
昨日、ベニヒガサというキノコを食べていた幼虫を、今日また見に行ってみた。
坂道を息を切らしながら急足でベニヒガサ目指して一直線。祈るような気持ちで歩み寄ると、同じ場所で頭を下にした幼虫がいて、ホッとした。オ〜!いた、いた。
しかしキノコは崖に生えているため、幼虫の背中側からしか撮影できない(上写真)。
ひとまずは飼育してみることにして、ケースを下にあてがいながら慎重にキノコごと摘みとった。が、しかし、回収できたと手応えはあったものの、ケース内に幼虫の姿が無い!どうやらキノコに触れた瞬間、幼虫自ら跳ねてしまったようだ。しつこく地面や崖の途中を探し回ったが、ついに幼虫の姿を発見できなかった。
昨日の写真を見る限り、やはりルーパー型のイモムシで、シャクガ科であることは間違いない。幼虫の写真だけで種名を調べることができるだろうか?なんとも、残念な結果になってしまった。

ならば、他にベニヒガサが無いだろうかと崖を見ていくと、すぐ近くに昨日は見落としていたベニヒガサがあった。
しかも、老眼の私でも一眼でそこにイモムシがくっ付いているのが分かった。若齢のようだが、先の失態を挽回できた、と一瞬喜んだのも束の間、、、よく見ると、明らかにセミルーパー型のイモムシだ。シャクガ科では無い。

ムラサキアツバの若齢幼虫に似ているが、どうも紋様が違うようでもある。これはこれでまた正体不明の幼虫が登場した。
盛大にキノコを食している幼虫が3頭いたので、1頭だけ回収して飼育することにした。

立ち枯れ朽木に生えて、盛んに胞子を放出していたサルノコシカケ科のキノコは、ホウロクタケのようだ。
一番低い位置に生えているキノコだけは何とか観察できた。何種類かのキノコムシが来ていたが、撮影を始めると一斉に早足で散ってしまった。

何とかポートレートを撮影できたのは、ミヤマオビオオキノコムシ(上写真)ともう一種の不明種(下写真2枚)だけだった。

