
ずいぶんと久しぶりに見る、ミツギリゾウムシ。
場所はうちの庭で、忙しく歩いていた。 体は綺麗だけど、触角の片方がとれていた。
・使用機材: OM-1 ED 60mm F2.8 Macro Flash Q20U
〜〜〜〜 講演のお知らせ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7月26日(日)、山梨県北杜市の「オオムラサキセンター」で講演を行います。
当館で開催中の『ヘルマン・ヘッセ展』に併せての講演で、日時・場所など詳しくはこちらを参照して下さい↓
https://oomurasaki.net/eventdetail?id=106&date=2026-07-26
かなり昔の話になるけれど、ほぼ40年前、オオムラサキの動画制作で日野春や長坂に何度か通ったことがあります。
今と違って、当時は16ミリフィルムカメラで撮影していました。編集して出来上がったフィルム映像からテレシネでビデオに変換するのです。完成作品はビデオ動画の5分ものでした。
フィルムカメラはドイツのアリフレックス。頑丈で信頼できるカメラでしたが、標準装填できるフィルムは100フィートですから、これで撮影できる時間はわずか2分45秒です。しかも当然ながら上書きはできないので一発勝負、無駄なカットをやたらと回す訳にはいきません。100フィート回し切ったら、フィルム交換するには暗室で行うかロケ地ではダークバックにカメラを入れて行います。撮影中には細かく露出を測定することも欠かせません。とにかく一つ一つの作業に、手間ひまが掛かります。撮影が終わったら都内の現像所にフィルムを持ち込み、現像が上がるまでは狙い通りの映像が撮れているかはわかりません。祈るような気持ちで上りを待ちます。
ロケ撮影で山場の一つは、オオムラサキが樹液に来ているシーンでした。あらかじめ、私が単独で下見をして樹液レストランのポイントを見つけておきました。天候条件の良い日を選び、カメラマンと二人で現地に乗り込みます。狙い通りさまざまな昆虫が群れている樹液に、オオムラサキのオスが来てくれました。今のデジタルカメラと違ってフィルムの感度は低いので、真昼間でも日陰になる樹液場所では光量不足になります。そこでライトを点灯します。100VACタイプのライトのため、発電機を回して点灯しました。発電機はうるさいし振動も出るので、5メートルほど離れた場所におきます。録音は一切しませんけど、なんとも大掛かりです。樹液シーンは一回のトライで無事に撮影できましたが、飛翔シーンの撮影では苦労しました。
ここぞというポイントで待機してオスが滑空するところを狙いますが、なかなかチャンスが訪れません。やっと目の前に現れても、今度はカメラで捉えるタイミングが合いません。さすがに飛翔シーン撮影では初日に成果なく、出直しとなりました。で、今度こそはと張り切って現場に到着し、三脚にカメラを据えたところで、「アレ!バッテリーケーブルが無いよ」とカメラマンの一言で、愕然となりました。アリフレックスは電動駆動です。バッテリーがあっても繋ぐケーブルがないとどうしようもありません。たまたま通りかかった食堂で韓国ラーメンを食べただけで、再び中央高速にのって都内へと引き上げた日もありました。
「ああ〜、経費が無駄に、、、、」制作経費の管理も私の仕事でした。