2023年05月21日

メスグロヒョウモン

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

自宅フィールドで見られるヒョウモンチョウ類は、ツマグロヒョウモンとメスグロヒョウモンのわずか2種のみで、少し寂しい気もする。
それでもツマグロヒョウモンより一回り大きい、メスグロヒョウモンが現れると嬉しいものだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ネコノチチの花にはオスが2頭来ていて、ずいぶんと長く吸蜜に勤んでいた。
花は小さいけれど蜜の量が多いのだろうか?

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

か、と思えば、ツワブキの葉表面でも目に見えない何かをクルクル体の向きを変えながら吸っていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:17| チョウ

2023年05月02日

可愛い子には旅を

三股町

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ユズの花が賑わっている。花の香りはさほどでもない。
ユズの隣に植っていたキンカンの花は香りがもっとあったけど枯れてしまい、そのあと新しく植えたけどそれもまた枯れて、今はない。枯れた原因はわからない。二度枯れてそれでも懲りずにまたキンカンを植えたいと思う。
ぼんやり花を眺めていたら、大きなナガサキアゲハのメスが梢に絡むように舞い降りてきて、目の前で産卵を始めた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ユズの若葉や古い硬い葉のこともあれば、写真のように葉っぱにくっついたゴミ?の先っちょにも卵を産んでいた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

以前、クモの糸に絡んだ枯葉に産んだこともあったが、これはわざと食樹の葉から少し離れた場所を選んだのではないかとも考えられる。寄生バチが卵を探す手がかりに食樹の葉のニオイなどを感知しているとすれば、寄生を回避できる手段となるかもしれない。あるいは、単に産卵衝動が高まって、産卵部位が雑になっただけなのか。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

明るい草地の様々な植物上で見られる、キボシルリハムシ。
後ろ脚で卵を受け止め、自分の糞で覆い包んだあと、ポイっと地面へ投げ捨てる。
このハムシは4月〜夥しい数が現れ、今はそろそろピーク終盤に入ったかと思う。
成虫の数からして地面へと放り投げられる卵の数は一体どのくらいになるだろう、ものすごい数には違いない。
posted by やまかます at 21:48| チョウ

2023年04月27日

「し」の字

三股町

ハナミョウガの蕾が、いつの間にか大きく膨らんでいた。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

手裏剣のようなヒメウズの果実。
小さいし背丈も低いから、気をつけていないと見落としてしまいそうだ。

ヒメウズは花の最盛期が過ぎて、俯いた花は今はもうほとんど残っていない。
果実には写真の十文字型と三ツ星型の両方が見られる。
果実が熟れて、やがて鞘が弾けて中の種子が飛び出ていくようだ。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

キタテハの前蛹。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 

キタテハは、カナムグラの葉っぱを折り曲げた幼虫巣内で蛹化することが多いが、巣から離れた枯れ草などでも蛹が見つかることもある。
posted by やまかます at 19:54| チョウ

2023年04月22日

いのちつなぐ

三股町

昨年に比べると今年のエゴノキの花数は少ないけれど、昨日から一気に開花が進んでいる。
例年のようにジャコウアゲハが来ていたがすぐ飛び去り、入れ替わるようにコチャバネセセリが飛来し吸蜜を始めた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

庭のサクラにガガンボの一種の交尾カップル。上の腹部が白く大きいのがメス。
メスもオスも、脚が長くてよかった。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 

ツマグロオオヨコバイは年一化。5月頃に産卵して、孵化した幼虫が熟齢となるのが夏の盛り。
幼虫期が3ヶ月ほどとやけに長いのはなぜだろう?

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U


26歳という若さで自ら命を絶った、童謡詩人の金子みすず。
彼女の作品が、没後50年を経てようやく刊行されたということをつい最近知った。詩集を開くことはほとんどなかったけれど、いくつかの代表作を読んでから、金子みすずの詩集を買って読んでみたくなった。
posted by やまかます at 20:38| チョウ

2023年04月16日

落ち葉のさなぎ部屋

三股町

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

コマ打ちを終えたホダ木(クヌギ)を保管場所に運んでおいた。
ホダ木を支えるはざ木は、ホテイチクで組んだ。
保管場所は林中央のイチイガシの根本で、古いホダ木(つい先週までシイタケが収穫できた)を脇に退けてスペースを確保。
古いホダ木の下からはカブトムシの幼虫がたくさん転がり出て来た。
ここの場所は日陰で、しかも程良い風通しもあり、湿度も申し分無いのはこれまでの収穫量で証明されている。
今年打ったホダ木で椎茸が出るのは2年後になる。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350
9日から昨日まで、ずっと花穂にいたベニシジミ幼虫が今朝になって姿を消していた。
スイバの根本の周辺を丁寧に探してみると、落ち葉の下に幼虫がいた。スイバから10センチ程度離れている。

どこで蛹化するか気になるが、追跡できるかどうかは難しいかと思った。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

林縁のササ葉にシマサシガメの幼虫がいた。5齢だろう。この時期、明るい草地でよく見かけるサシガメだ。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350

腹は満ち足りているのか、ゆっくりと体を動かし立ち位置を変えてから、触角の手入れを始めた。
触角の中央から先端まで丁寧に丁寧に、両前脚の先に挟み込んでブラッシングを繰り返す。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

午後になってからもう一度、スイバの近くで落ち葉を一枚づつめくっていると、今朝見たばかりの幼虫がすぐに見つかった。丸まった落ち葉に包まれるようにして、蛹化準備に入ったようだ(上写真画面中央の少し下)。
落ち葉をそっと上に戻して、風に飛ばされないよう、そして見失わないよう、細い落ち枝を被せておいた。
posted by やまかます at 15:35| チョウ

2023年04月04日

サクラ散り、ツツジ咲く

三股町

クロアゲハ♀
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

花数わずかになったサクラに、クロアゲハのメスが飛来した。ひとしきり吸蜜に勤しんでいた。

ジャコウアゲハ♀
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

庭に舞い降りたツマキチョウのオスを撮影していたら、ジャコウアゲハが滑るように背後からやって来た。 
吸蜜しいている花は、園芸品種のクルメツツジ。

我が家に飛来する黒いアゲハの中でもジャコウアゲハはもっとも稀で、ツツジ類にも来るけど、毎年確実に見られるのはエゴノキの花のほうだ。
自宅林にはわずか一本しかないエゴノキだけど、花数は多いからチョウの滞在時間も長い。もっとも裏年に当たると花は数えるほどしか咲かず、そんな年はジャコウアゲハは素通りしているようだ。
エゴノキ、今年はそれなりの数、花蕾が膨らみ始めている。


posted by やまかます at 20:06| チョウ

2023年03月28日

散歩写真

三股町

今日の写真は、朝のゴミ出しと、夕方の散歩で出会った春の虫たち。

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ギンイチモンジセセリ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

チガヤの枯れ草の隙間を縫うように飛んでは日光浴を繰り返していた。

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アサヒナカワトンボ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

敏感でなかなか近寄れなかったけど、じっと立ち止まっていると向こうからこちらへと寄ってくれた。

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ホソミイトトンボ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

一旦は姿を見失ったものの、来た道を少し戻ってみると食事中だった。

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       ベニシジミ   OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

スイバの花穂をねぐらに選んだベニシジミ

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        ベニシジミ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 20:09| チョウ

2023年03月27日

サクラ満開

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

エノキの芽吹きが、朝陽を浴びていた。
 

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午前10時50分頃、庭のサクラにキオビエダシャクが飛来した。

ちょうど来客があって話し込んでいたときで、飛影が視界の隅を過ぎったので、断りを入れて玄関へダッシュ。
まあ急がなくても一箇所で長く吸蜜を続けていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

キオビエダシャクの次には、カラスアゲハのオスがやって来た。こちらは花から花へと忙しく動き続けるので、花陰になってなかなかファインダーに捉えきれなかった。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

まるで順番待ちしていたかのように、3番手はアゲハのオスだった。
一つの花で吸蜜する時間は極めて短く、これも追いかけるのに一苦労した。

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ミヤマチャバネセセリ-1000676.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

隣の草地のキランソウでアゲハが吸蜜していたので、急斜面を慎重に駆け降りてみれば、目の前の枯れ草に見慣れないセセリチョウが止まっていた。
後翅の紋様を見てすぐにわかったが、ミヤマチャバネセセリ、だった。

新鮮な個体だが、ファインダーを覗いていると他の個体が飛び込んできて、もつれ合いながら上空へと舞い上がったりしていた。何度も同じ場所に戻っては日光浴をしばらく繰り返していた。

posted by やまかます at 20:11| チョウ

2023年03月22日

雨上がりの束の間の食事会

三股町

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

庭のサクラもチラホラ、開花が始まった。

天気情報では午後から雨だったが、結局、雨は降らず、ほんの束の間だけど青空が広がったりした。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

頻繁に飛来していた、アゲハ。今日は吸蜜する時間が長かった。
このあと、ツバキとボケの花も訪れていた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

二日間、雨が降り続いた後なので、庭の花を訪れる虫の数が多く、なかでもチョウ達の姿が目についた。

今春、はじめての登場は、ツマキチョウ。羽化後間もない綺麗な姿だ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

井戸水ポンプに設置してある、砂取器の交換作業をしていたら、トラフシジミの舞う姿が目に入った。
慌てて玄関に置いてあったカメラを抱え駆けつけると、ちょうどホトケノザに落ち着いたところだった。
アブラナには目もくれず、ホトケノザに口吻を伸ばしていたが、あっという間に飛び去ってしまい姿を見失った。

砂取器は3年に一回は交換する必要がありこれまでは業者に依頼していたが、今年から自分でやることにした。
過去2回、業者の方がやっている作業をじっと見ていて、これなら自分でもできると思い、砂取器の型番を教えてもらっていた。その砂取器をネット注文で取り寄せてみたら、なんと山形県にある会社だった。
posted by やまかます at 21:19| チョウ

2023年03月19日

アゲハ春型、次々と

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

エノキの若葉や花蕾をカワラヒワのつがい二組が啄んでいた。
このエノキの小枝には越冬から目覚めて登ってきたゴマダラチョウ幼虫がいたが、体を二つ折りにして死んでいた。
寄生バエのしわざだろう。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

庭ではホトケノザで、ここ近所の林では、ムラサキケマンで吸蜜していた、
アゲハ春型のオス。

ときおり、林床に舞い降りては日光浴を何度も行っていた。
まずは腹拵えとウォーミングアップといったところか。このあと、梢の隙間や下草を縫ように舞い、メス(蛹)のいそうな場所を丹念に探っていた。写真のオスは今朝あたり羽化したのだろう。

今朝は庭のユズで産卵しているメスがいて、近づいてみるとすでに数個の卵が産み付けられていた。
posted by やまかます at 18:08| チョウ

2023年03月15日

モンシロチョウの産卵

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

近所の林道沿いにあったアオモジ。あちこちの山間をクリーム色の花が賑やかに彩っている。アオモジを眺めていると、目の前をアゲハが通り過ぎて行った。この花には来ないのか?

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      E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

庭のアブラナの1箇所に、3頭のモンシロチョウがいた。どれもメスでやがて、一回り大きいスジグロシロチョウのオスがやって来てメスを追いかけ始め、2頭のメスが去ってしまったあと1頭のメスだけが戻ってきた。
翅を半開きにして休んだあと、おもむろに産卵を始めた。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

先月の22日に卵塊全部が孵化を終えたクヌギカメムシ。今日の午後、半分ほどの幼虫が3齢幼虫へと成長していた。脱皮直後の幼虫が2頭、まだ体が白い。
posted by やまかます at 17:41| チョウ

2023年03月13日

足元に小さな花

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

先日、写真を載せた花が気になって改めて撮影してみたくなったのが、フキの花(上写真)。
仕事部屋の扉を開ければ、すぐ目の前に並んで咲いている。
遠目には地味にしか見えないけれど、近づいてよ〜く見れば、じつに絢爛な咲き姿に驚く。
「春を告げる小さな花」と言えるだろう。

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  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

夕陽を浴びて日光浴する、ツバメシジミのオス。庭のチガヤ枯れ草の隙間を縫うようにチラチラ飛んでいて、オス同士が出会うと、今度はクルクルと追いつ追われつつがしばらく続く。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

昼食を終えてふと窓の外でピタリと目が合った、ヒヨドリ。こちらの姿も向こうからはよく見えているようだ。カメラを構えて1カット撮影するとその直後にはソワソワして飛び去ってしまった。椿の花粉で嘴が黄色く染まっている。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ナズナは至る所で無限に近いほどの数、花をつけているけど、意外とこの花で吸蜜するチョウの姿を見かけない。
昔の記憶を辿ると、松山の河川敷でテングチョウが来ていたことが一番鮮明に思い出せた。
先日も下の畑でベニシジミが来ていて、今日はうちの花壇で伸び放題になっているナズナに来ていた。

今日は若干、雲が多くて陽射しは弱めだったし気温もさ程上がらず風が吹くと肌寒いくらいに感じた。

庭の花に来る虫の姿も少なめだったが、そんな中、キオビエダシャクがビュンビュン、大きな波を描くように舞っていた。慌てて外に飛び出して追いかけてみたが、そのうち屋根のてっぺんまで上昇し隣の林へと姿を消してしまった。
アブラナの花にでも来ないものかと期待したが叶わず。寒さに強いのだろうか?



posted by やまかます at 20:21| チョウ

2023年03月11日

瑠璃色と黄色

三股町

今日の写真はすべて、3月10日に撮影。

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     E-M1 MarkV LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH GODOX TT350

過去の記憶を辿っても、キタキチョウがアブラナの花を訪れることは稀か、ほぼ無かったかと思う。
黄色花に黄色いチョウの組み合わせも面白い。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

ヒメナガメの交尾カップル。画面右がメス。
メスはいづれアブラナで産卵し、幼虫たちはアブラナの果実の汁を糧にして成長する。

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    E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

オオイヌノフグリで吸蜜するルリシジミの姿に、「ああ、春だな」としみじみ思う。この地味だが可憐な蝶になぜか心惹かれる。
地面に張り付くように飛んでいたかと思えば、いきなり上空高くへと舞い上がり、屋根を越えて姿を消した。

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E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

posted by やまかます at 19:49| チョウ

2023年03月10日

春型、ミヤマカラスアゲハ

三股町

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フキノトウ    E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20   

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近所の畑と靄(もや)      E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20   

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

庭につがいで飛来したヤマガラ

家屋のあちこちを探り、巣箱もしきりと覗き込んでいた。営巣場所を物色していたのだろう。
巣箱には例年、スズメが入るのだけど、ヤマガラにも是非来てほしい。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
 
庭のスイセンで吸蜜するミヤマカラスアゲハのメス。

スイセンに来るチョウはほとんど見たことがないが、今朝のミヤマカラスアゲハは花から花へとしばらく吸蜜に勤しんでいた。少し離れた場所から気付いて慌てて駆け寄ったが、なんとかギリギリ撮影に間に合った。

左うしろ翅を大きく欠損しているのは、鳥にでも襲われたのだろうか?
翅を犠牲にしてでも身を守ることができたわけで、飛ぶ姿はなんら支障がないように見えた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
 
物置小屋の南側の地面で、多数のクロナガアリのワーカーが群れていて、どれも一定の範囲内でウロウロしていた。
ワーカーに混じって羽アリの姿もチラホラ見かけ、今にも飛び立ちそうなポーズをとるものの、飛び立つものは1匹もいなかった。しばらく眺めていようかと思っていたとき、上記のミヤマカラスアゲハが舞う姿が目に入ったのだった。

posted by やまかます at 18:38| チョウ

2023年03月09日

ソラマメとシジミチョウ

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

仕事部屋を出てすぐの、アンズが開花して、

林の降り口の地面では、ノアザミのロゼット葉が立ち上がり始めていた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

家庭菜園のソラマメは順調に育ち、こちらも開花が始まっており、花外蜜腺にはハヤシクロヤマアリが頻繁に訪れていた。(以下写真は昨日、8日に撮影)
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

チラチラ、地面スレスレを忙しく舞うシジミチョウがいて、止まったところに駆け寄ると、ウラナミシジミのメスだった。
花には寄らず、ときおりソラマメに縋り付くようにして産卵をしていた。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

下写真の卵は産卵直後。この卵を撮影していると、
「ええ!卵は全部、取ってしまってよ!」と、勝手口から嫁さんの声が聞こえた。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-20 マクロフラッシュ STF-8

卵の写真は、カメラ内深度合成を使ったが、撮影枚数15枚では足りず、このくらいの倍率になると、フォーカスブラケットで30〜40枚は必要になる。
posted by やまかます at 19:10| チョウ

2023年02月22日

日光浴の作法

三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

モンキチョウの日光浴スタイルは写真のように、翅を閉じ合わせたままで太陽に片側を向けた姿勢。
これでは体の右半分にしか放射熱を浴びれない。一旦飛び立って、次に着地したときは頭の向きを左向きに変えるのだろうか?それとも片側温浴だけで十分なのだろうか?
今度、モンキチョウに出会えたなら、そこのところを確かめてみたいと思った。
もっとも、忙しく敏捷に飛び回るモンキチョウにどこまで追い縋れるかは、根気しだい、いや体力しだいか。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

先日、20日に孵化が始まったクヌギカメムシの卵塊では、おそらく最後と思われる幼虫が孵化していた。
つまり、この卵塊では3日間に渡ってダラダラと孵化したわけだ。これまで、一斉孵化する卵塊もいくつか見ているから孵化のタイミングはいろいろな条件によって変わるものと思われる。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

庭のサクラの根本近くに実生から育ったハナイカダ。まだ高さ1mほどの小木だが、芽吹きが始まっていた。

ミゾソバ-1062666.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

昨年の秋にミゾソバ群落だった場所で地面に顔を近づけてみると、枯れ茎の間に小さな芽ばえ(幼葉)がたくさん顔を並べていた。
posted by やまかます at 17:50| チョウ

2023年02月10日

越冬は、幼虫?さなぎ?

三股町

ニホンミツバチ-2108205.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

昨夜からの雨は止んだものの今日は一日どんより曇り空。
それでも気温、湿度とも高めでアブアラナにはニホンミツバチが多数来ていた。テレビ報道によると、宮崎では「春一番」が発表されていた。

ニホンミツバチ-2108200.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

吸蜜、花粉集めに忙しい合間にも触角の手入れを怠らない。というか、体についた花粉を集めてもいるのだろう。


モンシロチョウ-2108267.jpg
       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

同じアブラナの葉っぱでは、モンシロチョウ幼虫が食事していた。
このまま順調に成長すると今月中には蛹化しそうだが、その場合、非休眠蛹になるだろうか。
もしそうだとすると、このモンシロチョウは幼虫越冬と言える。
posted by やまかます at 19:10| チョウ

2023年02月08日

フチグロ舞い、水ぬるむ

三股町

ベニシジミ-1000057.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

窓の外を白っぽい小さなガが舞っていた。フチグロトゲエダシャクのオスだ。
その姿に誘われるように外に出て少し歩いてみると、2頭目、3頭目のフチグロとすれ違った。
オスを待つメスもいるだろうか、と探していたら、新鮮なベニシジミが転がるように舞っていた。

キタテハ-1000147.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

メス(写真画面奥)を見つけたオスがさっそく、求愛を始めた、キタテハ
オスは脚でメスの体に触れたりしながら、しばらく寄り添っていたが、腹部を翅の間に隠したままのメスを残して飛び去って行った。

ヒキガエル-1000196.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

池から、コッコココ、コッコココ、というヒキガエルたちの声がしていた。
非常に警戒心が強く、池に近寄るとその足音に反応して水底の泥に潜ってしまう。

ヒキガエル-1000167.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

夕暮れ-1062587.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今日は気温がグンと上がって、シャツ一枚で過ごせるほど。明日は夜から雨になるようだ。

posted by やまかます at 20:16| チョウ

2023年01月18日

神社の越冬蛹

三股町

早馬神社(はやま)の手水所の屋根に、アオスジアゲハの越冬蛹があった。
クスサンの網状繭もたくさん付いていた。
アオスジアゲハ-1187147.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

アオスジアゲハ-1187148.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

手水所から7メートルの距離にクスノキの巨樹がある。アオスジアゲハの幼虫は地面を歩いてクスノキからここまで歩いて来たのだろう。体色は淡い褐色。多くは緑色型になるので、この色型に出会えるとクジに当たったような気分になる。

落ち葉上にコロンと3つ、4つ、あったキノコは、ヤブレツチガキ、だろうか?
ホコリタケ目ヒメツチグリ科には似たようなキノコが数種類ある。

ヤブレツチガキ-1186912.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

イロハカエデの梢には鮮やかな色をした、ウスタビガの繭(ヤマカマス)があった。今冬、ウスタビガの繭を見るのこれがはじめて。ここは矢が淵公園のめがね橋の袂にちかい渓流沿いの林で、例年、ヤマカマスが見つかる。ヤマカマスを見たくなればここに足を運んでいたが、今日は別の目的でこの周辺を歩いてみた。

ウスタビガ-1061905.jpg
  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

〜急がば回れ〜

庭の西側にある大クヌギの頂部伐採をすることにした。このクヌギは数年前に業者の方に途中まで切り詰めてもらったのだが、年の暮れに当年枝を刈るにも頂部が高すぎて作業がやりづらい。
危険を承知で(絶対やってはいけない態勢)、最初は脚立に乗ってチェンソーを使ってみたが、やはり腰を据えて構えることができないので、途中で作業を中断せざるを得なくなった。3分の2くらいまでチェンソーで切り込みを入れたところで、足場を組むことに方針転換をした。小枝を切り落とすくらいならこの方法でもさほど危険はないが、一抱え以上ある太い幹を切るとなると話は違う。
足場は単管をジョイントで組んだ。あとは天板を置くだけのところで今日は終了。明日には頂部の切り落としを行う予定。

ナナホシ-1187161.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
posted by やまかます at 21:18| チョウ

2023年01月06日

大柄のシジミチョウ

三股町

ムラサキツバメ-1000096.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

玄関を出たそのとき、ムラサキツバメの黒い影が地面近くを跳ねるように舞っていた。

いつも玄関に置いてあるカメラを取りに戻り、カメラを引っ提げて外に出てみると、ちょうど石の上に舞い降りて、日光浴を始めたところだった。翅の紫色は微妙に見え隠れするので撮影アングルを探っているうちに飛び立ってしまった。
しかし、すぐにまた今度はツワブキの葉上に着地すると翅を広げてくれた。
順光で撮影アングルを選びながら立ち位置を決めるには、望遠レンズが断然有利だ。ただし被写界深度が浅くなるので、上写真では深度合成機能を使っている。
今日のオスは、久々に見る大きくていかにもムラサキツバメの風格たっぷりだった。
天候が高曇りのおかげでコントラストが抑えられ、これでも翅表の紫色がよく出たほうだと思う。

ルリビタキ♂_N1000001.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ジョウビタキに比べてより薄暗い日陰環境を好む、ルリビタキ
いつもよく見かける場所のイチイガシの木陰にいた。
陽射しをたっぷり受けた姿をみる機会は少なく自慢の瑠璃色も控えめにしか写らない。

昨年の暮れから行っていた大掃除というか片付けの一つに、自転車があって、今日は自転車をリサイクルセンターに運ぶための準備、解体を行なった。というのも車の荷物室に押し込むことが難しく、無理すると車の内装を傷めそうだったのでやむなく解体することになったわけだが、こういう作業が嫌いでもない。自転車の仕組みを見学しながらのんびりと解体した。
長男、次男がそれぞれ中学、高校で乗り潰した自転車は合計4台。そのうち次男が一年間使用した自転車だけがほぼ綺麗な姿で残っている以外は、2台は廃車し1台は錆びて野晒しの粗大ゴミになっていた。その野晒し自転車の前後両輪を外し、ハンドルやサドルなども取り外し細かく分解してみた。ナットが錆びたところは外すのに苦労したし、自転車専用工具はないので手持ちの工具を組みあわせたりしてなんとかコンパクトな塊になるところまで解体できた。

このあと、山仕事も1時間ほど進めておいた。先日伐採したクヌギの片付けである。小枝が無尽蔵と思うほどに散乱しているのを一と枝ずつ拾い集め、長いのはナタで切り詰めし、一抱えで運べる量の小山をいくつも築いていく作業だ。デスクワークの合間の気晴らしにもなってちょうどいい。冬には山仕事が多いけれど、一番作業に相応しい季節でもある。
posted by やまかます at 20:18| チョウ

2022年12月24日

小さなイモムシ

三股町

朝焼け空-3244160.jpg
      E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

居間の雨戸を開けると目に飛び込んできた朝焼け。

寒さが厳しいこの頃、少しでも防寒対策になればと夜間は雨戸を閉めるようにしている。朝の目覚めは遅くなりがちだけど。

朝焼け空-1000221.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

霧島山の雪は正午前になるとかなり溶けていた。
きょうは終日、北風が吹き荒れる音が鳴り止むことがなかったが、自宅林の南側は風も遮られて陽射しもあるおかげでゆっくり探索ができた。

クロヒカゲ幼虫-1061690.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

自宅林に降りてすぐ、大クヌギの根本に寄り添うように生えているササの葉をめくって見つかった、
クロヒカゲの幼虫。1センチあるかないか、という若齢。若齢特有の食痕もあった。
posted by やまかます at 19:50| チョウ

2022年12月21日

光と影

三股町

昨夕から初めて深夜まで、そして今朝も早くから室内作業。昼過ぎには予定より早く完了できたが、外は雨。
モズのはやにえのことなど気になりながらも珍しく外歩きすることなく雑用など済ませた。
写真はすべて昨日に撮影。

荒地にポツンと一本、ヤナギの一種(枝葉も観察してみたがヤナギ類の名前調べは難しい)。
うっすら黄色く色づいた葉も散り始めている。
ヤナギsp-1000020.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

霜を纏ったササの葉に、「ミシン穴」も。
ササ-1000022.jpg
        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アキノノゲシの蕾。すぐ隣の株の蕾にはカメムシの赤い卵が産み付けられていた。10月に卵や幼虫が多かったスカシヒメヘリカメムシの卵かと思うが、これから孵化してどこまで成長できるだろうか。
ノゲシ-1000017.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

セイタカアワダチソウの花にベニシジミが3頭来ていて、なかでも紅色紋が広く特徴のある個体がいた。
丸っこい翅形から、このベニシジミはメスであろうか。花もそろそろ危うい。
ベニシジミ-1000472.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 19:59| チョウ

2022年12月14日

イモムシ、動かず

三股町

イヌビワの黄葉
イヌビワ-1061130.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

クロヒカゲ-1061214.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

先日、4日に見つけたクロヒカゲ幼虫は今朝もまだ同じササの葉裏にいた。10日間も動かずにいることは少なく、たいていは数日内に移動して姿を見失うことのほうが多い。

すぐ近くにも食痕が多いので、これは他にも姉妹がいるのかな?とあらためて葉をめくってみれば、
いるにはいたけど、すでに死骸となっていた。
死因はなんだったんだろう
クロヒカゲ-1061221.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

ヒヨドリのうなじ、意外とお洒落。

ハゼノキの実を何個か啄んだあと、しばらくじっと佇んだままキョロキョロしていたので、キョロちゃん。
シロハラもジョウビタキも、みんなキョロちゃん。うちの犬はチョロにしたけど。
ヒヨドリ-1000141.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:09| チョウ

2022年12月13日

モンシロチョウ、産卵する

三股町

午前8時50分 ハゼノキの紅葉
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

イヌビワ葉上で日光浴する、オオクロバエ
オオクロバエ-1061161.jpg
          OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

庭で花を咲かせ始めた、アブラナ
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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO      

午後2時28分 アブラナで産卵するモンシロチョウ
モンシロチョウ-1061179.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

午後からY新聞社の取材があって、聞き取り取材の最後に私が仕事をしている姿の写真を撮ることになった。
カメラを携て自宅林の観察路を案内がてら歩いてみた。足元からタイワンクツワムシが飛び出してすぐ草藪に消えたくらいで、めぼしい虫はいなかったが、林から庭に戻ってみるとモンシロチョウがアブラナの花に来ている姿を発見。
飛び方からして産卵をするだろうと思えたのでダッシュしてカメラを構えれば、予想通り、産卵が始まった。私がモンシロチョウを撮影しているとき、記者の方のカメラのシャッター音も聞こえていたのは言うまでもない。

産卵直後のモンシロチョウの卵
モンシロチョウ-1061189.jpg
      OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  FlashQ G20U (写真は若干トリミング)

アブラナの葉には幼虫もそこそこいて、葉っぱには丸い食痕がたくさんついており、家壁には先週あたりから蛹が一つ二つと増え始めた。この先、何個の蛹が並ぶだろうか。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO  FlashQ G20U

一昨日に見つけたはやにえのクビキリギス♀はまだ無傷のまま残っていた。
posted by やまかます at 18:26| チョウ

2022年12月08日

アカタテハ

三股町

昨日、庭のツワブキに来ていたのはメスだったけど、今日はほぼ同じ時間帯にオスが現れた。
ウラナミシジミ
ウラナミシジミ-1060397.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

他のシジミチョウでは、サツマシジミのメスが来ていた。
昨年の12月6日にはオスの訪花の記事を載せていた。

いったいいつ羽化したんだろう!?ピッカピカの、アカタテハ
アカタテハ-084065.jpg
    M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

アカタテハ-084156.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

昨日は大きく翅が破損したアカタテハも見ている↓
この個体は最初、まだ綺麗な姿を見ていたのだけど夕方になってすっかり変わり果てていた。
おそらくは鳥に襲われてなんとか逃げ切ったのではないだろうか?
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こちらは、日光浴するヒメアカタテハ
ヒメアカタテハ-063838.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

posted by やまかます at 20:58| チョウ

2022年12月07日

視線

ツマグロヒョウモン-1000155.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今朝は寒さで目が覚めたほど冷え込んだけれど、日中の日向は温かかった。ツワブキの花では吸蜜に勤しむ虫たちで賑わっていた。
吸蜜の合間、一息つくツマグロヒョウモンのオス

ウラナミシジミ-1000519.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ウラナミシジミのメス
他の虫がやってくるとそのたびにイラッと素早く飛び立ちクルクルめまぐるしく舞ったかと思えば、また別の花に吸い寄せられるように落ち着き食事はいつまでも続いていた。正午の鐘がなったところで、こちらは撮影を切り上げた。
ウラナミシジミ-1000257.jpg
  OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO


観察路に設置してあるロボットカメラを点検していたら、すぐ目の前の樹上にやって来てこちらを覗っていたのは、シロハラ。ヒサカキの実がお目当てだったかのかな?

シロハラ-1000050.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO  

メジロ-1000055.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO  

少し遅れてやって来たメジロは、次の瞬間にはヒサカキの実を啄みすばやく飛び去って行った。
posted by やまかます at 20:00| チョウ

2022年12月05日

キタキチョウのねぐら

三股町 自宅玄関前

午後1時半(昨日)
キチョウ-3043821.jpg
      E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

サツキの葉裏にキタキチョウが休んでいた。陽射しがあって他のチョウや虫が盛んに活動しているのにも関わらず。

キチョウ-3043825.jpg
       E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

そこへ、別のキタキチョウが飛来して近寄ると、休んでいた先のキタキチョウは翅を小刻みに開閉させて追い払う。この繰り返しが何度かあって、あとから飛来したほうは2メートルほど離れたツバキの葉裏に潜り込んだ。

日がまだ高いのになんでもうねぐらに引き篭もるのだろう?
それと2頭のキタキチョウの性別がわからないので、先の接近行動が求愛だったのか、場所取りの争いだったのか、判然としない。

上写真2枚は昨日撮影したもので、今日は朝から小雨が降り続き外気温は10度を下回りけっこう冷え込んだ。

午後5時半
キチョウ17時半-1060300.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO FlashQ G20U

今日になって玄関前のサツキを覗き込んでみると、昨日のキタキチョウが少し位置変えをして(サツキの植え込みに混じっている実生のクロガネモチの葉に)ねぐらについていた。しかも反対側にもう一頭のキタキチョウが潜り込んでいた。

posted by やまかます at 18:58| チョウ

2022年12月04日

おしりがあたま、あたまがおしり。

三股町 

クロヒカゲ幼虫-1060235.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FlashQ G20U

ソーダアイスを思わせる鮮やかな体色に、めくってみて2度ハッとさせられる
ササの葉裏にいたのはクロヒカゲの幼虫。3齢だろう。
いろんな虫がササ葉をへりから齧るとその食痕の形はどれもよく似ているので、クロヒカゲ幼虫のしわざを特定するのはほぼ不可能に近い。めくれどめくれどハズレ続きは毎度のことだが、今日は早めに見つかったほうだ。

エビガラスズメ-1060281.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FlashQ G20U

家庭菜園のサツマイモで育ったのかもしれない。新鮮なエビガラスズメがいた。軽く息を吹きかけたり指先でチョンチョンとつつくと、翅を開き腹部背面にあるダンダラ模様を披露してくれる。これが威嚇行動のようだけど、はたして野鳥などの天敵にどれだけ効果を発揮できるのだろう?

エビガラスズメ-1060283.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FlashQ G20U

posted by やまかます at 19:08| チョウ

2022年11月25日

まだ幼虫


アゲハ幼虫-1059832.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

黄葉が目立ち始めたイヌザンショウに、アゲハの終齢幼虫がいた。11月に入って霜も降りることなく温かい日がつづくせいだろうか。
この先、蛹化まで漕ぎ着けることができるのか気になる。

午前6時46分
キララタケ-1058926.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ハゼノキの朽木から次々と生えてくるキララタケを今日は一日、継続観察してみた。

午前9時58分
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      OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

午後1時49分
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     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH

午後2時
キララタケ-1059810.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

午後4時46分
キララタケ-1059992.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

コガタスズメ-1058332.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

庭のトキワマンサクにあるコガタスズメバチの巣はこのところ、出入りするワーカーの姿も見かけなくなった。
気になるので棒で巣の外壁を叩いてみても、以前のようにすぐさまワーカーが飛び出してくることもない。何度か突いていると、気だるそうにワーカーが出てきて様子を窺っていたが、すぐに引っ込んでしまった。
posted by やまかます at 19:56| チョウ

2022年11月20日

花とチョウ


都城市、神柱公園にクヌギカメムシの様子を見に行ってみた。
ここにはクヌギ大木が3本あって、毎年多くのクヌギカメムシが集まり、産卵が行われる。
ところが幹や枝をいくら眺めても一頭も姿が見当たらない。根本の地面を探してみると、死骸が5頭ころがっていた。
内訳は、1♂4♀。メスのお腹は膨らんでいなかった。
メスの綺麗な死骸だけを拾って持ち帰った。

三股町

ベニシジミ-1057091.jpg
     OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

5日間、家を空けている間に、庭ではツワブキの開花が始まっていた。
羽化してまだ日が浅いベニシジミやアカタテハが来ていた。

ツマグロヒョウモン-1057226.jpg
     OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ビワも花盛りで、ツマグロヒョウモンの訪花はちょっと意外な組み合わせに思えた。この少し前にはランタナの花に来ていた。

アカタテハ-1057880.jpg
     OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

イワガネの葉上で日光浴をしていた、アカタテハ。すぐ隣にサザンカがたくさん花を咲かせていたので、きっと吸蜜するだろうと待ち構えていると、やはり。

アカタヘハ-1057904.jpg
     OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:05| チョウ

2022年11月13日

Bunnyいもむし


クロヒカゲ3齢-131525.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

食痕があるササの葉をめくってはハズレが続いてようやく見つけた、クロヒカゲの幼虫。3齢だろう。

しばらく時間を置いて再びめくってみると、モゾモゾと歩き出していた。なんでだろう。

クロヒカゲ3齢-131551.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

強い風がときおり吹いているけれど、気温は高め。雨上がりで肌に触れる空気は湿っぽい。
林内の木漏れ日のなか、クチブトカメムシアカサシガメがいて、どちらもプイッと飛び立って行った。

クチブトカメムシ-131537.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

アカサシガメ-131519.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

お尻を確認したけど、産卵痕は見当たらなかった、クヌギのどんぐり。

クヌギどんぐり-131558.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 
posted by やまかます at 18:00| チョウ

2022年11月10日

温かい秋の日


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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ジョロウグモの糸に吊り下がったイヌビワの黄葉

タテハモドキ-1056020.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

タテハモドキの秋型は、このところずっと庭にいるようになった。

モズのナワバリ争いが今朝は激しく、3羽が入り乱れていた。
ジョウビタキもずっと前から居着いていたメスのところにオスがやって来て、両者の追いつ追われつの騒ぎがしばしば。

posted by やまかます at 20:40| チョウ

2022年10月26日

小さなたまご

午前8時20分 エナガ
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

仕事部屋のすぐ横のクヌギに群れでやってきた。夜露で羽毛がしっとりと濡れている。

ヤマトシジミ
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     E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

地面スレスレを忙しく舞い続けるオス。メスを探しているのだろう。ときにコセンダングサの花で吸蜜するも、ほとんど飛んでばかりいた。

ヤマトシジミの卵
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     E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2   FL-36R×3

庭のプランター脇に生えているカタバミに潜り込むようにして、何回か産卵しているメスがいた。
ちょうどしゃがんでいる目の前だったので、すぐに葉っぱをめくって卵を確認。

サルトリイバラ
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

赤く色づくまで毎日、眺めている、毎年のことだけど。

午後5時04分
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

※ブログへの質問などありましたら、連絡はこちらまで。
yamakamasu8810アットマークkhaki.plala.or.jp  (アットマークは@に)
posted by やまかます at 19:48| チョウ

2022年10月23日

可愛い子には旅をさせよ、、、?

午前8時43分
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

日光浴をするヒメジャノメ

午前9時07分
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

林内の観察路に落ちていた、リンゴドクガ幼虫のぬけがら。
見上げてみるとクヌギの梢がはるか頭上にあって、幼虫探しは諦めるしかない。

本種のぬけがらはよく目立つので、拾っては上を見上げる、ということを毎年やっている。

午前10時30分
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アカメガシワの幹で産卵姿勢をとっていた、メスグロヒョウモン

今月はじめころから、日光浴したり花を訪れたりと、敷地内でのんびり過ごしている姿をよく目にしていたが、今朝のような動きは初めて。
地上からの高さは3メートルほどあり、ほんとうに産卵したかどうかは確認する必要がある。
もし産卵していたとして、来年孵化した幼虫ははたして食草に辿り着けるだろうか?
ともかく登ってみなければ、、、、。

〜午後6時05分〜

近所の林から、アブラゼミの鳴き声が聞こえて来た。

posted by やまかます at 18:00| チョウ

2022年10月22日

夢のなか

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

部屋を出て林に降りれば、足元から次々と飛び出してくる、クロコノマチョウ

午後4時56分
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ジョロウグモ
お腹がずいぶんと肥えたメスも見かけるようになったが、まだ産卵を見ていない。そろそろだろうか。








posted by やまかます at 19:58| チョウ

2022年10月14日

児童館のグランドカバーとチョウ

都城市 高木
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

都城市内の児童館の庭にはヒメイワダレソウがびっしり繁茂していて、プランターにはでっぷり肥えたタテハモドキの幼虫がいた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

蛹は目線の高さ、手洗い場のコンクリート壁に張り付いていた。
垂蛹なのに、こんな垂直に切り立った壁面で大丈夫なんだろうか?と気掛かりになる。
脱皮のときに体が傷つきそうだし、風が強い日には壁に擦れてしまいそう。
壁面肌に見事に溶け込んでいて偽装工作は完璧だが、場所が場所だけに子供たちが手を触れる機会も多く、ここは危険ゾーンのようだ。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

パンジーも植えてあるから、同じ手洗い場の蛇口には、ツマグロヒョウモンの蛹がぶら下がっていた。
posted by やまかます at 20:43| チョウ

2022年09月29日

柿の実レストラン、ふたたび

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         OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

ニラの花はとっくに終わって面白い形の果実が並んでいた。


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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

熟柿に今日来ていたのはイチモンジチョウ。落ち着きがなく吸汁する時間は短い。ずっと居座っているキタテハとは対照的だ。
柿の実が大きく抉れているのは主に、ヒヨドリとメジロのしわざ。

そのイチモンジチョウを見上げていたら、柿の木の上のほうから、ハラリ、ハラリ、と足元に落ちて来たものがある。
音もなく着地したのは、ゴマダラチョウの前翅だった。
しばらくすると、またもう一枚。
どうやら姿は見えないが、熟柿に舌鼓を打っているところをカマキリ(おそらくはハラビロ)に襲われたのだろう。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ヒヨ若-1047507.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

賑やかに3羽が連れ立って来たのは、ヒヨドリの親子。
2羽の若鳥はしきりとねだり鳴きをして、親から熟柿をもらっていた。もう自分で採餌もできるようだが、まだしばらくは親離れできないのだろう。とにかく、賑やか。

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       OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

玄関前にいた、リスアカネ
うちの周辺でリスアカネはこれまでほとんど見かけないので、しばらく玄関先に座り込んでカメラをむけてみた。
ボケの枝先から上空をキョロキョロ見上げては、素早く飛び立ち小さな昆虫を次々と捕らえていた。


posted by やまかます at 19:33| チョウ

2022年09月26日

となりの秋色

はげしい雨になったのは夕方からで、まさに夕立だったが、
日中はおおむね曇ってはいても、ときおり陽射しもあって少し蒸し暑い一日だった。

デスクワークの合間に肩ほぐしを兼ねて外に出てみたら、ちょうど陽射しがあって日向ではかなり暑かった。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

道路向こうにある渋柿は、台風でおおかた落果してしまったが、残った熟れ柿からは発酵臭がプ〜んと漂ってくる。
キタテハはずっと吸汁に余念がなく、ハエ類が近寄ると翅団扇で追い払っていた。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ヒメスズメバチオオスズメバチと張り合っていた。

どこか葉影に潜んでいないかオオカマキリモドキを探してみたが、見当たらなかった。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

柿の木の下にいたタテハモドキの秋型は、まだ翅がしっとりとしていた。
posted by やまかます at 20:31| チョウ

2022年09月25日

秋型と、ナガコガネグモ

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

下の谷津田では耕作放棄がどんどん増えて、農地を取り囲む農道もすっかり藪に狭まれ、歩きにくくなった。場所によっては草藪に覆われてどこが路面なのかわからなくなっている。ここ5年ほどで一気に寂れてしまい人気がほとんど消えてしまった。

午前6時45分、ひさしぶりにその農道を歩いてみれば、タテハモドキの真新しい秋型が休んでいた。

しばらく進むと、こちらはウォーミングアップ中なのか、翅を全開にしている、同種の夏型がいた。

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

このところナガコガネグモの姿が多い。それもやけに多い。そう感じるのも昨日まで庭以外の外歩きをほとんどしていなかったせいだ。谷津田の季節のうつろいに取り残されてしまったような気がする。
庭にはナガコガネグモは極端に少なく稀で、ジョロウグモの天下だ。

そのナガコガネグモの網糸に捕われた昆虫の数も種類も多い。一件一件、見ていくと、生息昆虫のカタログを眺めているような気がしてくる。トノサマバッタ、ツチイナゴ、ショウリョウバッタ、アオドウガネ、ナナホシテントウ、ハチ類、、、、、

タテハモドキの夏型。
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         OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

タイワンクツワムシ
あれだけ賑やかだったクツワムシのほうはとっくに姿を消して、タイワンに入れ替わっている。
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       OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

posted by やまかます at 17:55| チョウ

2022年09月17日

嵐の前の食事

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

朝から断続的に雨。その雨の中、ヒガンバナには次々とアゲハ類が集まり、吸蜜に勤しんでいた。
アゲハ4頭、モンキアゲハ3頭、カラスアゲハ2頭、ミヤマカラスアゲハ1頭、そして、クロアゲハ2頭。
なぜか白花によく来るのはクロアゲハのみで、まれにモンキアゲハが来ることもあるくらいで他のアゲハ類たちは赤花が好みのようだ。

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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アオスジアゲハはヒガンバナには見向きもせず、ひたすらシソの花でこれまた長いこと、吸蜜していた。
逆に他のアゲハ類はまったく紫蘇にはやって来ない。いちどだけアゲハのオスが赤紫蘇の花に一瞬触れたけれど、吸蜜はしなかった。

アオスジアゲハを追いかけたイチモンジチョウは、すぐに飛び去って行った。

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         OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ダイミョウセセリは翅がかなり擦れているがしばらく吸蜜していた。

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            OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

紫蘇の花には連日、ハチ類が多いけれど、今日はルリモンハナバチの姿もあった。
スジグロシロチョウも紫蘇花に夢中。

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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午後になって雨脚が強くなっても、チョウたちはひるむことなく吸蜜に来ていた。
まるで台風の接近を察知しているかのようで、しこたま腹に詰め込んでいるという印象を受けた。
これはただごとでない!とチョウたちの体も反応しているのではないだろうか。

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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 22:22| チョウ