2026年04月12日

イチモンジチョウ、羽化する

三股町

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モンキアゲハ♀       EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

仕事部屋を出てすぐのツツジにモンキアゲハが飛来した。ちょうどモズの観察に出掛けるタイミングだった。
新鮮なメスで盛んに吸蜜していた。ササっと撮影画像をチェックしてから、モズのいる畑へと急いだ。

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ギンイチモンジセセリ         EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

モズの両親と巣立ち雛の間には立ち入らないように気を配りながら、少し距離をおいて観察していると、目の前にギンイチモンジセセリが着地した。そこはクリ林の林縁だったが、その後、隣の畑でもジグザグに低く舞う姿を見た。

〜〜〜〜〜〜  イチモンジチョウ蛹の羽化  〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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イチモンジチョウ蛹         OM-1 ED 60mm F2.8 Macro  (撮影:4月11日)

昨日、イチモンジチョウ蛹頭部の角が透けていることに気付いた。
真っ黒だったのが薄茶色になっている。蛹全体の色は多少薄茶色を帯びた程度で大きな変化は見られなかった。
この蛹は先月の25日に蛹化を撮影したので、できれば羽化まで撮るつもりだった。
そして、今朝になって蛹の全身が真っ黒になった。いよいよ羽化間近だと分る。蛹期間は2週間以上と長い。

季節が進行して何かと忙しくなっているので、羽化に立ち会うことができない。そこで、インターバル撮影をすることにした。条件にもよるが特に撮影倍率が高い場合、インターバル撮影は恐いのであまり使っていない。しかし今回の羽化の絵柄くらいであればなんとか納まるはずだ。

撮影間隔を5秒として、トータル撮影数を1,000カットにしておいた。
天候は薄曇りで陽射しが無いため、逆からストロボ光を1灯入れた。午前中には確実に羽化すると見込んで、撮影開始は9時過ぎから。9時〜10時の間には羽化するかと早めにセッティングしたが、実際に羽化した時刻は11時40分過ぎだった。

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イチモンジチョウ羽化_1           OM-3 ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

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イチモンジチョウ羽化_2           OM-3 ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U 

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イチモンジチョウ羽化_3           OM-3 ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U  

撮影スタートした最初の頃は気になって何回かチェックしていたが、モズの観察に出ている間にすっかりインターバル撮影していることを忘れていた。
帰宅して昼食を終えた頃になって、「あ!そう言えば、羽化したかな?」と庭に出てみれば、蛹殻にぶら下がったチョウの姿が遠くからでもすぐにわかった。明日から南九州は雨になるようなので、今朝のうちに羽化したのは幸いだった。
posted by やまかます at 17:49| チョウ

2026年04月10日

雨上がりのツマキチョウ

三股町

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ツマキチョウ♀ OM-1 MarkU ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

昼過ぎまで強風と雨が続いた。
ようやく雨が止んだところで庭に出てみると、ツマキチョウのメスが低く舞っていた。
雨で足止めをくらって腹ペコなんだろう、カラスノエンドウやレンゲ、そしてまだ咲き残っていたムラサキケマンの花では念入りに吸蜜していた。
一見弱々しい飛び方だが、ときおり思い出したように吹きつける強風にもめげず、しっかりと空中で姿勢を保ち、花から花へと活発に移動していた。だがさすがに瞬発的な強風の圧には耐え切れず、身を任せて風下へと流れていくこともあった。

「ああ〜、飛ばされちゃったナ」と目で送ってから家に戻りかけると、なんと気丈なことか、しばらくして再び白い姿がわが庭へと舞い戻って来た。

      〜〜〜〜〜〜  機材のお話し 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

前にOMシステムの90ミリマクロレンズに三脚座を取り付けたことを書いた。メーカー純正の三脚座がないので、Canonの200ミリレンズ用のを流用した。
さて、CanonのRF100ミリマクロレンズにはメーカー純正三脚座がある。調べてみるとこの三脚座ではレンズがスムーズに回転できないようだし、脚部がアルカタイプクイックリリース仕様ではない。しかも結構な値段がする。そこで他社メーカーのものを購入して使っている。価格は純正の半値以下と格安。
Haoge LMR-RF100 というもので、アルカタイプクイックリリースであり、サイズもちょうどいい按配。レンズの回転はクリックも無いしスムーズとはいかないが、特にそこは気にしない。造りはしっかりしていて小さめで軽いため使い易い。

 
posted by やまかます at 21:41| チョウ

2026年03月31日

付き添い、始まる

三股町

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      OM-3 ED 12-45mm F4.0 PRO GODOX iT30pro

雨上がりの自宅フィールドをいつものように歩く。
昨夜は雷雨が激しく、そして今朝になってもまだ風が強く吹いていた。定点カメラに近寄ったところで、ベニシジミの交尾カップルが目に入った。すぐ傍には花茎が立ち上がったスイバがある。
画面左がメスで、右のオスは翅がだいぶ擦れている。羽化してまもないメスを、オスはめざとく見つけたのだろう。メスの蛹殻を探してみたが、見つかったのはアルファルファタコゾウムシの繭だった。

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      EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX iT32

クヌギの芽生えは木によって個体差がかなりあって、すでに花や若葉で梢が黄色く染まって見えるものから、ようやくほころびかけたばかりのものまで様々だ。
庭の中央にあるクヌギの芽吹きはまだだが、ここに産み付けられてあったクリオオアブラムシの越冬卵は知らぬ間に孵化し終えていた。孵化幼虫の数はあの夥しい卵の数よりはるかに少ない。冬の間に潰れたり、カビが生えたり、鳥に捕食されたりしたためだ。
活動を始めているクロオオアリが、アブラムシ達に寄り添っていた。アリのアブラムシに接する仕草には、労りや優しさすら感じ取れる。

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      EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

こちらのクヌギも冬芽はまだ閉じていてわずかに膨らんだ程度。
枝を舐めるように目で辿ると、すぐにシャクトリムシが見つかった。ハミスジエダシャクだろうか。越冬時に比べて明らかに大きくなっている。幼虫は芽吹く前の硬い冬芽でも齧って飢えを凌ぐ。そして若葉繁るまで着実に成長していく。
posted by やまかます at 19:35| チョウ

2026年03月29日

ツバメシジミの卵

三股町

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       EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

うちの庭のサクラもかなり開花が進んだ。
近所の公民館のサクラでは咲いた先から花が地面に多数落ちていたが、ニュウナイスズメのしわざである。前にも書いたけれど、この地区にいるスズメは花蜜を吸わない。吸っているのはもっぱらニュウナイスズメの群れだ。

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ツバメシジミ♀       EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

ツバメシジミのメスが地面低くを舞っていた。レンゲの花から花へと移動を繰り返していた。

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ツバメシジミ産卵       OM-1 ED 60mm F2.8 Macro 

花から吸蜜するも、産卵行動が頻繁に見られた。

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レンゲ花蕾にツバメシジミの卵       OM-1 ED 60mm F2.8 Macro 

卵は蕾の根本近くに産み付けられる。多くは蕾と蕾の隙間に隠れて外からは見えづらい。

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       OM-5 Mark2 ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 (深度合成20枚)

産み落とされたばかりの卵を、できるだけ速やかに室内スタジオで拡大撮影してみた。

〜〜〜 機材のお話し 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

倍率が高い撮影(あるいは長時間待機撮影)では、カメラと大型モニターをHDMIケーブルで繋いで大画面を見ながら作業を行なっている。

先日、はじめて気付いたのが、、、、、
カメラにHDMIケーブルを介して外部機器を接続すると、メニュー「コンピュテーショナル」にある「深度合成」や「フォーカスブラケット」など、いくつかの機能が使えない。この制限が掛かることは取説には載っていないが、グレーになって無効表示になったメニュー内には「HDMI接続のため」という注意書きが表示される。OM-5 Mark2とOM-1で制限が掛かるので、おそらくどのOMカメラでも同じ仕様のようだ。なぜ使えないのか理由はわからないが、できれば使えるように改善できないものだろうか。
posted by やまかます at 17:41| チョウ

2026年03月26日

イチモンジチョウ蛹と春のチョウ

三股町

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イチモンジチョウ蛹      EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

昨夕、蛹化したイチモンジチョウの蛹は、しっかりと色付いていた。

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アゲハ♀      EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM RF1.4×

うちのサクラはまだ数えるほどしか開花していないが、アゲハ♀が吸蜜していた。
尾状突起が2本とも欠けていることからも、羽化してからだいぶ日にちを経ているようだ。

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ツマキチョウ♀      EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM RF1.4×

最初はモンシロチョウと見間違えたほど、大柄のツマキチョウ♀が目の前に現れた。
ツマキチョウは例年ならとっくに出ているところだが、今春はこのメスが初お目見え。アブラナで少しだけ吸蜜したあとは、庭をあちこちフラフラして、カラスノエンドウで吸蜜していた。ここに至ってようやく撮影できた。

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コチャバネセセリ       EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

アセビの花に着地して忙しく飛び立って行ったのは、コチャバネセセリ。

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トラフシジミ       EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

同じくアセビには、トラフシジミが2頭来ていた。いづれも、オスだった。

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トラフシジミ       EOS-R8 RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

トラフシジミの後翅にある目玉模様を撮ってみた。お目目、パッチリ。
posted by やまかます at 18:03| チョウ

2026年03月25日

雨の中の蛹化

三股町

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昨夜来の雨に打たれて、水滴をまとったイチモンジチョウの前蛹。
冷たい北風もあってかなり肌寒い。こんな条件下でも蛹化するだろうか、と朝から様子を見ていた。

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午後4時57分、胸部背面の皮が裂けて蛹化(脱皮)が始まった。
始まる30分ほど前から兆候はあったので、雨の中こまめに庭に出て監視を続けていた。

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皮を脱ぎ終えると忙しくお尻をくねらせて、糸玉に尾端を繋ぎ止めることに努める。
午後5時の時報が鳴り響く中、ちょうど脱皮殻が落っこちた。

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        OM-1 ED 60mm F2.8 Macro
尾端がしっかり固定されるまでしばらくクネクネが続くが、やがて納得したのかじっと大人しくなった。
気温が低く雨も小粒とはいえ降り続けるなかでの蛹化。明日に持ち越すかな、と案じていたけれど明るいうちに蛹化を無事に終えた。
posted by やまかます at 19:33| チョウ

2026年03月21日

トラフシジミ春型

三股町

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トラフシジミ      EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

庭のアブラナにトラフシジミが来ていた。
プックリ膨らんだ腹部からして、メスかと思う。
本種の幼虫を初めて見たのはケンポナシの花上だったが(愛媛県久万高原町)、それっきり出会えていない。メスなら採卵して飼育できる、と思ったが撮影を終えたところで姿を見失ってしまった。
春型はほぼ毎春、飛来するけれど、夏型はまだ一度もうちの敷地内では見たことがない。

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テングチョウ      EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

テングチョウがうちのアブラナに来たのは今季2回目だが、翅はかなり傷んでいた。
テングチョウは一年を通して、我が家での目撃頻度は極めて低い。けれど、庭のエノキで幼虫や蛹が見つかったことが2回ほどある。

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ムラサキツバメ      OM-1 ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

このあとムラサキツバメはツバキの花に潜り込んだものの足場が確保できず(滑ってしまい)、吸蜜には至らず。花の開きもまだ浅く、蜜線が奥に閉ざされてもいたようだ。
それにしても花を物色して飛び回る時間が長かった。虫喰いの害を受けていない花もけっこうあるのだけど、意外と神経質のようだ。

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ツマグロヒョウモン      EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 

林の中でフワリと飛び出して、そのまま日光浴していた、ツマグロヒョウモンのオス。
どうやら今春、羽化したばかりの新成虫のようで、傷一つない。
posted by やまかます at 20:59| チョウ

2026年02月22日

4月並みの暖かさ、と雷雨

三股町

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      EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

クヌギの芽吹きはまだまだ先だが、今日の気温は20度まで上がった。
ウラナミシジミ、ベニシジミ、キタキチョウ、モンキチョウ、タテハモドキ、ルリタテハ、、、など、活発に飛び交うチョウの姿が多い。

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      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT

地面に降りては吸水していたムラサキツバメ。
写真では翅を開けているが、これはストロボのプリ発光に反応したため。開翅してくれたので、メスと分かった。

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ヒメウズ
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ヒメウズの花          EOS-R5 MarkII RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

ヒメウズの花が咲き始めていた。うっかりすると、見落としてしまいそうなほど弱々しい花姿。
地面に腹這いになって撮影。

午後3時過ぎてからは天気が急変し、雷を伴って雨になった。
posted by やまかます at 17:32| チョウ

2026年01月17日

霧の朝つづく

三股町

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      OM-1 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II

SF映画『遊星からの物体X』のオープニング映像のような朝。
今日も昨日に増して、濃い霧の朝で気温もグンと上がった。

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      OM-3 ED 12-45mm F4.0 PRO

鼻孔から吸い込んだ霧の香りを感じながら、家の周辺を歩いてみた。

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ジョロウグモ♀
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コガネグモ幼体      OM-3  ED 60mm F2.8 Macro

霧滴がついたおかげで、コガネグモ幼体の網巣も見つけやすい。庭でも次々と見つかった。
ジョロウグモは、数年前から年越しするようになった。

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     OM-3 ED 12-45mm F4.0 PRO 

シロダモで越冬中のウラギンシジミも、霧滴をびっしり纏っていた。

posted by やまかます at 19:49| チョウ

2026年01月04日

越冬イシガケチョウ

三股町

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        EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前7時33分、昨日より1時間ほど遅く、霧島山よりだいぶ南寄りに沈んでいく月。

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        EOS-R8 SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE

イシガケチョウが潜んでいるかも、と捲ったハナミョウガ1枚目の葉裏にほんとにいて、びっくり。
葉裏には雨雫ではねた泥が付着しているが、これはイシガケチョウが潜り込む前のことだろうか。後ろ翅は半分ほど欠損している。

越冬中のイシガケチョウを見つけたのは今回で6回目。
過去18年間で6回とは少ないが、ほとんど積極的に探していないからだとも言える。その6回のうち、場所がハナミョウガの葉裏だったのは3回と半分を占めている。
もし、越冬イシガケチョウを探すとしたら、ハナミョウガをターゲットにしてみるのも方策の一つだろう。

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        EOS-R8 SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE

イシガケチョウが越冬していたハナミョウガは、自宅林の観察路脇の斜面に生えている(赤色矢印先)。

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        EOS-R8 SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE

谷津田の農道を向かい風の中歩いてみれば、トノサマバッタのハヤニエが高い場所にこれ見よがしに立っていた。
数は減ったけれど、今日もトノサマバッタが足元から飛び立った。

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        EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

こちらも高い場所に、トノサマバッタのハヤニエ。
posted by やまかます at 17:24| チョウ

2025年12月29日

今日から現場復帰

鹿児島県 鹿児島市

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桜島、朝を迎える      E-P7  ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

手術をしてちょうど1週間の今日が、退院日となった。当初、退院は大晦日と告げられていたので、フィールド歩きは正月明け頃になるかと覚悟していたのだが、二日も前倒しで退院できて幸いだった。

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ムラサキツバメ♀      E-P7  ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ

昼前頃には気温が上がって風もなく、病院の駐車場でムラサキツバメとイソヒヨドリのお見送りがあった。
イソヒヨドリ♀は駐車場を囲むガードレール上に、ムラサキツバメはイスノキの生垣で日光浴をしていた。
来年には検査などでまた病院に最低2回は行かねばならないけれど、その時は鹿児島のフィールド巡りをスケジュールに組もうと考えている。

宮崎県 三股町

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       EOS-R8 RF16mm F2.8 STM

自宅林では、林床の落ち葉が増えて、すっかり冬景色になっていた。

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       EOS-R8 RF100-400mm F5.6-8 IS USM

モズのお気に入りの止まり場だったアカメガシワは、葉を全部落としてスッキリ。ヤマイモの枯れ蔓と果実が目立っていた。

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       EOS-R8 RF16mm F2.8 STM

ウラギンシジミお二人組はまだ残っていた。そのシロダモの枝先は風に煽られ、ウラギンシジミはブランコで遊んでいるかのように、ゆったんこ、ゆったんこ、と奥に手前にと大きく揺れていた。そんなで、よく落ち着いていられるなあ、と不思議に感じる。
同じ木のムラサキツバメ集団もまだ健在。

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       EOS-R8  RF16mm F2.8 STM iT32

庭のクリオオアブラムシ集団は、窪みから溢れていた。卵が増えたこともあって新たな産み場所を求めてメスは分散せざるを得なくなったようだ。
posted by やまかます at 20:04| チョウ

2025年12月20日

見落としていた!蛹

都城市

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 E-M1 MarkV ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350 (撮影:2020年12月4日

上写真は5年前に撮影したもので、過去記事『蛹の居場所』に載せている。

先日、アーカイブを読み返していた時に、ハッと気付いた。「アレ! もう一頭、緑色の蛹がいたよ」

記事では黒色に変色したアオスジアゲハ2蛹のことを書いていたけれど、改めて見直すと画面下の方に緑色蛹が写り込んでいた(黄色矢印先)のである。葉っぱに溶け込んだような緑色蛹を現場で見落とし、さらに自宅に戻って画像チェックしてもなお気付かなかったのは迂闊だった。黒くなった死蛹が3体もあってそれに目が奪われていたせいだろうか。
となると、さらに別の緑色蛹を葉陰に見落としてた可能性もあるが、越冬蛹が食樹の葉裏で蛹化する例は稀ではある。
また、越冬蛹が食樹で蛹化した場合は、寄生などで死んでいることが多い、という観察報告を読んだこともあり、5年前の観察はまさにその通りだった、とも言える。

そう言えば、高校生の時に、実家近くの小さな神社境内で、クスノキひこばえの葉裏で5頭の越冬蛹を見つけたことを思い出した。アオスジアゲハ蛹を屋外では初めて見つけたので嬉しかったのだが、蛹はどれも濃緑色で透明感に欠け、素人目にも不健康そうで大丈夫だろうか、と不安になった。その不安は的中し、春になって5頭の蛹からは寄生バエが出てきたのであった。

三股町

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       EOS-R5 MarkII SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE GODOX iT32

シロダモで越冬中のウラギンシジミ2頭。
外歩きでの防寒コートも必要ないほど今日の気温は上がったのだけど、ウラギンシジミもムラサキツバメも動いていなかった。
posted by やまかます at 20:44| チョウ

2025年12月19日

ブロッコリーと青虫

三股町

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     OM-1 ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

家庭菜園に植えてあるブロッコリーで、モンシロチョウが産卵を繰り返していた。
いったい何個、産んだのだろう。

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     OM-1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  接写リング25×2 GODOX iT30pro

さっそく葉っぱを捲って産みたての卵を探してみた。
卵の数は数えていないけど、ブロッコリーは食用なので卵のうちに間引きすることにした。

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      OM-1 MarkU ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX iT30pro

葉裏には小さな食痕が月面クレーターのように並んでい、その傍らには脱皮間近の1齢幼虫が佇んでいた。
庭で野生化しているアブラナでは、スジグロシロチョウの終齢幼虫が育っている。

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     OM-1 MarkU LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH. GODOX iT30pro
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    OM-1 MarkU ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX iT30pro

クヌギのクリオオアブラムシ卵生メス集団には、オスがやってきて交尾をしていた。
posted by やまかます at 20:22| チョウ

2025年12月13日

ムラサキシジミとゴシキエビ

日南市 南郷町 ( 撮影:12月12日 )

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     EOS-R8 RF100-400mm F5.6-8 IS USM

海岸林の入り口で、冷たい風に煽られながら日光浴をしていたムラサキシジミ♀。
同じ場所でヒメアカネも1頭舞っていたが、活動する昆虫の姿は稀。海側からの風がとにかく吹き止まないので、体感気温はけっこう低い。

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     EOS-R5 MarkII RF24-105mm F4-7.1 IS STM

海辺で貝殻など漂流物を探していたら、ゴシキエビと思われる頭胸甲が見つかった。
長い触角も片方だけ残っていた。作り物か!?と一瞬思ったほど、鮮やかな色紋様だ。

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     EOS-R5 MarkII RF24-105mm F4-7.1 IS STM

もう一体拾ったので並べてみると、かなり色味が違っていた。

帰宅してみると長い触角が折れていたので、ボンドで修繕して、ファンヒーターの前で乾燥させた。
10分ほどしてから、鮮やかだった体色が全体に桃色へと変色していた。茹でたら赤くなるけどまさにそれ。ボンドが乾くのを気長に待つべきだった、と後悔したが、拾った時の体色はどのくらいまで維持できるのだろうか。
もう一体(画面右)は変色していないのでいづれわかるときが来るだろう。

posted by やまかます at 19:29| チョウ

2025年12月12日

ウラギンシジミ、ふたたび

三股町

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      EOS-R5 MarkII SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE

昨日見つけたウラギンシジミを撮り直した。

昨日の写真はカメラを高めに差し上げてから見下ろす角度で撮影したのだけど、背景の倒木のライン上に重なって奥行き感が弱い。撮った現場ではそれほど感じていなかったのだけど、PCモニター画面で見直すとやはりダメだった。
まあ失敗作は失敗作として残しておくことにした。

posted by やまかます at 20:45| チョウ

2025年12月06日

ササの葉に溶け込む

三股町

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    OM-1  ED 60mm F2.8 Macro GODOX iT30

ネザサの葉裏で頭を下にして休んでいた、クロヒカゲの3齢幼虫。
ついさっきまで食事をしていたようだ。食べ痕がまだ新しい。

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    OM-1  ED 60mm F2.8 Macro GODOX iT30

昨日、イチイガシの葉裏で見つけたヒメバチの一種。今日になっても同じ場所に留まっていた。

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    OM-1  ED 60mm F2.8 Macro GODOX iT30

ツツジの葉陰に潜んでいたのは、ミナミトゲヘリカメムシ。

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    OM-1  ED 60mm F2.8 Macro GODOX iT30

まだクヌギにいるナカキシャチホコ幼虫。先月初め頃からずっと居座っている。
2頭のうち1頭は数日前に姿を消したが、土中の蛹室に篭ったのだろうか。
posted by やまかます at 19:21| チョウ

2025年10月31日

ゴイシシジミ備忘録 (撮影:10月29〜30日)

三股町

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      OM-5 Mark2 LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH. GODOX TT350

ススキの葉っぱにびっしりついたカンシャワタムシのコロニー。

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     OM-1 MarkU ED 50-200mm F2.8 IS PRO

アブラムシに誘われてやって来た、ゴイシシジミ♀。

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アブラムシの甘露を吸いつつ、産卵も頻繁に行っていた。

posted by やまかます at 19:31| チョウ

2025年10月28日

果汁とチョウ

三股町

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     OM-1 MarkU ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14 GODOX TT350

アケビの果汁にはいろんな昆虫がやって来る。
今日のところはキタテハが多かった。

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     OM-1 MarkU ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14 GODOX TT350

ハラビロカマキリは果汁に集まる昆虫を狙って辛抱強く待ち続けていた。
やっとクロヒカゲが目の前に飛来したけれど、残念ながら捕獲には失敗。それでもなお待ち伏せをずっと続けていた。

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     OM-1 MarkU ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14 GODOX TT350

カキノキの果汁にもキタテハ。

開翅のタイミングを計って撮影してみた。なかなかシンクロしないので時間が掛かったけれど、手持ちで待機できた。
青空抜きの写真はほぼ真上向きなので、三脚を使う場合は私の身長ほどの高さが必要。しかし車が時々行き交う車道上なのでそもそも三脚を立てることはNG。そんなことで三脚の出番は少ないが、あらためて数えてみたら大〜小併せて13脚ある。加えて一脚が3本。
三脚のうちカメラを載せる本来の用途で使うものと、照明や被写体の支持などに使うものとで半々くらいだろうか。

posted by やまかます at 18:24| チョウ

2025年10月27日

3点セットプラス

三股町

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      OM-5 Mark2  ED 60mm F2.8 Macro  GODOX TT350

三日前にアカメガシワで見つけたリンゴドクガ幼虫。
今朝になって再び見に行くと、糸束で拵えた窪みの中で繭作りの準備に入っていた

※ 繭作りではなく、脱皮前の休眠であった。以前にも勘違いしたことがあるが、脱皮時に糸束を張ることがある。

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     EOS-R5 MarkII EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM GODOX iT30

イヌビワには、イシガケチョウの幼虫。

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     EOS-R5 MarkII EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM GODOX iT30

一昨日蛹化したイシガケチョウの蛹。
腰を曲げればさらに枯葉そっくり。

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     OM-1 MarkU  ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

林縁を飛翔していたイシガケチョウのメス。

posted by やまかます at 19:26| チョウ

2025年10月26日

写真展『野鳥のレストラン』ギャラリートーク

木城町 木城えほんの郷

9月から開催中の写真展『野鳥のレストラン』会場で、ギャラリートークを行った。
お話しは共著者の森下英美子さんにお願いして、私は撮影秘話などを所々で語るという形式で1時間半ほど。

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     OM-1 MarkU  ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

えほんの郷の水辺に群れ咲いていたサクラタデに、キタキチョウが来ていた。

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     OM-1 MarkU  ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

羽化したばかりと思える綺麗なサツマシジミのオス。

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     OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

写真左から、森下英美子さん、私、河野宏和さん伊藤知紗さん

河野さん、伊藤さんのお二人は、宮崎の昆虫観察を兼ねて会場までも同行いただいだ。

ようやく青空が広がった刈田では、ナツアカネ、アキアカネの産卵が数多く見られた。ギャラリートークが始まるまでの午前中、ここで撮影を行った。
昨日までの雨もあってヤマビルが多く、4名のうち私と河野さんの2名だけが吸血に遭った。
私は左手中指の付け根を吸血され途中で剥がれたせいで出血が長く続いた。
河野さんの吸血部位は右足脹脛で、こちらはまん丸になるまで飽血していたので出血はわずかで済んだようだ。虫除けスプレーを足元に振りかけていたが防除効果には及ばず。濃度の濃い塩水を染み込ませたバンドを巻くのが効果あるようだ。
posted by やまかます at 22:08| チョウ

2025年10月25日

枯葉蛹

日南市

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     OM-5 Mark2 ED 8mm F1.8 Fisheye PRO GODOX iT30 (撮影:10月23日)

まだ、アブラゼミがいた。
もちろん生きている。体には傷一つないメスだった。気温は19℃前後、風が吹くと肌寒い。この日は雨が降ってきて早々と退散。


三股町

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     OM-5 Mark2  ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 (撮影:10月24日)

前日イヌビワで見つけた前蛹が蛹になっていた、イシガケチョウ。
羽化日は来月初め頃になるだろうか。

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     OM-5 Mark2  60mm F2.8 Macro GODOX iT30 (撮影:10月23日)

イヌビワの隣にあったクリの梢には、ツマジロシャチホコの幼虫がいた。
葉っぱに見事に溶け込んでいる。同行者の河野宏和さんが見つけてくれた。

posted by やまかます at 07:09| チョウ

2025年10月19日

霧の朝

三股町

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     OM-1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14 (撮影:10月18日)

このところ、ウラナミシジミがをよく見かける。とくにナンテンハギの花では雌雄ともに多い。
メスは花蕾に産卵している。

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     OM-1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

九州に来て最初のころ、ジョロウグモの多さに驚いたことを憶えている。
写真ではわかりにくいが、ジョロウグモが多いなかチュウガタシロカネグモの網巣もかなりの数が混じっていることには後になって気付いた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今朝も元気に囀っていた、モズのメス。
posted by やまかます at 17:40| チョウ

2025年10月10日

神社のソテツとクロマダラソテツシジミふたたび

三股町

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Flash Q20U

クロマダラソテツシジミ幼虫の食害を受けている、ソテツの若葉。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Flash Q20U

幼虫にはたくさんのアリが来ている。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

幼虫のお尻に近い背面で、蜜腺を舐めるアリ(写真画面の右側がお尻)。
蜜腺より少し後ろからは、伸縮突起が出ている。この突起からは何かが分泌されるようで、驚いたようにアリが反応することもある。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Flash Q20U

先日はまだ若葉の形を留めていたのが、幼虫たちの暴食によって今日には崩れてボロボロになっていた。
餌不足に陥った幼虫は共食いもするようだ。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U

クロマダラソテツシジミの熟齢幼虫(4齢)。赤茶色と若緑色の2タイプが見られる。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Flash Q20U

幼虫が多数いる割に、蛹がなかなか見つからない。あちこち捲ったり覗き込んだりして探した挙句、1頭だけが目立つ場所で見つかった。
posted by やまかます at 18:08| チョウ

2025年10月08日

秋の花と

三股町

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ワレモコウ      OM-1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO

法面から垂れ落ちそうになっていたワレモコウ。
先週、ここの農道の草刈りがされて、路面だけでなく根本の法面まで綺麗に刈られたためだろう。

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イチモンジチョウ      OM-1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO

法面に野生化しているチャの花で産卵の合間に吸蜜していた、イチモンジチョウ。
このところ、スイカズラで産卵するイチモンジチョウは多い。

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イシガケチョウ     OM-1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO

イシガケチョウの成虫もあちこちで見かける。今日はランタナで吸蜜していた。

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ヒメクロホウジャク    OM-1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO

同じランタナには、ヒメクロホウジャクの姿もあった。
posted by やまかます at 20:17| チョウ

2025年10月04日

ヤマハッカ白花と昆虫

三股町

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

ルリシジミのメスがヤマハッカの花から花へと忙しく舞っていた。
狭い範囲に3頭のメスがいて、時折、オスが飛来すると追い掛け合いが始まる。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

ルリシジミのメスは吸蜜ではなく、どの個体も花の付け根に産卵していた。
本種の幼虫がヤマハッカで成長できるのか、確認しておきたい。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

ハラボソツリアブの一種は、ゆったりと舞いながら花に来るが、よくよく眼をこらしてないと見失ってしまう。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

コンボウヤセバチの一種。前胸側板が伸びて細長い首に見えるのと、長い産卵管のため、一種異様な姿。
本種はカリバチやハナバチなどに寄生するようだ。      (写真はすべて、10月2日に撮影)
posted by やまかます at 19:43| チョウ

2025年10月02日

The Common Map

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX iT30

午後1時過ぎ、イシガケチョウが羽化していることに気付いた。
昨日、羽化兆候を確認していたが、朝晩の気温が下がるようになったせいで、昼過ぎての遅い羽化となったようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX iT30

見つけたタイミングがギリギリで間に合った。すっかり翅は伸びていて、いつでも飛び立てる状態だった。
撮影しているうちに、プイッと飛び立って行った。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8 IS PRO MC-14

畔の草むらでナンテンハギの開花が始まっていた。この場所では他の草に埋もれていて、株数も少なくまばらに生えている。別の場所ではナンテンハギの群落があって、そちらはまだ花蕾も小さく開花は1週間以上先になるだろうと思えた。
その群落は知り合いの方の土地の法面にあるので、草刈りをしばらく控えるようお願いしてある。
ナンテンハギの自生地は意外と稀のようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX iT30

この秋に初めて見つけた「ハヤニエ」は、エンマコオロギのメスだった。
立てたばかりのようでまだ生々しい。
    
posted by やまかます at 20:14| チョウ

2025年09月23日

目玉模様

三股町

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      EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

タテハモドキの秋型を見たあと50mほど先には、夏型(写真)がいた。
今の時期は夏と秋の両型が混じっている。

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      EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

庭でアゲハの求愛飛翔が長いこと続いていた。
画面奥がオス。

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      OM-5 Mark2 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8+MC-14 魚露目8号 GODOX iT30

駐車場の奥のアジサイに、ミスジビロードスズメ幼虫がいた。
葉っぱの上に水っぽい糞がたくさん貯まっていたおかげで幼虫の発見に繋がった。
以前、本の仕事で、目玉模様を持ったイモムシの候補としてミスジビロードスズメ幼虫の写真を使うつもりでいた。
編集作業を進めているうちに、成虫の写真がないことに気付いて慌てて別の種に差し替えた。成虫写真を撮ったつもりでいたのは飼育したことがあるからで、その時は蛹から寄生バエが出てしまった。成虫が羽化しなかったことをうっかり失念していたのである。
今回はなんとか成虫の写真を撮りたいのだが、幼虫は一頭なので無事に羽化することを祈るようにして見守りたい。

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      E-P7 M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO

今朝一番に路上で拾い集めた、栗。
だいたいこのくらいの数が毎日の収穫。このあと、午後には2コ追加できた。
茹で栗にして少し食べたけれど、冷蔵庫の中にはストックがどんどん肥えていく。
posted by やまかます at 18:25| チョウ

2025年09月08日

今どきの蛹

三股町

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    OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX iM30

人の背丈ほどのエノキが風で煽られていた。そのお陰で葉裏に隠れていた白い抜け殻が遠目にもはっきり見えた。
しかも、抜け殻は2個あった。

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    OM-5 Mark2 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX iM30

2個抜け殻があるなら、まだ羽化前の蛹が見つかってもいいはず。
葉っぱを捲るのも面倒で、手触りで探ってみると3枚目の葉裏に手応えがあった。白い粉をまぶしたようなゴマダラチョウの蛹が一つ。
今年はやたらとゴマダラチョウが多い、とは前にも書いたが、庭や近所でほとんど毎日のように滑空する成虫の姿を見る。

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    EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT

オガタマノキの葉裏で見つかる、ミカドアゲハの蛹。
今年はこちらも発生数が多いようで、幼虫や蛹が次々と見つかった。

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    EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT

こちらは飼育下で成長した蛹たち。
ミカドアゲハは5〜6月に第一化が羽化して、その次の世代は蛹のまま休眠に入る。ごく僅かに8〜9月に羽化するものもいるが遭遇頻度は低い。
写真の蛹たちはおそらくこのまま羽化することなく、秋冬と長い休眠を続けて来春になって羽化するのだろう。
posted by やまかます at 18:00| チョウ

2025年08月27日

卵の寄生バチ

三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350+MF-12

庭のユズの葉にナガサキアゲハが産卵していたのは先週のこと。
孵化の様子を撮影するため数個回収しておいた。上写真の右はアゲハの卵で、左のナガサキアゲハ卵とでは大きさの違いが一目でわかる。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350+MF-12

回収したナガサキアゲハ卵のうち2個は灰色に汚れたようになり、やがて中から寄生バチが出てきた。
脱出口を穿ち始めてから最初の1頭が脱出するまでに、3時間ほど掛かった。
一個の卵から出てきたハチの数は5頭だった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 GODOX TT350+MF-12

5頭が出た穴は一箇所のみ。中の様子はよくわからず、穴を穿つ作業を皆が交替で行ったものか、それとも単独なのか?

〜〜〜〜 鳥の撮影  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夕方から、えびの市に出掛けた。出かけるときはちょうど雨雲が掛かってどんより曇り空。

昨年の夏(7月末)に高速道路を走るバスの車窓から、チラッと見えたのが鳥のねぐら。
北九州市で用事を済ませ、博多から九州新幹線に乗車。新八代駅で高速バスに乗り換え、都城市までの帰路だった。

ほんの一瞬の出来事だったけれど、そのときの印象が強く残っていた。同じ時期に日暮前から見ておきたいとずっと思っていて、ようやく今日になってその場所に出向いてみた。以前、下見で2回訪れていて場所の確認はできていた。
午後6時20分、降っていた雨が止んでギリギリになって陽射しが出てくれた。
赤く染まり始めた上空にダイサギが次々と飛来してきた。ねぐら入りは午後7時過ぎまで散発的に続いた。

posted by やまかます at 21:38| チョウ

2025年07月27日

クレオメとチョウ

三股町

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      EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM

朝からずっと雨。ときおり青空と陽射しも出るので、虹が何度も掛かった。

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キアゲハ      EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

庭の花壇のクレオメには、アゲハ類が入れ替わりでやって来た。

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ミヤマカラスアゲハ♀      EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

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アゲハ      EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM
posted by やまかます at 16:35| チョウ

2025年07月12日

アゲハのねぐら

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前6時、道路沿いの法面でねぐらについているアゲハを見に行ってみた。
道路から間近な位置にいたアゲハは、私の姿に反応してすぐ飛び立ってしまった。その数、3頭。
ちょっと出遅れたかと思いつつも、法面を行ったり来たりしてじっくり眺めていくと、道路から比較的距離がある法面上部では次々と見つかった。

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                    EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

周囲の藪に溶け込んでいて、しっかり観察しないと見落としてしまう。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

2頭並びもいた。一頭は翅を広げてウォーミングアップを始めた。

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       EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

こちらは3頭のミニ集団。翅を広げているのはメスだ。

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      EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

閉じていた翅をゆっくり広げ、またゆっくり閉じたり、とこの運動が始まると、そろそろ活動開始の兆候と見ていい。
距離が離れていると落ち着いているが、先にも書いたように人影にはとても敏感でウォーミングアップもすっ飛ばして、一気に飛び立ってしまう。やはり、ねぐらの様子を観察するには時刻が遅過ぎたようだ。

ここに載せた8頭以外に、飛び去ったものを合わせると10数頭いたことになる。ねぐらが集中していたのは、わずか10mほどの間隔の法面で、法面の上の方には竹藪が庇のように繁っている。
posted by やまかます at 17:16| チョウ

2025年07月10日

虹の朝

三股町

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      EOS-R5 MarkII RF14-35mm F4 L IS USM

雨は断続的だが時に激しく、ほぼ終日降り続けた。気温も25℃前後と低い。
朝食中、虹が出ていたので思わずカメラを持って縁側に出てみた。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

雨の中、オニユリにはひっきりなしにアゲハ類が訪れていた。滅多に飛来しないオナガアゲハも来ていた。メスのようだ。うちの林にはコクサギが植っていて結構大きく成長している。オナガアゲハが産卵してくれることを期待したい。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ナガサキアゲハ♂(画面上奥)とミヤマカラスアゲハ♂が同時に訪花する場面もあった。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午後3時頃、部屋にいてキリギリスの鳴き声が聞こえてきた。湿気が入るので窓は全部閉め切っている。

「あれ!?おかしいなあ、やけに近い場所で鳴いているよ」

聞き耳を立てて、居間から廊下を覗いてみると、2メートルほど先に音の主がいた。キリギリスのオスは一体どこから紛れ込んだのだろう。無機質な屋内でも恋歌を奏でるとは。なんだか申し訳ない気もして、玄関の扉を開けて退出願った。
posted by やまかます at 17:26| チョウ

2025年07月09日

夏の花とチョウ

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF14-35mm F4 L IS USM GODOX TT350

庭先のオニユリが、今朝になって開花した。
カラスアゲハがさっそく来ていたが、翅がボロボロだった。

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     EOS-R5 MarkII RF14-35mm F4 L IS USM GODOX TT350

ランタナで吸蜜していた、カラスアゲハのメス。翅にはオニユリの花粉がついているのがわかる。このメスもオニユリに来ていたようだ。

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     OM-1 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8+MC-14 魚露目8号 GODOX iM30

玄関に置いてある鉢植えのキキョウでは、クロセセリが長い口吻を使って吸蜜していた。
近寄ってもまったく動じない。

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     OM-1 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8+MC-14 魚露目8号 GODOX iM30

ミニトマトのクロメンガタスズメ幼虫は、葉っぱをモリモリ食べ続けている。
よく見ると、もう一頭デッカいのがいた。そちらもウコン色の幼虫。

夕方、午後6時過ぎ、家の前の道路沿いを歩いてみると、アゲハが数頭、ねぐらを求めて集まっていた。
4、5、6頭、、、なかなか落ち着かず舞い続けるので、正確な頭数がわからない。
ここの道沿いではよくアゲハがねぐら入りするのだけど、これほど多くの数が集まるのは初めてだ。
もう50年ほども昔になるけど、松山市の実家の近くで、アゲハの集団ねぐらを見たことがある。南向きの林縁に10頭前後のアゲハがおとなしく群れていた光景は感動的だった。ただ当時はカメラを持っていなかったので、簡単なスケッチをしただけだった。今夏はもしかしたら、何十年ぶりかで集団ねぐらが見れるだろうか。
posted by やまかます at 20:25| チョウ

2025年07月07日

パセリ育ちのキアゲハ

三股町

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        EOS-R5 MarkII RF16mm F2.8 STM GODOX TT350 (撮影:6月29日)

台所の勝手口から出て、キアゲハの蛹に気づいたのは先月末のこと。
プランターに植えたパセリで幼虫が育ったようだが、迂闊にもその幼虫にはずっと気付いてなかった。勝手口からは毎日出入りして、しかも調理でパセリを使っていながら。


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キアゲハ♂       EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EXVーRT ST-E10

今朝、7時40分ころにはすでに羽化したあとだった。
カメラをセットしておきながら気を抜いて他の仕事をしていたのが悔やまれた。

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      EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM GODOX TT350

近寄ると翅をサッと広げて威嚇する。

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       EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM GODOX TT350

勝手口前の外壁では、アカタテハがしきりと口吻を伸ばしていた。外壁の表面に何があるのだろう?
posted by やまかます at 18:07| チョウ

2025年06月29日

朝の光景

三股町
  

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ゴマダラチョウ       OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

朝食中、出窓の外に目をやると、大きなエノキの梢をゴマダラチョウが3、4頭、舞っている。
エノキの枝葉を舐めるように忙しげに舞うのは伴侶を探すオスだろう。関東地方では、このゴマダラチョウが普通に舞う光景が見られなくなったと聞いたのは12年前のことだったが、今はどうなっているのだろう?
写真はガラス越しに撮影したので鮮明さに欠けるため若干補正している。

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オニヤンマ♀       OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

窓辺に寄って来たり、庭をなん度も往復したりしていたオニヤンマが、エノキ大木に吸い込まれるように姿を消した。
「高い枝に止まっている」と嫁さんが指さす先をたどって、地上高6メートルくらいの枝にぶら下がっている姿を見つけることができた。逆光気味でしかも薄暗い陰になっているので、肉眼ではシルエットがかろうじてわかる程度。ファインダー越しに、大顎のリズミカルな動きから食事中のメスと分かった。写真は明る目に補正している。
そういえば昨年の6月には、目線の高さで食事中と思われるメスを撮影していた

我が家では、毎朝、食事をとりながら窓辺自然観察を楽しめる。夏場は日差しがダイレクトに入るので東側の窓はカーテンを閉じているけれど、南側の一番広い窓から林と庭をテーブルについたまま眺めることができる。冬場だと家の中で一番暖かい暖房要らずの空間となるので、野鳥観察をゆったりと楽しめる。

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      EOS-R5 MarkII EF-S60mm F2.8 マクロ USM GODOX TT350

近所のボタンクサギの花には、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、そして、写真のモンキアゲハが吸蜜に訪れていた。中でもモンキアゲハの数が一番多い。

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庭のナツフジの蕾が膨らみ始めていた。ウラギンシジミのメスが2、3頭、毎日のようにチラチラと舞っている。
高い位置にあった蕾を引き下ろして顔に近づけてみれば、白い卵や孵化済みの卵殻がすぐに見つかった。
さっそく撮影してみると、孵化して間もない1齢幼虫が2頭、まだ固く閉じた蕾に頭を突っ込んでいた。お尻の一対の突起が現れるのは2齢になってからだ。

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      EOS-R5 MarkII EF-S60mm F2.8 マクロ USM  ( 撮影:6月28日 午後7時19分 )

霧島連山の新燃岳の噴火活動は盛んなようで、風になびいて鹿児島県方面へと噴煙が続いていた。
posted by やまかます at 17:17| チョウ

2025年06月17日

ササ喰い

三股町

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       EOS-R5 MarkII ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 Godox DE300

目の前でクヌギの実生に産卵するムラサキシジミがいた。新鮮なうちにと撮影してみた。

レンズはマクロ20ミリ、絞りをf5.6。13枚を手動でフォーカスブラケット撮影して、フォトショップで深度合成した。OMの90ミリマクロレンズでもカメラ内深度合成(15枚)をしてみたが、結果としては20mmマクロで撮影した方が深度があり、卵の微細構造もよくわかる写真となった。

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     EOS-R5 MarkII EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM GODOX TT350

この時期、クロヒカゲの幼虫がよく見つかる。食痕が三つ四つあれば一つには幼虫がいる(大雑把に言えば)。
今日見つけた終齢幼虫はちょうど食事の最中だった。葉表から顔だけが見えていた。

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     EOS-R5 MarkII EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM GODOX TT350

風で揺れる葉っぱを手で押さえたら、その振動で食事を中断してしまった。

クロヒカゲ幼虫を撮影していると、頭上から「ジュブッ!ジュブッ!」と断続的に音がする。
鳥のぐぜり鳴きかな?と振り返ってみたら、そうではなく、樹液が吹き出す音だった。
樹液はアカメガシワの太い幹から出ていて、そこは真っ白な泡で覆われていた。フツフツと泡が盛り上がっては弾けている。当然ながら、スズメバチが2、3頭、飛び回っていた。他にも多数の虫が集まっているに違いない。

先日、ハシブトガラスが体当たりするかと思う勢いで樹液に突進し、足蹴りを放ったのを見た。その時は樹液の位置は死角になって、凄まじく発酵しているとは気付かなかった。カラスの突撃は結局、獲物を得ることもなく憂さ晴らし?に終わったようだ。
posted by やまかます at 20:13| チョウ

2025年06月16日

三色さなぎ

三股町

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自宅林      OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

久しぶりに朝から青空が拝め日差しも強かったが、風が強く吹き荒れていた。
しかも、あっという間に曇天となりスコールのような激しい雨が断続的に降る。明日はしっかりと晴れ間が出る、という天気情報を信じて、今日は屋外観察はそこそこに留めて室内作業に注力した。

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イシガケチョウ      OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

昼食後の休憩中、居間の窓ガラスにピタリと張り付いたイシガケチョウ。

口吻を伸ばしてガラス表面についている何かを吸っている。嫁さんに見ておいてもらって、カメラを取りに走った。いつもなら居間にも一台は置いてあるのだが、あいにく仕事部屋のデスクにあった。
「まだいる!?まだ、大丈夫!?」と何度も聞きなおしながら走って戻る。3カットシャッターを切ったところで飛び去ったので、ギリギリセーフだった。
まあ大騒ぎするほどの写真でもないけれど、他のチョウならいざ知らずイシガケチョウのガラス越しは我が家では初めてのはず。
もっとも先月、石垣島・バンナ公園の昆虫館建物でも撮影はしていた。その時は建物の外から撮影した。つまりイシガケチョウは室内に紛れ込んでしまってガラス越しに外を恨めしそうに見ている、という図だった。


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ミカドアゲハ蛹      EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Godox DE300

ミカドアゲハ蛹の体色3パターンを並べてみた。

左端は、屋外のオガタマノキ葉裏で蛹化。
真ん中は飼育下に置いてオガタマノキ葉裏で蛹化。
右端は、飼育下で飼育網の天井(プラ皿)で蛹化。

どの色の蛹になるにしても、前蛹の準備に入る前の徘徊期の終齢幼虫は明るい蛍光色となる。体内の排泄物を出し切ったこともあるのだろうけど、それ以外の理由もあるような気がする。とにかく、その歩き回る幼虫の蛍光色がとても目立つのである。
で、屋外産は蛹化後もその蛍光色を留めた明るい体色であるところが興味深い。
真ん中の青味を帯びた蛹色は、褐色型と緑色型の中間型とも言えるだろうか。

posted by やまかます at 20:34| チョウ

2025年06月13日

ミカドアゲハ・褐色型蛹

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

ライトトラップに飛来したセダカシャチホコが、アシダカグモのメスに捕食されていた。
体は大きいアシダカグモだが、室内外を自由に行き来して暮らしている。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Flash Q20U

町内のオガタマノキを見に行ってみた。そろそろ蛹も見つかるはずと探し始めてすぐに見つかった。1頭だけだったけど。
お決まり通り、尾端を葉柄上に定め蛹の頭は葉先に向いていた。
ミカドアゲハの蛹化場所は食樹の葉裏のことが多い。時に食樹から数メートル離れた人工物などに移動することもあるが、私はまだ一例しか見ていない。

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     OM-3 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO Flash Q20U

一方、飼育していた幼虫が飼育網の天井で蛹化した。
飼育網の天井は植木鉢受け皿の中央をくり抜いたもので、白いプラ製。ただし、日焼けして薄茶色に変色している。
蛹化した時間帯も影響しているのかもしれないが褐色型となった。

posted by やまかます at 19:50| チョウ

2025年06月09日

飛び出てます

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

オニユリの頂部に花芽ができた。窓から見える場所に移植した6株のうち、3株はコウモリガ幼虫が穿孔して倒れてしまった。残る3株には開花して欲しいが、さてどうなるだろう。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX TT350

4齢(上)と5齢(下)が並んで休んでいた、ミカドアゲハ幼虫。
若齢時には濃いチョコレート色だったのが、4齢になると黄土色になった。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× GODOX TT350

5齢(終齢)幼虫の目玉模様は、出目金とまでは言えないまでも隆起している。
この目玉模様は4齢以下のステージではトゲに過ぎない(下写真の矢印先)。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX TT350

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM GODOX TT350

食べては休み、食べては脱糞、蛹になる日までもう少しだ。
posted by やまかます at 21:02| チョウ

2025年06月02日

さなぎの運命とは

三股町

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EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

庭のユズで育っていたアゲハ幼虫が、先日、姿を消した。蛹化場所を求めて食樹を離れたのだろうと思い、近辺を探ってみたものの見つけることができなかった。蛹化場所の探索は早々と諦めていたのだけど、一昨日、偶然にも前蛹を見つけることができた。

場所は、ユズから4メートルほど離れた草むらの中のヨモギだった。
こんな場所では到底、探し出せなかった。しかし、偶然というものは時としてあるものだ。

実は、前蛹の少し上方には、荒い網を張った中央にコガネグモのオスが陣取っていて、1週間も前から時々観ていたのである。一昨日もこのコガネグモのオスを覗き込もうとしゃがんだところ、目の前に前蛹が飛び込んできた、というわけである。コガネグモのオスは大概は地味な色合いをしていて、メスの虎模様とは大違い。ところがこのオスの腹部紋様はメスに似ていて黄色と黒色のツートンカラー。最初はメスの幼体かと勘違いしたほどで、オスの体色にもいろんなタイプがあることを知った。オスの紋様の多様さを確認することは今後の課題となった。

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EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

前蛹は発見した翌朝早くに蛹化を終えていた。脱皮殻はすでに脱落して体型も整っていた。
そこでさらにしっかり色付いた姿を撮影しようと、夕方近くになって草むらを覗き込んでみたところ、その瞬間、ヤブキリ幼虫が目の前から飛び出てきた。
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ヤブキリ幼虫のお腹はパンパンに膨れていて、そして、アゲハの蛹はもう断片しか残っていなかった。
まさかの成り行きに驚いたけれど仕方が無い。こんなこともあるのだ。

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EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

ヤブキリ幼虫は私の接近に驚いてアゲハ蛹から離れたのち、満足したのかそのまま他へと去って行った。
そしてその後、しばらくしてから、クロオオアリが集っていた。
posted by やまかます at 22:20| チョウ