
三股町の山間を東に進み、新矢立トンネルを潜り抜けると、日南市である。
台風一過、これまで通ってきたフィールドの様子が気になっていた。
アブラギリの葉っぱはボロボロになって、果実はほとんど落ちてしまいわずかに1個を見つけただけ。例年なら繁殖しているはずのオオキンカメムシは一頭もいなかった。
狭い林道では落石や落ち枝が夥しく、車でスイスイというわけにはいかない。特に一人だと奥へと進むのは無理だろう。

徒歩でしばらく林道を歩いていると、スミナガシが後ろから飛んできて、ヤマグワの梢に止まった。橋の下だったので、欄干からカメラを差し出して、ノーファインダーで撮影。比較的綺麗な姿をしていた。

ハルニレの樹液に来ていたスミナガシはかなりボロボロだが、カナブンと並んで樹液を吸い続けていた。

同じ並びのハルニレ樹液には、ミヤマクワガタ、カブトムシ、ヒメスズメバチ、クロコノマチョウ、そしてここにもスミナガシと、多くの顔ぶれで賑わっていた。スミナガシだけは私が近づくとすぐに飛び去ってしまった。

矮小個体ではあるけれど、ミヤマクワガタを見るのは久しぶりだ。