日差しは少なめだが、湿度がやたら高く、とても秋に向かっている気配を感じることができない。肌がジリジリ焼けるような日差しも時にあり、外を出歩く気になれない、そんな一日だった。
それでも、道路向こうにあるクリの木は、ポトリと気まぐれのようにイガイガを落としている。路面に転がり落ちたイガイガはそのままだと車のタイヤに轢かれてしまうので、掃除しているつもりで、栗拾いをする。多くて3〜4個、大抵は1個程度だが、毎朝の日課なので次第に数が増えて、そろそろ栗ご飯が炊けるほどの量になってきた。

玄関を出たすぐ目の前で、オスが求愛飛翔をしていた。メスが止まっているのは先月買い求めたばかりのクチナシ。クチナシの白い花とその香りが好きなこともあるが、もちろんオオスカシバ誘致のためもある。クチナシをどんどん増やして生垣にしたい。
アゲハのメスは、目の前を弾むように舞うオスをじっと見つめていたが、そのうち飛び立ちオスを尻目に高く舞い上がって行った。

庭の真ん中にあるクヌギの梢で休んでいたのは、キタテハ。
午後4時半、まだねぐら入りには早い。と、急に翅をゆっくり開閉し始め、スワッと飛び立った。


エノコログサの花穂で吸汁していた、ホソハリカメムシとクモヘリカメムシ。いづれもまだ幼虫。
花穂に溶け込んだような小さな姿は気付きにくいが、しゃがんで、近づいて、そんな姿勢が習慣になると、そこらじゅうにカメムシの幼虫が佇んでいることがわかる。