2026年09月18日

海辺の街のコガネグモ

愛媛県 西予市 明浜町

明浜町には、一昨日の午後から今朝まで滞在していた。

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         コマツナギ

宇和海を見下ろせる野福峠は、ほとんど車も通らない寂れた場所になっている。車から降りると、桃色の花をつけたコマツナギが路肩に並んで生えていた。人気の全く絶えた峠には、朽ち果てたベンチがポツンとあって、立て看板の解説文は掠れていた。
高校生の頃、実家の庭先にコマツナギの小さな株を植えたことがあり、それが腰の高さまで成長して大きな株になった。控えめな花も好きだったし、コミスジが産卵に訪れることも嬉しかった。

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イソヒヨドリ

人家の屋根では、イソヒヨドリが賑やかに囀っていた。写真の個体はオスの若鳥。
狭い範囲しか歩いていないこともあり、今回の滞在中、成鳥のオスを見ることはできなかった。

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タコクラゲ

親戚の一家は、宇和海で真珠の養殖を営んでいる。もう30年ほども昔になるが、真珠の玉入れ作業の様子など、撮影させてもらったことがある。事前に撮影の許可を得て、撮影当日に作業小屋に着いてみると、おばちゃん達がいつもと違う他所行きの姿で作業していて、びっくりした。お化粧も幾分か濃い。仕事ではなく、興味本位の撮影だったこともあり、まあいいか、記念写真になれば、と和かに撮影したことを思い出した。その当時のおばちゃまは、すでに他界していない。
後を継いだ息子さんと、海面を漂うたくさんのタコクラゲを見ながら、「昔に比べて海も変わったよ」という話を聞いた。

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コガネグモ♀

イソヒヨドリを探して、海辺の家並みの隙間みたいな小径を歩いていると、軒下に網を張ったコガネグモがいた。
まだ新鮮な体をしており、かくれ帯もきちんと4つある。

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コガネグモ卵のうとメス

さらに別のお宅の窓辺では、5個の卵のうが並び、近くにメスもいた。おそらく、この卵のうは全て、写真に写っているメスが産んだものだろう。一箇所にこれだけの数をまとめて産んだ例はこれまで一度も見た事がない。
南九州ではもうシーズンを過ぎてメスの姿は稀になっているし、卵のうの多くも出のうを終えたものが多い。地域差だろうか。

明浜町の今朝は小雨が降っていたが、すぐに止んで明るい曇り空となった。しかし、八幡浜から九州の臼杵に渡り、宮崎に向けて南下し始めると雨脚が次第に強まり、宮崎市内に近づくと土砂降りになり、宮崎西IC〜清武ICの間は通行止めとなっていた。途中で一般道に迂回し、そのための渋滞もあって、通常よりか1時間遅れて帰宅した。


 〜〜〜〜〜〜〜〜 使用機材 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 α7�X  FE 100-400mm F5.6-8 OSS  (コマツナギ)

     FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS (コガネグモ、イソヒヨドリ、タコクラゲ)

     SIGMA 28–70mm F2.8 DG DN (コガネグモ卵のうとメス)
posted by やまかます at 21:40| しわざ