朝から仕事部屋のスタジオとにわかづくりの出窓スタジオで同時に撮影を始めた。
いづれも虫の動くタイミング待ちが必要で、適度に張り付いている必要があった。
出窓スタジオとは出窓のスペースを使うだけのことだが、条件として日差しが欲しいので助かる。窓辺と仕事部屋はそれぞれ家屋の南北両端にあるので、状況を確認しては慌ただしく長い廊下を往復することになった。
そうこうしているうち、窓の外にジョウビタキのオスの姿が目に入った。
家庭菜園を中心に地面に舞い降りてはしきりと採餌している。窓辺に寄ってかなり近くまで距離を詰めても警戒することがない。さっそく、窓辺にもカメラを据えて撮影を開始。出窓棚、窓辺、仕事部屋、と3箇所にカメラがそれぞれ三脚に乗せてあり、虫や鳥の動きを見ながら、あっちにこっちにと忙しく立ち回った。

嘴を大きくあけて種子の吐き出しを行った。吐き出す前は少し難儀そうにするから、この動作は見逃すことがない。

地面で何度も捕らえていた獲物は何だろう?小さい昆虫のようだったが正体がわからず。確かめたいのは山々だが、室内の撮影待機から目を離せない。
出窓スタジオでは、撮影意図に沿って照明をストロボ光とLED定常光とに切り替えた。そのためただでさえ狭いスペースが足の踏み場もないくらい煩雑になったが、途中でストロボのシステムを組み直して、少しスッキリと整理できた。
虫の撮影待ちは午後5時で打ち切ったが、お目当ての撮影の3分の2は完了できた。