昨夜はずっと激しい雷雨が続き、おまけに携帯の緊急警報アラームが何度も鳴り、安眠できなかった。
あんまりうるさいので携帯の電源を切った。

庭のクヌギ樹液の発酵臭は、部屋の中にまで漂ってくるほど濃厚で強烈。しかしその樹液レストランの入りは悪く、このところずっと閑散としている。いったい、昆虫たちはどこへ行ったのだろう?と思いたくもなる。
カナブンよ!どこにいるのだ。
先月にはシロテンハナムグリが多数群れていたこともあったけど、その後は小さなカブトムシのお一人様、ヨツボシケシキスイのお一人様、、、といった塩梅で寂しい限り。常連客はハヤシクロヤマアリがそれも2、3頭いるくらいだ。
ひとしきり降った雨が止んだころ、ふと居間の窓からクヌギを眺めてみた。するとまるで見計らったように、クロコノマチョウがふらりとやって来た。思わず外に出てみた。
距離を置いてファインダー越しに覗いてみると、傷ひとつない綺麗な姿。先客のナメクジに脚を掛けているのがご愛嬌。夜の訪問が多いナメクジ。昼間からとは意外に感じた。
ちなみに、サクラ(ソメイヨシノ)の樹液に昆虫はほとんど来ないけれど、ナメクジが数頭群れていた光景(夜間)が目に焼き付いている。東京都東村山市に住んでいた頃だから、35年も昔のことだ。

クロコノマチョウを上からじっと見つめていたのは、ハラビロカマキリ。
ハラビロカマキリは羽化してまだ日が浅いようだ。見た目に体が柔らかそう。
クロコノマチョウを目指してジリジリ間合いを詰めていくだろうと思いきや、いつまでもその気配がない。不動のクロコノマチョウが獲物として見えてないのだろうか?
石の如く固まったハラビロカマキリに焦れて、一旦部屋に戻った。

コーヒーを啜りながら窓辺に座っていると、しばらくしてアブラゼミの悲痛な鳴き声が聞こえてきた。
今年はやたらアブラゼミが多く、朝から樹液クヌギの梢に飛来してくる姿を何度も目にしていた。再び外に出てみると、アブラゼミを抱え込んだのは、先ほどのハラビロカマキリだった。