
台所の窓に張り付いていた、ヒサゴクサキリのメス。
本来、夜行性なので昼間はおとなしい。

和名の「ヒサゴ(瓢)」は、頭胸部背面にある長細い瓢箪型紋様から来ている。
私が高校生の頃、父親が趣味でヒョウタン栽培に凝ったことがあり、実った果実をバケツに張った水につけおきしているのをよく目にしていた。何日か水に沈めておくと、果実の中身が溶け出すようだった。
しっかり乾燥させると、非常に軽い瓢箪水筒が出来上がる。果実にはいろんな形があって、ほぼ球体に近いものもあった。
形の整った見るからに「瓢箪」は少なかったが、そのうちの一個だけが遺品として今も手元に残っている。

ほとんど動き回ることなくじっとおとなしいので助かるが、触角が長いので全身を撮影する際はちょっと苦労する。
触角の向きに注文を付けたくなるが、ここをいじるとやはり嫌がって動いてしまう。
ヒサゴクサキリは、「虫のしわざ」であるササ・タケ類の葉っぱにできるミシン線の「しわざのヌシ」でもあり、私が「虫のしわざ」テーマに嵌ったきっかけの虫と言える。それもあってヒサゴクサキリへの思い入れは強い。

ツノトンボ卵塊は、今日の昼前頃には孵化していた。
朝はずっと雨が降ったり止んだりで蒸し暑かったが、陽射しが出たのは昼前になって。
気温は高めだが日陰だと風があって涼しい。ここしばらくエアコンは稼働していない。
ほぼ一日中、ゴロゴロと雷鳴が聞こえてくる。