2021年05月20日

蝶のレストラン

三股町

庭のユズが2年ぶりに開花して、今は小さな果実が育っている。
0520-3204625.jpg


30センチほどの苗木を植えたのはたしか、13年ほど前かと思う。そのビワはすっかり大きくなって、仕事部屋の屋根を超えている。果実が色付きそろそろ食べ頃かなと、昨夜のこと見てみれば、ヒメジャノメが来ていた。
0520-3194528.jpg

今朝は今朝でまた来ている。他のお客さんの顔ぶれも増えていた。
どの果実も鳥に突かれたり、割れたりしているが、2個だけ無事なのがあったので初めて食べてみた。
果汁たっぷりで、実に美味い!!やはり、早めに袋がけしておくべきだった。
0520-5195435.jpg

0520-3204607.jpg

サトキマダラヒカゲクヌギの樹液でも、オオスズメバチと肩を並べていた。
0520-3204620.jpg


玄関前のノアザミには、羽化したばかりと思われる新鮮なアカタテハが来ていた。
0520-5195462.jpg


posted by やまかます at 19:15| チョウ

2021年05月18日

雨上がり

三股町

玄関前のノアザミに来ていたメスグロヒョウモンのオスは、おそらく昨日と同じ個体なのだろう。
警戒心は強く、こちらが片足をちょいとずらしただけでも、プイっと飛び立ってしまう。
けれどすぐに戻ってくるし、よほど空腹のようでストローを忙しく動かしていた。これなら背面から翅を広げた姿が撮影できるだろうと、岩になった心境でカメラを構えてみた。
0518-5185275.jpg

このところ、庭を舞うチョウの中で一番多いのが、スジグロシロチョウ
プランターに植えてある二十日大根に盛んに産卵しており、すでに幼虫数頭も育っている。卵は過剰に産卵されているので、いづれ餌不足に陥るだろう。
0518-5185230.jpg


イヌビワで日光浴をしていた、カラスアゲハ♀。このあと、俊敏に飛び立ちカラスザンショウの高い梢に姿を消していった。
0518-5185146.jpg


アカメガシワの樹液は、サトキマダラヒカゲ、クロヒカゲ、オオスズメバチ女王、などで賑わっていたが、コクワガタもいた。樹洞の隙間に潜り込んだので、ちょいと外に出てもらった。
0518-3184247.jpg

自宅林観察路の草刈り作業の続きを1時間ほど行った。草やササが生え伸びる勢いは、梅雨に入ってからさらに加速している。刈り取る労力も半端ではないが、それに加えて刈り草の片付けはもっと大変。しばらくは刈りっぱなしで放置しておくしかない。



posted by やまかます at 19:44| チョウ

2021年05月01日

庭の虫

三股町

ノアザミの花が賑やかになった。葉っぱの棘は痛いけど、好きな花の一つだ。
0430-3301755.jpg

そのノアザミの花にいつの間にか、クロセセリが来ていた。ご自慢の長〜いストローで、こっちもあっちもと探りながら吸蜜に余念がない。
0430-4293114.jpg

こちらは、ダイミョウセセリ。日光浴だろうか。
0430-4293158.jpg


ツワブキに、ヤマサナエ。先日、近くの用水路で本種の羽化殻(ヤゴの抜け殻)が多数見つかっている。
0430-4293136.jpg

0430-4293145.jpg
posted by やまかます at 08:00| チョウ

2021年04月24日

曇り時々、雨、晴れ間少し

都城市 

照葉樹林の若葉や花が色鮮やかに山肌を染めている。
数年前に、メダカがいるかもと隣町のせせらぎに出掛けたことを思い出し、そこへ出向いてみた。せせらぎの水量は少なく、群れ泳ぐ魚の姿はまったく無かった。せせらぎから急斜面を登ると山肌を望ことができる。この山は標高335mほどで、五万分の一地形図では地名が「城山」となっている。
0424-2245543.jpg

以前この城山を目指して林道を入ってみたことがあるが、なんと山の反対側は全部!!杉植林だった。

三股町

林に降りて撮影の準備をしていると、目の前にアサギマダラがいた。
移動途中なんだろうか、一頭だけしか見当たらない。
0424-2245555.jpg


庭のナツフジには、シロコブゾウムシが次々と集まって来ている。不用意に手を出すと、脚を縮めてコロリと地面に落ちてしまう。コロリ虫。
0424-3241271.jpg


OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 18:18| チョウ

2021年04月23日

蛇の目

三股町

アカメガシワの樹液に来ていた、コジャノメ
ヨツボシケシキスイなど、小さな甲虫類の姿もあった。
0423_-4232125.jpg

探せばあるのかもしれないが、コジャノメが食事しているシーンを撮影した記憶がない。多分、撮ってないとは思うが、撮ったそばから忘れてしまい、過去の写真データを見て自分で驚くことも多い。フィルム時代にはこんなことは決して無かったのだけど、、、。

クロヒカゲの姿も見るようになった。
0423_-2235537.jpg

後ろ翅に少し羽化不全だったか、皺が見える。

OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 19:42| チョウ

2021年03月27日

コムラサキ幼虫の運命

鹿児島市

指宿市の宿を発ってから、指宿スカイラインを北上した。
右手に見える桜島は、昨日と今朝も噴火して、大きな噴煙が頂上になびいていた。
桜島_Y3260154.jpg

道路沿いには、白い花をたくさん付けた、ハクサンボクが目につく。
葉には艶があって、テカテカしている。
ハクサンボク02

ハクサンボク_Y3260135.jpg


沿海部に自生するハクサンボクは、私の住んでいいる三股町や都城市ではあまり見かけない。

都城市

コミミズクの雌雄の違いを確認するため、公園のハンノキを訪れた。
先日、25日に交尾を観察し、雌雄の違いが外見で簡単にできることが分かったので、念のためオスの生殖節を見ておいた。

ずっと観察していた、シダレヤナギのコムラサキ4齢幼虫は、体が真ん中で折れ曲がっていた。
0327_Z3278589.jpg


寄生バエのしわざ、だろうか。
下から見上げると、口を動かしていたけれど、もう虫の息だった。
0327_Z3278586.jpg







posted by やまかます at 21:05| チョウ

2021年03月15日

駆け足の春

三股町

昨夜、仕事部屋のライトトラップにシャクガ科2種が飛来して、その居残り。
一つは、体がでっぷり肥えた体型のトビモンオオエダシャク♂。
トビモンオエダシャク♂_Z3155889.jpg

早春蛾の代表種だが、時に大発生をしてマスコミが取り上げることもある。

もう一種は、オオハガタナミシャク
フキの葉についた朝露を吸水していた。
本種の食草はノブドウやツタ。幼虫もどこかで見ているのかもしれない。
オオハガタナミシャク_Z3155884.jpg
オオハガタナミシャク_W2151530.jpg


都城市

10日前にシダレヤナギで見つけていたコムラサキ幼虫が、脱皮を終えたばかり。
抜け殻が残っているが、頭殻は地上に落ちたようだ。
通常、越冬ステージは3齢だから、写真の幼虫は4齢になったということだろう。
コムラサキ幼虫Z3155935.jpg


コムラサキ幼虫Z3155950.jpg


同じヤナギにいた、
こちらは、アミメカゲロウ目のセンブリの一種。
センブリZ3155930.jpg




posted by やまかます at 19:49| チョウ

2021年03月14日

ツマグロキチョウ

三股町

遠目でも飛び方や、オレンジ色を帯びた翅色で、ツマグロキチョウとすぐにわかる。
カラスノエンドウの花を訪れては吸蜜していた。
ツマグロキチョウP3132524.jpg


今の環境では、普通に見かけるチョウだけど、
清瀬市や東村山市に住んでいた頃に通っていたフィールドでは、20年間のうちたった一度出会ったことがあるだけ。
すぐお隣の所沢市だったが、その場所の環境はおそらく激変してしまっただろう。
今もツマグロキチョウが生き残っている可能性は低いと思う。

庭にやって来るのはスジグロシロチョウが多く、モンシロチョウはこのところ滅多に見ないのだが、
今日は久々にレンゲに来ていた。
モンシロチョウ_P3140411.jpg


ちょうど花壇で作業していた嫁さんが、こちらへ歩き始めていたので、
「ちょっと、待って! モンシロチョウ が いるから」と制止してから、地面に腹這いになってカメラを構えた。
飛び立った瞬間を、プロキャプチャーモードで撮影。写真は2コマ目。

「白いチョウはたくさんいるけど、、、アレが、モンシロチョウなの?」

「そう、慣れたら区別は簡単だけどね」


posted by やまかます at 19:08| チョウ

2021年03月10日

霧の朝

三股町

濃い霧の朝。こんな日は晴れるに決まっている。
霧の朝Z3105553.jpg


やはり、午後からはピーカンの晴天となった。
アオサギ-3244255.jpg


庭のアセビに、テングチョウが来ていた。
テングチョウW2101171.jpg

ツマキチョウ♂やアゲハ春型も飛んでいた。

小松菜の花に来ていた、ニホンミツバチ
ニホンミツバチW2101460.jpg


posted by やまかます at 19:39| チョウ

2021年03月04日

下り坂の空

三股町

今日はどんより曇り空の一日で、午後3時頃から小雨もぱらつき始めた。
林に降りてみると、足元をチラチラと舞うルリシジミがいた。
羽化して間もないのだろう、蛹から出たばかりのような初々しさを纏っている。
この状態でもオスと判るけど、できれば翅拡げて欲しい。

スジグロシロチョウ-2041107.jpg

ルリシジミは、例えばベニシジミのようには、気前良く翅を拡げてくれない。
以前なら諦めていたルリシジミの翅表が見える写真。しかし、今ではちょっとの辛抱をすれば簡単に撮れてしまうようになった。

スジグロシロチョウ-2041116.jpg

写真はシャター速度が1/750秒と遅かったのでブレているけど、
こういう場合はギリギリ1/2000秒で撮影すれば、ほぼほぼシャキッとした写真になる。
飛翔の情感を表現したいときには、あえて遅いシャッター速度を使う。


OM-D E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 プロキャプチャーモード

昨日のような青空の背景で、と望みたいところだが仕方が無い。
それでも撮影の練習は、できるときにやっておくに限る。こちらは、1/2000秒で撮影。
スジグロシロチョウが、小松菜の花に来ていた。

スジグロシロチョウ-3040370.jpg

OM-D E-M1X  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 プロキャプチャーモード

都城市

コサギの、あくび?
お決まりの休憩場所は、クスノキの梢。

スジグロシロチョウ-3040523.jpg

OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 18:10| チョウ

2021年02月25日

越冬明けのウラギンシジミ

都城市

公園の遊歩道上に落ちていた、ウラギンシジミ
ウラギンシジミ-3245049.jpg

そっと翅を広げてみて、翅表の紋様からメスだとわかった。
右うしろ翅は大きく欠けており、これは鳥に襲われた痕跡ではないだろうか。
ここ数日の陽気に誘われて、木陰の越冬場所から飛び出したのも束の間、そこには獲物に飢えた鳥たちが待ち構えている。

成虫越冬のウラギンシジミ、冬を越せるのはその多くがメスであるらしい。
となると、このメスは昨年の秋のうちに交尾を済ませていたのかもしれない。

植え込みの茂みに入れば、少しは安心できるらしい。
ウラギンシジミ-3244294.jpg

ピタリと歩みを止めた私をジッと見つめる、ジョウビタキのメス。
しばらくは、こうして見つめ合っていた。

posted by やまかます at 20:40| チョウ

2021年02月24日

鳥の営巣、ベニシジミ春型

都城市

ヤナギの一種の開花も賑わってきた。
アオサギ-3244285.jpg


ドバトも、
アオサギ-3244567.jpg

ハシボソガラスも、
アオサギ-3244283.jpg

巣作りに忙しくなっているようだ。

ちょい寄り過ぎ、のアオサギ
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS、すこぶる使い易いレンズだ。
もっと引けば良かったのだが、、、。
アオサギ-3244716.jpg


ルリシジミのオスが、鳥のフンで盛んに吸汁していた。
ルリシジミ-2245013.jpg

ルリシジミ-2245024.jpg


上の写真全て、OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

三股町

チョロ が亡くなってもうすぐ一年になる。
夕方の散歩もしなくなったけど、ロボットカメラのチェックのあと少しブラブラ歩いてみた。
畦道でツクシ狩り。はかま剥ぎには時間かかりそうだけど、それも楽しみの一つ。
ベニシジミ-2240808.jpg


ツクシの束を握りしめて立ち上がると、目の前にベニシジミが現れた。
今春羽化した、春型だろう。
ベニシジミ-2240811.jpg

OM-D E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 
posted by やまかます at 20:04| チョウ

2021年02月22日

春のチョウ

三股町

午後1時24分。
庭を舞っていたモンシロチョウのメス。アブラナの花を次々と訪れては吸蜜していた。
モンシロチョウZ3223943.jpg


昨日、上米公園の傍でツクシ採りをしていたら、目の前をコツバメが飛んでいた。はっきり翅表のブルーが見えたあと、
一緒にいた嫁さんがすかさず、
「チョコレート色のあのチョウは、何!?」 と聞く。
あまりにも一瞬の出来事だったので、お互いそれぞれ、翅の表と裏しか見ていない。
すぐに探したけど、消えた先はわからずじまい。まだキブシの花も開いてない。

「コツバメがもう出ているよ。早いなあ〜」と呟けば、
「白いのや黄色い蝶は、もう庭でよく見るけど」と嫁さん。
「あのね、コツバメは早春限定の蝶で、モンシロチョウやモンキチョウたちとはまた、別格なんだよ」

さて、今日もまた公園通いが続く。
休日、平日ともさほど人出があるわけでもないが、散歩する人は少なからずいて、人目のある場所での待機というのは、
これはこれで疲れる。
挨拶を必ずする方、そうでない方。こちらもできるだけ「散歩してますよ〜」のオーラを纏うよう努力し、さりげなく挨拶を返す。
かと言って、先日のように別の観察に没頭したりすると痛い目にあうから、神経は程々に集中させておかねば。

キリ〜コ〜、キリ〜コ〜♫

清々しい囀りに目を向けてみれば、太い嘴が鮮やかなイカルがいた。
イロハカエデの新芽をしきりと啄んでいた。かなり警戒心が強い鳥で、距離を縮めることができない。
写真は少しトリミングしている。
イカルZ3223998.jpg


アオサギが長い枝をくわえて運んでいた。もう営巣を始めたのだろうか。
高い樹上に消えたあと、また同じ方角へと飛び立って行った。
アオサギZ3224019.jpg


自宅駐車場のコンクリート塀に、ペタッと張り付いていた、エダシャク蛾の仲間。
同定はまだできていない。春型なんだろうか、この蛾もかなり早い登場のような気がする。
エダシャクsp-2046.jpg


posted by やまかます at 20:08| チョウ

2021年02月17日

二兎を追う者一兎を得ず

都城市

午後1時半。
シダレヤナギの樹皮の割れ目に、コムラサキの越冬幼虫を見つけた。
裸眼ではかなりキツい。眼鏡越しでようやく辿り着けた。
コムラサキ越冬幼虫-2170738.jpg


この幼虫を発見して撮影の準備に取り掛かった瞬間、私の背後で何やらざわめきが、、、、、、、、。

「あ!あああああ!  しまったあ〜〜〜〜〜〜〜〜」

振り向いたそこには、今日の狙いだった鳥の行動がちょうど終わるところだった。
まさに、後の祭りだ。

さあ、明日は機材もちょっと見直してみよう。いっそレンズもカメラも変えた方が良さそうだ。
気分転換にもなるだろう。

毎回、今日の場所で顔を合わせるネコが、孫の手(枝先)にジャレついたあとで、一言。
「アンタ、しくじったわよね〜」
ねこZ2160039.jpg
ねこZ2160125.jpg
ねこZ2160148.jpg

posted by やまかます at 21:18| チョウ

2021年02月16日

スイバとベニシジミ幼虫

三股町

畑の畔ではスイバの花茎が立ち上がり始めている。
その葉っぱのところに、うんちの「しわざ」があった。
ベニシジミZ2160708.jpg


「しわざ」を目印に、そっと葉っぱをかき分けると、いました!
ベニシジミの幼虫。
もうでっぷりと肥えた、緑色型の終齢幼虫。
ベニシジミZ2160719.jpg


昨年の暮れに『うまれたよ!ベニシジミ』(岩崎書店)を出した。
昔から私はこのチョウが好きで、機会あるごとに撮影していたから、
この本の企画が決まって以降、撮り足した写真はわずかで済んだ。構成もずっと前から頭の中で温めていた。
写真撮影をしているときには、どんな本のどこのページに入れようか、などと想像を膨らませていることが多い。
いやそうでないと、後々困る事になる。
『うまれたよ!ベニシジミ』は絵本なので、ページ数も限られ写真点数も少ないけれど、ベニシジミへの思い入れをこの一冊にギュッと込めたつもりだ。

都城市

尾羽の先端が赤い(緋色)、ヒレンジャク
様々な木の実を啄むけれど、ヤドリギの実にはよく集まる。

写真は水浴びを終えて、エノキの枝上で羽繕いをしているところ。
ヒレンジャク-2162068-2.jpg


先週から観察しているヒレンジャクの群れは、9羽。
鳴き交わしを何度も聞いているうちに、群れがとる先々の行動も読めるようになった。

ヒレンジャク-2151272.jpg

ヒレンジャクの撮影は今日で終了だが、
鳥の撮影については、まだまだ今年いっぱいは続ける。

さて、昨年は『虫のしわざ図鑑』(少年写真新聞社)、『うまれたよ!ベニシジミ』(岩崎書店)の2冊を刊行。
今年は、新たに虫の本を2冊出す予定で、刊行予定日が決まり次第、詳細を告知致します。
posted by やまかます at 20:40| チョウ

2021年01月24日

スミナガシ幼虫、下垂して前蛹となる

昨年の12月から飼育していたスミナガシ幼虫。
昨日になって軟便を排泄し、体は透き通った薄茶色になった。
11月末に3齢幼虫を見つけ、その後12月20日に4齢となり、終齢の5齢となったのは、今年の1月3日だった。
終齢期間は3週間にも及ぶ。
スミナガシ幼虫-5836.jpg

軟便を排泄後、長らく飼育ケースの中を歩き回っていたが、
今朝には下垂して前蛹となった。
スミナガシ幼虫-5849.jpg


しかし、気掛かりなことがある。
終齢になってから、ヤマビワの葉を取り替えるとき毎回、ゴロンと葉から落ちていた。
つまり、足場糸の掛かりが弱かったせいだろう。どうも、吐糸力が減退しているのではないだろうか。
やはりと言うか、実はすんなり下垂できていない。

徘徊してその後、ケースの底に転がって丸くなっていたので、そっと枯れ枝の又のところに置いてみた。
しばらくすると、その又のところで、ようやく下垂していたのである。
ところが、どうも掛かり糸の量が少ないのか、ケースを動かしただけで、ポロリと落下してしまった。
慌ててそれを拾い上げ何とか元通りに下垂させることができたのだが、
このままでは、蛹化の際にお尻の固定がうまくいかない可能性が考えられる。
その場合、落下してしまい、そうなると健全な蛹になれないかもしれない。
少しでも体の一部を損傷すると、大方は羽化不全になってしまう。



posted by やまかます at 21:40| チョウ

2021年01月17日

神社のアオスジアゲハ越冬蛹

三股町、 都城市早水公園

早馬神社(はやま)の手水の庇や、物置小屋で、アオスジアゲハの越冬蛹が次々と見つかった。

アオスジアゲハ越冬蛹-2176834.jpg

アオスジアゲハ越冬蛹-2176843.jpg

アオスジアゲハ越冬蛹-2176855.jpg

いづれもクスノキ大木の近くにあるが、食樹から蛹化場所までの移動距離は、5〜7m前後になるだろう。
クスノキを一旦降りてから、物置小屋や手水までは地面を延々と歩いたわけで、
危険だらけの中よくも無事に辿り着けたものだ。

一番上の蛹化場所は表面が滑らかな金属板、次が塗装した板面、一番下はザラザラのコンクリート面。
蛹化場所の状況によって、蛹の体色も微妙に違う。

虫探しで都城市内の公園を歩いていると、すぐ目の前のウメに、サンショウクイ

サンショウクイ-1173132.jpg


ジョウビタキのメス。

アオスジアゲハ越冬蛹-1173146.jpg

彼らも虫探しに余念がない。

午後5時33分、霧島山


アオスジアゲハ越冬蛹-1173161.jpg
posted by やまかます at 19:09| チョウ

2021年01月11日

飼育中のスミナガシ5齢幼虫

三股町

昨年から飼育しているスミナガシ幼虫。
ヤマビワの葉を食べて大きくなった。

シロハラ水浴-5667.jpg

飼育ケースは薄手の毛布で包んであり、南向きの居間に置いてある。
昼間は日差しがあれば、室温はそこそこ高めになる。
朝晩のみ暖房を入れるが、夜間は暖房を切っているので、激しい寒暖差が幼虫にとっては厳しいかもしれない。
それゆえか、成長の度合いは著しく鈍い。
ともかくも、蛹化までは漕ぎ着けたい。


午後4時40分。
シロハラが水浴びをしていた。

シロハラ水浴-2429.jpg

シロハラ水浴-2437.jpg

水しぶきで辺りは、ビショビショ。
午後4時から5時までの間、玄関での出入りは控えるようにしている。
posted by やまかます at 20:08| チョウ

2021年01月03日

スミナガシ幼虫、終齢になる

三股町 田上

長い脱皮休眠が続いていたが、今朝になってようやく脱皮した。

伐採木-2034725.jpg

3齢から飼育していたスミナガシの幼虫で、やっと終齢(5齢)になった。
脱ぎ捨てた4齢頭殻がこちら。↓

伐採木-2034722.jpg

脱皮後、新しい葉(ヤマビワ)の裏に落ち着いたがまだ食事はしていない。
伐採木-2034735.jpg


クヌギ伐採木の片付け作業の続きを今日も行った。
伐採枝のほとんどは片付いたが、観察路を塞いでいる太くて長い幹の切断には時間が掛かる。
今日は、観察路が通れるように二箇所を切断した。
一箇所は地面からアーチ状に浮いており、しかも斜面なので、切断のやり方は慎重に行った。
上下から少しづつチェンソーを入れて、最後は下から突き上げるように貫通させた。
完全に貫通してもアーチ状に密着しており、一気にゴロンとは切り別れない。

そこでタガネを打ち込んで、やっとのことで分離できた。
タガネは、ミヤマカミキリ幼虫やシロスジカミキリ新成虫を割り出すときに使ったもので、ハンマーも特大。
扱いには気を付けないと、自分の脚など潰しかねない。

伐採木-5644.jpg


posted by やまかます at 20:18| チョウ

2020年12月31日

モンキチョウ、モンシロチョウ

三股町 田上

午前7時27分。
朝焼けに染まった霧島山

1231霧島山-2314693.jpg


午後2時25分。
韓国岳は冠雪で白く輝いていた。

1231霧島山-2314702.jpg


モンシロチョウの越冬蛹。
コンクリート壁の同じ場所に3頭ついていた。ここは畑のすぐ傍になるので例年、モンシロチョウの蛹化場所となっている。

1231モンシロチョウ蛹-5619.jpg


足元から飛び出した、モンキチョウ
飛んでもすぐに地面に舞い降りて横倒しになる。地面はそこそこ温まるだろうが、今日の寒さは厳しい。

1231モンキチョウ-2314711.jpg


どんなに寒くても、動きません。
クワエダシャク幼虫。

1231クワエダシャク-5630.jpg


posted by やまかます at 19:40| チョウ

2020年12月24日

大丈夫か?セセリ前蛹

三股町 田上

食を断ちすでに10日間を過ぎた、クロセセリ幼虫。
以前、前蛹になったものの一向に蛹化せず体が折れ曲がり、挙句、消失してしまったケースがあった。
今回もどうやら体の不調の兆しが見えてきた。胸部のあたりで体がわずかに曲がっているのだ。

しかも、幼虫巣のある葉の葉柄部が折れて、クタリとあらぬ方角へと傾いでいた。
継続観察もこれまでかと判断し、スミナガシ幼虫に引き続き回収することにした。

クロセセリ-1860.jpg
EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

葉が萎れないよう保水して、大きめの密閉容器に入れてみた。
若い葉なので早晩、萎れてしまうかもしれない。
ともかくも温度管理することで、果たして蛹化することができるだろうか?

今日は午後から小雨となった。久々のお湿りだ。
それとばかり、宿題にしていた室内作業の一つを片付けておいた。3時間ほどで写真のバックアップまで完了。
共著者の方にメールで報告してから、郵便局に出掛けてみれば、、、、、
ケーキ屋の前に行列ができ、車誘導係の警備員まで立っていた。
なるほど、クリスマスイブなんだ。


posted by やまかます at 20:49| チョウ

2020年12月23日

スミナガシ、4齢幼虫

三股町 田上

今日もほとんど風がなく、日中の気温は高めだった。
しかし、朝一番、外は霜で一面真っ白。かなり冷え込んだ。
日中の気温が11月中旬並みに上がったからと言って、長い夜間は真冬にもどる。

先月、上米公園で観察していたスミナガシ3齢幼虫を回収して飼育を始めたのは今月半ば頃。
この幼虫がすんなり成長できないであろうことは、火を見るより明らか。
久しぶりにスミナガシの飼育をしてみようと思った。

ヤマビワの水揚げが悪いことと保温もかねて、大きめの密閉容器で飼っている。
暖房は朝晩しか入れないので、飼育容器は毛布で包んでいる。

三日前、ようやく4齢へと脱皮したが、脱皮休眠は異様に長ったので、一時は脱皮できないのではと心配した。

スミナガシ4齢-1857.jpg
EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 


posted by やまかます at 21:06| チョウ

2020年12月18日

危うし!ナガサキアゲハ幼虫

三股町 田上

庭のユズについていた、ナガサキアゲハの終齢幼虫は今朝になって、体を半分に折って死んでいた。
今朝の冷え込みはこの冬一番だったかと思う。外の畑は霜で一面、真っ白になっていた。
寝床から出るのが辛いほどだったが、やはり幼虫は寒さに耐えきれなかったようだ。
朝見つけた死骸は、昼過ぎには消えていた。
地面をいくら探しても見つからず、鳥に食べられたのかもしれない。

ところが同じユズの木にいる、3齢幼虫の方は生きていた。

1218ナガサキアゲハ-5470.jpg


そしてもう一頭、3齢幼虫が見つかり、こちらもそっと指で触れてみると体を曲げて反応した。
1218ナガサキアゲハ-5471.jpg


とは言え、この2頭の若齢幼虫が無事に蛹化できるかどうかは、かなり危うい気がする。せめて葉裏生活ならまだしも、と思いたくなる。
EOS-5D MarkV  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
posted by やまかます at 18:06| チョウ

2020年12月15日

危うし!イシガケチョウ

三股町 田上

午前9時。霧島山
朝一番は曇っていたが、次第に晴れて今日もまた冷たい北風が強く吹き荒れた。
右奥の雲を被った山が、韓国岳。

1215霧島山-2153478.jpg


庭のコナラは、まだ落葉していない。クヌギもコナラも、木によって落葉のタイミングがそれぞれだ。
もうすっかり葉を落とした木もある。

1215コナラ-2153482.jpg

OM-D E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

ハナミョウガの葉裏で越冬中のイシガケチョウは、強風に煽られ今にも吹き飛ばされそうになっていた。
けれど、脚の爪をよほどしっかり突き立てているのか、平たくした翅が風を受けて跳ね上がってでも、
葉っぱに張り付いたままだった。

1215イシガケチョウ-2153511.jpg

OM-D E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
posted by やまかます at 20:15| チョウ

2020年12月13日

消えたクロセセリ前蛹

三股町 田上

ずっと観察していたクロセセリの前蛹、グッタリと頭が垂れて様子がおかしくなっていたけど、今朝になっていなくなった。
おそらく、何らかの捕食者に食べられてしまったのだろうと思う。
いづれにせよ、蛹化できずに死んでいたかも知れない。

1213クロセセリ-5335.jpg
EOS-5D MarkV  SIGMA50mmMacro 270EXU
すぐ近くのハナミョウガでは数日前に蛹室にこもった幼虫もいる。こちらはどうなるだろうか?

庭のクヌギではまだ葉っぱを食べている、アカイラガ幼虫。


1213アカイラガ -5341.jpg
EOS-5D MarkV  SIGMA50mmMacro 270EXU

蛹といえば、、、、、、、

家庭菜園のナスで育ったクロメンガタスズメの幼虫2頭のうち、一頭は回収できたがもう一頭は地面に潜り込んでしまったらしく見失ってしまった。
回収した幼虫はしばらくして、用意した土に潜り無事に蛹化した。

クロメンガタ-1.jpg


クロメンガタスズメ幼虫を回収して数日後、玄関前を徘徊していたエビガラスズメ幼虫。
蛹化場所を探していたので、土を入れた容器に回収するとこれも程なく、蛹化した。
上写真と同倍率なので、エビガラスズメに比べてもクロメンガタスズメの蛹は結構大きいことがわかる。

エビガラスズメ-1.jpg

EOS-5D MarkV   EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 深度合成 (蛹の2カット)

黒バックでの蛹の写真撮影などは、専用の撮影台を組んでいる。
背景の黒紙から蛹を15センチほど浮かし、また背景にはできるだけ光が回らないように調整する。
蛹を固定するのが厄介だが、被写体の大きさに合わせて逐一固定台を工夫して作る。
条件によっては透明ガラス板やアクリル板に置くこともあるが、ゴミ写りなどの後処理に苦労するのであまり使っていない。パソコンでの画像処理はできるだけ少なくしたい主義だ。
照明のストロボは、通常3灯で間に合う。
1212撮影セット-5229.jpg


被写体を乗せる台はベローズで可動式にしてあるが、深度合成をする時はカメラ側のフォーカス送りで行うことが多い。
低倍率専用なので、撮影枚数も10カット前後で済む。
ちなみに、先日載せたギンシャチホコ蛹の写真は、被写体を可動させて深度合成している。こちらは撮影枚数が多かったので被写体の微動によった。
撮影倍率としては、ギンシャチホコの蛹(体長20mm)程度の大きさが最大倍率で、これ以上の倍率が必要な時は、別の専用撮影台を組んでいる。
posted by やまかます at 21:26| チョウ

2020年12月07日

コミスジ越冬幼虫

三股町 田上

黄葉し葉を落とし始めた、庭のナツフジ。
先月26日に見つけたコミスジの幼虫は、しばらく姿を見失っていたが、
昨日になって、元の場所から1メートルほど離れた葉っぱで再び見つかった。
どこにいるか、わかるかな?


1206コミスジ-5134.jpg


どうやら、幼虫が葉柄をかじったために葉が萎れたようだ。
もちろん、落っこちないように糸をしっかり絡めている。

1206コミスジ-5137.jpg


他にも幼虫がいないか探していると、萎れた葉があったので触れると、すぐにポロリと外れてしまった。
枯れ葉布団に包まれて、そのまま地面に落下するつもりだったのだろうか?

1207コミスジ-072618.jpg


コミスジの越冬幼虫を初めて見つけた場所は、高知県、南国市の「毘沙門の滝」だった。
カシ類(アラカシかな)の葉っぱに止まっていた。
そのときの写真は『里山蝶ガイドブック』(阪急コミュニケーションズ:2003年)の38ページに載せてある。
切手サイズの写真で、わかりにくいのが残念。
もう30年近くも前のことだが、その当時は東京〜高知間のフェリー航路があって、よく利用していた。

OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  GODOX TT350
posted by やまかます at 20:12| チョウ

2020年12月06日

葉っぱの表と裏、、、、Pyrocoelia マドボタル類の幼虫、クロセセリ前蛹、ムラサキツバメ越冬集団

三股町 田上

〜葉の裏〜

以前から観察している、ハナミョウガ葉裏のクロセセリ幼虫
昨日、帯糸と尻糸を完成させ、前蛹の体勢となった。
いつ蛹化するだろうか、いよいよ目が離せなくなった。

1206クロセセリ前さなぎ-5123.jpg
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro  270EXU

帯糸。
1206クロセセリ前蛹-062543.jpg

尻糸。なかなか凝った造り。
自分の体長に合わせて正確な位置に糸を張る技は、一体どういう仕組みなんだろう。

1206クロセセリ前蛹-062548.jpg


〜葉の表〜

ササの葉表面の濡れた部分をしきりと舐めていた、マドボタル類の幼虫。
体長は25ミリほど。このまま幼虫越冬だろうか。

1206マドボタル幼虫-062509.jpg

1206マドボタル幼虫-062503.jpg


都城市

クロガネモチの葉、2枚に渡って集合しているムラサキツバメ
葉っぱが見えないほど、密集している。

1206ムラサキツバメ-062464.jpg


こちらは、イヌビワの小集団。

1206ムラサキツバメ-062455.jpg


クロガネモチの高い梢(地上高3m)では毎年、正確に同じ葉っぱに集団ができる
今年もその高い梢は満室状態になっており、どうやら溢れ組が、低い葉っぱ(上写真)とイヌビワ(下写真)に分散したように思われる。
つまり、今冬、ムラサキツバメの数が余程、多いのではないだろうか。


OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  GODOX TT350
posted by やまかます at 19:43| チョウ

2020年12月04日

蛹の居場所

都城市 

例年通り、漆喰塀の白壁にアオスジアゲハの越冬蛹が、危なっかしい格好でぶら下がっていた。
帯糸が切れている。

1204ヒメクダマキモドキ♂-042237.jpg


毎冬、見ている塀だけど大抵はついている。
しかし、1体のみで複数が見つかったことは無い。

1204アオスジアゲハ-042249.jpg


この蛹が幼虫時代を過ごしたクスノキは、2メートルほどのところにあり、
梢を見上げていると、黒く変色した蛹が3体あった。写真はそのうちの2体。
もちろんすでに死んでいる、と思う。

1204アオスジアゲハ-042245.jpg


さらに別のクスノキでは、木から13メートルほど離れた、ステンレス製のパイプにも。

1204アオスジアゲハ-042315.jpg

1204アオスジアゲハ-042303.jpg


アオスジアゲハは蛹化に先立って、食樹を離れる傾向が強く、その場合、蛹化場所の条件は、表面がツルんとした滑らかな足場を選ぶことが多い。
特に越冬蛹では、食樹で蛹化した場合は寄生されたりして死んでいるのが目立つ。
寄生蜂や寄生バエが、宿主を探す手掛かりに食樹のニオイを使っているなどの理由も考えられるだろう。

塀の上から、蛹探しをしている私を見つめて、
「ナニ、してるニャン?」

1204ヒメクダマキモドキ♂-042356.jpg

OM-D E-M1 MarkV  
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:08| チョウ

2020年12月02日

見落としていた、クロセセリ前蛹

三股町 田上

午前7時。
朝食の準備中、部屋の中をひとしきり飛び回っていたチョコレート色のチョウ。
飛び方からして、すぐにムラサキツバメと判った。

だけど、いつの間に紛れ込んだのだろう。洗濯物についていたのか?


1202ムラサキツバメ-1544.jpg
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU

先日、忽然と姿を消したクロセセリ幼虫。
今日になってもう一度、見直してみたら、地面に近い小さな葉の裏で前蛹となっていた。
いきなり蛹が見つかるよりか、この方が楽しみも増える。

1202クロセセリ前蛹-022058.jpg
1202クロセセリ前蛹-022064.jpg
OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  GODOX TT350

薄暗い杉林の中でハナミョウガを見て回ると、亜終齢幼虫や終齢幼虫が次々と見つかった。
山折りになった葉が気になりめくると、コロギスの幼虫が潜んでいた。
本種は幼虫越冬。

1202コロギス幼虫-022065.jpg
OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  GODOX TT350
posted by やまかます at 20:45| チョウ

2020年12月01日

師走に羽化した、イシガケチョウ

都城市 山之口町 富吉

午後1時。
「もうとっくに羽化したはず。とりあえず無事に羽化したかどうか、羽化殻だけでも確認しておこう」

そう思いながらイヌビワを見に行ってみれば、
そこに羽化したばかりのイシガケチョウが止まっていた!

1201イシガケチョウ-011993.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

イヌビワの葉は黄葉して今にも落ちてしまいそう。まさにギリギリのタイミングで羽化したと言える。

この蛹は、先月、11月3日に蛹化したので、蛹期間は実に27日間にも及ぶ。
気温が低いとこんなにも蛹期間が長くなるとは驚きだ。
この場所は終日、ほとんど日が当たらないので、それも影響しているかもしれない。

足元ではムラサキシジミが日光浴をしていた。

1201イシガケチョウ-011954.jpg

1201イシガケチョウ-011957.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

三股町 田上

夕方、散歩をしていると、モンキチョウが飛んでいて、やがて草にしがみつくようにして静止。
翅はかなり傷んでいる。このまま越冬できるだろうか?

1201イシガケチョウ-2011798.jpg

OM-D E-M1 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM


すぐ隣では、ベニシジミが日光浴。

1201イシガケチョウ-2011804.jpg

OM-DEM1 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM
posted by やまかます at 19:20| チョウ

2020年11月30日

イシガケチョウ、越冬成虫

延岡市植物園

オガタマノキの枝先にぶら下がっていた、
ミカドアゲハの越冬蛹。
帯糸も切れて風に揺れていた。ほぼ目線の高さ。
蛹のついた葉っぱがなんらかの理由で枯れてしまったのが災い。これでは目立って仕方が無い。

1130ミカドアゲハ-301932.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ボロボロノキから2メートルほど離れた藪の中で見つかった、
ベニツチカメムシ集団。
まるでオビカレハの越冬卵のように枝を取り巻いている。
いづれ厳冬期には地中に移動してしまう。

1130ベニツチ-301917.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

三股町 田上

自宅の向かいの果樹園の下生えでは、ハナミョウガが自生しており、クロセセリ幼虫2頭を継続観察していた。
うち一頭は忽然と姿を消してしまった。他の株を探ってみると、蛹化場所の形跡を見つけた。
真新しい座糸の状況から、蛹は何者かに食べられてしまったようだ。
クロセセリの蛹では、こうした災難?をよく見る。

1130イシガケチョウ-301948.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

同じ株のすぐ隣の葉をめくったら、イシガケチョウがペタリと張り付いていた。
地面からわずか20センチの高さ。

1130イシガケチョウ-1515.jpg

EOS-5D MarkV EF15mm F2.8フィッシュアイ

葉をめくるとき、イシガケチョウの体に触れなかったのが幸い。
こんな出会い、今年の1月16日にもあった
イシガケチョウの越冬成虫が見つかるのはワンシーズンに一回程度。
しかし、この冬はまた新たな出会いがありそうな予感がしないでもない。
posted by やまかます at 20:42| チョウ

2020年11月26日

コミスジ幼虫の食事

三股町 田上

午前7時45分。
自宅林の池辺に設置してある撮影用ブラインドを点検。
三脚と椅子は置きっ放しだが、ブラインドの生地は防水シート製。

ふとブラインド横のシロダモを見上げると、
去年とほぼ同じ位置にムラサキツバメ集団がいた。地上高3メートル。
右上の枯れ葉にいる2頭と合わせて、全部で11頭になる。
2メートルの脚立に登って撮影した。

1126ムラサキツバメ-261633.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前8時50分。
庭のナツフジで、コミスジ幼虫が見つかる。
「へ」の字型ポーズで、じっとお休み中。

1126コミスジ-1495.jpg
1126コミスジ-1496.jpg
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU

9時55分。木漏れ日を受けて食事中。
体は真っ直ぐ「一」の字。

1126コミスジ-261646.jpg
1126コミスジ-261659.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前10時02分。
ツワブキ上のジョロウグモ網巣に、ヒメアカタテハが掛かっており、糸でグルグル巻きにされていた。
ここ連日、ツワブキの花に来ていた同じ個体かと思う。

1126ジョロウグモ-261707.jpg
1126ジョロウグモ-261723.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前10時06分。
一見元気そうに威嚇をするハラビロカマキリ♀。
しかし、体に触れてもしっかり脚を踏ん張ることができず、ヨタヨタ歩きだ。
お腹はでっぷり、産卵するだけの体力はまだあるんだろう、と思いたい。

1126ハラビロカマキリ-261730.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

上米公園

午後4時35分。
ウスタビガの繭は、今日もまだ羽化していない。

1126ウスタビガ繭-2261693.jpg
OM-D E-M1 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM FL-900R
posted by やまかます at 19:44| チョウ

2020年11月24日

ムラサキツバメ

三股町 樺山

テイカカズラの果実を撮影していたら、すぐ足元にムラサキツバメのメスが転がるようにしてやって来た。
すぐに翅を全開にして、日光浴を始めた。
このあと、しきりと葉上についている滴を吸っていた。

1124ムラサキツバメ-242895.jpg


足元と言えば、落ち葉の上に佇んでいた、アカイラガ幼虫。
そろそろ、営繭の準備に入る頃だろう。

1124アカイラガ幼虫-232699.jpg


OM-D E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

田上 自宅

一昨日、伐採したクヌギ
根本にチェンソーを入れたなら、どの方角に倒れるのか極めて読みづらい木だったが、観察路上に沿って倒れており、まさに見事な着地だったと言える。
これが少し逸れると、椎茸のホダ木置き場を直撃するし、最悪は庭の畑を潰すようなことにもなっただろう。

1124クヌギ-232687.jpg


この切り株からは来春になると萌芽はするけれど、2年目には枯れてしまい成長できない。
林を全伐して明るい環境にしないと、クヌギの萌芽更新に必要な日照が足りないからだ。

ナナミノキの方は日当たりも良い場所だし、萌芽力も旺盛だからいづれ枝葉を茂らせることだろう。
幹周りもえらく太くなり過ぎたし、家屋からの距離を考えると、樹高を屋根より低く抑える必要があった。
ともかく木の成長は想像以上に早い、ということを改めて感じる。

 
posted by やまかます at 20:29| チョウ

2020年11月23日

間に合うか? スミナガシ幼虫

三股町 上米公園

ヤマビワの葉に、スミナガシ中齢幼虫のしわざ、があった。

まさかいるわけないよな、と枝を手繰り寄せて見てみると、3齢幼虫がクリン、と体をそらしていた。
産卵日はおそらく、今月に入ってからだろうと思うので、それまでメス成虫が生き長らえていたのだろう。
この幼虫が成長を遂げて蛹になれるかどうかは、かなり危うい気がしてならない。

1123スミナガシ幼虫-232711.jpg
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

継続観察している、ウスタビガの繭(メス)は、今日もまだ羽化してない。

自宅庭

ツワブキの花に、ヒメアカタテハが来ていた。
キタテハもいて、まるでお互い競うかのように、吸蜜に没頭している様子だった。


1123ヒメアカタテハ-2231416.jpg
OM-D E-M1 MarkU  EF70-300mm F4-5.6L IS USM プロキャプチャーモード


「綾の手紬染織工房」さんから案内ハガキをいただいていた、『綾工芸まつり』に行って見た。
今日は開催三日目で最終日。「綾てるはドーム」という巨大な建物の中、各工芸店がブースを並べており、たくさんの来客で賑わっていた。
母親の誕生プレゼントに絹染織りのショールを買った。



posted by やまかます at 20:49| チョウ

2020年11月22日

キタテハとテングチョウ

木城町 木城えほんの郷

昨日(21日)から今日の正午まで、木城えほんの郷で『冬版むしむしの合宿』が開催された。
去年に引き続き、私は二回目の参加。

完熟の柿に、キタテハのカップル。
1121キタテハ-212652.jpg


しばらくすると、テングチョウが割り込んできた。
体の大きさでは優っているキタテハなのに、あっさり席を譲ってしまった。

1121キタテハ-212653.jpg


OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

自宅林のクヌギ大木2本と、ナナミノキ一本を伐採してもらった。
『木城えほんの郷』から帰宅した時にはすでに伐採作業は完了していた。
幹周りが大きいこともあり、また倒れる方角も読みづらいこともあって、これまで伐採を躊躇っていた。
それに自前のチェンソーは馬力不足で、とても自分一人でできる作業ではなかったが、お隣の地主の方の好意で伐採作業をしてもらえたのは幸いだった。嫁さんの話では、30分ほどで終わったらしい。
倒木の解体作業はいづれ年末から年明けに掛けて行う予定だが、けっこう覚悟のいる力仕事になりそうだ。
まあ、ゆっくりやればいい。
posted by やまかます at 19:29| チョウ

2020年11月18日

キタテハ

三股町 長田

午前8時半。

サネカズラの実。

1118サネカズラ-182497.jpg


。渋柿だろうか。

1118柿-182508.jpg


E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

自宅庭

午前10時24分。
ツワブキの花が賑やかに咲き揃い始めた。
キタテハ、ヒメクロホウジャク、スジグロシロチョウ、キチョウ、が来ていた。

1118キタテハ-182541.jpg


ビワの花も今が旬。こちらでも、キタテハが吸蜜していた。

1118キタテh-182546.jpg

E-M1 MarkV EF400mm F5.6L USM
posted by やまかます at 20:29| チョウ

2020年11月16日

越冬準備

三股町 田上

庭のユズのすぐ隣に置いてあったコンクリートブロックに、
ナガサキアゲハの蛹がついていた。
まだ4齢幼虫も育っている。


1116ナガサキアゲハ蛹-2160983.jpg

1116ナガサキアゲハ蛹-2160995.jpg
 

クヌギの葉先を食べていたのは、リンゴドクガ幼虫。


1116リンゴドクガ-2160998.jpg


沖水川上流

去年も集団が見られた柿の木に、ムラサキツバメが集まり始めていた。
4頭や単独など、三箇所ほどに分散しており、まだ密にはなっていない。
今日は午後から曇って小雨も少し降り始めたが、気温は高め。

1116ムラサキツバメ-162003.jpg

1116ムラサキツバメ-161996.jpg


E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
GODOX TT350
posted by やまかます at 18:22| チョウ

2020年11月14日

クロヒカゲ幼虫、脱皮休眠中

三股町 田上

ササの葉裏に頭を下にした、クロヒカゲ幼虫がいた。2齢だろう、脱皮前の眠に入っている。

1114クロヒカゲ幼虫-2130941.jpg
1114クロヒカゲ幼虫-2130943.jpg


今朝はケーブルテレビの収録があり、虫のしわざ探しをして、このクロヒカゲ幼虫も見てもらった。
イヌザンショウには、アゲハ終齢幼虫が2頭いた。どちらもまだ痩せていた。
葉っぱはどんどん黄色くなって落ち始めている、早いとこ成長しろよ、と声がけしてみる。

家壁で日光浴していたのは、アカタテハ。翅がだいぶ擦れている。

1114アカタテハ-1424.jpg


午後から、都城市内、神柱公園で昆虫観察会。
クスノキの葉うらに見つけたアオスジアゲハ蛹は、すでに寄生を受けて、変色していた。
1114アオスジアゲハ-141807.jpg

池ではカワセミが次々と3羽やってきて、そのうち1羽が残った。
観察会の子供たちが見ている前でダイビングした。
観察会の間に私が撮影した写真を、児童館に戻ってから映写しながら、おさらいのお話をした。

朝からずっと喋りっぱなしで、少々、疲れてしまった。

今夜は、昨晩、途中で疲れて中断していた、映画鑑賞の続き。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープ共演の
『マディソン郡の橋』(1995年)。
カメラマン役のイーストウッドが使っていたカメラはNikon Fブラック。
冷蔵庫にコダックのフィルム箱を入れるシーンなど、懐かしい場面が多い。
posted by やまかます at 20:51| チョウ

2020年11月09日

モンキアゲハとクサシギ

三股町 田上

膝くらいの高さのカラスザンショウ小木。
葉がほとんどなくなっており、さては、と覗き込んで見れば、モンキアゲハの幼虫がいた。
どれも終齢だが、写真のが一番大きくて、他に小柄なのが2頭いた。
これではいづれ食糧難になる。ので、デカイ幼虫だけをうちの林の大きなカラスザンショウに移しておいた。

1103モンキアゲハ-2030515.jpg

1103モンキアゲハ-2030534.jpg


正午過ぎ、ナガサキアゲハのオスが元気に飛んでいた。
昨日の午前中にはアオスジアゲハが飛んでいた。

都城市 山之口町 富吉

休耕田の水溜りに毎日のように来ている、クサシギ
今日はじめて分かったのだけど、カップルだった。
雌雄が並んでいると何とかわかるけど、単独だと雌雄の区別は難しい。

1109クサシギ-090716.jpg


E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
EF400mm F5.6L USM
posted by やまかます at 19:57| チョウ

2020年11月07日

カタバミとヤマトシジミ

三股町 田上

カタバミは午前中に開花し、午後には萎み始めた。
日差しと気温に反応して、開花したり萎んだり、葉っぱも同じように開閉運動する。
今日は朝から蒸し暑いほどだったが、雲が多く日差しはわずかだった。

そう言えば、昔はともかく最近、ヤマトシジミがカタバミの花で吸蜜する写真を撮ってなかったと気になり、
庭の地面すれすれを舞うヤマトシジミを目で追いかけてみると、時々、花に寄っていく。

カタバミ-073202.jpg

カタバミ-073200.jpg


吸蜜タイムは短く、やがて雌探しがお目当てになったオスは、花をスルーして忙しく舞うばかりとなった。
翅を開いて吸蜜してくれることを期待したが、そうそううまくはいかない。

オオカマキリ♂は見るからに身軽そうで、すぐにも飛び立ちそうだった。
撮るには撮ったけど、どんより曇り空の下、条件が良くなかった。
明日以降、撮り直しです。


オオカマキリ-073327.jpg

オオカマキリ-073330.jpg


午前中、庭で撮影していると、下の谷津田から銃声が3発、立て続けに聴こえた。
イノシシが3頭もいっぺんに、罠に掛かったらしい。
留めを刺すのにナイフでなく、鉄砲を使うのがこの辺りでは通常のやり方のようだ。


E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
プロキャプチャーモード使用
posted by やまかます at 18:04| チョウ