9月から11月16日までの2ヶ月間開催していた写真展の撤収作業のため、「木城えほんの郷」に赴いた。

『木城えほんの郷』へと向かう途中、小丸川沿いの路肩に車を停めた。
林内にコバノガマズミの赤い果実を見つけて撮影していると、谷底からヤマセミの囀りが聴こえてきた。


ヤマセミの声を手繰って谷底を覗き歩いていると、オシドリの群れが羽を休めていた。
樹間の隙間から川面がわずかに見えるだけ。警戒される距離内ではあったが気付かれることなく観察できた。

延長棒の先に手鏡。これはウスタビガ繭の上部を観察するための道具。

ウスタビガ繭がすでに羽化済みである場合、繭上部の縁に体毛が残っている。あまり日数を経ると体毛は落ちてしまうけれど、1〜2週間程度なら残っているはずだ。写真の繭は羽化前の繭と分かる。
もっとも繭を手に持って蛹の重みを調べることができれば一番確実ではある。
この延長棒手鏡はモズの巣の中を見る目的で拵えたもの。
松山の実家の庭木に営巣したモズの巣内を観察したり撮影したのは30年も昔のことだ。
〜〜〜〜 家蜂の家 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


竹筒を納める「家蜂の家」を拵えてみた。
竹筒はメダケを使っている。メダケはうちの林や周辺の荒地にふんだんにある。切り出して適度な長さに切り詰めるという地道な作業を4、5年に一回程度行なっている。竹筒は数年は使えるけれど、中には割れたりカビたりするものも出てくるので更新して差し替えている。
今回は、「木城えほんの郷」敷地内に「家蜂の家」を設置することにした。まだ青い竹筒も来年の春までにはすっかり乾燥して、家蜂たちにとって快適な住居(ゆりかご)になるだろう。