先日、14日の午前中、庭の空中でコガネグモが獲物を捕らえていた。

「アレ!?コガネグモは円網を垂直に張るはず」
これまで見てきた数多くのコガネグモの円網は全て垂直に張られていたし、図鑑の解説にもそう書かれている。

今日、改めてコガネグモを見てみると、このメスは以前、玄関前のイロハカエデとイスノキの梢の間に長いこと陣取っていたメスだと分かった。なぜかと言えば、このメスは右の触肢が欠けているという特徴があったので同個体と断定できるのである。
つまり、通常通り垂直に円網を張っていた時期が長かった後、そこから数メートル移動してからは水平に切り替えたのである。ただし、網は水平であってもコガネグモ自体は網の中央に垂直にぶら下がっている。
網の足場には光ケーブルと屋根の樋を使っていて、その足場を利用する場合、水平に張った方が安定するように思われた。
コガネグモは網を張る空間の条件に合わせて、垂直あるいは水平にと臨機応変に対応できるようだ。

イヌビワの梢に絡んだノブドウの花には朝から多くのチョウが訪れていたが、しばらく眺めているうちに、なんとツマベニチョウ♂の大柄な姿が視界に飛び込んで来て驚いた。大きいだけでなく、飛び方もダイナミックで素早い。花には目もくれず、あっという間に屋根を超えて杉林の方へと消えていった。慌てて外に駆け出てみたが、小さくなっていく姿がチラリと一瞬見えて終わった。
証拠写真すら残せなかったのは残念! うちの庭にツマベニチョウが飛来したのは今日が初めてのことだ。

ツマベニチョウを見失って部屋に戻ってみると、花壇にアサギマダラが来ているのが見えた。