
霧が濃い朝だった。
霧が薄れてきた頃、谷津田に降りてみるとクスノキとアカメヤナギが朝陽を浴びていた。いつものことだがこの季節には必ず眺めておきたい風景の一つ。
アカメヤナギが生えている場所はもともと畑で、数年前から耕作放棄されている。
奥のクスノキ大木が立っている場所から手前はもともと杉林で、ここは数年前にその杉が伐採された。地主さんの希望でクスノキだけは残したそうだ。杉に取り囲まれてクスノキの樹形は歪な形をしていたが、少しづつ修復しつつあるだろうか。


今秋はリンゴドクガ幼虫によく出会う。
今朝も風景を撮影していたら、目の前のノブドウの蔓を登っていた。
蔓をゆすってみたら、あっさりと地面に落っこちてしまった。落ち葉の上で体を丸めてしばらく擬死の姿勢が続いた。
毛束がクッションになって落下の衝撃を少しは和らげてくれるだろうか。

フルサイズEOSカメラでもOMカメラと同じ仕事をこなせるか、という点で気になっていた高速連写撮影。
OM-1 M2の120コマ/秒に対して、EOS-R5 MarkIIの連写性能は30コマ/秒。スペック上の数値を見れば性能差は一目瞭然だが、実際に撮影して実用レベルかどうか確かめたい。野鳥撮影では成果を出せているが、もっと動きの速い昆虫ではどうだろう。
トノサマバッタのジャンプ撮影で試してみたのが、今日の写真。
写し込めるコマ数はOM-1M2に比べて少なく、ベストショットの選択肢が狭まるとは言え、それなりに使えるという感触を得た。
ちなみに、シャッター速度は野鳥撮影では1/3200~1/4000だが、バッタのジャンプでは1/6400~1/8000としている。

ジャンプしたあと、後ろ脚を畳んでの飛翔スタイルとなったトノサマバッタのオス。
というか、これまで後ろ脚を縮めた姿をまだ撮影したことが無く今日が初めて。
AFは固定のワンショットを選択。被写体を追従するサーボモードでは、地面がよほど単調でない限り、カメラはトノサマバッタの姿を認識できない。被写体を探し求めてフォーカスがあちこち移動するので全く使えない。もっともトノサマバッタのジャンプでは画角を広めにとるので、画面に比して被写体が小さくなるので余計に追従が難しいのだろう。
カメラEOS-R5 MarkIIとレンズRF100-400mm を合わせた総重量は1400gと、このクラスの焦点域としてはかなり軽い。フルサイズカメラでありながらカメラ保持するのも負担が少なくて済むので、ジャンプまでの待機時間が長い場合には助かる。ただし、EOS-R5 MarkIIのグリップのホールディングについては少し浅めで、OM-1 M2の方が深くより安定感がある。

このところ毎晩のように賑やかに鳴いているタイワンクツワムシだが、昼日中、仕事部屋のすぐ外でじっと休んでいた。