
ジョロウグモの巣網が最盛期を思わせるほど増えた。暑いと言ってもズラッと並んだ大きな円網を見ていると、秋なんだとあらためて感じる。

朝一番、ツマグロヒョウモンのメスが網に掛かっていた。運が悪かったか。
しかし、ジョロウグモのメスはこの大きな獲物に少々、手をこまねいているように見えた。
少し距離を置いて、オスがじっと様子を窺っている。

クモはしかし、邪魔な翅を切り落とすという手順は取らず、じわじわと翅を折り畳み全体を糸で包んだ。
丸めた獲物の胴体にかぶりつき、食事を始めた途端、オスがここぞとばかり降りてきた。