた。
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posted by やまかます at 21:05| チョウ

2019年12月15日

謎だらけ

庭のツワブキの花には、まだモンシロチョウもスジグロシロチョウもやって来ているが、
そろそろ花期も終盤。
他の蜜源も乏しくなってきているから、成虫越冬しないチョウ達にとっては厳しい日々となりつつある。

先日の朝、ツワブキの葉上に、モンシロチョウ♀の死骸が横たわっていた。
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翅の縁が多少擦れている以外、まだ綺麗な姿をしており、外傷なども見当たらない。
一体、死因は何だったのだろう?

で、この死骸は翌日には姿を消していた。これまた、一体誰が持ち去ったのであろうか?
謎が増えてしまった。

網巣に掛かる獲物もわずかになったが、ジョロウグモは辛抱強く待ち構えている。
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痩せ衰えて死んでいくジョロウグモの方が多くなった。
posted by やまかます at 19:41| チョウ

2019年12月13日

アオスジアゲハ越冬蛹

数年前(2013年11月28日)にもあったけど、今日はどうかな?

土塀の下に歩み寄って見上げてみれば、まさにその場所にあった。
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「あったよ!久しぶりだね」

汚れてはいるけれど、表面的なものでアオスジアゲハ蛹の健康には影響がないと思える。
漆喰のスベスベの感触が、蛹化場所には最適なんだろう。

クスノキは土塀から離れているから、幼虫は一旦地上に降りて、そこから長旅を経て
この土塀に昇ったのだろう。
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これほど健脚な幼虫は、丈夫な蛹である、という説を遥か昔に読んだことがある。
だとすれば、寄生なんか受けていないに違いない。

来春、確かめなくては。

                                    (撮影地:都城歴史資料館)

イヌビワで育っていたイシガケチョウの幼虫は、死んでいた。
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今年は11月に入っても暖かい日が多く、秋冷という言葉も出番を失った感がある。
いつにない暖かさに翻弄されてしまったのだろうか。

今朝、午前6時半。
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満月は昨日だったようだ。
昨夜は地震があった。桜島噴火の空振とは明らかに違う揺れだった。
地震には人並み以上に敏感な私。隣にいた嫁さんは全く気付いていなかった。

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posted by やまかます at 19:11| チョウ

2019年12月12日

ナガサキアゲハ越冬蛹

午前中、神柱公園のクヌギ大木で産卵していたクヌギカメムシは、1♀のみだった。
オスの数がやたらと多いのに、メスは稀でしかも卵塊もわずかしか見つからない。
交尾カップルも全く見なかった。

産卵場所が高所に偏っているのか、それとも産卵ピークはこれからだろうか?

神社の柵を眺めて歩けば、ナガサキアゲハの越冬蛹が逆さになっていた。
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1212ナガサキアゲハ越冬蛹2-120040.jpg

帯糸が切れたのだろうと最初は思ったが、そうではなく、帯糸はガッチリ蛹の体を支えていた。
どうやら、蛹化の際に体を捻ったのか、帯糸が定位置ではない箇所に斜めに深く喰い込んでいる。
羽化したとしても翅に何らかの不具合が生じるのでは、と心配になる。

柵から飛び出ていたイヌビワには、クモヘリカメムシがいた。
1212クモヘリカメムシ-120031.jpg


上米公園の南向きの林縁では、オオカマキリが日光浴をしていた。
これからまだ産卵するだろうか。
いづれもアカメガシワの葉上にいた。モズのハヤニエになるとしたら、今時のタイミングだろう。

緑色型。
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褐色型。
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太陽を背にしてオオカマキリを見ていたら、首筋や肩にナミテントウが次々とぶつかって来た。

林縁のカシ類の葉上にはあちこちにナミテントウの姿があった。
畑の土の上では、ツマグロヒョウモンのオスがメスに盛んに求愛し、
農道ではアカタテハが日光浴。ヤクシマルリシジミがチラチラ、梢を舞っていた。

自宅のすぐそばのクヌギ林では、ヤママユの繭殻があった。これはうっかり見落とすところだった。

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反対側に回り込んで、ポッカリ開いた羽化口もチェック。
1212ヤママユ繭2-8589.jpg

卵も探してみたが、近くには見当たらなかった。きっと、この林のどこかに産卵しているはずだ。


posted by やまかます at 20:40| チョウ

2019年12月11日

ムラサキツバメ

シロダモのムラサキツバメ越冬集団は、毎朝、観ている。
1211ムラサキツバメ-110012.jpg


ちょこんと添えられた枯れ葉が、隠蔽効果に一役買っているようだ。

午後4時24分。
朝からずっと曇っていたが、夕方になってようやく青空が出た。
1211霧島山-110014.jpg


台所から出る生ゴミは屋外のコンポストに溜めておき、いずれは堆肥として使う。

これまでコンポストは勝手口から歩いてほぼ30歩の距離に据えていた。
しかし、冬場の夜や朝は、片道30歩も辛くなる。
そこで先月のこと、コンポストの位置替えを行った。
新しい場所は勝手口から16歩と、ほぼ半分の距離に縮めることができた。
こんな些細なことでも、ウキウキしながら夜の台所の片付けを終える事ができる。
posted by やまかます at 21:50| チョウ

2019年12月09日

イシガケチョウ幼虫、危うし

イヌビワの葉も元気を失い、萎縮するものも目立ってきたが、
さて、イシガケチョウ幼虫もここのところ元気がない。

昨日から頭を垂れた格好のままで、胸部背面には体液が滲み出たのか汚れており、そこにハエの一種が飛来した。
1209カブトムシ-090028.jpg

わずかに反応して頭を持ち上げようとしたが、それもすぐ力尽きてしまった。
どうもこれは、危ない気配。
隣にいる4齢は茶色く変色してもう数日間脱皮休眠のまま。今日見たところでは明らかに死んでいる様子。

このところ一気に冷え込みが厳しくなった。これはさすがにイシガケチョウ幼虫の体には堪えるようだ。
やはり羽化どころか、蛹化することさえ無理のように思える。

この時期にしては、まだまだ元気そうな、オオカマキリがいた。
1209オオカマキリ-080209.jpg

遡ってこのメスの生い立ちを想像してみるに、おそらく10月中には羽化したのではないだろうか。
9月以降には終齢幼虫の姿は激減し、見つけるのに苦労した経験があるが、少なくとも10月半ば以降ではほぼ幼虫はいなくなるかと思う。だから遅くとも10月中頃〜末あたりが羽化時期かと。
となると、このメスは1ヶ月以上生き延びていることになる。羽化が11月に入ってからだとしても、ほぼ1ヶ月。
オオカマキリ成虫の寿命はどのくらいになるのだろう。

自宅林のクヌギ朽ち木の下からは、成熟したカブトムシ幼虫がゴロゴロ出てくる。
朽ち木は三年間、椎茸を育んだホダ木である。通常のホダ木より数倍太いので、菌糸がたくさん繁殖したのだろう。

1209カブトムシ-080225.jpg


(撮影機材:OLYMPUS OM-D EM-5 Mrak2 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 、ストロボFL300R )


posted by やまかます at 21:18| チョウ

2019年12月05日

アカタテハ、分解進行中

先日、見つけたアカタテハの死骸。
今朝はデンぐり返っていた。風のいたずらだろうか。
すぐ近くにシロハラが落とした、真新しいフンもあったので、シロハラがくちばしで突いたかな?

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昼過ぎに見てみると、アリが2種類来ていた。
よく見ると、口吻や中脚などがそっくり無くなっている。
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1205アカタテハとアリ-8417.jpg

今日は風もなく日中はそれほど寒くなかった。
アリたちによって、解体工事が始まっているのだろう。
近くを歩いているクロナガアリの姿もあった。

イシガケチョウの幼虫はどんなに寒くても、葉表に留まる。
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霜が降りるような日でも、葉裏に避難したりはしない。すればいいのに、と、自分は思うが。
ただ、昨日は葉裏にいて主脈をかじる作業を行なっていた。
これは食事前の儀式であり、一時避難というわけではない。食べる時はきちんと、食べる。
もうそろそろ蛹になる日は近いが、はたして蛹化できるだろうか?

同じイヌビワにはもう一頭、4齢幼虫がいて、こちらは脱皮前休眠中。


posted by やまかます at 21:32| チョウ

2019年12月02日

イシガケチョウ幼虫

1週間前、4齢だったイシガケチョウ幼虫は、終齢になっていた。自宅の近く。
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同じイヌビワにもう一頭、4齢幼虫もいた。
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この2頭の幼虫、このあと蛹化できたとしても、はたして羽化まで漕ぎ着けることが出来るだろうか?

すっかり葉を落としたクワの枝には、クワエダシャクの幼虫。
1202クワエダシャク幼虫-020045.jpg

こっちは、、、
うん? 大丈夫かな。
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畦道にはまだ、ナガメがいた。

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昨日、横浜市の「四季の森公園」で初めて見た、
キアシドクガの卵塊。
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粉を被っており、卵そのものは隠蔽されているが、かろうじて卵の輪郭でそれとわかった。

ミズキの幹表面に点々とあって、高さは目線を中心にした辺りに多かった。
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posted by やまかます at 21:05| チョウ

2019年11月15日

過剰産卵

この場所では2頭だったムラサキツバメが、今朝には8頭になっていた。
けっこう冷え込んだせいだろう。地上高、2メートル。
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暖かくなった昼過ぎに覗き込んだら、一斉に散ってしまった。
しっかり、こちらの動きを見ている。

畦道のカナムグラ群落で、キタテハの蛹。
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幼虫巣の中で蛹化することが多いが、稀にこうして露出していることもある。
アカタテハ、でも。

イシガケチョウの4齢が脱皮を終えて、5齢に。
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同じイヌビワには、2齢が1頭、3齢が1頭、そして1齢が2頭いる。
その2頭がこちら。
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食糧難に加えて過剰産卵の結果、こうなってしまう。

右の幼虫は脱皮直前で、つまり1齢としては完熟状態。これ以上は太れない。
方や、左の幼虫は孵化してまだ二日目。ひよっこだ。


 
(撮影機材:OLYMPUS E-M5 MarkU LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S. )
posted by やまかます at 19:51| チョウ

2019年11月12日

集団

昨日、4頭が集まっていた、ムラサキツバメ

今朝には、一段上の葉に引っ越しをしていて、2頭だけになっていた。しかもべったり横倒しになっている。
まさに越冬スタイルだ。
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すると、他の場所にも集まっているのでは? と辺りを見回してみれば、
観察路を挟んで反対側のシロダモの梢で集団を発見。
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ムラサキツバメが8頭で、その真ん中にムラサキシジミが1頭混じっていた。
地上高は約3メートル。脚立に登って撮影した。

いづれ食糧難に陥るであろう、イシガケチョウの幼虫たち。
4齢になったばかりの幼虫にカメラを向けていたら、ふ化済みの卵殻があった。
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アレ!?とレンズを寄せていくと、4齢の手前にふ化幼虫がいた。
見落としていた卵の一つが昨日か今朝、ふ化したのだろう。
食べたものが黒く透けて見えるし、お尻にはうんちも控えているから、ふ化後すでに最初の食事を済ませたようだ。
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このあと、蛹がぶら下がっているイヌビワでも、2齢幼虫を発見。
もうすぐふ化しそうな卵も一個控えている。

アカメガシワのアカギカメムシ集団、今日になってまた集団一つが消えた。

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posted by やまかます at 21:41| チョウ

2019年11月11日

越冬モード

シロダモの葉にムラサキツバメが集まるようになった。
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数日前に見つけた時は5頭以上いたと思う。その時は覗き込んだだけで散ってしまった。
今日は一日中風が強かったせいか、朝からずっと動かない、4頭。
これからのち、さらに数が増えるだろうか?
ここが越冬場所に決まるのだろうか?  自宅林なので毎日、様子を見てみよう。

石垣の苔に、サトクダマキモドキのメスが横たわっていた。
死んで間もない様子。寿命が尽きたのだろうか。
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アカネと混じって、チドメグサだろうか。
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「草もみじ」をもう少しで見過ごすところだった。

※ チドメグサでは無く、シソ科のカキドオシかもしれない。確かに茎は四角い。
今は越冬スタイルになっているので、花期の時とは葉の様子も違うそうだ。
四季を通して観察することが大事なことを改めて感じる。春になったらしっかり確認しておきたい。
ご指摘を頂いた方に感謝を申し上げます。

数年前に近所の農家の方から頂き、苗木を植えた、ユズ
今年になって初めて、結実した。
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そう言えば、今夏はたくさん羽化した、アブラゼミ。うちの敷地内では珍しいことだ。





posted by やまかます at 20:12| チョウ

2019年11月04日

夜の羽化

昨日の夕方、真っ白になったクロコノマチョウの蛹。
いつ羽化してもおかしくない状態だった。
この蛹は先月、22日に見つけてから毎日、観察してきた。

さて、気温がグンと下がる日没後に羽化するものだろうか?
昨夜、午後7時半頃、玄関横の草むらを覗いてみれば、すでに翅が伸びきっていた。
ちょっとビックリした。てっきり翌朝に持ち越すと思っていた。

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今朝、午前7時過ぎ。成虫はまだ蛹の横にぶら下がっていたけれど、
私がススキに触れた振動に驚いて、一瞬にして飛び立ってしまった。

昨夜羽化したクロコノマチョウは、いわゆる越冬組であり、このあと配偶行動もなく繁殖はしないと思う。
そうだと思うのだけど、、、、、

近所のイヌビワでは、イシガケチョウの終齢幼虫が、まだいた。
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2齢幼虫、
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いやいや、他にも1齢幼虫もいて、卵も2個見つかった。

卵や初齢幼虫のついていたイヌビワの葉は、ほとんど落葉していたので、蛹まで成長できるだろうか?
そもそもこの時期に産卵するとは、ちょっと意外ではある。


posted by やまかます at 20:44| チョウ

2019年10月30日

衣替え

今朝は少し冷えて、室内温度で14度。
洋服ダンスの衣替えを行なった。重かった腰をようやく上げた。流石にTシャツ一枚とはいかない。

エノキのゴマダラチョウ幼虫も、衣替えを終えていた。
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池の近くには、オオアオイトトンボのメスがいた。
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自宅林では初めて見たような気がする。いやしかし、記憶が定かではない。

コカマキリの色型には黒色と、
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肌色と、
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そしてごく稀に緑色がいるが、自宅林で見た緑色型は過去12年間のうち、一個体のみ。
これはしっかりと記憶している。

ツバキの葉裏にピタリ。アミメクサカゲロウ
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薄暗い林内で葉裏を下から見上げているのだから、肉眼では複眼がわずかに黒っぽく見えるだけ。
軽くストロボ光を入れてみた。

幼菌からずっと注目してきた、オオワライタケ。
今朝見に行ってみれば、ケモノが脇を通過した痕跡がくっきりと残っていて、
半分以上が蹴散らされていた。キノコ虫は確認できず。
(上米公園)
posted by やまかます at 21:24| チョウ

2019年10月29日

ゴマダラ三兄弟

昨夜からの雨で、一旦は縮みかけていたキイロニカワタケが、元気を取り戻していた。
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目を凝らしてみると、トビムシ類がたくさんたかっている。
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エノキには、ゴマダラ三兄弟
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車の足回りの点検整備をしたお陰で、走行音が静かになり走りも軽くなった気がする。
部品が届き次第、前輪のブレーキパッド交換も控えている。
昨年の10月から今日まで、一年間での走行距離は1万8千キロになった。
結構走っている方だとは思うが、私の知人には一年で5万キロという、タクシードライバーもびっくりのタフな方がいた。
すでに故人となられたが、その方も昆虫写真家。
posted by やまかます at 20:44| チョウ

2019年10月20日

越冬モード

机の上がザラザラしていた。ウン?あれか。

午前中、街中に買い物に出掛けると、鹿児島ナンバーの車のボンネットが真っ白だった。
駐車場を歩いていて、思わず振り返ってしまった。「スゴかと〜!」
さては桜島の噴火活動が盛んになったようだ。久しぶりのことではある。

タテハモドキのねぐらの傍にフジの蔓が絡んでいて、葉が萎れていた。いかにもワザとらしい。
吸い付くように確かめると、なるほど、コミスジの幼虫がくるまっていた。

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色づき始めた、サルトリイバラの実。
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畦道で集めた、アカタテハの蛹。

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まだ体が柔らかい右端の蛹は、元気にお尻フリフリが止まない。

今日も今日とて、草刈り作業を行った。
場所によっては秋遅くまで刈り残したりと、細かく決めてあるので、
今日はHさんから「あそこは、刈らんで?」とか聞かれた。

Hさん、朝から5時間も、オオスズメバチの観察に没頭していた。

「もう4回も行ったけんど、わからんがな。どうしてやと?」

草刈り作業の合間に休憩を兼ねて、オオスズメバチのマーキング個体を一緒に目で追う。

今度こそあそこ辺りだろうと、巣場所を絞り込めたようだが、
杉を伐採した丘の斜面は急勾配でしかも笹薮にびっしり覆われている。
自作の防護服を着てあの斜面の薮の中を彷徨うのは、さぞ大変だろうなあ、とは思う。







posted by やまかます at 19:20| チョウ

2019年10月08日

なかよし

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(OLYMPUS E-PL2 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm )


久しぶりに山容を拝めた、霧島山。
庭から望むこの光景にカメラを向けたのは、前はいつの事だったろう。

昨日、タテハモドキ秋型が多数いた農道は綺麗に草刈りが入って、今朝はチョウの姿は無かった。
その農道は上画面の中央辺り。

先日、4齢だったクロコノマチョウ幼虫は5齢に成長した。
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( Canon EOS-5D Mark3 MP-E 65mm Macro )

ずっと一緒のウンカ、種名はわからない。
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( Canon EOS-5D Mark3 MP-E 65mm Macro )

肩並べたり、時には幼虫の体に乗ったり。

なんでも「同じ釜の飯食う仲」と言うことらしい。

今日も遅めに草刈り作業。
日中の陽射しはきつく、まだアブラゼミも時折鳴いているが、
夕刻になると、汗をほとんどかかないまでに涼しくなった。
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(OLYMPUS E-PL2 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm )

草刈り機を片付けて玄関に戻ろうとしたら、居間の網戸にタイワンクツワムシのオスがへばりついていた。
羽化して間もないことがわかる。
草刈りの難からの避難民ではある。

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(OLYMPUS E-PL2 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm )

posted by やまかます at 20:45| チョウ

2019年10月03日

クロちゃん

今年の夏、仕事部屋の勝手口にマムシが寝そべっていた。

ちょうどその寝そべっていた場所に、ジュズダマが一株、いきなり芽生えて成長している。
なぜに。その成長は速く、すでに私のおへその高さを超えた。

勝手口から出入りするたびに、避けなければならない。ので、一度は抜き取ろうとしたけどそのままにしてある。
わずかな食痕が見つかり、葉をめくってみれば、クロコノマチョウのふ化幼虫達が並んでいたからだ。

それから一週間。

食痕が大きくなった葉をめくってみた。

「あたいのお顔は、どんなお顔?」
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4齢かな?脱皮したばかり。
posted by やまかます at 21:32| チョウ

2019年09月23日

あげは

台風一過、秋晴れの一日。気温は高め。

うちのヒガンバナはすでに最盛期を過ぎてしまったが、「みまたエコフィールド」では花盛り。
カラスアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、そして、アゲハで賑わっていた。

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ヌルデには、ヌルデミミフシ?かな。大きな「虫こぶ」。大人の握りこぶしくらいの大きさがある。
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このあと、色付く様子も見ておきたい。

この現場近くの落ち枝に、ムナグロアカナガカメムシ、と思われる赤いカメムシがいた。
2015年6月6日に自宅庭で見たことがある、カメムシだ。
過去記事↓
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posted by やまかます at 20:30| チョウ

2019年09月15日

マダム・マロニーと魔法のスパイス

地区自治会主催の敬老会で、田上伝統芸能保存会が「俵踊り」を披露した。
毎年恒例となっているが、私は過去に2回踊っただけで、今年は数年ぶりの参加。
嫁さんは三味線の伴奏をするので毎年参加している。

この保存会の実質メンバーが年々減少し、踊り手を確保するのもギリギリ綱渡り状態。
私もその状況を知っているので、踊りは全然上達していないが、総勢5名の踊り手に加わった。
これまでは12名、2列で踊っていたが、今回は6名の予定だった。しかし、急遽5名になった。
まあ、5名でも何とか形にはなったが。

敬老会は午前中で終了。
夕方、心地よい秋風の中、犬と散歩に出る。
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彼岸花を訪れるチョウの写真は数年間、毎年撮り続けてきた。
自宅の庭で撮影できるのが嬉しくてついついカメラを手に取っていたが
どうもマンネリで新鮮味のある写真が撮れない。
彼岸花が並んでいる場所は林縁にあり、成長した木々が青空を遮るようになったのも問題。
10年も経てば、ほんと木の成長には驚かされる。
そこで西側で、上空も背景も抜けのいい場所に移植もしたのだが、今年はなぜか花が咲いていない。

イヌビワでは、イシガケチョウの終齢幼虫の数が増えていた。
つい先日まで若齢や中齢が多かったが、こうして幼虫たちの成長ぶりが日の経つ速さを教えてくれる。
のんびりはしていられない。

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今夜は2時間映画の『マダム・マロニーと魔法のスパイス』という映画を観た。
舞台は南フランスの自然豊かな街。電柱も看板もない美しい風景。
インド料理とフランス料理が融合していき、そして人もまた。
最後の最後まで気になったのは、インドの料理で、ウニ料理。
ウニって生で食べるのが一番、としか知らないので一体どんな味なのか?気になる。

posted by やまかます at 21:37| チョウ

2019年09月11日

イシガケチョウの羽化殻

今朝一番、見に行ってみれば、イシガケチョウは羽化した後だった。
羽化殻にアリが来ていた。
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少なくとも9日の夕方までは羽化していないことを確認できているので、
10日か今日の早朝かのどちらかであろう。羽化は。
この蛹は3日早朝に蛹化したので、蛹期間は7日間あるいは8日間、ということになる。

イヌビワには卵や若齢〜終齢までの幼虫がいて、これからまた蛹も見つかるだろう。

お尻のツノが自慢です!
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糞塔で休眠中です。2齢幼虫。
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もうじき脱皮します、です。


さて、朝の観察を終えてデスクに向かうと、
目の前に羽化したキマダラセセリ
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四日前、ススキの筒巣で見つけた蛹を、デスクの目につきやすいところに置いてあった。
おとなしいのでこのままケースごと外に持って出たら、いきなり飛んで行ってしまった。
posted by やまかます at 22:18| チョウ

2019年09月06日

たまごの中のかお、

今朝になって、サトキマダラヒカゲの卵の顔模様がくっきり。

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そして、深夜11時。
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外出している間に、ふ化が終わっていた。
卵の殻はほとんど食べ尽くされている。

16匹兄弟、みな無事に出揃った。

鹿児島中央駅から出るはずの電車が、雨の影響なのか停電で運休に。
運転再開の見通しが立たない、と次男から連絡が入り、仕方無く車で鹿児島まで迎えに行った。
東九州道を使って1時間半。
にぎやかな鹿児島市内は数年ぶりだったが、次男とお友達を拾ってトンボ帰り。
トンネル抜けて、南九州道に入ったらこれが全く反対方向の、薩摩川内につながっていた。
やむなく終点で降りて引き返し、鹿児島で高速を乗り換えた。
東九州道と九州道、南九州道が交錯していて、ちょいとややこしい。
戻りでは一旦、九州道に入ってから東九州道に入ることになるが、
うっかり「南」を「東」と勘違いもした。
戻りは片道1時間半のところ、2時間半、掛かってしまった。

家に着いた頃、雨脚が激しくなって来た。
台風の影響だろう。


posted by やまかます at 23:46| チョウ

2019年09月05日

たまごの中のかお

先日、見つけたサトキマダラヒカゲの卵に顔模様が浮かんできた。

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顔の向きはバラバラだが、多くは天空を仰いでいる(草裏面を地面に例えるなら。実際は下向き)
横向きもいるが、卵の底へ俯く者はいない。

しかし、やはり、16兄弟!さすがに、にぎやか。にぎやかすぎるかも。

拙著『むしのかお』(ポプラ社;2010)の裏表紙には6コ並びの顔が載せてあるが、
上写真よりも、産卵してからもう少し日にちが経っている。

洗濯物と一緒に部屋に運ばれて来たのだろう。
マツムシモドキがカーテンから窓へ、窓から壁へと、忙しく落ち着きがない。

そっと手を差し出すと、私の手に這い登って来た。
よほど気に入ったのか、カーテンにも窓にも戻ろうとしない。
そこで庭に出て草の上に誘導してみた。
朝露をたっぷり纏っていたのが良かったのだろう。
さっそく、吸水に余念がない。

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マツムシモドキは時々、林で見かけるけれど、いつもじっとしている。
表情が見たいな、と思っていたら、美味しそうに滴を飲んでくれた。

午後からまるで計ったように、にわか雨。ちゃんと天気情報でも言ってた通り。
かと思えばあっと言う間に雲が切れて、青空、蒸し暑くなる。

久しぶりにが出た。


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サトキマダラヒカゲの学名の綴りを確認しようと、たまたま開いた図鑑が
保育社の標準原色図鑑全集1『蝶・蛾』(1966) 白水隆、黒子浩、共著
1970年当時、私は中学1年生で、誕生日祝いにこの図鑑を母親から買ってもらった。
値段は1200円。
本書ではサトとヤマの2種に分かれる前で、和名はキマダラヒカゲで載っている。

さて、サトキマダラヒカゲの学名は、
Neope goschkevitschii

種名のゴシュケビッチはロシア人名で、いかにも、と言う名前だが、

1855年の春、そのゴシュケビッチさんが、伊豆半島の下田近辺で本種を採集した標本がタイプ標本だそうだ。
その前年の12月23、24日に安政の大地震が発生し、乗って来た船のDiana号が大破。そのためしばらくはロシアに帰国できず、1855年7月まで下田に滞在していたと言う。
(高橋昭;「日本産キマダラヒカゲ属Neope 2種の学名と原産地」 蝶と蛾 28(4), 133-142, 1977日本鱗翅学会)港に接岸していたのか沖に停泊していたのかはわからないが、それが大破するほど、地震の規模が大きかったのだろう。
江戸では大変多くの犠牲者が出たそうだ。


posted by やまかます at 19:50| チョウ

2019年09月03日

早朝の逆さま脱皮

午前5時半。
このくらいで早起きとは言えないけど、イシガケチョウ前蛹の様子が気になった。

歩いて2分も掛からない林縁で、低いイヌビワの葉裏を覗き込めば、
まだ蛹化していなかった。間に合った。

しかし、体表面の色合いからいつ脱皮が始まってもおかしくなかった。
間欠的なウンウン運動も始まっていた。
それが判っていた上で、一旦、三脚を取りに家に引き返した。
数分のちに戻ってみれば、やはり、、、、

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すでに脱皮を終えた直後だった。
下を見れば、脱皮殻もすぐに見つかった。脱皮は数分間で終了したようだ。
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まあ最初から蛹化(脱皮)の様子を撮影する気は無く(あれば呑気に三脚忘れたよ、なんて取りに戻りません。そもそも忘れる事自体、気合が入っていない)
蛹化時刻を確認できれば良かったわけで、そうこうしている間は小雨も降ったりした。

朝早くは小雨もぱらついたけど、すぐに青空が広がりキツい陽射しが出てきて、
ジョロウグモの網糸が輝いていた。まだジョロウグモは成熟手前。
これからどんどん肥えていく。
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夕方、すっかり体型が整った蛹は、見事に枯葉に化けていた。
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天候は特に午後から不安定となり、昼過ぎに出掛ける時は一旦洗濯物を庇の下へと退避させておいて、
正解だった。雷雨あり。
夕方近くになって再び陽射しが戻ると、庭ではツマグロヒョウモンのオスが、
メスに求愛していた。
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オス(画面右)は、メスの行く手を塞ぐように回り込む。これが実にしつこい、というか熱心、なんだろう。
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posted by やまかます at 20:37| チョウ

2019年09月02日

イシガケチョウ幼虫、三日目

先月31日に見つけた、イシガケチョウ幼虫
重量感あるその姿から、今日はもう前蛹になっているだろうと思えた。
夕方の犬の散歩は、午後5時20分〜。

で、やはり。
同じイヌビワの葉裏で、逆さまになっていた。

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イシガケチョウの前蛹期間は短くて、明日の早朝には蛹になっているはずだ。
早起きして見に行こうか。

庭でオニグモの網張りを少し眺めてから仕事部屋に戻ると、
飼育室の床に、カヤキリのメスが佇んでいた。
なぜに、そこ?

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逃げるかと思えば、手を差し出しても全く動じず。
むしろ手に登ってきた。警戒心ゼロ。なぜに?
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今夏はやけにカヤキリと遭遇する機会が多い。

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ツルボの花が目立ち始めた。

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午前中は、三股町内の「エコフィールドみまた」で今月28日に予定している観察会の下見を行なった。
予報では晴れだったのに、朝から雨。しかし、現地を歩き始めるとすぐ雨は止み、陽射しが出てきてかなり蒸し暑くなった。
虫の姿は少なかったが、ムラサキツバメの産卵シーンを目の前で見ることができた。
おまけに葉上で翅を開いてくれてサービス満点。
役場の担当の方は、初めてであろうそのシーンに、しきりと携帯をかざされていた。
うまく撮れたかな?


posted by やまかます at 21:22| チョウ

2019年09月01日

サトキマダラヒカゲの卵

キササゲのカメムシを今日も見ていたら、チャバネアオカメムシの幼虫が脱皮を始めた。
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4齢から、5齢になった。

昨日の夕方、笹やぶに飛び込んだサトキマダラヒカゲ
手前に葉が重なりよくは見えなかったが、葉の縁での止まり方が斜めで不自然だったので、
これは産卵しているのだろう、と思えた。
にしても、ちょい長め。

で、今日のこと。そのササの葉をめくってみれば、、、、、、

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16個、ちょい多め。

ブレないよう慎重に、雰囲気重視の自然光で撮影。

昨日のイシガケチョウ終齢幼虫、今日はちょうどお食事中だった。
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posted by やまかます at 22:03| チョウ

2019年08月29日

ロードキル、モンキアゲハ

上米公園のアカメガシワ樹液に、大きめのコクワガタが来ていた。
いや結構、大きい。久しぶりに見た。
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樹液はコウモリガの幼虫巣から滲み出ていた。

夕方の犬の散歩コースの一つ。ここは農耕車も滅多に通らない静かな小道。
以前、「チョウのねぐら通り」とか書いた場所だ。
ねぐらについたチョウは見かけなかったが、モンキアゲハの死骸が路面に貼りついていた。
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車の通行量が極端に少ないせいか、ここでのロードキルは、ずっと前にハンミョウを一回だけ見た。
それだけ。

こちらは随分と体に傷を負ってはいるが、元気に歩いていた、オオゴキブリ
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後脚がうまく動かないようで、引きずるようにして歩く姿は痛々しかった。

で、帰り際に目に入ったのは、オオトリノフンダマシの卵のう。
まだ新しいようで、すぐ上にメスが留まっていた。

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posted by やまかます at 22:51| チョウ

2019年08月14日

寄生バエとキマダラセセリ幼虫

台風10号の影響で風雨が激しくなり始めたのは、日暮れ頃から。

日中は雨が降ったり止んだりで、はっきりしない天気だったが、気温は低めでまずまず快適。
庭のススキで営巣していたキマダラセセリ幼虫を覗いてみれば、寄生バエの蛹が並んでいた。

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キマダラセセリの蛹を撮影したかったのだが。

午後4時、ちょっと一味工夫したカレーを仕込んでみた。
なかなかいけるので、ご飯は少なめで、ルーだけをお代わりした。
posted by やまかます at 21:35| チョウ

2019年08月01日

樹液レストランの珍客さん

庭のクヌギ、シラカシ、アカメガシワの樹液レストランは、どれも間口は狭い。
けれどそれぞれのレストランに顧客の顔が絶えることはない。

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カブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタ、カナブン、シロテンハナムグリ、
クロオオアリ、ヨツボシケシキスイ、そしてゴマダラチョウ。

いつもはコクワガタのオスが独占していた小さなお店では、テングチョウが長いこと樹液を吸っていた。
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保育社『原色日本蝶類生態図鑑(U)』( 1983)によれば、テングチョウはコナラやカシワの樹液によく来るそうだ。しかし、私は初めての観察で結構驚いた。

ナツフジの花期は長い。
今日もウラギンシジミの幼虫がいて、卵も一杯付いていて、そしてメス親が産卵に訪れていた。
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暑いからこそ、外で体を動かしたくなる。
山仕事を1時間半だけだが片付けておいた。
posted by やまかます at 20:59| チョウ

2019年07月28日

タテハモドキ夏型

午前中、谷津田のあぜ道でタテハモドキの夏型に出会った。
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別のもう一頭は翅がかなり傷んでいた。陽射しがきついせいか、2頭とも翅を開けることは一度もなかった。

今夏は、コガネグモが多い。
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かくれ帯は、子グモの時はX字型にかけるけれど、成体になると2本に省略?することがほとんど。

エビヅルの果実が目立ってきた。
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ショウリョウバッタのメスもオスも、新成虫を見るようになった。
昨夜から庭でクツワムシが鳴くようになった。
posted by やまかます at 21:47| チョウ