
久しぶりに朝から青空が拝め日差しも強かったが、風が強く吹き荒れていた。
しかも、あっという間に曇天となりスコールのような激しい雨が断続的に降る。明日はしっかりと晴れ間が出る、という天気情報を信じて、今日は屋外観察はそこそこに留めて室内作業に注力した。

昼食後の休憩中、居間の窓ガラスにピタリと張り付いたイシガケチョウ。
口吻を伸ばしてガラス表面についている何かを吸っている。嫁さんに見ておいてもらって、カメラを取りに走った。いつもなら居間にも一台は置いてあるのだが、あいにく仕事部屋のデスクにあった。
「まだいる!?まだ、大丈夫!?」と何度も聞きなおしながら走って戻る。3カットシャッターを切ったところで飛び去ったので、ギリギリセーフだった。
まあ大騒ぎするほどの写真でもないけれど、他のチョウならいざ知らずイシガケチョウのガラス越しは我が家では初めてのはず。
もっとも先月、石垣島・バンナ公園の昆虫館建物でも撮影はしていた。その時は建物の外から撮影した。つまりイシガケチョウは室内に紛れ込んでしまってガラス越しに外を恨めしそうに見ている、という図だった。

ミカドアゲハ蛹の体色3パターンを並べてみた。
左端は、屋外のオガタマノキ葉裏で蛹化。
真ん中は飼育下に置いてオガタマノキ葉裏で蛹化。
右端は、飼育下で飼育網の天井(プラ皿)で蛹化。
どの色の蛹になるにしても、前蛹の準備に入る前の徘徊期の終齢幼虫は明るい蛍光色となる。体内の排泄物を出し切ったこともあるのだろうけど、それ以外の理由もあるような気がする。とにかく、その歩き回る幼虫の蛍光色がとても目立つのである。
で、屋外産は蛹化後もその蛍光色を留めた明るい体色であるところが興味深い。
真ん中の青味を帯びた蛹色は、褐色型と緑色型の中間型とも言えるだろうか。