2025年06月10日

葉っぱのエキスとは

三股町

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

いろいろな虫がクヌギの葉を食べるためかじったり、巣やゆりかご作りのため切ったりする。
その結果、クヌギの葉にはボコボコの穴や真っ直ぐな切断線が、虫の「しわざ」としてたくさんできる。

で、その穴や切断面で、アリ類、特にクロオオアリが盛んに舐めとる行動はよく見かけていた(上写真)。
たぶん、そこには何らかの汁=エキスのようなものが滲み出ているのだろうと思っていた。

ところで、今日は雨が止んでいる寸暇、庭のクヌギでアリ以外の昆虫も同じような行動をとることが観察できた。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

まずは、クチブトカメムシ。
ヒメクロオトシブミがゆりかご作りで切断したと思われる、その真っ直ぐな切断面に、見ている目の前で、おもむろに口吻をあてがい始めたのである。杖をつくようにツンツンとしばらく続けていた。明らかに何かを吸っているようだった。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

次に、ハエ類の一種も丹念に舐めていた。葉っぱを手に取っても止めようとしない。夢中〜、のようだ。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

さらに、センダンヒメハマキがこれもよく見ると、しきりと口吻を突き当てて吸っている。センダンヒメハマキは2頭いて、いづれにも同じ行動が見られた。時折りアリがそばに来てもお構いなしに吸い続けていた。やはり、夢中〜、のようだ。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

最後に、オドリハマキモドキ。葉上をクルクル踊るように歩いていたが、かじり痕に来るとピタリと動きを止めて、これまた口吻を突き当て始めた、これをなん度も繰り返す。やっぱり、夢中〜、のようだった。

オドリハマキモドキについては、その幼虫期の暮らしぶりが興味深く、拙著『虫のしわざ探偵団』(少年写真新聞社:2018年)に掲載している。
「四国」型をした白い繭は小さいけれど、その特徴的な繭を見た事があるという人は少なからずいることだろう。幼虫は巧妙な隠れ家に潜んでいて普段は姿を見る事ができない。時に多数発生して、白い繭が次々と見つかることもある。
オドリハマキモドキの成虫は、スズムシなど鳴く虫のオスが前翅を帆掛船の帆のように立てている姿にも似ていて、多くの人の注目を惹く。が、成虫の採餌行動についての情報はこれまで聞いたことも見たこともない。
posted by やまかます at 21:27| 樹木