
隣の栗林では、クリの蕾が目立って来た。開花はもう間近のようだ。コガネムシもちらほら姿を見せるようになり、そうなるといよいよ梅雨入りも近いと思えてくる。

近所の耕作放棄池ではあちこちでクワの木がお化けのようにでっかく成長し、果実も色づき始めた。
かつては抜根政策まで施行されて、たくさんあった桑畑が徹底的に排除された時期があった。養蚕業が衰退して「お蚕さま」が社会から見捨てられたのと同時に、桑畑も無用の長物となったわけだ。
2013年に岩崎書店から『うまれたよ!カイコ』、2015年にポプラ社から『ぜんぶわかる!カイコ』、とカイコの写真絵本の仕事に携わったのだけど、10数年前のこの当時は、飼育に必要なクワの葉を調達するのに随分と苦労した。
クワの木を見つけるのもやっとで、しかも葉っぱが大きく沢山つけている木はごく限られた場所にしかなかったので、車で転々と移動する必要があった。それが今では嘘のように思えるほど、近所の畑ではクワの木で溢れている。これからもますます、クワの繁栄は続きそうだ。

ガマズミの花は最盛期で、ここに集まる昆虫の数も多い。


落ち着きなく花上を舞っていたのは、ジュウシチホシハナムグリのオス。
去年にも書いたけれど、黄色い二つの紋が大きい方がオスの特徴なのかもしれない。